JPH0651615B2 - 多相ゲル状毛髪処理剤組成物 - Google Patents

多相ゲル状毛髪処理剤組成物

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JPH0651615B2
JPH0651615B2 JP5669185A JP5669185A JPH0651615B2 JP H0651615 B2 JPH0651615 B2 JP H0651615B2 JP 5669185 A JP5669185 A JP 5669185A JP 5669185 A JP5669185 A JP 5669185A JP H0651615 B2 JPH0651615 B2 JP H0651615B2
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fatty acid
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明男 前川
哲也 杉原
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サンスタ−株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、多相ゲル状毛髪処理剤組成物、さらに詳しく
は、透明または半透明ゲル状毛髪処理剤と、不透明ゲル
状毛髪処理剤とからなる多相ゲル状毛髪処理組成物に関
する。
発明の背景 従来のヘアーリンス剤、ヘアートリートメント剤などの
毛髪処理剤には、外観上「透明タイプ」の処理剤と、乳
濁状の「不透明タイプ」の処理剤とがある。パーマネン
ト液により傷んだ髪や乾燥した油分の少ない毛髪を毛髪
処理剤を用いて処理する場合には、毛髪に適当な油分を
付与するため、毛髪処理剤中に適量の油分を混入するこ
とが望ましい。ところが、前記「透明タイプ」の処理剤
は油分を添加することにより不透明または曇った外観を
有するものとなり、視覚上の魅力が減退してしまう。
本発明者らは、かかる欠点を改良し、透明または半透明
の毛髪処理剤組成物の視覚的魅力と油分配合による利点
とを結合させるべく、鋭意研究した結果、特定成分を含
有する透明または半透明ゲル状(以下単に「透明ゲル
状」という場合もある)毛髪処理剤と、これとは異なる
特定成分を含有する不透明ゲル状毛髪処理剤とからなる
多相の毛髪処理剤により、商業上好ましい優れた視覚性
とともに良好な毛髪処理性能が得られることを見出し本
発明を完成した。
発明の概要 すなわち、本発明は、下記の成分(a)および(b)からなる
透明ゲル相と、下記の成分(a)、(b)および(c)からなる
不透明ゲル相とが、視覚上互いに区分された相を形成す
る多相ゲル状毛髪処理剤組成物を提供するものである。
(a)一般式[I]: [式中、R1およびR2は各々、炭素数8〜22のアルキル
基または炭素数8〜22のヒドロキシアルキル基;R3およ
びR4は、各々、炭素数1〜3のアルキル基または炭素
数1〜3のヒドロキシアルキル基;Xはハロゲン原子を意
味する] で表される第四級アンモニウム塩の1種または2種以
上、 (b)下記の(i)〜(vii)に示す化合物からなる群より選ば
れた1種または2種以上の化合物[II] (i)ソルビタン1モル当たり、1〜4モルの直鎖または
分枝鎖を有する炭素数10〜26の脂肪酸を付加したソルビ
タンの脂肪酸エステルに、1モル当たり、1〜30モルの
エチレンオキシドを付加した化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタントリ
オレートなどが挙げられる。
(ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有す
る炭素数10〜26の脂肪酸1〜3モルを付加したグリセラ
イドに、1モル当たり、2〜30モルのエチレンオキシド
を付加した化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレング
リセリルモノオレート、ポリオキシエチレングリセリル
モノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリル
ジオレート、ポリオキシエチレングリセリルトリイソス
テアレートなどが挙げられる。
(iii)重合度2〜15モルのポリエチレングリコールに、
1モル当たり、1または2モルの直鎖または分枝鎖を有
する炭素数10〜26の脂肪酸を付加した化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリエチレングリコー
