JPH0652478B2 - 認識装置 - Google Patents
認識装置Info
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- JPH0652478B2 JPH0652478B2 JP57172786A JP17278682A JPH0652478B2 JP H0652478 B2 JPH0652478 B2 JP H0652478B2 JP 57172786 A JP57172786 A JP 57172786A JP 17278682 A JP17278682 A JP 17278682A JP H0652478 B2 JPH0652478 B2 JP H0652478B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は認識装置の改良に関し、更に詳細には例えば文
節等の一区切りの音声等の一区切りの認識すべき情報を
音韻,かな,音節,文節等のより細分化された単位要素
で認識する認識装置の改良に関するものである。
節等の一区切りの音声等の一区切りの認識すべき情報を
音韻,かな,音節,文節等のより細分化された単位要素
で認識する認識装置の改良に関するものである。
<従来技術> 文節等の一区切りの音声等を音韻,かな,音節等のより
細分化された単位で認識する場合、従来一般的には入力
された認識すべき一区切りの音声情報等を例えば音響処
理して音韻,音節等の単位毎の特徴ベクトル入力パター
ンを得ると共に、この入力パターンと予め記憶されてい
る標準パターンとのマッチングを行って、入力された情
報を候補単位列として類似度の高いものから出力し、こ
の出力された候補単位列と文節等の辞書の内容とを照合
して入力された情報に対する文節等の一区切りの情報を
認識している。
細分化された単位で認識する場合、従来一般的には入力
された認識すべき一区切りの音声情報等を例えば音響処
理して音韻,音節等の単位毎の特徴ベクトル入力パター
ンを得ると共に、この入力パターンと予め記憶されてい
る標準パターンとのマッチングを行って、入力された情
報を候補単位列として類似度の高いものから出力し、こ
の出力された候補単位列と文節等の辞書の内容とを照合
して入力された情報に対する文節等の一区切りの情報を
認識している。
しかし、このような従来の方法によれば、全ての音韻,
音節等の標準パターンと入力パターンとのマッチングを
行なって類似度を算出し、類似度の高いものから順に候
補音節等として出力している。
音節等の標準パターンと入力パターンとのマッチングを
行なって類似度を算出し、類似度の高いものから順に候
補音節等として出力している。
したがって、例えば拗音を含む単音節単位で認識する場
合、各音節単位全てについて100種以上の単音節の標
準パターンと入力パターンとの間でマッチングを行う必
要があり、その処理時間が多大なものとなっていた。
合、各音節単位全てについて100種以上の単音節の標
準パターンと入力パターンとの間でマッチングを行う必
要があり、その処理時間が多大なものとなっていた。
また、その後に類似度の高いものから出力される候補単
位列の全てについて辞書照合処理を行なう必要性があ
り、その処理時間が長くなり、正しい文節等を認識する
確度が向上せず、結果的に全体の認識に要する処理量が
膨大なものになっていた。
位列の全てについて辞書照合処理を行なう必要性があ
り、その処理時間が長くなり、正しい文節等を認識する
確度が向上せず、結果的に全体の認識に要する処理量が
膨大なものになっていた。
<目的> 本発明は、上記従来の欠点を除去した認識装置を提供す
ることを目的とし、正しい文節等の一区切りの認識すべ
き情報を認識する確度を向上させると共に、異なる課
題,分野等の異なる種類の認識すべき情報に応じた処理
を指定することが出来、結果的に全体の認識に要する処
理量を減少させることのできる認識装置を提供するもの
である。
ることを目的とし、正しい文節等の一区切りの認識すべ
き情報を認識する確度を向上させると共に、異なる課
題,分野等の異なる種類の認識すべき情報に応じた処理
を指定することが出来、結果的に全体の認識に要する処
理量を減少させることのできる認識装置を提供するもの
である。
<実施例> 以下、本発明の認識装置を文節等の一区切りの音声入力
を音節等のより細分化された単位要素で認識する場合の
例を実施例として説明する。
を音節等のより細分化された単位要素で認識する場合の
例を実施例として説明する。
本発明の実施例によれば、文節等の一区切りの音声等の
