JPH065279Y2 - ブレ−キ液圧制御バルブ - Google Patents

ブレ−キ液圧制御バルブ

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JPH065279Y2
JPH065279Y2 JP1986091537U JP9153786U JPH065279Y2 JP H065279 Y2 JPH065279 Y2 JP H065279Y2 JP 1986091537 U JP1986091537 U JP 1986091537U JP 9153786 U JP9153786 U JP 9153786U JP H065279 Y2 JPH065279 Y2 JP H065279Y2
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spacer
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piston
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brake fluid
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稔 倉本
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ブレーキ液圧制御バルブ(プロポーショニン
グバルブ等)、特に作動ピストンと、ホイールシリンダ
側パイロット流路の段部との間に設けられる打音防止用
のスペーサの改良に関する。
(従来の技術) 従来、打音防止用のスペーサを有するブレーキ液圧制御
バルブとしては、例えば第5図に示す構造のものが知ら
れている(NISSANサービス周報、第486号、S
12型系車の紹介、III−29頁参照「昭和58年8
月、日産自動車株式会社発行」)。
この従来のブレーキ液圧制御バルブは、制御力の変化に
応じてリヤホイールの制動力を自動的に変化させるため
のもので、シリンダボディ100内に作動ピストン10
1がバルブ開放位置とバルブ閉鎖位置との間を移動可能
に設けられ、ブレーキペダルへの踏力に応じたマスタシ
リンダからの液圧Wが規定圧以上のときは、作動ピスト
ン101はコンプレッションスプリング102によりバ
ルブ開放位置(図面右方位置)に押圧付勢されてバルブ
103が開放し、マスタシリンダからの液圧は、一次側
ポート104→バルブ103→二次側ポート105を経
てリヤホイールシリンダに伝えられる。
次に、マスタシリンダからの液圧Wが規定圧に達する
と、バルブ開方向の力と、フロントホイールシリンダ側
パイロット流路106からの液圧によるバルブ閉方向の
力とが釣り合い(スプリットポイント)、その後マスタ
シリンダからの液圧が規定圧を超えると、作動ピストン
101がコンプレッションスプリング102に抗してバ
ルブ閉鎖位置(図面左方位置)に押圧されたバルブ10
3が閉鎖し、その後は作動ピストン101に作用するバ
ルブ開方向の力とバルブ閉方向の力とのバランスにより
バルブ開閉を繰り返してリヤホイールシリンダ液圧が減
圧制御される。
又、前記作動ピストン101のバルブ開放位置の位置決
めは、作動ピストン101のピストン部107が前記パ
イロット流路106の段部108に当接することで行な
われるもので、この場合、ピストン部107と、該ピス
トン部107を受け止める段部108との間の打音を防
止するために、ピストン部107に打音防止用のスペー
サ109が設けられている。
そして、従来におけるスペーサ109は、ゴム材(SB
R)により円板状に形成され、中央部がピストン部10
7から突出した支軸110に緩く嵌合されると共に、外
周面が前記パイロット流路106の内周面との間にクリ
アランスを持って取付けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のブレーキ液圧制御バル
ブにあっては、スペーサ109が、繰り返し応力により
歪や変形を起こしたり、ブレーキ液によって膨潤し、そ
の影響でピストン部107とスペーサ109の間にブレ
ーキ液が侵入すると、このブレーキ液の逃げ道がないた
めに、これが封じ込められてしまい、この結果、作動ピ
ストン101のバルブ開放位置が変位して、通常のブレ
ーキ作動時のリヤブレーキの効き不良が生じてしまうと
