JPH0983138A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法

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JPH0983138A
JPH0983138A JP25699095A JP25699095A JPH0983138A JP H0983138 A JPH0983138 A JP H0983138A JP 25699095 A JP25699095 A JP 25699095A JP 25699095 A JP25699095 A JP 25699095A JP H0983138 A JPH0983138 A JP H0983138A
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wiring board
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interlayer insulating
manufacturing
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JP25699095A
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Taro Nagasaka
太郎 長坂
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Nippon Polytech Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピール強度が高く、信頼性の高いビルドアッ
プ法多層プリント配線板の製造方法を開発することを目
的とする。 【解決手段】 導体回路を有する基板上に、感光性樹脂
組成物による層間絶縁層を形成する工程と、前記層間絶
縁層をフォトマスクフィルムを介して露光、重合させ、
前記フォトマスクフィルムにより遮光された部分を現像
除去し、前記層間絶縁層の表面にアンカー溝を形成する
と同時にバイアホールを形成する工程と、前記層間絶縁
層を加熱、硬化する工程と、前記層間絶縁層上に、導体
回路を形成する工程とを備えることを特徴とする多層プ
リント配線板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層プリント配線
板の製造方法に関し、特に無電解めっきからなる導体回
路と、電気特性や耐熱性等の諸特性に優れた感光性樹脂
組成物からなる層間絶縁層とが交互に積層された、いわ
ゆるビルドアップ法多層プリント配線板の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層プリント配線板としては、た
とえば内層回路が形成された複数の回路をプリプレグを
絶縁層として接続し、加熱プレスして一体化した後、ス
ルホールによって層間を接続し導通させた多層プリント
配線板が使用されてきた。しかしながら、前述の多層プ
リント配線板においては、層数が多くなるにしたがい接
続のためのスルホール数が多くなり、導体パターンを通
すための面積が狭められるため、複雑な回路を形成して
高密度配線を行うことは困難であった。このような課題
を克服することのできる多層プリント配線板として、導
体回路と絶縁層とを交互に積層したビルドアップ法多層
プリント配線板の開発が近年活発に進められている。
【0003】このビルドアップ法多層プリント配線板
は、その構成材料及び構造から超高密度化と高速化に適
したものと考えられているが、絶縁層上に無電解めっき
を信頼性よく形成すること、特に絶縁層と無電解めっき
膜との十分な密着性、すなわちピール強度を得ることが
困難であるため、このピール強度を向上させるための様
々な方法が提案されている。従来、ビルドアップ法多層
プリント配線板における導体回路の形成は、蒸着法、ス
パッタリング法、プラズマCVD法、もしくはこれらの
方法とめっきとの併用で行われている。しかしながら、
このような方法による導体回路の形成方法は、生産性が
悪くコストが高いという欠点がある。
【0004】このような点を解決するための方法として
は特開昭61−276875号公報等に記載されるもの
がある。すなわち、無電解めっき用の接着剤層にあらか
じめ硬化処理された耐熱性樹脂粉末を別の耐熱性樹脂溶
液中に分散して得られた樹脂溶液を用い、この分散樹脂
溶液を基板に塗布し乾燥硬化させる。そして、あらかじ
め硬化処理された耐熱性樹脂粉末と耐熱性樹脂との酸化
剤に対する溶解性の差違を利用し、酸化剤で処理するこ
とにより乾燥硬化された接着剤層の表面部分に存在する
あらかじめ硬化処理された耐熱性樹脂粉末が溶解除去さ
れ、アンカー溝が形成され、前記接着剤層の表面を粗化
し、ピール強度を向上するというものである。しかしな
がら、前記接着剤層では、作業条件によっては適正なア
ンカー溝が形成されず、その結果安定したピール強度が
得られない。また、接着剤層を強力な酸化剤(クロム
酸、クロム酸塩、過マンガン酸塩等)を使用して処理す
るためプリント配線板の汚染や作業工程の煩雑さを伴う
