JPH0654955B2 - 画像信号変換装置 - Google Patents

画像信号変換装置

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JPH0654955B2
JPH0654955B2 JP3592585A JP3592585A JPH0654955B2 JP H0654955 B2 JPH0654955 B2 JP H0654955B2 JP 3592585 A JP3592585 A JP 3592585A JP 3592585 A JP3592585 A JP 3592585A JP H0654955 B2 JPH0654955 B2 JP H0654955B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段 F作用 G実施例 (G1)画像変換のモデル化(第1図〜第6図) (G2)第1実施例の変換処理(第8図、第9図) (G3)第2実施例の変換処理(第10図、第11図) (G4)読出アドレス形成回路3の構成(第12図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は画像信号変換装置に関し、例えばテレビジヨン
放送局用特殊効果装置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、入力画像を立体曲面に巻付けたように見える
出力画像データを得る画像信号変換装置において、入力
画像データを垂直方向にずらせるずらし変換演算と、入
力画像を巻付けるべき立体曲面に応じて水平方向に圧縮
すると共に外形変調する変換演算とを実行することによ
り、視覚的に深い奥行きをもつ立体感を与えるような出
力画像を得ることができるようにするものである。
C従来の技術 この種の特殊効果装置は、長方形を有する平面的な1枚
の画像をデイスプレイのラスタ表示面上に表示させるよ
うに構成されている標準テレビジヨン方式の画像信号を
デイジタル信号に変換した後、入力画像メモリの所定ア
ドレス位置に順次書込むと共に、この書込まれたデータ
を書込まれた順序とは必要に応じて変更した順序で読出
すようにアクセスすることによつて、読出された出力画
像データがラスタ表示面上に表示されたとき、入力画像
データの画像を幾何学的に変化させてなる特殊効果をも
つた画像に変換して表示させるようになされている。
入力画像メモリに対する読出アドレス信号は、入力画像
データの入力画像アドレスを読出アドレス変換回路にお
いて必要に応じて変換することによつて発生される。
D発明が解決しようとする問題点 従来の読出アドレス変換回路は、本来平面的な画面を発
生させるように構成されている入力画像データを3次元
的な曲面に変換するという考え方に基づいて、3次元の
空間的位置を表す曲面データを予め記憶しておき、この
3次元の曲面データを用いて入力画像データを3次元の
曲面上にマツピングするような演算をソフト的な演算手
段によつて実現するようにしたものが用いられている。
しかしこのようにすると、3次元の曲面データを記憶す
るための記憶手段として大規模なメモリが必要であるば
かりでなく、表示画像を構成する多数の画素について逐
次3次元空間への変換演算をソフト的に実行する必要が
あるため、ソフト的な演算量が膨大になり、かくして特
殊効果装置全体としての構成が大型かつ複雑になること
を避け得なかつた。
特に入力画像データによつて表示される画面を複雑な立
体形状を有する曲面上に巻付けたように見える画像に変
換すると共に、この画像を時間の経過と共に、時々刻々
変化させて行くような画面を得ようとする場合には、特
殊効果装置の構成が、実用的な限度を越えて大規模化す
ることを避け得ず、従つて従来の方法に代えて簡易な構
成によつて実用上十分な特殊効果を得ることができるよ
うな画像信号変換装置が望ましい。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、特に入力
画像データによつて形成される平面的な画面を、立体的
な曲面上に巻付けたように見える効果(これを巻付効果
と呼ぶ)をもつた画面に変換し、かくするにつき、特殊
効果装置の構成を従来の場合と比較して格段的に小規模
化し得るようにした画像信号変換装置を提案しようとす
るものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、水
平方向及び垂直方向アドレスを有する入力画像データI
NDを、立体曲面に巻付けたように見える出力画像デー
タOUDに変換する画像信号変換装置において、入力画
像データINDの垂直方向アドレスに関連して、水平方
向アドレスを変化させたとき、当該各水平方向アドレス
にある画素データの垂直方向アドレスを所定形状を表す
量だけ変化させるようなずらし変換関数を用いてずらし
変換演算し、また入力画像データの水平方向アドレスに
関連して、当該水平方向アドレスを変化させたとき、各
水平方向アドレスにある画素データの水平方向アドレス
を、巻付けるべき立体曲面を表す圧縮関数を用いて圧縮
変換演算し、さらに入力画像データINDの水平方向ア
ドレスに関連して、垂直方向アドレスを変化させたと
