JPH0654914B2 - 伝送路の修復方式 - Google Patents

伝送路の修復方式

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JPH0654914B2
JPH0654914B2 JP61180470A JP18047086A JPH0654914B2 JP H0654914 B2 JPH0654914 B2 JP H0654914B2 JP 61180470 A JP61180470 A JP 61180470A JP 18047086 A JP18047086 A JP 18047086A JP H0654914 B2 JPH0654914 B2 JP H0654914B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプライマリ伝送路とセカンダリ伝送路とから
構成される二重化伝送路を用いて各ステーションを結ぶ
ローカルエリアネットワークが形成されている場合にお
いて、伝送路に障害が生じた時プライマリ伝送路とセカ
ンダリ伝送路との入出力の折り返しを行って障害を修復
するいわゆるループバック方式を用いた伝送路の修復方
式に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の伝送路の修復方式を第3図を用いて説明
する。
第3図はリング形のローカルエリアネットワークの構成
図で、S1,S2,S3は各ステーション、1は各ステ
ーションを結んでいるプライマリ伝送路、2は各ステー
ションS1,S2,S3を結んでいるセカンダリ伝送路
である。
またPIは各ステーションS1,S2,S3におけるプ
ライマリ伝送路1の入力、POは各ステーションS1,
S2,S3におけるプライマリ伝送路1の出力、SIは
各ステーションS1,S2,S3におけるセカンダリ伝
送路2の入力、SOは各ステーションS1,S2,S3
におけるセカンダリ伝送路2の出力を示している。
ここにおいて各ステーションS1,S2,S3には計算
機等が接続され、これら計算機等はステーションS1,
S2,S3を介して互いに通信を行うことができる。
この場合、伝送路上のデータは矢印の方向に流れ、ロー
カルエリアネットワークのリングを一巡して元に戻るよ
うになっている。
また通常はプライマリ伝送路1だけが使われ、セカンダ
リ伝送路2はプライマリ伝送路1に障害が生じた時のた
めの予備伝送路となっている。
第4図はこのようなリング形のローカルエリアネットワ
ークの伝送路を流れるフレーム中の各フィールドを示し
ている。
第4図に示すようにフレームは各フィールドに区分され
ていて、SDはフレームの開始を示すスターティングデ
リミタ、DAは宛先ステーションアドレス、SAは送信
元ステーションアドレス、Cはフレームの形式を示すコ
マンド、Iは必要に応じて付加されるユーザデータ、F
CSはフレームのエラーを検出するためのフレームチェ
ックシーケンス、EDはフレームの終りを示すエンディ
ングデリミタ、FSは応答を示すフレームステータスと
なっている。
ここで、送信側ステーション例えばステーションS2は
各フィールドSD〜EDからなるフレームをプライマリ
伝送路1の出力POからプライマリ伝送路1に送出し、
プライマリ伝送路1を一巡してプライマリ伝送路1の入
力PIから再び自局のステーションS2にフレームが戻
ってきたところで廃棄する。
他のステーションS1,S3はプライマリ伝送路1上の
フレームを中継しながら常時監視し、自局宛のフレーム
であればそのフレームの内容を取り込み、正常に取込み
が終了したかどうかの結果をFSフィールドに乗せて送
信する。
送信側のステーションS2はこのFSフィールドをチェ
ックすることにより送信が正常に完了したかどうか判断
することができる。
なお送信すべきステーションはシステムにより定められ
た手順に従って送信権を獲得する必要があるが、この手
順は本発明とは直接関係ないので説明を省略する。
次に第5図を用いてプライマリ伝送路1に障害が生じた
場合の伝送路の修復方式を説明する。
第5図はステーションS1とステーションS2の間にお
いてプライマリ伝送路1が切断された場合を示してい
る。
ステーションS1とステーションS2の間において、プ
ライマリ伝送路1が切断されて障害が生じると、ステー
ションS2はプライマリ伝送路1の入力PIからキャリ
ア断を検出し、セカンダリ伝送路2の出力SOとプライ
マリ伝送路1の入力PIを接続し、同時にこのセカンダ
リ伝送路2を使用して隣接する下局のステーションS1
に対して、プライマリ伝送路1の出力POをセカンダリ
