JPH0653631A - プリント配線基板の製造方法 - Google Patents
プリント配線基板の製造方法Info
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- JPH0653631A JPH0653631A JP19978292A JP19978292A JPH0653631A JP H0653631 A JPH0653631 A JP H0653631A JP 19978292 A JP19978292 A JP 19978292A JP 19978292 A JP19978292 A JP 19978292A JP H0653631 A JPH0653631 A JP H0653631A
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- Japan
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- resist
- pattern
- copper foil
- ink
- resist layer
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 レジストパターンの高精細化を図りつつ、従
来のスクリーン印刷法に匹敵する大量生産性が得られる
プリント配線基板製造方法を提供する。 【構成】 絶縁基板1上にラミネートされた銅箔の全面
に弱アルカリ(pH=9〜13未満)可溶の第1のレジ
スト層を形成する。第1のレジスト層上に所定のパター
ンで強アルカリ(pH≧13)可溶の第2のパターンレ
ジスト4を形成した後、第2のパターンレジスト4をマ
スクとして弱アルカリ溶液により第1のレジスト層を現
像して第1のパターンレジスト3を形成する。これら第
1及び第2のパターンレジスト3,4をマスクとして銅
箔をエッチングし、強アルカリ溶液にて第1及び第2の
パターンレジスト3,4を除去して所定のパターンを有
する配線パターンを形成する。
来のスクリーン印刷法に匹敵する大量生産性が得られる
プリント配線基板製造方法を提供する。 【構成】 絶縁基板1上にラミネートされた銅箔の全面
に弱アルカリ(pH=9〜13未満)可溶の第1のレジ
スト層を形成する。第1のレジスト層上に所定のパター
ンで強アルカリ(pH≧13)可溶の第2のパターンレ
ジスト4を形成した後、第2のパターンレジスト4をマ
スクとして弱アルカリ溶液により第1のレジスト層を現
像して第1のパターンレジスト3を形成する。これら第
1及び第2のパターンレジスト3,4をマスクとして銅
箔をエッチングし、強アルカリ溶液にて第1及び第2の
パターンレジスト3,4を除去して所定のパターンを有
する配線パターンを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細な配線パターンの
形成を可能とするプリント配線基板の製造方法に関す
る。
形成を可能とするプリント配線基板の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の配線回路の高密度化、
高精度化に伴い、プリント配線基板においては、より精
細な銅箔回路パターンの形成が要求されるようになって
いる。このプリント配線基板の配線パターンを形成する
方法としては、従来よりスクリーン印刷法が広く用いら
れている。このスクリーン印刷法においては、基板51
上に銅箔52をラミネートした後(図11参照)、マス
キング部分にゾルを保有せしめたメッシュ状のスクリー
ンを用いてスクリーン印刷機により所定の溶剤に可溶な
レジストインクを上記銅箔52上に印刷し、これを硬化
することによって所定のパターンを有するパターンレジ
スト層53を形成している(図12参照)。そして、こ
のパターンレジスト層53をマスクとして上記銅箔52
のエッチングを行った後、所定の溶剤により上記パター
ンレジスト層53を除去することによって所定のパター
ンを有する配線パターン54を形成している(図13参
照)。このスクリーン印刷法は、生産性が高いという利
点を有している。
高精度化に伴い、プリント配線基板においては、より精
細な銅箔回路パターンの形成が要求されるようになって
いる。このプリント配線基板の配線パターンを形成する
方法としては、従来よりスクリーン印刷法が広く用いら
れている。このスクリーン印刷法においては、基板51
上に銅箔52をラミネートした後(図11参照)、マス
キング部分にゾルを保有せしめたメッシュ状のスクリー
ンを用いてスクリーン印刷機により所定の溶剤に可溶な
レジストインクを上記銅箔52上に印刷し、これを硬化
することによって所定のパターンを有するパターンレジ
スト層53を形成している(図12参照)。そして、こ
のパターンレジスト層53をマスクとして上記銅箔52
のエッチングを行った後、所定の溶剤により上記パター
ンレジスト層53を除去することによって所定のパター
ンを有する配線パターン54を形成している(図13参
照)。このスクリーン印刷法は、生産性が高いという利
点を有している。
【0003】しかしながら、上記スクリーン印刷法は、
次のような問題点を有しており、本質的に解像度が低い
という欠点がある。即ち、通常、上記銅箔52上にレジ
ストインクを印刷する前処理として、上記銅箔52の表
面を清浄化するために、酸等による化学研磨及び回転ブ
ラシ等を用いた物理研磨等が行われている。
次のような問題点を有しており、本質的に解像度が低い
という欠点がある。即ち、通常、上記銅箔52上にレジ
ストインクを印刷する前処理として、上記銅箔52の表
面を清浄化するために、酸等による化学研磨及び回転ブ
ラシ等を用いた物理研磨等が行われている。
【0004】ところが、このような回転ブラシによる研
磨を行うことによって上記銅箔52の表面には、深さ1
μm程度のキズ付きが生じてしまう。このため、上記銅
箔52上に上記レジストインクを印刷する際に、インク
内のモノマーや溶剤等の低分子成分が滲み出し(ブリー
ドアウト)、この滲み出したインクが上記回転ブラシに
よって発生したキズに沿って広がり、更にその滲みが隣
接するパターンまで達したりすることにより、この滲ん
だ部分が上記印刷後のエッチング時にあたかもマスクの
ように機能し、この部分の銅箔52がエッチングざれず
に残存してしまう。従って、上記銅箔52を所望のパタ
ーンに形成することができず、ショート等による不良が
発生する虞れが生じてしまう。
磨を行うことによって上記銅箔52の表面には、深さ1
μm程度のキズ付きが生じてしまう。このため、上記銅
箔52上に上記レジストインクを印刷する際に、インク
内のモノマーや溶剤等の低分子成分が滲み出し(ブリー
ドアウト)、この滲み出したインクが上記回転ブラシに
よって発生したキズに沿って広がり、更にその滲みが隣
接するパターンまで達したりすることにより、この滲ん
だ部分が上記印刷後のエッチング時にあたかもマスクの
ように機能し、この部分の銅箔52がエッチングざれず
に残存してしまう。従って、上記銅箔52を所望のパタ
ーンに形成することができず、ショート等による不良が
発生する虞れが生じてしまう。
【0005】また、このように銅箔52の表面が荒れて
いると、上記レジストインクの印刷時にインクが版の裏
側に廻り込み、インクの滲みやダレといった不都合が生
じてしまう。このように、従来のスクリーン印刷法によ
り配線パターンを形成する方法では、最近のプリント配
線基板における回路パターンの高密度化に十分に対応す
ることが困難となりつつあり、実際に用いられている配
線密度はラインとスペースの比で0.2mm/0.2m
m(=ライン間隔/スペース間隔)が限界とされてい
る。
いると、上記レジストインクの印刷時にインクが版の裏
側に廻り込み、インクの滲みやダレといった不都合が生
じてしまう。このように、従来のスクリーン印刷法によ
り配線パターンを形成する方法では、最近のプリント配
線基板における回路パターンの高密度化に十分に対応す
ることが困難となりつつあり、実際に用いられている配
線密度はラインとスペースの比で0.2mm/0.2m
m(=ライン間隔/スペース間隔)が限界とされてい
る。
【0006】これに対して、写真法により配線パターン
を形成する方法が知られている。この写真法は、ドライ
フィルムを熱圧着により銅箔に貼り合わせた後、所定の
パターン形状を描画したフィルムを介して露光,現像す
ることによって上述のようなパターンレジスト層を形成
する方法である。
を形成する方法が知られている。この写真法は、ドライ
フィルムを熱圧着により銅箔に貼り合わせた後、所定の
パターン形状を描画したフィルムを介して露光,現像す
ることによって上述のようなパターンレジスト層を形成
する方法である。
【0007】この写真法では、スクリーンやローラー等
を使用しないので、インクにパターンのズレや滲みが生
じる虞れがなく、上記スクリーン印刷法に比べて遙かに
高い解像度を得ることができる。
を使用しないので、インクにパターンのズレや滲みが生
じる虞れがなく、上記スクリーン印刷法に比べて遙かに
高い解像度を得ることができる。
【0008】ところが、この写真法は、生産性に乏し
く、上記スクリーン印刷法の僅か1/5程度(スクリー
ン印刷法の場合で10枚/分程度であるのに対して、写
