JPH065443B2 - 静電複写装置 - Google Patents

静電複写装置

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JPH065443B2
JPH065443B2 JP59237476A JP23747684A JPH065443B2 JP H065443 B2 JPH065443 B2 JP H065443B2 JP 59237476 A JP59237476 A JP 59237476A JP 23747684 A JP23747684 A JP 23747684A JP H065443 B2 JPH065443 B2 JP H065443B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、静電複写装置、更に詳しくは、感光体表面か
ら除去されたトナー粒子を回収するトナー粒子回収容器
を備えた静電複写装置に関する。
〈従来技術〉 従来から、静電複写装置においては、転写後に感光体表
面に残留するトナー粒子を除去するクリーニング装置及
びクリーニング装置によつて除去されたトナー粒子を回
収するトナー粒子回収機構を備えたものが提案され実用
に供されている。かかる静電複写装置においては、トナ
ー粒子回収機構がトナー粒子移動手段及びトナー粒子回
収容器を含み、クリーニング装置によつて除去されたト
ナー粒子がトナー粒子移動手段によつて移動され、かか
るトナー粒子がトナー粒子回収容器に収容されるように
構成されている。
しかし、上述した静電複写装置においては、回収された
トナー粒子がトナー粒子移動手段の排出側からトナー粒
子回収容器内に落下するようになつており、それ故に排
出されたトナー粒子がトナー粒子回数容器内で山状に堆
積され、このことに起因してトナー粒子回収容器の容積
を有効に利用することができない(即ち、トナー粒子の
充填効率が低い)という問題がある。
そこで、トナー粒子の充填効率を向上させるために、ト
ナー粒子回収容器を振動させる作動機構を付設したもの
等も提案されているが、これらの静電複写装置において
は、その構成が複雑になると共に製造コストも上昇する
問題が存在する。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、特別な装置、機構を設けることなく、トナー粒
子回収容器におけるトナー粒子の充填効率を向上させる
ことができる静電複写装置を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、複写紙搬送経路の
少なくとも特定部位が開放されるように構成されている
静電複写装置においては、この特定部位に所謂紙詰りが
発生した場合には上記特定部位を開放して詰つた紙を取
除くことに着目し、トナー粒子回収容器を装着位置と開
放位置との間を移動自在に装着し、このトナー粒子回収
容器を開放位置にせしめなければ上記特定位置における
紙を取出せないよう構成すると共に、トナー粒子回収容
器を開放位置への移動に伴って傾くように支持構成すれ
ば、特定部位に紙詰りが発生する毎にトナー粒子回収容
器を移動せしめなければならず、しかも、この移動に伴
ってトナー粒子回収容器が傾けられるため、トナー粒子
回収容器内の山状のトナー粒子を所要の通り流動せしめ
ることができ、特定の装置、機構を設けることなくトナ
ー粒子の充填効率を向上させることができることを見出
した。
即ち、本発明によれば、複写紙を転写域を通して所要の
通りを搬送するための複写紙搬送経路と、該転写域にて
転写された後感光体表面に残留するトナー粒子を除去す
るクリーニング装置と、該クリーニング装置によつて除
去されたトナー粒子を回収するトナー粒子回収容器と該
トナー粒子回収容器を旋回自在に支持する回収容器支持
機構とを有するトナー粒子回収機構を具備し、該複写紙
搬送経路の少なくとも特定部位が開放されるように構成
されている静電複写装置において、 該トナー粒子回収機構の回収容器支持機構は、該トナー
粒子回収容器に装着位置から特定角度位置までの第1の
所定角度範囲においては実質上垂直な第1の軸線を中心
として旋回自在に支持し、該特定角度位置から開放位置
までの第2の所定角度範囲においては該トナー粒子回収
容器を該第1の軸線及び該第1の軸線に対して実質上垂
直な第2の軸線を中心として旋回自在に支持するように
構成し、更に、該複写紙搬送経路の該特定部位に紙詰り
が発生した場合には、該トナー粒子回収容器を該開放位
置にせしめなければ詰まった紙が取出せないように構成
されている、ことを特徴とする静電複写装置が提供され
る。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従つて構成された
静電複写装置の好適具体例について説明する。
第1図及び第2図を参照して、図示の静電複写装置は略
直方体状の複写機ハウジング2を備えている。ハウジン
グ2は底板4を含み、底板4上には前後方向(第1図に
おいて略紙面に垂直な方向、第2図において左下方から
受上方に向う方向)に間隔を置いて垂直前基板6及び垂
直後基板(図示せず)が固定されている。垂直前基板6
及び垂直後基板(図示せず)間には、ドラムユニツト8
が前後方向に移動自在に装着されている。ドラムユニツ
ト8は前後方向に間隔を置いて配設された前壁10及び
後壁(図示せず)を有し、具体例では、この前壁10及
び後壁(図示せず)間に、周表面に感光体が配設された
回転ドラム(図示せず)、感光体表面に形成された静電
潜像をトナー像に顕像化する現像装置、及び感光体表面
に残留するトナー粒子を除去するクリーニング装置が着
脱自在に所要の通り装着されている。かかるドラムユニ
ツト8は、第1図及び第2図に示す装置位置とドラムユ
ニツト8が垂直前基板6の前方に位置する引出し位置と
の間を前後方向に移動自在である。具体例では、ドラム
ユニツト8の前壁10の前面には把持部12が設けら
れ、またその前壁10の両側部には孔が形成されてい
