JPH0652659A - テープ厚自動判別装置 - Google Patents
テープ厚自動判別装置Info
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- JPH0652659A JPH0652659A JP4204850A JP20485092A JPH0652659A JP H0652659 A JPH0652659 A JP H0652659A JP 4204850 A JP4204850 A JP 4204850A JP 20485092 A JP20485092 A JP 20485092A JP H0652659 A JPH0652659 A JP H0652659A
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- Japan
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- rotation
- output
- tape
- reel
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープ走行時に自動的にテープ厚を判別でき
るテープ厚自動判別装置を提供する。 【構成】 周期検出ブロック100はリール2の回転周
期を検出する。周期変化検出ブロック200は周期検出
ブロック100が出力する回転周期の差を検出する。回
転数計数回路9はリール2の回転数を計数する。比較回
路14は所定の条件が整った場合に駆動回路15に反転
指令を出力する。加算回路8は周期変化検出ブロック2
00の出力を加算し比較回路14の反転指令出力時に加
算値をリセットする。しきい値算出回路10は回転数計
数回路9の出力を用いてテープ厚を判別するためのしき
い値を発生する。そして、判別回路11は加算回路8の
出力としきい値算出回路10の出力するしきい値とを比
較しテープ2のテープ厚を判別する。
るテープ厚自動判別装置を提供する。 【構成】 周期検出ブロック100はリール2の回転周
期を検出する。周期変化検出ブロック200は周期検出
ブロック100が出力する回転周期の差を検出する。回
転数計数回路9はリール2の回転数を計数する。比較回
路14は所定の条件が整った場合に駆動回路15に反転
指令を出力する。加算回路8は周期変化検出ブロック2
00の出力を加算し比較回路14の反転指令出力時に加
算値をリセットする。しきい値算出回路10は回転数計
数回路9の出力を用いてテープ厚を判別するためのしき
い値を発生する。そして、判別回路11は加算回路8の
出力としきい値算出回路10の出力するしきい値とを比
較しテープ2のテープ厚を判別する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下VTRと略す。)やテープレコーダ等に用いられ
るカセットテープのテープ厚自動判別装置に関するもの
である。
(以下VTRと略す。)やテープレコーダ等に用いられ
るカセットテープのテープ厚自動判別装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年のVTR等には、カセットテープの
供給側リールに巻かれたテープ量を計算し、テープ残量
として表示する機能を備えるものが多い。このテープ残
量を計算するためには、まず、カセットテープの種類、
例えばVHSフォーマットVTRでは、標準録画モード
で120分、160分といった、記録可能な時間を判別
する必要がある。以下、カセットテープの種類、テープ
種類といった場合は、記録可能な時間によって分類され
たカセットテープの種類をいう。
供給側リールに巻かれたテープ量を計算し、テープ残量
として表示する機能を備えるものが多い。このテープ残
量を計算するためには、まず、カセットテープの種類、
例えばVHSフォーマットVTRでは、標準録画モード
で120分、160分といった、記録可能な時間を判別
する必要がある。以下、カセットテープの種類、テープ
種類といった場合は、記録可能な時間によって分類され
たカセットテープの種類をいう。
【0003】テープ種類判別を行う方法としては、テー
プの巻かれたリールを1つの円柱と考えた時の巻取側、
供給側、両リールの底面積の和(以下、リールの面積の
和と呼ぶ。)を計算し判別する方法などが用いられてい
る。
プの巻かれたリールを1つの円柱と考えた時の巻取側、
供給側、両リールの底面積の和(以下、リールの面積の
和と呼ぶ。)を計算し判別する方法などが用いられてい
る。
【0004】また、VHS規格のカセットテープのテー
プ厚は数種類あり、標準記録モードで120分までの録
画時間を持つテープは厚い方のテープ(以下、厚手テー
プと呼ぶ。)、120分を越える録画時間を持つテープ
は薄い方のテープ(以下、薄手テープと呼ぶ。)などを
使用しているため、リールの面積の和だけでは判別が困
難な場合が存在する。このためテープ種類の判別には、
薄手テープか、厚手テープかといったテープ厚の情報
(以下、単純にテープ厚情報と呼ぶ。)が必要である。
プ厚は数種類あり、標準記録モードで120分までの録
画時間を持つテープは厚い方のテープ(以下、厚手テー
プと呼ぶ。)、120分を越える録画時間を持つテープ
は薄い方のテープ(以下、薄手テープと呼ぶ。)などを
使用しているため、リールの面積の和だけでは判別が困
難な場合が存在する。このためテープ種類の判別には、
薄手テープか、厚手テープかといったテープ厚の情報
(以下、単純にテープ厚情報と呼ぶ。)が必要である。
【0005】従来のVTRにおいてテープ厚の情報を獲
得する方法としては、テープ厚情報を切り換えるスイッ
チが存在し、利用者自らが、現在使用しているカセット
テープの種類によって、そのスイッチを操作するように
なっている。
得する方法としては、テープ厚情報を切り換えるスイッ
チが存在し、利用者自らが、現在使用しているカセット
テープの種類によって、そのスイッチを操作するように
なっている。
【0006】図7は、従来のVTRにおいてテープ厚の
情報を獲得する装置の構成図であり、スイッチAを接点
Bと接点Cとを接触させるように利用者が操作すると、
接点Cに論理Hを示す5Vの電位が供給され、スイッチ
Aを接点Cと接点Dを接触させるように操作すると、接
点Cに論理Lを示す電位0Vが供給される。そこで、論
理Hを薄手テープのテープ厚情報として、論理Lを厚手
テープのテープ厚情報として入力する方法を用いてい
た。
情報を獲得する装置の構成図であり、スイッチAを接点
Bと接点Cとを接触させるように利用者が操作すると、
接点Cに論理Hを示す5Vの電位が供給され、スイッチ
Aを接点Cと接点Dを接触させるように操作すると、接
点Cに論理Lを示す電位0Vが供給される。そこで、論
理Hを薄手テープのテープ厚情報として、論理Lを厚手
テープのテープ厚情報として入力する方法を用いてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、利用者がテープ厚情報を切り換えるスイ
ッチの操作を間違えたり、忘れたりした場合、テープ種
類判別の失敗によりテープ残量計算の間違いを生じると
いった問題点を有していた。
うな方法では、利用者がテープ厚情報を切り換えるスイ
ッチの操作を間違えたり、忘れたりした場合、テープ種
類判別の失敗によりテープ残量計算の間違いを生じると
いった問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、使用するカセットテープの種類に伴うスイッチの切
り換え操作をなくし、テープ走行時に自動的にテープ厚
を判別することができるテープ厚自動判別装置を提供す
ることを目的とする。
で、使用するカセットテープの種類に伴うスイッチの切
り換え操作をなくし、テープ走行時に自動的にテープ厚
を判別することができるテープ厚自動判別装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープ厚自動判別装置は、第1の構成とし
て、リールに巻かれたテープと、前記テープを正方向と
逆方向とにそれぞれの定速度で走行させる駆動手段と、
前記リールの回転周期を検出する周期検出手段と、所定
の条件が整った場合に前記駆動手段に反転指令を出力す
る反転指令手段と、前記リールの回転数を計数し前記反
転指令出力前は前記リールの第I+1回転目(I≧1)
からの回転数を出力し前記反転指令出力後は反転後の前
記リールの第K+1回転目(K≧1)からの回転数を出
力する回転数計数手段と、前記反転指令出力前は前記リ
ールの第I回転目に前記周期検出手段が出力する回転周
期と前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検出手
段が出力する回転周期との差を検出し、前記反転指令出
力後は前記リールの第K回転目に前記周期検出手段が出
力する回転周期と前記リールの第K+1回転目以降に前
記周期検出手段が出力する回転周期との差を検出する周
期変化検出手段と、前記周期変化検出手段の出力を加算
し前記反転指令手段の反転指令出力時に加算値をリセッ
トする周期変化蓄積手段と、前記回転数計数手段の出力
を用いてテープ厚を判別するためのしきい値を発生する