真法の場合では2枚/分程度)に過ぎない。従って、こ
の写真法では、生産コストが高く、大量生産を行う場合
には不適当となる。
く、上記スクリーン印刷法の僅か1/5程度(スクリー
ン印刷法の場合で10枚/分程度であるのに対して、写
真法の場合では2枚/分程度)に過ぎない。従って、こ
の写真法では、生産コストが高く、大量生産を行う場合
には不適当となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の配
線パターンの形成方法においては、パターンの精密性を
確保しつつ、優れた生産性を得ることは困難であり、配
線回路の高密度化、高精度化には限界がある。そこで、
本発明はかかる従来の実情に鑑みて提案されたものであ
って、レジストパターンの高精細化を図りつつ、従来の
スクリーン印刷法に匹敵する大量生産性を得ることが可
能なプリント配線基板の製造方法を提供することを目的
とする。
線パターンの形成方法においては、パターンの精密性を
確保しつつ、優れた生産性を得ることは困難であり、配
線回路の高密度化、高精度化には限界がある。そこで、
本発明はかかる従来の実情に鑑みて提案されたものであ
って、レジストパターンの高精細化を図りつつ、従来の
スクリーン印刷法に匹敵する大量生産性を得ることが可
能なプリント配線基板の製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために提案されたものである。即ち、本発明の
プリント配線基板の製造方法は、絶縁性を有する基板上
に銅箔をラミネートし、この銅箔の全面にpHが9以
上、13未満の弱アルカリ溶液に可溶な第1のレジスト
層を形成し、次いで、この第1のレジスト層上に所定の
パターンでpHが13以上の強アルカリ溶液に可溶な第
2のパターンレジストを形成した後、これら第1のレジ
スト層及び第2のパターンレジストが形成された上記基
板を弱アルカリ溶液に接触せしめ、上記第2のパターン
レジストをマスクとして第1のレジスト層を現像して第
1のパターンレジストを形成し、続いて、これら第1の
パターンレジスト及び第2のパターンレジストをマスク
として上記銅箔をエッチングした後、強アルカリ溶液に
より上記第2のパターンレジスト及び第1のパターンレ
ジストを除去し、所定のパターンを有する配線パターン
を形成することを特徴とするものである。
達成するために提案されたものである。即ち、本発明の
プリント配線基板の製造方法は、絶縁性を有する基板上
に銅箔をラミネートし、この銅箔の全面にpHが9以
上、13未満の弱アルカリ溶液に可溶な第1のレジスト
層を形成し、次いで、この第1のレジスト層上に所定の
パターンでpHが13以上の強アルカリ溶液に可溶な第
2のパターンレジストを形成した後、これら第1のレジ
スト層及び第2のパターンレジストが形成された上記基
板を弱アルカリ溶液に接触せしめ、上記第2のパターン
レジストをマスクとして第1のレジスト層を現像して第
1のパターンレジストを形成し、続いて、これら第1の
パターンレジスト及び第2のパターンレジストをマスク
として上記銅箔をエッチングした後、強アルカリ溶液に
より上記第2のパターンレジスト及び第1のパターンレ
ジストを除去し、所定のパターンを有する配線パターン
を形成することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】基板上にラミネートされた銅箔の表面を覆って
弱アルカリ可溶の第1のレジスト層を形成することによ
り、清浄化のために研磨加工された上記銅箔の表面に存
在するキズ等が上記第1のレジスト層によって吸収さ
れ、平滑な表面が得られる。このため、この第1のレジ
スト層により平坦化された表面上に、配線パターンに応
じた所定のパターンで強アルカリ可溶の第2のパターン
レジストを印刷する際に、インク内の主に低分子成分の
滲み出しや滲みが生じる虞れがない。従って、上記第2
のパターンレジストを高精細なパターンで印刷すること
ができる。
弱アルカリ可溶の第1のレジスト層を形成することによ
り、清浄化のために研磨加工された上記銅箔の表面に存
在するキズ等が上記第1のレジスト層によって吸収さ
れ、平滑な表面が得られる。このため、この第1のレジ
スト層により平坦化された表面上に、配線パターンに応
じた所定のパターンで強アルカリ可溶の第2のパターン
レジストを印刷する際に、インク内の主に低分子成分の
滲み出しや滲みが生じる虞れがない。従って、上記第2
のパターンレジストを高精細なパターンで印刷すること
ができる。
【0012】また、この第1のレジスト層は、銅箔に比
べて表面張力が極めて低いために、上記第2のパターン
レジストの印刷時においてインクがスクリーンのマスキ
ング用ゾルの下部に廻り込むといった不都合が生じにく
く、連続印刷性に優れている。
べて表面張力が極めて低いために、上記第2のパターン
レジストの印刷時においてインクがスクリーンのマスキ
ング用ゾルの下部に廻り込むといった不都合が生じにく
く、連続印刷性に優れている。
【0013】そして、これら第2のパターンレジスト及
び第1のレジスト層が形成された上記基板を弱アルカリ
溶液に接触せしめることにより、上記第2のパターンレ
ジストから露出する第1のレジスト層が選択的に現像さ
れ、上記第2のパターンレジストと略同一パターンを有
する第1のパターンレジストが形成される。
び第1のレジスト層が形成された上記基板を弱アルカリ
溶液に接触せしめることにより、上記第2のパターンレ
ジストから露出する第1のレジスト層が選択的に現像さ
れ、上記第2のパターンレジストと略同一パターンを有
する第1のパターンレジストが形成される。
【0014】そして、これら第1のパターンレジスト及
び第2のパターンレジストをマスクとして上記銅箔をエ
ッチングすることにより、上記第1及び第2のパターン
レジストの下部の銅箔のみが残存され、それ以外の銅箔
がエッチング除去される。
び第2のパターンレジストをマスクとして上記銅箔をエ
ッチングすることにより、上記第1及び第2のパターン
レジストの下部の銅箔のみが残存され、それ以外の銅箔
がエッチング除去される。
【0015】なお、これら第1のパターンレジスト及び
第2のパターンレジストは、何れも強アルカリ溶液に可
溶であることから、上述のエッチング後に強アルカリ溶
液を用いて上記第1及び第2のパターンレジストを現像
することにより、残存した各パターンレジストが除去さ
れ、所望のパターンを有する配線パターンを得ることが
できる。
第2のパターンレジストは、何れも強アルカリ溶液に可
溶であることから、上述のエッチング後に強アルカリ溶
液を用いて上記第1及び第2のパターンレジストを現像
することにより、残存した各パターンレジストが除去さ
れ、所望のパターンを有する配線パターンを得ることが
できる。
【0016】このように、上記第2のパターンレジスト
を印刷法により形成することにより、十分な生産性が確
保される。
を印刷法により形成することにより、十分な生産性が確
保される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体的な実験結果に基づいて
説明するが、本発明がこの実施例に限定されるものでは
ないことは言うまでもない。
説明するが、本発明がこの実施例に限定されるものでは
ないことは言うまでもない。
【0018】先ず、図1及び図2に示すように、絶縁性
を有する基板1上に銅箔2をラミネートする。上記基板
1としては、表面上に銅箔2が複数層設けられた多層型
基板(商品名:FR−4)、両面に銅箔2がラミネート
されるコンポジット型基板(商品名:CE−M)、片面
のみが使用される基板(商品名:FR−1)等が何れも
使用可能であるが、ここではコンポジット型基板を使用
し、両面に銅箔2がラミネートされた銅張積層板の膜厚
方向に貫通する貫通孔をドリル加工等により形成した
後、該貫通孔を覆って全面にメッキ層を被着形成せしめ
たものを使用した。
を有する基板1上に銅箔2をラミネートする。上記基板
1としては、表面上に銅箔2が複数層設けられた多層型
基板(商品名:FR−4)、両面に銅箔2がラミネート
されるコンポジット型基板(商品名:CE−M)、片面
のみが使用される基板(商品名:FR−1)等が何れも
使用可能であるが、ここではコンポジット型基板を使用
し、両面に銅箔2がラミネートされた銅張積層板の膜厚
方向に貫通する貫通孔をドリル加工等により形成した
後、該貫通孔を覆って全面にメッキ層を被着形成せしめ
たものを使用した。
【0019】なお、図1にあっては、この基板1の一方
の面側のみを示した。以下、図3乃至図9に関しても同
様である。また、ここでは便宜上、上記銅箔2の配線パ
ターンをABC文字パターンで表すこととした。
の面側のみを示した。以下、図3乃至図9に関しても同
様である。また、ここでは便宜上、上記銅箔2の配線パ
ターンをABC文字パターンで表すこととした。
【0020】その後、上記銅箔2の表面の清浄化を行
う。この銅箔2の表面の清浄化を行う方法としては、こ
の種のプリント配線基板の製造工程において通常行われ
ている方法が何れも使用可能であり、一般的には化学研
磨と物理研磨が組み合わせて使用される。
う。この銅箔2の表面の清浄化を行う方法としては、こ
