JPH0654662A - 水中油型乳化物 - Google Patents
水中油型乳化物Info
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- JPH0654662A JPH0654662A JP4231408A JP23140892A JPH0654662A JP H0654662 A JPH0654662 A JP H0654662A JP 4231408 A JP4231408 A JP 4231408A JP 23140892 A JP23140892 A JP 23140892A JP H0654662 A JPH0654662 A JP H0654662A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガム質、澱粉などの増粘剤を用いなくても比
較的高い粘度を有し、また良好な保型性を有し、乳化食
品とした場合には、良好な口どけ感、食感、風味、コク
みが得られる水中油型乳化物を提供する。 【構成】 90〜40重量%の水相と、10〜60重量
%の油相とからなる水中油型乳化物であって、該水相
が、固形分換算で1.0〜10重量%の卵蛋白、大豆蛋
白、乳蛋白及びこれらの蛋白質より分離される単一蛋白
質からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の蛋白質
を含有し、かつ該水相中に乳化分散している油滴の80
%以上が1μm以下の粒子径を有していることを特徴と
する水中油型乳化物。マヨネーズ様食品としての利用が
有利である。
較的高い粘度を有し、また良好な保型性を有し、乳化食
品とした場合には、良好な口どけ感、食感、風味、コク
みが得られる水中油型乳化物を提供する。 【構成】 90〜40重量%の水相と、10〜60重量
%の油相とからなる水中油型乳化物であって、該水相
が、固形分換算で1.0〜10重量%の卵蛋白、大豆蛋
白、乳蛋白及びこれらの蛋白質より分離される単一蛋白
質からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の蛋白質
を含有し、かつ該水相中に乳化分散している油滴の80
%以上が1μm以下の粒子径を有していることを特徴と
する水中油型乳化物。マヨネーズ様食品としての利用が
有利である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中油型乳化物に関す
る。更に詳しくは、本発明は、特に、適度な粘度、良好
な保型性を有し、マヨネーズ様食品などに有利に利用で
きる水中油型乳化物に関する。
る。更に詳しくは、本発明は、特に、適度な粘度、良好
な保型性を有し、マヨネーズ様食品などに有利に利用で
きる水中油型乳化物に関する。
【0002】
【従来の技術】マヨネーズやドレッシング、あるいはス
プレッドなどの水中油型乳化食品は、従来より一般的に
水相原料と油相原料とを予めミキサーなどの攪拌機で粗
く乳化(予備乳化)した後、更にコロイドミルなどの乳
化機を用いて油滴粒子を比較的安定な乳化物を形成する
粒子径(2〜4μm程度の平均粒径)となるように微細
化することにより製造している。このような食品は、油
相原料の割合が高い(65重量%以上)ために、比較的
高い粘度(20℃で100,000センチポイズ以上)
が得られ、例えば容器から押し出した時でもその形状が
維持されているような良好な保型性を有している。しか
し、油相原料の割合を低減(60重量%以下)させて乳
化物(例えば、マヨネーズ様食品)を作った場合には比
較的低い粘度の製品しか得られず、従って、保型性も低
下し、安定した乳化物が得にくくなる。このため、この
ような油相原料の低減された食品の粘度を高める、保型
性を良くする目的で、植物性ガム質、澱粉などの増粘剤
を用いることが良く行われる。しかし、このような増粘
剤を用いた場合には、得られる水中油型乳化食品は、食
べた時に口の中でベタ付きが生じたり、また口溶けが悪
くなり、食感が重く、風味の低下も伴い易いといった問
題がある(特開平3−91460号公報)。
プレッドなどの水中油型乳化食品は、従来より一般的に
水相原料と油相原料とを予めミキサーなどの攪拌機で粗
く乳化(予備乳化)した後、更にコロイドミルなどの乳
化機を用いて油滴粒子を比較的安定な乳化物を形成する
粒子径(2〜4μm程度の平均粒径)となるように微細
化することにより製造している。このような食品は、油
相原料の割合が高い(65重量%以上)ために、比較的
高い粘度(20℃で100,000センチポイズ以上)
が得られ、例えば容器から押し出した時でもその形状が
維持されているような良好な保型性を有している。しか
し、油相原料の割合を低減(60重量%以下)させて乳
化物(例えば、マヨネーズ様食品)を作った場合には比
較的低い粘度の製品しか得られず、従って、保型性も低
下し、安定した乳化物が得にくくなる。このため、この
ような油相原料の低減された食品の粘度を高める、保型
性を良くする目的で、植物性ガム質、澱粉などの増粘剤
を用いることが良く行われる。しかし、このような増粘
剤を用いた場合には、得られる水中油型乳化食品は、食
べた時に口の中でベタ付きが生じたり、また口溶けが悪
くなり、食感が重く、風味の低下も伴い易いといった問
題がある(特開平3−91460号公報)。
【0003】上記のような増粘剤を用いずに、食感を改
良し、粘度や保型性を維持させるために、加熱凝固微細
化した蛋白原料を用いて水中油型乳化食品を製造する方
法(特開昭58−23764号公報)や、ホエー蛋白濃