しきい値発生手段と、前記周期変化蓄積手段の出力とし
きい値発生手段の出力するしきい値とを比較し前記テー
プのテープ厚を判別する判別手段の構成を有している。
に本発明のテープ厚自動判別装置は、第1の構成とし
て、リールに巻かれたテープと、前記テープを正方向と
逆方向とにそれぞれの定速度で走行させる駆動手段と、
前記リールの回転周期を検出する周期検出手段と、所定
の条件が整った場合に前記駆動手段に反転指令を出力す
る反転指令手段と、前記リールの回転数を計数し前記反
転指令出力前は前記リールの第I+1回転目(I≧1)
からの回転数を出力し前記反転指令出力後は反転後の前
記リールの第K+1回転目(K≧1)からの回転数を出
力する回転数計数手段と、前記反転指令出力前は前記リ
ールの第I回転目に前記周期検出手段が出力する回転周
期と前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検出手
段が出力する回転周期との差を検出し、前記反転指令出
力後は前記リールの第K回転目に前記周期検出手段が出
力する回転周期と前記リールの第K+1回転目以降に前
記周期検出手段が出力する回転周期との差を検出する周
期変化検出手段と、前記周期変化検出手段の出力を加算
し前記反転指令手段の反転指令出力時に加算値をリセッ
トする周期変化蓄積手段と、前記回転数計数手段の出力
を用いてテープ厚を判別するためのしきい値を発生する
しきい値発生手段と、前記周期変化蓄積手段の出力とし
きい値発生手段の出力するしきい値とを比較し前記テー
プのテープ厚を判別する判別手段の構成を有している。
【0010】また第2の構成として、リールに巻かれた
テープと、前記テープを高速で走行させる高速駆動手段
と、前記テープを前記高速駆動手段とは逆方向に定速で
走行させる定速駆動手段と、前記リールの回転周期を検
出する周期検出手段と、所定の条件が整った場合に反転
指令を出力する反転指令手段と、前記反転指令により前
記高速駆動手段と前記定速駆動手段とを切り換える切り
換え手段と、前記反転指令出力後の前記リールの回転数
を計数し前記リールの第I+1回転目(I≧1)からの
回転数を出力する回転数計数手段と、前記反転指令出力
後の前記リールの第I回転目に前記周期検出手段が出力
する回転周期と前記反転指令出力後の前記リールの第I
+1回転目以降に前記周期検出手段が出力する回転周期
との差を検出する周期変化検出手段と、前記周期変化検
出手段の出力を加算する周期変化蓄積手段と、前記回転
数計数手段の出力を用いてテープ厚を判別するためのし
きい値を発生するしきい値発生手段と、前記周期変化蓄
積手段の出力としきい値発生手段の出力するしきい値と
を比較し前記テープのテープ厚を判別する判別手段の構
成を有している。
テープと、前記テープを高速で走行させる高速駆動手段
と、前記テープを前記高速駆動手段とは逆方向に定速で
走行させる定速駆動手段と、前記リールの回転周期を検
出する周期検出手段と、所定の条件が整った場合に反転
指令を出力する反転指令手段と、前記反転指令により前
記高速駆動手段と前記定速駆動手段とを切り換える切り
換え手段と、前記反転指令出力後の前記リールの回転数
を計数し前記リールの第I+1回転目(I≧1)からの
回転数を出力する回転数計数手段と、前記反転指令出力
後の前記リールの第I回転目に前記周期検出手段が出力
する回転周期と前記反転指令出力後の前記リールの第I
+1回転目以降に前記周期検出手段が出力する回転周期
との差を検出する周期変化検出手段と、前記周期変化検
出手段の出力を加算する周期変化蓄積手段と、前記回転
数計数手段の出力を用いてテープ厚を判別するためのし
きい値を発生するしきい値発生手段と、前記周期変化蓄
積手段の出力としきい値発生手段の出力するしきい値と
を比較し前記テープのテープ厚を判別する判別手段の構
成を有している。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の構成、第2の構成によ
って、カセットテープの種類に伴うテープ厚情報スイッ
チの切り換え操作をなくし、テープ走行時に自動的にテ
ープ厚を判別できる。
って、カセットテープの種類に伴うテープ厚情報スイッ
チの切り換え操作をなくし、テープ走行時に自動的にテ
ープ厚を判別できる。
【0012】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施
例を示すテープ厚自動判別装置のブロック図である。図
1において、1はテープ、2はテープ1が巻かれている
リール、12aはキャプスタンモータ、12bはキャプ
スタン軸、13はピンチローラで、15はキャプスタン
モータ12aを、正方向および逆方向に駆動できる駆動
回路であり、ピンチローラ13でテープ1をキャプスタ
ン軸12bに圧着し、駆動回路15でキャプスタンモー
タ12aを一定速度で回転させることで、テープ1を両
方向に一定速度で走行させる。3はリール2の回転を検
出するために、リール2の1回転ごとにパルス信号を出
力する回転検出器である。
面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施
例を示すテープ厚自動判別装置のブロック図である。図
1において、1はテープ、2はテープ1が巻かれている
リール、12aはキャプスタンモータ、12bはキャプ
スタン軸、13はピンチローラで、15はキャプスタン
モータ12aを、正方向および逆方向に駆動できる駆動
回路であり、ピンチローラ13でテープ1をキャプスタ
ン軸12bに圧着し、駆動回路15でキャプスタンモー
タ12aを一定速度で回転させることで、テープ1を両
方向に一定速度で走行させる。3はリール2の回転を検
出するために、リール2の1回転ごとにパルス信号を出
力する回転検出器である。
【0013】回転数計数回路9は初期値を設定できるカ
ウンタで、設定された負の初期値から回転検出器3の出
力信号の個数をカウントする。すなわち、最初の初期値
を−I(Iは自然数)とすると、回転数計数回路9の出
力値Nは、実際には第I+1回転目からのリール2の回
転数となる。以後、回転数計数回路9の初期値を−1
(I=1)として説明を行い、簡単のため、単に回転数
といった場合、回転数計数回路9の出力値を指し、N回
転といった場合、回転数計数回路9の出力値がNである
ことを指す。
ウンタで、設定された負の初期値から回転検出器3の出
力信号の個数をカウントする。すなわち、最初の初期値
を−I(Iは自然数)とすると、回転数計数回路9の出
力値Nは、実際には第I+1回転目からのリール2の回
転数となる。以後、回転数計数回路9の初期値を−1
(I=1)として説明を行い、簡単のため、単に回転数
といった場合、回転数計数回路9の出力値を指し、N回
転といった場合、回転数計数回路9の出力値がNである
ことを指す。
【0014】また、カウンタ5は基準信号発生回路4の
出力する周期信号の個数をカウントし、回転検出器3の
出力するパルス信号を受けて、カウント値をリール2の
回転周期に比例した回転周期データ(以後簡単のため、
単に回転周期データと略す。)として出力した後、カウ
ント値を初期化するが、次の回転検出器3の出力パルス
信号を受けるまでは、出力データはそのまま保持する。
カウンタ5の出力する回転周期データは、メモリ6と減
算回路7とに送られ、メモリ6は、回転数が負である間
は、常に最新の回転周期データを記憶し、回転数が0に
なった時に記憶した回転周期データを以後保持する。減
算回路7は、回転周期データからメモリ6の記憶した値
を引き算し出力するが、回転数が0になるまでは、メモ
リ6の記憶した値と回転周期データとが同じ値であるの
で減算回路7の出力は0となる。
出力する周期信号の個数をカウントし、回転検出器3の
出力するパルス信号を受けて、カウント値をリール2の
回転周期に比例した回転周期データ(以後簡単のため、
単に回転周期データと略す。)として出力した後、カウ
ント値を初期化するが、次の回転検出器3の出力パルス
信号を受けるまでは、出力データはそのまま保持する。
カウンタ5の出力する回転周期データは、メモリ6と減
算回路7とに送られ、メモリ6は、回転数が負である間
は、常に最新の回転周期データを記憶し、回転数が0に
なった時に記憶した回転周期データを以後保持する。減
算回路7は、回転周期データからメモリ6の記憶した値
を引き算し出力するが、回転数が0になるまでは、メモ
リ6の記憶した値と回転周期データとが同じ値であるの
で減算回路7の出力は0となる。
【0015】加算回路8は、リセット可能な加算回路
で、減算回路7の出力データが更新される度に、減算回
路7の出力データを加算し蓄積するが、回転数計数回路
9の出力が0になるまでは、減算回路7の出力は0であ
るので、実際には回転数が正の値になってからの減算回
路7の出力を蓄積する。比較回路14は、回転数がある
定数J(J≧2)に達した場合、回転数計数回路9の出
力値を−1に初期化し、加算回路8の加算値をリセット
した後に、駆動回路15の駆動方向を反転させる。
で、減算回路7の出力データが更新される度に、減算回
路7の出力データを加算し蓄積するが、回転数計数回路
9の出力が0になるまでは、減算回路7の出力は0であ