る。他方、垂直前基板6の前面には一対のピン14が植
設されている。かくの通りであるので、ドラムユニツト
8を前後方向後方に移動せしめると、第1図及び第2図
に示す如く、前壁10の孔と垂直前基板6のピン14とが
係合し、かくしてドラムユニツト8は上記装着位置に確
実に位置付けられる(かかる装着位置においては、回転
ドラム、現像装置、クリーニング装置(いずれも図示せ
ず)がハウジング2内の所要位置に保持され、かくして
複写工程の遂行が可能になる。)一方、前壁10の把持
部12を把持してこれを前後方向前方に移動せしめると
前壁10の孔とピン14との係合が解除され、かくしド
ラムユニツト8は上記装着位置から上記引出し位置に位
置付けられる(かかる引出し位置においては、後述する
如く、回転ドラム近傍における複写紙搬送経路の特定部
位が開放される)。
上述したドラムユニツト8の下方には、転写域を通して
複写紙を搬送するための複写紙搬送経路を規定する複写
紙搬送機構が配設されている。複写紙搬送経路は、第1
図において右側に位置する上流部から第1図において左
側に位置する下流部に向つて略水平に延びている。複写
紙搬送機構は複写個の搬送ローラー対(図示せず)、複
写個の案内板対(図示せず)、搬送ベルト機構16等か
ら構成され、その一部が垂直前基板6及び垂直後基板
(図示せず)間に開閉自在に装着されている搬送ユニツ
ト18に装着されている。搬送ユニツト18は前後方向
に間隔を置いて配置された前支持壁20及び後支持壁
(図示せず)を有し、前支持壁20がピン22を介して
垂直前基板6の後側に旋回自在に装着され、後支持壁
(図示せず)がピン(図示せず)を介して垂直後基板
(図示せず)の前側に旋回自在に装着されている。この
搬送ユニツト18には、更に、回転ドラム(図示せず)
の感光体上に形成されたトナー像を転写域にて複写紙に
転写するための転写用コロナ放電器24と、感光体表面
に密着した複写紙をその表面から剥離するための剥離用
コロナ放電器26が着脱自在に装着されている。具体例
においては、上述した搬送ユニツト18が複写紙搬送経
路の特定部位を規定するように構成されている。搬送ユ
ニツト18に関連して、上記搬送ユニツト18を移動せ
しめるためのユニツト作動機構28が設けられている。
図示のユニツト作動機構28は垂直前基板6及び垂直後
基板(図示せず)間に回転自在に支持された支持軸30
を有し、垂直前基板6を貫通して前方に突出するところ
の支持軸30の一端には操作部材32が固定されてい
る。支持軸30の中間部には前後方向に間隔を置いて一
対の支持部材34a及び34bが固定され、かかる支持部
材34a及び34b間には軸部材36を介して一対のコ
ロ38a及び38bが回転自在に装着され、一対のコロ3
8a及び38bが搬送ユニツト18の下面に当接し得る
ように構成されている。かくの通りであるので、操作部
材32を矢印40(第2図)で示す方向に回動せしめる
と、支持軸30を介してこれと一体に支持部材34a及
び34bが矢印40で示す方向に回動され、コロ38a
及び38bが搬送ユニツト18の下面に作用してこれを
上方に旋回せしめ、かくして搬送ユニツト18は第1図
に示す閉位置にせしめられる(かかる閉位置において
は、搬送ユニツト18に装着されている種々の要素がハ
ウジング2内の所要位置に保持され、かくして複写紙の
搬送が可能になる)。一方、操作部材32を矢印42
(第1図)で示す方向に回動せしめると、これと一体に
支持部材34a及び34bが矢印42で示す方向に回動
され、搬送ユニツト18はその自重によつて下方に旋回
されて第2図に示す開位置にせしめられる(かかる開位
置においては、第2図に示す如く、複写紙搬送経路の特
定部位がくさび状に開放され、かかる状態においてドラ
ムユニツト8を上記引出し位置にせしめると、容易に理
解される如く、上記特定部位が完全に開放される)。
尚、具体例においては、上記閉位置においては搬送ユニ
ツト18の前支持壁20の上端部がドラムユニツト8の
前壁10の後側に位置すると共にその後支持壁の上端部
(図示せず)がドラムユニツト8の後壁(図示せず)の
前側に位置するように構成されており、それ故に、ドラ
ムユニツト8を上記装着位置から上記引出し位置にせし
めるには、搬送ユニツト18を上記閉位置から上記開位
置にせしめなければならないようになつている。
上述した静電複写装置は、更に、クリーニング装置(図
示せず)によつて除去されたトナー粒子を回収するトナ
ー粒子回数機構を備えている。第1図及び第2図と共に
第3図及び第4図を参照して、図示のトナー粒子回収機
構は、クリーニング装置によつて除去されたトナー粒子
を所要の通り移動せしめるためのトナー粒子移動手段4
4及び上述したトナー粒子を回収するトナー粒子回収容
器46を含んでいる。主として第3図を参照して、トナ
ー粒子移動手段44は筒状体48及び螺旋状の移動羽根
50を備えている。筒状体48はクリーニング装置の受
容器を規定している前側壁(図示せず)に設けられ、そ
の一端側が前壁10を貫通して前方に突出し、この突出
する一端下面にはトナー粒子を排出する排出開口52が
形成されている。移動羽根50はクリーニング装置の受
容器及び筒状体48内に配設され、その軸部の前端部が
筒状体48の端壁に回転自在に支持され(第3図)、そ
の後端部が受容器を規定している後側壁(図示せず)に
回転自在に支持されている。この移動羽根50は所定方
向に回動されるように構成されており、従つて、クリー
ニング装置(図示せず)の作用によつて感光体表面から
除去され受容器内に落下したトナー粒子は、移動羽根5
0の作用によつて矢印54(第3図)で示す方向に移動
され、筒状体48の一端において排出開口52を通して
下方に落下せしめられる。主として第1図、第2図及び
第4図を参照して、トナー粒子回収容器46は略直方体
状の中空容器から構成され、その上面一角部には突出接
続部46aが設けられ、突出接続部46aには導入開口
56(第2図)が形成されている。このトナー粒子回収