縮精製物を乳化後加熱処理し、水中油型乳化食品を製造
する方法(特開昭63−181972号公報)などが提
案されている。しかしこれらの方法では、製品を得る上
で加熱処理が必要であり、粘度、保型性は改良されるも
のの加熱処理により蛋白原料の風味、ひいては製品の風
味を損ない易かった。
良し、粘度や保型性を維持させるために、加熱凝固微細
化した蛋白原料を用いて水中油型乳化食品を製造する方
法(特開昭58−23764号公報)や、ホエー蛋白濃
縮精製物を乳化後加熱処理し、水中油型乳化食品を製造
する方法(特開昭63−181972号公報)などが提
案されている。しかしこれらの方法では、製品を得る上
で加熱処理が必要であり、粘度、保型性は改良されるも
のの加熱処理により蛋白原料の風味、ひいては製品の風
味を損ない易かった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガ
ム質、澱粉などの増粘剤を用いなくても比較的高い粘度
を有し、また良好な保型性を有している水中油型乳化物
を提供することである。また、本発明の目的は、食べた
時に、さっと溶けるような良好な口どけ感をもち、食感
も軽く、また風味、コクみを合わせ持つ乳化食品の調製
に適した水中油型乳化物を提供することでもある。
ム質、澱粉などの増粘剤を用いなくても比較的高い粘度
を有し、また良好な保型性を有している水中油型乳化物
を提供することである。また、本発明の目的は、食べた
時に、さっと溶けるような良好な口どけ感をもち、食感
も軽く、また風味、コクみを合わせ持つ乳化食品の調製
に適した水中油型乳化物を提供することでもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、比較的低油
脂量で、かつ食感の低下を伴うほどの上記のような増粘
剤を使用することなく、比較的高い粘度を有し、保型性
に優れた水中油型乳化物を調製すべく鋭意研究を進め
た。その結果、前記のような特定の蛋白質を用い、水相
中に分散する油滴粒子の80%以上が1μm以下の粒子
径となるように乳化物を調製することにより、高い粘度
を有し、保型性に富んだ乳化物とすることができること
を見い出し、本発明を完成させた。このように本発明の
乳化物が高い粘度で調製できる理由は明らかではない
が、上記のような特定の蛋白質の存在下で、上記の特定
の粒子分布となるように油滴粒子を調整すると、蛋白質
と油滴との間に相互作用が働き、これにより粘度の顕著
な上昇が起ると考えられる。またこの粘度の上昇は、乳
化物の水相側のpHが含まれる蛋白質の等電点付近で顕
著である。
脂量で、かつ食感の低下を伴うほどの上記のような増粘
剤を使用することなく、比較的高い粘度を有し、保型性
に優れた水中油型乳化物を調製すべく鋭意研究を進め
た。その結果、前記のような特定の蛋白質を用い、水相
中に分散する油滴粒子の80%以上が1μm以下の粒子
径となるように乳化物を調製することにより、高い粘度
を有し、保型性に富んだ乳化物とすることができること
を見い出し、本発明を完成させた。このように本発明の
乳化物が高い粘度で調製できる理由は明らかではない
が、上記のような特定の蛋白質の存在下で、上記の特定
の粒子分布となるように油滴粒子を調整すると、蛋白質
と油滴との間に相互作用が働き、これにより粘度の顕著
な上昇が起ると考えられる。またこの粘度の上昇は、乳
化物の水相側のpHが含まれる蛋白質の等電点付近で顕
著である。
【0006】本発明は、90〜40重量%の水相と、1
0〜60重量%の油相とからなる水中油型乳化物であっ
て、該水相が、固形分換算で(絶乾物として)1〜10
重量%の卵蛋白、大豆蛋白、乳蛋白及びこれらの蛋白よ
り分離される単一蛋白からなる群より選ばれる少なくと
も一種以上の蛋白質を含有し、かつ該水相中に乳化分散
している油滴の80%以上(体積基準)が1μm以下の
粒子径を有していることを特徴とする水中油型乳化物に
ある。
0〜60重量%の油相とからなる水中油型乳化物であっ
て、該水相が、固形分換算で(絶乾物として)1〜10
重量%の卵蛋白、大豆蛋白、乳蛋白及びこれらの蛋白よ
り分離される単一蛋白からなる群より選ばれる少なくと
も一種以上の蛋白質を含有し、かつ該水相中に乳化分散
している油滴の80%以上(体積基準)が1μm以下の
粒子径を有していることを特徴とする水中油型乳化物に
ある。
【0007】本発明は、以下の態様であることが好まし
い。 (1)上記油滴の90%以上が1μm以下の粒子径を有
している。 (2)上記油滴の粒子径が、0.1〜1μmの範囲にあ
る。 (3)上記水中油型乳化物が、90〜50重量%の水相
と、10〜50重量%の油相とからなる。 (4)上記水相が、固形分換算で1〜8重量%の前記蛋
白質を含有している。 (5)上記水相のpHが、3〜7の範囲にある。
い。 (1)上記油滴の90%以上が1μm以下の粒子径を有
している。 (2)上記油滴の粒子径が、0.1〜1μmの範囲にあ
る。 (3)上記水中油型乳化物が、90〜50重量%の水相
と、10〜50重量%の油相とからなる。 (4)上記水相が、固形分換算で1〜8重量%の前記蛋
白質を含有している。 (5)上記水相のpHが、3〜7の範囲にある。
【0008】[発明の詳細な記述]以下に、本発明の水
中油型乳化物について説明する。本発明の水中油型乳化
物は、90〜40重量%(好ましくは90〜50重量
%)の水相と、10〜60重量%(好ましくは10〜5
0重量%)の油相とからなる。水相には、卵蛋白、大豆
蛋白、乳蛋白及びこれらの蛋白より分離される単一蛋白
からなる群より選ばれる少なくとも一種の蛋白質が含有
