JPH0655347B2 - 金属ベロ−ズの製造方法 - Google Patents
金属ベロ−ズの製造方法Info
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- JPH0655347B2 JPH0655347B2 JP6375786A JP6375786A JPH0655347B2 JP H0655347 B2 JPH0655347 B2 JP H0655347B2 JP 6375786 A JP6375786 A JP 6375786A JP 6375786 A JP6375786 A JP 6375786A JP H0655347 B2 JPH0655347 B2 JP H0655347B2
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- bolt
- guide sleeve
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、金属ベローズの製造方法に係り、特にエキス
パンション継手、フレキシブルチューブ、熱交換素子等
として有用な蛇腹状金属ベローズを、置きろう方式にて
極めて有利に且つ安定して製造する方法に関するもので
ある。
パンション継手、フレキシブルチューブ、熱交換素子等
として有用な蛇腹状金属ベローズを、置きろう方式にて
極めて有利に且つ安定して製造する方法に関するもので
ある。
(従来技術とその問題点) 従来から、金属ベローズは、一般に、溶接法によって組
立、製造されている。即ち、この溶接法にあっては、ま
ず2つの所定形状のベローズ素材を組み合わせ、その内
側合わせ部の端部を溶接トーチによって周方向に連続的
に溶接せしめてベローズユニットを作成しておき、次い
でこのベローズユニットの2つを用いてそれらを組み合
わせ、その外側の合わせ部の端部を、内側と同様にして
溶接トーチによって連続的に周方向に溶接せしめて、外
側部の溶接を行ない、そしてこの外側溶接部の溶接を複
数のベローズユニットに対して順次施すことにより、目
的とする長さの蛇腹状の金属ベローズを完成させている
のである。
立、製造されている。即ち、この溶接法にあっては、ま
ず2つの所定形状のベローズ素材を組み合わせ、その内
側合わせ部の端部を溶接トーチによって周方向に連続的
に溶接せしめてベローズユニットを作成しておき、次い
でこのベローズユニットの2つを用いてそれらを組み合
わせ、その外側の合わせ部の端部を、内側と同様にして
溶接トーチによって連続的に周方向に溶接せしめて、外
側部の溶接を行ない、そしてこの外側溶接部の溶接を複
数のベローズユニットに対して順次施すことにより、目
的とする長さの蛇腹状の金属ベローズを完成させている
のである。
しかしながら、このような従来の溶接法によるベローズ
の製造手法にあっては、ベローズ素材の一枚づつの溶接
施工となるため、非常に工数がかかり、生産性が悪く、
そのために相当にコスト高となる問題があったので、ま
た内側溶接や外側溶接はヘリ継手の溶接となるため、そ
の溶接部に内側からの割れや融合不良等の欠陥が生じ易
いといった問題があり、そのような欠陥防止のために、
充分な前処理と正確な溶接雰囲気の管理とを行なわなけ
ればならないといった不具合もあった。更に、溶接であ
るが故に、極薄、極厚のベローズ素材を用いたベローズ
製品の形状や、細径、太径等の寸法のベローズ製品の作
成が極めて困難であるといった問題も内在していたので
ある。
の製造手法にあっては、ベローズ素材の一枚づつの溶接
施工となるため、非常に工数がかかり、生産性が悪く、
そのために相当にコスト高となる問題があったので、ま
た内側溶接や外側溶接はヘリ継手の溶接となるため、そ
の溶接部に内側からの割れや融合不良等の欠陥が生じ易
いといった問題があり、そのような欠陥防止のために、
充分な前処理と正確な溶接雰囲気の管理とを行なわなけ
ればならないといった不具合もあった。更に、溶接であ
るが故に、極薄、極厚のベローズ素材を用いたベローズ
製品の形状や、細径、太径等の寸法のベローズ製品の作
成が極めて困難であるといった問題も内在していたので
ある。
そこで、本願出願人は、そのような従来の溶接法の問題
点を解決するために、先に、特開昭60−222665
号公報において、置きろう方式による金属ベローズの製
造方法を明らかにした。それは、重ね合わせたベローズ
素材の重ね合わせ間隙に対して、交互に、その外周縁部