るので、実際には回転数が正の値になってからの減算回
路7の出力を蓄積する。比較回路14は、回転数がある
定数J(J≧2)に達した場合、回転数計数回路9の出
力値を−1に初期化し、加算回路8の加算値をリセット
した後に、駆動回路15の駆動方向を反転させる。
【0016】ここで、減算回路7の出力を加算回路8に
よって蓄積する理由を説明する。テープ1が理想的な速
度で駆動されていれば、回転周期データの変化はテープ
1のテープ厚に比例して増減する。しかし実際には、テ
ープ1の走行速度がわずかに変動したり、また、回転周
期データがディジタル量であるための、原理的誤差など
の理由によって、回転周期データは誤差を含みながら変
動することが多い。そこで、リール2のある初期状態か
らテープ1が理想的な走行速度で駆動された場合、N回
転した時点において計測される回転周期データをPN、
走行条件等によって多少の誤差を含みながら減算回路7
が実際に出力する回転周期データをPN’、その時の誤
差成分をΔEN、メモリ6に記憶される基準回転周期デ
ータをP0とし、今簡単のためΔENを(数3)のような
正弦波成分と考えると、PNとP0との差ΔPNの総和、
PN’とP0との差ΔPN’の総和はそれぞれ(数4)、
(数5)となる。
よって蓄積する理由を説明する。テープ1が理想的な速
度で駆動されていれば、回転周期データの変化はテープ
1のテープ厚に比例して増減する。しかし実際には、テ
ープ1の走行速度がわずかに変動したり、また、回転周
期データがディジタル量であるための、原理的誤差など
の理由によって、回転周期データは誤差を含みながら変
動することが多い。そこで、リール2のある初期状態か
らテープ1が理想的な走行速度で駆動された場合、N回
転した時点において計測される回転周期データをPN、
走行条件等によって多少の誤差を含みながら減算回路7
が実際に出力する回転周期データをPN’、その時の誤
差成分をΔEN、メモリ6に記憶される基準回転周期デ
ータをP0とし、今簡単のためΔENを(数3)のような
正弦波成分と考えると、PNとP0との差ΔPNの総和、
PN’とP0との差ΔPN’の総和はそれぞれ(数4)、
(数5)となる。
【0017】
【数3】
【0018】
【数4】
【0019】
【数5】
【0020】ΔPN’の総和とΔPNの総和との差であ
る、誤差ΔENの総和(数6)は、ΔENが正弦関数であ
るので、ΔENの総和はNを増加させても常に振幅の一
定な周期的な変化を示すが、ΔPN’の総和は増加する
ので、ΔPN’に対するΔENの割り合いは減少の一途を
たどる。このことを利用し、減算回路7の出力データに
付加される誤差成分をキャンセルすることを目的とす
る。
る、誤差ΔENの総和(数6)は、ΔENが正弦関数であ
るので、ΔENの総和はNを増加させても常に振幅の一
定な周期的な変化を示すが、ΔPN’の総和は増加する
ので、ΔPN’に対するΔENの割り合いは減少の一途を
たどる。このことを利用し、減算回路7の出力データに
付加される誤差成分をキャンセルすることを目的とす
る。
【0021】
【数6】
【0022】しきい値算出回路10は、回転数計数回路
9のカウント値Nを用い、Nが正の値の場合は、テープ
1のテープ厚情報を判別するための2つしきい値T1,
T2(T1>T2)を(数7)を用いて計算し、Nが0以
下の場合はT1,T2はともに0として出力する。判別回
路11では減算回路7の出力データと、しきい値算出回
路10の算出する2つのしきい値T1,T2とを比較しテ
ープ厚情報を決定する。
9のカウント値Nを用い、Nが正の値の場合は、テープ
1のテープ厚情報を判別するための2つしきい値T1,
T2(T1>T2)を(数7)を用いて計算し、Nが0以
下の場合はT1,T2はともに0として出力する。判別回
路11では減算回路7の出力データと、しきい値算出回
路10の算出する2つのしきい値T1,T2とを比較しテ
ープ厚情報を決定する。
【0023】
【数7】
【0024】ここで、しきい値算出回路10での、しき
い値の計算方法と、判別回路11でのテープ厚の判別方
法とを説明する。テープ1の巻厚を含んだリール2の半
径(以下、単純に巻径と略す。)がr(cm)の時に回
転数が0となったとすると、リール2の回転周期p
0(s)は、テープ1の走行速度V(cm/s)から
(数8)のように表される。
い値の計算方法と、判別回路11でのテープ厚の判別方
法とを説明する。テープ1の巻厚を含んだリール2の半
径(以下、単純に巻径と略す。)がr(cm)の時に回
転数が0となったとすると、リール2の回転周期p
0(s)は、テープ1の走行速度V(cm/s)から
(数8)のように表される。
【0025】
【数8】
【0026】また、テープ1のテープ厚をD(cm)と
するとN回転後の巻径は(r+N・D)となり、その時
のリール2の回転周期pN(s)は(数9)で表され
る。
するとN回転後の巻径は(r+N・D)となり、その時
のリール2の回転周期pN(s)は(数9)で表され
る。
【0027】
【数9】
【0028】基準信号発生回路4の出力する周期信号の
周波数をFpとすると、回転数0の時の回転周期データ
P0(カウント)とp0との関係は(数10)で表され、
N回転後の回転周期データPN(カウント)とpNとの関
係は(数11)で表される。
周波数をFpとすると、回転数0の時の回転周期データ
P0(カウント)とp0との関係は(数10)で表され、
N回転後の回転周期データPN(カウント)とpNとの関
係は(数11)で表される。
【0029】
【数10】
【0030】
【数11】
【0031】(数8)と(数10)から(数12)が得
られ、(数9)と(数11)から(数13)が得られ
る。
られ、(数9)と(数11)から(数13)が得られ
る。
【0032】
【数12】
【0033】
【数13】
【0034】P0からPNへの変化量をΔPNとすると、
(数12)、(数13)からΔPNは(数14)と表さ
れる。
(数12)、(数13)からΔPNは(数14)と表さ
れる。
【0035】
【数14】
【0036】ここで、厚手テープと薄手テープを区別す
るために、仮に厚手テープのテープ厚D1と薄手テープ
のテープ厚D2の中間のテープ厚を持つテープを走行さ
せたと考えた場合、巻径rからN回転後の回転周期デー
タの変化ΔPN”は(数15)で表される。
るために、仮に厚手テープのテープ厚D1と薄手テープ
のテープ厚D2の中間のテープ厚を持つテープを走行さ
せたと考えた場合、巻径rからN回転後の回転周期デー
タの変化ΔPN”は(数15)で表される。
【0037】
【数15】
【0038】すなわち、比例定数k1を(数16)で表
すと、ΔPN”は(数17)で表される。
すと、ΔPN”は(数17)で表される。
【0039】
【数16】
【0040】
【数17】
【0041】リール2の1回転ごとに得られるΔPN”
を1回転目からN回転目まで加算し蓄積すると(数1
8)で表されるTが得られ、比例定数k1を(数19)
のような比例定数kで表すと、(数18)は(数20)
のようになる。
を1回転目からN回転目まで加算し蓄積すると(数1
8)で表されるTが得られ、比例定数k1を(数19)
のような比例定数kで表すと、(数18)は(数20)
のようになる。
【0042】
【数18】
【0043】
【数19】
【0044】
【数20】
【0045】しかし、回転数がNになるまでに加算回路
8,18に蓄積される回転周期データの総和には、原理
的にN+1の誤差を含む可能性があるので、Tに±(N
+1)の幅を持たせて(数7)に示されるT1,T2を、
しきい値算出回路10が算出し出力する。
8,18に蓄積される回転周期データの総和には、原理
的にN+1の誤差を含む可能性があるので、Tに±(N
+1)の幅を持たせて(数7)に示されるT1,T2を、
しきい値算出回路10が算出し出力する。
【0046】このように、N回転目までの回転周期デー
タの総和に原理的にN+1の誤差が含まれる可能性があ
る理由を説明する。まず、回転数kの時のリール2の回
転周期pk(s)は、(数10)、(数11)のように
してディジタル量であるPkに変換される時に、±1の
誤差を生じる可能性を持つ。一方、(数4)は(数2
1)のように変形できるが、(数21)の前項は、回転
数0からNまでのリール2の回転周期の総和、つまり回
転数計数回路9の出力が0からNまで変化するのに要し
た時間を(数10)等のようにしてディジタル量に変換
したものであるので、全体で±1の誤差しか持たない
(数22)。よって(数21)の原理的誤差は、合計N
+1となる。
タの総和に原理的にN+1の誤差が含まれる可能性があ
る理由を説明する。まず、回転数kの時のリール2の回
転周期pk(s)は、(数10)、(数11)のように
してディジタル量であるPkに変換される時に、±1の
誤差を生じる可能性を持つ。一方、(数4)は(数2
1)のように変形できるが、(数21)の前項は、回転
数0からNまでのリール2の回転周期の総和、つまり回
転数計数回路9の出力が0からNまで変化するのに要し
た時間を(数10)等のようにしてディジタル量に変換
したものであるので、全体で±1の誤差しか持たない
(数22)。よって(数21)の原理的誤差は、合計N
+1となる。
【0047】
【数21】
【0048】