されている。また、水相中に乳化分散している油滴の8
0%以上(体積基準)が1μm以下の粒子径を有してい
る。
中油型乳化物について説明する。本発明の水中油型乳化
物は、90〜40重量%(好ましくは90〜50重量
%)の水相と、10〜60重量%(好ましくは10〜5
0重量%)の油相とからなる。水相には、卵蛋白、大豆
蛋白、乳蛋白及びこれらの蛋白より分離される単一蛋白
からなる群より選ばれる少なくとも一種の蛋白質が含有
されている。また、水相中に乳化分散している油滴の8
0%以上(体積基準)が1μm以下の粒子径を有してい
る。
【0009】本発明で用いられる卵蛋白、大豆蛋白、乳
蛋白あるいはこれらの蛋白質により分離される単一蛋白
質は、水溶性のもの、あるいは前処理により水溶化でき
るものであれば良く、例えば、以下のものを挙げること
ができる。卵蛋白としては、液状あるいは乾燥された卵
黄、蛋白、全卵及びこれらより分離される単一(単純)
蛋白質、例えばオボアルブミン、コンアルブミン、オボ
ムコイド、オボグロブリンなどである。大豆蛋白として
は、脱脂大豆粉、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白、抽出大
豆蛋白、乾燥豆乳など脱脂大豆より得られる大豆蛋白質
及びこれらより分離される単一(単純)蛋白質、例え
ば、7Sグロブリン、11Sグロブリン、15Sグロブ
リンなどが挙げられる。乳蛋白としては、脱脂粉乳、乳
清蛋白、バターミルクパウダー及びこれらより分離され
る単一(単純)蛋白質、例えば、カゼイン、ラクトグロ
ブリン、ラクトアルブミン、血清アルブミン、免疫グロ
ブリンなどがある。上記のうち、製品に求められる粘
度、風味にあったものが単独あるいは組み合わせて適宜
選択される。また他の蛋白質、例えば、動物性蛋白質、
植物性蛋白質あるいはこれらから分離される単一蛋白質
を併用してもよい。上記の蛋白質は、水相中に固形分換
算(絶乾物として)で1.0〜10重量%(好ましく
は、1.5〜8重量%)含有されている。上記蛋白質の
含量が、1重量%未満では粘度の増加が十分ではなく、
一方10重量%を越えると粘度の増加が大きく、食感が
重くなり、良好な乳化状態のものが得られない。
蛋白あるいはこれらの蛋白質により分離される単一蛋白
質は、水溶性のもの、あるいは前処理により水溶化でき
るものであれば良く、例えば、以下のものを挙げること
ができる。卵蛋白としては、液状あるいは乾燥された卵
黄、蛋白、全卵及びこれらより分離される単一(単純)
蛋白質、例えばオボアルブミン、コンアルブミン、オボ
ムコイド、オボグロブリンなどである。大豆蛋白として
は、脱脂大豆粉、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白、抽出大
豆蛋白、乾燥豆乳など脱脂大豆より得られる大豆蛋白質
及びこれらより分離される単一(単純)蛋白質、例え
ば、7Sグロブリン、11Sグロブリン、15Sグロブ
リンなどが挙げられる。乳蛋白としては、脱脂粉乳、乳
清蛋白、バターミルクパウダー及びこれらより分離され
る単一(単純)蛋白質、例えば、カゼイン、ラクトグロ
ブリン、ラクトアルブミン、血清アルブミン、免疫グロ
ブリンなどがある。上記のうち、製品に求められる粘
度、風味にあったものが単独あるいは組み合わせて適宜
選択される。また他の蛋白質、例えば、動物性蛋白質、
植物性蛋白質あるいはこれらから分離される単一蛋白質
を併用してもよい。上記の蛋白質は、水相中に固形分換
算(絶乾物として)で1.0〜10重量%(好ましく
は、1.5〜8重量%)含有されている。上記蛋白質の
含量が、1重量%未満では粘度の増加が十分ではなく、
一方10重量%を越えると粘度の増加が大きく、食感が
重くなり、良好な乳化状態のものが得られない。
【0010】本発明の水中油型乳化物の水相中に乳化分
散している油滴は、体積基準でその80%以上(好まし
くは90%以上)が1μm以下の粒子径を有している。
また粒子径は、0.1〜1μmの範囲にあることが好ま
しく、更に好ましくは、0.2〜0.8μmの範囲であ
る。
散している油滴は、体積基準でその80%以上(好まし
くは90%以上)が1μm以下の粒子径を有している。
また粒子径は、0.1〜1μmの範囲にあることが好ま
しく、更に好ましくは、0.2〜0.8μmの範囲であ
る。
【0011】本発明の水中油型乳化物の水相は、目的と
する製品により任意に構成することができる。水相を構
成する成分としては、例えば、水、食酢、果汁、牛乳な
どの水または水溶液状の原料を挙げることができる。ま
た、水相には、必要により、食塩、糖類、香辛料、調味
料などを含ませてもよい。一方油相を構成する成分は、
油脂を主成分とし、これに、例えば、スパイスオイルな
どが加えられても良い。油脂は、食用に適するものであ
れば特に種類は問わない。例えば、大豆油、ナタネ油、
コーン油、綿実油などの液状油脂が一般的であるが、パ
ーム油、ヤシ油などの固形油脂も使用できる。更にそれ
らの油脂に硬化、分別、エステル交換などの処理を施し
た油脂でも良い。
する製品により任意に構成することができる。水相を構
成する成分としては、例えば、水、食酢、果汁、牛乳な
どの水または水溶液状の原料を挙げることができる。ま
た、水相には、必要により、食塩、糖類、香辛料、調味
料などを含ませてもよい。一方油相を構成する成分は、
油脂を主成分とし、これに、例えば、スパイスオイルな
どが加えられても良い。油脂は、食用に適するものであ
れば特に種類は問わない。例えば、大豆油、ナタネ油、
コーン油、綿実油などの液状油脂が一般的であるが、パ