き、各水平方向アドレスにある画像データの水平方向ア
ドレスを、巻付けるべき立体曲面の外形形状を表す量だ
け変化させるような外形変調関数を用いて外形変調変換
演算するようにする。
また第2の発明においては、水平方向及び垂直方向アド
レスを有する入力画像データINDを、立体曲面に巻付
けたように見える出力画像データOUDに変換する画像
信号変換装置において、入力画像データINDを前方画
面部分ARC及び後方画面部分ARL、ARRに割当
て、前方画面部分ARC及び後方画面部分ARL、AR
Rの垂直方向アドレスに関連してそれぞれ、水平方向ア
ドレスを変化させたとき、当該各水平方向アドレスにあ
る画素データの垂直方向のアドレスを所定形状を表す量
だけ変化させるようなずらし変換関数を用いてずらし変
換演算し、前方画面部分ARC及び後方画面部分AR
L、ARRの水平方向アドレスに関連してそれぞれ、当
該水平方向アドレスを変化させたとき、各水平方向アド
レスにある画素データの水平方向アドレスを、巻付ける
べき立体曲面を表す圧縮関数を用いて圧縮変換演算し、
さらに前方画面部分ARC及び後方画面部分ARL、A
RRの水平方向アドレスに関連してそれぞれ、垂直方向
アドレスを変化させたとき、各水平方向アドレスにある
画像データの水平方向アドレスを、巻付けるべき立体曲
面の外形形状を表す量だけ変化させるような外形変調関
数を用いて外形変調変換演算し、さらにかかる画像変換
処理によつて得られる画像データのうち、前方画面部分
ARC及び後方画面部分ARL、ARRにそれぞれ対応
する画像データを優先選択制御するようにする。
F作用 入力画像データINDをずらし変換演算することにより
出力画像データによつて表される画像は、立体曲面に巻
付けられた入力画像を前上方から斜めに見下ろしたと同
様の立体感を得ることができる。
また入力画像データを水平方向アドレスについて圧縮変
換演算すると共に外形変調変換演算することにより、出
力画像データによつて表される画像は、外形変調関数に
対応する外形形状を有する立体曲面上に、入力画像を立
体的にマツピングしたように見える効果を得ることがで
きる。
これに加えて第2の発明においては、入力画像データを
前方画面部分ARC及び後方画面部分ARL、ARRに
割当ると共に、これら前方画面部分ARC及び後方画面
部分ARL、ARRについてそれぞれずらし変換演算、
圧縮変換演算、外形変調変換演算を実行するようにする
と共に、当該画像変換処理によつて得られた画像データ
のうち、前方画面部分ARC及び後方画面部分ARL、
ARRにそれぞれ対応する画像データを優先選択制御す
るようにしたことにより、立体曲面の前方面部のみなら
ず後方面部にまで入力画像を巻込んだ立体画像を得るこ
とができる。
G実施例 以下図面について本発明の一実施例を詳述する。本発明
による画像信号変換装置は、基本的に第1図に示す手法
に基づいて、入力画像データ及び出力画像データの各画
素の画面上の位置関係をモデル化する。
(G1)画像変換のモデル化 すなわち入力画像データによつて表されるxy平面上の
入力画像IM1(第1図(A))の中央部を−y方向に
ずらせることにより、中央部が−y方向に撓んだx
平面上の中間画像IM2(第1図(B))を得る。こ
の処理は、中間画像IM2のy軸方向の座標軸を中心と
して軸対称の立体形状を有する曲面を前方斜め上方位置
から見下したときと同様の視覚的な立体感を得ることが
できる。
次に中間画像IM2を第1図(C)に示すように、直径
Dの円筒ENの外周面前半部に巻付けて前方から見たと
同様の画像内容をもつx平面上の中間画像IM3
に画像変換する。この円筒巻付変換は、各画像のx軸方
向の位置を、1次元的に圧縮変換することにより得るこ
とができる。
すなわち第2図に示すように、x平面上の中間画
像IM2を円筒ENの前半外周面上に巻付けてその画像
内容をx平面上に投影すると考えたとき、巻付け
られた中間画像IM2上の1点P1がx平面上に
投影される位置xは、 x=r・sin φ ……(1) で表される。ここでrは円筒ENの半径、φは点P1に
対応する中心角である。一方中間画像IM2が円筒EN
の前半円周部に巻付いている関係から、 D:x=π:φ ……(2) の関係が得られる。ここで、Dは中間画像IM2の幅で
ある。従つて(2)式の関係を(1)式に代入すれば、
平面上の中間画像IM3の点P1に対応する投
影位置xは、 と表すことができる。
(3)式から明らかなように、x平面上の位置x
は、x平面上の位置xによつて1次元的演算
によつて決まることになる。
このようにして、円筒巻付変換をすれば、x平面
上の中間画像IM3のx軸方向の両側縁をなすy軸方向
の線LV1及びLV2に対して、横方向の曲線LH1、
LH2、LH3が接するように交わるようになり、これ
により、2次元的なx平面上にある中間画像IM
3があたかも円筒ENの外周面に巻付いた画像を前上方
位置から斜めに見下ろしたと同様の立体感を極く自然に
強めるような視覚的効果を得ることができる。
かかる円筒巻付変換処理によつて得られた中間画像IM
3は、次に、巻付けられている円筒ENの直径を所定の
曲面形状に沿うように変化させるような外形変調変換処
理が施され、かくして第1図(D)に示すように、所定