伝送路2の入力SIに接続するように指示する特殊シン
ボルを連続送信する。
ステーションS1ではセカンダリ伝送路2の入力SIか
ら上記特殊シンボルを受信するのでプライマリ伝送路1
の出力POとセカンダリ伝送路2の入力SIを接続す
る。
このようしてリング形のローカルエリアネットワークの
伝送路は修復され、再び通信が可能となる。
ここでセカンダリ伝送路2の出力SOがプライマリ伝送
路1の入力PIに接続されている状態をWRAPA状
態、プライマリ伝送路1の出力POがセカンダリ伝送路
2の入力SIに接続されている状態をWRAPB状態、
WRAPA状態及びWRAPB状態を合わせて折り返し
状態、折り返しの状態以外の状態すなわち折り返しのな
い状態をTHRU状態と呼ぶことにする。
ところで上記伝送路の修復方式の説明は伝送路が完全に
切断された場合の例であるがこのようにキャリア断の状
態にならず、情報の内容が破壊されるだけという障害
(以下このような伝送路の障害を情報伝達障害と呼ぶ)
もある。
このような場合の伝送路の修復方式は、また確立されて
おらず、障害場所の評定のみが可能である。
そこでこの障害場所の評定を行う従来の方式を第6図を
用いて説明する。
各ステーションS1,S2,S3は、伝送路に情報伝達
障害が生じていない通常時は上記伝送路の一定時間内に
必ず発生している制御シンボルを監視しつつ通常の送受
信を行っている通常モードと、伝送路に障害が生じた時
は上記制御シンボルの監視によって伝送路の障害を検知
しつつ隣接下局のステーションに伝送路の異常を知らせ
るビーコンフレームを送信するビーコンモードとを有
し、ビーコンモードで一定時間内に隣接下局のステーシ
ョンからビーコンフレームが入力された時はビーコンモ
ードから通常モードに遷移するようになっている。
次に第7図を用いて上記情報伝達障害の修復過程を説明
する。
ステーションS1とステーションS2との間を結ぶプラ
イマリ伝送路1に障害が生じると、通常モードになって
いる各ステーションS1,S2,S3は一定時間内に上
記制御シンボルを検出することができず、ほぼ同時に通
常モードからビーコンモードに遷移する。
ビーコンモードに遷移した各ステーションS1,S2,
S3はビーコンフレームを隣接下局のステーションに送
信するが、この時ステーションS3はステーションS2
からのビーコンフレームを受信し、またステーションS
1はステーションS3からのビーコンフレームを受信し
てそれぞれビーコンモードから通常モードに遷移する
が、ステーションS2ではステーションS1とステーシ
ョンS3を結んでいるプライマリ伝送路1に情報伝達障
害が生じているためステーションS1からビーコンフレ
ームを受信することができず、ビーコンモードを維持し
たままとなる。
このように情報伝達障害の場合システムはダウン状態と
なるが、障害個所がビーコンモードのステーションS2
とその隣接上局のステーションS1との間に存在するこ
とを想定できる。
なお上記の説明の中でビーコンフレームにおいてDAフ
ィールド及びFSフィールドは意味を持たず、Iフィー
ルドは存在しない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上、説明したように従来の伝送路の修復方式は、キャ
リア断となる伝送路障害の場合には障害を修復すること
ができるが、キャリア断とならない情報伝達障害の場合
には障害を修復できずに単に障害個所の想定ができるに
すぎなかった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、キャリア断となる伝送路障害時のみならず、
キャリア断とならない情報伝達障害時でも迅速にシステ
ムを自動的に回復することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この発明のステーションS1,S2,S3
は、制御シンボルを監視しつつ通常の送受信を行う通常
モードと、伝送路に障害が生じた時隣接下局のステーシ
ョンに対して伝送路に障害が生じたことを知らせるビー
コンフレームを出力するビーコンモードと、セカンダリ
伝送路の出力をプライマリ伝送路の入力に折り返す折り
返し状態で隣接下局のステーションに対してプライマリ
伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折り返すよう
に指示するテストフレームを出力しこのテストフレーム
を一定時間内に隣接下局のステーションから受信するこ
とによって再び隣接下局のステーションに対してテスト
フレームを出力するように指示するテストモード指示フ