の種のプリント配線基板の製造工程において通常行われ
ている方法が何れも使用可能であり、一般的には化学研
磨と物理研磨が組み合わせて使用される。
【0021】上記化学研磨としては、有機酸又は無機酸
等による表面処理が一般的である。上記有機酸として
は、例えばリンゴ酸、マレイン酸、クエン酸、マロン酸
等が挙げられ、上記無機酸としては、例えばリン酸、塩
酸、硫酸等が挙げられる。また、これら有機酸と無機酸
の混合物や加硫酸アンモニウム、過酸化水素と硫酸等か
らなるソフトエッチング液等も使用可能である。
等による表面処理が一般的である。上記有機酸として
は、例えばリンゴ酸、マレイン酸、クエン酸、マロン酸
等が挙げられ、上記無機酸としては、例えばリン酸、塩
酸、硫酸等が挙げられる。また、これら有機酸と無機酸
の混合物や加硫酸アンモニウム、過酸化水素と硫酸等か
らなるソフトエッチング液等も使用可能である。
【0022】一方、上記物理研磨としては、例えば回転
ブラシ等を用いたブラシ研磨〔例えば米国デュポン社製
のタイネックスブラシ、320番(商品名)使用。〕、
スクラブ研磨〔例えば米国デュポン社製のペリーブラ
シ、1000番(商品名)使用。〕、バフ研磨〔例えば
米国デュポン社製のフラップバフ、1000番(商品
名)使用。〕等が一般的である。
ブラシ等を用いたブラシ研磨〔例えば米国デュポン社製
のタイネックスブラシ、320番(商品名)使用。〕、
スクラブ研磨〔例えば米国デュポン社製のペリーブラ
シ、1000番(商品名)使用。〕、バフ研磨〔例えば
米国デュポン社製のフラップバフ、1000番(商品
名)使用。〕等が一般的である。
【0023】次に、図3及び図4に示すように、この銅
箔2の略全面に第1のレジスト層3aを形成する。この
第1のレジスト層3aは、第1のレジストインクAの塗
膜を指触乾燥(又は硬化)せしめたものからなる。これ
により、上述の清浄化の際に上記銅箔2の表面に生じた
キズ等の存在による凹凸が上記第1のレジストインクA
によって吸収され、上記銅箔2の表面が平坦とされる。
箔2の略全面に第1のレジスト層3aを形成する。この
第1のレジスト層3aは、第1のレジストインクAの塗
膜を指触乾燥(又は硬化)せしめたものからなる。これ
により、上述の清浄化の際に上記銅箔2の表面に生じた
キズ等の存在による凹凸が上記第1のレジストインクA
によって吸収され、上記銅箔2の表面が平坦とされる。
【0024】ここで使用される第1のレジストインクA
としては、熱又は紫外線により指触乾燥又は硬化し、且
つpHが9以上、13未満の弱アルカリ溶液に可溶な材
料が使用される。また、上記銅箔2の表面に対する被覆
性を考慮すると、比較的低粘性のものであることが望ま
しい。
としては、熱又は紫外線により指触乾燥又は硬化し、且
つpHが9以上、13未満の弱アルカリ溶液に可溶な材
料が使用される。また、上記銅箔2の表面に対する被覆
性を考慮すると、比較的低粘性のものであることが望ま
しい。
【0025】この第1のレジストインクAとしては、市
販品が何れも使用可能であり、特に限定されない。この
うち、熱により指触乾燥(又は硬化)するものとして
は、通常ノボラック型樹脂やビスフェノール型樹脂に酸
無水物を付加した樹脂がベースポリマーとして使用され
る。
販品が何れも使用可能であり、特に限定されない。この
うち、熱により指触乾燥(又は硬化)するものとして
は、通常ノボラック型樹脂やビスフェノール型樹脂に酸
無水物を付加した樹脂がベースポリマーとして使用され
る。
【0026】上記酸無水物としては、例えば無水マレイ
ン酸,無水コハク酸,無水フタル酸,無水テトラヒドロ
フタル酸等の二塩基性酸無水物、無水トリメット酸,無
水ピロメット酸等の芳香族多価カルボン酸無水物及びそ
の誘導体〔例えば5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ
フリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸無水物等〕等が挙げられる。
ン酸,無水コハク酸,無水フタル酸,無水テトラヒドロ
フタル酸等の二塩基性酸無水物、無水トリメット酸,無
水ピロメット酸等の芳香族多価カルボン酸無水物及びそ
の誘導体〔例えば5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ
フリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボン酸無水物等〕等が挙げられる。
【0027】また、この熱硬化型のレジストインクに
は、必要に応じて各種充填材や有機溶剤等が添加されて
も良い。上記充填材としては、従来より公知の材料が何
れも使用可能であり、具体的に例示するならば、エポキ
シ樹脂,フェノール樹脂,メラミン樹脂,ポリエステル
樹脂,EVA,塩化ビニル樹脂等のアルカリ溶液に不溶
な樹脂、或いは硫酸バリウム、タルク、シリカ等が挙げ
られる。
は、必要に応じて各種充填材や有機溶剤等が添加されて
も良い。上記充填材としては、従来より公知の材料が何
れも使用可能であり、具体的に例示するならば、エポキ
シ樹脂,フェノール樹脂,メラミン樹脂,ポリエステル
樹脂,EVA,塩化ビニル樹脂等のアルカリ溶液に不溶
な樹脂、或いは硫酸バリウム、タルク、シリカ等が挙げ
られる。
【0028】また、上記有機溶剤としても同様に従来公
知の材料が何れも使用可能であり、例えばセロソルブ,
ブチルセロソル等のセロソルブ類、カルビトール,ブチ
ルカルビトール等のカルビトール類及びそのアセテート
類、トルエン,キシレン等の芳香族炭化水素類等が使用
可能である。この他、この種のレジストインクにおいて
使用されている着色顔料、消泡剤、密着付与剤、或いは
レベリング剤等が適宜添加されても良い。
知の材料が何れも使用可能であり、例えばセロソルブ,
ブチルセロソル等のセロソルブ類、カルビトール,ブチ
ルカルビトール等のカルビトール類及びそのアセテート
類、トルエン,キシレン等の芳香族炭化水素類等が使用
可能である。この他、この種のレジストインクにおいて
使用されている着色顔料、消泡剤、密着付与剤、或いは
レベリング剤等が適宜添加されても良い。
【0029】このような熱硬化型のレジストインクにお
いては、膜形成後にベースポリマー中のカルボン酸が下
記の(1)式で表される反応によってアルカリ溶液に溶
解する。
いては、膜形成後にベースポリマー中のカルボン酸が下
記の(1)式で表される反応によってアルカリ溶液に溶
解する。
【0030】
【化1】
【0031】この熱硬化型のレジストインクとしては、
例えば太陽インキ製造社製のPSR−4000シリー
ズ,PER−20(ともに商品名)、タムラ化研社製の
DSR−2200シリーズ,DSR−2200Zシリー
ズ(ともに商品名)、東洋インキ製造社製のK−100
0(商品名)等が挙げられる。
例えば太陽インキ製造社製のPSR−4000シリー
ズ,PER−20(ともに商品名)、タムラ化研社製の
DSR−2200シリーズ,DSR−2200Zシリー
ズ(ともに商品名)、東洋インキ製造社製のK−100
0(商品名)等が挙げられる。
【0032】一方、紫外線により指触乾燥(又は硬化)
するものとしては、アクリル酸又はメタクリル酸を分子
内に有するノボラック型樹脂やビスフェノール型樹脂に
酸無水物を付加した樹脂がベースポリマーとして使用さ
れる。なお、上記酸無水物としては、上記熱硬化型のレ
ジストインクの場合と同様の化合物が何れも使用可能で
ある。
するものとしては、アクリル酸又はメタクリル酸を分子
内に有するノボラック型樹脂やビスフェノール型樹脂に
酸無水物を付加した樹脂がベースポリマーとして使用さ
れる。なお、上記酸無水物としては、上記熱硬化型のレ
ジストインクの場合と同様の化合物が何れも使用可能で
ある。
【0033】また、この紫外線硬化型のレジストインク
には、必要に応じて反応性希釈剤等が添加されても良
い。上記反応性希釈剤としては、従来より公知の材料が
何れも使用可能であり、具体的に例示するならば、2−
ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート,N−ビニルピロリドン,メラミンアク
リレート又は前記アクリレートに対応する各メタクリレ
ート類等の水溶性モノマー、ジエチレングリコールジア
クリレート,トリエチレングリコールジアクリレート,
プロピレングリコールジアクリレート,モノ−或いはジ
アクリレート又はメタクリレート類、多塩基酸とヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレートとのモノ−,ジ−,
トリ−又はそれ以上のポリエステル等の非水溶性モノマ
ー等が挙げられる。
には、必要に応じて反応性希釈剤等が添加されても良
い。上記反応性希釈剤としては、従来より公知の材料が
何れも使用可能であり、具体的に例示するならば、2−
ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート,N−ビニルピロリドン,メラミンアク
リレート又は前記アクリレートに対応する各メタクリレ
ート類等の水溶性モノマー、ジエチレングリコールジア
クリレート,トリエチレングリコールジアクリレート,
プロピレングリコールジアクリレート,モノ−或いはジ
