JPH0654877U - 移動間仕切りにおける圧接装置の緩衝器 - Google Patents

移動間仕切りにおける圧接装置の緩衝器

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JPH0654877U
JPH0654877U JP9316692U JP9316692U JPH0654877U JP H0654877 U JPH0654877 U JP H0654877U JP 9316692 U JP9316692 U JP 9316692U JP 9316692 U JP9316692 U JP 9316692U JP H0654877 U JPH0654877 U JP H0654877U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 移動間仕切りの圧接装置であって、側部圧接
部材が壁面に圧接完了後に上・下圧接部材が天井及び床
面に圧接して壁面並びに間仕切り相互間に隙間を残さな
いようにした圧接装置の緩衝器の提供。 【構成】 上・下動するロッドと上・下圧接部材6の間
に介在する緩衝器であり、筒体2の内に遊び空間9を残
してコイルバネ3を内蔵し、又内部にはロッド先端に止
着される昇降ナット4を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は天井に配置されたレールに吊設されて移動する間仕切りを所定の場所 にて固定し、又側壁や隣り合う間仕切りとの密着を図る装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
レールに吊設されて移動する間仕切りは所定の位置にて固定される訳で、該間 仕切りに上・下圧接装置が装着されている。そして壁面と接する間仕切りには上 記上・下圧接装置の他に側部圧接装置を備え、これら上・下圧接装置及び側部圧 接装置とで天井及び床面に圧接して固定するとともに、間仕切りと壁面間並びに 各間仕切り間に隙間をなくして配列される。この場合、上記側部圧接装置によっ て壁面間並びに各間仕切り間の隙間を無くした上で、上・下圧接装置でもって間 仕切りを固定しなければならない。
【0003】 しかし、両圧接装置は別々の操作ハンドルにて作動させるものではなく、同一 ハンドルでもって操作する関係上、上・下圧接装置が天井及び床面に先に作用し て間仕切りが固定されてしまい、側部圧接装置が張出しても間仕切り相互間に隙 間が残ってしまうケースがある。そこで、これら要求を満たすために、同出願人 は平成1年11月11日付で「吊設可動間仕切りの圧接固定装置」を出願した( 実開平 3ー74775 号)。この圧接固定装置は側部圧接枠を作動するための上・下 動ロッド装置を設け、該上・下動ロッド装置は操作部と該操作部の上・下に所定 長さの遊びをもって主上・下ロッドと従上・下ロッドを連結し、上・下圧接枠を 作動する左右動ロッド装置は上記従上・下ロッド端に揺動カム等の方向変換器を 介して連結している。
【0004】 したがって、側部圧接枠が上・下動ロッド装置の作動に伴って、最初に動いて 壁面に当接して隙間をなくした状態で、上・下圧接枠が作動するように構成され ている。しかし、この装置は主上・下ロッドの上・下方向の動きを水平動に変換 するための変換装置として揺動カムを用いているため、主上・下ロッドの動きに 対しての揺動カムの回転角並びに側部圧接枠の移動距離は変動し、同じく側部圧 接枠を壁面に圧接する圧接力にもバラツキが生じ、又スムーズな動きが妨げられ ることが多い。
【0005】 そこで、該圧接固定装置の上・下方向の動きを水平動に変換する手段として上 記揺動カムに代えて側部圧接枠を水平方向にのみ移動可能にガイドするとともに 傾斜した作動溝を形成し、上・下ロッドとともに上・下動する移動部材の作動ピ ンを上記作動溝に遊嵌して構成した(平成3年5月15日付の実用新案登録出願 )。したがって、側部圧接枠は作動溝に規制されるため上・下ロッドの動きに対 して所定の水平動を行なうことが出来、この水平動距離に変動はない。
