JPH0654622U - 押出し成形品の搬送装置 - Google Patents

押出し成形品の搬送装置

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JPH0654622U
JPH0654622U JP9379292U JP9379292U JPH0654622U JP H0654622 U JPH0654622 U JP H0654622U JP 9379292 U JP9379292 U JP 9379292U JP 9379292 U JP9379292 U JP 9379292U JP H0654622 U JPH0654622 U JP H0654622U
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剛 大石
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 押出しダイからの移載時及び搬送中において
押出し成形品に作用する負荷を最小化し、また押出し速
度に変化があった場合にはそれに対応して搬送速度をリ
アルタイムに自動制御できるようにする。 【構成】 押出しダイ1の出口に近接してベルトコンベ
ア3が配置さると共に、その押出し方向下流側にベルト
コンベア4が配置される。ベルトコンベア3は自身の持
つ回転負荷を負担するトルクモータ5により常時微速駆
動されるが、ベルトコンベア3上に成形品2が移載され
ると同時に押出し速度と同一速度にて作動する。押出し
速度は検知器9にて検知され、その信号が調整器11の
同調部13に入力される。同調部13は、押出し速度と
同期して、あるいは一定の比率で変化させた速度でベル
トコンベア4を駆動させるよう演算を行い、指示信号を
駆動モータ7に与えてベルトコンベア4を駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は押出し成形品の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
セメント系押出し成形品を主とする押出し成形品は、押出し成形機の押出しダ イから吐出される時点では柔らかく外力によって容易に変形してしまうため、押 出しダイから吐出された成形品をベルトコンベアで引き取って搬送することが従 来より行われている。
【0003】 このような押出し成形品の搬送装置として、実公昭53−17335号公報に は、押出し成形機のダイ出口に設けられたローラコンベアと、このローラコンベ アに続いて配設されたベルトコンベアとにより成形品を搬送するもので、押出し 成形機のダイ出口からの押出し成形品の押出し速度を検出する押出し速度検出装 置と、ベルトコンベアの駆動速度を検出する搬送速度検出装置とを設け、押出し 速度検出装置により検出された押出し速度を示す信号と、搬送速度検出装置によ り検出された搬送速度を示す信号とを自動制御装置に入力して、ベルトコンベア の駆動速度を押出し速度と同期制御するよう構成したものが示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来技術による搬送装置において、押出しダイから吐出された押出し 成形品はまずローラコンベアに移載されることになるが、このローラコンベアに は駆動装置が設けられていないため、移載時に、成形品にはローラコンベアを回 転させるための負荷が小さいながらも常にかかることになる。また、ローラコン ベアの表面には未硬化状態の成形品の一部が付着するため、この装置を長時間連 続運転していると、蓄積された付着物によって、その負荷はかなり大きなものと なる。
【0005】 また、この従来技術では、ダイからの押出し成形品の上面に接地するローラに よって押出し速度を検出する構成となっているため、押出し成形品には、この速 度検出ローラを回転させるための負荷も加わり、好ましくない影響を与えていた 。
【0006】 更に、押出し速度に同期してベルトコンベア駆動速度を制御するものであるが 、押出し速度を示す信号がベルトコンベアに送られ、これに基づいて実際にベル トコンベアが駆動された結果としての搬送速度を搬送速度検出装置で検出し、そ の検出結果の信号を自動制御装置に入力されて、押出し速度信号との比較をなす 構成であるため、押出し速度が変化した場合にこれに応じてリアルタイムに搬送 速度を制御することができない。すなわち、押出し速度の変化が起こった後所定 時間が経過してようやく搬送速度が同期制御されるものであり、その間は、搬送 速度が変化後の押出し速度に同期していないことになる。これによって、成形品 に不所望の引張り力又は圧縮力が加えられ、成形品の寸法精度に悪影響を与える ことがあり、歩留まりが非常に悪いものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来技術の問題点を解消し、押出し成形品に作用する負荷を最小 化し、押出し速度に変化があった場合にはそれに対応して搬送速度をリアルタイ ムに自動制御することのできる押出し成形品の搬送装置を提供することを目的と する。
【0008】 すなわち、本考案による押出し成形品の搬送装置は、押出し成形機の押出しダ イの出口に近接配置され、押出し速度検知器を備えると共に自身の持つ回転負荷 を負担するモータにより微速駆動される第1のベルトコンベアと、該第1のベル トコンベアよりも押出し方向下流側に配置され、駆動モータにより駆動される第 2のベルトコンベアと、該押出し速度検知器からの押出し速度信号を受けてこれ に対応する搬送速度の指示信号を該第2のベルトコンベアの駆動モータに送る調 整器とを有してなることを特徴とする。