認識すべき情報を音韻,かな,音節等のより細分化され
たN個の単位要素で認識する認識装置において、認識対
象となる文節あるいは文章等の文字(単位要素)列につ
いて、その話題あるいは分野毎に、(N+1)個の文字
(単位要素)間の接続関係である遷移関係を記述した異
なる遷移行列を複数種類記憶した遷移行列記憶手段と、
この遷移行列記憶手段に記憶された複数種類の遷移行列
より、認識すべき文字列の内容(種類,分野等)に応じ
て所望の遷移行列を指定する遷移行列指定手段と、この
遷移行列指定手段により指定された遷移行列にもとずい
て、音節(単位要素)ラティス生成時に、一音節(単位
要素)前のどの候補音節(単位要素)からも遷移しない
音節(単位要素)群は認識対照から除外し、または及び
候補列作成時に各候補列に対して遷移行列を参照し、遷
移しない音節(単位要素)の組合せを含む候補列は除外
する等の認識処理を行う処理手段とを備えて、次の高次
の辞書照合の際の処理量の削減を図るように構成されて
いる。
認識すべき情報を音韻,かな,音節等のより細分化され
たN個の単位要素で認識する認識装置において、認識対
象となる文節あるいは文章等の文字(単位要素)列につ
いて、その話題あるいは分野毎に、(N+1)個の文字
(単位要素)間の接続関係である遷移関係を記述した異
なる遷移行列を複数種類記憶した遷移行列記憶手段と、
この遷移行列記憶手段に記憶された複数種類の遷移行列
より、認識すべき文字列の内容(種類,分野等)に応じ
て所望の遷移行列を指定する遷移行列指定手段と、この
遷移行列指定手段により指定された遷移行列にもとずい
て、音節(単位要素)ラティス生成時に、一音節(単位
要素)前のどの候補音節(単位要素)からも遷移しない
音節(単位要素)群は認識対照から除外し、または及び
候補列作成時に各候補列に対して遷移行列を参照し、遷
移しない音節(単位要素)の組合せを含む候補列は除外
する等の認識処理を行う処理手段とを備えて、次の高次
の辞書照合の際の処理量の削減を図るように構成されて
いる。
まず、本発明の実施例の説明に先立ち、本発明の認識装
置に用いられる単位要素間の接続関係である遷移関係を
示した遷移行列について説明する。
置に用いられる単位要素間の接続関係である遷移関係を
示した遷移行列について説明する。
一般に日本語文章は、全てかな文字で表現した場合、か
な文字列に対応した音節列で表現できる。例えば文節
「地球の」は“ち”“きゅ”“う”“の”という4個の
単音節といわれる単位要素から成り立っている。2つの
音節間の接続関係(“ち”から“きゅ”,“きゅ”から
“う”,“う”から“の”)を、日本語全て、あるいは
特定の分野,話題における文章等について調べると接続
(遷移;以下遷移ということばを使う)しない音節対が
ある。例えばぱ行の音節の前には“ん”,“っ”以外は
こない。また“にゃ”は語頭にはこないし、“へ”(へ
と発生するもの)は語尾にこない。
な文字列に対応した音節列で表現できる。例えば文節
「地球の」は“ち”“きゅ”“う”“の”という4個の
単音節といわれる単位要素から成り立っている。2つの
音節間の接続関係(“ち”から“きゅ”,“きゅ”から
“う”,“う”から“の”)を、日本語全て、あるいは
特定の分野,話題における文章等について調べると接続
(遷移;以下遷移ということばを使う)しない音節対が
ある。例えばぱ行の音節の前には“ん”,“っ”以外は
こない。また“にゃ”は語頭にはこないし、“へ”(へ
と発生するもの)は語尾にこない。
このような文節を構成する音節の1次の遷移関係を以下
に示す式(1)に従って記述して、第1図に示すような遷
移行列M(X,Y)を作成する。
に示す式(1)に従って記述して、第1図に示すような遷
移行列M(X,Y)を作成する。
第1図において遷移行列M(M,Y)は単位要素列であ
る文字列の文字Xから次の文字Yへの遷移を記述したも
のであり、単位要素(音節)がN個の場合、(N+1)×
(N+1)の行列であり、ハード的にはROM等に記憶さ
れる。またY0列には各単位要素(1〜N)が節頭に来
るか否かを表わし、X0行には各単位要素(1〜N)が
節尾に来るか否かを表わすデータが書込まれる。
る文字列の文字Xから次の文字Yへの遷移を記述したも
のであり、単位要素(音節)がN個の場合、(N+1)×
(N+1)の行列であり、ハード的にはROM等に記憶さ
れる。またY0列には各単位要素(1〜N)が節頭に来
るか否かを表わし、X0行には各単位要素(1〜N)が
節尾に来るか否かを表わすデータが書込まれる。
例えば“赤い”という文字列の遷移を遷移行列に書込ん