レームを出力するテストモード1と、セカンダリ伝送路
の出力をプライマリ伝送路の入力に折り返さない状態で
隣接下局のステーションに対してプライマリ伝送路の出
力をセカンダリ伝送路の入力に折り返すように指示する
テストフレームを出力しこのテストフレームを一定時間
以内に隣接下局のステーションから受信することによっ
て再び隣接下局のステーションに対してテストフレーム
を出力するように指示するテストモード指示フレームを
出力するテストモード2との4つのモードの切り換えを
行い、通常モードで伝送路の障害を検知した時は通常モ
ードからビーコンモードに遷移し、ビーコンモードで一
定時間内に他局のステーションからビーコンフレームを
受信した時はビーコンモードから通常モードに遷移し、
ビーコンモードで一定時間内に他局のステーションから
ビーコンフレームを受信しない時はビーコンモードから
テストモード1に遷移し、障害を検知した後の通常モー
ドにおいてテストフレームを受信した時はプライマリ伝
送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折り返す折り返
しを行い、障害を検知した後の通常モードでテストモー
ド指示フレームを受信した時は通常モードからテストモ
ード2に遷移し、テストモード2で一定時間内に隣接下
局のステーションからテストフレームを受信した時はプ
ライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折り
返す折り返しを行なわないでテストモード2から通常モ
ードに遷移し、テストモード2で一定時間以内に隣接下
局のステーションからテストフレームを受信しない時は
プライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折
り返す折り返しを行ってテストモード2から通常モード
に遷移することを特徴とするものである。
また他の発明は上記構成に加えてテストモード1で一定
時間内に隣接下局のステーションからテストフレームを
受信した時はテストモード指示フレームを出力してテス
トモード1から通常モードに遷移し、テストモード1で
一定時間内に隣接下局のステーションからテストフレー
ムを受信しない時は自己のステーションをローカルエリ
アネットワークから離脱させるようにしたものである。
〔作用〕
各ステーションS1,S2,S3は伝送路の障害を検知
した時は通常モードからビーコンモードに遷移してビー
コンフレームを出力する。
そしてビーコンモードのステーションは一定時間内に隣
接下局のステーションからビーコンフレームを受信した
時ビーコンモードから通常モードに遷移する。
またビーコンモードのステーションは一定時間内に隣接
下局のステーションからビーコンフレームを受信しない
時ビーコンモードからテストモード1に遷移する。
また障害を検知した後の通常モードのステーションがテ
ストフレームを受信した時はプライマリ伝送路の出力を
セカンダリ伝送路の入力に折り返す折り返しを行い、障
害を検知した後の通常モードのステーションがテストモ
ード指示フレームを受信した時は折り返しを行わずにテ
ストモード2に遷移する。
そしてテストモード2のステーションがテストフレーム
送信後の一定時間内に隣接下局からテストフレームを受
信した時はテストモード指示フレームを隣接下局に送信
して通常モードに遷移する。
またテストモード2のステーションがテストフレーム送
信後の一定時間内に隣接下局のステーションからテスト
フレームを受信しない時はプライマリ伝送路の出力をセ
カンダリ伝送路の入力に折り返し状態となって通常モー
ドに遷移する。
また他の発明においてはテストモード1のステーション
がテストフレーム送信後の一定時間内に隣接下局のステ
ーションからテストフレームを受信した時は通常モード
に遷移する一方、テストモード1のステーションがテス
トフレーム送信後の一定時間内にテストフレームを受信
しない時は自己のステーションをローカルエリアネット
ワークから離脱させる。
ここに伝送路の障害を修復されて、再び通信が可能とな
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
第1図(A)はこの発明における各ステーションの構成
図で、図において1Aはモード状態を切り換える切り換
え手段、1Bは切り換え手段1Aの切り換えを制御した
り、折り返しを行ったり、折り返しを解除したりする制
御回路、1Cは時間を計測しているタイマである。
この実施例では各ステーションは通常モード、ビーコン
モード、テストモード1、テストモード2の4つのモー