ーム油、ヤシ油などの固形油脂も使用できる。更にそれ
らの油脂に硬化、分別、エステル交換などの処理を施し
た油脂でも良い。
【0012】本発明の水中油型乳化物は、原料の一部と
して前記の蛋白質を含む水相原料と食用油脂を含む油相
原料とを水中油型に乳化することにより調製できるが、
その方法は、水相中に分散する油滴が上記のような特定
の粒子径分布となるように行うことを除いて従来と別段
異なるところはない。油滴の粒子径を目的の粒子径とな
るように微細化する手段としては、従来公知の方法が利
用できる。例えば、マウンテンゴウリン、マイクロフル
イダイザーなどの高圧ホモジナイザー、超音波式乳化機
などの装置が利用できる。そして、利用する装置に応じ
て、適宜製造条件(温度、圧力、時間等)を設定し、目
的の乳化物となるように実施すれば良い。なお、本発明
の乳化物の調製に際しても、従来の方法と同様にグリセ
リンエステル、シュガーエステルなどの食用乳化剤や、
また場合によっては、粘度、食感等の影響のない範囲で
直物性ガム質、澱粉などの増粘剤を配合してもよい。
して前記の蛋白質を含む水相原料と食用油脂を含む油相
原料とを水中油型に乳化することにより調製できるが、
その方法は、水相中に分散する油滴が上記のような特定
の粒子径分布となるように行うことを除いて従来と別段
異なるところはない。油滴の粒子径を目的の粒子径とな
るように微細化する手段としては、従来公知の方法が利
用できる。例えば、マウンテンゴウリン、マイクロフル
イダイザーなどの高圧ホモジナイザー、超音波式乳化機
などの装置が利用できる。そして、利用する装置に応じ
て、適宜製造条件(温度、圧力、時間等)を設定し、目
的の乳化物となるように実施すれば良い。なお、本発明
の乳化物の調製に際しても、従来の方法と同様にグリセ
リンエステル、シュガーエステルなどの食用乳化剤や、
また場合によっては、粘度、食感等の影響のない範囲で
直物性ガム質、澱粉などの増粘剤を配合してもよい。
【0013】上記のようにして得られる本発明の水中油
型乳化物は、その粘度が、30,000センチポイズ
(cp)以上あることが好ましく、更に好ましくは、8
0,000〜200,000センチポイズ(cp)の範
囲である。
型乳化物は、その粘度が、30,000センチポイズ
(cp)以上あることが好ましく、更に好ましくは、8
0,000〜200,000センチポイズ(cp)の範
囲である。
【0014】本発明の水中油型乳化物は、配合を調整す
ることによって種々の乳化食品とすることができる。例
えば、マヨネーズ様食品などの酸性水中油型乳化食品
(有機酸及び/またはその塩類を含み、pH3〜7を示
す水相と油相とを乳化することにより得た乳化物)、サ
ンドクリーム用のスプレッドなどがある。本発明におい
ては特に、以下のような配合のマヨネーズ様食品である
ことが好ましい。油脂10〜60重量%、卵蛋白、大豆
蛋白、乳蛋白及びこれらより分離される単一蛋白質から
なる群より選ばれる蛋白質1〜10重量%(固形分換
算)、食酢10〜20重量%(酸度5%食酢として)、
食塩1〜3重量%、マスタード(芥子)0.5〜2重量
%及び水(残量)からなり、更に、必要により、これに
乳化剤、グルタミン酸ナトリウム、及びコショウなどの
調味料が少量含まれている。
ることによって種々の乳化食品とすることができる。例
えば、マヨネーズ様食品などの酸性水中油型乳化食品
(有機酸及び/またはその塩類を含み、pH3〜7を示
す水相と油相とを乳化することにより得た乳化物)、サ
ンドクリーム用のスプレッドなどがある。本発明におい
ては特に、以下のような配合のマヨネーズ様食品である
ことが好ましい。油脂10〜60重量%、卵蛋白、大豆
蛋白、乳蛋白及びこれらより分離される単一蛋白質から
なる群より選ばれる蛋白質1〜10重量%(固形分換
算)、食酢10〜20重量%(酸度5%食酢として)、
食塩1〜3重量%、マスタード(芥子)0.5〜2重量
%及び水(残量)からなり、更に、必要により、これに
乳化剤、グルタミン酸ナトリウム、及びコショウなどの
調味料が少量含まれている。
【0015】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて本発明
を更に具体的に説明する。なお、下記乳化物の粘度の測
定は、B粘度計(B−8H型、東京計器(株)製)を用
いてNo.6ローター、2.5rpmで行った。また水
相中に分散する油滴粒子径は、レーザー回折式粒度分布
測定装置(SALD−1100型、島津製作所(株)
製)を用い、得られた測定値をコンピューターで処理
し、体積基準の粒度分布として表した。
を更に具体的に説明する。なお、下記乳化物の粘度の測
定は、B粘度計(B−8H型、東京計器(株)製)を用
いてNo.6ローター、2.5rpmで行った。また水
相中に分散する油滴粒子径は、レーザー回折式粒度分布
測定装置(SALD−1100型、島津製作所(株)
製)を用い、得られた測定値をコンピューターで処理
し、体積基準の粒度分布として表した。
【0016】[実施例1]液卵黄17.5重量部(乾燥
蛋白固形分2.7重量部(%))、食酢(酸度5%)1
7重量部、食塩2重量部、グルタミン酸ナトリウム0.
4重量部、マスタード0.02重量部、および清水2
8.08重量部を20℃前後でミキサーを用いて均一に
混合して水性液を調製した。ミキサーを真空に引きなが
ら、上記で得た水性液(水相部)65重量部にナタネサ
ラダ油(油相部)35重量部を少量ずつ加え、攪拌乳化
して水中油型予備乳化物を得た。次いでこの予備乳化物
を高圧ホモジナイザー(マイクロフルイダイザーM−1
