JPH0655267B2 - 連続混練機 - Google Patents

連続混練機

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JPH0655267B2
JPH0655267B2 JP2296777A JP29677790A JPH0655267B2 JP H0655267 B2 JPH0655267 B2 JP H0655267B2 JP 2296777 A JP2296777 A JP 2296777A JP 29677790 A JP29677790 A JP 29677790A JP H0655267 B2 JPH0655267 B2 JP H0655267B2
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paddles
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radius
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洋二 久保
小林  隆
昭 豊見
祥介 大竹
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Kurimoto Ltd
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Kurimoto Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、材料の性状が液状又は粘性物質又は粉末状で
ある多種類の材料を主として均質に混合・混練処理する
連続混練機に関するものである。
[従来の技術] 従来の連続混練機として、第17図のものを挙げること
ができる。
これは、交差する円筒状の胴体a内に同方向に回転する
ように配置された2組以上の相互に係合するレンズ形パ
ドルb,cを有し、このパドルb,cの回転により、胴
体aの内壁及び相互にパドルb,cの外面を掻きとるセ
ルフクリーニング作用を行うとともに隣り合うパドル
b,cと胴体aの内壁に挟まれた材料の占める面積の変
化によって材料に対して、圧縮と膨張を繰り返して混合
・混練するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のものは、次のような問題点があ
る。
(1)第17図において、両パドルb,cを矢印の方向
(同一方向)に同一回転させると、上側におけるパドル
b,cと胴体aで挟まれる材料が充満される空間(以
下、材料空間という)dの材料は左へ、材料空間eの材
料は左下へ向かい、すれ違いになる。つまり、材料空間
dの材料が追っても材料空間eの材料は逃げ勝手にな
る。同様に下側でも材料空間fの材料は右下へ、材料空
間gの材料は右へ向かい、すれ違いになる。このため、
効果的な練りが行われない。
(2)両パドルb,cは等速回転のため、両パドルが回
転を繰り返しても各材料空間内の材料は同じものが毎回
会合する可能性があり、この点でも混練が充分とはいえ
ない。
(3)材料空間の面積変化率が後述するごとく、小さい
ため、混練の不効率を招くこととなる。
(4)一対のパドルb,cはセルフクリーニング作用の
ため相接して回転するが、必ずとちらか一方のパドルの
先端は相手パドルに接するため、パドル外形上の他の点
に比べて摩耗が大きい。
本発明は、前記従来の問題点を改良するためになしたも
のであり、セルフクリーニングとともに混練効率の向上
及びパドルの摩耗を低減することができる連続混練機を
提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の連続混練機は、回
転軸に直角な断面における一方のパドルの断面形状を、
なだらかな曲線によって、交互にかつ等しい角度を隔て
てn(≧2,整数)組の長径部と短径部からなる形状と
し、さらに他方のパドルの断面形状を、前記回転軸を異
なる方向に回転し、かつその回転速度比を異なるものと
するとともに前記一方のパドルと共動回転して形成され
る外包絡線によって、m(≧2,かつn≠m,整数)組
の長径部と短径部からなる形状とし、かつ前記両パドル
の回転速度比を前記一方のパドルのn組のnと前記他方
のパドルのm組のmの逆比としたことである。
前記パドルとは、スクリュ,フラット,ヘリカル,リバ
ース形のパドルである。
[作用] 前記回転軸を、互いに異なる方向に、かつ前記両パドル
の回転速度比が前記一方のパドルのn組のnと前記他方
のパドルのm組のmの逆比となるようにで回転すると、
前記断面形状の一方のパドルと前記断面形状の他方のパ
ドルは、常に接線を共有する形において、該両パドルの
外周上の一点で必ず相接する。従って、パドル相互のセ
ルフクリーニング作用が行われる。
また、前記一方のパドルと前記他方のパドルを互いに異
なる方向かつ前記回転速度比で回転すると、該両パドル
