JPH0654008B2 - Pcコンクリートパイル継手金具 - Google Patents

Pcコンクリートパイル継手金具

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JPH0654008B2
JPH0654008B2 JP62183572A JP18357287A JPH0654008B2 JP H0654008 B2 JPH0654008 B2 JP H0654008B2 JP 62183572 A JP62183572 A JP 62183572A JP 18357287 A JP18357287 A JP 18357287A JP H0654008 B2 JPH0654008 B2 JP H0654008B2
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JP
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bottom plate
concrete pile
shaped
ring
hollow
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JP62183572A
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Inventor
弘 荻原
Original Assignee
京葉ブランキング工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は中空コンクリートパイル用の継手金具に関する
ものである。
〔従来の技術〕
既製のPCコンクリートパイルは、通常、1本の長さ1
0m〜15mに構成され、これよりも長尺のパイルを必
要とするときは継手金具によって2本以上の既製PCコ
ンクリートパイルを接続して用いられる。
第2図は従来の継手金具1を冠着したコンクリートパイ
ル2の1例を示す断面図である。PCはPC鋼線でその
端部は継手金具1に取り付けてあり、その取付点は継手
金具1の底面の周の内側に、ほぼ円形に配列されてい
る。
第3図は上記の継手金具1の拡大断面を示す。この継手
金具1は、中心孔を設けた座金状の底板1aと円筒状の
リング1bとを別体に構成し、溶接して連結してある。
1cは溶接のビードである。
上記のリング1bには2条の円周溝状の凹部1b-1,1
-2を設けてある。この円周溝状凹部1b-1,1b-2
設けておくと、凹部の内側面に突条が形成されてコンク
リートパイルに対する結合が強固になる。
1a-1は、コンクリート打設時PC鋼線PCにテンショ
ンを与えるプーラ(図示せず)を取りつけるためのメネ
ジ孔、1a-2は同じく円錐座面である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
材料コスト及び加工コストを低減するため、前記の継手
金具は所定の強度を満たす範囲内で、なるべく薄く構成
することが望ましい。しかし、コンクリートパイル2を
第4図に示すように継ぎ合わせて、継手金具1同志を溶
接した状態において、継手金具1の両側を支点3,3′
で支えて試験荷重P1を加えたときの破断モーメント
は、継手金具の無い個所を支点4,4′で支えて試験荷
重P2を加えたときの破断モーメントよりも小であって
はならないとされている(業界内部規定)ので、前記の
底板1aは相応の厚さを有するように構成しなければな
らない。
第5図は、なるべく軽量に、しかも所定強度を有するよ
うに構成された従来技術に係る底板1a′の断面を描い
た説明図である。
1a-3は溶接用の開先である。
しかし、第5図の構成を用いても、一つには底板自身の
強度保持の為、一つには充分の開先1a-3の寸法を得る
為(即ち溶接部強度保持の為)、肉厚寸法tの減少は限
界が有る。更には、メネジ孔1a-1に有効長さを持たせ
る為、及び、円錐座面1a-2に所要の強度を持たせる為
にも、前記肉厚寸法tの減少に限界が有る。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、その目的
とするところは、充分な底板強度と、充分な溶接部強度
と、充分なPC鋼線取付強度とを保持することができ、
しかも板厚を格段に減少せしめ得るように底板形状を改
良したPCコンクリートパイル用継手金具を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の継手金具は、座金
状に中心孔を設けた底板を、円筒状リングに溶接固着し
た構造の、中空PCコンクリートパイル用継手金具に適
用され、 (a)前記底板は、パイル中心線を含む面による断面が
L字状をなすようにプレス加工されていて、上記L字状
断面の1辺をなす底板周囲部分が折り上げられて短筒状
部分を構成しており、 (b)上記短筒状部分の外径は中空PCコンクリートパ
イルの外径と等しく、該筒状部分の長さ寸法(L′)は
底板の厚さ寸法(T)の約2倍であり、 (c)前記座金状中心孔を設けた底板の中心孔の内径が
中空PCコンクリートパイルの内径に等しく、前記円筒
状リングの厚さ寸法(t1)は底板の厚さ寸法(T)に
比して格段に薄く、かつ、該円筒状リングは底板の短筒
状部分と突き合わせ溶接されており、 (d)前記底板のL字状断面の水平な底辺に相当する面
に、複数の輪状の肉寄せ厚肉部がプレス成形されるとと
もに、該輪状厚肉部の中心にPC鋼線緊張用のメネジ孔
およびPC鋼線係着用の円錐面座が設けられていること
を特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成した継手金具は、前記の短筒状部分が
補強リブとして作用し、板厚寸法に比して大きい剛性を
示す。更に、プレス加工によって生じる曲げ部分の角の
丸味(いわゆるアール)が、溶接開先としての機能を果
たすので、板厚寸法に比して充分な開先が得られ、従っ
て、充分な溶接強度を発揮せしめ得る。
更に輪状の肉寄せ厚肉部の中心にメネジ孔や円錐面座を