だ例を第2図に示す。遷移行列の要素は0(遷移不可
能)か1(遷移可能)の2値のどちらかで表現され、1
ビットで記憶される。なお、第2図においては表記
“1”以外の行列要素は全て“0”であり、その表示を
省略している。
だ例を第2図に示す。遷移行列の要素は0(遷移不可
能)か1(遷移可能)の2値のどちらかで表現され、1
ビットで記憶される。なお、第2図においては表記
“1”以外の行列要素は全て“0”であり、その表示を
省略している。
次に遷移行列の作成について、今少し詳細に説明する。
まず遷移行列の作成にあたって遷移行例メモリを“0”
に初期セット〔M(X,Y)=0〕する。
に初期セット〔M(X,Y)=0〕する。
次に文字列 但し、I:列の文字数 とした場合、次式(1) に従って、文字列 の文字遷移関係を遷移行列M(X,Y)に書込む。同様
に認識対象となる文字列の全てについて遷移関係を書込
む遷移行列(1次)の作成を完了する。
に認識対象となる文字列の全てについて遷移関係を書込
む遷移行列(1次)の作成を完了する。
このようにして作成された具体的な遷移行列(1次)M
(X,Y)の例を第3図に示している。この第3図より
明らかなように例えば(X,Y)=(え,く)のビット位
置が“1”であるため、“え”から“く”への遷移が存
在し、また(X,Y)=(え,け)のビット位置が“0”で
あるため、“え”から“け”への遷移が存在しないこと
を表わしている。
(X,Y)の例を第3図に示している。この第3図より
明らかなように例えば(X,Y)=(え,く)のビット位
置が“1”であるため、“え”から“く”への遷移が存
在し、また(X,Y)=(え,け)のビット位置が“0”で
あるため、“え”から“け”への遷移が存在しないこと
を表わしている。
上記は1次の遷移であるが、2次遷移、更には一般にM
次へ拡張したM次遷移行列も同様に次式(2)に従って作
成することが出来る。
次へ拡張したM次遷移行列も同様に次式(2)に従って作
成することが出来る。
M次遷移行列:M(X1,X2,X3,…,XM,Y),(N+1)M+1次元 M(ai-M,ai-(M-1),…,ai)=1,(i=1〜I+1)…(2) 本発明の実施例は、この遷移行列を認識対象の種類,話
題,分野等毎に複数個備え、必要に応じて特定の遷移行
列を選択して認識処理を実行し得るようにしたものであ
る。
題,分野等毎に複数個備え、必要に応じて特定の遷移行
列を選択して認識処理を実行し得るようにしたものであ
る。
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第4図は本発明の一実施例装置の構成を示すブロック図
である。
である。
第4図において、1は遷移行列指定手段であり、該指定
手段1は中央処理装置(CPU)に接続されており、操
作面に設けた選択キーあるいは音声による選択入力手段
により構成される。また3は認識すべき音声情報の入力
される入力部、4は増幅部、5は音響処理部、61,6
2,…,6Kはそれぞれ異なった種類の遷移行列を記憶
する遷移行列記憶手段、7は認識処理部である。
手段1は中央処理装置(CPU)に接続されており、操
作面に設けた選択キーあるいは音声による選択入力手段
により構成される。また3は認識すべき音声情報の入力
される入力部、4は増幅部、5は音響処理部、61,6
2,…,6Kはそれぞれ異なった種類の遷移行列を記憶
する遷移行列記憶手段、7は認識処理部である。
上記の如き構成において遷移行列記憶手段61,62,
…,6Kにはそれぞれに異なる分野(例えば科学,文
学,経済等)の文章等から作成された異なる種類の遷移
行列が記臆されており、今入力部3に入力される音声情
報が例えば科学関係のものであれば、遷移行列指定手段
1を操作して科学関係の文章等から作成された遷移行列
記憶手段(例えばM1)を選択指定し、この選択指定し
てメモリM1に記憶している遷移行列を用いて認識処理
部7で認識処理動作が行なわれる。
…,6Kにはそれぞれに異なる分野(例えば科学,文
学,経済等)の文章等から作成された異なる種類の遷移
行列が記臆されており、今入力部3に入力される音声情
報が例えば科学関係のものであれば、遷移行列指定手段
1を操作して科学関係の文章等から作成された遷移行列
記憶手段(例えばM1)を選択指定し、この選択指定し
てメモリM1に記憶している遷移行列を用いて認識処理
部7で認識処理動作が行なわれる。
次に上記のようにして認識すべき情報の種類(分野)に
応じて選択指定された遷移行列を用いた認識動作につい
て説明する。