は、一方のパドルの長径部の頂部が他方のパドルの短径
部の頂部と、或いは一方のパドルの短径部の頂部と他方
のパドルの長径部の頂部が相接しながら回転する。
この回転とともに、その途中で、それぞれのパドルとそ
れぞれの胴体により離れた状態2つの材料空間(最大空
間面積)が形成される。
つづいて、前記2つの材料空間は、順次向かい合いなが
ら重なっていき、ついには一方のパドルの長径部の頂部
部分と他方のパドルの短径部の頂部部分及び他方の胴体
の円とで形成される1つの狭い材料空間(最小空間面
積)に変化する。その後一旦狭められた材料空間は次第
に広くなっていき、再び前記した2つの材料空間に別れ
るのである。
そして、前記材料空間の変化とともに、2つの材料空間
内の材料は、両パドルの回転によって合流し始めるとと
もに、逐次圧縮され、1つの狭い材料空間にて大きく圧
縮されるのである。
前記圧縮過程で、前記一方のパドルと前記他方のパドル
はどのような回転位置にあっても外周上の一点で常に相
接しているから、材料は両パドルの隙間を経て他の材料
空間へ流出することがない。
しかも、2つの材料空間内の材料は、向かい合いなが
ら、1つの狭い材料空間内に集合することから、確実に
混ざり合い正面衝突する機会が増え、均一に混ざり合う
のである。
また、一方のパドルの長径部と短径部の数(n組)と他
方のパドルの長径部と短径部の数(m組)は等しくない
から、両パドルの材料空間数も異なる。従って、一度合
流した材料が膨張しながら2つに分かれ再度合流すると
きは、一方のパドルの材料空間内の材料と他方のパドル
の他の材料空間内の材料とが合流することとなって、更
に効果的に混練されるのである。また、前記2つの材料
空間は、両パドルの回転に連れて(上部にて)略横長向
きとなり、その後、1つの狭い縦長向きの材料空間に大
きく形状変化し、この形状変化にともなって、材料空間
内の材料は圧縮とともに大巾に変形されるのである。さ
らに、一方のパドルと他方のパドルの回転速度が異なる
ため、パドル相互の接点は絶えず移動し、該パドルの特
定部分(特に先端部)同志の接触頻度が少ないのであ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図において、1は一端上部に供給口2、他
端下部に排出口3を有する同径の2つの円が交叉する断
面を持った円筒状胴体で、この胴体の円内に平行に回転
軸4,5を設け、この回転軸4,5の軸方向に多数のパ
ドル6,7及び8,9を組み込んで一体にしたものであ
る。
10はモータで、減速機11を介して回転軸4と接続す
る。なお、他方の回転軸5は図示省略したが、前記減速
機11を経て連動される。12は加熱・冷却用ジャケッ
トである。
以上のようにして連続混練機本体を構成する。
次に、その詳細構造及び機能を述べる。
はフイードスクリュ形パドル6,7の組み合わせ
で、供給口2より供給された材料(例えば粉粒体とバイ
ンダー)を混練・攪拌するとともにHに送り込む。
はパドル8,9、すなわち、フラットパドル、ヘリ
カルパドル及び逆ヘリカルパドルの組み合わせで、フラ
ットパドルは混練を行い、該パドル自身は送る働きをし
ない。またヘリカルパドルは混練を行いパドルだけで送
る働きもする。さらに、逆ヘリカルパドルは図示省略し
たが、混練を行いパドルだけで戻す働きもする。
はHと同様に送り込みを兼ねたスクリュ形パドル
6,7である。
はHと同様にパドル8,9に組み合わせである。
は逆送り用スクリュ形パドル6′,7′で、混練す
るとともに、パドルだけでも戻す働きをする。
前記H及びHの組み合わせは、単に一例を示すもの
であり、適宜選択できる。また、H、H及びH
パドル8,9に、H、H及びHを全てスクリュウ
形のパドル6,7にすることもできるし、その一部を逆
送り用パドル6′、7′に替えることもできる。また、
回転軸4上の隣接するパドル8の組込み角度(θ)は、
第2図に示すように45°ずらして配設したが、必ずし
もこれに限定されるものではなく、任意の組込角度にす
ることができる。
次いで、パドル8,9の詳細を第4図に示した一対のフ
ラットパドルに基づいて述べる。
(一方の)パドル8は、その断面の形状をなだらかな曲
線によって、交互にかつ等しい角度を隔ててn=2組の
長径部と短径部により形成すると、楕円となる。ここ
で、8a,8bを長径部,短径部及び8c,8dを長径
部の頂部、短径部の頂部とする。また、楕円パドル8の
長径の半径(長径部)をr、短径の半径(短半径)を
及び回転軸4,5の軸間距離をLとしたとき、理論
上のLはL=r+rである。
(他方の)パドル9は、その断面の外形を軸間距離L=
+r及び回転軸4,5の回転速度をそれぞれ
,mとしたときの回転速度比をn:m=3:
2とし、かつ異なる方向に回転しながら、回転軸5と直
交して回転軸5と共動して回転する平面状に描かれた
(パドル8の)外包絡線とすることによって、m=3組