【数22】
【0049】ゆえに、判別回路11では、N回転後の加
算回路8の出力値が、しきい値T1より大きくなれば、
原理的誤差を考慮した上で、テープ1のテープ厚情報を
厚手テープと判断でき、しきい値T2より小さくなれ
ば、原理的誤差を考慮した上で、薄手テープと判断でき
る。またT1とT2の中間の場合は、原理的誤差の影響に
よる誤判別の可能性を考えてテープ厚情報の判別を次回
以降に見送る。
算回路8の出力値が、しきい値T1より大きくなれば、
原理的誤差を考慮した上で、テープ1のテープ厚情報を
厚手テープと判断でき、しきい値T2より小さくなれ
ば、原理的誤差を考慮した上で、薄手テープと判断でき
る。またT1とT2の中間の場合は、原理的誤差の影響に
よる誤判別の可能性を考えてテープ厚情報の判別を次回
以降に見送る。
【0050】ここで、回転数計数回路9の計数する回転
数に上限を設け、比較回路14が、回転数が上限値に達
したことを判断した場合、駆動回路15の駆動方向を反
転させる理由を説明する。テープ1の巻むら等の理由に
より、加算回路8によって減算回路7の出力データを加
算しても、加算回路8の蓄積データが、2つのしきい値
T1、T2によって作られる領域内に長時間留まり、テー
プ厚情報の判別に時間がかかり過ぎる可能性がある。そ
こでリール2をあらかじめ決められた回転数、一定速度
でテープを駆動したことで、リール2の巻状態が理想的
になった部分を、駆動回路15の駆動方向を反転させて
利用し、巻状態の悪い部分の使用を避けるためである。
数に上限を設け、比較回路14が、回転数が上限値に達
したことを判断した場合、駆動回路15の駆動方向を反
転させる理由を説明する。テープ1の巻むら等の理由に
より、加算回路8によって減算回路7の出力データを加
算しても、加算回路8の蓄積データが、2つのしきい値
T1、T2によって作られる領域内に長時間留まり、テー
プ厚情報の判別に時間がかかり過ぎる可能性がある。そ
こでリール2をあらかじめ決められた回転数、一定速度
でテープを駆動したことで、リール2の巻状態が理想的
になった部分を、駆動回路15の駆動方向を反転させて
利用し、巻状態の悪い部分の使用を避けるためである。
【0051】また、回転検出器3と基準信号発生回路4
とカウンタ5とから、リール2の回転周期に比例した回
転周期データを出力する周期検出ブロック100が構成
され、メモリ6と減算回路7とから、周期検出ブロック
100の出力する回転周期データの変化を検出する周期
変化検出ブロック200が構成され、キャプスタンモー
タ12a、キャプスタン軸12b、ピンチローラ13、
駆動回路15とからテープ1を正、逆両方向に一定速度
で走行させる駆動ブロック300が構成されている。
とカウンタ5とから、リール2の回転周期に比例した回
転周期データを出力する周期検出ブロック100が構成
され、メモリ6と減算回路7とから、周期検出ブロック
100の出力する回転周期データの変化を検出する周期
変化検出ブロック200が構成され、キャプスタンモー
タ12a、キャプスタン軸12b、ピンチローラ13、
駆動回路15とからテープ1を正、逆両方向に一定速度
で走行させる駆動ブロック300が構成されている。
【0052】以上のように構成されたテープ厚自動判別
装置について、図2、図3を用いてその動作を説明す
る。
装置について、図2、図3を用いてその動作を説明す
る。
【0053】図2は、図1のテープ厚自動判別装置の動
作を示した動作波形図である。図2において、横軸はリ
ール2の回転開始からの時間、縦軸は信号の大きさを示
し、波形b,d,e,f,g,hはディジタル量をアナ
ログ量に変換した形で示している。以下、図2を使用し
ながら、図1の実施例の動作を説明する。
作を示した動作波形図である。図2において、横軸はリ
ール2の回転開始からの時間、縦軸は信号の大きさを示
し、波形b,d,e,f,g,hはディジタル量をアナ
ログ量に変換した形で示している。以下、図2を使用し
ながら、図1の実施例の動作を説明する。
【0054】まずリール2の回転は、1回転に1個のパ
ルス信号(図2のa)として、回転検出器3で検出され
る。回転検出器3の出力信号は回転数計数回路9に送ら
れ、回転数計数回路9においてカウントされるが、初期
値を−1に設定しているため、実際には2回転目からの
回転数をカウントし、回転数Nとして出力する(図2の
b)。Nが定数J(J≧2)と等しくなったら、比較回
路14の出力する反転指令(図2のc)を受け、駆動回
路15が駆動方向を反転させるのと同時に、回転数計数
回路9のカウンタ値Nが再び−1に初期化される。
ルス信号(図2のa)として、回転検出器3で検出され
る。回転検出器3の出力信号は回転数計数回路9に送ら
れ、回転数計数回路9においてカウントされるが、初期
値を−1に設定しているため、実際には2回転目からの
回転数をカウントし、回転数Nとして出力する(図2の
b)。Nが定数J(J≧2)と等しくなったら、比較回
路14の出力する反転指令(図2のc)を受け、駆動回
路15が駆動方向を反転させるのと同時に、回転数計数
回路9のカウンタ値Nが再び−1に初期化される。
【0055】カウンタ5は基準信号発生回路4の周期信
号をカウントし、回転検出器3の出力するパルス信号を
合図に、カウント値をリール2のN回転目の回転周期デ
ータPNとして出力した後、カウント値を初期化する
(図2のd)。
号をカウントし、回転検出器3の出力するパルス信号を
合図に、カウント値をリール2のN回転目の回転周期デ
ータPNとして出力した後、カウント値を初期化する
(図2のd)。
【0056】メモリ6は、回転数計数回路9の出力値
(図2のb)が0の時の、カウンタ5のカウント値を
(数10)のP0として記憶し、減算回路7は、カウン
タ5の出力データとメモリ6に記憶されたデータとの差
の絶対値を計算する。図2のeは、減算回路7の出力
を、図2のfは、加算回路8が、減算回路7の出力をリ
ール2の1回転ごとに加算したデータSを、それぞれ示
している。
(図2のb)が0の時の、カウンタ5のカウント値を
(数10)のP0として記憶し、減算回路7は、カウン
タ5の出力データとメモリ6に記憶されたデータとの差
の絶対値を計算する。図2のeは、減算回路7の出力
を、図2のfは、加算回路8が、減算回路7の出力をリ
ール2の1回転ごとに加算したデータSを、それぞれ示
している。
【0057】図2のgは、回転数Nが正の値の場合に、
(数20)に用いて算出される2つのしきい値T1,T2
と、加算回路8の出力値Sとを比較している様子を示し
ているが、このグラフでは、回転数Nが定数Jに達して
も、データSがT1とT2の間の領域から逸脱しないた
め、加算回路8の持つデータを0とした後、再び減算回
路7の出力データの加算動作を開始している様子を示し
ている。
(数20)に用いて算出される2つのしきい値T1,T2
と、加算回路8の出力値Sとを比較している様子を示し
ているが、このグラフでは、回転数Nが定数Jに達して
も、データSがT1とT2の間の領域から逸脱しないた
め、加算回路8の持つデータを0とした後、再び減算回
路7の出力データの加算動作を開始している様子を示し
ている。
【0058】図2のhは加算回路8の出力データがT1
より小さくT2より大きい場合はテープ厚情報の決定は
せず、厚手テープのテープ厚情報である論理Hと、薄手
テープのテープ厚情報である論理Lの中間値を保持し、
T1より大きくなった時点で論理Hを出力する様子を示
している。
より小さくT2より大きい場合はテープ厚情報の決定は
せず、厚手テープのテープ厚情報である論理Hと、薄手
テープのテープ厚情報である論理Lの中間値を保持し、
T1より大きくなった時点で論理Hを出力する様子を示
している。
【0059】図3は、図1のテープ厚自動判別装置の処
理の流れを示したフローチャートで、テープ走行が開始
されてから、テープ厚情報が得られるまで、繰り返し図
3の処理が行われる。以下、図3を使用しながら、図1
の実施例の動作を説明する。
理の流れを示したフローチャートで、テープ走行が開始
されてから、テープ厚情報が得られるまで、繰り返し図
3の処理が行われる。以下、図3を使用しながら、図1
の実施例の動作を説明する。
【0060】まずブランチ24においてリール2が1回
転したか否かを判断し、1回転すれば処理25に進み、
回転数Nを1つ増加させる。ブランチ26においては、
Nが回転数の上限値Jと比較し、Jより小さければブラ
ンチ30に進む。
転したか否かを判断し、1回転すれば処理25に進み、
回転数Nを1つ増加させる。ブランチ26においては、
Nが回転数の上限値Jと比較し、Jより小さければブラ
ンチ30に進む。
【0061】ブランチ30では、回転数Nが0以下なら
ば処理31に進み、そうでなければ処理32に進む。処
理31ではメモリ6がカウンタ5の出力値を記憶し、処
理32では、Nを用いて2つのしきい値T1,T2を算出
し、処理33に進む。つまり、Nが0以下の場合、
T1,T2は算出されず、初期値の0のままである。
ば処理31に進み、そうでなければ処理32に進む。処
理31ではメモリ6がカウンタ5の出力値を記憶し、処
理32では、Nを用いて2つのしきい値T1,T2を算出
し、処理33に進む。つまり、Nが0以下の場合、