容器46は容器支持体58に着脱自在に装着され、この
容器支持体58が回収容器支持機構60(後述する)を
介して旋回自在に支持されている。従つて、トナー粒子
回収容器46は回数容器支持機構60を介して第1図に
示す装着位置と第2図に示す開放位置との間を旋回自在
に垂直前基板6の前面に装着されている。
上述したトナー粒子回収機構は、更に、トナー粒子落下
防止手段62を備えている。図示のトナー粒子粒子落下
防止手段62は円筒状のスリーブ部材64を含み、スリ
ーブ部材64が筒状体48の一端部外周面に滑動自在に
装着されている。このスリーブ部材64の周壁上端部に
は細長い開口66が形成され、かかる開口66に筒状体
48の外周面に設けられた突起68が受入れられてい
る。従つて、スリーブ部材64は第3図に実線で示す開
放位置(かかる開放位置においては、突起68が開口6
6の該側端に位置する)と第3図に二点鎖線で示す閉塞
位置(かかる閉塞位置においては、突起68が開口66
の内側端に位置する)との間を移動自在であり、筒状体
48の回りに回動されることはない。このスリーブ部材
64の内側端には環状の突起70が設けられ、また前壁
10の前面に位置するところの筒状体48の部位には環
状の突起72が設けられ、この両突起70及び72間に
コイルばね74が介在されている。かくの通りであるの
で、トナー粒子回収容器46を後述する如くして装置位
置にせしめると、その突出接続部46aの内側周縁部が
スリーブ部材64の外側端面に作用してこれをコイルば
ね74の力で抗して第3図において右方に移動せしめ、
かくしてスリーブ部材64は第3図に実線で示す開放位
置に位置付けられる。かかる状態においては、第1図及
び第3図から理解される如く、筒状体48の一端部がト
ナー粒子回収容器46の突出接続部46aによつて被嵌さ
れると共に筒状体48に形成された排出開口52が開放
され、かくして移動羽根50によつて移動されたトナー粒
子は排出開口52及び導入開口56(第2図)を通して
トナー粒子回収容器46内に落下せしめられる。一方、
トナー粒子回収容器46を後述する如くして上記装置位
置から開放位置にせしめると、トナー粒子回収容器46
の突出接続部46aが筒状体48の一端部から離脱し、
スリーブ部材64はコイルばね74の作動によつて第3
図において左方に移動されて第3図に二点鎖線で示す閉
塞位置に位置付けられる。かかる状態においては、スリ
ーブ部材64の周壁が筒状体48に形成された排出開口
52を閉塞し、かくして筒状体48内のトナー粒子がこ
の排出開口52を通して外部に排出されることはない。
次に、主として第4図及び第5図を参照して、トナー粒
子回収容器46及び容器支持体58の構成について説明
する。トナー粒子回収容器46は、底壁(図示せず)、
前壁76、後壁78(第2図)、右側壁80、左側壁(図
示せず)及び上壁82を有する略直方体状であり、その
上壁82の一角部(具体例では前壁76と右側壁80に
よつて規定される角部)には上記突出接続部46aが設
けられている。この上壁82の突出接続部46aが設け
られているところの後方には、細長い開口84(第5
図)が形成され、かかる開口84が透明材料から成る透
明部材86によつて覆われている。この透明部材86は
細長い直方体状であり、その中間部下面には第5図に示
す如す略逆U字状の凹部88が形成され、この凹部88
の開口部が上壁82の開口84に整合せしめられてい
る。従つて、トナー粒子回収容器46内のトナー粒子の
量が増大すると、このトナー粒子の一部が上記開口84
を通して透明部材86の凹部88内に流出するようにな
る。また、容器支持体58は支持底壁90、側壁92及
び94、並びに上壁96を有し、前面及び後面が開放さ
れている。この支持底壁90の前端側は側壁92及び9
4の前縁から前方に突出しており、またその後端部は側
壁92及び94の後縁において実質上垂直上方に折曲せ
しめられている。また、上壁96はその右端部において
上方に突出せしめられており、この突出壁96aの内面
には検出手段98が配置されている。図示の検出手段9
8は第5図において左右方向に間隔を置いて配設された
発光素子100と受光素子102の組合せから構成さ
れ、発光素子100及び受光素子102が突出壁96a
の内面に固定された支持部材104に装着されている。
この突出壁96aの内側には、更に、光遮断部材106が
配設されている。この光遮断部材106は発光素子10
0と受光素子102間を矢印108で示すトナー粒子回
収容器46の装着方向に移動自在に装着されている。こ
の光遮断部材106に関連して、右側壁80の内面には
弾性部材110が装着され、弾性部材110が光遮断部
材106の後端面に作用するようになつている。かくの
通り構成されているので、トナー粒子回収容器46を容
器支持体58に着脱自在に装着するには、トナー粒子回収
容器46を容器支持体58の支持底壁90上に装置して
その上面に沿つて矢印108で示す方向に移動せしめれ
ばよい。かくすると、トナー粒子回収容器46が容器支
持体58内に収容され、トナー粒子回数容器46の後壁
78が支持底壁90の折曲部90aに当接し、かくして
トナー粒子回収容器46が容器支持体58に所要の通り
装着される。尚、ロツク手段を設けてトナー粒子回収容
器46を上記装着状態に確実に保持するようにしてもよ
い。上述した装置の際には、トナー粒子回収容器46に
設けられた透明部材86が容器支持体58に設けられた
検出手段98の発光素子100と受光素子102巻を移
動するようになつており、それ故に、トナー粒子回収容
器46を矢印108で示す方向に移動せしめると透明部
材86の端部が光遮断部材106に当接してこれを弾性
部材110(第2図)の力に抗して矢印108で示す方向
に後退せしめ、かくしてトナー粒子回収容器46を上述
した如くして所要の通り装着すると透明部材86は第5
図に示す通りに発光素子100と受光素子102間に位
置付けられる(尚、かく装着すると、第1図に示す如