応じて選択指定された遷移行列を用いた認識動作につい
て説明する。
第5図は上記第4図に示した音響処理部5及び認識処理
部7の詳細ブロック図である。
部7の詳細ブロック図である。
第5図において、文節音声入力部21に入力された音声
情報は次段の音響距離・比較部22に入力される。この
音響処理・比較部22は遷移行列メモリ26を用いた処
理部分を除いて従来公知のものであり、例えば文節音声
入力部21に入力された文節音声信号が音響処理部22
により単音節毎に特徴抽出処理が行なわれ、各単音節毎
の特徴パターンが同処理部22内のバッファに一時記憶
される。一方記憶装置23には各単音節毎の標準パター
ンPi(i=1〜N)が記憶されており、この標準パターン
Piが順次読出されて処理・比較部22において該処理部
内のバッファに記憶された入力音声の入力特徴パターン
とのマッチング計算が行なわれる。
情報は次段の音響距離・比較部22に入力される。この
音響処理・比較部22は遷移行列メモリ26を用いた処
理部分を除いて従来公知のものであり、例えば文節音声
入力部21に入力された文節音声信号が音響処理部22
により単音節毎に特徴抽出処理が行なわれ、各単音節毎
の特徴パターンが同処理部22内のバッファに一時記憶
される。一方記憶装置23には各単音節毎の標準パター
ンPi(i=1〜N)が記憶されており、この標準パターン
Piが順次読出されて処理・比較部22において該処理部
内のバッファに記憶された入力音声の入力特徴パターン
とのマッチング計算が行なわれる。
従来技術によれば、この標準パターンと入力特徴パター
ンとのマッチング計算処理は全ての標準パターンについ
て行なわれていたが、本実施例によれば、後述するよう
に遷移行列メモリ26に記憶された情報にもとずいて前
に候補として認識した音節に接続可能な音節(最初の場
合は先頭に来る可能性のある音節)の標準パターンとの
マッチングが計算され、最も近似したものが第1候補と
して、また順次近似したものが次候補として選出され、
その結果が候補音節メモリ24に記憶される。即ち、音
節ラティス生成時に、一音節前のどの候補音節からも遷
移しない音節群は認識対照から除外するように処理され
る。
ンとのマッチング計算処理は全ての標準パターンについ
て行なわれていたが、本実施例によれば、後述するよう
に遷移行列メモリ26に記憶された情報にもとずいて前
に候補として認識した音節に接続可能な音節(最初の場
合は先頭に来る可能性のある音節)の標準パターンとの
マッチングが計算され、最も近似したものが第1候補と
して、また順次近似したものが次候補として選出され、
その結果が候補音節メモリ24に記憶される。即ち、音
節ラティス生成時に、一音節前のどの候補音節からも遷
移しない音節群は認識対照から除外するように処理され
る。
なお、遷移行列メモリ26は遷移行列指定手段1によっ
て指定された遷移行列記憶手段61,62,…,6Kの
一つのメモリ(M1)に対応したものである。
て指定された遷移行列記憶手段61,62,…,6Kの
一つのメモリ(M1)に対応したものである。
上記候補音節ラティスメモリ24に記憶された複数個の
候補音節の時系列は候補列作成部25及び遷移行列メモ
リ26より成る候補列出力部27に入力され、該候補列
出力部27において、特定の話題,分野等に対応した遷
移行列メモリ26の内容を参照して遷移不可能な音節遷
移を含む候補列は除外して、遷移可能な候補列のみ、信
頼度の高い組合せ順に作成され、この候補列と辞書28
に記憶された文節とが辞書照合部29により照合され、
一致すればその結果が文節出力部30に出力されるよう
に構成されている。
候補音節の時系列は候補列作成部25及び遷移行列メモ
リ26より成る候補列出力部27に入力され、該候補列
出力部27において、特定の話題,分野等に対応した遷
移行列メモリ26の内容を参照して遷移不可能な音節遷
移を含む候補列は除外して、遷移可能な候補列のみ、信
頼度の高い組合せ順に作成され、この候補列と辞書28
に記憶された文節とが辞書照合部29により照合され、
一致すればその結果が文節出力部30に出力されるよう
に構成されている。
次に遷移行列M(X,Y)を用いた音節認識処理につい
て第6図に示す遷移行列を用いた候補音節作成処理ブロ
ック図を参照して説明する。
て第6図に示す遷移行列を用いた候補音節作成処理ブロ
ック図を参照して説明する。
本実施例においては、結果として得る候補音節を時系列
順に候補音節ラティスバッファ24に一時記憶する。ま
た上記した遷移行列情報はメモリ26に記憶されてお
り、音節標準パターンはメモリ23に記憶されている。
