JPH065427B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH065427B2 JPH065427B2 JP58249396A JP24939683A JPH065427B2 JP H065427 B2 JPH065427 B2 JP H065427B2 JP 58249396 A JP58249396 A JP 58249396A JP 24939683 A JP24939683 A JP 24939683A JP H065427 B2 JPH065427 B2 JP H065427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- heat
- fixing
- heating
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2064—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真装置、静電記録装置等の記録装置に設
けられる定着装置や加熱現像装置等の加熱装置、特に未
定着画像等の被定着物を加熱処理する際又はその周辺で
加熱又は発熱手段等による熱を使用する加熱装置に関す
る。
けられる定着装置や加熱現像装置等の加熱装置、特に未
定着画像等の被定着物を加熱処理する際又はその周辺で
加熱又は発熱手段等による熱を使用する加熱装置に関す
る。
従来、熱を使用する加熱装置は均一加熱や省電力が達成
しにくかつた。特に定着装置の代表的なものである熱ロ
ーラ定着装置に於いては、画像形成装置又は定着装置等
に設けられた加熱源からの熱が熱ローラ表面を伝達して
定着に作用することなく失われるといつた問題が存在し
ていた。この結果、熱ローラ端部において熱損失が大き
くなり定着性が大幅に低下してしまう。
しにくかつた。特に定着装置の代表的なものである熱ロ
ーラ定着装置に於いては、画像形成装置又は定着装置等
に設けられた加熱源からの熱が熱ローラ表面を伝達して
定着に作用することなく失われるといつた問題が存在し
ていた。この結果、熱ローラ端部において熱損失が大き
くなり定着性が大幅に低下してしまう。
そこで、従来は熱ローラ端部や熱ローラに圧接する加圧
ローラ等の端部領域の温度低下を補償するため、加熱源
の発熱分布を端部領域で強くなるように構成していた
が、定着装置における電力消費量を増大すると共に熱ロ
ーラ端部から失われる熱量はさらに増大するため、画像
形成装置内部での昇温が起こり、クリーナ、現像器内で
のトナーブロツキングを誘発したり、装置内のプラスチ
イツクのモールド成形部品を熱変形させてしまう等の種
々の問題が生じる原因ともなつている。
ローラ等の端部領域の温度低下を補償するため、加熱源
の発熱分布を端部領域で強くなるように構成していた
が、定着装置における電力消費量を増大すると共に熱ロ
ーラ端部から失われる熱量はさらに増大するため、画像
形成装置内部での昇温が起こり、クリーナ、現像器内で
のトナーブロツキングを誘発したり、装置内のプラスチ
イツクのモールド成形部品を熱変形させてしまう等の種
々の問題が生じる原因ともなつている。
上述のような熱損失を減じるために、ローラを保持す
る枠部材と熱ローラ間に断熱スリーブ、又は、樹脂より
成るすべり軸受を設けたり更に駆動ギアとローラ間に
断熱材を介在させたりすることが知られているが、で
は駆動ギア等から本体を伝達した熱損失が大きく、やは
り端部温度ダレが生じてしまい、+ではスタンバイ
時及びシングルコピー時は良好な結果が得られるものの
連続通紙を行なうと、反対に中央部の温度低下が大き
く、中央部で定着不良が生じてしまつた。
る枠部材と熱ローラ間に断熱スリーブ、又は、樹脂より
成るすべり軸受を設けたり更に駆動ギアとローラ間に
断熱材を介在させたりすることが知られているが、で
は駆動ギア等から本体を伝達した熱損失が大きく、やは
り端部温度ダレが生じてしまい、+ではスタンバイ
時及びシングルコピー時は良好な結果が得られるものの
連続通紙を行なうと、反対に中央部の温度低下が大き
く、中央部で定着不良が生じてしまつた。
一方、定着ローラ内に2本ヒータを入れて、立上り時間
を短縮し定着時に2本ヒータのうち高出力ヒータのみを
使用する発明は特開昭58−130368号公報に見ら
れる。この発明は優れた発明ではあるが、高速コピー時
に生じる上記問題については触れるところがない。従つ
てこの発明に基いてウエイトタイムが終了した時に連続
コピーすると、やはり中央部での温度低下が大きい。
を短縮し定着時に2本ヒータのうち高出力ヒータのみを
使用する発明は特開昭58−130368号公報に見ら
れる。この発明は優れた発明ではあるが、高速コピー時
に生じる上記問題については触れるところがない。従つ
てこの発明に基いてウエイトタイムが終了した時に連続
コピーすると、やはり中央部での温度低下が大きい。
つまり、ウエイト時間を短縮し、しかも高速定着の定着
性を維持でき、熱的外部損傷を防止できるといつた定着
装置は実現されていなかつた。又従来一般の定着装置で
は異なる環境下において、ある条件下では定着性が良い
ものも他の環境下では、全く異なる定着性になつてしま
う場合もあつた。
性を維持でき、熱的外部損傷を防止できるといつた定着
装置は実現されていなかつた。又従来一般の定着装置で
は異なる環境下において、ある条件下では定着性が良い
ものも他の環境下では、全く異なる定着性になつてしま
う場合もあつた。
本発明は、上記従来の欠点を改善することを目的とし、
少ない電力で良好な加熱処理が行える加熱装置、特に画
像記録装置において良好な定着性が得られる定着装置を
提供することである。
少ない電力で良好な加熱処理が行える加熱装置、特に画
像記録装置において良好な定着性が得られる定着装置を
提供することである。
本発明の他の目的は、種々のコピーモードであつても常
に均一な定着性を得ることができ、限られた電力を有効
に利用して省エネルギー、ウエイトタイムの短縮化を達
成できる定着装置を提供することにある。
に均一な定着性を得ることができ、限られた電力を有効
に利用して省エネルギー、ウエイトタイムの短縮化を達
成できる定着装置を提供することにある。
又本発明の他の目的は、オフセツトが非常に少なく画像