ルモノオレート、ポリエチレングリコールモノラウレー
ト、ポリエチレングリコールジイソステアレートなどが
挙げられる。
(iv)次式: R5−O−(CH2CH2O)nH [式中、R5は、炭素数10〜26を有する直鎖または分枝
鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは2〜1
0を意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンイソステアリルエーテルなどが挙げられる。
(v)次式: [式中、R6は、炭素数10〜26を有する直鎖または分枝
鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、mは2〜1
0、nは1〜10を意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンイソステアリルエーテ
ルなどが挙げられる。
(vi)次式: [式中、R7は、炭素数6〜26を有する直鎖または分枝
鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは2〜1
0を意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンノ
ニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフ
エニルエーテル、ポリオキシエチレン2−エチルヘキシ
ルフエニルエーテルなどが挙げられる。
(vii)次式: [式中、R8およびR9は、各々、炭素数10〜26を有する
直鎖または分枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキ
ル基、nは1〜14を意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルイソステアレート、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテルステアレート、ポリオキシエチレンセ
チルエーテルステアレート、ポリオキシエチレンステア
リルエーテルステアレートなどが挙げられる。
(c)下記の(i)〜(vi)に示す化合物からなる群より選ばれ
た1種または2種以上の化合物[III] (i)次式: [式中、R10は、直鎖または分枝鎖を有する炭素数5〜
25のアルキル基、R11は直鎖または分枝鎖を有する炭素
数3〜30のアルキル基を意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ミリスチン酸イソプロ
ピル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ブチル、オ
レイン酸デシル、パルミチン酸セチル、乳酸セチル、ラ
ノリン、ミツロウなどが挙げられる。
(ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有す
る炭素数12〜24の脂肪酸1〜3モルを付加したグリセラ
イド かかる化合物の代表例としては、アボガド油、アルモン
ド油、オリーブ油、ゴマ油、サフラワー油、トウモロコ
シ油、ヒマシ油、パーム油、ヤシ油、モノステアリン酸
グリセリン、モノミリスチン酸グリセリン、ジステアリ
ン酸グリセリンなどが挙げられる。
(iii)グリセリンの2〜10量体からなるポリグリセリン
1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有する炭素数12〜24
の脂肪酸1〜10モルを付加したポリグリセライド かかる化合物の代表例としては、モノステアリン酸ジグ
リセリン、ペンタステアリン酸デカグリセリン、デカオ
レイン酸デカグリセリン、ヘプタイソステアリン酸デカ
グリセリンなどが挙げられる。
(iv)ソルビタン1モル当たり、直鎖または分枝鎖を有す
る炭素数12〜24の脂肪酸1〜4モルを付加したソルビタ
ン脂肪酸エステル かかる化合物の代表例としては、ソルビタンモノラウレ
ート、ソルビタンセスキオレート、ソルビタントリステ
アレートなどが挙げられる。
(v)炭素数12〜24の炭化水素 かかる化合物の代表例としては、流動パラフィン、パラ
フィン、ワセリン、スクワランなどが挙げられる。
(vi)直鎖または分枝鎖を有する炭素数8〜26のアルカノ
ール。
かかる化合物の代表例としては、ラウリルアルコール、
セタノール、ステアリルアルコール、イソステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコールな
どが挙げられる。
さらに、本発明の毛髪処理剤組成物を構成する透明ゲル
相および不透明ゲル相の一方または両方には、一般式[I
V]: [式中、R12は、炭素数8〜22のアルキル基またはヒド
ロキシアルキル基;R13、R14およびR15は、炭素数1〜
3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基;Xはハロゲ
ン原子を意味する] で表される第四級アンモニウム塩の1種または2種以上
が配合されてよい。かかる一般式[IV]の第四級アンモニ
ウム塩の代表例としては、セチルトリメチルアンモニウ
ムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、セチル
トリエチルアンモニウムブロミド、水素添加牛脂アルキ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、水素添加牛脂アル
キルトリメチルアンモニウムブロミドなどが挙げられ、
これらの1種または2種以上が配合されうる。
これらのうち特に好ましい成分(c)は、脂肪族エステル
類、高級アルコール類、トリグリセライドである。
本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物における透明また
半透明ゲル状成分には、前記一般式[I]および[IV]の第
四級アンモニウム塩ならびに前記化合物[II]が、該ゲル
状成分全重量に対して8〜40重量%、好ましくは10〜30
重量%配合される。これらの配合量が8重量%未満であ
ると、組成物はゲル性を呈さず、手のひらに取るのが困
難で使用に適さない。一方、40重量%を超えると、非常
に粘度が増大して硬くなり、毛髪処理剤としての使用が
困難となって好ましくない。
また、一般式[I]および[IV]で表される第四級アンモニ
ウム塩と、前記化合物[II]との重量比、すなわち、[I]
+[IV]/[II]は、1/12〜5/2、好ましくは、1/6
〜3/2である。重量比が1/12未満の場合は、透明性
が充分でなく、一方、重量比が5/2を超えるとゲル
性、透明性ともに悪化する。
さらに、一般式[IV]で表される第四級アンモニウム塩を
透明ゲル相に配合する場合、かかる第四級アンモニウム
塩と、一般式[I]で表される第四級アンモニウム塩との
重量比すなわち、[IV]/[I]は、2/1以下である。重
量比が2/1を超えるとゲル性および透明性が悪化す
る。
本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物における他方の成
分である不透明ゲル相において、前記一般式[I]および
[IV]の第四級アンモニウム塩ならびに前記化合物[II]の
配合量、配合比率は、前記透明ゲル相の場合と同様で良
い。
また、該不透明ゲル相における化合物[III]の配合量
は、該ゲル状成分全重量に対して1〜15重量%、好まし
くは、3〜10重量%である。かかる配合量が1重量%未
満の場合は、充分不透明なゲルとはならず多相の毛髪処
理剤としては好ましくない。一方、配合量が15重量%を
超えると良好なゲル性を呈さず、使用に適さない。
さらに、本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物の各相に
は、必要に応じて適当な油脂類、高級アルコール類、保
湿剤、香料、色素等を各相の好ましい特性を損なわない
範囲で添加してもよい。
本発明組成物の透明ゲル相および不透明ゲル相を調製す
るには、一般式[I]および/または[IV]の第四級アンモ
ニウム塩ならびに化合物[II]または、これらと[III]を7
0〜80℃で混合、溶解し、ついで、同温度の水および他
の成分の混合物を攪拌しながら加え、約35℃まで冷却す
る。
本発明の典型的な多相ゲル状毛髪処理剤組成物によれ
ば、透明ゲル、または不透明なゲル(白濁クリーム)の
どちらか一方の相が母体となって、この母体相、および
該母体相に埋められ、かつそれからは区分された複数個
の他の相を含む多相系の組成物が得られる。
母体相と他方の相との重量比は広い範囲で変化させ得る
が、好ましくは全組成物重量に対し30〜70重量%の母
体、および全組成物重量に対し70〜30重量%の他方の相
からなる。母体および他方の相各々の組成は、これら両
者間の拡散および望ましくない相互作用を最小限に抑え
る組成でなければならない。このためには、両者の物性
をできる限り合わせるのが好ましく、また各相の流動学
的性質を実質的に等しくすることにより安定性の向上が