T1,T2は算出されず、初期値の0のままである。
【0062】処理33では処理32で記憶した値とカウ
ンタ5の出力値との差ΔPNを計算する。すなわちNが
0以下であればΔPNは常に0となる。処理34では加
算回路8が、リール2の1回転毎にΔPNを加算し蓄積
した値Sを計算する。ブランチ35では、Sがしきい値
算出回路10の算出するしきい値T1より大きいか否か
を判別する。ブランチ35の判別結果が真であれば、処
理36においてテープ1のテープ厚情報を厚手テープと
し、偽であれば、ブランチ37において、Sがしきい値
算出回路10の算出するしきい値T2より小さいか否か
を判別する。ブランチ37の判別結果が真であれば、処
理38においてテープ1のテープ厚情報を薄手テープと
し、偽であればテープ厚情報の判別を見送る。ブランチ
30における判別結果が真である場合は、T1,T2は0
で、Sも0であるので、テープ厚情報の決定は行われな
い。
ンタ5の出力値との差ΔPNを計算する。すなわちNが
0以下であればΔPNは常に0となる。処理34では加
算回路8が、リール2の1回転毎にΔPNを加算し蓄積
した値Sを計算する。ブランチ35では、Sがしきい値
算出回路10の算出するしきい値T1より大きいか否か
を判別する。ブランチ35の判別結果が真であれば、処
理36においてテープ1のテープ厚情報を厚手テープと
し、偽であれば、ブランチ37において、Sがしきい値
算出回路10の算出するしきい値T2より小さいか否か
を判別する。ブランチ37の判別結果が真であれば、処
理38においてテープ1のテープ厚情報を薄手テープと
し、偽であればテープ厚情報の判別を見送る。ブランチ
30における判別結果が真である場合は、T1,T2は0
で、Sも0であるので、テープ厚情報の決定は行われな
い。
【0063】一方、ブランチ26における判別結果が偽
であると判断されると、処理27、処理28において、
Nに−1を、加算回路8の蓄積値Sに0を、それぞれ代
入して初期化し、駆動回路15の駆動方向を反転させた
後、テープ厚判別の処理を再度やり直す。
であると判断されると、処理27、処理28において、
Nに−1を、加算回路8の蓄積値Sに0を、それぞれ代
入して初期化し、駆動回路15の駆動方向を反転させた
後、テープ厚判別の処理を再度やり直す。
【0064】以上のように第1の実施例によれば、リー
ル(リール2)に巻かれたテープ(テープ1)と、前記
テープを正方向と逆方向とにそれぞれの定速度で走行さ
せる駆動手段(駆動ブロック300)と、前記リールの
回転周期を検出する周期検出手段(周期検出ブロック1
00)と、所定の条件が整った場合に前記駆動手段に反
転指令を出力する反転指令手段(比較回路14)と、前
記リールの回転数を計数し前記反転指令出力前は前記リ
ールの第I+1回転目(I≧1)からの回転数を出力し
前記反転指令出力後は反転後の前記リールの第K+1回
転目(K≧1)からの回転数を出力する回転数計数手段
(回転数計数回路9)と、前記反転指令出力前は前記リ
ールの第I回転目に前記周期検出手段が出力する回転周
期と前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検出手
段が出力する回転周期との差を検出し、前記反転指令出
力後は前記リールの第K回転目に前記周期検出手段が出
力する回転周期と前記リールの第K+1回転目以降に前
記周期検出手段が出力する回転周期との差を検出する周
期変化検出手段(周期変化検出ブロック200)と、前
記周期変化検出手段の出力を加算し前記反転指令手段の
反転指令出力時に加算値をリセットする周期変化蓄積手
段(加算回路8)と、前記回転数計数手段の出力を用い
てテープ厚を判別するためのしきい値を発生するしきい
値発生手段(しきい値算出回路10)と、前記周期変化
蓄積手段の出力としきい値発生手段の出力するしきい値
とを比較し前記テープのテープ厚を判別する判別手段
(判別回路11)とを設けることにより、使用するカセ
ットテープの種類に伴うスイッチの切り換え操作をなく
し、テープ走行時に自動的にテープ厚を判別できる。
ル(リール2)に巻かれたテープ(テープ1)と、前記
テープを正方向と逆方向とにそれぞれの定速度で走行さ
せる駆動手段(駆動ブロック300)と、前記リールの
回転周期を検出する周期検出手段(周期検出ブロック1
00)と、所定の条件が整った場合に前記駆動手段に反
転指令を出力する反転指令手段(比較回路14)と、前
記リールの回転数を計数し前記反転指令出力前は前記リ
ールの第I+1回転目(I≧1)からの回転数を出力し
前記反転指令出力後は反転後の前記リールの第K+1回
転目(K≧1)からの回転数を出力する回転数計数手段
(回転数計数回路9)と、前記反転指令出力前は前記リ
ールの第I回転目に前記周期検出手段が出力する回転周
期と前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検出手
段が出力する回転周期との差を検出し、前記反転指令出
力後は前記リールの第K回転目に前記周期検出手段が出
力する回転周期と前記リールの第K+1回転目以降に前
記周期検出手段が出力する回転周期との差を検出する周
期変化検出手段(周期変化検出ブロック200)と、前
記周期変化検出手段の出力を加算し前記反転指令手段の
反転指令出力時に加算値をリセットする周期変化蓄積手
段(加算回路8)と、前記回転数計数手段の出力を用い
てテープ厚を判別するためのしきい値を発生するしきい
値発生手段(しきい値算出回路10)と、前記周期変化
蓄積手段の出力としきい値発生手段の出力するしきい値
とを比較し前記テープのテープ厚を判別する判別手段
(判別回路11)とを設けることにより、使用するカセ
ットテープの種類に伴うスイッチの切り換え操作をなく
し、テープ走行時に自動的にテープ厚を判別できる。
【0065】尚、基準信号発生回路4、カウンタ5、メ
モリ6、減算回路7、加算回路8、回転数計数回路9、
しきい値算出回路10、判別回路11、比較回路14
は、マイクロコンピュータを用いても実現可能であり、
発明の効果に変わりはない。
モリ6、減算回路7、加算回路8、回転数計数回路9、
しきい値算出回路10、判別回路11、比較回路14
は、マイクロコンピュータを用いても実現可能であり、
発明の効果に変わりはない。
【0066】また、回転数計数回路9の初期値を−1以
外の負の整数(例えば−2)に設定しても同様の効果が
得られる。
外の負の整数(例えば−2)に設定しても同様の効果が
得られる。
【0067】さらに、リール2を巻取側リールとし、最
初のテープ1の走行方向を巻き戻し方向としても、リー
ル2を供給側リールとし、最初のテープ1の走行方向を
早送り方向としても同様の効果が得られる。
初のテープ1の走行方向を巻き戻し方向としても、リー
ル2を供給側リールとし、最初のテープ1の走行方向を
早送り方向としても同様の効果が得られる。
【0068】またさらに、リール2の回転開始からの時
間を計測するタイマーを用意し、比較回路14がタイマ
ーの計測時間を監視し、所定の時間経過したと判断した
場合に、反転指令を出力するという構成を有する反転指
令手段を設けても、同様の効果が得られる。
間を計測するタイマーを用意し、比較回路14がタイマ
ーの計測時間を監視し、所定の時間経過したと判断した
場合に、反転指令を出力するという構成を有する反転指
令手段を設けても、同様の効果が得られる。
【0069】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第2の実施例を示すテープ厚自動判別装置のブロック図
である。図4において、図1と同じ働きをする部分に
は、同じ番号を付し説明を省略する。
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第2の実施例を示すテープ厚自動判別装置のブロック図
である。図4において、図1と同じ働きをする部分に
は、同じ番号を付し説明を省略する。
【0070】コントローラ23は、反転指令を受けるま
では、ピンチローラ駆動回路22によって、ピンチロー
ラ13をキャプスタン軸12bと切り離して、テープ1
をフリーにした後、リール駆動回路20とリールモータ
21とによって、リール2を高速で回転させて、テープ
1を高速で走行させる。
では、ピンチローラ駆動回路22によって、ピンチロー
ラ13をキャプスタン軸12bと切り離して、テープ1
をフリーにした後、リール駆動回路20とリールモータ
21とによって、リール2を高速で回転させて、テープ
1を高速で走行させる。
【0071】反転指令を受けた後は、コントローラ23
は、リール駆動回路20によって、リールモータ21を
停止させ、ピンチローラ駆動回路22を起動してピンチ
ローラ13をキャプスタン軸12bに圧着することで、
キャプスタンモータ12aの回転がテープ1に伝達され
るようにした後、キャプスタン駆動回路19でキャプス
タンモータ12aを定速度で駆動して、テープ1を定速
度で走行させる。この時、テープ1の走行方向は反転指
令を受ける前とは逆方向であり、リール駆動回路20
は、リールモータ21を低トルクで駆動しテープ1を巻
き取らせる。
は、リール駆動回路20によって、リールモータ21を