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来よ
り知られる方法によっては、層間絶縁層上に安定した無
電解めっき膜を形成することが困難であるため、信頼性
の高いビルドアップ法多層プリント配線板の製造方法は
これまで知られていない。本発明は、ピール強度が高
く、信頼性の高いビルドアップ法多層プリント配線板の
製造方法を開発することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題に鑑
みなされたものであり、前記目的を達成するために諸特
性の優れた感光性樹脂組成物を接着剤層を兼ねた層間絶
縁層として用いることにより、無電解めっきを信頼性よ
く形成する技術を開発し、本発明の完成に至った。すな
わち、請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法
は、(A)導体回路を有する基板上に感光性樹脂組成物
からなる層間絶縁層を形成する工程と、(B)前記層間
絶縁層の表面にアンカー溝を形成すると同時にバイアホ
ールを形成する工程と、(C)前記層間絶縁層を加熱、
硬化する工程と、(D)前記層間絶縁層上に無電解めっ
きを行って導体回路を形成する工程とを備えることを特
徴とする。
【0007】請求項2に記載の多層プリント配線板の製
造方法は、請求項1記載のプリント配線板の製造方法に
おいて、各工程を1回又は2回以上繰り返し積層するこ
とを特徴とする。請求項3に記載の多層プリント配線板
の製造方法は、請求項1又は2に記載のプリント配線板
の製造方法において、導体回路を有する基板が、常法に
より回路形成された片面プリント配線板、両面プリント
配線板又は多層プリント配線板であることを特徴とす
る。
【0008】請求項4に記載の多層プリント配線板の製
造方法は、請求項1〜3のいずれかに記載のプリント配
線板の製造方法において、層間絶縁層を形成する感光性
樹脂組成物が、(1)1分子中に少なくとも2個のエチ
レン性不飽和結合を有する感光性プレポリマーと、
(2)光重合開始剤と、(3)有機溶剤と、(4)1分
子中に少なくとも1個のエポキシ基を有するエポキシ化
合物とを含有してなることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の多層プリント配線板の製
造方法は、請求項1〜4のいずれかに記載のプリント配
線板の製造方法において、層間絶縁層の層厚が、前記層
間絶縁層の表面にアンカー溝を形成するために使用する
フォトマスクフィルムの遮光部分の線幅又は直径に対し
て1〜100倍の厚みであることを特徴とする。請求項
6に記載の多層プリント配線板の製造方法は、請求項1
〜5のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法にお
いて、層間絶縁層をフォトマスクフィルムを介して露
光、重合させた後、フォトマスクフィルムによる遮光部
分を現像除去してアンカー溝及びバイアホールを形成す
ることを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の多層プリント配線板の製
造方法は、請求項1〜6のいずれかに記載のプリント配
線板の製造方法において、フォトマスクフィルムが、層
間絶縁層の表面にアンカー溝を形成するための遮光部分
と、バイアホールを形成するための遮光部分とを有する
共存するものであることを特徴とする。請求項8に記載
の多層プリント配線板の製造方法は、請求項1〜7のい
ずれかに記載のプリント配線板の製造方法において、層
間絶縁層の表面にアンカー溝を形成するためのフォトマ
スクフィルムの遮光部分が線及び/又は点であることを
特徴とする。
【0011】請求項9に記載の多層プリント配線板の製
造方法は、請求項1〜8のいずれかに記載のプリント配
線板の製造方法において、層間絶縁層の表面にアンカー
溝を形成するためのフォトマスクフィルムの遮光部分が
線幅2〜50μmの線及び/又は直径2〜50μmの点
であることを特徴とする。請求項10に記載の多層プリ
ント配線板の製造方法は、請求項1〜9のいずれかに記
載のプリント配線板の製造方法において、フォトマスク
フィルムの遮光部分の各々が、バイアホールを形成する
ための遮光部分と交差及び/又は接触しないことを特徴
とする。
【0012】請求項11に記載の多層プリント配線板の
製造方法は、請求項1〜10のいずれかに記載のプリン
ト配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面にアン
カー溝を形成するためのフォトマスクフィルムの遮光部
分が、バイアホールを形成するための遮光部分に対し無
作為に配置されていることを特徴とする。請求項12に
記載の多層プリント配線板の製造方法は、請求項1〜1
1のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法におい
て、層間絶縁層の表面全体に無電解めっき用の核を付与
した後、無電解めっきにより無電解めっき膜を形成し、
ついでこの無電解めっき膜上にエッチングレジスト膜を
形成した後、エッチングを行い、さらに前記エッチング