ドを有している。
通常モードは制御シンボルを監視しつつ通常の送受信が
行える状態である。
ビーコンモードは伝送路に障害が生じていることを知ら
せるビーコンフレームを隣接下局のステーションに対し
て出力する状態である。
テストモード1はプライマリ伝送路1の出力POをセカ
ンダリ伝送路2の入力SIに折り返す折り返し状態で隣
接下局のステーションに対してプライマリ伝送路1の出
力POをセカンダリ伝送路2の入力SIに折り返す折り
返を指示するテストフレームを出力し、このテストフレ
ームを一定時間内に隣接下局のステーションから受信す
ることによって再び隣接下局のステーションに対してテ
ストフレームを出力するように指示するテストモード指
示フレームを出力する状態である。
テストモード2はプライマリ伝送路1の出力POをセカ
ンダリ伝送路2の入力SIに折り返えさない折り返しの
ない状態で隣接下局のステーションに対して上記テスト
フレームを出力し、このテストフレームを一定時間内に
隣接下局のステーションから受信することによって再び
隣接下局のステーションに対してテストフレームを出力
するように指示するテストモード指示フレームを出力す
る状態である。
ここで第1図(B)に基づいてモードの遷移を説明す
る。
通常モードにおいて一定時間内に制御シンボルを検出で
きない制御シンボルのタイムアウトが発生すると、各ス
テーションは通常モードからビーコンモードに遷移す
る。
ビーコンモードにおいて一定時間内に他局のステーショ
ンからビーコンフレームを受信した時そのステーション
はビーコンモードから通常モードに遷移する。
ビーコンモードにおいて一定時間内に隣接下局のステー
ションからビーコンフレームを受信しないタイムアウト
の時そのステーションはビーコンモードからテストモー
ド1に遷移し、WRAPA状態となって隣接下局のステ
ーションにテストフレームを出力する。
テストモード1において一定時間内に隣接下局のステー
ションからテストフレームを受信した時そのステーショ
ンは隣接下局のステーションにテストモード指示フレー
ムを出力して通常モードに遷移し、WRAPA状態とな
る。
またテストモード1において一定時間内に隣接下局のス
テーションからテストフレームの返信を受信しないタイ
ムアウトの時そのステーションは自己のステーションを
ローカルエリアネットワークから離脱させる。
障害を検知した後の通常モードにおいて一定時間内に他
局のステーションからテストフレームを受信した時その
ステーションは折り返しを行って通常モードのまま、W
RAPB状態となる。
また障害を検知した後の通常モードにおいて一定時間内
に他局からテストモード指示フレームを受信した時その
ステーションは通常モードからテストモード2に遷移
し、折り返しを解除したTHRU状態となる。
テストモード2において一定時間内に隣接下局からテス
トフレームを受信した時そのステーションは隣接下局の
ステーションにテストモード指示フレームを出力し、折
り返しを解除したTHRU状態となって通常モードに遷
移する。
テストモード2において一定時間内に隣接下局からテス
トフレームを受信しないタイムアウトの時はそのステー
ションはWRAPB状態となり、通常モードに遷移す
る。
ここで上記モード状態の遷移は制御手段1Bの制御に基
づいて切り換え手段1Aが行い、タイムアウトの時間の
計測はタイマ1Cが行う。
なおローカルエリアネットワークに新しいステーション
が挿入されたり、ステーションがローカルエリアネット
ワークから離脱してバイパスされる時は一時的に伝送路
が乱れることになり回復にある程度の時間がかかるの
で、タイムアウトの時間はこれらを考慮して定めてあ
る。
第2図は上記のようにモードが遷移することにより情報
伝達障害が修復する過程を示し、ステーションS1とス
テーションS2の間に情報伝達障害が生じた場合の例が
示されている。
この情報伝達障害の修復の過程を、通常モードをM1、
ビーコンモードM2、テストモード1をM31、テスト
モード2をM32として、以下説明する。
(1)すべてのステーションは、制御シンボルタイムア
ウトとなり、通常モード(M1)からビーコンモード
(M2)となる。
(2)情報伝達障害の発生した場所の隣接下局のステー
ションS2だけがビーコンモード(M2)を継続し、他
のステーションS1,S3は隣接上局のステーションS
3,S2からビーコンフレームを受けて障害を検知した
後の通常モード(M1)になる。
(3)ビーコンタイムアウトとなったステーションS2
は、ビーコンモードからテストモード1(M31)とな