の所定幅部分と内側周方向の所定幅部分とに接合材を介
在せしめた後、それら重ね合わせ物をその重ね合わせ方
向に加圧し、必要に応じて加熱することによって、ベロ
ーズ素材の外側部分と内側部分とが周方向に接合せしめ
られた接合体を形成するようにしたものである。このよ
うな手法に従えば、従来の溶接法における種々なる問題
点が解消され得て、品質の良好な金属ベローズを安価
に、しかも容易に製造することが可能となるのである。
点を解決するために、先に、特開昭60−222665
号公報において、置きろう方式による金属ベローズの製
造方法を明らかにした。それは、重ね合わせたベローズ
素材の重ね合わせ間隙に対して、交互に、その外周縁部
の所定幅部分と内側周方向の所定幅部分とに接合材を介
在せしめた後、それら重ね合わせ物をその重ね合わせ方
向に加圧し、必要に応じて加熱することによって、ベロ
ーズ素材の外側部分と内側部分とが周方向に接合せしめ
られた接合体を形成するようにしたものである。このよ
うな手法に従えば、従来の溶接法における種々なる問題
点が解消され得て、品質の良好な金属ベローズを安価
に、しかも容易に製造することが可能となるのである。
更にまた、本願出願人は、特願昭60−122127号
において、このような置きろう方式にて金属ベローズを
製造する際に、重ね合わされたベローズ素材に対して良
好な加圧力が作用せしめられ得る製造方法を提案した。
この製造方法にあっては、前記ベローズ素材の重ね合わ
せ物に設けられた、ベローズ製品の通孔に対応する孔に
対してボルト部材を挿通し、そして該ボルト部材に対す
るナット部材の螺合に基づいて、かかる重ね合わせ物に
対してその重ね合わせ方向に加圧力を作用せしめるよう
になっている。従って、このような方法によれば、ベロ
ーズ素材の重ね合わせ物に対する加圧力が均一化され得
るのであり、それによって品質が一層向上されたベロー
ズ製品を安定して製造することができるのである。
において、このような置きろう方式にて金属ベローズを
製造する際に、重ね合わされたベローズ素材に対して良
好な加圧力が作用せしめられ得る製造方法を提案した。
この製造方法にあっては、前記ベローズ素材の重ね合わ
せ物に設けられた、ベローズ製品の通孔に対応する孔に
対してボルト部材を挿通し、そして該ボルト部材に対す
るナット部材の螺合に基づいて、かかる重ね合わせ物に
対してその重ね合わせ方向に加圧力を作用せしめるよう
になっている。従って、このような方法によれば、ベロ
ーズ素材の重ね合わせ物に対する加圧力が均一化され得
るのであり、それによって品質が一層向上されたベロー
ズ製品を安定して製造することができるのである。
ところで、このようにボルト部材とナット部材を用いて
ベローズ素材の重ね合わせ物に加圧力を作用せしめる手
法においては、通常、ベローズ素材の同一軸心上への配
置およびその保持が容易且つ良好に為され得るように、
ボルト部材の外径をベローズ素材の孔径に略等しく設定
せしめ、ベローズ素材の孔内周面に対するボルト部材の
外周面による案内作用によって、ベローズ素材が所定位
置に配置、保持され得るようにされることとなる。
ベローズ素材の重ね合わせ物に加圧力を作用せしめる手
法においては、通常、ベローズ素材の同一軸心上への配
置およびその保持が容易且つ良好に為され得るように、
ボルト部材の外径をベローズ素材の孔径に略等しく設定
せしめ、ベローズ素材の孔内周面に対するボルト部材の
外周面による案内作用によって、ベローズ素材が所定位
置に配置、保持され得るようにされることとなる。
しかしながら、そのような方法にあっては、ベローズ素
材のボルト部材に対する外挿を、ナット部材が螺合せし
められるべきネジ部を経由して行なわなければならず、
従ってその組付けが困難であり、長い組付時間が必要と
されるといった不具合があったのである。
材のボルト部材に対する外挿を、ナット部材が螺合せし
められるべきネジ部を経由して行なわなければならず、
従ってその組付けが困難であり、長い組付時間が必要と
されるといった不具合があったのである。
また、ろう付けに際しての加熱処理に起因して惹起され
る、ベローズ素材およびボルト部材の熱膨張によって、
それらの部材が密着状態となり、取外しが困難となると
共に、取外しの際に無理な力がかかり、ベローズが変形
する恐れもあったのである。
る、ベローズ素材およびボルト部材の熱膨張によって、
それらの部材が密着状態となり、取外しが困難となると
共に、取外しの際に無理な力がかかり、ベローズが変形