レジスト膜を剥離することにより導体回路を形成するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項13に記載の多層プリント配線板の
製造方法は、請求項1〜11のいずれかに記載のプリン
ト配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面全体に
無電解めっき用の核を付与した後、無電解めっきにより
無電解めっき膜を形成し、さらに電解めっきにより電解
めっき膜を形成し、ついでこの電解めっき膜上にエッチ
ングレジスト膜を形成した後、エッチングを行い、さら
に前記エッチングレジスト膜を剥離することにより導体
回路を形成することを特徴とする。請求項14に記載の
多層プリント配線板の製造方法は、請求項1〜11のい
ずれかに記載のプリント配線板の製造方法において、層
間絶縁層の表面全体に無電解めっき用の核を付与した
後、無電解めっきにより無電解めっき膜を形成し、つい
でこの無電解めっき膜上にめっきレジスト膜を形成した
後、電解めっきもしくは無電解めっきを行い、さらに前
記めっきレジスト膜を剥離し、かつ導体回路間に残され
た無電解めっき膜をエッチングにより除去することによ
り導体回路を形成することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
てさらに詳細に説明する。まず、本発明に用いられる導
体回路を有する基板は、たとえばガラスエポキシ基板、
ガラスポリイミド基板、フィルム等のプラスチック基
板、アルミナ基板、窒化アルミニウム基板等のセラミッ
ク基板等に導体回路が形成された物を用いることができ
る。これらの基板上の導体回路層は、あらかじめ積層さ
れた導体をエッチングする方法や、無電解めっき等によ
り直接回路を形成する方法など、どのような方法で形成
された片面プリント配線板又は両面プリント配線板でも
良い。さらに前述のような方法で形成された複数の回路
板をプリプレグ等を絶縁層として積層し多層化した多層
プリント配線板も用いうる。
【0015】次に、本発明においては、前記導体回路を
有する基板上に感光性樹脂組成物による無電解めっきの
接着剤層を兼ねた層間絶縁層を形成する。本発明におけ
る無電解絶縁層を形成する感光性樹脂組成物としては、 (1)1分子中に少なくとも2個のエチレン性不飽和結
合を有する感光性プレポリマー、 (2)光重合開始剤、 (3)有機溶剤、及び、 (4)1分子中に少なくとも1個のエポキシ基を有する
エポキシ化合物、を含有してなるものであることが好ま
しい。前記(1)の1分子中に少なくとも2個のエチレ
ン性不飽和結合を有する感光性プレポリマーとしては、
(ア)エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸の全エス
テル化物、(イ)(ア)の全エステル化物と飽和又は不
飽和多塩基酸無水物との反応生成物、(ウ)エポキシ化
合物と不飽和モノカルボン酸の部分エステル化物、
(エ)(ウ)の部分エステル化物と飽和又は不飽和多塩
基酸無水物との反応生成物、(オ)エポキシ化合物と不
飽和フェノール化合物の全エーテル化物、(カ)(オ)
の全エーテル化物と飽和又は不飽和多塩基酸無水物との
反応生成物、(キ)エポキシ化合物と不飽和フェノール
化合物の部分エーテル化物、(ク)(キ)の部分エーテ
ル化物と飽和又は不飽和多塩基酸無水物との反応生成
物、(ケ)不飽和カルボン酸及び/又は不飽和カルボン
酸無水物とビニル化合物との共重合体と飽和及び/又は
不飽和化合物の全エステル化物、(コ)不飽和カルボン
酸及び/又は不飽和カルボン酸無水物とビニル化合物と
の共重合体と飽和及び/又は不飽和化合物の部分エステ
ル化物、(サ)ジアリルフタレートプレポリマー、
(シ)ジアリルイソフタレートプレポリマー、等が挙げ
られ、このうち一種又は二種以上が用いられる。
【0016】さらに、1分子中に少なくとも2個のエチ
レン性不飽和結合を有する感光性プレポリマーとして
は、環境汚染の観点から希アルカリ水溶液によって現像
可能なものが好ましい。一方で、感光性プレポリマーの
諸特性、安定性の観点からは、不飽和モノカルボン酸に
よる全エステル化物又は、不飽和フェノール化合物によ
る全エーテル化物が好ましい。また、光硬化性の観点か
らは、アクリル酸を用いたエステル化物が好ましい。し
たがって、1分子中に少なくとも2個のエチレン性不飽
和結合を有する感光性プレポリマーとしては、エポキシ
化合物のアクリル酸による全エステル化物と多塩基酸無
水物との反応物が特に好ましい。
【0017】また、本発明で用いられるこの感光性樹脂
組成物中に含まれる(2)光重合開始剤としては、ベン
ゾイン類、アセトフェノン類、アントラキノン類、チオ
キサントン類等の公知慣用の光重合開始剤及びアミン系
等の光重合促進剤が挙げられ、これらのうちの一種又は
二種以上を選択して用いることができる。前記光重合開
始剤の使用量の好適な範囲は、前記(1)感光性プレポ
リマー100重量部に対して0.2〜30重量部であ
る。次に、本発明で用いられる感光性樹脂組成物は、
(3)有機溶剤を含有する。該有機溶剤としては、前記
感光性プレポリマーを溶解できるもの、たとえば、エス
テル系、ケトン系、グリコールエーテル系等の溶剤の一
種又は二種以上を選択して用いることができる。前記有