の外形曲面(例えば花瓶の外形曲面)の前半円周面上に
入力画像IM1でなる画面を巻付けたように見える出力
画像IM4を得る。かくして視覚的に、あたかも2次元
平面として表現されている入力画像IM1を立体的な曲
面上に巻付けて平面上に投影してみたような特殊効果を
得ることができる。
このようなモデル化に沿つて入力画像データを変換すれ
ば、演算処理としては、全て1次元的な変換演算をする
だけで済む。因に、第1図(B)のずらし変換はy軸方
向の演算であり、また第2図(C)の円筒巻付演算は
(3)式で表されるようにx軸方向の非線形圧縮演算で
あり、さらに第1図(D)の外形変調変換演算はx軸方
向の演算である。従つて従来のように3次元空間の位置
データから出力画像データを得るような面倒な演算をし
ないでも、実用上十分に立体的に見える特殊効果をもつ
た出力画像データを得ることができることになる。
画像信号変換装置は、このようにしてモデル化された手
順を実現する構成を有する。すなわち第3図に示すよう
に、入力画像データINDをローパスフイルタ−補間回
路1を介して入力画像メモリ2に順次書込む。この書込
まれた画像データは、読出アドレス形成回路3において
形成される読出アドレス信号RADによつて読出されて
補間−ローパスフイルタ4を介して出力画像データOU
Dとして送出される。
読出アドレス形成回路3には、出力画像アドレス発生回
路5において発生される出力画像アドレス信号OADD
が与えられ、出力画像アドレス信号OADDによつて、
変換後の画像を形成する画像データが格納されているア
ドレスをアクセスする。
読出アドレス形成回路3における出力画像アドレス信号
OADDから読出アドレス信号RADへの変換動作は、
第1図及び第2図について上述したモデル化に従つて次
のような演算を実行することにより実現される。
まず第1図(A)の2次元入力画像IM1を第1図
(B)の中間画像IM2に変換するためには、第4図に
示すように、入力画像IM1を構成する各画素の位置
を、y軸方向に次式、 Δy=(C+C)・f(y)……(4) で表されるずらし量Δyだけずらせる。ここでxy平面
上のxの値に対して、ずらし量Δyが2次関数によつて
定義され、定数Cはずらし量Δyの最大値(x=0の
ときの値)を意味し、また定数Cはx=D/2、又は
x=−D/2においてΔy=0になるような値及び符号
に選定されている。
かくしてずらし量Δyは、x=0の位置で最大になり、
その位置から正又は負方向に行くに従つてy軸を中心に
して対称的に小さくなつて行き、x=D/2、又はx=
−D/2において0になる。従つて(4)式の第1項で
表されるような曲線に沿つてy軸方向に出力画像IM1
からずれた中間画像IM2を実現する。
これに加えて(4)式のずらし量Δyは、f(y)で表
される第2項を有する。この項f(y)は、第5図に示
すように画像幅Dが大きい値Dのときのずらし量Δy
と比較して、画像幅Dが小さい値Dのときのずらし
量Δyの値を小さくするような補正関数に選定され、
かくしてずらし量Δyを出力画像IM4(第1図
(D))の画像幅Dに対応して変化させるようになされ
ている。例えば第1図(D)のように、入力画像IM1
を花瓶状の曲面上に巻付ける場合には、出力画像IM4
の画像幅が小さい胴部分のずらし量Δyを小さい値Δy
に選定し、これに対して底部に相当する部分の画像幅
は大きいのでずらし量Δyの値も大きい値Δyに選定
する。
このようにしてxy平面上の入力画像IM1を形成する
各画素の座標(x、y)は次式で表される座標(x
)に変換される。
=x ……(5) y=y−Δy =y−(C+C)・f(y) ……(6) 次に第1図(C)及び(D)について上述した円筒巻付
変換処理及び外形変調変換処理は、x平面(第1
図(B))の中間画像IM2の各画素の座標(x、y
)を次式によつて座標(X、Y)に変換する。
なお、第1図(C)及び(D)の画像変換は、実際上x
軸方向についてだけの変換処理であるので、y軸方向に
ついては(8)式に示すように第1図(B)の座標y
からの変換は行わない。またx軸方向の変換は、(7)
式の第2項sin(πx/D)で表される非線形圧縮演
算と、第1項f(y)によつて表される外形変調変換
処理とを、(7)式を演算することによつて同時に実行
すればよく、従つて実際上第1図(B)の中間画像IM
2から一挙に第1図(C)及び(D)の演算をする。
(7)式及び(8)式で表される出力画像IM4を、変
換前の入力画像IM1と比較すれば、入力画像IM1の
左右両側縁の位置が出力画像IM4の左右両側縁位置に
対応しており、また入力画像IM1において水平方向に
引いた線を考えるとき当該水平方向の線は出力画像IM
4上第6図に示すように、出力画像IM4の左右両側縁
を示すy軸方向の線IM4Vに対して、水平方向の線に
対応する曲線IM4Hが丁度接するように湾曲するよう
になることを表しており、かくして出力画像IM4は、
視覚上、軸対称の曲面に見えるような立体感を与える。
因に(5)式及び(6)式によるy軸方向へのずらし演
算を実行しただけであると、第7図に示すように、出力
画像IM4の左右側縁部を形成する垂直方向の線IM4
Vに対して水平方向の線に対応する曲線IM4Hが所定