【0006】 ところで、上・下動する移動部材の上方及び下方には緩衝器が設けられていて 、該緩衝器に上・下圧接部材が連結された構造となっている。この緩衝器とはコ イルバネを内蔵したもので、上・下圧接部材が天井及び床面に接したならば、該 コイルバネは圧縮変形することが出来、上・下圧接部材と天井面及び床面間距離 の長さ調整としても機能する。従来の緩衝器とは、コイルバネが筒体の全長にわ たって内蔵され、筒体上端は上圧接部材と、またその下端は下圧接部材と連結さ れている。
【0007】 そして、移動部材から上方へ延びている上ロッドの上端は上記筒体内のコイル バネ下端に当たって該上ロッドが上方へ移動するならば、コイルバネを介して上 圧接部材は上昇し、上圧接部材が天井に接すればコイルバネは圧縮されて上圧接 部材は天井面にバネ力が付勢して圧接・固定される。この場合、上ロッドの上昇 はそのまま上圧接部材を上昇させ、側部圧接部材が壁面を圧接する前に天井面に 接することもある。前記実開平 3ー74775 号公報に記載しているように、上・下 に所定長さの遊びをもった主上ロッドと従上ロッドを連結して構成してもよいが 、構造的には複雑なものとなり、しかも該緩衝器は独立した装置として構成され ておらず、汎用性がない。
【0008】
【本考案が解決しようとするための課題】
このように、移動間仕切りの圧接装置には上記のような問題がある。本考案が 解決しようとする課題はこれら問題点であって、いたって簡単な構造にて汎用性 があり、上・下圧接部材と側部圧接部材の移動タイミングを調整し、壁面並びに 間仕切り相互間に隙間を残すことのない圧接装置の緩衝器を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の緩衝器は筒体内にコイルバネを内蔵した構造となっているが、コイル バネは筒体の全長にわたる長さではなく、その一部に遊び空間を残している。筒 体の上端にはナットが固定され、空間の下部には上・下動可能に遊嵌した昇降ナ ットが入れられ、下部の昇降ナットはロッド先端に螺合し、上端は上圧接部材に 固定される。同じように下圧接部材にも緩衝器の方向を逆にして取着される。こ こで、筒体の断面は角形断面を呈し、ロッドに連結して上・下動する昇降ナット が独りでに回転しないように考慮されている。
【0010】 このように、筒体に内蔵したコイルバネを短くすることで、ロッドが上・下動 しても上記昇降ナットは即座にコイルバネを圧縮することなく、上記空間は遊び 空間として機能する。よって側部圧接部材は先に壁面と圧接し、圧接完了後に上 ・下圧接部材が天井及び床面と圧接する。以下、本考案に係る実施例を図面に基 づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の緩衝器を示す実施例であり、緩衝器1は筒体2とコイルバネ3 及び昇降ナット4から構成する。又筒体2の上端にはナット5が溶接されていて 、緩衝器1は上圧接部材6にボルト7を介して連結されている。そして、上ロッ ド8は筒体2内の昇降ナット4に連結し、上ロッド8が上昇するならば、昇降ナ ット4も同時に上昇する。又筒体2にはコイルバネ3が内蔵されているが、その 長さは筒体2の全長にわたらず、該コイルバネ3の上端が止着されているため下 部には空間9が形成されている。
【0012】 図1bはaのAーA断面を示しているが、筒体2はその断面が正方形を成し、 上記昇降ナット4も正方形となっており、上ロッド8に螺合した昇降ナット4は 独りでに回転することはない。そこで、操作ハンドルにて上ロッド8が上昇すれ ば昇降ナット4も上昇するが、空間9が存在するため高さ(L)だけ上昇したと ころでコイルバネ3と接触する。したがって、上ロッド8が高さ(L)だけ上昇 しても上圧接部材6は動かない。昇降ナット4がコイルバネ3と接触した後は筒 体2を押上げ、又上圧接部材6を上昇させることになる。
【0013】 図1aでは上ロッド8の上昇を昇降ナット4から上方へ突出した状態で螺合し 、昇降ナット4は筒体2の底に位置しているが、該上ロッド8に止着される昇降 ナット4の位置を調整することでコイルバネ3に接触するまでの高さ(L)が増 減可能となる。又コイルバネ3を筒体2の上端に止着しないで昇降ナット4上に 載せ、筒体2の上部に空間9を形成してもその機能は同じである。