はかり得る。
他方の相は母体中に完全に含有され包囲された芯の形態
をなすものでもよく、あるいは、これらの相は、母体中
にわずかに部分的に含有された縞の形態(ストライプ
状)をしていて、縞の表面の一部が毛髪処理剤の表面に
暴露したものであってもよい。
また、本発明によれば、透明ゲル状毛髪処理剤には通常
用いることのできない成分、例えば透明ゲルの光透過性
質に悪影響を与えたり、または破壊する物質をこれら透
明ゲル相の性質を損なうことなく白濁クリーム中へ多量
に含有させることができる。例えば髪に良好な風合を付
与する油剤、例えば高級アルコール、動植物油類、脂肪
酸エステル、および透明ゲルとは相溶性のない他の物質
等を透明ゲルの安定性を損なうことなく白濁クリーム内
に含有させることにより毛髪処理剤中に含有させること
が可能である。
なお、この白濁クリーム相には必要に応じ無機顔料を添
加し、ゲル性状、性能を損なう事なく白濁度を強化する
ことができ、また保湿剤、色素、香料、ペプタイド類な
どを添加することも可能である。
本発明の好ましい実施態様において、毛髪処理剤組成物
は、母体相の外側に縦に伸びた1本以上の他方の相によ
る縞(ストライプ)を有する。この縞は全て同色であっ
てもよいし、各々異なる色であってもよい。
特に好ましい実施態様においては、透明ゲル母体の周囲
に等間隔の4本の白濁クリーム縞があり、一方、透明ゲ
ル母体には、縞を引き立たせ、かつ母体の光透過性質を
損なわない程度の着色がなされる。ここで「色」とは、
白、黒、赤、青などのような無彩色および有彩色、また
は色の不存在、すなわち透明をも包含する。
本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物は、一束にまとめ
た複数のチューブの各々から各相を別個に押し出すこと
により容易に製造できる。母体相と異なる相を縞とする
場合は、該母体相を中央のチューブから供給し、他方の
相を該中央チューブの周囲に設けた1または複数のチュ
ーブから供給する。容器への充填にあたっては、最初、
チューブ束を適当な容器中に挿入し、該容器への充填に
伴い、チューブ束を容器に対して上方に徐々に移動させ
て行なう。
かかる充填装置は、一般に多数のチューブの束を収めた
ケーシング、中央チューブおよび該中央チューブを平行
に囲む1本以上の第二のチューブからなる。該中央チュ
ーブは、通常ポンプ送り出し装置からなる母体相供給用
のディスペンサー装置および主出口オリフィスと連通し
ており、母体相は、該ディスペンサー装置により中央チ
ューブ、ついで主出口オリフィスを介して計量押し出し
される。他方の相は、前記第二のチューブを介して同様
にして計量押し出しされる。
かかる多相ゲル状毛髪処理剤組成物の計量取り出しに適
した装置は、英国特許第962,757号明細書に記載されて
いる。該明細書に記載された装置は、第二の複数のチュ
ーブ各々が別個の他方の相の各供給源に接続するよう一
部改造されても良い。このような装置により異なる組成
および/または色を有する2種以上の他方の相の計量取
り出しが可能となる。
実施例 つぎに、本発明を実施例および比較例により、さらに詳
しく説明する。なお、以下において%とあるはすべて重
量%を意味する。
参考例1(白濁相) 後記第1表に示す配合組成により白濁相組成物を製造し
た。該組成物を製造するには、ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウ
ムクロリドおよびポリオキシエチレンオレイルエーテル
(5EO)を70〜80℃にて混合、溶解し、これに70〜80℃
に過熱した残りの成分の混合物を攪拌しながら加え、35
℃まで冷却する。得られた組成物について、クリーム性
および白濁度について評価を行った結果を第1表に合わ
せて示す。
各評価の基準はつぎのとおりである。
クリーム性: ◎…良好なクリーム性を示す ○…やや良好なクリーム性を示す △…良好なクリーム性を示さない ×…保形性を示さない 白濁度: ◎…強い濁りを示す ○…やや強い濁りを示す △…少し濁る ×…濁らない 参考例2〜10(白濁相) 参考例1と同様にして、後記第1表に示す配合組成によ
り白濁相組成物を製造した。結果を同様にして第1表に
示す。
参考例11(白濁相) 参考例1と同様にして、つぎの配合量組成により白濁相
組成物を製造した。