【0009】 第1のベルトコンベアを微速駆動するモータは好ましくはトルクモータよりな る。
【0010】 調整器は、第2のベルトコンベアの搬送速度が押出し速度に一定の比率を乗じ た値となるような搬送速度の指示信号を出力する。ここに一定の比率とは1を含 む範囲、例えば0.9〜1.1の範囲であり、比率が1の場合には、押出し速度 に同期した速度で第2のベルトコンベアを駆動させることを意味する。押出し成 形品に一定の引張り力を与えたい場合には比率を1よりも大きく設定し、押出し 成形品に一定の圧縮力を与えたい場合には1未満の比率に設定する。
【0011】 第2のベルトコンベアには、その実際の駆動速度を検知する搬送速度検知器が 備えられる。この搬送速度検知器からの搬送速度信号は、押出し速度検知器から の押出し速度信号と共に調整器に入力され、押出し速度と実際の搬送速度との差 を示す値が表示部に表示される。
【0012】
【作用】
押出し成形機のダイから吐出される押出し成形品はまず第1のベルトコンベア に移載されるが、このベルトコンベアは、自身の持つ回転負荷を負担するモータ 、特にトルクモータによって常時微速駆動されているので、移載時に、押出し成 形品に対して好ましくない負荷を与えることがない。
【0013】 調整器は、押出し成形品の押出し速度を示す信号を受け、これと同期して、あ るいは一定の比率で変化させたものとして、押出し成形品の搬送速度、すなわち 第2のベルトコンベアの駆動速度を設定し、搬送速度の指示信号として、第2の ベルトコンベアの駆動モータに送る。このため、搬送速度の制御を、押出し速度 の変化に即応して行うことができる。
【0014】
【実施例】 図1は本考案の一実施例による押出し成形品の搬送装置を示す。押出し成形品 2は、押出しダイ1より押出し方向Aに押出され、速度検知ベルトコンベア3及 び搬送ベルトコンベア4によって同方向に搬送される。
【0015】 速度検知ベルトコンベア3は、電圧調整器6によりトルクを調整されるモータ 5によって、速度検知ベルトコンベア3自身の持つ負荷、すなわち駆動装置が設 けられていないフリーの状態で速度検知ベルトコンベア3上に押出し成形品2が 移載されたときに速度検知ベルトコンベア3が受ける抵抗を負担される。このた め、移載時に押出し成形品2に与える負荷は非常に小さなものとなる。
【0016】 モータ5としてはトルクモータが好適である。トルクモータを用いた場合、速 度検知ベルトコンベア3上に押出し成形品2が乗っていない状態では、速度検知 ベルトコンベアが回転するか止まるかの境で僅かに回転する程度のトルクとなる ように、電圧調整器6をセットする。このように微速運転される速度検知ベルト コンベア3の後端に押出し成形品2が乗った瞬間から、速度検知ベルトコンベア 3は押出し速度に一致した速度で回転する。
【0017】 押出しダイ1からの押出し成形品2の押出し速度は、速度検知ベルトコンベア 3の回転軸に設けられた押出し速度検知器9により検知され、押出し速度を示す 信号が調整器11内の表示部12及び同調部13に送られる。
【0018】 搬送ベルトコンベア4はモータ7により駆動される。モータ7の回転速度は制 御装置8により制御される。搬送ベルトコンベア4の回転軸に設けられた搬送速 度検知器10により搬送速度が検知され、搬送速度を示す信号が調整器11内の 表示部12に送られる。
【0019】 調整器11内の同調部13は、押出し速度検知器9からの押出し速度信号を受 けて、搬送ベルトコンベア4を駆動させるためのモータ7の制御装置8に搬送速 度の指示信号を送る。搬送ベルトコンベア4の搬送速度は、押出し速度に同調さ せて同一速度とすることが一般的であるが、必要に応じて、押出し速度よりも搬 送速度を一定の比率で速く又は遅く駆動するよう同調部13で調整することがで きる。
【0020】 すなわち、押出し成形品2を一定の力で引張りながら搬送したい場合には、押 出し速度よりも速い搬送速度となるように設定する。このように押出し成形品2 に引張り力を与えることにより、押出し成形品の厚さを薄く、幅を狭くすること ができる。逆に、押出し成形品を厚く、幅広としたい場合には、搬送速度を押出 し速度よりも遅く設定して、押出し成形品を圧縮しながら搬送する。
【0021】 上記のように調整される搬送速度は、同調部13において、押出し速度検知器 9で検知した押出し速度に対して補正係数Kを掛け合わせる演算を行うことによ って算出され、得られた算出値を示す信号が搬送速度の指示信号としてモータ7 の制御装置8に送られる。
【0022】 この際の補正係数Kは、例えば、押出し速度に対する搬送速度の比率(搬送速 度/押出し速度)として入力することができ、調整つまみ(図示せず)の操作に よって例えば0.9〜1.1の範囲内で所望の補正係数Kに設定される。押出し 成形品に一定の引張り力を与える場合には補正係数Kが1よりも大きな数値とな るように調整つまみを操作し、逆に押出し成形品に一定の圧縮力を与える場合に は補正係数Kを1未満の値に設定する。
【0023】 押出し速度検知器9は連続的に押出し速度の検知を行い、同調部13は、この 押出し速度検知器9から連続して送られてくる押出し速度信号に対して上記した 演算を繰り返し行う。従って、押出し速度が変化した場合にはそれにつれて搬送 速度もリアルタイムに変化し、押出し速度に対する搬送速度の比率は常に一定に 保たれ、補正係数Kの設定値に対応する所定の力を押出し成形品2に与え続ける ことができる。