【0014】 図2は本考案の緩衝器1を圧接装置に備えた使用例である。移動間仕切りの上 端には上圧接部材6、下端には下圧接部材10が、又側端には壁面に圧接するた めの側部圧接部材11がそれぞれ取着され、上・下圧接部材6、10は本考案の 緩衝器1a、1bと連結し、側部圧接部材11は側部圧接枠12a、12bに取着さ れている。この側部圧接枠12a、12bは上・下ロッド13a、13bの上・下動に対 して水平方向に動き、側部圧接部材11を側方へ張出す。上・下ロッド13a、13 bの上・下動を水平動に変換する装置は同図の方向変換器14a、14bであって、 側部圧接枠12に傾斜して形成した作動溝15にロッド13側の作動ピン16が 遊嵌しており、ロッド13が上・下動するならば、作動ピン16も上・下動して 水平方向にガイドされた上記側部圧接枠12を側方へ張出す。ロッド13の上・ 下動は操作部17のハンドル軸18を回転して行なわれる。
【0015】 ところで、操作部17のハンドル軸18を回転するならば、上・下ロッド13a 、13bは上・下動し、同時に側部圧接枠12a、12b及び側部圧接枠12a、12bに 取着されている側部圧接部材11は側方へ移動する。しかし、緩衝器1aは昇降 ナット4がコイルバネ3に接触するまでは上昇することはなく、下方の緩衝器1 bは下ロッド13bの降下とともに降下して床面に接するが、圧接はしない。
【0016】 したがって、少なくとも側部圧接部材11が壁面に圧接した後で上・下圧接部 材6、10が天井及び床面に圧接して間仕切りを固定する。本考案の緩衝器1は ロッド13と上・下圧接部材6、10の間に介在して上・下圧接部材6、10の 動きを調整するものであり、圧接装置本体の構造は図2の場合に限定しない。し たがって、この緩衝器を圧接装置に備えることで、次のような効果を得ることが 出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案の緩衝器は筒体に内蔵したコイルバネを短くして遊び空間を設けている 。したがって、ハンドル操作で移動間仕切りを圧接固定する場合、側部圧接部材 が先に壁面に圧接し、間仕切り相互間の隙間をなくした状態で上・下圧接部材が 天井及び床面に圧接され、そのため気密性並びに遮音性の高い間仕切りとなる。 又該緩衝器は筒体にコイルバネを内蔵し、昇降ナットを入れたものでその構造は いたって簡単で汎用性があり、ロッド先端に螺合する昇降ナットの止着位置を変 えることで上記遊び空間を適当に調整可能とし、あらゆる圧接装置に適用出来る 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の緩衝器を示す実施例。
【図2】緩衝器を備えた圧接装置の具体例。
【符号の説明】
1 緩衝器 2 筒体 3 コイルバネ 4 昇降ナット 5 ナット 6 上圧接部材 7 ボルト 8 上ロッド 9 空間 10 下圧接部材 11 側部圧接部材 12 側部圧接枠 13 ロッド 14 方向変換器 15 作動溝 16 作動ピン 17 操作部 18 ハンドル軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部圧接装置を備えた移動間仕切りの圧
    接装置であって、上・下動するロッドと上・下圧接部材
    の間に介在して両者を連結する緩衝器において、角形断
    面の筒体内にはコイルバネを内蔵するとともにその長さ
    を短くして遊び空間を残し、又上記ロッドの先端に螺合
    する昇降ナットを筒体空間に入れたことを特徴とする移
    動間仕切りにおける圧接装置の緩衝器。
JP1992093166U 1992-12-25 1992-12-25 移動間仕切りにおける圧接装置の緩衝器 Expired - Lifetime JP2597663Y2 (ja)

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