く、トナー粒子回収容器46は容器支持体58の支持底壁
90上に完全に載置されるが、その前部は側壁92及び
94並びに上壁96によつて規定される空間内に収容さ
れることなく、この空間の前方に突出する)。かかる装
着状態において、トナー粒子回収容器46内のトナー粒
子の量が増大してその一部が透明部材86の凹部88内
に流出すると、このトナー粒子が発光素子100からの
光を遮断するようになり、かくして検出手段98はトナ
ー粒子がトナー粒子回収容器46内に充分に充填された
ことを検出する。一方、トナー粒子回収容器46内のト
ナー粒子を廃棄する場合等においてトナー粒子回収容器
46を容器支持体58から取出すには、トナー粒子回収
容器46の前部を把持して容器支持体58の支持底壁9
0上を矢印108とは反対方向に移動せしめればよい。
かく移動せしめると、この移動に伴つて光遮断部材10
6が弾性部材110(第2図)の作用によつて前進せし
められ、かくしてトナー粒子回収容器46を所要の通り
取出すと光遮断部材106は第4図に示す通りに発光素
子100と受光素子102間に位置付けられる。従つて、
トナー粒子回収容器46を取出すと、光遮断部材106
が発光素子からの光を遮断するようになり、検出手段9
8はトナー粒子回収容器46が容器支持体58に装着さ
れていないことも検出する。尚、具体例では、上述した
検出手段98は発光素子100から受光素子102に投
光される光が遮断された場合(即ち、トナー粒子がトナ
ー粒子回収容器46内に充分に充填された場合、及びト
ナー粒子回収容器46が容器支持体58から離脱された
場合)に複写禁止信号を生成し、かかる複写禁止信号に
基づいて複写工程の遂行が不可能となるように構成され
ている。
次に、第6図乃至第8図を参照して、トナー粒子回収容
器46を支持する回収容器支持機構60について説明す
る。主として第6図を参照して、図示の回収容器支持機
構60は第1の連結部材112、第2の連結部材114
及び第3の連結部材116を含んでいる。第1の連結部
材112は実質上垂直に延びる本体部118を有し、本
体部118の上端及び下端には内側に延びる上支持部1
20及び下支持部122が設けられ、また本体部118
の一側端には外側に延びる取付部124が設けられてい
る。具体例においては、この取付部124が上記垂直前
基板6の前面に取付けられる(第1図参照)。また、第
2の連結部材114は実質上垂直に延びる本体部126
を有し、本体部材126の上端及び下端には内側に延び
る上支持部128及び下支持部130が設けられ、下支
持部130の先端には更に垂直支持部132が設けられ
ている。この第1の連結部材112と第2の連結部材1
14は実質上垂直に延びる第1の軸線を中心として旋回
自在に連結されている。即ち、具体例においては、第1
の連結部材112の上支持部120及び下支持部122
間に実質上垂直に延びる連結ピン113(第1の軸線を
構成する)が回転自在に装着され、かかる上支持部12
0及び下支持部122間に第2の連結部材114の上支
持部128及び下支持部130が連結ピン133を介し
て旋回自在に連結されている。また、第3の連結部材1
16は実質上垂直に延びる本体部134を有し、この本
体部134の上端及び下端には内側に延びる上支持部1
36及び下支持部138が設けられ、下支持部138の一
端側先端には更に垂直支持部140が設けられている。
この第3の連結部材116と上記第2の連結部材114
は上記第1の軸線に対して実質上垂直な第2の軸線を中
心として旋回自在に連結されている。即ち、具体例にお
いては、第2の連結部材114の本体部126と垂直支
持部132間に連結ピン133に対して実質上垂直に延
びる連結ピン142(第2の軸線を構成する)が回転自
在に装着され、かかる本体部126及び垂直支持部13
2間に第3の連結部材116の本体部134の一側端部
及び垂直支持部140が連結ピン142を介して旋回自
在に連結されている。具体例においては、第3の連結部
材116の他側端に内側に延びる取付部144が設けら
れ、またその下支持部138は上記取付部144を越え
て更に延びており、かかる取付部144及び下支持部1
38に上述した容器支持体58が第6図に二点鎖線で示
す如く所要の通り取付けられる。従つて、上述した回収
容器支持機構60においては、第1の連結部材112の
一端側が垂直前基板6に装着され、第1の連結部材11
2の他端側と第2の連結部材114の一端側とが第1の
軸線を中心として旋回自在に連結され、第2の連結部材
114の他端側と第3の連結部材116の一端側とが第
1の軸線に対して実質上垂直な第2の軸線を中心として
旋回自在に連結され、第3の連結部材116の他端側に
容器支持体58が取付けられる。具体例では、第6図か
ら理解される如く、第1の連結部材112、第2の連結
部材114及び第3の連係部材116の各々は、夫々、
ブート状の部材を所要の通りに折曲せしめることによつ
て形成されている。
この回収容器支持機構60は、上記装着位置(第1図に
示す位置)から特定角度位置までの第1の所定角度範囲
においてはトナー粒子回収容器46を上記第1の軸線を中
心として旋回自在に支持し、特定角度位置から上記開放
位置(第2図に示す位置)までの第2の所定角度範囲に
おいてはトナー粒子回収容器46を上記第1の軸線及び
上記第2の軸線を中心として旋回自在に支持するように
構成されている。更に説明すると、第1の連結部材11
2の上支持部120及び下支持部122間には第1のピ
ン部材146が回転自在に装着されている。この第1の
ピン部材146の上端側は上支持部120を貫通して更
に上方に突出している。また、第3の連結部材116の
上支持部136及び下支持部138間には第2のピン部
材148が固定され、この第2のピン部材148の上端
側は上支持部136を貫通して更に上方に突出してい
る。そして、第1のピン部材146の突出端部と第2の
ピン部材148の突出端部とが第4の連結部材150に
