JPH0653731U - ディーゼルエンジンのカム駆動機構 - Google Patents
ディーゼルエンジンのカム駆動機構Info
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- JPH0653731U JPH0653731U JP7827392U JP7827392U JPH0653731U JP H0653731 U JPH0653731 U JP H0653731U JP 7827392 U JP7827392 U JP 7827392U JP 7827392 U JP7827392 U JP 7827392U JP H0653731 U JPH0653731 U JP H0653731U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エンジンの全高を低く押えつつ燃料噴射ポンプ
のドライブシャフトベアリングのエッジ荷重を低減して
ポンプ耐久性を向上させる。 【構成】クランク軸の回転動力を、クランクギヤ21から
アイドラギヤ22を介して燃料噴射ポンプのドライブギヤ
24に伝達する構成とし、ポンプドライブシャフトにドラ
イブギヤ24と同軸に設けたカムドライブスプロケット25
とカム軸側のカムドリブンスプロケット26との間をチェ
ーン27で連結し、前記チェーン27に作用する張力Tとア
イドラギヤ22からドライブギヤ24に作用する駆動力FG
との方向が135°〜225°の範囲となるように、ク
ランクギヤ21、アンドラギヤ22及びドライブギヤからな
るギヤトレーンの配置方向とチェーン巻掛け方向との位
置関係を設定した。
のドライブシャフトベアリングのエッジ荷重を低減して
ポンプ耐久性を向上させる。 【構成】クランク軸の回転動力を、クランクギヤ21から
アイドラギヤ22を介して燃料噴射ポンプのドライブギヤ
24に伝達する構成とし、ポンプドライブシャフトにドラ
イブギヤ24と同軸に設けたカムドライブスプロケット25
とカム軸側のカムドリブンスプロケット26との間をチェ
ーン27で連結し、前記チェーン27に作用する張力Tとア
イドラギヤ22からドライブギヤ24に作用する駆動力FG
との方向が135°〜225°の範囲となるように、ク
ランクギヤ21、アンドラギヤ22及びドライブギヤからな
るギヤトレーンの配置方向とチェーン巻掛け方向との位
置関係を設定した。
Description
【0001】
本考案は、ディーゼルエンジンのカム駆動機構に関し、特に、オーバーヘッド カム(OHC)方式に有効なカム駆動機構に関する。
【0002】
カム軸をシリンダヘッド側に配置したオーバーヘッドカム方式を採用したディ ーゼルエンジンにおける従来のカム駆動機構としては、例えば図3〜図5に示す ようものがある。 図3では、クランク軸に設けたクランクプーリ1、燃料噴射ポンプのドライブ プーリ2及びカム軸に設けたカムプーリ3を図のように配置し、テンションプー リ4によりベルト5の張力を調整するようにして、ベルト5により燃料噴射ポン プ及びカム軸にクランク軸の回転動力を伝達する構成である。
【0003】 図4では、クランク軸にクランクギヤ6を設け、アイドラギヤ7を介して燃料 噴射ポンプのポンプシャフトに設けたドライブギヤ8に伝達すると共に、前記ド ライブギヤ8と同軸に設けた前記カムプーリより小径のカムドライブプーリ2′ とカム軸側のカムドリブンプーリ3′とをベルト5によって連結し、燃料噴射ポ ンプを介在してクランク軸の回転動力をカム軸に伝達する構成である。尚、ベル トの代わりにチェーンを用いてもよい。この場合は、前記各プーリ2′,3′は スプロケットに置き換えられる。
【0004】 図5では、クランクギヤ6の回転動力をアイドラギヤ7を介して燃料噴射ポン プのドライブギヤ8に伝達する構成は図4と同様であるが、ポンプシャフトでは なくクランク軸側にカムドライブスプロケット9を設け、カム軸側のカムドリブ ンスプロケット10とをチェーン11によって連結して、クランク軸から直接にカム 軸を駆動する構成である。
【0005】
しかしながら、図3及び図5の構成では、クランク軸の回転を1/2に減速し てポンプシャフト及びカム軸側に伝達する必要があり、カム軸側のカムプーリ3 やカムドリブンスプロケット10の径が大きくなるため、エンジンの全高が高くな る。また、図4の構成では、カム軸側のドリブンプーリ3′の径は図3及び図5 に比べて小さくできエンジンの全高を低くできるという利点はあるが、以下のよ うな問題を有している。