の角度Kで交わるように湾曲する結果になり、不自然さ
が大きいが、円筒巻付変換処理(第1図(C))をする
ことにより、かかる不自然さを軽減することができ、そ
の結果立体感を増大させる効果を得ることができる。
(G2)第1実施例の変換処理 第1実施例の場合、読出アドレス形成回路3は、(5)
式〜(8)式について上述したモデル化に従つて、第8
図及び第9図に示す演算手順によつて入力画像データI
NDを出力画像データOUDに変換する。
この場合読出アドレス形成回路3は、(5)式及び
(6)式に基づいて第8図(A)に示すxy平面上の入
力画像IM11から第8図(B)に示すx1111
面上の中間画像IM12に画像変換し、(7)式及び
(8)式に基づいて第8図(B)の中間画像IM12か
ら第8図(C)に示すXY平面上の出力画像IM13に
画像変換する。そしてかかる画像変換を実現するため、
読出アドレス形成回路3は、実際には、出力画像IM1
3を構成するXY平面上の座標(X、Y)を表すアドレ
スを、(7)式及び(8)式、(5)式及び(6)式の
順序で逆変換演算することによつてxy平面上の対応す
る座標(x、y)を表すアドレスを得る。
かくして読出アドレス形成回路3は、出力画像アドレス
信号OADDに対応するアドレスをもつ読出アドレス信
号RADによつて入力画像データの対応する画素データ
を入力画像メモリ2から読出すことにより、変換後の出
力画像データOUDを送出させる。
かかる逆変換は、第9図の処理手順に従つて実行され
る。先ず、読出アドレス形成回路3は、ステツプSP1
において逆変換演算処理を開始し、ステツプSP2にお
いて出力画像アドレス発生回路5から出力画像アドレス
(X、Y)を入力し、ステツプSP3において曲面の巻
付逆変換演算を実行する。すなわち読出アドレス形成回
路3は、上述の(7)式及び(8)式を次式 によつて逆変換演算することにより、座標(X、Y)
を、座標(x11、y11)に変換する。かくして読出
アドレス形成回路3は、(9)式及び(10)式におい
て、座標(X、Y)で表された出力画像IM13(第8
図(C))の各画素のアドレスをx1111平面上の
中間画像IM12(第8図(B))に逆変換する。
次に読出アドレス形成回路3は、ステツプSP4に移つ
てΔyずらし逆演算を実行する。すなわち読出アドレス
形成回路3は、次式 x=x11 ……(11) y=y11+(C11 +C)・f(y) ……(12) によつて上述の(5)式及び(6)式の逆変換演算をす
る。
ところが(12)式において、右辺はyの項を含んでいる
ため、直ちにyについて解くことはできない。しかも実
際上y軸方向については、次式 yy11 ……(13) の関係が成立つので、(13)式の関係を(12)式に代入
して次式 y=y11+(C +C)・f(y11) ……(14) によつて座標yの値を決定する。
かくして読出アドレス形成回路3は、x1111平面
上の中間画像IM12(第8図(B))の各画素のアド
レスを、(11)式及び(14)式で表される(x、y)座
標をもつ入力画像IM11(第8図(C))の対応する
画素を表す読出アドレス信号RADに変換し、次のステ
ツプSP5においてこの読出アドレス信号RADによつ
て入力画像メモリ2の画像データを読出して出力画像デ
ータOUDを得た後、ステツプSP6に移つて当該演算
処理を終了する。
かくして出力画像データOUDによつて、第8図(C)
に示すように、花瓶の外表面のうち前半部に入力画像I
M11を立体的に巻付けたように見える出力画像IM1
3を得ることができる。
(G3)第2実施例の変換処理 次に第2の実施例を述べる。この場合、花瓶を表す曲面
上に入力画像を巻付けたように見える画像データを得よ
うとする点において第1の実施例の場合と同様である
が、この第2の実施例の場合は、立体的曲面の後方部に
まで入力画像を巻込むようにする。
このようにすると、立体曲面を前上方位置から斜めに見
下ろしたとき、後方に巻込まれた部分が画面前半部の後
方位置に見えることになる。この後方への巻込み部分に
は、当該巻込まれた入力画像を裏側から見た画面(すな
わち裏返しの画面)を表示する。かくすることにより、
立体感を増すことができる。
かかる変換画像を得るためには、第1実施例の演算処理
に加えて、以下に述べるように後方へ折返した部分につ
いての変換演算を実行する。
この場合、読出アドレス形成回路3は、(5)式〜
(8)式について上述したモデル化に従つて、第10図
及び第11図に示す演算手順によつて入力画像データI
NDを出力画像データOUDに変換する。すなわち読出
アドレス形成回路3は、(5)式及び(6)式に基づい
て第10図(B)に示すx2121平面上の中間画像
IM22から第10図(C)に示すx2222平面上
の中間画像IM23に画像変換し、(7)式及び(8)
式に基づいて第10図(C)の中間画像IM23から第
10図(D)に示すXY平面上の出力画像IM24に画
像変換する。そしてかかる画像変換処理を実現するた
め、読出アドレス形成回路3は、実際には、出力画像I
M24を構成するXY平面上の座標(X、Y)を表すア
ドレスを、(7)式及び(8)式、(5)式及び(6)
式の順序で逆変換演算することによつてxy平面上の対