の長径部と短径部を有する3葉体となる。
このパドル9の長径部(山部),短径部(谷部),長径
部の頂部及び短径部の頂部を9a,9b,9c及び9d
とし、長径部9cの半径(長半径)r′、短径部9b
の半径(短半径)r′とする。
従って、パドル8,9は、第4図のようにパドル8の短
径部8bの頂部8dがパドル9の長径部9aの頂部9c
と接した状態(実線参照)から、パドル8が90°回転
すると、パドル8の長径部8aの頂部8cがパドル9の
短径部9dの頂部9dと接した状態(二点鎖線参照)と
なる。勿論、この間の回転中においてもパドル8とパド
ル9は外形の一点で接しながら、回転することはいうま
でもない。
さらに、一対のパドル8,9による混練状況を第5図に
基づいて説明する。
パドル8,9を前記のごとく設定した回転速度比で異な
る方向に回転させると、両パドルは当然のことながら、
異なる回転数で回転することとなる。この回転によっ
て、軸直角断面において、胴体1の内壁とパドル8,9
により形成され、材料が保有される材料空間がパドル
8,9の回転とともに移動する。その変化していく様子
を断続的に示す。説明の都合上、斜線で示した材料空間
について述べる、第5図イに示すようにパドル8の材料
空間Aと、パドル9の材料空間Aが各々離れた状態
にある。ここでの2つの材料空間は空間A,Aの和
であり、最大である。
この状態から、パドル8,9が所定角度回転したときの
パドル8の材料空間Aとパドル9の材料空間Aが移
動した状態を第5図ロに示す。ここでは材料空間A
パドル9の長径部9aにより少し減小している。
パドル8、9がさらに回転したときのパドル8の材料空
間Aとパドル9の材料空間Aが一部合流して移動し
た状態を第5図ハに示す。ここでの材料空間A,A
はより減少している。
パドル8、9がさらに回転したとき(パドル8は第5図
イから180°、パドル9は120°回転)のパドル8
の材料空間Aとパドル9の材料空間Aが完全に合流
した状態を第5図ニに示す。すなわち、パドル8の長径
部8a、パドル9の長径部9a、短径部9b及び胴体1
により形成される材料空間Aであり、この材料空間A
は最小となる。
このように、材料空間(断面積)はパドル8,9の回転
によって、A+A→Aに変化する。ここで、各々
の材料空間が占める断面積の変化を1断面に限定して算
出した結果、最大空間(第5図イ参照)と最小空間(第
5図ニ参照)の断ε=A/(A+A)=1/6とな
った。
これに対して、従来の同一方向、同一速度で回転する方
式(第18図参照)の断面積変化率ε′は、ε′=A′
/(A′+A′)=1/1.5である。
従って、本発明のものと、従来例を比較すると、断面積
変化率比Eは次に示すように4倍となった。
E=ε/ε′=(1/6)/(1/1.5)=1/4 このことによって、材料空間内の材料はそれだけ圧縮率
が高まり、混練効果が良好となるとともに、2つの材料
空間の材料は向かい合いながら集合することから、確実
に合流して正面衝突する機会が増え、一層混ぜ合わせ効
果が高まる。
また、パドル8,9の回転とともに、2つの材料空間A
,Aは、第5図ロに示すごとく上部にて、略横長向
きとなり、この向きから重なっていき、順次狭くなると
ともに第5図ニのように略縦長向きの1つの材料空間A
に大きく形状変化(偏平)する。この変化に伴なっ
て、材料空間内の材料は、大きい圧縮率とともに大きく
流動的変形することとなって、顕著な混練効果が生まれ
る。
さらに、両パドル8,9が第5図ニの状態から矢印の方
向に回転すると、第6図及び第7図に示すようにパドル
8の長径部8aの頂部8cがパドル9の短径部9bの頂
部9dに完全に嵌まり込む直前で、微小空間sが形成さ
れる。このとき、両パドル8,9間の微小空間sにおけ
る回転方向前方の隙間をs、該後方側の隙間をs
すると、s>sとなる。但し、隙間sは接点であ
るから、零である。
この状態から、両パドル8,9の回転とともに接点s
の上方への移動によって、微小空間s内の材料には、隙
間sの方へ絞りだしの作用が働いて、激しく移動する
結果、大きい混練効果が得られる。
また、第8図に示すようにパドル8の長径部8aの頂部
曲面と胴体1の内壁とにより形成される角度α及びパ
ドル8の短径部8bの頂部曲面とパドル9の長径部9a
の頂部曲面で形成される角度βは何れも鋭利である。
これに対して、従来のものは、前記角度α、βと対
応する角度を第17図に示すようにα′、β′とし
たとき、該角度α′及びβ′の方が大きい。従っ
て、本発明のものは、従来のものに比べて、材料に大な
るクサビ(剪断)作用が発生することとなって、練りが
効果的に行われる。
前記実施例では、一断面のパドル8,9について述べた
が、第3図に示すように隣接するパドル8,9でも同様
の現象が起きる。そして隣接するパドル8,9の取付位
相は前記したごとく、少しづる異なるため、材料空間の
現象によって、材料が圧縮されれば、該材料は隣りの材