10T型、マイクロフルイデックス社製)を用いて均質
圧力600kg/cm2 下で均質化処理して本発明に従
う水中油型乳化物(マヨネーズ様食品)を得た。得られ
た水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径
が、0.9μmであった。またその20℃の粘度は10
0,000センチポイズ(cp)であり、マヨネーズ様
食品として十分な保型性を有していた。
蛋白固形分2.7重量部(%))、食酢(酸度5%)1
7重量部、食塩2重量部、グルタミン酸ナトリウム0.
4重量部、マスタード0.02重量部、および清水2
8.08重量部を20℃前後でミキサーを用いて均一に
混合して水性液を調製した。ミキサーを真空に引きなが
ら、上記で得た水性液(水相部)65重量部にナタネサ
ラダ油(油相部)35重量部を少量ずつ加え、攪拌乳化
して水中油型予備乳化物を得た。次いでこの予備乳化物
を高圧ホモジナイザー(マイクロフルイダイザーM−1
10T型、マイクロフルイデックス社製)を用いて均質
圧力600kg/cm2 下で均質化処理して本発明に従
う水中油型乳化物(マヨネーズ様食品)を得た。得られ
た水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径
が、0.9μmであった。またその20℃の粘度は10
0,000センチポイズ(cp)であり、マヨネーズ様
食品として十分な保型性を有していた。
【0017】[比較例1]上記実施例1において、水中
油型予備乳化物を同様にして調製した後、高圧ホモジナ
イザーの代わりに、コロイドミル(L型、特殊機化工業
(株)製)を使用した以外は、実施例1と同様にして比
較用の水中油型乳化物(マヨネーズ様食品)を得た。得
られた水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒
子径が、6μm、50%累積粒子径が4μmであった。
またその20℃の粘度は2,000センチポイズ(c
p)であり、マヨーネーズ様食品としては粘度、保型性
とも不適格であった。
油型予備乳化物を同様にして調製した後、高圧ホモジナ
イザーの代わりに、コロイドミル(L型、特殊機化工業
(株)製)を使用した以外は、実施例1と同様にして比
較用の水中油型乳化物(マヨネーズ様食品)を得た。得
られた水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒
子径が、6μm、50%累積粒子径が4μmであった。
またその20℃の粘度は2,000センチポイズ(c
p)であり、マヨーネーズ様食品としては粘度、保型性
とも不適格であった。
【0018】[実施例2]上記実施例1において、清水
の量を53.08重量部に代えて水性液を調製すること
によって水相部を90重量部、油相部を10重量部とな
るように水中油型乳化物を調製した以外は、実施例1と
同様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。得られ
た水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径
が、0.7μmであった。またその20℃の粘度は3
0,000センチポイズ(cp)であり、マヨネーズ様
食品として保型性はやや劣るものの粘度は十分であっ
た。
の量を53.08重量部に代えて水性液を調製すること
によって水相部を90重量部、油相部を10重量部とな
るように水中油型乳化物を調製した以外は、実施例1と
同様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。得られ
た水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径
が、0.7μmであった。またその20℃の粘度は3
0,000センチポイズ(cp)であり、マヨネーズ様
食品として保型性はやや劣るものの粘度は十分であっ
た。
【0019】[実施例3]上記実施例1において、清水
の量を3.08重量部に代えて水性液を調製することに
よって水相部の40重量部、油相部を60重量部となる
ように水中油型乳化物を調製した以外は、実施例1と同
様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。得られた
水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径
が、0.7μmであった。またその20℃の粘度は15
0,000センチポイズ(cp)であり、粘度、保型性
ともにマヨネーズ様食品として十分であった。
の量を3.08重量部に代えて水性液を調製することに
よって水相部の40重量部、油相部を60重量部となる
ように水中油型乳化物を調製した以外は、実施例1と同
様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。得られた
水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径
が、0.7μmであった。またその20℃の粘度は15
0,000センチポイズ(cp)であり、粘度、保型性
ともにマヨネーズ様食品として十分であった。
【0020】[実施例4]上記実施例1において、液卵
黄17.5重量部の代わりに卵白粉末5重量部(乾燥蛋
白固形分4.17重量部(%))を使用し、清水を4
0.58重量部に代えて調製した水性液を使用して水中
油型乳化物を調製した以外は、実施例1と同様にして本