する恐れもあったのである。
一方、このような問題に対処すべく、ベローズ素材の孔
に挿通されるボルト部材の外径を小さくすることによっ
て、両者の間に所定幅の間隙を設けることが考えられる
が、このような手法にて製造するに際しては、ベローズ
素材を所定位置に配置、保持することが極めて困難とな
るために、その組付けに長い時間が必要とされると共
に、ろう付不良などが惹起され、精度の低い製品となる
といった問題が内在する。
に挿通されるボルト部材の外径を小さくすることによっ
て、両者の間に所定幅の間隙を設けることが考えられる
が、このような手法にて製造するに際しては、ベローズ
素材を所定位置に配置、保持することが極めて困難とな
るために、その組付けに長い時間が必要とされると共
に、ろう付不良などが惹起され、精度の低い製品となる
といった問題が内在する。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その特徴とするところは、ベロ
ーズ製品の通孔に対応する孔を中央部分に備えた所定形
状のベローズ素材の複数枚を重ね合わせる一方、その重
ね合わせ間隙の外側周縁部の所定幅部分と内側周縁部の
所定幅部分とに重ね合わせ方向に交互に所定のろう付け
部材を介在させ、そしてかかる重ね合わせたベローズ素
材の孔にボルト部材を挿通して該ボルト部材にナット部
材を螺合させ、該ナット部材の該ボルト部材に対する螺
合に基づいて前記重ね合わせ物をその重ね合わせ方向に
加圧し、その加圧状態下において所定の加熱操作を施す
ことにより、前記ベローズ素材が内周部分と外周部分と
で交互に接合せしめられた接合体を形成せしめるに際し
て、前記ボルト部材に脱着可能に所定長さのガイドスリ
ーブを外挿すると共に、該ガイドスリーブの周りに、前
記ベローズ素材の重ね合わせ物をその中央の孔に該ガイ
ドスリーブが挿通させられた状態において配置せしめ
て、前記加圧、加熱を施すようにしたことにある。
為されたものであって、その特徴とするところは、ベロ
ーズ製品の通孔に対応する孔を中央部分に備えた所定形
状のベローズ素材の複数枚を重ね合わせる一方、その重
ね合わせ間隙の外側周縁部の所定幅部分と内側周縁部の
所定幅部分とに重ね合わせ方向に交互に所定のろう付け
部材を介在させ、そしてかかる重ね合わせたベローズ素
材の孔にボルト部材を挿通して該ボルト部材にナット部
材を螺合させ、該ナット部材の該ボルト部材に対する螺
合に基づいて前記重ね合わせ物をその重ね合わせ方向に
加圧し、その加圧状態下において所定の加熱操作を施す
ことにより、前記ベローズ素材が内周部分と外周部分と
で交互に接合せしめられた接合体を形成せしめるに際し
て、前記ボルト部材に脱着可能に所定長さのガイドスリ
ーブを外挿すると共に、該ガイドスリーブの周りに、前
記ベローズ素材の重ね合わせ物をその中央の孔に該ガイ
ドスリーブが挿通させられた状態において配置せしめ
て、前記加圧、加熱を施すようにしたことにある。
(発明の効果) すなわち、このような方法によれば、ベローズ素材の所
定位置への配置およびその保持が、ボルト部材に外挿さ
れたガイドスリーブにて為されることとなる。従って、
かかるベローズ素材の孔径をボルト部材の外径よりも充
分に大きく設定することが可能とされるのであり、それ
故ベローズ素材のボルト部材に対する外挿作業が、ネジ
部にて阻害されるようなことがなく、組付けの容易化お
よび時間の短縮化が有効に図られ得るのである。
定位置への配置およびその保持が、ボルト部材に外挿さ
れたガイドスリーブにて為されることとなる。従って、
かかるベローズ素材の孔径をボルト部材の外径よりも充
分に大きく設定することが可能とされるのであり、それ
故ベローズ素材のボルト部材に対する外挿作業が、ネジ
部にて阻害されるようなことがなく、組付けの容易化お
よび時間の短縮化が有効に図られ得るのである。
また、ろう付け後における、接合体のボルト部材からの
取外しに際しても、かかる接合体をガイドスリーブと共
に、ボルト部材から取り外した後、該接合体をガイドス
リーブから取り外すことによって、取外しの容易化およ
び時間の短縮化が有効に図られ得ることとなるのであ
る。
取外しに際しても、かかる接合体をガイドスリーブと共
に、ボルト部材から取り外した後、該接合体をガイドス
リーブから取り外すことによって、取外しの容易化およ
び時間の短縮化が有効に図られ得ることとなるのであ
る。
従って、本発明に従えば、変形がなく精度の高いろう付
けベローズを、容易に且つ安定して得ることができるの