アクリレート又はメタクリレート類、多塩基酸とヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレートとのモノ−,ジ−,
トリ−又はそれ以上のポリエステル等の非水溶性モノマ
ー等が挙げられる。
【0034】この他、上記熱硬化型のレジストインクの
場合と同様に、必要に応じて着色顔料、消泡剤、密着付
与剤、或いはレベリング剤等が適宜添加されても良い。
この紫外線硬化型のレジストインクとしては、例えば太
陽インキ製造社製のTGR−100シリーズ(商品名)
等が挙げられる。
場合と同様に、必要に応じて着色顔料、消泡剤、密着付
与剤、或いはレベリング剤等が適宜添加されても良い。
この紫外線硬化型のレジストインクとしては、例えば太
陽インキ製造社製のTGR−100シリーズ(商品名)
等が挙げられる。
【0035】このような第1のレジストインクAの塗布
方法としては、特に限定されず、スクリーン印刷法、ロ
ールコータ法、スプレーコータ法、カーテンコータ法、
浸漬法等から適宜選択されれば良い。
方法としては、特に限定されず、スクリーン印刷法、ロ
ールコータ法、スプレーコータ法、カーテンコータ法、
浸漬法等から適宜選択されれば良い。
【0036】そして、この第1のレジストインクAの塗
布後、該第1のレジストインクAとして熱硬化型のもの
を使用した場合には、箱型炉,ウィケット炉,トンネル
炉等にて加熱を行い、得られた塗膜を指触乾燥(又は硬
化)させる。なお、この加熱に際しては、加熱温度は5
0〜120℃とすることが好ましい。加熱温度が50℃
よりも低いと、タックが残存するとともに、得られた塗
膜を十分に指触乾燥(又は硬化)させることができな
い。逆に、120℃よりも高いと、後述の現像工程にお
いて良好な現像が行えなくなる。
布後、該第1のレジストインクAとして熱硬化型のもの
を使用した場合には、箱型炉,ウィケット炉,トンネル
炉等にて加熱を行い、得られた塗膜を指触乾燥(又は硬
化)させる。なお、この加熱に際しては、加熱温度は5
0〜120℃とすることが好ましい。加熱温度が50℃
よりも低いと、タックが残存するとともに、得られた塗
膜を十分に指触乾燥(又は硬化)させることができな
い。逆に、120℃よりも高いと、後述の現像工程にお
いて良好な現像が行えなくなる。
【0037】一方、上記第1のレジストインクAとして
紫外線硬化型のものを使用した場合では、UVキュア炉
等により紫外線照射を行い、得られた塗膜を指触乾燥
(又は硬化)させる。
紫外線硬化型のものを使用した場合では、UVキュア炉
等により紫外線照射を行い、得られた塗膜を指触乾燥
(又は硬化)させる。
【0038】得られた第1のレジスト層3aは、上述の
ように上記貫通孔内を含め全面に形成されても良いが、
少なくとも後述するエッチングにより第1のパターンレ
ジスト3が形成される領域、即ちレジスト形成パターン
部分(上記貫通孔内を含め配線パターンに応じた部分)
より若干広く形成されれば良い。
ように上記貫通孔内を含め全面に形成されても良いが、
少なくとも後述するエッチングにより第1のパターンレ
ジスト3が形成される領域、即ちレジスト形成パターン
部分(上記貫通孔内を含め配線パターンに応じた部分)
より若干広く形成されれば良い。
【0039】また、この第1のレジスト層3aの膜厚
は、レジスト膜として一般に要求される5〜50μmの
範囲が適当であり、10〜20μmであることがより好
ましい。この第1のレジスト層3aの膜厚が5μm未満
である場合には、上述の清浄化を行う際に生じた上記銅
箔2表面のキズの存在による凹凸の影響を受けてしま
い、該第1のレジスト層3aの表面を平坦化することが
できない。逆に、50μmより厚くなると、後述の現像
時に見られるアンダーカットが顕著となり、所望の線巾
を安定して得ることができない。
は、レジスト膜として一般に要求される5〜50μmの
範囲が適当であり、10〜20μmであることがより好
ましい。この第1のレジスト層3aの膜厚が5μm未満
である場合には、上述の清浄化を行う際に生じた上記銅
箔2表面のキズの存在による凹凸の影響を受けてしま
い、該第1のレジスト層3aの表面を平坦化することが
できない。逆に、50μmより厚くなると、後述の現像
時に見られるアンダーカットが顕著となり、所望の線巾
を安定して得ることができない。
【0040】続いて、図5及び図6に示すように、上記
第1のレジスト層3a上にスクリーン印刷法により配線
パターンに応じた所定のパターンでポジ型の第2のパタ
ーンレジスト4を形成する。この時、上述のように銅箔
2の表面が上記第1のレジスト層3aによって平坦化さ
れているので、インクのカスレやピンホール、或いは銅
箔2の表面にキズによる凹凸が存在する場合に見られる
ような滲み等は、極めて発生しにくい。また、このよう
に均一な第1のレジスト層3aの表面に対してインクが
転写されるので、版の裏廻りを起こし難く、連続印刷性
に適している。従って、上記第2のパターンレジスト4
を高精細なパターンで印刷することができる。
第1のレジスト層3a上にスクリーン印刷法により配線
パターンに応じた所定のパターンでポジ型の第2のパタ
ーンレジスト4を形成する。この時、上述のように銅箔
2の表面が上記第1のレジスト層3aによって平坦化さ
れているので、インクのカスレやピンホール、或いは銅
箔2の表面にキズによる凹凸が存在する場合に見られる
ような滲み等は、極めて発生しにくい。また、このよう
に均一な第1のレジスト層3aの表面に対してインクが
転写されるので、版の裏廻りを起こし難く、連続印刷性
に適している。従って、上記第2のパターンレジスト4
を高精細なパターンで印刷することができる。
【0041】このようなスクリーン印刷を行うに際し、
使用されるスクリーンとしては通常使用されるものが何
れも使用可能である。例えば、紗の材質としては、テト
ロン,ステンレス,ナイロン等が使用可能であり、目の
粗さは100〜325メッシュ程度であることが好適で
あり、200〜300メッシュ程度であることが最適で
ある。目の粗さが100メッシュよりも粗いと、印刷解
像性が悪く、逆に325メッシュよりも細かいと、イン
クが紗を通過しにくく、カスレが生じて不良となる。
使用されるスクリーンとしては通常使用されるものが何
れも使用可能である。例えば、紗の材質としては、テト
ロン,ステンレス,ナイロン等が使用可能であり、目の
粗さは100〜325メッシュ程度であることが好適で
あり、200〜300メッシュ程度であることが最適で
ある。目の粗さが100メッシュよりも粗いと、印刷解
像性が悪く、逆に325メッシュよりも細かいと、イン
クが紗を通過しにくく、カスレが生じて不良となる。
【0042】また、上記第2のパターンレジスト2を構
成してなる第2のレジストインクBとしては、熱又は紫
外線により指触乾燥又は硬化し、且つpHが13以上の
強アルカリ溶液に可溶な材料が使用される。
成してなる第2のレジストインクBとしては、熱又は紫
外線により指触乾燥又は硬化し、且つpHが13以上の
強アルカリ溶液に可溶な材料が使用される。
【0043】この第2のレジストインクBとしては、市
販品が何れも使用可能であり、特に限定されない。この
うち、熱により指触乾燥(又は硬化)するものとして
は、例えば山栄化学社製のSER−400シリーズ,S
ER−410シリーズ,SER−420シリーズ,SE
R−423シリーズ(何れも商品名)、サンワ化学工業
社製のDA−110B,DA−180C,DA−200
B,DA−250C,DA−380B,DA−262C
(何れも商品名)、アサヒ化学研究所社製のWR−52
0,WR−70(ともに商品名)等が挙げられる。
販品が何れも使用可能であり、特に限定されない。この
うち、熱により指触乾燥(又は硬化)するものとして
は、例えば山栄化学社製のSER−400シリーズ,S
ER−410シリーズ,SER−420シリーズ,SE
R−423シリーズ(何れも商品名)、サンワ化学工業
社製のDA−110B,DA−180C,DA−200
B,DA−250C,DA−380B,DA−262C
(何れも商品名)、アサヒ化学研究所社製のWR−52
0,WR−70(ともに商品名)等が挙げられる。
【0044】一方、紫外線により指触乾燥(又は硬化)
するものとしては、例えば山栄化学社製のSER−14
00,SER−1405,SER−1406(何れも商
品名)、太陽インキ製造社製のX−66,X−77,X
−87(何れも商品名)、サンワ化学工業社製のUE−
7000(商品名)等が挙げられる。
するものとしては、例えば山栄化学社製のSER−14
00,SER−1405,SER−1406(何れも商
品名)、太陽インキ製造社製のX−66,X−77,X
−87(何れも商品名)、サンワ化学工業社製のUE−
7000(商品名)等が挙げられる。
【0045】そして、上記印刷後、上記第2のレジスト
インクBを所定の方法により指触乾燥(又は硬化)させ
る。なお、指触乾燥(又は硬化)させる手段としては、
該第2のレジストインクBとして熱硬化型のものを使用
した場合、紫外線硬化型のものを使用した場合とも、上
記第1のレジストインクAの場合と同様の装置が何れも
使用可能である。
インクBを所定の方法により指触乾燥(又は硬化)させ
る。なお、指触乾燥(又は硬化)させる手段としては、