【0006】 即ち、図4のものでは、ベルト張力Tとアイドラギヤ7からの燃料噴射ポンプ のドライブギヤに作用するポンプギヤ駆動力FG とが同じ方向に作用するため、 燃料噴射ポンプのドライブシャフトを軸支しているベアリングのエッジ部におけ る荷重が大きくなり、燃料噴射ポンプの寿命が低下するという欠点がある。 尚、ディーゼルエンジンのカム駆動機構としては、例えば実開昭60−103 755号公報に開示されたものがあるが、これはオーバーヘッドカム方式ではな い。
【0007】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、OHC方式を採用したディ ーゼルエンジンのカム駆動機構において、エンジンの全高を低く押えつつ燃料噴 射ポンプのドライブシャフトベアリングのエッジ荷重を低減して燃料噴射ポンプ の耐久性を向上させることのできるカム駆動機構を提供することを目的とする。
【0008】
このため、本考案は、シリンダヘッド側に設けたカム軸をクランク軸の回転動 力によって駆動するオーバーヘッドカム方式のディーゼルエンジンのカム駆動機 構において、クランク軸に設けたクランクギヤにアイドラギヤを噛み合わせ、該 アイドラギヤに燃料噴射ポンプのドライブギヤを噛み合わせてギヤトレーンを構 成する一方、前記燃料噴射ポンプのドライブシャフトに前記ドライブギヤと同軸 にカムドライブ側回転体を配設し、該カムドライブ側回転体と前記カム軸に設け たカムドリブン側回転体とを巻掛け伝動要素を介して連結する構成であって、前 記巻掛け伝動要素に作用する張力とアイドラギヤからドライブギヤに作用する駆 動力との方向が135°〜225°の範囲となるように、前記ギヤトレーンの配 置方向と巻掛け伝動要素の巻掛け方向との位置関係を設定した。
【0009】
かかる構成によれば、燃料噴射ポンプのドライブシャフトに作用する、カムド ライブ側回転体とカム軸側のカムドリブン側回転体とを連結する巻掛け伝動要素 の張力と、アイドラギヤからドライブギヤに作用するクランク駆動力との向きが 反対方向となり、燃料ポンプのドライブシャフトの軸受のエッジ荷重が低減でき るようになる。
【0010】 また、カム軸側のドリブン側回転体の径を小さくできるのでエンジンの全高を 低くできる。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 図において、図中右方向に回転するクランク軸に設けたクランクギヤ21の回転 方向と反対側の図中左斜め上方側にアイドラギヤ22と、燃料噴射ポンプのドライ ブシャフト23(図2に示す)に設けたドライブギヤ24とを配置し、クランクギヤ 21にアイドラギヤ22を噛み合わせ、アイドラギヤ22にドライブギヤ24を噛み合わ せることにより、クランク軸の回転動力を燃料噴射ポンプに伝達するためのギヤ トレーンを構成している。
【0012】 また、前記燃料噴射ポンプのドライブシャフト23には、ドライブギヤ24と同軸 にカム軸に駆動力を伝達するためのカムドライブ側回転体としてのカムドライブ スプロケット25が設けられている。このカムドライブスプロケット25は、カム軸 側に設けられているカムドリブン側回転体としてのカムドリブンスプロケット26 と、巻掛け伝動要素であるチェーン27によって連結されてカム軸側にを回転動力 を伝達するようになっている。尚、図2の28,29は、燃料噴射ポンプのドライブ シャフト23を支持するボールベアリングを示している。
【0013】 そして、前記チェーン27に作用する張力Tと、アイドラギヤ22から燃料噴射ポ ンプのドライブギヤ24に作用するポンプ駆動力FG との方向が互いに反対方向で 互いの方向のなす角θが、θ=135°〜225°の範囲となるように、前記ギ ヤトレーンの配置方向とチェーン27の巻掛け方向との位置関係を設定してある。 尚、図中、αはアイドラギヤ22とドライブギヤ24とが互いに噛み合った時の駆 動力の方向と接線方向とのなす角であるギヤ圧力角を示している。
【0014】 次に本実施例の作用を図2に基づいて説明する。 燃料噴射ポンプのドライブシャフト23を支持するボールベアリング29からボー ルベアリング28、ドライブギヤ24及びカムドライブスプロケット25までのそれぞ れの距離をL1 、L2 及びL3 とした時、チェーン27に作用する張力Tと、アイ ドラギヤ22からドライブギヤ24に作用するポンプ駆動力FG とによる燃料噴射ポ ンプのドライブシャフトを支持するボールベアリング28のエッジ荷重Fは、前記 張力Tとポンプ駆動力FG とが互いに反対方向であることから、次式で表される 。
【0015】 FG ×L2 −T×L3 −F×L1 =0 F=FG ×(L2 /L1 )−T×(L3 /L1 ) 従って、張力Tのみが作用する場合に比べてボールベアリング28のエッジ荷重 を減少することができ、ボールベアリングの耐久性が向上し、延いては燃料噴射 ポンプの耐久性が向上するようになる。