性が非常に良好な定着を達成する定着装置を提供するこ
とにある。
性が非常に良好な定着を達成する定着装置を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は高湿環境下に於いてもシワが無くか
つ、低湿環境下に於いても画像ズレの無い高品質の定着
装置を提供することにある。
つ、低湿環境下に於いても画像ズレの無い高品質の定着
装置を提供することにある。
本発明の特徴は、特許請求の範囲に示したものである。
以下本発明について図面を参照しながら説明するが、本
発明が特に有効な定着装置について詳述する。
発明が特に有効な定着装置について詳述する。
第1図は本発明の一実施例の説明図である。本図は、加
熱定着装置によつて電子写真法で形成されたトナー像T
を普通紙Pに定着するものを示している。
熱定着装置によつて電子写真法で形成されたトナー像T
を普通紙Pに定着するものを示している。
1はハロゲンヒータ等の加熱用の2本ヒータ31,32を内
部に有する加熱ローラで、駆動モータ(不図示)から
の、駆動力を受けて矢示方向に回転する。
部に有する加熱ローラで、駆動モータ(不図示)から
の、駆動力を受けて矢示方向に回転する。
ヒータ31はヒータ32に比べて高出力ヒータであり、
定着時及びスタンバイ時の加熱ローラ表面温度を適切に
維持する。このため、発熱分布は中央部が両端部よりも
大である。又ヒータ32はメインスイツチがオンされて
から、所定の定着温度までのウエイト時(又はスタンバ
イ時の設定温度上昇時に使用しても良い)に使用され、
加熱ローラの表面温度の上昇時間を短縮する。
定着時及びスタンバイ時の加熱ローラ表面温度を適切に
維持する。このため、発熱分布は中央部が両端部よりも
大である。又ヒータ32はメインスイツチがオンされて
から、所定の定着温度までのウエイト時(又はスタンバ
イ時の設定温度上昇時に使用しても良い)に使用され、
加熱ローラの表面温度の上昇時間を短縮する。
この加熱ローラ1は、アルミニウム、ステンレス、鋼等
の金属製中空ローラ芯1aの外周面にポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂(PTFE)、パーフロロアルコキシ樹脂(PF
A)等の耐熱樹脂層や、シリコンゴム、フツソゴム等の耐
熱弾性体層1bを0.02〜2mmの内の所定厚に設けた
ものである。
の金属製中空ローラ芯1aの外周面にポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂(PTFE)、パーフロロアルコキシ樹脂(PF
A)等の耐熱樹脂層や、シリコンゴム、フツソゴム等の耐
熱弾性体層1bを0.02〜2mmの内の所定厚に設けた
ものである。
2は低加熱用のヒータ33を内蔵する加圧ローラで、ベ
アリング15,15′に回転可能に支持されている。このロ
ーラ2は加熱ローラ1に公知の加圧手段によつて少くと
も定着時に圧接し、金属製ローラ芯の外周面にシリコン
ゴム、フツソゴム、フロロシリコンゴム等の弾性体層を
比較的厚く設けたものである。この構成は、加熱ローラ
との圧接領域dを確保することを一目的としている。加
熱ローラ1の外周面にはサーミスタ、熱電対等の感温素
子4が接触配設され、それの検出信号を公知の制御手段
(図示せぬ)に導き、加熱ローラ1の外周面の温度を
(ヒータ31,32の出力、又は、その印加電圧等を制御す
ることで)トナー像溶融温度に保持している。
アリング15,15′に回転可能に支持されている。このロ
ーラ2は加熱ローラ1に公知の加圧手段によつて少くと
も定着時に圧接し、金属製ローラ芯の外周面にシリコン
ゴム、フツソゴム、フロロシリコンゴム等の弾性体層を
比較的厚く設けたものである。この構成は、加熱ローラ
との圧接領域dを確保することを一目的としている。加
熱ローラ1の外周面にはサーミスタ、熱電対等の感温素
子4が接触配設され、それの検出信号を公知の制御手段
(図示せぬ)に導き、加熱ローラ1の外周面の温度を
(ヒータ31,32の出力、又は、その印加電圧等を制御す
ることで)トナー像溶融温度に保持している。
6は加熱ローラ表面へ付着したオフセツトトナーや紙粉
等の異物をローラ表面から除去するためのクリーニング
部材であり、ノーメックス(登録商標)、ヒメロン(登
録商標)、等の耐熱不織布よりなるクリーニングウエブ
61を用いている。
等の異物をローラ表面から除去するためのクリーニング
部材であり、ノーメックス(登録商標)、ヒメロン(登
録商標)、等の耐熱不織布よりなるクリーニングウエブ
61を用いている。
上記クリーニングウエブ61は弾性を有する押当てロー
ラ63により加熱ローラに当接している。又、このウエ
ブ61は、駆動を与えられる(不図示)巻取りローラ65
による巻取りで供給ローラ62から微量づつその当接位
置を変えるように引出され、常にクリーニングウエブ6
1の新しい面が加熱ローラに当接する。このウエブ61は
押当てローラ63以降介在するコロ64上を移動して供給
ローラ62側へ反転され、巻取りローラ6に表、裏を逆
にした状態で巻取られる。またクリーニングウエブ61
中にジメチルシリコンオイル等のオフセツト防止液を含
浸させておいて、オフセツト防止液を加熱ローラへ塗布
しても良い。
ラ63により加熱ローラに当接している。又、このウエ
ブ61は、駆動を与えられる(不図示)巻取りローラ65
による巻取りで供給ローラ62から微量づつその当接位
置を変えるように引出され、常にクリーニングウエブ6
1の新しい面が加熱ローラに当接する。このウエブ61は
押当てローラ63以降介在するコロ64上を移動して供給
ローラ62側へ反転され、巻取りローラ6に表、裏を逆
にした状態で巻取られる。またクリーニングウエブ61
中にジメチルシリコンオイル等のオフセツト防止液を含
浸させておいて、オフセツト防止液を加熱ローラへ塗布
しても良い。
7は熱反射性を有する曲面状の反射板で、加熱ローラ1
の周辺に近接し、加熱ローラ1の長手方向全体に設けら
れている。又反射板7は加熱ローラ1周面の押当てロー
ラ63の位置と紙Pの進入開口部との間の加熱ローラ表
面全体を覆うように配設されている。8は放熱防止用の
厚みのあるカバーで、上記反射板7の凸面全体に対して