り、WRAPA状態で、隣接下局のステーションS3あ
てにテストフレームを送信する。
(4)このステーションS2からのテストフレームを受
信したステーションS3は、障害を検知した後の通常モ
ード(M1)のままWRAPB状態となり、WRAPB
状態で、隣接上局のステーションS2あてにテストフレ
ームを返信する。
(5)このステーションS3からのテストフレームの返
信を一定時間内に受信したことで上記(3)におけるテ
ストフレームの送信が正常に完了したステーションS2
は、WRAPA状態のまま、隣接下局のステーションS
3にテストモード指示フレームを送信してテストモード
1(M31)から通常モード(M1)となる。
(6)このステーションS2からのテストモード指示フ
レームを受信したステーションS3は、障害を検知した
後の通常モード(M1)からテストモード2(M32)
となり、THRU状態で、テストフレームを隣接下局ス
テーションS1あてに送信する。
(7)このステーションS3からのテストフレームを受
信したステーションS1は、障害を検知した後の通常モ
ード(M1)のままWRAPB状態となり、WRAPB
状態で、テストフレームを隣接上局のステーションS3
に返信する。
(8)このステーションS1からのテストフレームの返
信を一定時間以内に受信したことで上記(6)における
テストフレームの送信が正常に完了したステーションS
3は、THRU状態のままテストモード指示フレームを
隣接下局のステーションS1に送信してテストモード2
(M32)から通常モード(M1)になる。
(9)このステーションS3からのテストモード指示フ
レームを受信したステーションS1は、テストモード2
(M32)となり、THRU状態で、テストフレームを
隣接下局のステーションS2あてに送信する。
(10)このステーションS1からのテストフレームは
情報伝達障害のために隣接下局のステーションS2に到
達せず、ステーションS1はテストモード2(M32)
が一定時間以内にステーションS1からのテストフレー
ムの返信を受信しないタイムアウトとなり、WRAPB
状態を形成して通常モード(M1)となる。
なお上記実施例はステーションS1とステーションS2
との間の伝送路に情報伝達障害が生じた場合を例にとっ
て説明してあるが、例えばステーションS2の受信部に
おいて同様の障害が生じた場合、ステーションS2はテ
ストモード1でテストフレームを送信するが、自局の受
信部で情報が破壊されるため一定時間以内に隣接下局の
ステーションS2からテストフレームの返信を受信する
ことがなく正常に送信が完了しないこととなる。このた
めステーションS2はテストモード1がタイムアウトと
なり、ステーションS2は自らローカルエリアネットワ
ークを離脱する。
これにより障害が取り除かれ、システムが回復する。
上記実施例は簡単のため3台のステーションを例にとっ
て説明してあるがステーションの数が増えても原理は全
く同様に成り立つ。
また上記実施例では各ステーションに切換手段、制御装
置、タイマを備えさせて、この発明の概念を模式化した
が、このような構成にとどまらず例えばプログラムによ
って処理してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は通常モードとビーコンモ
ードとの他にテストモード1とテストモード2とを新た
に追加し、通常モードで伝送路の障害を検知した時は通
常モードからビーコンモードに遷移し、ビーコンモード
で一定時間内に隣接下局のステーションからビーコンフ
レームを受信した時はビーコンモードから通常モードに
遷移し、ビーコンモードで一定時間内に隣接下局のステ
ーションからビーコンフレームを受信しない時はビーコ
ンモードからテストモード1に遷移し、障害を検知した
後の通常モードでテストフレームを受信した時はプライ
マリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折り返す
折り返しを行い、障害を検知した後の通常モードにおい
てテストモード指示フレームを受信した時はテストモー
ド2に遷移し、テストモード2で一定時間内に隣接下局
のステーションからテストフレームの返信がある時はプ
ライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折り
返す折り返しを行なわないでテストモード2から通常モ
ードに遷移し、テストモード2で一定時間内にテストフ
レームの返信がない時はプライマリ伝送路の出力をセカ
ンダリ伝送路の入力に折り返す折り返しを行って通常モ
ードに遷移することにより伝送路の障害を修復するの