料空間との間で授受が行われ、結果的に材料は矢印方向
への移動が実現することとなる。
第9図は第2実施例で、パドル81の外形は、2組の長径
部81aと低い山を有する2組の短径部81bを持ったもので
あり、長径部81aの半径(長半径)をr、短径部81bの
半径(短半径)をrとする。一方、パドル91は、パド
ル81,91の回転速度比n:m=3:2とし、前記実
施例と同様の外包絡線によって、3組の長径部91a及び
短径部91bからなるクローバ形(3葉体)となる。
第10図は第3実施例で、パドル82の外形は、120°毎
に3組の長径部(山部)82a及び短径部(谷部)82bから
なるクローバ形(3葉体)であり、長径部82aの半径
(長半径)をr、短径部82bの半径(短半径)をr
とする。
一方、パドル92は、パドル82,92の回転速度比n:m
=4:3とし、前記実施例と同様の外包絡線によっ
て,90°毎に4組の長径部(山部)92a及び短径部
(谷部)92bからなる糸巻形(4葉体)となる。
第11図は第4実施例で、前記第2図の実施例のパドル
8,9の組み合わせに、さらにパドル8と同一のパドル
8を並列して3軸形としたものである。
第12図は第5実施例で、パドル83の外形は、4組の長
径部83aと短径部83bを有する糸巻形(4葉体)であり、
長径部83aの半径(長半径)をr、短径部83bの半径
(短半径)をrとする。一方、パドル93は、パドル83
の外径(長半径×2)に対し異なる外径とするととも
に、パドル83,93の回転速度比n:m=3:4と
し、前記実施例と同様の外包絡線によって、3組の長径
部(山部)93a及び短径部(谷部)93bからなるクローバ
形(3葉体)となる。
なお、このときの軸間距離Lは、パドル83の長径部83a
及び短径部83bの半径をそれぞれr,r、パドル93a
の長径部93aおよび短径部93bの半径をそれぞれr′
r′としたとき、L=r+r′である。
第13図は第6の実施例で、前記第5実施例のパドル8
3,93の組み合わせに、さらにパドル93と同一のパドル93
を並列して3軸形としたものである。
なお、前記実施例における軸間距離Lは、L=r+r
又はL=r+r′としたが、実際の軸間距離は製
作上の誤差などを考慮して、適宜の該両パドル間に隙間
を設けるためにやや長くする。
第14図は第7実施例で、パドル84の外形は、2組の長
径部84bと2組の短径部(浅い谷部)84bからなるまゆ形
であり、長径部84aの半径(長半径)をr、短径部84b
の半径(短半径)をrとする。一方、パドル94は、パ
ドル84,94の回転速度比n:m=3:2とし、前記
第1実施例と同様の外包絡線によって、3組の長径部94
a及び短径部94bからなるクローバ形(3葉体)となる。
第15図は第8実施例で、パドル85の外形は、120°毎
に3組の長径部(山部)85a及び短径部(なだらかな曲
線の谷部)85dからなるクローバ形(3葉体)であり、
長径部85aの半径(長半径)をr、短径部85bの半径
(短半径)をrとする。一方、パドル95は、パドル8
5,95の回転速度比n:m=4:3とし、前記第1実
施例と同様の外包絡線によって、90°毎に4組の長径
部(巾広な山部)95a及び短径部(比較的深い谷部)95b
からなる糸巻形(4葉体)となる。
第16図は第9図実施例では、パドル86の外形が、4組
の長径部(とがった山部)86aと短径部(なだらかな曲
線の谷部)86bを有する糸巻形(4葉体)であり、長径
部86aの半径(長半径)をr、短径部86bの半径(短径
部)をrとする。一方、パドル96は、パドル86,96の
回転速度比n:m=4:4とし、前記第1実施例と
同様の外包絡線によって、3組の長径部(大きな山部)
96a及び短径部(小さな谷部)96bからなるクローバ形
(3葉体)となる。
さらに、前記実施例では、単に複数の原料を混合するこ
とについてに述べたが、蒸発や化学反応を伴う混練を行
うこともできる。
[発明の効果] 本発明は、以上のように構成されているので、以下に示
すような効果を奏する。
回転軸に直角な断面における一方のパドルの断面形状
を、なだらかな曲線によって、交互にかつ等しい角度を
隔ててn(≧2,整数)組の長径部と短径部からなる形
状とし、さらに他方のパドルの断面形状を、前記回転軸
を異なる方向に回転し、かつその回転速度比を異なるも
のとするとともに前記一方のパドルと共動回転して形成
される外包絡線によって、m(≧2,かつn≠m,整
数)組の長径部と短径部からなる形状とし、かつ前記両
パドルの回転速度比を前記一方のパドルのn組のnと前
記他方のパドルのm組のmの逆比としので、前記一方の
パドルと前記他方のパドルは常に外周上の一点で相接し
ながら回転することとなり、パドル相互にセルフクリー
ニング作用が行われる。
また、一方にパドルと他方のパドルは、一方のパドルの
長径部の頂部が他方のパドルの短径部の頂部と、或いは
一方のパドルの短径部の頂部が他方のパドルの長径部の