よつて連結されている。第4の連結部材150の両端部
には矩形状の長孔152a及び152bが形成され、片
方の長孔152a内に第1のピン部材146が旋回自在
に且つ長孔152aに沿つて移動自在に受入れられ、他方
の長孔152b内に第2のピン部材148が旋回自在に
且つ長孔152bに沿つて移動自在に受入れられてい
る。従つて、この第4の連結部材150は、第1のピン
部材146と第2のピン部材148間を所定範囲に渡つ
て移動自在に装着されている。この第4の連結部材15
0は、具体例においては両端部を夫々旋回自在に且つ移
動自在に連結しているが、これに代えて一端部を旋回自
在に連結すると共に他端部を旋回自在に且つ所定範囲に
渡つて移動自在に連結するようにしてもよい。上記第1
のピン部材146及び上記第2のピン部材148は、ト
ナー粒子回収容器46を上記装着位置(第7−A図、第
7−B図)から上記開放位置(第8−A図、第8−B
図)に向けて移動せしめると両者間の距離がその移動に
伴つて漸次増大せしめられるように配置することが重要
である。即ち、具体例においては、第1のピン部材14
6及び第2のピン部材148は、第6図及び第7−B図
に示す如く、上記装置位置(第1図に示す位置)におい
てそれらの軸線と上記第1の軸線(連結ピン133の軸
線)とが三角状になるように配置されている。また、具
体例では更に、第2の連結部材114の他端側に、第2
のピン部材148の突出端部に係合し得るL字状の係合
部154が設けられている。係合部154は第2の連結
部材114の上支持部128の先端部からその他側に延
びている。この係合部154は上記装置位置(第7−A
図、第7−B図)から特定角度位置の間において第2の
ピン部材148と係合し、第3の連結部材116が上記
第2の軸線を中心として第2の連結部材114に対して
所定方向に相対的に回動するのを阻止する。
上述した構成の回収容器支持機構60においては、装着
位置においては第6図、第7−A図及び第7−B図に示
す如く、第2の連結部材114の係合部154が第2の
ピン部材148の突出端部に係合し、第3の連結部材1
16が連結ピン142(第2の軸線を構成する)を中心と
して第2の連結部材114に対して相対的に第6図及び
第7−A図において反時計方向(第6図においては、詳
しくは右下方から左上方に見て反時計方向である)に旋
回されるのが阻止され、かくしてトナー粒子回数容器4
6は第1図に示す通りにその自重によつて実質上水平に
保持される。このトナー粒子回収容器46を上記装着位
置から上記開放位置に向けて第7−B図において矢印1
56で示す方向に旋回せしめると、当初、第1の連結部
材112と第2の連結部材114が連結ピン133を介
して旋回自在である故に、トナー粒子回収容器46は連
結ピン133、即ち実質上垂直な第1の軸線を中心とし
て実質上水平に移動される。この移動中においては、第
6図及び第7−B図から理解される如く、トナー粒子回
収容器46の旋回に伴つて第1のピン部材146及び第
2のピン部材148間の距離が漸次増大せしめられる
が、一方第4の連結部材150が移動自在である故に、
第1のピン部材146及び第2のピン部材148が第4
の連結部材150の長孔152a及び152b内を相対
的に移動するのみであり、従つて、第2の連結部材11
4の係合部154と第2のピン部材148の係合状態が
解除されることなく、トナー粒子回収容器46は装着位
置の場合と同様に実質上水平に保持される。そして、こ
のトナー粒子回収容器46を上記装着位置と上記開放位
置との間の特定角度位置まで旋回せしめると、旋回に伴
う第1のピン部材146及び第2のピン部材148間の
距離の増大に起因して、第1のピン部材146が長孔1
52aの外側端に位置すると共に第2のピン部材148
が長孔152bの外側に位置するようになる(従つて、
特定角度位置においては、第4の連結部材150の移動
が拘束される)。かかる特定角度位置から更に上記開放
位置に向けてトナー粒子回収容器46を旋回せしめる
と、かかる旋回に伴つて第1のピン部材146及び第2
のピン部材148間の距離が更に増大せしめられるが、
一方特定角度位置を越えると第4の連結部材150の長
孔152a及び152b内を第1のピン部材146及び
第2のピン部材148が相対的に移動することができ
ず、従つて第4の連結部材150は第1のピン部材14
6の突出端部と第2のピン部材148の突出端部との間
隔を一定に保持するように作用し、トナー粒子回収容器
46を旋回せしめることによる第1のピン部材146及
び第2のピン部材148間の距離の増大が、第3の連結
部材116が連結ピン142を中心として第2の連結部
材114に対して相対的に第6図及び第7−A図におい
て時計方向に旋回されることによつて吸収されるように
なる(尚、具体例では、上述した連結ピン142を中心
とする旋回動を許容するために、第4の連結部材150
の両端部は幾分上下方向に移動自在に第1のピン部材1
46及び第2のピン部材148に接着されている)。従
つて、トナー粒子回収容器46を特定角度位置を越えて
旋回させると、第7−A図及び第7−B図と第8−A図
及び第8−B図とを比較することによつて理解される如
く、第2の連結部材114が連結ピン133(第1の軸
線)を中心として第1の連結部材112に対して相対的
に旋回されると共に、この旋回に伴つて第3の連結部材
116が連結ピン142(第2の軸線)を中心として第
2の連結部材114に対して相対的に上方に旋回され、
かくしてトナー粒子回収容器46は特定角度位置から上
記開放位置(第8−A図、第8−B図)までは斜め上方
に向けて移動される。具体例においては、第1図及び第
2図に示す如く、装着位置にあるトナー粒子回収容器4
6の上方に静電複写装置における電気部品等を覆う保護
カバー158が配設されているが、トナー粒子回収容器
46を上述した如く移動せしめることによつてこのトナー
粒子回収容器46が保護カバー158の下部に当接する
のが回避される。