密着して設けられ、この反射板7からの無駄な放熱を防
止する。つまり、反射板7とカバー8とでローラの覆い
部分を構成している。16は定着装置の上側のケーシン
グ部材で、クリーニング部材6と反射板7、カバー8、
感温素子4とを包囲している。感温素子4の温度検知部
は反射板7よりもローラ1側にある。
の周辺に近接し、加熱ローラ1の長手方向全体に設けら
れている。又反射板7は加熱ローラ1周面の押当てロー
ラ63の位置と紙Pの進入開口部との間の加熱ローラ表
面全体を覆うように配設されている。8は放熱防止用の
厚みのあるカバーで、上記反射板7の凸面全体に対して
密着して設けられ、この反射板7からの無駄な放熱を防
止する。つまり、反射板7とカバー8とでローラの覆い
部分を構成している。16は定着装置の上側のケーシン
グ部材で、クリーニング部材6と反射板7、カバー8、
感温素子4とを包囲している。感温素子4の温度検知部
は反射板7よりもローラ1側にある。
一方、加圧ローラ2側にも、反射板7と同様の反射板9
及びカバー8と同様のカバー10が夫々加圧ローラ2の
周面の大部分を覆うように設けられている。
及びカバー8と同様のカバー10が夫々加圧ローラ2の
周面の大部分を覆うように設けられている。
これらの反射板7,9及びカバー8,10を設けることによ
つて加熱ローラ、加圧ローラ夫々の表面から無駄に消費
される熱を減少することができ、かつ感温素子4の測温
性を安定化することができる。又、加熱ローラ1の設定
温度に対する温調を安定化すると共に消費電力を低減で
きる。
つて加熱ローラ、加圧ローラ夫々の表面から無駄に消費
される熱を減少することができ、かつ感温素子4の測温
性を安定化することができる。又、加熱ローラ1の設定
温度に対する温調を安定化すると共に消費電力を低減で
きる。
22は紙Pを加熱ローラ1側に導く案内板で、反射板7
と反射板9夫々の一端の間に位置するように加熱ローラ
1に近接して設けられている。24は加圧ローラを支持
する支持板で、バネ23によつて加圧ローラは定着ロー
ラに圧接される。
と反射板9夫々の一端の間に位置するように加熱ローラ
1に近接して設けられている。24は加圧ローラを支持
する支持板で、バネ23によつて加圧ローラは定着ロー
ラに圧接される。
未定着トナー像Tを有する普通紙Pは加熱、加圧両ロー
ラ1,2間で挾持搬送され、ローラ1,2の表面温度に
よる印加熱によつて上記トナー像Tが紙面に永久像とし
て定着され、その後排紙ローラ20,21によつて挾持され
ながら装置外へ排出される。この加熱ローラの排出口側
には普通紙Pを加熱ローラから確実に分離するためにロ
ーラ軸方向に沿つて複数個の分離爪5がローラ表面に接
触して設けられている。
ラ1,2間で挾持搬送され、ローラ1,2の表面温度に
よる印加熱によつて上記トナー像Tが紙面に永久像とし
て定着され、その後排紙ローラ20,21によつて挾持され
ながら装置外へ排出される。この加熱ローラの排出口側
には普通紙Pを加熱ローラから確実に分離するためにロ
ーラ軸方向に沿つて複数個の分離爪5がローラ表面に接
触して設けられている。
又、加圧ローラ2の排出口側にも分離爪51がローラ2
の表面に接触して設けられている。
の表面に接触して設けられている。
分離爪5は、ケーシング部材16と離間状態の支持板1
8に保持され、分離爪51も定着装置下側のケーシング
部材17と離間状態の支持板181に保持されている。
ケーシング部材17は加圧ローラ2の反射板9、カバー
10と離間し、これらを覆うように設けられている。
8に保持され、分離爪51も定着装置下側のケーシング
部材17と離間状態の支持板181に保持されている。
ケーシング部材17は加圧ローラ2の反射板9、カバー
10と離間し、これらを覆うように設けられている。
上記反射板7,9としては、表面を研摩したアルミニウ
ム、鋼板或いはCrメツキ等の表面処理を施した鉄板等
のように光沢面を有する金属であることが好ましい。又
反射板7,9の形状は、ローラ周面と同心円となるよう
な曲率を有するものが好ましく、又その厚さは比較的薄
いものが好ましい。
ム、鋼板或いはCrメツキ等の表面処理を施した鉄板等
のように光沢面を有する金属であることが好ましい。又
反射板7,9の形状は、ローラ周面と同心円となるよう
な曲率を有するものが好ましく、又その厚さは比較的薄
いものが好ましい。
上記カバー8,10としては、グラスウール、ロツクウー
ル、セラミツクフアイバー、或いはフエノールフオー
ム、エポキシフオーム等の発泡体等によつて構成或いは
複合構成されたものが好ましい。また、加熱ローラ1の
芯金は、接地部材Eにより接地されている。
ル、セラミツクフアイバー、或いはフエノールフオー
ム、エポキシフオーム等の発泡体等によつて構成或いは
複合構成されたものが好ましい。また、加熱ローラ1の
芯金は、接地部材Eにより接地されている。
次に第1図のX−X′断面を示す定着装置の説明図であ
る第2図を用いて、加熱ローラ1の端部構成について詳
述する。尚図中ヒータ32は示されていない。
る第2図を用いて、加熱ローラ1の端部構成について詳
述する。尚図中ヒータ32は示されていない。
11,11′は夫々加熱ローラ1の両端の回転軸11,1′1に夫
々嵌着されている耐熱性スリーブで、定着装置の枠体1
3,13′に夫々装着されているベアリング12,12′に夫々
接触している。14,14′は耐熱性ギアで、加熱ローラ1
の回転軸11,1′1に夫々嵌着され、駆動源Mからの駆動
力を伝達される。この耐熱性ギア14′は他の駆動伝達
ギア25と噛合つており、駆動力を受けて、加熱ローラ
1と共に回転する。耐熱性ギア14には、手動ノブ26
のギア261が噛合わされ手動による駆動力が伝達され
る。
々嵌着されている耐熱性スリーブで、定着装置の枠体1
3,13′に夫々装着されているベアリング12,12′に夫々
接触している。14,14′は耐熱性ギアで、加熱ローラ1
の回転軸11,1′1に夫々嵌着され、駆動源Mからの駆動
力を伝達される。この耐熱性ギア14′は他の駆動伝達
ギア25と噛合つており、駆動力を受けて、加熱ローラ
1と共に回転する。耐熱性ギア14には、手動ノブ26
のギア261が噛合わされ手動による駆動力が伝達され
る。
上記耐熱性ギア14,14′は熱遮断性の断熱材で構成され