順に候補音節ラティスバッファ24に一時記憶する。ま
た上記した遷移行列情報はメモリ26に記憶されてお
り、音節標準パターンはメモリ23に記憶されている。
候補音節ラティス24には認識結果が次表の如く記憶さ
れていくが今、第i音節を認識する場合には、以下の如
く処理が実行される。
れていくが今、第i音節を認識する場合には、以下の如
く処理が実行される。
但 J(i):第i音節候補数 Sij:第j音節i候補音節番号 今、前音節候補を X={Si-1,j} j=1〜J(i-1) 組合せ数:J(i-1)(l=0のとき Sl,j=0) とした場合、次式(3)に従って直前の複数個(J(i-1)
個)の候補音節について遷移行列の和をとり、得られた
行m(Y)が0である音節は遷移不可能であると指定す
る。
個)の候補音節について遷移行列の和をとり、得られた
行m(Y)が0である音節は遷移不可能であると指定す
る。
m(Y)=VM(Si-1,j, Y) ………(3) =M(Si-1,1,Y)+M(Si-1,2, Y)+…+ M(Si-1,J(i-1),Y) この(3)式においてm(Y)=0となり、遷移不可能と指定
された音節群は、除外して次の類似比較の処理を行い、
第i音節の候補音節を出力し、候補音節ラティス7に書
込む。但し、i=1(節頭の音節)のときは第0行M
(0,Y)によって遷移不可能と指定された音節群を除
外して類似比較の処理を行なう。
された音節群は、除外して次の類似比較の処理を行い、
第i音節の候補音節を出力し、候補音節ラティス7に書
込む。但し、i=1(節頭の音節)のときは第0行M
(0,Y)によって遷移不可能と指定された音節群を除
外して類似比較の処理を行なう。
以上を繰返して、一文節音声の候補音節ラティスの作成
を完了する。
を完了する。
今、一文節音声として「国民は」を入力した場合、音響
処理部22により音節毎に特徴抽出が行なわれ、その音
節毎の特徴パターン が入力パターン時系列バッファ31に記憶される。次に
遷移行列を用いた候補音節作成処理に移り、最初に第1
音節の特徴パターンが が入力パターンバッファ32に読み込まれ、次にステッ
プn3に移行して前候補音節群により式(3)にしたがっ
て遷移行列の行を指定する。最初の場合はステップn4
において第0行のM(0,Y)が指定されその内容がバ
ッファ33に一時記憶され、ステップn5の生起音節の
指定が成される。
処理部22により音節毎に特徴抽出が行なわれ、その音
節毎の特徴パターン が入力パターン時系列バッファ31に記憶される。次に
遷移行列を用いた候補音節作成処理に移り、最初に第1
音節の特徴パターンが が入力パターンバッファ32に読み込まれ、次にステッ
プn3に移行して前候補音節群により式(3)にしたがっ
て遷移行列の行を指定する。最初の場合はステップn4
において第0行のM(0,Y)が指定されその内容がバ
ッファ33に一時記憶され、ステップn5の生起音節の
指定が成される。
次にステップn6に移行して入力パターンバッファ32
に記憶された第1音節 の特徴パターンがロードされ、この特徴パターン と音節標準パターンメモリ23に記憶された標準パター
ンの内バッファ33によって生起音節と指定されて順次
標準パターンバッファ34に読出される標準パターンと
の間で類似比較が行なわれ(ステップn7)、その結果
にもとずいて候補音節が出力され(ステップn8)、そ
の結果が候補音節ラティス24に書かれる。この実施例
においては第1音節候補として“KO”,“GO”,
“BO”が記憶される。
に記憶された第1音節 の特徴パターンがロードされ、この特徴パターン と音節標準パターンメモリ23に記憶された標準パター
ンの内バッファ33によって生起音節と指定されて順次
標準パターンバッファ34に読出される標準パターンと
の間で類似比較が行なわれ(ステップn7)、その結果
にもとずいて候補音節が出力され(ステップn8)、そ
の結果が候補音節ラティス24に書かれる。この実施例
においては第1音節候補として“KO”,“GO”,
“BO”が記憶される。
次にステップn2に戻り、第2音節特徴パターン がバッファ32に入力され、ステップn3に移行して、
候補音節ラティス24の第1候補音節にもとずいて“K
O”,“GO”,“BO”に対応した各行のM(S
1,1〜3,Y)が指定され、ステップn4において、その遷
移行列の和(OR)が作成されてその結果がバッファ3
3に一時記憶され、ステップn5の生起音節の指定が成
される。
候補音節ラティス24の第1候補音節にもとずいて“K