上述した静電複写装置においては、更に、上記複写紙搬
送経路の特定部位(具体例においては転写域近傍)に紙
詰りが発生した場合に、トナー粒子回収容器46を上記
装着位置から上記開放位置に位置せしめなければ詰つた
紙を取出せないように構成されている。再び第1図及び
第2図を参照して、図示の具体例においては、上記装着
位置においては第1図から明らかな如く、トナー粒子回
収容器46がドラムユニツト8の前方に位置するように
構成され、また上記開放位置においては第2図から明ら
かな如く、トナー粒子回収容器46がドラムユニツト8
の前方から横側に移動してその前方を開放するように構
成されている。従つて、上述した如く搬送ユニツト18
を開放しドラムユニツト8を上記引出し位置にせしめて
複写紙搬送経路の上記特定部位を完全に開放せしめよう
とすれば、トナー粒子回収容器46を上記装着位置から
上記開放位置にせしめなければならない。
更にまた、具体例の静電複写装置においては、トナー粒
子回収容器46を上記装着位置にロツクするロツク手段
160が設けられ、かかるロツク手段160によるロツ
ク状態が上述したユニツト作動機構28の作用によつて
解除されるように構成されている。第1図及び第2図と
共に第9図、主として第9図を参照して、図示のロツク
手段160は係合部材162を含み、係合部材162の
後端部が垂直前基板6の前面に取付けられた支持部材1
64にピン部材166を介して旋回自在に装着されてい
る。この係合部材162の後端部にはコイルばね168
が配設され、またその先端部には係合部172及び当接
部174が設けられている。コイルばね168は係合部
材162に作用してこれを上方に向けて弾性的に偏倚せ
しめる。一方、支持部材164には、係合部材162の
上面に当接してその上方への旋回動を阻止する当接片1
70が設けられている。かく構成されているので、上述
した係合部材162は、通常、コイルばね164の作用
によつてその上面が当接片170に当接するロツク位置
(第1図及び第9図に示す位置)に保持される。かかる
ロツク位置においては、第9図に示す如く、係合部17
2が上記装着位置にあるトナー粒子回収容器46の下端
右角部の前面に係合し、かくしてトナー粒子回収容器46
は上記装着位置に確実に保持される。尚、このトナー粒
子回収容器46を上記装着位置に一層確実に保持するた
めに、例えば具体例の第2図に示す如く、垂直前基板6
の前面にトナー粒子回収容器46の後面に作用し得る板
ばね176の如き弾性部材を設けるのが好ましく、この
場合、この弾性部材の偏倚力を強くすれば、後述する如
くしてロツク状態を解除した際にこの偏倚力によつてト
ナー粒子回収容器46を上記装着位置から上記開放位置
まで移動せしめることが可能になる。上述した係合部材
162の当接部174の上面には、第2図及び第9図か
ら理解される如く、ユニツト作動機構28の操作部材3
2が当接可能になつている。従つて、搬送ユニツト18
を開位置にせしめるために操作部材32を矢印42(第
1図)で示す方向に回動せしめると、この操作部材32
の先端部が係合部材162の当接部174に当接し、操
作部材32はそれ自身に作用する搬送ユニツト18の重
量によつて係合部材162をコイルばね168の力に抗
して下方に旋回せしめ、かくして係合部材162は第2
図に示す非ロツク位置に保持される。この非ロツク位置
においては、係合部材162の係合部172とトナー粒
子回収容器46の前壁76との係合状態が解除され、かく
してトナー粒子回収容器46は上記装着位置から上記開
放位置に向けて旋回自在となる。具体例においては、ユ
ニツト作動機構28の作用によつて係合部材162が非
ロツク位置にせしめられるように構成しているが、これ
に代えて、ユニツト作動機構28の操作とは別個に係合
部材162を非ロツク位置にせしめるように構成しても
よい。
次に、主として第1図及び第2図を参照して、上述した
通りの静電複写装置の作用効果について説明する。
複写紙搬送経路の上記特定部位に紙詰りが発生した場合
においてこの詰つた複写紙を取除くには、まず第1図の
状態にあるユニツト作動機構28の操作部材32を矢印
42(第1図)で示す方向に回動せしめる。かくする
と、操作部材32と一体に支持部材34a及び34b
(第2図)が矢印42で示す方向に回動され、搬送ユニツ
ト18はその自重によつてピン22を中心として下方に
旋回されて第2図に示す開位置に保持される。搬送ユニ
ツト18が上記開位置にせしめられる直前においては、
第9図から理解される如く、操作部材32の先端部が上
記ロツク位置にある係合部材162の当接部174に当
接し、操作部材32はコイルばね168の力に抗して係
合部材162を下方に旋回せしめる。従つて、搬送ユニ
ツト18が上述した如くして上記開位置に保持される
と、第2図に示す通りに、複写装搬送経路の特定部位が
くさび状に開放され、これによつて上述した如くドラム
ユニツト8の引出し位置への移動が可能になると共に、
係合部材162が上記非ロツク位置に保持されて係合部
材162の係合部172とトナー粒子回収容器46との
係合状態が解除され、トナー粒子回収容器46の上述し
た旋回動が可能になる。
次いで、トナー粒子回収容器46を矢印156(第7−
B図)で示す方向に上記装着位置(第1図に示す位置)
から上記開放位置(第2図に示す位置)まで旋回せしめ
る。トナー粒子回収容器46を上記開放位置に向けて旋回
せしめると、上記装着位置から上記特定角度までの第1
の所定角度範囲においては上述した如くトナー粒子回数
容器46は第1の軸線を構成する連結ピン133(第6図)
を中心として実質上水平に移動され、また上記特定角度
位置から上記開放位置までの第2の所定角度範囲におい
ては上述した如くトナー粒子回収容器46は上記連結ピ
ン133(第6図)及び第2の軸線を構成する連結ピン
142(第6図)を中心として斜め上方に移動される。
この移動中においては、トナー粒子回収容器46内に山