機溶剤の使用量の好適な範囲は、前記(1)感光性プレ
ポリマー100重量部に対して10〜500重量部であ
る。
【0018】さらに、前記(4)一分子中に少なくとも
1個のエポキシ基を有するエポキシ化合物としては、公
知慣用のさまざまなエポキシ化合物を用いることが可能
であり、一種又は二種以上が選択して用いられる。該エ
ポキシ化合物の使用量の好適な範囲は、前記(1)感光
性プレポリマーと(4)エポキシ化合物の混合比率が9
5:5〜50:50(重量部単位)である。50:50
(重量部単位)を越えると光感度及び現像液に対する溶
解性が著しく低下し、95:5(重量部単位)未満で
は、耐熱性、電気絶縁性等の層間絶縁層としての諸特性
が得られない。さらに、本発明の感光性樹脂組成物に
は、公知慣用のエポキシ樹脂硬化剤及び硬化促進剤、光
重合性モノマー、無機及び/又は有機充填剤チクソトロ
ピー剤、着色のための顔料又は染料、密着性付与剤、消
泡剤及びレベリング剤等の各種添加剤、及び重合禁止剤
等を加えても良い。
【0019】次に有機溶剤等で希釈された前記感光性樹
脂組成物を基板上に塗布する方法としては、たとえばカ
ーテンコート法、ローラーコート法、スプレーコート
法、スピンコート法、スクリーン印刷法等のさまざまな
手段を適用することができ、作業工程の簡便さから特に
カーテンコート法が好ましい。このようにして塗布され
た感光性樹脂組成物の厚さは、乾燥工程後で20〜20
0μm程度であるが、特に高い電気絶縁性が要求される
場合はそれ以上に厚く塗布することも可能である。さら
に本発明の場合、層間絶縁層表面に無電解めっきのピー
ル強度向上のための微細な溝及び/又は穴であるアンカ
ー溝を形成するために使用するフォトマスクフィルムの
遮光部分の線幅又は直径に対して1〜100倍の厚みで
あることがこのましい。
【0020】このようにして塗布、乾燥された層間絶縁
層は、次いでフォトマスクフィルムを介し紫外線により
所定の部分を露光、重合させ、その後、遮光された部分
を希アルカリ水溶液、有機溶剤又は界面活性剤により現
像除去する。この工程で使用されるフォトマスクフィル
ムには、本発明が目的とする前記層間絶縁層の表面にア
ンカー溝を形成するための遮光部分が必要とされる。こ
のフォトマスクフィルムの遮光部分は、線幅2〜50μ
mの直線及び/又は曲線の細線であり、各々の細線は平
行及び/又は交差して存在するものである。さらに、前
記フォトマスクフィルムの遮光部分は微細な点でも良
く、その際のフォトマスクフィルムの遮光部分は直径2
〜50μmの点である。また、線及び点を組み合わせて
配置することも可能である。なお、前記フォトマスクフ
ィルムはバイアホール形成のための遮光部分も有する。
【0021】前記フォトマスクフィルム上にアンカー溝
を形成するための遮光部分は、バイアホール形成の遮光
部分に支障がない限り細密に、かつ複雑に配置すること
が好ましい。前記フォトマスクフィルム上のアンカー溝
形成のための遮光部分は、前工程で塗布、乾燥された層
間絶縁層の層厚と比較して非常に細かいので、紫外線に
よる露光の際、層間絶縁層表面での光散乱、焦点深度の
影響による光パターン像の乱れ、さらに現像特性によっ
て、遮光部分の細線又は点の形を底辺とした逆三角形又
は、逆台形(実際は、逆三角形又は、逆台形の溝、逆三
角錐又は、逆三角柱)が形成される。この層間絶縁層表
面に形成されたアンカー溝の深さが1μm以下であると
無電解めっき層と前記層間絶縁層との間に大きな接触面
積を確保することができず、両者間に十分なピール強度
を付与することができない。また、このアンカー溝の深
さが20μm以上であると、アンカー溝が大きくなりす
ぎて十分なアンカー効果が得られないため、こちらも両
者間に十分なピール強度を付与することができない。
【0022】以上の理由によりアンカー溝の深さは、2
〜15μmの範囲内であることが好ましい。このように
して形成されたアンカー溝により無電解めっきのピール
強度を向上させることが可能となる。さらに、本発明で
用いられる現像液としては、前記層間絶縁層を形成する
感光性樹脂組成物に含有される感光性プレポリマーの選
択により異なるが、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
等のアルカリ水溶液、及び/又は、ケトン系、グリコー
ルエーテル系、塩素系等の有機溶剤、及び/又は、界面
活性剤水溶液等を用いうる。
【0023】次いで、前述のように塗布、乾燥、露光、
現像された層間絶縁層を、加熱、硬化処理し絶縁層を得
る。このようにして得られた絶縁層には、すでに十分な
無電解めっきのピール強度を得るためのアンカー溝が形
成されているため、強度な酸化剤等の薬剤による処理を
行うことなく、無電解めっき用の核を付与した後、無電
解めっきを行って導体回路を形成することが可能であ
る。
【0024】前記アンカー溝が形成された絶縁層表面に
導体回路を形成する方法としては、(a)前記絶縁層の
表面全体に無電解めっき用の核を付与した後、無電解め
っきにより、無電解めっき膜を形成し、次いでこの無電
解めっき膜上にエッチングレジスト膜を形成した後、エ
ッチングにより導体回路を形成し、さらに前記エッチン