ているので、加熱ローラ1からこのギア14,14′を介し
て他のギア等の駆動伝達部材へ熱が散逸することがな
い。このギアによつて加熱ローラ1の熱保有性が向上さ
れた。
ているので、加熱ローラ1からこのギア14,14′を介し
て他のギア等の駆動伝達部材へ熱が散逸することがな
い。このギアによつて加熱ローラ1の熱保有性が向上さ
れた。
さらに上記耐熱性スリーブ11,11′も又、熱遮断性の断
熱材であり、加熱ローラ1端部からベアリング12,12′
及び枠体13,13′への熱移動による熱損失を防いでい
る。従つて、加熱ローラ1の端部からの熱損失は、耐熱
性ギア14,14′によつて従来より大巾に減少することが
でき、又耐熱性スリーブ11,11′の付加でさらに大幅に
減少或いはほとんど無にすることができた。
熱材であり、加熱ローラ1端部からベアリング12,12′
及び枠体13,13′への熱移動による熱損失を防いでい
る。従つて、加熱ローラ1の端部からの熱損失は、耐熱
性ギア14,14′によつて従来より大巾に減少することが
でき、又耐熱性スリーブ11,11′の付加でさらに大幅に
減少或いはほとんど無にすることができた。
一般に、耐熱性ギア14,14′には他の駆動伝達部材が数
多く連動するように設けられることが多い。依つて、従
来の熱損失はこのような駆動系において大半を占めてい
る。これに対し、上記実施例のようなものは駆動系への
熱損失を減少又は無ならしめることができるので、高度
に熱効率を向上でき消費電力も減少できる。又、上記実
施例では耐熱性ギア14,14′に加えて耐熱性スリーブ11,
11′を用いているため、ローラ端部からの枠体13,13′
への熱損失を防止できさらに熱効率を向上できる。上記
実施例は加熱ローラ1の両端部に設けているが、少なく
ともローラ1に駆動力を伝達する部材の駆動力を受ける
側とローラ1との間に断熱部位を有していればよい。
多く連動するように設けられることが多い。依つて、従
来の熱損失はこのような駆動系において大半を占めてい
る。これに対し、上記実施例のようなものは駆動系への
熱損失を減少又は無ならしめることができるので、高度
に熱効率を向上でき消費電力も減少できる。又、上記実
施例では耐熱性ギア14,14′に加えて耐熱性スリーブ11,
11′を用いているため、ローラ端部からの枠体13,13′
への熱損失を防止できさらに熱効率を向上できる。上記
実施例は加熱ローラ1の両端部に設けているが、少なく
ともローラ1に駆動力を伝達する部材の駆動力を受ける
側とローラ1との間に断熱部位を有していればよい。
上記耐熱性スリーブとしては、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリアミド、PPS(ポリフエニレンサルフアイ
ド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、フエ
ノール樹脂等の熱遮断部材であるもの等、或いはこの種
の混合材からなる熱遮断性の材料から構成されるもの等
が好ましい。
イミド、ポリアミド、PPS(ポリフエニレンサルフアイ
ド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、フエ
ノール樹脂等の熱遮断部材であるもの等、或いはこの種
の混合材からなる熱遮断性の材料から構成されるもの等
が好ましい。
又上記ギア14,14′としては、ポリイミド、ポリアミド
イミド、PPS、変性フエノール、四沸化エチレンに補強
充てん材を加えたもの等の熱遮断性の良好な耐熱性材料
で構成されるものが好ましい。
イミド、PPS、変性フエノール、四沸化エチレンに補強
充てん材を加えたもの等の熱遮断性の良好な耐熱性材料
で構成されるものが好ましい。
上述のごとく、加熱ローラ1は耐熱性スリーブ11,11′
及び耐熱性ギア14,14′により機械本体及び枠体13,13′
から熱的に孤立状態となり、これらを伝わつての熱損失
は非常に少ないものとなる。このように、ローラを駆動
力伝達系路から熱的に孤立状態とするのは、図示例の
他、任意の構成とすることができる。然るに、加熱ロー
ラ1を、熱的フロート状態にした場合、電気的にもフロ
ート状態となるため、両ローラの回転による摩擦帯電
や、コピー紙とローラとの摩擦帯電により加熱ローラの
表面電位は、連続コピーするに従い増大してゆきやがて
(数1000V程度の電位になると)機械本体の導電部へス
パークする現象が生じた。
及び耐熱性ギア14,14′により機械本体及び枠体13,13′
から熱的に孤立状態となり、これらを伝わつての熱損失
は非常に少ないものとなる。このように、ローラを駆動
力伝達系路から熱的に孤立状態とするのは、図示例の
他、任意の構成とすることができる。然るに、加熱ロー
ラ1を、熱的フロート状態にした場合、電気的にもフロ
ート状態となるため、両ローラの回転による摩擦帯電
や、コピー紙とローラとの摩擦帯電により加熱ローラの
表面電位は、連続コピーするに従い増大してゆきやがて
(数1000V程度の電位になると)機械本体の導電部へス
パークする現象が生じた。
この場合電気回路にノイズが入り機械の誤動作が生じた
り、加熱ローラの電位が異常に高くなることにより画像
に飛び散りが生じたりしてコピー品質を低下させてしま
つた。そこで加熱ローラの芯金を、電気中に接地してや
ると、加熱ローラの表面電位は最大でも絶対値で300V
以下となり、上記不都合は解消された。
り、加熱ローラの電位が異常に高くなることにより画像
に飛び散りが生じたりしてコピー品質を低下させてしま
つた。そこで加熱ローラの芯金を、電気中に接地してや
ると、加熱ローラの表面電位は最大でも絶対値で300V
以下となり、上記不都合は解消された。
また加熱ローラの表面長手方向にわたつて、除電ブラシ
を接触又は近接させて設置しても、同様な効果が得られ
た。
を接触又は近接させて設置しても、同様な効果が得られ
た。
更に本実施例では加熱ローラ1内のヒーターのうち高電
力ヒーター31の発熱分布を、ローラの中央部で大と
し、端部では中央部より小とすることにより種々のコピ
ーモードにおいても少ない電力でもつて均一良好な定着
性を得ることができた。また定着ローラの内面を粗面化
したり、黒色塗装を施すことにより、吸熱効果を高める
ことによつて、更に安定した定着性を得ることができ