該第2のレジストインクBとして熱硬化型のものを使用
した場合、紫外線硬化型のものを使用した場合とも、上
記第1のレジストインクAの場合と同様の装置が何れも
使用可能である。
【0046】この第2のパターンレジスト4の膜厚は、
3〜40μmの範囲が適している。この第2のパターン
レジスト4の膜厚が3μmより薄いと、ピンホール等が
発生しやすくなり、良好な塗膜を得ることができない。
逆に、40μmを越えると、印刷の解像性が悪化する虞
れがある。
3〜40μmの範囲が適している。この第2のパターン
レジスト4の膜厚が3μmより薄いと、ピンホール等が
発生しやすくなり、良好な塗膜を得ることができない。
逆に、40μmを越えると、印刷の解像性が悪化する虞
れがある。
【0047】その後、図7及び図8に示すように、上記
第2のパターンレジスト4をマスクとして弱アルカリ溶
液により上記第1のレジスト層3aを現像する。ここ
で、上記第2のパターンレジスト4は、強アルカリ溶液
に可溶であるので、該第2のパターンレジスト4は除去
されず、該第2のパターンレジスト4から露出する上記
第1のレジスト層3aのみが選択的に現像され除去され
る。この結果、上記第2のパターンレジスト4と略同一
のパターンを有する第1のパターンレジスト3が形成さ
れる。
第2のパターンレジスト4をマスクとして弱アルカリ溶
液により上記第1のレジスト層3aを現像する。ここ
で、上記第2のパターンレジスト4は、強アルカリ溶液
に可溶であるので、該第2のパターンレジスト4は除去
されず、該第2のパターンレジスト4から露出する上記
第1のレジスト層3aのみが選択的に現像され除去され
る。この結果、上記第2のパターンレジスト4と略同一
のパターンを有する第1のパターンレジスト3が形成さ
れる。
【0048】この第1のパターンレジスト3の現像に際
し、高精細に形成された上記第2のパターンレジスト4
をマスクとして用いているので、該第2のパターンレジ
スト4から露出する上記第1のレジスト層3aのみが忠
実に現像され、所望のパターンに精度良く上記第1のパ
ターンレジスト3を形成することができる。
し、高精細に形成された上記第2のパターンレジスト4
をマスクとして用いているので、該第2のパターンレジ
スト4から露出する上記第1のレジスト層3aのみが忠
実に現像され、所望のパターンに精度良く上記第1のパ
ターンレジスト3を形成することができる。
【0049】この時、上記第2のパターンレジスト4か
ら露出する上記第1のレジスト層3aのみを現像するた
めに、該第1のレジスト層3aのみが可溶とされるべ
く、使用する現像液のpHは9以上、13未満とする必
要がある。現像液のpHが9未満の場合には、上記第1
のレジスト層3aを十分に現像することができず、逆に
pHが13を越える場合では、上記第1のレジスト層3
aのみならず、上記第2のパターンレジスト4までも現
像され除去されてしまうので、後述する銅箔2のパター
ニングを行うためのレジストを形成することができなく
なる。
ら露出する上記第1のレジスト層3aのみを現像するた
めに、該第1のレジスト層3aのみが可溶とされるべ
く、使用する現像液のpHは9以上、13未満とする必
要がある。現像液のpHが9未満の場合には、上記第1
のレジスト層3aを十分に現像することができず、逆に
pHが13を越える場合では、上記第1のレジスト層3
aのみならず、上記第2のパターンレジスト4までも現
像され除去されてしまうので、後述する銅箔2のパター
ニングを行うためのレジストを形成することができなく
なる。
【0050】このような弱アルカリ溶液としては、写真
現像型インクの現像に通常使用されるものが何れも使用
可能であり、例えば1〜3%Na2 CO3 溶液等が通常
の現像条件にて使用可能である。
現像型インクの現像に通常使用されるものが何れも使用
可能であり、例えば1〜3%Na2 CO3 溶液等が通常
の現像条件にて使用可能である。
【0051】続いて、これら第1のパターンレジスト3
及び第2のパターンレジスト4をマスクとして上記銅箔
2のエッチングを行う。この結果、上記第2のパターン
レジスト4(及び第1のパターンレジスト3)より露出
する銅箔2のみが選択的に除去され、所定のパターンで
パターニングされる。ここで、高精細に形成された上記
第2のパターンレジスト4及び第1のパターンレジスト
3をレジストとして用いているので、該第2のパターン
レジスト4(或いは第1のパターンレジスト3)から露
出する上記銅箔2のみが忠実に現像され、所望のパター
ンに精度良くパターニングすることができる。
及び第2のパターンレジスト4をマスクとして上記銅箔
2のエッチングを行う。この結果、上記第2のパターン
レジスト4(及び第1のパターンレジスト3)より露出
する銅箔2のみが選択的に除去され、所定のパターンで
パターニングされる。ここで、高精細に形成された上記
第2のパターンレジスト4及び第1のパターンレジスト
3をレジストとして用いているので、該第2のパターン
レジスト4(或いは第1のパターンレジスト3)から露
出する上記銅箔2のみが忠実に現像され、所望のパター
ンに精度良くパターニングすることができる。
【0052】なお、このエッチングに際しては、通常こ
の種のプリント配線基板の製造時に使用されている方法
が何れも使用可能であり、湿式エッチング、ドライエッ
チング等が使用可能であり、任意に選択すれば良い。但
し、湿式エッチングを行う場合には、エッチング液とし
て、例えば塩化第二銅、塩化第二鉄等の酸性エッチャン
トを選定する必要がある。エッチング液としてアルカリ
性エッチャントを使用すると、上記銅箔2のエッチング
と同時に上記第1のパターンレジスト3及び第2のパタ
ーンレジスト4が溶解してしまい、レジストとしての機
能を発揮できなくなる。
の種のプリント配線基板の製造時に使用されている方法
が何れも使用可能であり、湿式エッチング、ドライエッ
チング等が使用可能であり、任意に選択すれば良い。但
し、湿式エッチングを行う場合には、エッチング液とし
て、例えば塩化第二銅、塩化第二鉄等の酸性エッチャン
トを選定する必要がある。エッチング液としてアルカリ
性エッチャントを使用すると、上記銅箔2のエッチング
と同時に上記第1のパターンレジスト3及び第2のパタ
ーンレジスト4が溶解してしまい、レジストとしての機
能を発揮できなくなる。
【0053】その後、強アルカリ溶液を用いて、上記第
1のパターンレジスト3及び第2のパターンレジスト4
を除去する。この結果、図9及び図10に示すように、
上述のようにパターニングされた銅箔2のみが残存し、
上記基板1上に所望のパターンを有する配線パターン5
が形成される。
1のパターンレジスト3及び第2のパターンレジスト4
を除去する。この結果、図9及び図10に示すように、
上述のようにパターニングされた銅箔2のみが残存し、
上記基板1上に所望のパターンを有する配線パターン5
が形成される。
【0054】この時、上記パターニングされた銅箔2の
みを残存させつつ、上記第2のパターンレジスト4及び
第1のパターンレジスト3を完全に除去するために、使
用する溶液のpHは13以上とする必要がある。溶液の
pHが13未満の場合には、上記第2のパターンレジス
ト4及び第1のパターンレジスト3を十分に除去するこ
とができない。
みを残存させつつ、上記第2のパターンレジスト4及び
第1のパターンレジスト3を完全に除去するために、使
用する溶液のpHは13以上とする必要がある。溶液の
pHが13未満の場合には、上記第2のパターンレジス
ト4及び第1のパターンレジスト3を十分に除去するこ
とができない。
【0055】このような強アルカリ溶液としては、通常
のパターンレジストの除去において使用されるものが何
れも使用可能であり、例えばNaOH溶液等が通常の現
像条件にて使用可能である。
のパターンレジストの除去において使用されるものが何
れも使用可能であり、例えばNaOH溶液等が通常の現
像条件にて使用可能である。
【0056】なお、このようなプリント配線基板の製造
においては、上記第1のパターンレジスト3や第2のパ
ターンレジスト4の形成がスクリーン印刷法により行わ
れているので、従来の印刷法による場合に匹敵する優れ
た生産性を確保することができる。
においては、上記第1のパターンレジスト3や第2のパ
ターンレジスト4の形成がスクリーン印刷法により行わ
れているので、従来の印刷法による場合に匹敵する優れ
た生産性を確保することができる。
【0057】以上のようなプリント配線基板の製造方法
に基づき、実際に各種プリント配線基板を作製した。実施例1 本実施例は、コンポジットの銅張積層板上に熱硬化型の
第1のレジストインクを用いてスクリーン印刷法により
第1のレジスト層を形成し、この第1のレジスト層上に
熱硬化型の第2のレジストインクを所定のパターンでス
クリーン印刷した後、銅箔のエッチングを行ってプリン
ト配線基板を作製した例である。
に基づき、実際に各種プリント配線基板を作製した。実施例1 本実施例は、コンポジットの銅張積層板上に熱硬化型の
第1のレジストインクを用いてスクリーン印刷法により
第1のレジスト層を形成し、この第1のレジスト層上に
熱硬化型の第2のレジストインクを所定のパターンでス
クリーン印刷した後、銅箔のエッチングを行ってプリン