応する座標(x、y)を表すアドレスを演算する。
かくして読出アドレス形成回路3は、出力画像アドレス
信号OADDに対応するアドレスをもつ読出アドレス信
号RADによつて入力画像データの対応する画素データ
を入力画像メモリ2から読出すことにより、変換後の出
力画像データOUDを送出させる。
先ず読出アドレス形成回路3は、第10図(A)に示す
ように、画像幅Dを有する入力画像IM21におけるほ
ぼ中央位置において、水平方向に幅dを有する中央画面
部分ARCと、その左側位置に折返線L11を介して連
接する左側画面部分ARLと、中央画面部分ARCの右
側位置に折返線L12を介して連接する右側画面部分A
RRとに分割し、左側及び右側画面部分ARL及びAR
Rを中央画面部分ARCの後方に折返して中間画像IM
22(第10図(B))に変換する。
かかる変換は、入力画像IM21の中央画面部分ARC
の座標(x、y)に対応する中間画像IM22の座
標(x21C、y21C)は、 x21C=x ……(15) y21C=y ……(16) で表されるように、変換されないのに対して、左側画面
部分ARLの座標(x、y)は、 x21L=−d−x ……(17) y21L=y ……(18) のようにx軸方向の座標xが折返変換されてなる座標
(x21L、y21L)に変換され、また右側画面部分
ARRの座標(x、y)は、 x21R=d−x ……(19) y21R=y ……(20) のようにx軸方向に折返変換された座標(x21R、y
21R)に変換される。
この中間画像IM22について、読出アドレス形成回路
3は次にy軸方向にΔyだけずらすずらし変換処理を行
う。
ここで前面部分を構成する中央画面部分ARCの領域に
ついては、(5)式及び(6)式について上述したと同
様にして、 x22C=x21C ……(21) y22C=y21C−Δy ……(22) のように、下側に−Δyだけずらすように変換処理する
ことにより、中間画像IM22(第10図(B))の座
標(x21C、y21C)をもつ中間画像IM23(第
10図(C))の座標(x22C、y22C)に変換す
る。
これに対して、後方に折返されている左側画面部分AR
Lの座標(x21L、y21L)が x22L=x21L ……(23) y22L=y21L+α・Δy ……(24) で表されるように、y軸方向に+Δyだけずらせること
によつて中間画像IM23の座標(x22L
22L)に変換され、さらに右側画面部分ARRの座
標(x21R、y21R)が x22R=x21R ……(25) y22R=y21R+α・Δy ……(26) で表されるように、y軸方向に+Δyだけずらせること
によつて中間画像IM23の座標(x22R
22R)に変換される。
ここで(24)式及び(26)式において、αは補正係数
で、前面にある中央画面部分ARCに対して後方にある
左及び右側画面部分ARL及びARRについて、透視法
的効果を生じさせるために用いられており、例えば0.8
程度の値をもつ。また(22)式、(24)式、(26)式に
おいて、Δyは で表され、(4)式について上述したずらし量Δyと比
較して、x軸方向の変数がx21/dに選定されている
点が相違する。この相違は、入力画像IM21の横幅D
に対する中央画面部分ARCの横幅dを必要に応じて自
由に選定し得るようにすることによつて、円筒巻付処理
をする際に、巻付けるべき円筒の直径を任意に変更でき
るようにすることにより、変換後の画像において、後方
に巻込まれる画像部分の幅を必要に応じて調整できるよ
うにしたものである。
かくしてずらし変換処理を受けた中間画像IM23は、
x軸方向の値x22が、x22/d=−1/2、又はx
22/d=1/2のときにΔy=0となるように選定さ
れる。
これに加えて中間画像IM23においては、左及び右側
画面部分ARL及びARRのうち、中央画面部分ARC
と重なる部分については、 ARC>ARL ……(28) ARC>ARR ……(29) のように、中央画面部分ARCに高い優先順位が与えら
れ、かくして中央画面部分ARCが前方に表示されるの
に対して、左側及び右側画面部分ARL及びARRが中
央画面部分ARCの後方にあるように見える奥行効果を
得ることができる。
読出アドレス形成回路3は次に、中間画像IM23が第
1図(C)及び(D)について上述したように、y軸方
向に行くに従つて、花瓶の外形形状の変化を表すような
関数で直径の大きさを変調された円筒上に巻付ける円筒
巻付変換を次式、 によつて実行する。この円筒巻付変換により、中間画像
IM23の横幅dが関数f(y22)によつて変調され
ると共に、中央画面部分ARC及び左及び右側画面部分
ARL及びARRの画像内容がx軸方向に非線形変換さ
れることによつて曲面上に巻付けられたように見える効
果を得ることができると共に、中間画像IM23の左及
び右側縁部について第6図及び第7図について上述した
ように、水平方向に延長する曲線が左及び右側縁部に接
するように見える効果が得られ、かくして視覚的な立体
感が強められる。
このようにして出力画像IM24を得ることができる
が、第10図(D)において左及び右側画面部分ARL
及びARRについては、中央画面部分ARCとは逆方向