た。
力ヒーター31の発熱分布を、ローラの中央部で大と
し、端部では中央部より小とすることにより種々のコピ
ーモードにおいても少ない電力でもつて均一良好な定着
性を得ることができた。また定着ローラの内面を粗面化
したり、黒色塗装を施すことにより、吸熱効果を高める
ことによつて、更に安定した定着性を得ることができ
た。
次に本発明に係る実施例の具体的な数値例を説明する。
上記構成の定着装置で加熱ローラ1として両端部の外径
がφ59.4中央部の外径がφ59.3アルミ芯金の肉
厚7mm、表層0.5mm厚の熱加硫型シリコンゴム被覆を
した逆クラウン形状のローラ、加圧ローラ2とし、外径
φ60,φ50のステンレス芯金上に肉厚5mmの熱加熱
型シリコンゴム被覆をしたローラを用いた。
がφ59.4中央部の外径がφ59.3アルミ芯金の肉
厚7mm、表層0.5mm厚の熱加硫型シリコンゴム被覆を
した逆クラウン形状のローラ、加圧ローラ2とし、外径
φ60,φ50のステンレス芯金上に肉厚5mmの熱加熱
型シリコンゴム被覆をしたローラを用いた。
加熱ローラ1内の高電力ヒータ31には、800Wハロ
ゲンヒータ、低電力ヒータ32には、500Wハロゲン
ヒータを用い、立上りのウエイトタイム中は、ヒータ3
1,32を共に点灯して、ウエイトタイムの短縮を達成し、
その後は、高電力ヒータ31のみで、定着ローラの温度
コントロールを行なう。
ゲンヒータ、低電力ヒータ32には、500Wハロゲン
ヒータを用い、立上りのウエイトタイム中は、ヒータ3
1,32を共に点灯して、ウエイトタイムの短縮を達成し、
その後は、高電力ヒータ31のみで、定着ローラの温度
コントロールを行なう。
また、加圧ローラ2内のヒータ33は、70Wシーズヒ
ータを用い、コピー時以外のときのみ点灯させた。
ータを用い、コピー時以外のときのみ点灯させた。
また、ニツプ巾(=圧接領域d)は8mm、加熱ローラ表
面温度は185℃とした。
面温度は185℃とした。
第3図は上記具体例の実験のための各ローラ表面温度の
時間に対する変化図を説明するものである。時間t=0
で電源がONされると、ヒータ31,32及びヒータ33が
点灯する。加熱ローラ表面温度は図示の如く上昇して加
熱ローラ表面温度が150℃に達すると(A点)、停止
していた両ローラ1,2は圧接低速回転(通常の定着ス
ピードのより遅い回転)を始め、加圧ローラ表面温度も
急激に上昇する。
時間に対する変化図を説明するものである。時間t=0
で電源がONされると、ヒータ31,32及びヒータ33が
点灯する。加熱ローラ表面温度は図示の如く上昇して加
熱ローラ表面温度が150℃に達すると(A点)、停止
していた両ローラ1,2は圧接低速回転(通常の定着ス
ピードのより遅い回転)を始め、加圧ローラ表面温度も
急激に上昇する。
加熱ローラ表面温度が170℃に達すると(B点)両ロ
ーラは1度高速回転をし、その間に感光ドラム上の電位
制御が行なわれるが、現像バイアス値及び露光ランプの
電圧値が適正値に制御される。
ーラは1度高速回転をし、その間に感光ドラム上の電位
制御が行なわれるが、現像バイアス値及び露光ランプの
電圧値が適正値に制御される。
電位制御が終了すると、両ローラは停止するが、ヒータ
31,32,33は点灯しつづける。
31,32,33は点灯しつづける。
そして、加熱ローラ表面温度が185℃に達すると(C
点)定着可能状態となりウエイト信号が解除されコピー
可能となる。
点)定着可能状態となりウエイト信号が解除されコピー
可能となる。
その後は加熱ローラ表面温度は185℃に保持される。
一方加圧ローラ2は定着ローラからの熱の供給がなくな
るため表面温度は下降する。そして定着可能状態から約
5分後(D点)で加圧ローラ温度は最低となり、その後
内部からのヒータ33の熱を受けて徐々に温度上昇す
る。故にD点における定着能力が最も低い。従つてこの
D点で連続コピーを行えば定着性の比較実験としては極
めて好ましいものとなる。本図ではC点において100
枚連続コピーを行つた際の温度変化を100枚終了時
(E点)を含めて表してある。
一方加圧ローラ2は定着ローラからの熱の供給がなくな
るため表面温度は下降する。そして定着可能状態から約
5分後(D点)で加圧ローラ温度は最低となり、その後
内部からのヒータ33の熱を受けて徐々に温度上昇す
る。故にD点における定着能力が最も低い。従つてこの
D点で連続コピーを行えば定着性の比較実験としては極
めて好ましいものとなる。本図ではC点において100
枚連続コピーを行つた際の温度変化を100枚終了時
(E点)を含めて表してある。
以下に示す実験結果は上記C−D間で以下の共通条件の
基に行つたものである。つまり10℃の環境下でコピー
スピード445mm/sec(A3サイズ紙、37枚/分)、秤
量80g/m2A3紙上にφ24のペタクロを形成し、10
0枚連続コピーから1,2,3,5,7,10,15,20,30,40,50,100
まで計12枚を選出し、各紙に対し9箇所を実験対象と
した。この12枚、各9箇所の計108個所の定着性評
価はシルボンCtype(商品名、(株)興人、シルボン
紙)を用いて、圧力40g/cm2で10往復こすり、こする
前後の濃度差をマクベス反射濃度計で測定して数値化し
た。
基に行つたものである。つまり10℃の環境下でコピー
スピード445mm/sec(A3サイズ紙、37枚/分)、秤
量80g/m2A3紙上にφ24のペタクロを形成し、10
0枚連続コピーから1,2,3,5,7,10,15,20,30,40,50,100
まで計12枚を選出し、各紙に対し9箇所を実験対象と
した。この12枚、各9箇所の計108個所の定着性評
価はシルボンCtype(商品名、(株)興人、シルボン
紙)を用いて、圧力40g/cm2で10往復こすり、こする
前後の濃度差をマクベス反射濃度計で測定して数値化し
た。
すなわち D:φ24ペタクロ画像をこする前の反射濃度 (1.0≦D≦1.1となるように画像濃度を調整す
る。) D′:φ24ペタクロ画像をこすつた後の反射濃度 △D:濃度低下率 以下の表1に各定着器の構成要件を示す。
る。) D′:φ24ペタクロ画像をこすつた後の反射濃度 △D:濃度低下率 以下の表1に各定着器の構成要件を示す。
表1でローラ材質として「TF」と記したものは(NO.