O”,“GO”,“BO”に対応した各行のM(S
1,1〜3,Y)が指定され、ステップn4において、その遷
移行列の和(OR)が作成されてその結果がバッファ3
3に一時記憶され、ステップn5の生起音節の指定が成
される。
次にステップn6に移行し、以下同様のステップn6〜
n9を実行して第2候補音節“KU”,“GU”をメモ
リ24に記憶する。
n9を実行して第2候補音節“KU”,“GU”をメモ
リ24に記憶する。
以上の動作を繰返して一文節の候補音節ラティスの作成
を完了する。
を完了する。
以上のようにして候補音節ラティス24に候補例が記憶
されることになるが、遷移行列を用いない場合の従来方
式の場合と本方式の場合の実例を入力音声「国民は」に
ついて次表に示す。
されることになるが、遷移行列を用いない場合の従来方
式の場合と本方式の場合の実例を入力音声「国民は」に
ついて次表に示す。
上記の例から明らかなように、本方式による方が正しい
文字列が候補列の上位に上がっている様子がわかる。
文字列が候補列の上位に上がっている様子がわかる。
以上の遷移行列は1次遷移であるが、2次遷移、更には
一般的なM次遷移まで同じ手法で拡張することができ
る。
一般的なM次遷移まで同じ手法で拡張することができ
る。
なおM次の遷移行列の作成は上述の式(2)に従い、前候
補音節(M音節前まで)からの音節指定は次に示す式
(4)によって行なうことが出来る。
補音節(M音節前まで)からの音節指定は次に示す式
(4)によって行なうことが出来る。
即ちM次遷移行列M(X1,X2,…,XM,Y)への拡張の
場合、前音節候補列を 組合せの数:J(i-M)・J(i-(M-1))…J(i-1) (l0のとき Sl,j=0) とした場合、 音節指定は によって行なうことになる。
場合、前音節候補列を 組合せの数:J(i-M)・J(i-(M-1))…J(i-1) (l0のとき Sl,j=0) とした場合、 音節指定は によって行なうことになる。
なお、Mの次数を大きくとれば、生成音節の限定が強く
なり効果はより大きくなる。
なり効果はより大きくなる。
次に上記候補列出力部27で実行されている遷移行列を
用いた候補音節列作成動作について、第7図に示す遷移
行列を用いた候補列作成の処理ブロック図を参照して説
明する。
用いた候補音節列作成動作について、第7図に示す遷移
行列を用いた候補列作成の処理ブロック図を参照して説
明する。
上記第5図に示した音響処理・比較部22から出力され
た複数個の候補音節の時系列を記憶する候補音節ラティ
スメモリ24の内容をもとに、候補音節列作成部41に
おいて信頼度の高い順に候補列が作成され、その結果が
候補音節列バッファ42に一次記憶される。この候補音
節列バッファ42に記憶された候補音節列は遷移行列参
照部43においてメモリ26に記憶された遷移行列:M
(X,Y) を参照して、遷移可能か不可能かを次式(5)によ
って判定部44において判定し、可能な候補列のみ候補
列書込み部45を介して候補音節列出力バッファ46に
記憶していく。
た複数個の候補音節の時系列を記憶する候補音節ラティ
スメモリ24の内容をもとに、候補音節列作成部41に
おいて信頼度の高い順に候補列が作成され、その結果が
候補音節列バッファ42に一次記憶される。この候補音
節列バッファ42に記憶された候補音節列は遷移行列参
照部43においてメモリ26に記憶された遷移行列:M
(X,Y) を参照して、遷移可能か不可能かを次式(5)によ
って判定部44において判定し、可能な候補列のみ候補
列書込み部45を介して候補音節列出力バッファ46に
記憶していく。
今第i番目の候補音節列を 但し、ai:第i番目の音節番号 I:列の音節数 とした場合、判定部44による遷移行列M(X,Y)を用いた
候補列否定は のいずれか一つが成立した場合に成される。
候補列否定は のいずれか一つが成立した場合に成される。
この(5)式において、いずれか一つが成立した遷移不可
能な音節列を含んだ候補音節列は除外され、次の候補音
節列について同様の判定を行ない、遷移可能な候補音節
列のみが出力バッファ46に記憶される。今、一文節音
声として「国民は」を入力した場合、音響処理・比較部
2の処理により候補音節ラティスメモリ4に次表の如き
候補音節が時系列に記憶される。
能な音節列を含んだ候補音節列は除外され、次の候補音
節列について同様の判定を行ない、遷移可能な候補音節
列のみが出力バッファ46に記憶される。今、一文節音
声として「国民は」を入力した場合、音響処理・比較部
2の処理により候補音節ラティスメモリ4に次表の如き