にΔyのずらし変換を行うので、実際上出力画像IM2
4のy軸方向の長さが入力画像に対して長くなるためク
リツピングが生ずるおそれがある。
すなわち第10図(E)に示すように、出力画像IM2
4によつて形成される出力画面DOUTの寸法は、入力
画像IM21によつて形成される入力画面DINに対し
て寸法が拡大される。そこで第10図の変換処理をする
際に、出力画面DOUTを所定の縮小率で縮小変換す
る。
このように入力画像IM21の一部が後方に巻込まれた
ような出力画像IM24を得るような変換をする場合
も、実際上読出アドレス形成回路3は、出力画像アドレ
ス発生回路5において出力画像アドレス信号OADDに
よつて指定された出力画像アドレス(X、Y)を、入力
画像アドレス(x、y)を表す読出アドレス信号RAD
に逆変換するような演算を実行する。
すなわち読出アドレス形成回路3は、第11図に示すよ
うに、ステツプSP11において逆変換演算を開始した
後、ステツプSP12に移つて出力画像アドレス回路5
から出力画像アドレス(X、Y)を入力し、次のステツ
プSP13において次式 によつて曲面巻付逆変換演算を実行し、かくして出力画
像IM24(第10図(D))の各画素を形成する座標
位置すなわちアドレスを、中間画像IM23(第10図
(C))の座標(X22、y22)のアドレスに逆変換
する。
次に読出アドレス形成回路3は、ステツプSP14に移
つてy軸方向のΔyのずらし逆変換演算を実行する。ま
ず第1に、中間画像IM23の中央画面部分ARCにつ
いて、 x21C=x22C ……(34) y21C=y22C+Δy ……(35) の演算を実行し、また左側画面部分ARLについて x21L=x22L ……(36) y21L=y22L−α・Δy ……(37) の逆変換演算を実行し、さらに右側画面部分ARRにつ
いて x21R=x22R ……(38) y21R=y22R−α・Δy ……(39) の逆変換演算を実行する。
かくして中間画像IM23の各画素のアドレスから中間
画像IM22のアドレスへの逆変換が行われる。ここで
Δyは が用いられる。
次に読出アドレス形成回路3は、ステツプSP15にお
いて、折返逆変換演算を実行し、中間画像IM22のう
ち、中央画面部分ARCについて x=X21C ……(41) y=y21C ……(42) のように実質的に座標変換をしないのに対して、左側画
面部分ARLについて x=−d−x21L ……(43) y=y21L ……(44) で表されるように、x軸方向の折返逆変換を実行し、さ
らに右側画面部分ARRについて x=d−x21R ……(45) y=y21R ……(46) で表されるように、x軸方向の折返逆変換を実行する。
かくして入力画像IM21を構成する中央画面部分AR
Cの座標(x、y)と、左側画面部分ARLの座標
(x、y)と、右側画面部分ARRの座標(x
)をアドレスし得るアドレス信号を得ることができ
る。
これに加えて読出アドレス形成回路3は、第10図
(E)について上述した出力画面の縮小変換に対応して
その逆変換を実行するために、 x=β・(x、x、x) ……(47) y=β・(y、y、y) ……(48) で表されるように、座標(x、y)、(x
)、(x、y)のx及びyの値に対して、入力
画面の縮小率の逆数を表す定数βを乗算することによつ
て入力画面IM21の縮小逆変換を実行した後、ステツ
プSP17に移つて重なつた画面部分の優先選択処理を
実行した後、ステツプSP18において、当該優先選択
したアドレスを内容とする読出アドレス信号RADを入
力画像メモリ2に送出し、ステツプSP19において演
算処理を終了する。
この優先選択処理は、次のようなアルゴリズムに従つて
出力画像データOUDを入力画像メモリ2から送出させ
ることにより実行される。
すなわち第1に、読出アドレス信号RADによつて中央
画面部分ARCに対応するアドレスとして指定された座
標(x、y)が入力画像IM21内にあれば、これ
を表示させる。
第2に、左側画面部分ARLに対応するアドレスとして
指定された座標(x、y)が入力画像IM21内に
あれば、これを表示させる。
第3に、右側画面部分ARRに対応するアドレスとして
指定された座標(x、y)が入力画像IM21内に
あれば、これを表示させる。
第4に、その何れでもない場合には、当該指定されたア
ドレスについてはブランキングさせる。
第10図に示すような画像変換をすれば、入力画像の左
及び右側画面部分が中央画面部分の後方に巻込まれるよ
うに、入力画像が立体曲面上に巻付けられたように見え
る効果をもつ出力画像データOUDを得ることができ
る。
(G4)読出アドレス形成回路3の構成 第2実施例に用いる読出アドレス形成回路3として、第
12図の構成のものを適用し得る。
この読出アドレス形成回路は(32)式〜(48)式につい
て上述したアドレスの逆変換演算を実行するように構成
されており、出力画像アドレス発生回路5から、座標
(X、Y)に対応する出力画像アドレス(X、Y)を指
定する出力画像アドレス信号OADDを受けると共に、
必要に応じてマイクロコンピユータ構成の中央処理ユニ
ツト(CPU)から供給される定数データを用いながら
演算処理を実行し、その演算結果として入力画像アドレ