グレジスト膜を剥離する方法、(b)前記絶縁層の表面
全体に無電解めっき用の核を付与した後、無電解めっき
により無電解めっき膜を形成し、さらに電解めっきを施
し、次いでこの電解めっき膜上にエッチングレジスト膜
を形成した後、エッチングを行って導体回路を形成し、
さらに前記エッチングレジスト膜を剥離する方法、
(c)前記絶縁層の表面全体に無電解めっき用の核を付
与した後、無電解めっきにより無電解めっき膜を形成
し、次いでこの無電解めっき膜上にめっきレジスト膜を
形成した後、電解めっき、もしくは無電解めっきを施し
て導体回路を形成し、さらに前記めっきレジスト膜を剥
離し、かつ導体回路間に残された無電解めっき膜をエッ
チングにより除去する方法、等を適用することができ
る。本発明では、以上述べたような各工程を繰り返し行
うことにより複数の導体回路層を積層することが可能で
あり、多層プリント配線板を形成することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げ、本発明の実施
の形態をさらに詳細に説明する。まず、実施例に先立
ち、本実施例中で用いる感光性樹脂組成物aの製造方法
を示す。
【0026】感光性樹脂組成物aの製造 エポキシ当量が190で、かつ1分子中に平均して6個
のフェノール核残基と、さらにエポキシ基とを併せ有す
るフェノールノボラック型エポキシ樹脂の1当量とアク
リル酸の1当量とを反応させて得られた反応物に、無水
テトラヒドロフタル酸0.85当量をプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルを溶媒として、常法により反応
させた。このようにして得られた感光性プレポリマーA
は、プロピレングリコールモノメチルエーテルを40重
量%含んだ粘調液体であった。さらに、表1の配合比で
感光性樹脂組成物aを調整した。
【0027】
【表1】 ──────────────────────────────────── 感光性プレポリマーA 100.0重量部 2,2-シ゛メトキシ-2-フェニルアセトフェノン(チバ・ガイギー製) 10.0重量部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 50.0重量部 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬製) 25.0重量部 イミダゾール系エポキシ樹脂硬化剤(四国化成工業製) 2.0重量部 タルク系無機充填剤 25.0重量部 ────────────────────────────────────
【0028】以下、図1〜図6を参照しつつ本発明の実
施例1、2及び比較例1、2にかかる多層プリント配線
板の製造工程を説明する。実施例1 多層プリント配線板の製造 (A)常法により導体回路(1)12が形成された片面
プリント配線板10(図1−a)上にカーテンコート法
を用いて感光性樹脂組成物aを塗布し、その後80℃で
45分間乾燥処理し、厚さ60μmの層間絶縁層14を
形成した(図1ーb)。
【0029】(B)アンカー溝及びバイアホールを形成
するための遮光部分18を有するフォトマスクフィルム
16を介して、1000mJ/cm2の露光量で紫外線
を照射し、所定の部分を露光、重合させ(図1−c)、
遮光部分を液温30℃、圧力2kg/cm2、1重量%
炭酸ナトリウム水溶液で60秒間現像し、アンカー溝及
びバイアホール20を形成した(図1−d)。この際使
用したフォトマスクフィルム16(図4でいう310)
は、図4に示すようにバイアホール形成用に100μm
φの黒丸312、その他の部分にはアンカー溝形成用に
線幅5μmの黒直線314を5μm間隔に平行にかつ交
差させ配置した遮光部分を有するものである。 (C)前記処理を行った層間絶縁層14に対し、さらに
150℃で60分間加熱、硬化処理を行った。
【0030】(D)得られた基板を市販のパラジウム触
媒に浸漬して活性化した後、さらに市販の無電解銅めっ
き液に8時間浸漬して、約18μmの無電解銅めっき膜
22を形成し(図1−e)、得られた無電解銅めっき膜
22を、常法によりエッチング処理することにより導体
回路(2)22aを得(図1−f)、層間導通のための
バイアホールを備える多層プリント配線板を製造した
(図1−g)。このようにして得られた多層プリント配
線板において、形成されるアンカー溝を工程(C)で加
熱硬化処理を行った後で、走査型電子顕微鏡を用いて観
察したところ、断面が溝の深さ4μm、形状がほぼ逆三
角形のアンカー溝が均一に形成されていた(図1−d−
1)。
【0031】実施例2 多層プリント配線板の製造 (A)常法により導体回路(1)12が形成された片面
プリント配線板10(図1−a)上にカーテンコート法
を用いて感光性樹脂組成物aを塗布し、その後80℃で
45分間乾燥処理し、厚さ60μmの層間絶縁層14を
形成した(図1−b)。 (B)アンカー溝及びバイアホールを形成するための遮
光部分18を有するフォトマスクフィルム16を介し
て、1000mJ/cm2の露光量で紫外線を照射し、
所定の部分を露光、重合させ(図1−c)、遮光部分を
液温30℃、圧力2kg/cm2、1重量%炭酸ナトリ
ウム水溶液で60秒間現像し、アンカー溝及びバイアホ