頂部と相接しながら回転し、この回転とともに、形成さ
れる2つの材料空間は順次向かい合いながら重なってい
き、ついには一方のパドル長径部の頂部部分と他方のパ
ドルの短径部の頂部部分及び他方の胴体の円とで形成さ
れる1つの狭い材料空間に変化し、この材料空間の変化
とともに2つの材料空間内の材料は、両パドル間の隙間
から他の材料空間へ流出することなく合流しながら逐次
圧縮され、1つの狭い材料空間にて大きく圧縮されると
ともに向かい合いながら1つの狭い空間内に集合するこ
とから、均一に混ざり合い、また、一方のパドルの長径
部と短径部の数(n組)と他方のパドルの長径部と短径
部の数(m組)は等しくないから、一度合流した材料が
再度合流するときは、一方のパドルの材料空間内の材料
と他方のパドルの他の材料空間内の材料とが合流するこ
ととなって、確実に混練され、さらに、2つの材料空間
は両パドルの回転に連れて、略横長向きから1つの狭い
縦長向きの材料空間に大きく形状変化し、大きく変形さ
れるのである。このことによって、混練効果を著しく向
上することができる。
さらに、一方のパドルと他方のパドルの回転速度が異な
るため、パドル相互の接点は、絶えず移動するから、該
パドルの特定部分(特に先端部)の摩耗が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における連続混練機の縦断面
図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は実施例
におけるパドルの組み合わせ状態を示す部分斜視図、第
4図は実施例における一方のパドルの短径部の頂部と他
方のパドルの長径部の頂部が接した状態の説明図、第5
図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は実施例におけるパドルの
混練状態に各説明図、第6図は実施例における一方のパ
ドルの長径部と他方のパドルの短径部が嵌まり込む直前
の状態の説明図、第7図は第6図の部分拡大説明図、第
8図は実施例における一方のパドルの短径部の頂部と他
方のパドルの長径部の頂部が接した状態の拡大説明図、
第9図〜第16図は本発明における連続混練機の他の実
施例を示す説明図、第17図は従来の混練機の要部縦断
面図、第18図は(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は従来の混
練機における混練状態の各説明図である。 4、5……回転軸、8……パドル、8a……長径部、8
b……短径部、9……パドル、9a……長径部、9b…
…短径部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 祥介 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 (56)参考文献 特開 昭59−123520(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が交差する複数の円からなる胴体の該
    円内に、平行して該円と同数の回転軸を設け、該回転軸
    上に、互いに噛み合うとともに前記円内に接するパドル
    を多数連ねた連続混練機において、前記回転軸に直角な
    断面における一方のパドルの断面形状を、なだらかな曲
    線によって、交互にかつ等しい角度を隔ててn(≧2,
    整数)組の長径部と短径部からなる形状とし、さらに他
    方のパドルの断面形状を、前記回転軸を異なる方向に回
    転し、かつその回転速度比を異なるものとするとともに
    前記一方のパドルと共動回転して形成される外包絡線に
    よって、m(≧2,かつn≠m,整数)組の長径部と短
    径部からなる形状とし、かつ前記両パドルの回転速度比
    を前記一方のパドルのn組のnと前記他方のパドルのm
    組のmの逆比としたことを特徴とする連続混練機。
JP2296777A 1990-10-31 1990-10-31 連続混練機 Expired - Lifetime JPH0655267B2 (ja)

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JP2296777A JPH0655267B2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 連続混練機

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JPH04171033A JPH04171033A (ja) 1992-06-18
JPH0655267B2 true JPH0655267B2 (ja) 1994-07-27

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