候補音節が時系列に記憶される。
このメモリ24に記憶された音節ラティスを基に、信頼
度の高い順に候補列が作成され、遷移行列・M(X,Y)
を参照して作成された候補列が遷移可能なもののみが出
力され、この例の場合には候補音節列が次の如く出力さ
れる。
度の高い順に候補列が作成され、遷移行列・M(X,Y)
を参照して作成された候補列が遷移可能なもののみが出
力され、この例の場合には候補音節列が次の如く出力さ
れる。
遷移行列を参照しない従来方式によれば信頼度の最も高
い候補列として「GOKUPINWA」が出力されることになる
が、本方式によれば、この候補列の音節の遷移例えば
“KU”から“PI”が遷移不可能であると遷移行列:
M(X,Y)を用いて判断され、以後の辞書照合処理から
除外される。
い候補列として「GOKUPINWA」が出力されることになる
が、本方式によれば、この候補列の音節の遷移例えば
“KU”から“PI”が遷移不可能であると遷移行列:
M(X,Y)を用いて判断され、以後の辞書照合処理から
除外される。
以上の遷移行列は1次遷移であるが、2次遷移、更には
一般的なM次遷移まで同じ手法で拡張することができ
る。
一般的なM次遷移まで同じ手法で拡張することができ
る。
なおM次の遷移行列の作成は上述の式(2)に従い、候補
音節列の否定は次に示す式(6)によって行うことが出来
る。
音節列の否定は次に示す式(6)によって行うことが出来
る。
即ち、M次遷移行列:M(X1,X2,…,XM,Y)への拡張
部の場合、第j候補列を とすると M(ai-M,ai-(M-1),…,ai)=0 (i=1〜I+1)…(6) (但し l0,l>1のときal=0) のいずれか一つが成立した場合に否定が成される。な
お、Mの次数を大きくとれば、候補音節列の限定が強く
なり、効果はより大きくなる。
部の場合、第j候補列を とすると M(ai-M,ai-(M-1),…,ai)=0 (i=1〜I+1)…(6) (但し l0,l>1のときal=0) のいずれか一つが成立した場合に否定が成される。な
お、Mの次数を大きくとれば、候補音節列の限定が強く
なり、効果はより大きくなる。
以上のようにして、候補列作成時に、各候補列に対して
行列Mを参照し、遷移しない音節の組合せを含む候補列
は除外されることになる。
行列Mを参照し、遷移しない音節の組合せを含む候補列
は除外されることになる。
上記した認識装置の認識対象は文節に限らず、音節,単
語,文章でもよく、また細分化された単位は音節に限ら
ず、音韻,単語でもよい。
語,文章でもよく、また細分化された単位は音節に限ら
ず、音韻,単語でもよい。
またアルファベット等の文字列あるいはFORTRAN 言語等
のプログラム言語の文字列でもよい。
のプログラム言語の文字列でもよい。
一般に認識対象語を構成する細分化した単位の遷移関係
の存在する文字列であれば、本発明を適用することが出
来る。
の存在する文字列であれば、本発明を適用することが出
来る。
<効果> 以上の如く、本発明によれば、確度高く正しい候補列を
抽出することが出来るため、正しい文節等を認識する確
度が高くなり、結果的に高次の辞書照合等の処理量を減
少させることが出来ると共に、認識すべき情報の種類,
内容,話題,分野等に応じて、その都度必要に応じて話
題,分野別等の遷移行列を任意に選択指定して用いるこ
とが出来るため、遷移行列を用いた認識処理の効果をよ
り大きくすることが可能である。
抽出することが出来るため、正しい文節等を認識する確
度が高くなり、結果的に高次の辞書照合等の処理量を減
少させることが出来ると共に、認識すべき情報の種類,
内容,話題,分野等に応じて、その都度必要に応じて話
題,分野別等の遷移行列を任意に選択指定して用いるこ
とが出来るため、遷移行列を用いた認識処理の効果をよ
り大きくすることが可能である。
なお、本発明において、話題毎の文章や文節について作
成したような同次数の異なる種類の遷移行列;Mi,M
jから、それ等の和をとって合成することにより、簡単
に新しい遷移行列;M(M=MiUMi )を作成することが
出来る。
成したような同次数の異なる種類の遷移行列;Mi,M
jから、それ等の和をとって合成することにより、簡単
に新しい遷移行列;M(M=MiUMi )を作成することが
出来る。
第1図は1次遷移行列を示す図、第2図は文字列の遷移
を書込んだ遷移行列を示す図、第3図は文節文字列の遷
移行列例を示す図、第4図は本発明を実施した認識装置
の一実施例の構成を示すブロック図、第5図は遷移行列
を用いた認識処理部の詳細ブロック図、第6図は遷移行