ス(x、y)でなる読出アドレス信号RADを入力画像
メモリ2に送出する。
先ず出力画像アドレス信号OADDのY軸方向のアドレ
スデータYが、1/f(Y)関数発生器11に供給さ
れ、その1/f(Y)出力が乗算回路12においてX軸
方向の出力画像アドレスXと乗算され、その乗算出力が
sin-1変換回路13に供給される。
このsin-1変換回路13は、ROM構成のテーブルでな
り、乗算回路12から供給される乗算出力X/f(Y)
をsin-1の1/πの値に変換し、その変換出力を乗算回
路14においてCPUから供給される定数データdと乗
算する。
このようにして関数発生器11、乗算回路12、sin-1
変換回路13、乗算回路14でなる演算回路部15によ
り(32)式の逆変換演算を実行することによつて、第1
0図(D)の出力画像IM24の出力画像アドレス信号
OADDから第10図(C)の中間画像IM23のx軸
方向の座標x22に相当するデータを得る。
その演算回路部15の出力端に得られる第10図(C)
のx軸方向の座標x22の値は、以後第10図(B)、
第10図(A)の順に画像逆変換されて行く間に値が変
換されないので、((34)式、(41)式)、優先選択回
路16の入力端子xに入力される。
また出力画像アドレス信号OADDの座標Yの信号は、
補正関数発生器21に供給され、(40)式の補正関数f
(y21)に相当する出力信号を乗算回路22に供給す
る。一方sin-1変換回路13の出力がずらし関数発生器
23に供給され、その出力端に(40)式のずらし関数を
発生して乗算回路22において補正関数f(y21)を
乗算する。かくして補正関数発生器21、乗算回路2
2、ずらし関数発生器23によつて構成される演算回路
部24の出力端に(40)式のずらし量Δyを表す出力が
得られる。
このずらし量Δyは、加算回路25において出力画像ア
ドレス信号OADDのY軸方向の座標Yのデータと加算
され、かくして加算回路25の出力端に(35)式によつ
て表される出力y21Cが得られ、これが優先制御回路
16のy入力端に入力される。
かくして変換画像出力yは、(33)式、(35)式、
(42)式の逆変換演算によつて得られる。
また乗算回路14の乗算出力が、インバータ31におい
て符号反転処理された後、加算回路32に供給されると
共に、別途CPUから供給される定数dのデータがイン
バータ33において反転された後、加算回路32におい
てインバータ31の出力と加算され、その加算出力が優
先制御回路16の入力端子xに供給される。
かくして(43)式について上述した折返演算が実行さ
れ、これにより左側画面部分ARLのx軸方向の座標x
に関する逆変換演算式(32)式、(36)式、(43)式
の演算結果が得られる。
一方出力画像アドレス信号OADDのy軸方向の座標Y
のデータが加算回路35に供給されると共に、乗算回路
22の出力が乗算回路36において別途CPUから供給
される定数αのデータと乗算され、その乗算出力がイン
バータ37において符号を反転された後、加算回路35
においてデータYに加算され、その加算出力が優先制御
回路16の入力端子yに供給される。
この構成部分は、(37)式を演算するもので、かくし
て、左側画面部分ARLのy軸方向の座標yについ
て、(33)式、(37)式、(44)式の逆変換演算結果が
得られる。
さらにインバータ31の出力が加算回路38に供給さ
れ、別途CPUから供給される定数dのデータと加算さ
れ、その加算出力が優先制御回路16の入力端子x
供給される。その構成部分は、(45)式の折返演算を実
行するもので、かくして右側画面部分ARRのx軸方向
の座標xについて(32)式、(38)式、(45)式の逆
変換演算結果が得られる。
これに加えて加算回路35の出力が優先制御回路16の
入力端子yに供給され、右側画面部分ARRのy軸方
向の座標yについて、(33)式、(39)式、(46)式
の逆変換演算結果が得られる。
かくして優先制御回路16に、中央画面部分ARC、左
側画面部分ARL、右側画面部分ARRについての逆変
換座標データ(x、y)、(x、y)、
(x、y)についてのデータが入力され、優先制御
回路16はこれらのデータのうちx座標についてのデー
タx、x、xについて優先選択制御をしてその出
力を乗算回路41に供給し、別途CPUから供給される
縮小率の逆数データβを乗算した後、読出アドレス信号
RADのデータxとして送出する。かくして(47)式の
逆変換演算が実行される。
これに対して優先制御回路16は、入力されたy軸につ
いての画像データy、y、yについて優先制御を
した後、その出力を加算回路42に供給して縮小率の逆
数データβを乗算し、その乗算出力を読出アドレス信号
RADのy軸データyとして送出する。かくして(48)
式の逆変換演算が実行される。
第12図のように構成された読出アドレス形成回路3を
用いれば、(32)式〜(48)式の逆変換演算を実現し得
る。
なお上述においては入力画像を巻付ける立体曲面とし
て、花瓶状の形状を有する曲面を選定した場合の実施例
について述べたが、曲面の形状はこれに限らず、任意の
形状にし得る。かくするにつき、当該任意の曲面形状を
(9)式及び(32)式において、出力画像のy軸方向の