I,NO.V定着器)加熱ローラ1として外径φ59.4
(逆クラウン量100μ)、アルミ芯金の肉厚7mm、外
周面に35μ厚のPFA(テフロン)被覆をしたローラを
用いた。
I,NO.V定着器)加熱ローラ1として外径φ59.4
(逆クラウン量100μ)、アルミ芯金の肉厚7mm、外
周面に35μ厚のPFA(テフロン)被覆をしたローラを
用いた。
また、SIと記したもの(定着器NO.II〜NO.IV)は、外
周面にPFAのかわりに熱加硫型シリコンゴム被覆をした
ローラを用いた。(外径φ59.4逆クラウン量100μ)。
周面にPFAのかわりに熱加硫型シリコンゴム被覆をした
ローラを用いた。(外径φ59.4逆クラウン量100μ)。
また、ヒーターは第4図a〜cに示すような発光点を有
するものを用いた。図中、aは、従来のようなローラ端
部からの熱の逃げが大きな定着装置に有効な端部発熱量
の大きいヒータ、bは全長均一発熱量のヒータ、cは両
端部からの熱損失を押えた本発明の定着装置に特に有効
な中央部発熱量の大きいヒータである。
するものを用いた。図中、aは、従来のようなローラ端
部からの熱の逃げが大きな定着装置に有効な端部発熱量
の大きいヒータ、bは全長均一発熱量のヒータ、cは両
端部からの熱損失を押えた本発明の定着装置に特に有効
な中央部発熱量の大きいヒータである。
断熱の有無とは前述のように熱遮断性の材料から成る耐
熱性ギア及び耐熱性スリーブにより、加熱ローラを熱的
に浮かせた構成を断熱有とする。
熱性ギア及び耐熱性スリーブにより、加熱ローラを熱的
に浮かせた構成を断熱有とする。
従来のように金属より成るギアを用いかつ/又はローラ
軸を耐熱性スリーブを介さないで直接ベアリングと接触
させた場合を断熱無とした。
軸を耐熱性スリーブを介さないで直接ベアリングと接触
させた場合を断熱無とした。
表2は前記各定着器の定着性の結果であり、数字は濃度
低下率が所定(15,10,5)%以上の箇所が何カ所あるか
(12枚×9個所=108個所)を示したものである。
低下率が所定(15,10,5)%以上の箇所が何カ所あるか
(12枚×9個所=108個所)を示したものである。
表2より明らかなように定着器NO.Iと同NO.IIで顕著な
差が見られる。
差が見られる。
これはテフロン(登録商標)ローラとシリコンゴムロー
ラ(弾性体ローラ)の差であり、シリコンゴムローラの
方が定着性が良好であることが判る。前記理由として
は、コピー紙上に凸凹に静電吸着している未定着トナー
像を定着する場合、テフロンローラのような剛体に近い
ローラでは凸部のトナーのみに圧がかかり凹部のトナー
に圧力がかからず定着不良となりやすいためと考えられ
る。一方、シリコンゴムローラの場合は、ゴムの弾性力
により凸凹のトナー像にも均一な圧力がかかるためにト
ナーへの熱伝達効果が良好であり、定着性が良好になる
と考えられる。
ラ(弾性体ローラ)の差であり、シリコンゴムローラの
方が定着性が良好であることが判る。前記理由として
は、コピー紙上に凸凹に静電吸着している未定着トナー
像を定着する場合、テフロンローラのような剛体に近い
ローラでは凸部のトナーのみに圧がかかり凹部のトナー
に圧力がかからず定着不良となりやすいためと考えられ
る。一方、シリコンゴムローラの場合は、ゴムの弾性力
により凸凹のトナー像にも均一な圧力がかかるためにト
ナーへの熱伝達効果が良好であり、定着性が良好になる
と考えられる。
しかし、定着器NO.IIの構成の場合高湿下でスタンバイ
放置した後のコピーにおいて数枚目コピーまではシワが
生じた。
放置した後のコピーにおいて数枚目コピーまではシワが
生じた。
コピーが進行するにつれてシワは消えていくが再びスタ
ンバイ後の最初の数枚目コピーまではやはりシワが生じ
た。
ンバイ後の最初の数枚目コピーまではやはりシワが生じ
た。
前記シワは以下の理由で生じる。スタンバイ部に端部へ
の放熱が大きいために、中央部と比較して端部温度が低
くなり、(中央部は180℃、通紙幅ギリギリの端部で
は163℃)熱膨張の違いによりローラが太鼓形状(中
央部の径が端部より大きくなる)になるため、高湿下で
はコピー紙が吸湿して波打ちを起こすために生じるもの
である。そして、連続通紙で直るのは端部発熱の強いヒ
ーターがほとんどフル点灯するために、ローラ端部側の
温度が上がり、ローラが鼓状(逆クラウン形状)となつ
ていくためと考えられる。従つて、前記シワを防止する
ためには、中央部と比較して更に端部の発熱を強くして
いく必要があるが、端部からの熱の逃げも更に大きくな
り無駄な努力である。
の放熱が大きいために、中央部と比較して端部温度が低
くなり、(中央部は180℃、通紙幅ギリギリの端部で
は163℃)熱膨張の違いによりローラが太鼓形状(中
央部の径が端部より大きくなる)になるため、高湿下で
はコピー紙が吸湿して波打ちを起こすために生じるもの
である。そして、連続通紙で直るのは端部発熱の強いヒ
ーターがほとんどフル点灯するために、ローラ端部側の
温度が上がり、ローラが鼓状(逆クラウン形状)となつ
ていくためと考えられる。従つて、前記シワを防止する
ためには、中央部と比較して更に端部の発熱を強くして
いく必要があるが、端部からの熱の逃げも更に大きくな
り無駄な努力である。
また、定着器NO.2と同NO.3の間でも顕著な差が見られ
る。これは、加熱ローラを断熱させた場合の効果であ
る。
る。これは、加熱ローラを断熱させた場合の効果であ
る。
定着器NO.3の構成で、濃度低下率が10%以上の12
点すべては中央であつた。これは断熱することにより端
部からの熱の逃げが少ないためにコピーが進むにつれて
端部側の熱膨張が大きく中央部と比較して端部径がより
太るため両ローラ間の圧力分布も端部側が高くなり、中
央部の定着が甘くなつていくためである。そこでヒータ
ーの発熱分布を中央部でより強くして通紙テストを行つ
たのが定着器NO.IVであり、非常に良好な結果が得られ
た。
点すべては中央であつた。これは断熱することにより端
部からの熱の逃げが少ないためにコピーが進むにつれて
端部側の熱膨張が大きく中央部と比較して端部径がより
太るため両ローラ間の圧力分布も端部側が高くなり、中
央部の定着が甘くなつていくためである。そこでヒータ
ーの発熱分布を中央部でより強くして通紙テストを行つ
たのが定着器NO.IVであり、非常に良好な結果が得られ
た。
ここで、ヒーターの発熱長は、最大通紙巾と略同じかそ