【0016】 また、カム軸に設けるカムドリブンスプロケット26の径も、図3及び図5に示 す従来例に比べて小さくできるので、エンジンの全高も低くできる。 尚、本実施例では、燃料噴射ポンプ側とカム軸側とを連結する巻掛け伝動要素 としてチェーンを用いたが、これに限らずベルトを用いてもよく、この場合には 、スプロケットに代えてプーリを設ける。
【0017】
以上説明したように本考案によれば、燃料噴射ポンプのドライブシャフトに対 して、アイドラギヤからドライブギヤに作用するポンプ駆動力が巻掛け伝動要素 の張力と反対方向に作用するので、燃料噴射ポンプのドライブシャフトを支持す る軸受のエッジ荷重を低減することができ、ドライブシャフト軸受の寿命を向上 でき、延いては燃料噴射ポンプの寿命を向上できる。また、カム軸側のカムドリ ブン側回転体の径を小径にできるので、エンジンの全高を低く押えられる。
【図1】本考案の一実施例の要部構成図
【図2】同上実施例の動作を説明するための図
【図3】カム駆動機構の従来例を示す簡略図
【図4】カム駆動機構の別の従来例を示す簡略図
【図5】カム駆動機構の別の従来例を示す簡略図
21 クランクギヤ 22 アイドラギヤ 23 ドライブシャフト 24 ドライブギヤ 25 カムドライブスプロケット 26 カムドリブンスプロケット 27 チェーン T チェーン張力 FG ポンプ駆動力
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダヘッド側に設けたカム軸をクラン
ク軸の回転動力によって駆動するオーバーヘッドカム方
式のディーゼルエンジンのカム駆動機構において、クラ
ンク軸に設けたクランクギヤにアイドラギヤを噛み合わ
せ、該アイドラギヤに燃料噴射ポンプのドライブギヤを
噛み合わせてギヤトレーンを構成する一方、前記燃料噴
射ポンプのドライブシャフトに前記ドライブギヤと同軸
にカムドライブ側回転体を配設し、該カムドライブ側回
転体と前記カム軸に設けたカムドリブン側回転体とを巻
掛け伝動要素を介して連結する構成であって、前記巻掛
け伝動要素に作用する張力とアイドラギヤからドライブ
ギヤに作用する駆動力との方向が135°〜225°の
範囲となるように、前記ギヤトレーンの配置方向と巻掛
け伝動要素の巻掛け方向との位置関係を設定したことを
特徴とするディーゼルエンジンのカム駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992078273U JP2585616Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ディーゼルエンジンのカム駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992078273U JP2585616Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ディーゼルエンジンのカム駆動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653731U true JPH0653731U (ja) | 1994-07-22 |
| JP2585616Y2 JP2585616Y2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13657378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992078273U Expired - Fee Related JP2585616Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ディーゼルエンジンのカム駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585616Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01179169U (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-22 |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP1992078273U patent/JP2585616Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01179169U (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2585616Y2 (ja) | 1998-11-25 |
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