いう問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決することを目的と
し、この目的達成のために本考案では、シリンダボディ
内に作動ピストンがバルブ開放位置とバルブ閉鎖位置と
の間を移動可能に設けられ、かつ作動ピストンのピスト
ン部と、該作動ピストンのバルブ開放位置でピストン部
を受け止めるホイールシリンダ側パイロット流路の段部
との間にスペーサが設けられ、前記スペーサは弾性変形
材を素材とし、非制動時にリターンスプリングの荷重に
よりピストン部を介してシリンダボディに押さえつけら
れているブレーキ液圧制御バルブにおいて、前記スペー
サの中央部に、前記ホイールシリンダ側パイロット流路
に連通する液通路を形成し、前記スペーサとピストン部
との当接部に、前記液通路に連通する液抜き油路を形成
したことを特徴とする。
(作用) 従って、本考案のブレーキ液圧制御バルブでは、ピスト
ン部とスペーサとの間に侵入したブレーキ液は、バルブ
全開時に液抜き油路から液通路を介してホイールシリン
ダ側パイロット流路に逃がされ、ピストン部とスペーサ
との間にブレーキ液が閉じ込められることを防止する作
用を示し、このブレーキ液封入防止作用によって、バル
ブ全開となる通常のブレーキ作動時に作動ピストンのバ
ルブ開放位置が変位することがなく、リヤブレーキの効
き不良が確実に防止される。
また、バルブ全開時においてピストン部とシリンダボデ
ィとが衝突するが、スペーサの素材を弾性変形材とした
ため、衝突による打音の発生がスペーサの弾性変形によ
り吸収される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図は第1実施例のブレーキ液圧制御バルブを示して
おり、このブレーキ液圧制御バルブAは、マスタシリン
ダMに一体に形成されたシリンダボディ1内に作動ピス
トン2がバルブ開放位置とバルブ閉鎖位置との間を往復
移動可能に設けられている。
シリンダボディ1は、マスタシリンダMに一次側ポート
11を介して連通するマスタシリンダ液圧室12と、リ
ヤホイールシリンダに連通する二次側ポート13及びフ
ロントホイールシリンダ側パイロット流路14が形成さ
れている。
このフロントホイールシリンダ側パイロット流路14は
フロントホイールシリンダに連通している。又、前記マ
スタシリンダ液圧室12には、バルブホルダ15とバル
ブスプリング16により保持されたバルブ17が設けら
れると共に、作動ピストン2をバルブ開方向に付勢する
コンプレッションスプリング18が設けられている。
又、パイロット流路14には、作動ピストン2のバルブ
開放位置の位置決め手段となる段部19が形成されてい
る。
作動ピストン2は、プランジャ部20とピストン部26
とがロッド22で一体的に連結されている。
前記プランジャ部20には、マスタシリンダ液圧室12
と二次側ポート13との間を連通させる連通穴23が内
部に形成され、該連通穴23のマスタシリンダ液圧室側
の口部がバルブ17に対向するバルブシート面24に形
成されている。
前記ピストン部26は、パイロット流路14に対向して
設けられており、大径部25とピストン部26との間に
ピストンカップ27が介装され、かつピストン部26の
外面には液抜き油路28が形成されている。
そして、ピストン部26と前記パイロット流路14の段
部19との間に打音防止用のスペーサ3が介装されるも
ので、この場合、該スペーサ3は、合成樹脂によりリン
グ状に形成されて、パイロット流路14の段部19に密
着するように圧入嵌着され、かつ該スペーサ3のリング
内部30(液通路に相当)を介して前記液抜き油路28
がパイロット流路14に連通している。
次に、本実施例の作用を説明する。
ブレーキ液圧制御バルブAは、プランジャ部20に作用
するマスタシリンダMからの液圧及びコンプレッション
スプリング18の付勢力と、フロントホイールシリンダ
の背圧によりピストン部21に作用するパイロット流路
14の液圧との関係で作動ピストン2がバルブ開放位置
とバルブ閉鎖位置との間を往復移動し、これに伴なうバ
ルブ17の開閉により、スプリットポイントを越えたの
ちのリヤホイールシリンダ液圧の増加割合が減少し、制
動力の増加に対するリヤホイールの制動力が抑えられ、
リヤホイールのロックが防止されることになる。
又、前記作動ピストン2の往復移動に伴なうバルブ開放