ト配線基板を作製した例である。
【0058】即ち、先ず市販の紙フェノール銅張積層板
〔日立化成社製のMCL−437F(商品名),板厚
1.6mm、銅箔厚35μm〕を335mm×251m
mに裁断した後、石井表記社製のスクラブ整面機により
銅箔の表面を清浄化した。なお、この清浄化に際して、
5%硫酸により洗浄した後、フラップバフ(1000
番)にてバフ研磨を行い、続いてペリーブラシ(100
0番)にてスクラブ研磨、超音波洗浄を経た後、乾燥し
た。
〔日立化成社製のMCL−437F(商品名),板厚
1.6mm、銅箔厚35μm〕を335mm×251m
mに裁断した後、石井表記社製のスクラブ整面機により
銅箔の表面を清浄化した。なお、この清浄化に際して、
5%硫酸により洗浄した後、フラップバフ(1000
番)にてバフ研磨を行い、続いてペリーブラシ(100
0番)にてスクラブ研磨、超音波洗浄を経た後、乾燥し
た。
【0059】次に、この銅箔の表面を覆って第1のレジ
ストインクAを印刷機(商品名:ニューロングLS−5
0)によりスクリーン印刷した。なお、上記第1のレジ
ストインクAとしては、タムラ化研社製のDSR−22
00(商品名)を使用した。また、上記印刷機は、版の
仕様がテトロン180メッシュで、乳剤が20μm厚で
形成されてなるものを使用した。また、塗布された第1
のレジストインクAの塗布面積は、330mm×240
mmであった。
ストインクAを印刷機(商品名:ニューロングLS−5
0)によりスクリーン印刷した。なお、上記第1のレジ
ストインクAとしては、タムラ化研社製のDSR−22
00(商品名)を使用した。また、上記印刷機は、版の
仕様がテトロン180メッシュで、乳剤が20μm厚で
形成されてなるものを使用した。また、塗布された第1
のレジストインクAの塗布面積は、330mm×240
mmであった。
【0060】その後、箱型炉(商品名:タバイエスペッ
クPHH−200)にて温度80℃で15分間加熱し、
上記第1のレジストインクAを指触乾燥させた。得られ
た第1のレジスト層の膜厚を東京精密社製の表面粗度測
定機(商品名:サーフコム)により測定したところ、1
0μmであった。
クPHH−200)にて温度80℃で15分間加熱し、
上記第1のレジストインクAを指触乾燥させた。得られ
た第1のレジスト層の膜厚を東京精密社製の表面粗度測
定機(商品名:サーフコム)により測定したところ、1
0μmであった。
【0061】次いで、この第1のレジスト層上に印刷機
(商品名:ニューロングLS−50)により所定のパタ
ーンで第2のレジストインクBをスクリーン印刷した。
上記第2のレジストインクBとしては、山栄化学社製の
SER−420(商品名)を使用した。また、上記第2
のレジストインクBのパターンは、銅箔回路パターンの
設計基準がライン/スペース=150μm/150μm
のカムコーダ用の製品パターンを使用した。上記印刷機
は、版の仕様がテトロン250メッシュで、乳剤が12
μm厚で形成されてなるものを使用し、200枚連続印
刷を行った。また、上記第1のレジストインクAの塗布
面積は、330mm×240mmとした。
(商品名:ニューロングLS−50)により所定のパタ
ーンで第2のレジストインクBをスクリーン印刷した。
上記第2のレジストインクBとしては、山栄化学社製の
SER−420(商品名)を使用した。また、上記第2
のレジストインクBのパターンは、銅箔回路パターンの
設計基準がライン/スペース=150μm/150μm
のカムコーダ用の製品パターンを使用した。上記印刷機
は、版の仕様がテトロン250メッシュで、乳剤が12
μm厚で形成されてなるものを使用し、200枚連続印
刷を行った。また、上記第1のレジストインクAの塗布
面積は、330mm×240mmとした。
【0062】そして、箱型炉(商品名:タバイエスペッ
クPHH−200)にて温度80℃で10分間加熱し、
上記第2のレジストインクBを指触乾燥させた。得られ
た第2のパターンレジストの膜厚は8μmであった。続
いて、弱アルカリ溶液にて上記第1のレジスト層を現像
し、上記第2のパターンレジストと略同一パターンにパ
ターニングして第1のパターンレジストを形成した。
クPHH−200)にて温度80℃で10分間加熱し、
上記第2のレジストインクBを指触乾燥させた。得られ
た第2のパターンレジストの膜厚は8μmであった。続
いて、弱アルカリ溶液にて上記第1のレジスト層を現像
し、上記第2のパターンレジストと略同一パターンにパ
ターニングして第1のパターンレジストを形成した。
【0063】この現像に際し、上記弱アルカリ溶液とし
て3%Na2 CO3 溶液を用い、温度30℃、現像時間
80秒間、スプレー圧2.0kg/cm2 なる条件にて
行った。
て3%Na2 CO3 溶液を用い、温度30℃、現像時間
80秒間、スプレー圧2.0kg/cm2 なる条件にて
行った。
【0064】この現像後、スプレーエッチング装置によ
り上記第1及び第2のパターンレジストをレジストとし
て銅箔を選択的にエッチングし、上記第1及び第2のパ
ターンレジストから露出する銅箔をエッチング除去し
た。なお、このエッチングにおいては、塩化第二鉄溶液
をエッチントとして使用した。続いて、剥離装置を用い
て上記第1及び第2のパターンレジストを除去し、上述
のエッチングによりパターニングされた銅箔のみを残存
させて、所望の配線パターン有するプリント配線基板を
得た。なお、上記剥離装置においては、2%NaOH溶
液が使用され、処理時間は2分間とされる。
り上記第1及び第2のパターンレジストをレジストとし
て銅箔を選択的にエッチングし、上記第1及び第2のパ
ターンレジストから露出する銅箔をエッチング除去し
た。なお、このエッチングにおいては、塩化第二鉄溶液
をエッチントとして使用した。続いて、剥離装置を用い
て上記第1及び第2のパターンレジストを除去し、上述
のエッチングによりパターニングされた銅箔のみを残存
させて、所望の配線パターン有するプリント配線基板を
得た。なお、上記剥離装置においては、2%NaOH溶
液が使用され、処理時間は2分間とされる。
【0065】実施例2 上記実施例1で使用した第1のレジストインクAを太陽
インキ製造社製のPSR−4000(商品名)に変える
とともに、第2のレジストインクBをサンワ化学工業社
製のDA−180Cに変え、その他は上記実施例1と同
様にしてプリント配線基板を作製した。
インキ製造社製のPSR−4000(商品名)に変える
とともに、第2のレジストインクBをサンワ化学工業社
製のDA−180Cに変え、その他は上記実施例1と同
様にしてプリント配線基板を作製した。
【0066】実施例3 本実施例は、第1のレジストインクとして紫外線硬化型
のものを使用し、第2のレジストインクとして熱硬化型
のものを使用してプリント配線基板を作製した例であ
る。先ず、上記実施例1で使用した銅張積層板と同一の
ものを用い、この銅張積層板を上述のようにして清浄化
した後、銅箔の表面を覆って第1のレジストインクAを
印刷機(商品名:ニューロングLS−50)によりスク
リーン印刷した。この第1のレジストインクAとして
は、太陽インキ製造社製のTGR−100シリーズ(商
品名)を使用した。
のものを使用し、第2のレジストインクとして熱硬化型
のものを使用してプリント配線基板を作製した例であ
る。先ず、上記実施例1で使用した銅張積層板と同一の
ものを用い、この銅張積層板を上述のようにして清浄化
した後、銅箔の表面を覆って第1のレジストインクAを
印刷機(商品名:ニューロングLS−50)によりスク
リーン印刷した。この第1のレジストインクAとして
は、太陽インキ製造社製のTGR−100シリーズ(商
品名)を使用した。
【0067】その後、オーク社製の高圧水銀灯使用のコ
ンベアUV炉(商品名:HMW−713)にて紫外線照
射を行い、上記第1のレジストインクAを指触乾燥させ
て、第1のレジスト層を形成した。なお、この紫外線照
射時の積算光量は、1000mJ/cm2 とした。
ンベアUV炉(商品名:HMW−713)にて紫外線照
射を行い、上記第1のレジストインクAを指触乾燥させ
て、第1のレジスト層を形成した。なお、この紫外線照
射時の積算光量は、1000mJ/cm2 とした。
【0068】次いで、この第1のレジスト層上に印刷機
(商品名:ニューロングLS−50)により所定のパタ
ーンで第2のレジストインクBをスクリーン印刷した。
上記第2のレジストインクBとしては、山栄化学社製の
SER−420(商品名)を使用した。そして、箱型炉
(商品名:タバイエスペックPHH−200)にて温度
70℃で10分間加熱し、上記第2のレジストインクB
を指触乾燥させた。
(商品名:ニューロングLS−50)により所定のパタ
ーンで第2のレジストインクBをスクリーン印刷した。
上記第2のレジストインクBとしては、山栄化学社製の
SER−420(商品名)を使用した。そして、箱型炉
(商品名:タバイエスペックPHH−200)にて温度
70℃で10分間加熱し、上記第2のレジストインクB
を指触乾燥させた。
【0069】続いて、上記実施例1と同様にして弱アル
カリ溶液にて上記第1のレジスト層を現像し、第1のパ
ターンレジストを形成した後、スプレーエッチング装置
により上記銅箔のエッチングを行い、更に剥離装置を用