で、伝送路途中の故障による情報伝達障害の場合、自動
的にシステムを回復させることが可能となる。
また他の発明では、テストモード1で一定時間内に隣接
下局のステーションからテストフレームの返信を受信し
た時はテストモード指示フレームを出力してテストモー
ド1から通常モードに遷移し、テストモード1で一定時
間内に隣接下局のステーションからテストフレームの返
信を受信しない時は自己のステーションをローカルエリ
アネットワークから離脱させるようにしたので、ステー
ション内部の故障による情報伝達障害の場合にも自動的
にシステムを回復させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明におけるステーションの構成図、
第1図(B)はモード状態の遷移を示す模式図、第2図
は伝送路が修復される過程を表す模式図、第3図は従来
のローカルエリアネットワークの構成図、第4図は伝送
路を流れるフレームの構成図、第5図はキャリア断とな
る障害が生じたときの従来の伝送路の修復の方式を示す
図、第6図は情報伝達障害が生じたときの障害個所の想
定を行うためのモードの遷移を示す図、第7図は情報伝
達障害が生じたときの従来の障害個所の想定の方式を示
す図である。 図においてS1,S2,S3はステーション、1はプラ
イマリ伝送路、2はセカンダリ伝送路、1Aは切り換え
手段、Bは制御手段、1Cはタイマである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プライマリ伝送路とセカンダリ伝送路とか
    ら構成される二重化伝送路を用いて各ステーションを結
    ぶローカルエリアネットワークを形成し、上記伝送路上
    に一定時間毎に発生する制御シンボルを監視することに
    より上記伝送路に障害が生じた時プライマリ伝送路をセ
    カンダリ伝送路にループバックして上記障害を修復する
    伝送路の修復方式において、 各ステーションは、上記制御シンボルを監視しつつ通常
    の送受信を行う通常モードと、伝送路に障害が生じた時
    隣接下局のステーションに対して伝送路に障害が生じた
    ことを知らせるビーコンフレームを出力するビーコンモ
    ードと、セカンダリ伝送路の出力をプライマリ伝送路の
    入力に折り返す折り返し状態で隣接下局のステーション
    に対してプライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の
    入力に折り返すように指示するテストフレームを出力し
    このテストフレームを一定時間内に隣接下局のステーシ
    ョンから受信することによって再び隣接下局のステーシ
    ョンに対してテストフレームを出力するように指示する
    テストモード指示フレームを出力するテストモード1
    と、セカンダリ伝送路の出力をプライマリ伝送路の入力
    に折り返さない状態で隣接下局のステーションに対して
    プライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折
    り返すように指示するテストフレームを出力しこのテス
    トフレームを一定時間内に隣接下局のステーションから
    受信することによって再び隣接下局のステーションに対
    してテストフレームを出力するように指示するテストモ
    ード指示フレームを出力するテストモード2との4つの
    モードの切り換えを行い、通常モードで伝送路の障害を
    検知した時は通常モードからビーコンモードに遷移し、
    ビーコンモードで一定時間内に他局のステーションから
    ビーコンフレームを受信した時はビーコンモードから通
    常モードに遷移し、ビーコンモードで一定時間内に他局
    のステーションからビーコンフレームを受信しない時は
    ビーコンモードからテストモード1に遷移し、障害を検
    知した後の通常モードでテストフレームを受信した時は
    プライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折
    り返す折り返しを行い、障害を検知した後の通常モード
    でテストモード指示フレームを受信した時は通常モード
    からテストモード2に遷移し、テストモード2で一定時
    間内に隣接下局のステーションからテストフレームを受
    信した時はプライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路