ール20を形成した(図1−d)。この際使用したフォ
トマスクフィルム16(図5でいう410)は、バイア
ホール形成用に100μmφの黒丸412、その他の部
分にはアンカー溝形成用に直径5μmの黒丸414を5
μm間隔に平行かつ交差させ配置した遮光部分を有する
ものである。
【0032】(C)前記処理を行った層間絶縁層14に
対し、さらに150℃で60分間加熱、硬化処理を行っ
た。 (D)得られた基板を市販のパラジウム触媒に浸漬して
活性化した後、さらに市販の無電解銅めっき液に8時間
浸漬して、約18μmの無電解銅めっき膜22を形成し
(図1−e)、得られた無電解銅めっき膜22を、常法
によりエッチング処理することにより導体回路(2)2
2aを得(図1−f)、層間導通のためのバイアホール
を備える多層プリント配線板を製造した(図1−g)。
このようにして得られた多層プリント配線板において、
形成されるアンカー溝を工程(C)で加熱硬化処理を行
った後で、アンカー溝の走査型電子顕微鏡を用いて観察
したところ、断面が溝の深さ4μm、形状がほぼ逆三角
形のアンカー溝が均一に形成されていた(図1−d−
1)。
【0033】比較例1 多層プリント配線板の製造 (A)常法により導体回路(1)112が形成された片
面プリント配線板110(図2−a)上にカーテンコー
ト法を用いて感光性樹脂組成物aを塗布し、その後80
℃で45分間乾燥処理し、厚さ60μmの層間絶縁層1
14を形成した(図2−b)。 (B)前記層間絶縁層114にバイアホールを形成する
ための遮光部分118を有するフォトマスクフィルム1
16を介して、1000mJ/cm2の露光量で紫外線
を照射し、所定の部分を露光、重合させ(図2−c)、
遮光部分を液温30℃、圧力2kg/cm2、1重量%
炭酸ナトリウム水溶液で60秒間現像し、アンカー溝及
びバイアホール120を形成した(図2−d)。この際
使用したフォトマスクフィルム116(図6にいう51
0)は、図6に示すようにバイアホール形成用の100
μmφの黒丸512のみで構成した。
【0034】(C)前記処理を行った層間絶縁層114
に対し、さらに150℃で60分間加熱、硬化処理を行
った。 (D)得られた基板を市販のパラジウム触媒に浸漬して
活性化した後、さらに市販の無電解銅めっき液に8時間
浸漬して、約18μmの無電解銅めっき膜122を形成
し(図2−e)、得られた無電解銅めっき膜122を、
常法によりエッチング処理することにより導体回路
(2)122aを得(図2−f)、層間導通のためのバ
イアホールを備える多層プリント配線板を製造した(図
2−g)。
【0035】比較例2 多層プリント配線板の製造 (A)常法により導体回路(1)212が形成された片
面プリント配線板210(図3−a)上にカーテンコー
ト法を用いて感光性樹脂組成物aを塗布し、その後80
℃で45分間乾燥処理し、厚さ60μmの層間絶縁層2
14を形成した(図3−b)。 (B)バイアホールを形成するための遮光部分218を
有するフォトマスクフィルム216を介して、1000
mJ/cm2の露光量で紫外線を照射し、所定の部分を
露光、重合させ(図3−c)、遮光部分を液温30℃、
圧力2kg/cm 2、1重量%炭酸ナトリウム水溶液で
60秒間現像し、バイアホール220を形成した(図3
−d)。この際使用したフォトマスクフィルム216
(図6にいう510)は、図6に示すようにバイアホー
ル形成用の100μmφの黒丸512のみで構成した。
【0036】(C)前記処理を行った層間絶縁層214
に対し、さらに150℃で60分間加熱、硬化処理を行
った。 (C′)前記処理を行った基板を過マンガン酸カリウム
水溶液に10分間浸漬し、さらに過マンガン酸カリウム
をシュウ酸により中和し、表面の粗化を行いアンカー溝
を形成した(図3−e)。 (D)得られた基板を市販のパラジウム触媒に浸漬して
活性化した後、さらに市販の無電解銅めっき液に8時間
浸漬して、約18μmの無電解銅めっき膜222を形成
し(図3−f)、得られた無電解銅めっき膜222を、
常法によりエッチング処理することにより導体回路
(2)222aを得(図3−g)、層間導通のためのバ
イアホールを備える多層プリント配線板を製造した(図
3−h)。このようにして得られた多層プリント配線板
において、形成されるアンカー溝を工程(C′)で表面
の粗化を行った後で、走査型電子顕微鏡を用いて観察し
たところ、形成されたアンカー溝は不均一なものであっ
た(図3−e−1)。
【0037】以上の方法によって製造された実施例1、
2及び比較例1、2の各多層プリント配線板における層
間絶縁層と無電解めっき層との間の状態を比較評価する
ために、無電解めっき層のピール強度(JIS−C−5
012)試験と、260℃のはんだ浴に60秒間浸漬す
るはんだ耐熱性試験を行った。結果を表2に示す。
【0038】
【表2】 ──────────────────────────────────── 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 ──────────────────────────────────── ピール強度(JIS-C-5012) (単位 kg/cm) 2.5 2.7 0.1 0.7 ──────────────────────────────────── はんだ耐熱性試験 (260℃、60秒間) ○ ○ × △ ──────────────────────────────────── 表2中の各々の印は下記の状態を示している。 ○ : 層間絶縁層と無電解めっき層との間との間に剥