停止させ、ピンチローラ駆動回路22を起動してピンチ
ローラ13をキャプスタン軸12bに圧着することで、
キャプスタンモータ12aの回転がテープ1に伝達され
るようにした後、キャプスタン駆動回路19でキャプス
タンモータ12aを定速度で駆動して、テープ1を定速
度で走行させる。この時、テープ1の走行方向は反転指
令を受ける前とは逆方向であり、リール駆動回路20
は、リールモータ21を低トルクで駆動しテープ1を巻
き取らせる。
【0072】回転数計数回路16は初期値を設定できる
カウンタで、設定された負の初期値から回転検出器3の
出力信号の個数をカウントする。すなわち、最初の初期
値を−I(Iは自然数)とすると、カウント値Nは、実
際には第I+1回転目からのリール2の回転数となる。
以後、IをJ+1(J≧1)として説明を行う。比較回
路17は、回転数が−1になった場合に、コントローラ
23に反転指令を出力するが、回転数計数回路16の初
期値が−(J+1)なので、実際にはリール2のJ回転
後に反転指令を出力する。
カウンタで、設定された負の初期値から回転検出器3の
出力信号の個数をカウントする。すなわち、最初の初期
値を−I(Iは自然数)とすると、カウント値Nは、実
際には第I+1回転目からのリール2の回転数となる。
以後、IをJ+1(J≧1)として説明を行う。比較回
路17は、回転数が−1になった場合に、コントローラ
23に反転指令を出力するが、回転数計数回路16の初
期値が−(J+1)なので、実際にはリール2のJ回転
後に反転指令を出力する。
【0073】加算回路18は、減算回路7の出力データ
が更新される度に、減算回路7の出力データを加算し蓄
積するが、回転数計数回路16の出力が0になるまで
は、減算回路7の出力は0であるので、実際には回転数
が正の値になってからの減算回路7の出力を蓄積する。
が更新される度に、減算回路7の出力データを加算し蓄
積するが、回転数計数回路16の出力が0になるまで
は、減算回路7の出力は0であるので、実際には回転数
が正の値になってからの減算回路7の出力を蓄積する。
【0074】ここで、最初、テープ1を高速で走行さ
せ、回転数計数回路16の計数値があらかじめ定められ
た値に達すると、テープ1の高速走行を停止し、逆方向
にテープ1を定速度で走行させる理由を説明する。これ
は、テープ1の巻むら等の理由により、カウンタ5の出
力する回転周期データに誤差が付加され、信頼性の低い
データとなる可能性があるため、まずテープ1を高速走
行させて、テープ1の巻状態を改善し、反転後の回転周
期データに付加される誤差を少なくするためである。加
算回路18で減算回路7の出力を蓄積する理由は、加算
回路8で減算回路7の出力を蓄積する理由と同じなので
省略する。さらにしきい値算出回路10は、回転数計数
回路16のカウント値Nを用いる以外は、実施例1と同
じであるので説明を省略する。
せ、回転数計数回路16の計数値があらかじめ定められ
た値に達すると、テープ1の高速走行を停止し、逆方向
にテープ1を定速度で走行させる理由を説明する。これ
は、テープ1の巻むら等の理由により、カウンタ5の出
力する回転周期データに誤差が付加され、信頼性の低い
データとなる可能性があるため、まずテープ1を高速走
行させて、テープ1の巻状態を改善し、反転後の回転周
期データに付加される誤差を少なくするためである。加
算回路18で減算回路7の出力を蓄積する理由は、加算
回路8で減算回路7の出力を蓄積する理由と同じなので
省略する。さらにしきい値算出回路10は、回転数計数
回路16のカウント値Nを用いる以外は、実施例1と同
じであるので説明を省略する。
【0075】また、回転検出器3と基準信号発生回路4
とカウンタ5とから、リール2の回転周期に比例した回
転周期データを出力する周期検出ブロック100が構成
され、メモリ6と減算回路7とから、周期検出ブロック
100の出力する回転周期データの変化を検出する周期
変化検出ブロック200が構成され、リール駆動回路2
0、リールモータ21とから、テープ1を高速で走行さ
せ、コントローラ23の指令を受けて高速走行を終了す
る高速駆動ブロック400が構成され、キャプスタンモ
ータ12a、キャプスタン軸12b、ピンチローラ1
3、キャプスタン駆動回路19、ピンチローラ駆動回路
22とから、コントローラ23の指令を受けて、高速駆
動ブロック400とは逆方向に、テープ1を定速で走行
させる定速駆動ブロック500が構成されている。
とカウンタ5とから、リール2の回転周期に比例した回
転周期データを出力する周期検出ブロック100が構成
され、メモリ6と減算回路7とから、周期検出ブロック
100の出力する回転周期データの変化を検出する周期
変化検出ブロック200が構成され、リール駆動回路2
0、リールモータ21とから、テープ1を高速で走行さ
せ、コントローラ23の指令を受けて高速走行を終了す
る高速駆動ブロック400が構成され、キャプスタンモ
ータ12a、キャプスタン軸12b、ピンチローラ1
3、キャプスタン駆動回路19、ピンチローラ駆動回路
22とから、コントローラ23の指令を受けて、高速駆
動ブロック400とは逆方向に、テープ1を定速で走行
させる定速駆動ブロック500が構成されている。
【0076】以上のように構成されたテープ厚自動判別
装置について、図5,図6を用いてその動作を説明す
る。
装置について、図5,図6を用いてその動作を説明す
る。
【0077】図5は、図4のテープ厚自動判別装置の動
作を示した動作波形図である。図5において、横軸はリ
ール2の回転開始からの時間、縦軸は信号の大きさを示
し、波形b,d,e,f,g,hはディジタル量をアナ
ログ量に変換した形で示している。以下、図5を使用し
ながら、図4の実施例の動作を説明する。
作を示した動作波形図である。図5において、横軸はリ
ール2の回転開始からの時間、縦軸は信号の大きさを示
し、波形b,d,e,f,g,hはディジタル量をアナ
ログ量に変換した形で示している。以下、図5を使用し
ながら、図4の実施例の動作を説明する。
【0078】まずリール2の回転は、1回転に1個のパ
ルス信号(図5のa)として、回転検出器3で検出され
る。回転検出器3の出力信号は回転数計数回路16に送
られ、回転数計数回路16においてカウントされるが、
初期値を−J−1に設定しているため、実際にはJ+2
回転目からの回転数をカウントし、回転数Nとして出力
する(図5のb)。Nが−1と等しくなったら、比較回
路17の出力する反転指令(図5のc)を受け、高速駆
動ブロック400が停止して高速テープ走行が終了した
後、定速駆動ブロック500が起動して、高速駆動ブロ
ック400とは逆方向に、テープ1は定速走行を開始す
る。
ルス信号(図5のa)として、回転検出器3で検出され
る。回転検出器3の出力信号は回転数計数回路16に送
られ、回転数計数回路16においてカウントされるが、
初期値を−J−1に設定しているため、実際にはJ+2
回転目からの回転数をカウントし、回転数Nとして出力
する(図5のb)。Nが−1と等しくなったら、比較回
路17の出力する反転指令(図5のc)を受け、高速駆
動ブロック400が停止して高速テープ走行が終了した
後、定速駆動ブロック500が起動して、高速駆動ブロ
ック400とは逆方向に、テープ1は定速走行を開始す
る。
【0079】カウンタ5は基準信号発生回路4の周期信
号をカウントし、回転検出器3の出力するパルス信号を
合図に、カウント値をリール2のN回転目の回転周期デ
ータPNとして出力した後、カウント値を初期化する
(図5のd)。
号をカウントし、回転検出器3の出力するパルス信号を
合図に、カウント値をリール2のN回転目の回転周期デ
ータPNとして出力した後、カウント値を初期化する
(図5のd)。
【0080】メモリ6は、回転数計数回路16の出力値
(図5のb)が0の時の、カウンタ5のカウント値を
(数10)のP0として記憶し、減算回路7は、カウン
タ5の出力データとメモリ6に記憶されたデータとの差
の絶対値を計算する。図5のeは、減算回路7の出力
を、図5のfは、加算回路18が、反転指令出力後の減
算回路7の出力を、リール2の1回転ごとに加算したデ
ータSを、それぞれ示している。
(図5のb)が0の時の、カウンタ5のカウント値を
(数10)のP0として記憶し、減算回路7は、カウン
タ5の出力データとメモリ6に記憶されたデータとの差
の絶対値を計算する。図5のeは、減算回路7の出力
を、図5のfは、加算回路18が、反転指令出力後の減
算回路7の出力を、リール2の1回転ごとに加算したデ
ータSを、それぞれ示している。
【0081】図5のgは、回転数Nが正の値の場合に、
(数20)に用いて算出される2つのしきい値T1,T2
と、加算回路18の出力値Sとを比較している様子を示
している。図5のhは加算回路18の出力データがT1
より小さくT2より大きい場合はテープ厚情報の決定は
せず、厚手テープのテープ厚情報である論理Hと、薄手
テープのテープ厚情報である論理Lの中間値を保持し、
T1より大きくなった時点で論理Hを出力する様子を示
している。
(数20)に用いて算出される2つのしきい値T1,T2
と、加算回路18の出力値Sとを比較している様子を示
している。図5のhは加算回路18の出力データがT1