状に推積されたトナー粒子が流動され、特にトナー粒子
回収容器46が第2の所定角度範囲において斜め上方に
移動されることによつて、その突出接続部46a側におい
て山状になつているトナー粒子が他側に向けて流動さ
れ、その他側において山状になる。従つて、後にトナー
粒子回収容器46を上記装着位置にせしめると、その内
部のトナー粒子は上記他側に片寄つた状態となり、かく
して、容易に理解される如く、トナー粒子の充填効率を
効果的に高めることができる。上述した如くしてトナー
粒子回収容器46を上記開放位置にせしめると、第2図
に示す通りにドラムユニツト8の前方が開放される。
しかる後に、ドラムユニツト8を前後方向前方に引出し
て第1図に示す装着位置から上記引出し位置に位置付け
る。かくすると、上述した如く、複写紙搬送経路の上記
特定部位が完全に開放され、かくして上記特定部位に詰
つた複写紙を極めて容易に取出すことができる。
詰つた複写紙を除去した後は、ドラムユニツト8を上記
引出し位置から上記装着位置に位置付け、次いで操作部
材32を矢印40(第2図)で示す方向に回動させ、し
かる後トナー粒子回収容器46を上記開放位置から上記装
着位置に位置付ける。操作部材32をかく回動せしめる
と、これと一体に支持部材34a及び34b(第2図)
も回動され、搬送ユニツト8は上述した如くして第1図
に示す閉位置にせしめられる。また、かく回動せしめる
と、係合部材162の当接部174と操作部材32の当
接状態が解除され、係合部材162は第1図及び第9図
に示すロツク位置に保持される。次いで、トナー粒子回
収容器46を上記装着位置にせしめると、容易に理解さ
れる如く、容器支持体58及びトナー粒子回収容器46
が係合部材162の係合部172を乗り越え(この際に
は、容器支持体58及びトナー粒子回収容器46の作用
によつて係合部材162がコイルばね168の力に抗し
て幾分下方に旋回される)、かくしてトナー粒子回収容
器46はロツク位置にある係合部材162によつて上記
装着位置に確実に保持され、複写が可能になる。
以上記載した通りであるので、上述した静電複写装置に
おいては、少なくとも複写紙搬送経路の特定部位に詰つ
た複写紙を除去する際に、トナー粒子回収容器46内に
山状に堆積されたトナー粒子が所要の通り流動せしめら
れ、この山状の状態が消失せしめられる故に、トナー粒
子回収容器46におけるトナー粒子の充填効率を効果的に
向上させることができる。
以上、本発明に従つて構成された静電複写装置の具体例
について説明したが、本発明はかかる具体例に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形乃至修正が可能である。
例えば、具体例の静電複写装置においてはトナー粒子回
収容器46を装着位置に確実に保持するためにロツク手
段160を設けているが、ロツク手段160に代えて、
静電複写装置の前カバーによつてトナー粒子回収容器4
6を装着位置に確実に保持するように構成することもで
きる。
また、具体例においては、搬送ユニツト18及びドラム
ユニツト8を備え、搬送ユニツト18を開位置にせしめ
ると共にドラムユニツト8を引出し位置にせしめること
によつて複写紙搬送経路の特定部位が開放される形態の
静電複写装置に適用して説明したが、かかる形態の静電
複写装置に限定されることなく、単にドラムユニツトを
備え、かかるドラムユニツトを引出し位置にせしめるこ
とによつて複写紙搬送経路の特定部位が開放される形態
の静電複写装置、単に搬送ユニツトを備え、かかるドラ
ムユニツトを開位置にせしめることによつて複写紙搬送
経路の特定部位が開放される形態の静電複写装置、或い
は下支持体と下支持体に開閉自在に装着された上支持体
とを備え、上支持体を開位置にせしめることによつて複
写紙搬送経路の大部分が開放される所謂シエル型の静電
複写装置等にも適用することができる。
〈発明の効果〉 本発明による静電複写装置は以上のように構成され、複
写紙搬送経路の特定部位に紙詰りが発生した場合には、
トナー粒子回収容器を該開放位置にせしめなければ詰ま
った紙が取出せないように構成されており、しかも、ト
ナー粒子回収容器は、装着位置から特定角度位置までの
第1の所定角度範囲においては実質上垂直な第1の軸線
を中心として旋回し、該特定角度位置から開放位置まで
の第2の所定角度範囲においては該トナー粒子回収容器
を該第1の軸線及び該第1の軸線に対して実質上垂直な
第2の軸線を中心として旋回するように支持されている
ので、該トナー粒子回収容器は開放位置まで旋回せしめ
られることにより、傾けられる。従って、トナー粒子回
収容器内に山状に堆積されたトナー粒子は、所要のとお
り流動せしめられるため、何ら特別な装置や機構を設け
ることなく、トナー粒子回収容器におけるトナー粒子の
充填効率を効果的に向上させることができる。また、本
発明によれば上記のように、トナー粒子回収容器は、装
着位置から特定角度位置までは実質上垂直な第1の軸線
を中心として実質上水平に旋回せしめられ、該特定角度
位置から開放位置までの間に実質上垂直な第2の軸線を
中心として旋回して傾けられるので、トナー粒子回収容
器の上方に他の機器や部品が配設されていても、これら
と干渉することないため、装置全体をコンパクトに構成
することができる等の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて構成された静電複写装置の前
面側の一部を示す斜視図。 第2図は、第1図の静電複写装置のトナー粒子回収容器
が開放位置にある状態を示す斜視図。 第3図は、第1図の静電複写装置のトナー粒子移動手段
の排出側を示す断面図。 第4図は、第1図の静電複写装置のトナー粒子回収容器
及び容器支持体を示す斜視図。 第5図は、第4図の容器支持体にトナー粒子回収容器を
装着した状態の一部を拡大して示す拡大断面図。 第6図は、第1図の静電複写装置の回収容器支持機構を
背後から見たところを示す斜視図。 第7−A図及び第7−B図は、夫々、トナー粒子回収容