離は全く見られない状態。 △ : 層間絶縁層と無電解めっき層との間との間に剥
離が部分的に見られる状態。 × : 層間絶縁層と無電解めっき層との間との間に剥
離が全体的に見られる状態。
【0039】表2に示すように、各実施例1、2では層
間絶縁層と無電解めっき層との間とに剥離は全く見られ
ず、さらに高いピール強度の得られ、無電解めっき層の
接合状態は非常に良好であった。これに対して、比較例
1では、両者間に全体的に剥離が見られ、十分な特性は
得られなかった。また、比較例2においても十分なピー
ル強度及びはんだ耐熱性を得ることができなかった。以
上の結果によると、前記実施例1、2のように層間絶縁
層表面にほぼ均一にアンカー溝を形成することで、アン
カー溝を形成しない場合(比較例1)又は、アンカー溝
が不均一な場合(比較例2)に比べ、層間絶縁層と無電
解めっき層との間に大きな接触面積を確保することがで
きる。そのため、両者間の密着性が改善され、両者間の
界面において剥離が生じることを効果的に防止でき、多
層プリント配線板の信頼性を向上することが明らかとな
った。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、層間絶
縁層表面に均一にアンカー溝を形成することにより、層
間絶縁層と無電解めっき層の間に大きな接触面積を確保
することが可能となり、両者の密着性が担保され、界面
における剥離が効果的に防止でき、この結果、多層プリ
ント配線板の信頼性を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び実施例2の多層プリント配線板の
製造方法を示す説明図である。
【図2】比較例1の多層プリント配線板の製造方法を示
す説明図である。
【図3】比較例2の多層プリント配線板の製造方法を示
す説明図である。
【図4】実施例1の多層プリント配線板の製造方法に使
用したフォトフィルムマスクを示す説明図である。
【図5】実施例2の多層プリント配線板の製造方法に使
用したフォトフィルムマスクを示す説明図である。
【図6】比較例1及び2の多層プリント配線板の製造方
法に使用したフォトフィルムマスクを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10、110、210 片面プリント配線板 12、112、212 導体回路(1) 14、114、214 層間絶縁層 16、116、216 フォトマスクフィルム 18、118、218 遮光部分 20、120、220 バイアホール 22、122、222 無電解銅めっき層 22a、122a、222a 導体回路(2) 24、124、224 エッチング用レジスト
膜 310、410、510 フォトマスクフィルム 312、412、512 バイアホールを形成す
るための遮光部分 314、414 アンカー溝を形成する
ための遮光部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/027 511 G03F 7/027 511 H05K 3/00 H05K 3/00 E

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)導体回路を有する基板上に感光性樹
    脂組成物からなる層間絶縁層を形成する工程と、(B)
    前記層間絶縁層の表面にアンカー溝を形成すると同時に
    バイアホールを形成する工程と、(C)前記層間絶縁層
    を加熱、硬化する工程と、(D)前記層間絶縁層上に無
    電解めっきを行って導体回路を形成する工程と、を備え
    ることを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプリント配線板の製造方法
    において、各工程を1回又は2回以上繰り返し積層する
    ことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のプリント配線板の
    製造方法において、導体回路を有する基板が、常法によ
    り回路形成された片面プリント配線板、両面プリント配
    線板又は多層プリント配線板であることを特徴とする多
    層プリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のプリント
    配線板の製造方法において、層間絶縁層を形成する感光
    性樹脂組成物が、(1)1分子中に少なくとも2個のエ
    チレン性不飽和結合を有する感光性プレポリマーと、
    (2)光重合開始剤と、(3)有機溶剤と、(4)1分
    子中に少なくとも1個のエポキシ基を有するエポキシ化
    合物と、を含有してなることを特徴とする多層プリント
    配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のプリント