【0024】 調整器11内の表示部12には、押出し速度検知器9により検知された成形品 押出し速度の実測値を示す押出し速度信号と、搬送速度検知器10により検知さ れた搬送ベルトコンベア4の搬送速度の実測値を示す搬送速度信号とが入力され る。表示部12は、これらの入力信号に基づき、押出し速度と搬送速度との速度 差を求め、該速度差の押出し速度に対する比率{(搬送速度−押出し速度)/押 出し速度}を算出し、これを偏差として表示する。
【0025】 この偏差の表示により、前述の補正係数Kにより設定した搬送速度の設定値と 、この設定値に基づいて実際に搬送ベルトコンベア4が駆動されることによる搬 送速度の実測値とがどの程度相違しているかを知ることができる。
【0026】 すなわち、押出し成形品の形状による単位面積当たりの重量の相違や、ベルト コンベアの駆動軸への僅かな成形品の付着、ベルトのスリップ等の種々の要因に より、前述の補正係数Kを一定にしておいても、実際には、駆動させようとする 速度で搬送ベルトコンベア4が駆動されない事態が生じ得る。そこで、表示部1 2における偏差を確認し、これが所定の範囲を超えた場合には、再度調整つまみ を操作して補正係数Kを再設定し、搬送速度が押出し速度に対して目的とする比 率となるように調整することができる。
【0027】 表示部12は、押出し速度検知器9からの信号に基づき、押出し成形品の押出 し速度を表示することができる。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、押出しダイからの吐出直後の移載時に押出し成形品に対して 好ましくない負荷を与えることがなく、また押出し速度が急激に変化した場合で あっても該変化に起因する不規則な負荷を与えることもない。したがって、これ ら負荷による悪影響を受けることなく、製品精度の高い成形品を高歩留まりで得 ることができる。
【0029】 押出し速度が変化した場合、本考案によれば、押出し速度に対して同期又は一 定比率に制御されるべき搬送速度も、該変化に即応して制御されるので、押出し 成形品に対して不所望の引張り力や圧縮力を作用させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による押出し成形品の搬送装
置を概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 押出しダイ 2 押出し成形品 3 速度検知ベルトコンベア(第1のベルトコンベア) 4 搬送ベルトコンベア(第2のベルトコンベア) 5 モータ(トルクモータ) 7 モータ(駆動モータ) 9 押出し速度検知器 10 搬送速度検知器 11 調整器 12 表示部 13 同調部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出し成形機の押出しダイの出口に近
    接配置され、押出し速度検知器を備えると共に自身の持
    つ回転負荷を負担するモータにより微速駆動される第1
    のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベアよりも
    押出し方向下流側に配置され、駆動モータにより駆動さ
    れる第2のベルトコンベアと、前記押出し速度検知器か
    らの押出し速度信号を受けてこれに対応する搬送速度の
    指示信号を前記第2のベルトコンベアの駆動モータに送
    る調整器とを有してなることを特徴とする押出し成形品
    の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のベルトコンベアを微速駆動
    する前記モータがトルクモータであることを特徴とする
    請求項1の押出し成形品の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のベルトコンベアの搬送速度
    が押出し速度に一定の比率を乗じた値となるような搬送
    速度の指示信号が前記調整器から出力されることを特徴
    とする請求項1の押出し成形品の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記比率が0.9〜1.1の範囲を持
    つことを特徴とする請求項3の押出し成形品の搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2のベルトコンベアに、その実
    際の駆動速度を検知する搬送速度検知器が備えられ、こ
    の搬送速度検知器からの搬送速度信号が、押出し速度検
    知器からの押出し速度信号と共に前記調整器に入力さ
    れ、押出し速度と実際の搬送速度との差を示す値が表示
    されることを特徴とする請求項1の押出し成形品の搬送
    装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59131406A (ja) * 1983-01-17 1984-07-28 株式会社クボタ セメント系押出成形体の引取方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59131406A (ja) * 1983-01-17 1984-07-28 株式会社クボタ セメント系押出成形体の引取方法

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