より小さくT2より大きい場合はテープ厚情報の決定は
せず、厚手テープのテープ厚情報である論理Hと、薄手
テープのテープ厚情報である論理Lの中間値を保持し、
T1より大きくなった時点で論理Hを出力する様子を示
している。
【0082】図6は、図4のテープ厚自動判別装置の処
理の流れを示したフローチャートで、高速駆動ブロック
400によって高速テープ走行が開始されてから、テー
プ厚情報が得られるまで、繰り返し図6の処理が行われ
る。以下、図6を使用しながら、図4の実施例の動作を
説明する。
理の流れを示したフローチャートで、高速駆動ブロック
400によって高速テープ走行が開始されてから、テー
プ厚情報が得られるまで、繰り返し図6の処理が行われ
る。以下、図6を使用しながら、図4の実施例の動作を
説明する。
【0083】まずブランチ40においてリール2が1回
転したか否かを判断し、1回転すれば処理41に進み、
回転数Nを1つ増加させる。ブランチ42では、回転数
Nが−1ならば処理43に進み、そうでなければブラン
チ45に進む。処理43、処理44では、高速駆動ブロ
ック400を停止させて、テープ1の高速走行を終了し
た後、定速駆動ブロック500を起動して、高速駆動ブ
ロック400とは逆方向に、テープ1を定速で走行させ
る。
転したか否かを判断し、1回転すれば処理41に進み、
回転数Nを1つ増加させる。ブランチ42では、回転数
Nが−1ならば処理43に進み、そうでなければブラン
チ45に進む。処理43、処理44では、高速駆動ブロ
ック400を停止させて、テープ1の高速走行を終了し
た後、定速駆動ブロック500を起動して、高速駆動ブ
ロック400とは逆方向に、テープ1を定速で走行させ
る。
【0084】ブランチ45では、回転数Nが0以下なら
ば処理47に進み、そうでなければ処理46に進む。処
理47ではメモリ6がカウンタ5の出力値を記憶し、処
理46では、Nを用いて2つのしきい値T1,T2を算出
し、処理48に進む。つまり、Nが0以下の場合、
T1,T2は算出されず、初期値の0のままである。
ば処理47に進み、そうでなければ処理46に進む。処
理47ではメモリ6がカウンタ5の出力値を記憶し、処
理46では、Nを用いて2つのしきい値T1,T2を算出
し、処理48に進む。つまり、Nが0以下の場合、
T1,T2は算出されず、初期値の0のままである。
【0085】処理48では処理47で記憶した値とカウ
ンタ5の出力値との差ΔPNを計算する。すなわちNが
0以下であればΔPNは常に0となる。処理49では加
算回路18が、リール2の1回転毎にΔPNを加算し蓄
積した値Sを計算する。ブランチ50では、Sがしきい
値算出回路10の算出するしきい値T1より大きいか否
かを判別する。ブランチ50の判別結果が真であれば、
処理51においてテープ1のテープ厚情報を厚手テープ
とし、偽であれば、ブランチ52において、Sがしきい
値算出回路10の算出するしきい値T2より小さいか否
かを判別する。ブランチ52の判別結果が真であれば、
処理53においてテープ1のテープ厚情報を薄手テープ
とし、偽であればテープ厚情報の判別を見送る。
ンタ5の出力値との差ΔPNを計算する。すなわちNが
0以下であればΔPNは常に0となる。処理49では加
算回路18が、リール2の1回転毎にΔPNを加算し蓄
積した値Sを計算する。ブランチ50では、Sがしきい
値算出回路10の算出するしきい値T1より大きいか否
かを判別する。ブランチ50の判別結果が真であれば、
処理51においてテープ1のテープ厚情報を厚手テープ
とし、偽であれば、ブランチ52において、Sがしきい
値算出回路10の算出するしきい値T2より小さいか否
かを判別する。ブランチ52の判別結果が真であれば、
処理53においてテープ1のテープ厚情報を薄手テープ
とし、偽であればテープ厚情報の判別を見送る。
【0086】ブランチ45における判別結果が真である
場合は、T1,T2は0で、Sも0であるので、テープ厚
情報の決定は行われない。
場合は、T1,T2は0で、Sも0であるので、テープ厚
情報の決定は行われない。
【0087】以上のように第2の実施例によれば、リー
ル(リール2)に巻かれたテープ(テープ1)と、前記
テープを高速で走行させる高速駆動手段(高速駆動ブロ
ック400)と、前記テープを前記高速駆動手段とは逆
方向に定速で走行させる定速駆動手段(定速駆動ブロッ
ク500)と、前記リールの回転周期を検出する周期検
出手段(周期検出ブロック100)と、所定の条件が整
った場合に反転指令を出力する反転指令手段(比較回路
17)と、前記反転指令により前記高速駆動手段と前記
定速駆動手段とを切り換える切り換え手段(コントロー
ラ23)と、前記反転指令出力後の前記リールの回転数
を計数し前記リールの第I+1回転目(I≧1)からの
回転数を出力する回転数計数手段(回転数計数回路1
6)と、前記反転指令出力後の前記リールの第I回転目
に前記周期検出手段が出力する回転周期と前記反転指令
出力後の前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検
出手段が出力する回転周期との差を検出する周期変化検
出手段(周期変化検出ブロック200)と、前記周期変
化検出手段の出力を加算する周期変化蓄積手段(加算回
路18)と、前記回転数計数手段の出力を用いてテープ
厚を判別するためのしきい値を発生するしきい値発生手
段(しきい値算出回路10)と、前記周期変化蓄積手段
の出力としきい値発生手段の出力するしきい値とを比較
し前記テープのテープ厚を判別する判別手段(判別回路
11)とを設けることにより、使用するカセットテープ
の種類に伴うスイッチの切り換え操作をなくし、テープ
走行時に自動的にテープ厚を判別できる。
ル(リール2)に巻かれたテープ(テープ1)と、前記
テープを高速で走行させる高速駆動手段(高速駆動ブロ
ック400)と、前記テープを前記高速駆動手段とは逆
方向に定速で走行させる定速駆動手段(定速駆動ブロッ
ク500)と、前記リールの回転周期を検出する周期検
出手段(周期検出ブロック100)と、所定の条件が整
った場合に反転指令を出力する反転指令手段(比較回路
17)と、前記反転指令により前記高速駆動手段と前記
定速駆動手段とを切り換える切り換え手段(コントロー
ラ23)と、前記反転指令出力後の前記リールの回転数
を計数し前記リールの第I+1回転目(I≧1)からの
回転数を出力する回転数計数手段(回転数計数回路1
6)と、前記反転指令出力後の前記リールの第I回転目
に前記周期検出手段が出力する回転周期と前記反転指令
出力後の前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検
出手段が出力する回転周期との差を検出する周期変化検
出手段(周期変化検出ブロック200)と、前記周期変
化検出手段の出力を加算する周期変化蓄積手段(加算回
路18)と、前記回転数計数手段の出力を用いてテープ
厚を判別するためのしきい値を発生するしきい値発生手
段(しきい値算出回路10)と、前記周期変化蓄積手段
の出力としきい値発生手段の出力するしきい値とを比較
し前記テープのテープ厚を判別する判別手段(判別回路
11)とを設けることにより、使用するカセットテープ
の種類に伴うスイッチの切り換え操作をなくし、テープ
走行時に自動的にテープ厚を判別できる。
【0088】尚、基準信号発生回路4、カウンタ5、メ
モリ6、減算回路7、しきい値算出回路10、判別回路
11、回転数計数回路16、比較回路17、加算回路1
8、コントローラ23は、マイクロコンピュータを用い
ても実現可能であり、発明の効果に変わりはない。
モリ6、減算回路7、しきい値算出回路10、判別回路
11、回転数計数回路16、比較回路17、加算回路1
8、コントローラ23は、マイクロコンピュータを用い
ても実現可能であり、発明の効果に変わりはない。
【0089】また、回転数計数回路16の初期値を−2
以外の負の整数(例えば−3)に設定しても同様の効果
が得られる。
以外の負の整数(例えば−3)に設定しても同様の効果
が得られる。
【0090】さらに、リール2を巻取側リールとし、最
初のテープ1の走行方向を巻き戻し方向としても、リー
ル2を供給側リールとし、最初のテープ1の走行方向を
早送り方向としても同様の効果が得られる。
初のテープ1の走行方向を巻き戻し方向としても、リー
ル2を供給側リールとし、最初のテープ1の走行方向を
早送り方向としても同様の効果が得られる。
【0091】またさらに、リール2の回転開始からの時
間を計測するタイマーを用意し、比較回路17がタイマ
ーの計測時間を監視し、所定の時間経過したと判断した
場合に、反転指令を出力するという構成を有する反転指
令手段を設けても、同様の効果が得られる。
間を計測するタイマーを用意し、比較回路17がタイマ
ーの計測時間を監視し、所定の時間経過したと判断した
場合に、反転指令を出力するという構成を有する反転指
令手段を設けても、同様の効果が得られる。
【0092】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、使用する
カセットテープの種類に伴うスイッチの切り換え操作を
なくし、テープ走行時に自動的にテープ厚を判別でき
る。