位置での位置決めは、ピストン部26がパイロット流路
14の段部19によって受け止められることで行なわれ
るもので、このときのピストン部26と段部19との衝
突による打音は打音防止用のスペーサ3によって吸収さ
れる。
そして、このスペーサ3は、リング状に形成され、かつ
ピストン部26には、該スペーサ3のリング内部30を
介してパイロット流路14に連通する液抜き油路28が
形成されているので、スペーサ3とピストン部26との
間にブレーキ液が侵入したとしても、このブレーキ液は
液抜き油路28からリング内部30を通ってパイロット
流路14内に逃げることができる。
又、実施例では、スペーサ3が合成樹脂により形成され
ていることから、従来のゴム材のものと比べて繰り返し
応力による変形やブレーキ液による膨潤を少なくするこ
とができる。
次に、第4図は第2実施例のブレーキ液圧制御バルブを
示しており、この実施例は、打音防止用のスペーサ3を
ピストン部26の外面外周縁に嵌着した例である。
尚、第2実施例において、第1実施例の構成と同一部分
については便宜上図面の符号を同一にしてその説明を省
略し、又、作用についても同様であるのでその説明を省
略する。
以上、本考案の実施例を図面により説明したが、本考案
の具体的な構成は前記実施例に限定されることはなく、
考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本考
案に含まれる。
例えば、実施例ではマスタシリンダ一体型のブレーキ液
圧制御バルブを示したが、マスタシリンダと別体のもの
であっても、打音防止用のスペーサを有するものについ
ては、本考案の構成を適用できる。
又、液抜き油路については、ピストン部に形成する以外
に、スペーサに形成してもよいし、またシリンダボディ
ーに形成してもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のブレーキ液圧制御バ
ルブにあっては、下記の効果が併せて得られる。
ピストン部とスペーサとの間に侵入するブレーキ液の
封入防止作用により、バルブ全開となる通常のブレーキ
作動時のリヤブレーキの効き不良を確実に防止すること
ができる。
スペーサの素材を弾性変形材としたため、バルブ全開
時、ピストン部とシリンダボディとの打音をスペーサの
弾性変形により防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例のブレーキ液圧制御バルブを
示す断面図、第2図は第1実施例装置が組込まれたマス
タシリンダを示す平面図、第3図は第1図I−I断面
図、第4図は第2実施例を示す一部断面図、第5図は従
来技術の説明図である。 A:ブレーキ液圧制御バルブ 1:シリンダボディ 2:作動ピストン 3:スペーサ 14:フロントホイールシリンダ側パイロット流路 19:段部 26:ピストン部 28:液抜き油路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダボディ内に作動ピストンがバルブ
    開放位置とバルブ閉鎖位置との間を移動可能に設けら
    れ、 かつ作動ピストンのピストン部と、該作動ピストンのバ
    ルブ開放位置でピストン部を受け止めるホイールシリン
    ダ側パイロット流路の段部との間にスペーサが設けら
    れ、 前記スペーサは弾性変形材を素材とし、非制動時にリタ
    ーンスプリングの荷重によりピストン部を介してシリン
    ダボディに押さえつけられているブレーキ液圧制御バル
    ブにおいて、 前記スペーサの中央部に、前記ホイールシリンダ側パイ
    ロット流路に連通する液通路を形成し、 前記スペーサとピストン部との当接部に、前記液通路に
    連通する液抜き油路を形成したことを特徴とするブレー
    キ液圧制御バルブ。
JP1986091537U 1986-06-16 1986-06-16 ブレ−キ液圧制御バルブ Expired - Lifetime JPH065279Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6055573U (ja) * 1983-09-27 1985-04-18 リズム自動車部品製造株式会社 液圧制御弁

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