器が装着位置にあるときの回収容器支持機構の各種部材
の相対的位置関係を示す背面図及び平面図。 第8−A図及び第8−B図は、夫々、トナー粒子回収容
器が開放位置にあるときの回収容器支持機構の各種部材
の相対的位置関係を示す背面図及び平面図。 第9図は、トナー粒子回収容器を装着位置に保持するた
めのロツク手段を示す斜視図。 2…複写機ハウジング 8…ドラムユニツト 18…搬送ユニツト 28…ユニツト作動機構 44…トナー粒子移動手段 46…トナー粒子回収容器 58…回収容器支持体 60…回収容器支持機構 160…ロツク手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写紙を転写域を通して所要の通り搬送す
    るための複写紙搬送経路と、該転写域にて転写された後
    感光体表面に残留するトナー粒子を除去するクリーニン
    グ装置と、該クリーニング装置によって除去されたトナ
    ー粒子を回収するトナー粒子回収容器と該トナー粒子回
    収容器を旋回自在に支持する回収容器支持機構とを有す
    るトナー粒子回収機構を具備し、該複写紙搬送経路の少
    なくとも特定部位が開放されるように構成されている静
    電複写装置において、 該トナー粒子回収機構の回収容器支持機構は、該トナー
    粒子回収容器を装着位置から特定角度位置までの第1の
    所定角度範囲においては実質上垂直な第1の軸線を中心
    として旋回自在に支持し、該特定角度位置から開放位置
    までの第2の所定角度範囲においては該トナー粒子回収
    容器を該第1の軸線及び該第1の軸線に対して実質上垂
    直な第2の軸線を中心として旋回自在に支持するように
    構成し、更に、該複写紙搬送経路の該特定部位に紙詰り
    が発生した場合には、該トナー粒子回収容器を該開放位
    置にせしめなければ詰まった紙が取出せないように構成
    されている、ことを特徴とする静電複写装置。
  2. 【請求項2】該回収容器支持機構は、第1の連結部材
    と、該第1の連結部材に該第1の軸線を中心として旋回
    自在に連結された第2の連結部材と、該第2の連結部材
    に該第2の軸線を中心として旋回自在に連結された第3
    の連結部材とを含み、該第1の所定角度範囲においては
    第2の連結部材が該第1の軸線を中心として該第1の連
    結部材に対して相対的に旋回され、該第2の所定角度範
    囲においては該第2の連結部材が該第1の軸線を中心と
    して該第1の連結部材に対して相対的に旋回されると共
    に該第3の連結部材が該第2の軸線を中心として該第2
    の連結部材に対して相対的に旋回されるように構成され
    ている、特許請求の範囲第1項記載の静電複写装置。
  3. 【請求項3】該第1の連結部材には第1のピン部材が設
    けられ、該第3の連結部材には第2のピン部材が設けら
    れ、該第1のピン部材及び第2のピン部材は該トナー粒
    子回収容器を該装置位置から該開放位置に向けて旋回せ
    しめるとその両者間の距離がその旋回に伴って漸次増大
    せしめられるように配置され、更に該第1のピン部材と
    該第2のピン部材間には第4の連結部材が旋回自在に且
    つ所定範囲に渡って移動自在に装着されており、該第1
    の所定角度範囲においては該第4の連結部材が移動自在
    となり、かくして該第2の連結部材が該第1の軸線を中
    心として該第1の連結部材に対して相対的に旋回され、
    該第2の所定角度範囲においては該第4の連結部材の移
    動が拘束され、かくして該第2の連結部材が該第1の軸
    線を中心として該第1の連結部材に対して相対的に旋回
    されると共に該第3の連結部材が該第2の軸線を中心と
    して該第2の連結部材に対して相対的に旋回される、特
    許請求の範囲第2項記載の静電複写装置。
  4. 【請求項4】該第2の連結部材には、該第1の所定角度
    範囲において該第2のピン部材に係合して該第3の連結
    部材の該第2の連結部材に対する所定方向の相対的旋回
    を阻止するための係合部が設けられている、特許請求の
    範囲第3項記載の静電複写装置。
  5. 【請求項5】該トナー粒子回収容器を該装着位置にロッ
    クするロック手段が付設され、該ロック手段は該トナー
    粒子回収容器に係合するロック位置と該トナー粒子回収
    容器から離脱する非ロック位置との間を移動自在である
    係合部材を含んでいる、特許請求の範囲第1項乃至第4
    項のいずれかに記載の静電複写装置。
  6. 【請求項6】該複写紙搬送経路の該特定部位は開位置と
    閉位置との間を移動自在に装着された搬送ユニットによ
    り規定され、更に、該搬送ユニットを移動せしめるため
    のユニット作動機構が設けられており、該ユニット作動
    機構はこれを操作して該搬送ユニットを該開位置にせし
    めると該ロック手段の該係合部材に作用して該係合部材
    を該ロック位置から該非ロック位置にせしめるように構
    成されている、特許請求の範囲第5項記載の静電複写装
    置。
  7. 【請求項7】該クリーニング装置は回転ドラムが装着さ
    れたドラムユニットに装着され、該ドラムユニットが装
    着位置と引出し位置との間を前後方向に移動自在に装着
    され、該引出し位置において該複写紙搬送経路の該特定
    部位を開放するように構成されており、更に該トナー粒
    子回収容器は該装着位置において該ドラムユニットの前
    方に位置し、該開放位置において該ドラムユニットの前
    方を開放するように構成されている、特許請求の範囲第
    6項記載の静電複写装置。
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