発明に従う水中油型乳化物を得た。得られた水中油型乳
化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径が、0.9μ
mであった。またその20℃の粘度は100,000セ
ンチポイズ(cp)であり、粘度、保型性ともにマヨネ
ーズ様食品として十分であった。
黄17.5重量部の代わりに卵白粉末5重量部(乾燥蛋
白固形分4.17重量部(%))を使用し、清水を4
0.58重量部に代えて調製した水性液を使用して水中
油型乳化物を調製した以外は、実施例1と同様にして本
発明に従う水中油型乳化物を得た。得られた水中油型乳
化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径が、0.9μ
mであった。またその20℃の粘度は100,000セ
ンチポイズ(cp)であり、粘度、保型性ともにマヨネ
ーズ様食品として十分であった。
【0021】[比較例2]上記実施例1において、液卵
黄17.5重量部を除き、乳化剤(Tween 80、ICI社
製)1重量部を添加し、清水の量を44.58重量部に
代えて調製した水性液を使用して水中油型乳化物を調製
した以外は、実施例1と同様にして比較用の水中油型乳
化物を得た。得られた水中油型乳化物は、その油滴粒子
の90%累積粒子径が、0.9μmであった。またその
20℃の粘度は50センチポイズ(cp)以下であり、
保型性はなかった。
黄17.5重量部を除き、乳化剤(Tween 80、ICI社
製)1重量部を添加し、清水の量を44.58重量部に
代えて調製した水性液を使用して水中油型乳化物を調製
した以外は、実施例1と同様にして比較用の水中油型乳
化物を得た。得られた水中油型乳化物は、その油滴粒子
の90%累積粒子径が、0.9μmであった。またその
20℃の粘度は50センチポイズ(cp)以下であり、
保型性はなかった。
【0022】[実施例5]液卵黄12重量部(乾燥蛋白
固形分1.5重量部(%))、食酢17重量部および清
水36重量部を20℃前後でミキサーを用いて均一に混
合して水性液を調製した。上記実施例1において、上記
で得た水性液を使用した以外は、実施例1と同様にして
本発明に従う水中油型乳化物を得た。得られた水中油型
乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径が、1μm
であった。またその20℃の粘度は45,000センチ
ポイズ(cp)であり、粘度、保型性ともに良好であっ
た。
固形分1.5重量部(%))、食酢17重量部および清
水36重量部を20℃前後でミキサーを用いて均一に混
合して水性液を調製した。上記実施例1において、上記
で得た水性液を使用した以外は、実施例1と同様にして
本発明に従う水中油型乳化物を得た。得られた水中油型
乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子径が、1μm
であった。またその20℃の粘度は45,000センチ
ポイズ(cp)であり、粘度、保型性ともに良好であっ
た。
【0023】[実施例6]上記実施例5において、液卵
黄12重量部の代わりに卵白粉末10重量部(乾燥蛋白
固形分8.7重量部(%))を使用し、清水を38重量
部に代えて調製した水性液を使用した以外は、実施例1
と同様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。得ら
れた水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子
径が、0.9μmであった。またその20℃の粘度は2
50,000センチポイズ(cp)であり、粘度、保型
性ともに十分であった。
黄12重量部の代わりに卵白粉末10重量部(乾燥蛋白
固形分8.7重量部(%))を使用し、清水を38重量
部に代えて調製した水性液を使用した以外は、実施例1
と同様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。得ら
れた水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積粒子
径が、0.9μmであった。またその20℃の粘度は2
50,000センチポイズ(cp)であり、粘度、保型
性ともに十分であった。
【0024】[実施例7]上記実施例5において、液卵
黄12重量部の代わりに大豆蛋白粉末(エスプローゲン
No.231、三栄化学工業(株)製)2重量部(乾燥
蛋白固形分1.8重量部(%))を使用し、清水を46
重量部に代えて調製した水性液を使用した以外は、実施
例1と同様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。
得られた水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積
粒子径が、0.9μmであった。またその20℃の粘度
は40,000センチポイズ(cp)であり、粘度、保
型性ともに十分であった。
黄12重量部の代わりに大豆蛋白粉末(エスプローゲン
No.231、三栄化学工業(株)製)2重量部(乾燥
蛋白固形分1.8重量部(%))を使用し、清水を46
重量部に代えて調製した水性液を使用した以外は、実施
例1と同様にして本発明に従う水中油型乳化物を得た。
得られた水中油型乳化物は、その油滴粒子の90%累積
粒子径が、0.9μmであった。またその20℃の粘度
は40,000センチポイズ(cp)であり、粘度、保
型性ともに十分であった。
【0025】[実施例8]上記実施例5において、液卵