れより短い方が良好である。
れより短い方が良好である。
ヒーターの発熱長が長すぎるとNO.III定着器よりは軽度
であるが、中央部の定着性が甘い傾向になる。
であるが、中央部の定着性が甘い傾向になる。
次にNO.IV定着器のシリコンゴム定着ローラの代わりに
テフロン(登録商標)コート定着ローラを用いたNo.V
定着器では前述したシリコンゴムとテフロン(登録商
標)コートローラとの本質的な定着性の差は見られる
が、本発明の構成にすればテフロン(登録商標)コート
ローラでも、非常に良好な結果が得られた。また定着器
NO.III〜同NO.Vの構成においてはスタンバイ時に於け
るローラ軸方向温度分布は通紙幅内(297mmの範囲
内)で185±0.5℃と非常に均一であり、シングル
コピーに於いても均一良好な定着性が得られ、かつ、高
湿下(32.5℃,90%)に於いてもコピー紙のシワは全く
生じなかつた。
テフロン(登録商標)コート定着ローラを用いたNo.V
定着器では前述したシリコンゴムとテフロン(登録商
標)コートローラとの本質的な定着性の差は見られる
が、本発明の構成にすればテフロン(登録商標)コート
ローラでも、非常に良好な結果が得られた。また定着器
NO.III〜同NO.Vの構成においてはスタンバイ時に於け
るローラ軸方向温度分布は通紙幅内(297mmの範囲
内)で185±0.5℃と非常に均一であり、シングル
コピーに於いても均一良好な定着性が得られ、かつ、高
湿下(32.5℃,90%)に於いてもコピー紙のシワは全く
生じなかつた。
それと比してNO.I,NO.II定着器では、前述のようにス
タンバイ放置後の最初の数枚〜数10枚、たてジワ(紙
の搬送方向に略平行に走るシワ)が発生した。
タンバイ放置後の最初の数枚〜数10枚、たてジワ(紙
の搬送方向に略平行に走るシワ)が発生した。
またシワについても、シリコンゴムローラの方が、テフ
ロン(登録商標)ローラよりも発生しにくい傾向があつ
た。
ロン(登録商標)ローラよりも発生しにくい傾向があつ
た。
次いで低湿下(15℃、15%)で、画像ズレを調べ
た。画像ズレとはローラの周速が周辺部が中央部より過
度に早すぎた場合、コピー紙後端側の周辺部の画像が乱
れることで、更に顕著になると横ジワ(紙の搬送方向に
略直角に走るシワ)が発生する。定着器NO.I,II,III
に於いては、連続コピーするに従がい画像ズレが発生
し、更に連続コピーを行なうと、ますます顕著になり横
ジワが発生するものもあつた。これは定着器I,IIでは
周辺部の発熱量が中央部と比較して大きいヒータaを用
いているため、連続通紙するに従がい両端部側の定着ロ
ーラ表面温度が、中央部のそれよりも高くなり、その結
果加圧ローラの両端部が、中央部より多量の熱を受け、
大きな熱膨張をするために、上記理由で、画像ズレ、更
には横ジワが発生したものである。また定着器IIIに於
いても、I,IIと同様に連続通紙をすると両端部からの
熱の逃げが、非常に少ないために両端部側の定着ローラ
温度が中央部よりも上昇してしまい、画像ズレが生じ
た。一方、本発明の定着器IV,Vに於いては、いかなる
コピーに於いても定着ローラの軸方向の温度分布が非常
に均一であるため、全く画像ズレは生じなかつた。
た。画像ズレとはローラの周速が周辺部が中央部より過
度に早すぎた場合、コピー紙後端側の周辺部の画像が乱
れることで、更に顕著になると横ジワ(紙の搬送方向に
略直角に走るシワ)が発生する。定着器NO.I,II,III
に於いては、連続コピーするに従がい画像ズレが発生
し、更に連続コピーを行なうと、ますます顕著になり横
ジワが発生するものもあつた。これは定着器I,IIでは
周辺部の発熱量が中央部と比較して大きいヒータaを用
いているため、連続通紙するに従がい両端部側の定着ロ
ーラ表面温度が、中央部のそれよりも高くなり、その結
果加圧ローラの両端部が、中央部より多量の熱を受け、
大きな熱膨張をするために、上記理由で、画像ズレ、更
には横ジワが発生したものである。また定着器IIIに於
いても、I,IIと同様に連続通紙をすると両端部からの
熱の逃げが、非常に少ないために両端部側の定着ローラ
温度が中央部よりも上昇してしまい、画像ズレが生じ
た。一方、本発明の定着器IV,Vに於いては、いかなる
コピーに於いても定着ローラの軸方向の温度分布が非常
に均一であるため、全く画像ズレは生じなかつた。
上記結果をまとめたものを表2に示す。
表2より定着器Iは定着性、及びスタンバイ放置後の最
初の数枚目のシワ、及び連続通紙における画像ズレにお
いて非常に問題があることが判る。
初の数枚目のシワ、及び連続通紙における画像ズレにお
いて非常に問題があることが判る。
次に定着器IIでは連続通紙における定着性、及びスタン
バイ放置後の最初の数枚のシワ、及び連続通紙における
画像ズレにおいて、問題があることが判る。次に定着器
IIIに於いては、かなりの改良が見られるが連続通紙に
おける定着性(前述した如く特に中央部が悪い)及び連
続通紙における画像ズレにおいて、問題があることが判
る。
バイ放置後の最初の数枚のシワ、及び連続通紙における
画像ズレにおいて、問題があることが判る。次に定着器
IIIに於いては、かなりの改良が見られるが連続通紙に
おける定着性(前述した如く特に中央部が悪い)及び連
続通紙における画像ズレにおいて、問題があることが判
る。
次に定着器IVに於いては、すべての点に於いて非常に良
好な結果が得られたまたコピー紙のカールもほとんどな
く、両面コピーに於いても非常に有効である。次に定着
器Vに於いては連続通紙に於ける定着性が若干甘いが、
次分実用に耐え得る範囲であり、それ以外は非常に良好
な結果が得られた。
好な結果が得られたまたコピー紙のカールもほとんどな
く、両面コピーに於いても非常に有効である。次に定着
器Vに於いては連続通紙に於ける定着性が若干甘いが、
次分実用に耐え得る範囲であり、それ以外は非常に良好
な結果が得られた。
以上述べたように、本発明では定着ローラの2つの加熱
部材のうち高電力の加熱部材の発熱分布特性に、ローラ
中央部が両端部より高いという構成をもたせたので、環
境変化に対しても十分な補正力を持ち、十分な定着性を
連続定着でも維持できるという、従来には見られない特
別の効果を奏することができる。
部材のうち高電力の加熱部材の発熱分布特性に、ローラ
中央部が両端部より高いという構成をもたせたので、環
境変化に対しても十分な補正力を持ち、十分な定着性を