設けたので、該部のPC鋼線取付強度が大きい(詳しく
は、底板の厚さを比して取付強度が大きい)。従って一
定の取付強度を得るための底板の厚さ寸法を減少し得
る。本発明はこのようにして底板の厚さ寸法の減少を可
能ならしめて、継手金具のプレス成形一体構成を可能な
らしめたものである。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る継手金具の1実施例の断面を模式
的に描いた説明図である。
1cは本発明を適用して構成した底板であって、中心孔
を有する座金状の鋼板をプレス加工して、その断面がL
字状をなすように(詳しくは、コンクリートパイル2の
中心線Y−Y′を含む面による断面がL字状をなすよう
に)成形し、その外周部に短筒状の折上げ縁1c-1を設
けてある。
上記短筒状の折上げ縁1c-1の長さ寸法L′は、底板の
厚さ寸法Tの約2倍に成形されている。この寸法L′が
2Tに比して著しく小さいと充分な強度が期待できな
い。
また、2Tに比して著しく大きくするとプレス成形が困
難であるに拘らず強度増加が僅少なので不経済である。
上記の短筒状の折上げ縁1c-1にリング1bを対向せし
めて突き合わせ溶接する。上記のリング1bの厚さ寸法
1は底板1cの厚さ寸法Tに比して格段に薄くなって
いる。ここに格段に薄いとは、計器を用いるまでもなく
目視判断し得る程度に薄いことをいう。
曲げ加工部には曲率半径rの丸味が自然に生じている。
1c-3は底板1cとリング1bとの溶接部であって、図
示の如く突き合わせ溶接してある。
本例の底板1cの内周1c-2の径寸法は、コンクリート
パイル2の内周2aの径寸法と等しく構成してある。必
要な強度を持たせると共に取扱いを容易ならしめ、か
つ、雨水が溜まるなどの不具合を防止したものである。
仮想線で示したように、もう1本のコンクリートパイル
2′に取り付けられた底板1c′を前記底板1cに対向
させると、前述のプレス加工による曲率半径rの部分が
開先を形成するので、充分な強度を持たせて溶接施工す
ることが出来る。
また、上記の底板1cは、平面板的な座金形状でなく、
その外周に短筒状部1c-1が一体に連設された構造であ
るため剛性が大きい。1a-1は、コンクリートを打設す
る際に、PC鋼線にテンションを与えるプーラ(図示せ
ず)を取り付けるためのメネジ孔、1a-2はPC鋼線P
Cを取り付けるための円錐座面である。
従来例(第3図,第5図)においては、平板状の底板1
a,1a′にメネジ孔1a-1,円錐座面1a-2が設けら
れていたが、本例(第1図)においては、メネジ孔1a
-1,円錐座面1a-2付近が厚肉となっている。これは第
6図に示すように、ダイス7を底板1a′に当てがって
おいて円柱状のポンチ8でプレスし、押圧された部分に
凹み1a−を形成するとともに、その周囲に輪状の盛
り上がりを形成せしめて厚肉部1a-mを構成したもので
あって、上記の凹み1a−と同心に円錐座面1a-2
削成すと第7図の如くになる。
6はPC鋼線PCの1端に設けた傘状の大径部、6aは
円錐面である。9は、前記円錐座面1a-2を含む8の字
孔(別名ダルマ孔)である。
図示を省略するが、同様にして凹み1a−を切削して
メネジ孔1a-1を設ける。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明を適用すると、継手金具に充
分な剛性と、充分なPC鋼線取付強度と、充分な溶接強
度とを確保しつつ、その底板部分の厚さ寸法を格段に減
少せしめることが出来るという優れた実用的効果を奏
し、コンクリートパイルの軽量化,低価格化に貢献する
ところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を模式化して描いた断面図で
ある。 第2図及び第3図は従来のコンクリートパイル継手金具
の説明図、第4図はコンクリートパイルの強度テストの
説明図である。 第5図は従来技術に係る継手金具における底板の説明図
である。 第6図は前記実施例における輪状厚肉部の構成方法の説
明図、第7図は同じく円錐座面付近の斜視図である。 1……継手金具、1a,1a′……底板、1a-1……開
先、1a−……凹み、1a-m……肉寄せ厚肉部、1b
……リング、1c……底板、1c-1……外周の短筒状
部、1c-3……溶接部、2,2′……コンクリートパイ
ル、3,3′,4,4′……支点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座金状に中心孔を設けた底板を、円筒状の
    リングに溶接固着した構造の、中空PCコンクリートパ
    イル用継手金具において、 (a)前記底板は、パイル中心線を含む面による断面が
    L字状をなすようにプレス加工されていて、上記L字状
    断面の1辺をなす底板周囲部分が折り上げられて短筒状
    部分を構成しており、 (b)上記短筒状部分の外径は中空PCコンクリートパ
    イルの外径と等しく、該筒状部分の長さ寸法(L′)は
    底板の厚さ寸法(T)の約2倍であり、 (c)前記座金状中心孔を設けた底板の中心孔の内径が
    中空PCコンクリートパイルの内径に等しく、前記円筒
    状リングの厚さ寸法(t1)は底板の厚さ寸法(T)に
    比して格段に薄く、かつ、該円筒状リングは底板の短筒
    状部分と突き合わせ溶接されており、 (d)前記底板のL字状断面の水平な底辺に相当する面
    に、複数の輪状の肉寄せ厚肉部がプレス成形されるとと
    もに、該輪状厚肉部の中心にPC鋼線緊張用のメネジ孔
    およびPC鋼線係着用の円錐面座が設けられていること
    を特徴とする、中空コンクリートパイル継手金具。
JP62183572A 1987-07-24 1987-07-24 Pcコンクリートパイル継手金具 Expired - Lifetime JPH0654008B2 (ja)

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