黄12重量部の代わりにオボアルブミン(シグマ社製)
2重量部(乾燥蛋白固形分2重量部(%))を使用し、
清水を46重量部に代えて調製した水性液を使用した以
外は、実施例1と同様にして本発明に従う水中油型乳化
を得た。得られた水中油型乳化物は、その油滴粒子の9
0%累積粒子径が、0.9μmであった。またその20
℃の粘度は10,000センチポイズ(cp)であり、
粘度、保型性ともに十分であった。
黄12重量部の代わりにオボアルブミン(シグマ社製)
2重量部(乾燥蛋白固形分2重量部(%))を使用し、
清水を46重量部に代えて調製した水性液を使用した以
外は、実施例1と同様にして本発明に従う水中油型乳化
を得た。得られた水中油型乳化物は、その油滴粒子の9
0%累積粒子径が、0.9μmであった。またその20
℃の粘度は10,000センチポイズ(cp)であり、
粘度、保型性ともに十分であった。
【0026】[実施例9]上記実施例5において、液卵
黄12重量部の代わりに乳清蛋白(サンラクトN−5、
太陽化学(株)製)2重量部(乾燥蛋白固形分1.4重
量部(%))を使用し、清水を46重量部に代えて調製
した水性液を使用した以外は、実施例1と同様にして本
発明に従う水中油型乳化を得た。得られた水中油型乳化
物は、その油滴粒子の90%累積粒子径が、0.9μm
であった。またその20℃の粘度は150,000セン
チポイズ(cp)であり、粘度、保型性ともに良好であ
った。
黄12重量部の代わりに乳清蛋白(サンラクトN−5、
太陽化学(株)製)2重量部(乾燥蛋白固形分1.4重
量部(%))を使用し、清水を46重量部に代えて調製
した水性液を使用した以外は、実施例1と同様にして本
発明に従う水中油型乳化を得た。得られた水中油型乳化
物は、その油滴粒子の90%累積粒子径が、0.9μm
であった。またその20℃の粘度は150,000セン
チポイズ(cp)であり、粘度、保型性ともに良好であ
った。
【0027】[実施例10]卵白粉末10重量部(乾燥
蛋白固形分4.3重量部(%))及び清水を55重量部
を20℃前後でミキサーを用いて均一に混合して水相部
を調製した。実施例1において、上記で得た水性液を使
用した以外は、実施例1と同様にして本発明に従う水中
油型乳化を得た。得られた水中油型乳化物は、その油滴
粒子の90%累積粒子径が、0.9μmであった。また
その20℃の粘度は80,000センチポイズ(cp)
であり、粘度、保型性ともに十分であった。
蛋白固形分4.3重量部(%))及び清水を55重量部
を20℃前後でミキサーを用いて均一に混合して水相部
を調製した。実施例1において、上記で得た水性液を使
用した以外は、実施例1と同様にして本発明に従う水中
油型乳化を得た。得られた水中油型乳化物は、その油滴
粒子の90%累積粒子径が、0.9μmであった。また
その20℃の粘度は80,000センチポイズ(cp)
であり、粘度、保型性ともに十分であった。
【0028】[比較例3]上記実施例6において、卵白
粉末の配合量を10重量部から13.8重量部(乾燥蛋
白固形分12.0重量部(%))に代え、また清水の量
を34.2重量部に代えて調製した水性液を使用した以
外は、実施例5と同様にして比較用の水中油型乳化を得
た。得られた水中油型乳化物は、蛋白の凝集のためか良
好な乳化状態ではなく、水相部が分離していた。以上の
結果を下記の表1にまとめて記載する。
粉末の配合量を10重量部から13.8重量部(乾燥蛋
白固形分12.0重量部(%))に代え、また清水の量
を34.2重量部に代えて調製した水性液を使用した以
外は、実施例5と同様にして比較用の水中油型乳化を得
た。得られた水中油型乳化物は、蛋白の凝集のためか良
好な乳化状態ではなく、水相部が分離していた。以上の
結果を下記の表1にまとめて記載する。
【0029】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 水中油型 水相/油相 乾燥蛋白固形 90%累積 20℃の粘度 乳化物 (重量%) 分(重量%) 粒子径(体積基準) (cp) ──────────────────────────────────── (マヨネーズ様食品) 実施例1 65/35 2.7 0.9μm 100,000 比較例1 65/35 2.7 6μm(90%) 2,000 4μm(50%) 実施例2 90/10 2.7 0.7μm 30,000 実施例3 40/60 2.7 0.7μm 150,000 実施例4 65/35 4.17 0.9μm 100,000 比較例2 65/35 −−− 0.9μm 50以下 ──────────────────────────────────── 実施例5 65/35 1.5 1.0μm 45,000 実施例6 65/35 8.7 0.9μm 250,000 実施例7 65/35 1.8 0.9μm 40,000 実施例8 65/35 2.0 0.9μm 100,000 実施例9 65/35 1.4 0.9μm 150,000 実施例10 65/35 4.3 0.9μm 80,000 比較例3 65/35 12.00 蛋白凝集し、水相部が分離 ────────────────────────────────────
【0030】上記の表1に示される結果から明らかなよ
うに、水相原料として特定量の前記蛋白質を使用し、油
滴の粒子径を特定の粒子分布となるようにして調製され
た本発明の水中油型乳化物(実施例1〜10)は、いず
れも高い粘度を示している。またこれらの乳化物は、良
好な保型性を有し、口どけが良く、食感も軽く、マヨネ
ーズ様食品においては風味も良好であった。