カセットテープの種類に伴うスイッチの切り換え操作を
なくし、テープ走行時に自動的にテープ厚を判別でき
る。
【図1】本発明の第1の実施例におけるテープ厚自動判
別装置の構成を示すブロック図
別装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例におけるテープ厚自動判別装置
の動作波形図
の動作波形図
【図3】同第1の実施例におけるテープ厚自動判別装置
の動作説明のためのフローチャート
の動作説明のためのフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例におけるテープ厚自動判
別装置の構成を示すブロック図
別装置の構成を示すブロック図
【図5】同第2の実施例におけるテープ厚自動判別装置
の動作波形図
の動作波形図
【図6】同第2の実施例におけるテープ厚自動判別装置
の動作説明のためのフローチャート
の動作説明のためのフローチャート
【図7】従来のテープ厚判別装置の構成を示すブロック
図
図
1 テープ 2 リール 3 回転検出器 4 基準信号発生回路 5 カウンタ 6 メモリ 7 減算回路 8,18 加算回路 9 回転数計数回路 10 しきい値算出回路 11 判別回路 12a キャプスタンモータ 12b キャプスタン軸 13 ピンチローラ 14,17 比較回路 15 駆動回路 16 回転数計数回路 19 キャプスタン駆動回路 20 リール駆動回路 21 リールモータ 22 ピンチローラ駆動回路 23 コントローラ 100 周期検出ブロック 200 周期変化検出ブロック 300 駆動ブロック 400 高速駆動ブロック 500 定速駆動ブロック
Claims (8)
- 【請求項1】リールに巻かれたテープと、 前記テープを正方向と逆方向とにそれぞれの定速度で走
行させる駆動手段と、 前記リールの回転周期を検出する周期検出手段と、 所定の条件が整った場合に前記駆動手段に反転指令を出
力する反転指令手段と、 前記リールの回転数を計数し前記反転指令出力前は前記
リールの第I+1回転目(I≧1)からの回転数を出力
し前記反転指令出力後は反転後の前記リールの第K+1
回転目(K≧1)からの回転数を出力する回転数計数手
段と、 前記反転指令出力前は前記リールの第I回転目に前記周
期検出手段が出力する回転周期と前記リールの第I+1
回転目以降に前記周期検出手段が出力する回転周期との
差を検出し、前記反転指令出力後は前記リールの第K回
転目に前記周期検出手段が出力する回転周期と前記リー
ルの第K+1回転目以降に前記周期検出手段が出力する
回転周期との差を検出する周期変化検出手段と、 前記周期変化検出手段の出力を加算し前記反転指令手段
の反転指令出力時に加算値をリセットする周期変化蓄積
手段と、 前記回転数計数手段の出力を用いてテープ厚を判別する
ためのしきい値を発生するしきい値発生手段と、 前記周期変化蓄積手段の出力としきい値発生手段の出力
するしきい値とを比較し前記テープのテープ厚を判別す
る判別手段と、を具備することを特徴とするテープ厚自
動判別装置。 - 【請求項2】しきい値発生手段は、回転数計数手段の出
力であるリールの回転数Nと、2種類のテープの厚みD
1,D2(D1>D2)と、テープ走行速度Vと、比例定数
kとから、2つのしきい値T1,T2(T1>T2)を(数
1)を用いて算出し、 【数1】 判別手段は、周期変化蓄積手段の出力が、前記しきい値
T1より大きくなるか、前記しきい値T2より小さくなる
までは前記テープのテープ厚の判別を行わず、前記周期
変化蓄積手段の出力が、前記しきい値T1より大きくな
った場合、前記テープのテープ厚がテープ厚D1である
と判断し、また前記周期変化蓄積手段の出力が、前記し
きい値T2より小さくなった場合、前記テープのテープ
厚がテープ厚D2であると判断することを特徴とする請
求項1記載のテープ厚自動判別装置。 - 【請求項3】回転数計数手段は、回転数以外にリールの
回転開始からの回転数を出力し、反転指令手段は、判別
手段の判別が終了する前に、前記回転数計数手段の出力
する前記リールの回転開始からの回転数が所定の値に達
した場合に、反転指令を出力することを特徴とする請求
項1記載のテープ厚自動判別装置。 - 【請求項4】反転指令手段は、リールの回転開始からの
時間を計測し、判別手段の判別が終了する前に、所定の
時間が経過した場合、反転指令を出力することを特徴と
する請求項1記載のテープ厚自動判別装置。 - 【請求項5】リールに巻かれたテープと、 前記テープを高速で走行させる高速駆動手段と、 前記テープを前記高速駆動手段とは逆方向に定速で走行
させる定速駆動手段と、 前記リールの回転周期を検出する周期検出手段と、 所定の条件が整った場合に反転指令を出力する反転指令
手段と、 前記反転指令により前記高速駆動手段と前記定速駆動手
段とを切り換える切り換え手段と、 前記反転指令出力後の前記リールの回転数を計数し前記
リールの第I+1回転目(I≧1)からの回転数を出力
する回転数計数手段と、 前記反転指令出力後の前記リールの第I回転目に前記周
期検出手段が出力する回転周期と前記反転指令出力後の
前記リールの第I+1回転目以降に前記周期検出手段が
出力する回転周期との差を検出する周期変化検出手段
と、 前記周期変化検出手段の出力を加算する周期変化蓄積手
段と、 前記回転数計数手段の出力を用いてテープ厚を判別する
ためのしきい値を発生するしきい値発生手段と、 前記周期変化蓄積手段の出力としきい値発生手段の出力
するしきい値とを比較し前記テープのテープ厚を判別す
る判別手段と、を具備することを特徴とするテープ厚自
動判別装置。 - 【請求項6】しきい値発生手段は、回転数計数手段の出
力であるリールの回転数Nと、2種類のテープの厚みD
1,D2(D1>D2)と、テープ走行速度Vと、比例定数
kとから、2つのしきい値T1,T2(T1>T2)を(数
2)を用いて算出し、 【数2】 判別手段は、周期変化蓄積手段の出力が、前記しきい値
T1より大きくなるか、前記しきい値T2より小さくなる
までは前記テープのテープ厚の判別を行わず、前記周期
変化蓄積手段の出力が、前記しきい値T1より大きくな
った場合、前記テープのテープ厚がテープ厚D1である
と判断し、また前記周期変化蓄積手段の出力が、前記し
きい値T2より小さくなった場合、前記テープのテープ
厚がテープ厚D2であると判断することを特徴とする請
求項5記載のテープ厚自動判別装置。 - 【請求項7】回転数計数手段は、回転数以外にリールの
回転開始からの回転数を出力し、反転指令手段は、前記
回転数計数手段の出力する前記リールの回転開始からの
回転数が所定の値に達した場合に、反転指令を出力する
ことを特徴とする請求項5記載のテープ厚自動判別装
置。 - 【請求項8】反転指令手段は、リールの回転開始からの
時間を計測し、所定の時間が経過した場合、反転指令を
出力することを特徴とする請求項5記載のテープ厚自動
判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4204850A JPH0652659A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | テープ厚自動判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4204850A JPH0652659A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | テープ厚自動判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652659A true JPH0652659A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16497435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4204850A Pending JPH0652659A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | テープ厚自動判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652659A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117824477A (zh) * | 2023-11-27 | 2024-04-05 | 圣邦微电子(北京)股份有限公司 | 压电致动器的位移检测电路和压电电路 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4204850A patent/JPH0652659A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117824477A (zh) * | 2023-11-27 | 2024-04-05 | 圣邦微电子(北京)股份有限公司 | 压电致动器的位移检测电路和压电电路 |
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