    配線板の製造方法において、層間絶縁層の層厚が、前記
    層間絶縁層の表面にアンカー溝を形成するために使用す
    るフォトマスクフィルムの遮光部分の線幅又は直径に対
    して1〜100倍の厚みであることを特徴とする多層プ
    リント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のプリント
    配線板の製造方法において、層間絶縁層をフォトマスク
    フィルムを介して露光、重合させた後、フォトマスクフ
    ィルムによる遮光部分を現像除去してアンカー溝及びバ
    イアホールを形成することを特徴とする多層プリント配
    線板の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のプリント
    配線板の製造方法において、フォトマスクフィルムが、
    層間絶縁層の表面にアンカー溝を形成するための遮光部
    分と、バイアホールを形成するための遮光部分とを有す
    るものであることを特徴とする多層プリント配線板の製
    造方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載のプリント
    配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面にアンカ
    ー溝を形成するためのフォトマスクフィルムの遮光部分
    が線及び/又は点であることを特徴とする多層プリント
    配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載のプリント
    配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面にアンカ
    ー溝を形成するためのフォトマスクフィルムの遮光部分
    が線幅2〜50μmの線及び/又は直径2〜50μmの
    点であることを特徴とする多層プリント配線板の製造方
    法。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載のプリン
    ト配線板の製造方法において、フォトマスクフィルムの
    遮光部分の各々が、バイアホールを形成するための遮光
    部分と交差及び/又は接触しないことを特徴とする多層
    プリント配線板の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかに記載のプリ
    ント配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面にア
    ンカー溝を形成するためのフォトマスクフィルムの遮光
    部分が、バイアホールを形成するための遮光部分に対し
    無作為に配置されていることを特徴とする多層プリント
    配線板の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載のプリ
    ント配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面全体
    に無電解めっき用の核を付与した後、無電解めっきによ
    り無電解めっき膜を形成し、ついでこの無電解めっき膜
    上にエッチングレジスト膜を形成した後、エッチングを
    行い、さらに前記エッチングレジスト膜を剥離すること
    により導体回路を形成することを特徴とする多層プリン
    ト配線板の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項1〜11のいずれかに記載のプリ
    ント配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面全体
    に無電解めっき用の核を付与した後、無電解めっきによ
    り無電解めっき膜を形成し、さらに電解めっきにより電
    解めっき膜を形成し、ついでこの電解めっき膜上にエッ
    チングレジスト膜を形成した後、エッチングを行い、さ
    らに前記エッチングレジスト膜を剥離することにより導
    体回路を形成することを特徴とする多層プリント配線板
    の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項1〜11のいずれかに記載のプリ
    ント配線板の製造方法において、層間絶縁層の表面全体
    に無電解めっき用の核を付与した後、無電解めっきによ
    り無電解めっき膜を形成し、ついでこの無電解めっき膜
    上にめっきレジスト膜を形成した後、電解めっきもしく
    は無電解めっきを行い、さらに前記めっきレジスト膜を
    剥離し、かつ導体回路間に残された無電解めっき膜をエ
    ッチングにより除去することにより導体回路を形成する
    ことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
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