連続定着でも維持できるという、従来には見られない特
別の効果を奏することができる。
本発明の加熱部材としてはヒータランプの他、PTCセラ
ミツク等が適用できる。
ミツク等が適用できる。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は第1図の
ローラ軸方向断面の説明図、第3図はコピープロセスに
おける各ローラ表面温度の変化を示す説明図、第4図は
ヒータの例の説明図である。 1は加熱ローラ 2は加圧ローラ 31,32,33はヒータ
ローラ軸方向断面の説明図、第3図はコピープロセスに
おける各ローラ表面温度の変化を示す説明図、第4図は
ヒータの例の説明図である。 1は加熱ローラ 2は加圧ローラ 31,32,33はヒータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−63570(JP,A) 特開 昭58−129450(JP,A) 特開 昭58−130368(JP,A) 特開 昭59−46666(JP,A) 実開 昭49−126450(JP,U) 実開 昭58−23356(JP,U) 実開 昭55−84650(JP,U) 実開 昭56−145061(JP,U) 実公 昭57−60020(JP,Y2) 米国特許第4001545(US,A) 特開 昭60−83977(JP,A) 特開 昭53−17740(JP,A) 特開 昭55−146858(JP,A) 実開 昭56−10653(JP,U) 実開 昭56−70996(JP,U) 実開 昭57−70058(JP,U) 実開 昭59−9370(JP,U) 実開 昭58−128435(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】配熱分布が両端側より中央部が大の第1加
熱部材と、この第1加熱部材より低電力の第2加熱部材
を具備する第1回転体と、この第1回転体を断熱支持す
る断熱支持部材と、第1回転体を駆動し駆動伝達経路中
に熱遮断性部材を具備する駆動手段と、立上り時は第1
加熱部材と第2加熱部材の両方に通電し、定着時は第1
加熱部材のみに通電する通電制御手段と、を有し、定着
時第1回転体の中央部から両端側への熱流動を断熱支持
部材と熱遮断性部材で遮断することにより中央部から端
部迄高い定着性を得ることを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249396A JPH065427B2 (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249396A JPH065427B2 (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60143373A JPS60143373A (ja) | 1985-07-29 |
| JPH065427B2 true JPH065427B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=17192363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58249396A Expired - Lifetime JPH065427B2 (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065427B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004335408A (ja) | 2003-05-12 | 2004-11-25 | Sharp Corp | 加熱装置 |
| JP5764873B2 (ja) * | 2010-04-30 | 2015-08-19 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4001545A (en) | 1974-06-15 | 1977-01-04 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Devices for controlling the heating of fuser roll apparatus |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49126450U (ja) * | 1973-02-26 | 1974-10-30 | ||
| JPS6039868Y2 (ja) * | 1978-12-06 | 1985-11-29 | 株式会社リコー | 加熱定着ロ−ラ−装置 |
| JPS614920Y2 (ja) * | 1980-04-02 | 1986-02-15 | ||
| JPS5763570A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-17 | Canon Inc | Fixing device |
| JPS5823356U (ja) * | 1981-08-08 | 1983-02-14 | 京セラミタ株式会社 | 静電写真複写機における定着装置 |
| JPS58129450A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-02 | Canon Inc | 定着装置 |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP58249396A patent/JPH065427B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4001545A (en) | 1974-06-15 | 1977-01-04 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Devices for controlling the heating of fuser roll apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60143373A (ja) | 1985-07-29 |
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