座標Yを変数としてx軸方向の座標値を決める外形変調
関数f(y)を選定することにより容易に実現し得る。
H発明の効果 以上のように本発明によれば、必要に応じて設定できる
外形形状を有する曲面に入力画像を巻付けて、当該立体
的曲面を前上方から見下ろしたように見える特殊効果を
もつた出力画像を容易に得ることができる。かくするに
つき、画像変換演算としては、1次元の画像変換をすれ
ば良いので、従来のように3次元のアドレス変換を実行
しなければならない場合と比較して、格段的に簡易な構
成で済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像信号変換装置の変換処理手順
のモデル化を示す略線図、第2図はその円筒巻付変換処
理の説明に供する略線図、第3図は本発明による画像信
号変換装置の概略構成を示すブロツク図、第4図及び第
5図は第1図のy軸方向へのずらし変換処理の説明に供
する略線図、第6図及び第7図は第1図の円筒巻付変換
処理を行うことによつて得られる効果の説明に供する略
線図、第8図は本発明の第1実施例における画像変換手
順を示す略線図、第9図はその演算処理手順を示すフロ
ーチヤート、第10図は第2実施例における画像変換処
理手順を示す略線図、第11図はその演算処理手順を示
すフローチヤート、第12図は第11図の演算処理手順
を実現する読出アドレス形成回路3の詳細構成を示すブ
ロツク図である。 IM1、IM11、IM21……入力画像、IM2、I
M3、IM12、IM22、IM23……中間画像、I
M4、IM13、IM24……出力画像、ARC……中
央画面部分、ARL……左側画面部分、ARR……右側
画面部分、1……ローパスフイルタ−補間回路、2……
入力画像メモリ、3……読出アドレス形成回路、4……
補間−ローパスフイルタ、5……出力画像アドレス発生
回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向及び垂直方向アドレスを有する入
    力画像データを立体画面に巻付けるように見える出力画
    像データに変換する画像信号変換装置において、 (a)上記入力画像データの垂直方向アドレスに関連し
    て、上記水平方向アドレスを変化させたとき、当該各水
    平方向アドレスにある画素データの垂直方向アドレス
    を、所定形状を表す量だけ変化させるようなずらし変換
    関数を用いてずらし変換演算する手段と、 (b)上記入力画像データの水平方向アドレスに関連し
    て、当該水平方向アドレスを変化させたとき、上記各水
    平方向アドレスにある画素データの水平方向アドレス
    を、巻付けるべき立体曲面を表す圧縮関数を用いて圧縮
    変換演算する手段と、 (c)上記入力画像データの水平方向アドレスに関連し
    て、上記垂直方向アドレスを変化させたとき、上記各水
    平方向アドレスにある画像データの水平方向アドレス
    を、上記巻付けるべき立体曲面の外形形状を表す量だけ
    変化させるような外形変調関数を用いて外形変調変換演
    算する手段と、 を具えることを特徴とする画像信号変換装置。
  2. 【請求項2】水平方向及び垂直方向アドレスを有する入
    力画像データを立体画面に巻付けるように見える出力画
    像データに変換する画像信号変換装置において、 (a)上記入力画像データを前方画面部分及び後方画面部
    分に割当る手段と、 (b)上記前方画面部分及び後方画面部分の垂直方向アド
    レスに関連してそれぞれ、上記水平方向アドレスを変化
    させたとき、当該各水平方向アドレスにある画素データ
    の垂直方向アドレスを、所定形状を表す量だけ変化させ
    るようなずらし変換関数を用いてずらし変換演算する手
    段と、 (c)上記前方画面部分及び後方画面部分の水平方向アド
    レスに関連してそれぞれ、当該水平方向アドレスを変化
    させたとき、上記各水平方向アドレスにある画素データ
    の水平方向アドレスを、巻付けるべき立体曲面を表す圧
    縮関数を用いて圧縮変換演算する手段と、 (d)上記前方画面部分及び後方画面部分の水平方向アド
    レスに関連してそれぞれ、上記垂直方向アドレスを変化
    させたとき、上記各水平方向アドレスにある画像データ
    の水平方向アドレスを、上記巻付けるべき立体曲面の外
    形形状を表す量だけ変化させるような外形変調関数を用
    いて外形変調変換演算する手段と、 (e)上記一連の画像変換処理によつて得られる画像デー
    タのうち、上記前方画面部分及び上記後方画面部分にそ
    れぞれ対応する画像データを優先選択制御する手段と、 を具えることを特徴とする画像信号変換装置。
  3. 【請求項3】上記ずらし変換演算手段は、上記前方画面
    部分及び後方画面部分のアドレスを有する画素データに
    ついての上記一連の画像変換処理を、互いに逆方向にず
    らすようなずらし変換関数を用いて行うようにしてなる
    特許請求の範囲第2項に記載の画像信号変換装置。
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