列を用いた候補音節作成の処理フロー図、第7図は遷移
行列を用いた候補列作成の処理ブロック図である。 1……遷移行列指定手段、2……中央処理装置(CPU)、
61,62,…,6K……遷移行列記憶手段、7……認
識処理部。
を書込んだ遷移行列を示す図、第3図は文節文字列の遷
移行列例を示す図、第4図は本発明を実施した認識装置
の一実施例の構成を示すブロック図、第5図は遷移行列
を用いた認識処理部の詳細ブロック図、第6図は遷移行
列を用いた候補音節作成の処理フロー図、第7図は遷移
行列を用いた候補列作成の処理ブロック図である。 1……遷移行列指定手段、2……中央処理装置(CPU)、
61,62,…,6K……遷移行列記憶手段、7……認
識処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−29299(JP,A) 中田和男著「音声の合成と認識」(昭55 −7−20)総合電子出版,P.124〜127 電子通信学会パターン認識と学習研究会 資料PRL75−55(昭和50年)P.11〜20 電子通信学会パターン認識と学習研究会 資料PRL73−72(1973年11月)P.12
Claims (1)
- 【請求項1】一区切りの認識すべき情報をより細分化さ
れたN個の単位要素で認識する装置において、 認識すべき所定の単位要素列について(N+1)個の単位
要素間の接続が可能であるか否かの情報を記憶する複数
種類の異なる遷移行列メモリと、前記複数種類の遷移行
列メモリの中から所定の遷移行列メモリを指定する遷移
行列メモリ指定手段と、前記遷移行列メモリ指定手段に
より指定された遷移行列メモリのデータに基いて認識処
理する処理手段とを備えたことを特徴とする認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57172786A JPH0652478B2 (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57172786A JPH0652478B2 (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5961897A JPS5961897A (ja) | 1984-04-09 |
| JPH0652478B2 true JPH0652478B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15948322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57172786A Expired - Lifetime JPH0652478B2 (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652478B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5991499A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-26 | 伊福部 達 | 音声認識システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4277644A (en) * | 1979-07-16 | 1981-07-07 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Syntactic continuous speech recognizer |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP57172786A patent/JPH0652478B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (3)
| Title |
|---|
| 中田和男著「音声の合成と認識」(昭55−7−20)総合電子出版,P.124〜127 |
| 電子通信学会パターン認識と学習研究会資料PRL73−72(1973年11月)P.12 |
| 電子通信学会パターン認識と学習研究会資料PRL75−55(昭和50年)P.11〜20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5961897A (ja) | 1984-04-09 |
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