成分 配合量(%) ステアリルトリメチル アンモニウムクロリド 2 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド 8 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO) 15 セタノール 4 ラノリン 2 プロピレングリコール 5 グリセリン 5 香料 0.5 水 残部 参考例12〜13(透明ゲル相) つぎの成分組成により常法により透明ゲル相を得た。
実施例1 前記参考例11の白濁クリームと参考例12の赤色の透明ゲ
ルを用いてチューブに充填を行なった。充填は、公知の
多相充填装置を用い、赤色の参考例12の透明ゲルは中央
チューブから、他方白濁クリームは中央チューブ周囲の
円周上に間隔をあけて設けた複数のチューブよりそれぞ
れ計量取り出しして開口チューブに充填した。
得られた充填チューブを押し出すと、断面中央部が赤色
透明で周囲が白色の奇麗な縞状の多相リンス剤が現れ
た。また、このリンス剤を用いてリンスを行なうと、髪
に良好な「櫛通り」および「しなやかさ」が得られた。
実施例2 参考例12の赤色透明ゲルの代わりに、参考例13の青色の
透明ゲルを用いた以外は、実施例1と同様にして多相リ
ンス剤を得た。該リンス剤は実施例1と同様の好ましい
外観およびリンス性を有していた。
実施例3 実施例1とは逆に、白濁クリームを中央チューブから、
参考例12の赤色透明ゲルを中央チューブ周囲の円周上に
間隔をあけて設けた複数のチューブからそれぞれ計量取
り出しした以外は、実施例1同様にして多相リンス剤を
得た。実施例1と同様の結果を得た。
実施例4 参考例12の赤色透明ゲルの代わりに、参考例13の青色透
明ゲルを用いた以外は、実施例3と同様にして多相リン
ス剤を得た。実施例3と同様の結果を得た。
実施例5 前記参考例11の白濁クリーム、参考例12の赤色透明ゲル
および参考例13の青色透明ゲルを用いて充填を行なっ
た。充填は、前記と同様の公知の多相充填装置を用い、
中央チューブから白濁クリーム、中央チューブ周囲の円
周上に等間隔設けて配置した4本のチューブのうち対向
する2本より赤色透明ゲル、他の対向する2本のチュー
ブより青色透明ゲルをそれぞれ計量取り出しして開口チ
ューブに充填した。
得られた充填チューブを押し出すと、断面中央部が白色
で周囲が赤青交互の奇麗な4本の縞状の多相リンス剤が
現れた。該リンス剤は好ましいリンス性を示した。
試験例 実施例1にて得られたリンス剤組成物(透明ゲルと白濁
ゲルとの重量比は1:1)および参考例12の透明ゲルを別
々に製造し、各々のリンス性能について、10名の専門女
性パネルにより評価した。結果を以下に示す。評価は、
ストライプ状リンスと透明ゲル状リンス各々約5gを用
い、下記の基準により行なった。
評価基準:(「櫛通り」および「しなやかさ」) 優れている…+2 やや優れている…+1 普通…0 やや劣っている…−1 劣っている…−2 上記から明らかなごとく、成分(c)の化合物(III)を含む
白濁クリーム相および透明ゲル相によりストライプ状と
することによって、透明ゲル単独のリンスよりも「櫛通
り」および「しなやかさ」が向上する。
実施例6(ストライプ状トリートメント剤) (透明ゲル相) つぎの成分組成により常法により透明ゲル組成物を得
た。
成分 配合量(%) ステアリルトリメチル アンモニウムクロリド 2 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド 8 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO) 15 ラノリン(5EO) 2 プロピレングリコール 5 グリセリン 5 香料 0.5 染料 適量 水 残部 (白濁相) 参考例1と同様にして、つぎの配合量組成により白濁ク
リーム組成物を製造した。
成分 配合量(%) ステアリルトリメチル アンモニウムクロリド 2 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド 8 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO) 15 ラノリン 5 セタノール 4 プロピレングリコール 5 グリセリン 5 香料 0.5 水 残部 上記透明ゲルおよび白濁クリームを前記実施例1と同様
にしてチューブへ充填した。透明ゲルは中央チューブか
ら、他方白濁クリームは中央チューブ周囲の円周上に間
隔をあけて設けた複数のチューブよりそれぞれ計量取り
出しして開口チューブに充填した。
得られた充填チューブを押し出すと、断面中央部が着色
透明であって周囲が白色の奇麗な縞状のストライプ状ト
リートメント剤が現れた。得られたトリートメント剤