うに、水相原料として特定量の前記蛋白質を使用し、油
滴の粒子径を特定の粒子分布となるようにして調製され
た本発明の水中油型乳化物(実施例1〜10)は、いず
れも高い粘度を示している。またこれらの乳化物は、良
好な保型性を有し、口どけが良く、食感も軽く、マヨネ
ーズ様食品においては風味も良好であった。
【0031】
【発明の効果】本発明の水中油型乳化物は、増粘剤を用
いなくても比較的高い粘度を有し、また良好な保型性を
有している。更に本発明の水中油型乳化物を種々の乳化
食品として製造した場合には、得られる食品は、良好な
口どけ感と共に、原料の蛋白質の風味も加わり、食感、
風味の良好なコクのある製品となる。
いなくても比較的高い粘度を有し、また良好な保型性を
有している。更に本発明の水中油型乳化物を種々の乳化
食品として製造した場合には、得られる食品は、良好な
口どけ感と共に、原料の蛋白質の風味も加わり、食感、
風味の良好なコクのある製品となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 90〜40重量%の水相と、10〜60
重量%の油相とからなる水中油型乳化物であって、該水
相が、固形分換算で1〜10重量%の卵蛋白、大豆蛋
白、乳蛋白及びこれらの蛋白より分離される単一蛋白か
らなる群より選ばれる少なくとも一種以上の蛋白質を含
有し、かつ該水相中に乳化分散している油滴の80%以
上が1μm以下の粒子径を有していることを特徴とする
水中油型乳化物。 - 【請求項2】 マヨネーズ様食品である請求項1に記載
の水中油型乳化物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231408A JPH0654662A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 水中油型乳化物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231408A JPH0654662A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 水中油型乳化物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654662A true JPH0654662A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16923137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4231408A Pending JPH0654662A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 水中油型乳化物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654662A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997014318A1 (en) * | 1995-10-17 | 1997-04-24 | Unilever Plc | Food dressing |
| WO2002034071A1 (en) * | 2000-10-27 | 2002-05-02 | Unilever N.V. | Emulsified food composition |
| JP2002281927A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-02 | Tajimaya Shokuhin Kk | 濃縮豆乳又は濃縮豆腐を用いたスプレッド様飲食物 |
| JP2007129980A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Kaneka Corp | 酸性水中油型乳化油脂組成物 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4231408A patent/JPH0654662A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997014318A1 (en) * | 1995-10-17 | 1997-04-24 | Unilever Plc | Food dressing |
| US5897905A (en) * | 1995-10-17 | 1999-04-27 | Thomas J. Lipton Co., Division Of Conopco, Inc. | Food dressing |
| WO2002034071A1 (en) * | 2000-10-27 | 2002-05-02 | Unilever N.V. | Emulsified food composition |
| JP2002281927A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-02 | Tajimaya Shokuhin Kk | 濃縮豆乳又は濃縮豆腐を用いたスプレッド様飲食物 |
| JP2007129980A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Kaneka Corp | 酸性水中油型乳化油脂組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000822 |