いて上記第1のパターンレジスト及び第2のパターンレ
ジストを除去して、所望の配線パターン有するプリント
配線基板を得た。
カリ溶液にて上記第1のレジスト層を現像し、第1のパ
ターンレジストを形成した後、スプレーエッチング装置
により上記銅箔のエッチングを行い、更に剥離装置を用
いて上記第1のパターンレジスト及び第2のパターンレ
ジストを除去して、所望の配線パターン有するプリント
配線基板を得た。
【0070】実施例4 本実施例は、第1のレジストインク及び第2のレジスト
インクとして、ともに紫外線硬化型のものを使用した他
は、基本的には上記実施例3と同様にしてプリント配線
基板を作製した例である。上記実施例3で使用した第2
のレジストインクを山栄化学社製のSER−1405
(商品名)に変え、且つこの第2のレジストインクの指
触乾燥させる際の紫外線照射時の条件を上記実施例3に
おける第1のレジストインクに対する紫外線照射時と同
様にして、その他は上記実施例3と同様にしてプリント
配線基板を作製した。
インクとして、ともに紫外線硬化型のものを使用した他
は、基本的には上記実施例3と同様にしてプリント配線
基板を作製した例である。上記実施例3で使用した第2
のレジストインクを山栄化学社製のSER−1405
(商品名)に変え、且つこの第2のレジストインクの指
触乾燥させる際の紫外線照射時の条件を上記実施例3に
おける第1のレジストインクに対する紫外線照射時と同
様にして、その他は上記実施例3と同様にしてプリント
配線基板を作製した。
【0071】実施例5 本実施例は、第1のレジストインク及び第2のレジスト
インクとして、ともに紫外線硬化型のものを使用した他
は、基本的には上記実施例3と同様にしてプリント配線
基板を作製した例である。上記実施例3で使用した第1
のレジストインクを下記のようにして調製されたインク
に変えるとともに、第2のレジストインクを太陽インキ
製造社製のX−87(商品名)に変え、且つこれら第1
及び第2のレジストインクの指触乾燥させる際に使用し
たオーク社製の高圧水銀灯使用のコンベアUV炉(商品
名:HMW−713)の積算光量を1200mJ/cm
2 として、その他は上記実施例3と同様にしてプリント
配線基板を作製した。
インクとして、ともに紫外線硬化型のものを使用した他
は、基本的には上記実施例3と同様にしてプリント配線
基板を作製した例である。上記実施例3で使用した第1
のレジストインクを下記のようにして調製されたインク
に変えるとともに、第2のレジストインクを太陽インキ
製造社製のX−87(商品名)に変え、且つこれら第1
及び第2のレジストインクの指触乾燥させる際に使用し
たオーク社製の高圧水銀灯使用のコンベアUV炉(商品
名:HMW−713)の積算光量を1200mJ/cm
2 として、その他は上記実施例3と同様にしてプリント
配線基板を作製した。
【0072】<第1のレジストインクの調製>スチレン
−マレイン酸系樹脂(ここでは、アーコケミカル社製の
商品名SMA−1440を使用した。)100gを2−
ヒドロキシエチルアクリレート68g、ジメチルアミノ
エチルメタアクリレート12gとともに、エチレングリ
コールジアクリレート40gに溶解してなる溶液Aと、
大日本インキ化学工業社製のクレゾールノボラックエポ
キシ樹脂(商品名:N−695)100gをイソボニル
アクリレート100gに溶解してなる溶液Bを下記の材
料とともに混合分散してレジストインクとした。
−マレイン酸系樹脂(ここでは、アーコケミカル社製の
商品名SMA−1440を使用した。)100gを2−
ヒドロキシエチルアクリレート68g、ジメチルアミノ
エチルメタアクリレート12gとともに、エチレングリ
コールジアクリレート40gに溶解してなる溶液Aと、
大日本インキ化学工業社製のクレゾールノボラックエポ
キシ樹脂(商品名:N−695)100gをイソボニル
アクリレート100gに溶解してなる溶液Bを下記の材
料とともに混合分散してレジストインクとした。
【0073】 レジストインクの組成 溶液A 33.3重量部 溶液B 33.3重量部 2MZA(四国化成工業社製) 2.9重量部 クレー 20.0重量部 2エチルアントラキン 2.9重量部 CTBN(宇部興産社製) 7.6重量部
【0074】比較例 先ず、上記実施例1で使用した銅張積層板と同一のもの
を用い、この銅張積層板上にレジストインクとして山栄
化学社製のSER−1405(商品名)を用いて従来の
スクリーン印刷法により200枚連続印刷した後、上記
実施例3における第1のレジストインクに対する紫外線
照射と同様にして紫外線照射を行い、得られた塗膜を指
触乾燥した。なお、上記レジストインクの印刷時に使用
した印刷機は、上記実施例1における第2のレジストイ
ンクの印刷時に仕様したものと同一のものを使用した。
を用い、この銅張積層板上にレジストインクとして山栄
化学社製のSER−1405(商品名)を用いて従来の
スクリーン印刷法により200枚連続印刷した後、上記
実施例3における第1のレジストインクに対する紫外線
照射と同様にして紫外線照射を行い、得られた塗膜を指
触乾燥した。なお、上記レジストインクの印刷時に使用
した印刷機は、上記実施例1における第2のレジストイ
ンクの印刷時に仕様したものと同一のものを使用した。
【0075】続いて、得られたパターンレジストを用い
て銅箔のエッチングを行い、更にレジスト除去を行って
プリント配線基板を作製した。
て銅箔のエッチングを行い、更にレジスト除去を行って
プリント配線基板を作製した。
【0076】以上のようにして作製された各プリント配
線基板において、得られた配線パターンの精度性を評価
するために、該配線パターンに所定の電圧を印加した際
のショート及び断線の発生状況を調べた。この結果を下
記の表1に示す。
線基板において、得られた配線パターンの精度性を評価
するために、該配線パターンに所定の電圧を印加した際
のショート及び断線の発生状況を調べた。この結果を下
記の表1に示す。
【0077】
【表1】
【0078】表1に示すように、本実施例1〜4では、
第2のレジストインクを200枚連続印刷したところ、
何れも初期(10枚目)から200枚目までインクにカ
スレや滲みが生じることなく、良好な印刷性が維持さ
れ、この結果得られた銅箔回路パターンは、高精細なパ
ターンで形成されていることが判った。
第2のレジストインクを200枚連続印刷したところ、
何れも初期(10枚目)から200枚目までインクにカ
スレや滲みが生じることなく、良好な印刷性が維持さ
れ、この結果得られた銅箔回路パターンは、高精細なパ
ターンで形成されていることが判った。
【0079】これに対して、比較例では、レジストイン
クの印刷時に滲みやブリードが生じてしまい、印刷初期
から線巾が太くなる傾向が見られた。また、印刷開始よ
り150枚目前後のものには、ショートが起こり、良好
な銅箔回路パターンの形成が行えないことが判った。こ
のことから、本実施例を適用した場合では、銅箔回路パ
ターンの設計基準をライン/スペース=150μm/1
50μmとした場合にも、精度良く配線パターンを形成
できることが明らかとなった。
クの印刷時に滲みやブリードが生じてしまい、印刷初期
から線巾が太くなる傾向が見られた。また、印刷開始よ
り150枚目前後のものには、ショートが起こり、良好
な銅箔回路パターンの形成が行えないことが判った。こ
のことから、本実施例を適用した場合では、銅箔回路パ
ターンの設計基準をライン/スペース=150μm/1
50μmとした場合にも、精度良く配線パターンを形成
できることが明らかとなった。
【0080】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、清浄化された銅箔の表面を覆って塗布形
成された第1のレジスト層上に印刷法により所定のパタ
ーンで第2のパターンレジストを形成しているので、イ
ンクのカスレやピンホール、或いは銅箔表面に凹凸が存
在する場合に見られるようなインクの滲み等が極めて発
生し難い。従って、上記第2のパターンレジストを高精
細なパターンで印刷することができる。
明においては、清浄化された銅箔の表面を覆って塗布形
成された第1のレジスト層上に印刷法により所定のパタ
ーンで第2のパターンレジストを形成しているので、イ
ンクのカスレやピンホール、或いは銅箔表面に凹凸が存
在する場合に見られるようなインクの滲み等が極めて発
生し難い。従って、上記第2のパターンレジストを高精
細なパターンで印刷することができる。
【0081】また、このように精度良く形成された第2
のパターンレジスト(或いはこの第2のパターンレジス
トをマスクとして現像された第1のパターンレジスト)
をマスクとして上記銅箔を選択的にエッチングしている
ので、該銅箔を所望のパターンに忠実にパターニングす
ることができる。従って、本発明によれば、配線パター
ンの高精細化が図られ、信頼性に優れたプリント配線基
板を提供することができる。
のパターンレジスト(或いはこの第2のパターンレジス
トをマスクとして現像された第1のパターンレジスト)
をマスクとして上記銅箔を選択的にエッチングしている
ので、該銅箔を所望のパターンに忠実にパターニングす
ることができる。従って、本発明によれば、配線パター
ンの高精細化が図られ、信頼性に優れたプリント配線基