    の入力に折り返す折り返しを行なわないでテストモード
    2から通常モードに遷移し、テストモード2で一定時間
    内に隣接下局のステーションからテストフレームを受信
    しない時はプライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路
    の入力に折り返す折り返しを行ってテストモード2から
    通常モードに遷移することにより伝送路の障害を修復す
    ることを特徴とする伝送路の修復方式。
  2. 【請求項2】プライマリ伝送路とセカンダリ伝送路とか
    ら構成される二重化伝送路を用いて各ステーションを結
    ぶローカルエリアネットワークを形成し、上記伝送路上
    に一定時間毎に発生する制御シンボルを監視することに
    より上記伝送路に障害が生じた時プライマリ伝送路をセ
    カンダリ伝送路にループバックして上記障害を修復する
    伝送路の修復方式において、 各ステーションは、上記制御シンボルを監視しつつ通常
    の送受信を行う通常モードと、伝送路に障害が生じた時
    隣接下局のステーションに対して伝送路に障害が生じた
    ことを知らせるビーコンフレームを出力するビーコンモ
    ードと、セカンダリ伝送路の出力をプライマリ伝送路の
    入力に折り返す折り返し状態で隣接下局のステーション
    に対してプライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の
    入力に折り返すように指示するテストフレームを出力し
    このテストフレームを一定時間内に隣接下局のステーシ
    ョンから受信することによって再び隣接下局のステーシ
    ョンに対してテストフレームを出力するように指示する
    テストモード指示フレームを出力するテストモード1
    と、セカンダリ伝送路の出力をプライマリ伝送路の入力
    に折り返さない状態で隣接下局のステーションに対して
    プライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折
    り返すように指示するテストフレームを出力しこのテス
    トフレームを一定時間内に隣接下局のステーションから
    受信することによって再び隣接下局のステーションに対
    してテストフレームを出力するように指示するテストモ
    ード指示フレームを出力するテストモード2との4つの
    モードの切り換えを行い、通常モードで伝送路の障害を
    検知した時は通常モードからビーコンモードに遷移し、
    ビーコンモードで一定時間内に他局のステーションから
    ビーコンフレームを受信した時はビーコンモードから通
    常モードに遷移し、ビーコンモードで一定時間内に他局
    のステーションからビーコンフレームを受信しない時は
    ビーコンモードからテストモード1に遷移し、テストモ
    ード1で一定時間内に隣接下局のステーションからテス
    トフレームを受信した時はテストモード指示フレームを
    出力してテストモード1から通常モードに遷移し、テス
    トモード1で一定時間内に隣接下局のステーションから
    テストフレームを受信しない時は自己のステーションを
    ローカルエリアネットワークから離脱させ、障害を検知
    した後の通常モードでテストフレームを受信した時はプ
    ライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の入力に折り
    返す折り返しを行い、障害を検知した後の通常モードで
    テストモード指示フレームを受信した時は通常モードか
    らテストモード2に遷移し、テストモード2で一定時間
    内に隣接下局のステーションからテストフレームを受信
    した時はプライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の
    入力に折り返す折り返しを行なわないでテストモード2
    から通常モードに遷移し、テストモード2で一定時間内
    に隣接下局のステーションからテストフレームを受信し
    ない時はプライマリ伝送路の出力をセカンダリ伝送路の
    入力に折り返す折り返しを行ってテストモード2から通
    常モードに遷移することにより伝送路の障害を修復する
    ことを特徴とする伝送路の修復方式。
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