は、毛髪に対し好ましいトリートメント効果を与えた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の成分(a)および(b)からなるゲル相
    と、下記の成分(a)、(b)および(c)からなるゲル相と
    が、視覚上互いに区分された相を形成する多相ゲル状毛
    髪処理剤組成物。 (a)一般式[I]: [式中、R1およびR2は各々、炭素数8〜22のアルキル
    基または炭素数8〜22のヒドロキシアルキル基;R3およ
    びR4は、各々、炭素数1〜3のアルキル基または炭素
    数1〜3のヒドロキシアルキル基;Xはハロゲン原子を意
    味する] で表される第四級アンモニウム塩の1種または2種以
    上、 (b)下記の(i)〜(vii)に示す化合物からなる群より選ば
    れた1種または2種以上の化合物[II] (i)ソルビタン1モル当たり、1〜4モルの直鎖または
    分枝鎖を有する炭素数10〜26の脂肪酸を付加したソルビ
    タンの脂肪酸エステルに、1モル当たり、1〜30モルの
    エチレンオキシドを付加した化合物。 (ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有す
    る炭素数10〜26の脂肪酸1〜3モルを付加したグリセラ
    イドに、1モル当たり、2〜30モルのエチレンオキシド
    を付加した化合物 (iii)重合度2〜15モルのポリエチレングリコールに、
    1モル当たり、1または2モルの直鎖または分枝鎖を有
    する炭素数10〜26の脂肪酸を付加した化合物 (iv)次式: R5−O−(CH2CH2O)nH [式中、R5は、炭素数10〜26を有する直鎖または分枝
    鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは2〜
    10を意味する] で表される化合物 (v)次式: [式中、R6は、炭素数10〜26を有する直鎖または分枝
    鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、mは2〜
    10、nは1〜10を意味する] で表される化合物 (vi)次式: [式中、R7は、炭素数6〜26を有する直鎖または分枝
    鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは2〜
    10を意味する] で表される化合物 (vii)次式: [式中、R8およびR9は、各々、炭素数10〜26を有する
    直鎖または分枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキ
    ル基、nは2〜14を意味する] で表される化合物 (c)下記の(i)〜(vi)に示す化合物からなる群より選ばれ
    た1種または2種以上の化合物[III] (i)次式: [式中、R10は、直鎖または分枝鎖を有する炭素数5〜
    25のアルキル基、R11は直鎖または分枝鎖を有する炭素
    数3〜30のアルキル基を意味する] で表される化合物 (ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有す
    る炭素数12〜24の脂肪酸1〜3モルを付加したグリセラ
    イド (iii)グリセリンの2〜10量体からなるポリグリセリン
    1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有する炭素数12〜24
    の脂肪酸1〜10モルを付加したポリグリセライド (iv)ソルビタン1モル当たり、直鎖または分枝鎖を有す
    る炭素数12〜24の脂肪酸1〜4モルを付加したソルビタ
    ン脂肪酸エステル (v)炭素数12〜40の炭化水素 (vi)直鎖または分枝鎖を有する炭素数8〜26のアルカノ
    ール。
  2. 【請求項2】1または2以上のゲル相に一般式[IV]: [式中、R12は、炭素数8〜22のアルキル基またはヒド
    ロキシアルキル基;R13、R14およびR15は、炭素数1〜
    3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基;Xはハロゲ
    ン原子を意味する] で表される第四級アンモニウム塩の1種または2種以上
    を配合した特許請求の範囲第(1)項の多相ゲル状毛髪処
    理剤組成物。
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