板を提供することができる。
【0082】また、本発明では、上記第2のパターンレ
ジストや第1のパターンレジストの形成方法として基本
的には印刷法を利用しているので、上述のように配線パ
ターンの高精細化を図りつつ、処理速度を向上させるこ
とができ、従来の印刷法に匹敵する大量生産性を実現す
ることが可能である。
ジストや第1のパターンレジストの形成方法として基本
的には印刷法を利用しているので、上述のように配線パ
ターンの高精細化を図りつつ、処理速度を向上させるこ
とができ、従来の印刷法に匹敵する大量生産性を実現す
ることが可能である。
【0083】
【図1】本発明のプリント配線基板の製造方法を適用し
た一実施例を工程順に説明するための図であり、銅箔ラ
ミネート工程を示す工程断面図である。
た一実施例を工程順に説明するための図であり、銅箔ラ
ミネート工程を示す工程断面図である。
【図2】銅箔ラミネート工程を示す平面図である。
【図3】第1のレジスト層形成工程を示す工程断面図で
ある。
ある。
【図4】第1のレジスト層形成工程を示す平面図であ
る。
る。
【図5】第2のパターンレジスト形成工程を示す工程断
面図である。
面図である。
【図6】第2のパターンレジスト形成工程を示す平面図
である。
である。
【図7】第1のパターンレジストの形成工程を示す工程
断面図である。
断面図である。
【図8】第1のパターンレジストの形成工程を示す平面
図である。
図である。
【図9】銅箔のエッチング工程を示す工程断面図であ
る。
る。
【図10】銅箔のエッチング工程を示す平面図である。
【図11】配線パターンの形成工程を示す工程断面図で
ある。
ある。
【図12】配線パターンの形成工程を示す平面図であ
る。
る。
【図13】従来のスクリーン印刷法における銅箔ラミネ
ート工程を示す工程断面図である。
ート工程を示す工程断面図である。
【図14】従来のスクリーン印刷法によるパターンレジ
スト印刷工程を示す工程断面図である。
スト印刷工程を示す工程断面図である。
【図15】従来のスクリーン印刷法による配線パターン
形成工程を示す工程断面図である。
形成工程を示す工程断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁性を有する基板上に銅箔をラミネー
トし、 この銅箔の全面にpHが9以上、13未満の弱アルカリ
溶液に可溶な第1のレジスト層を形成し、 次いで、この第1のレジスト層上に所定のパターンでp
Hが13以上の強アルカリ溶液に可溶な第2のパターン
レジストを形成した後、 これら第1のレジスト層及び第2のパターンレジストが
形成された上記基板を弱アルカリ溶液に接触せしめ、上
記第2のパターンレジストをマスクとして第1のレジス
ト層を現像して第1のパターンレジストを形成し、 続いて、これら第1のパターンレジスト及び第2のパタ
ーンレジストをマスクとして上記銅箔をエッチングした
後、強アルカリ溶液により上記第2のパターンレジスト
及び第1のパターンレジストを除去し、所定のパターン
を有する配線パターンを形成することを特徴とするプリ
ント配線基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19978292A JP3277388B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19978292A JP3277388B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653631A true JPH0653631A (ja) | 1994-02-25 |
| JP3277388B2 JP3277388B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=16413523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19978292A Expired - Fee Related JP3277388B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | プリント配線基板の製造方法及びプリント配線基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3277388B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001319205A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Kobayashi Kirokushi Co Ltd | Icカード |
| US6651324B1 (en) * | 2000-11-06 | 2003-11-25 | Viasystems Group, Inc. | Process for manufacture of printed circuit boards with thick copper power circuitry and thin copper signal circuitry on the same layer |
| EP1432021A3 (en) * | 2002-12-17 | 2007-04-04 | Omron Corporation | Manufacturing method for electronic component module and electromagnetically readable data carrier |
| JP2009252772A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Dowa Metaltech Kk | 回路パターンの形成方法及びエッチング用回路パターン基板 |
| US8946320B2 (en) | 2004-03-22 | 2015-02-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink system containing polymer binders |
| KR20240044434A (ko) | 2021-08-11 | 2024-04-04 | 에누티에누 가부시키가이샤 | 피스톤 링 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP19978292A patent/JP3277388B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001319205A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Kobayashi Kirokushi Co Ltd | Icカード |
| US6651324B1 (en) * | 2000-11-06 | 2003-11-25 | Viasystems Group, Inc. | Process for manufacture of printed circuit boards with thick copper power circuitry and thin copper signal circuitry on the same layer |
| EP1432021A3 (en) * | 2002-12-17 | 2007-04-04 | Omron Corporation | Manufacturing method for electronic component module and electromagnetically readable data carrier |
| US7276436B2 (en) | 2002-12-17 | 2007-10-02 | Omron Corporation | Manufacturing method for electronic component module and electromagnetically readable data carrier |
| US8946320B2 (en) | 2004-03-22 | 2015-02-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink system containing polymer binders |
| JP2009252772A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Dowa Metaltech Kk | 回路パターンの形成方法及びエッチング用回路パターン基板 |
| KR20240044434A (ko) | 2021-08-11 | 2024-04-04 | 에누티에누 가부시키가이샤 | 피스톤 링 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3277388B2 (ja) | 2002-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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