であり、その生産性が極めて向上され得るのである。
けベローズを、容易に且つ安定して得ることができるの
であり、その生産性が極めて向上され得るのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
本発明に従う実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明す
ることとする。
本発明に従う実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図に基づいて、本発明の好ましい具体例の一
つを説明する。この図において、10はベローズ素材で
あって、目的とするベローズ製品に応じた形状に予め加
工されている。すなわち、本実施例においては、ベロー
ズ素材10は、第2図に示されているように、平坦な円
板状を成し、その中央部に、ベローズ製品の中央の通孔
に対応する孔12が形成された構造とされている。
つを説明する。この図において、10はベローズ素材で
あって、目的とするベローズ製品に応じた形状に予め加
工されている。すなわち、本実施例においては、ベロー
ズ素材10は、第2図に示されているように、平坦な円
板状を成し、その中央部に、ベローズ製品の中央の通孔
に対応する孔12が形成された構造とされている。
また、第1図において、14は、ベローズ製品の両端部
に配置される厚肉円環状のフランジであって、前記ベロ
ーズ素材10と同様の外径および内径を有している。
に配置される厚肉円環状のフランジであって、前記ベロ
ーズ素材10と同様の外径および内径を有している。
さらに、第1図において、16a、16bは、それぞれ
厚さが一定で、径が互いに異なる円環状のブレージング
シートである。そして、これらブレージングシート16
a、16bのうち、径の大きいブレージングシート16
aは、第1図から明らかなように、その外径が前記ベロ
ーズ素材10の外径と等しくされ、また径の小さいブレ
ージングシート16bは、その内径がベローズ素材10
の孔12と同径とされており、ベローズ素材10と同心
的に配置されたとき、それぞれのベローズ素材10の外
側周縁部および内側周縁部の所定幅の部分を覆うように
されている。なお、これらのブレージングシート16
a、16bは、良く知られているように、母材の両面若
しくは片面に、圧延加工等によってろう材がクラッドさ
れて成るものであり、このことから明らかなように、本
実施例においては、これらブレージングシート16a、
16bがろう付け部材を構成する。
厚さが一定で、径が互いに異なる円環状のブレージング
シートである。そして、これらブレージングシート16
a、16bのうち、径の大きいブレージングシート16
aは、第1図から明らかなように、その外径が前記ベロ
ーズ素材10の外径と等しくされ、また径の小さいブレ
ージングシート16bは、その内径がベローズ素材10
の孔12と同径とされており、ベローズ素材10と同心
的に配置されたとき、それぞれのベローズ素材10の外
側周縁部および内側周縁部の所定幅の部分を覆うように
されている。なお、これらのブレージングシート16
a、16bは、良く知られているように、母材の両面若
しくは片面に、圧延加工等によってろう材がクラッドさ
れて成るものであり、このことから明らかなように、本
実施例においては、これらブレージングシート16a、
16bがろう付け部材を構成する。
また、第1図において、18a、18bは、それぞれブ
レージングシート16a、16bと同様の内径および外
径を有する円環状のスペーサであり、図示はしないが、
複数の円弧状の部材から成っており、周方向においてそ
れら複数の部材に分割し得るようにされている。なお、
これらスペーサ18a、18bの厚さは、それぞれブレ
ージングシート16a、16bの厚さに略等しくされて
いる。
レージングシート16a、16bと同様の内径および外
径を有する円環状のスペーサであり、図示はしないが、
複数の円弧状の部材から成っており、周方向においてそ
れら複数の部材に分割し得るようにされている。なお、
これらスペーサ18a、18bの厚さは、それぞれブレ
ージングシート16a、16bの厚さに略等しくされて
いる。
そして、前記ベローズ素材10およびフランジ14を用
いて所望のベローズ製品を製造するに際しては、先ず、
第1図に示されているように、ベローズ素材10の必要
枚とフランジ14の一対とを、ベローズ素材10を重ね
合わせたものがフランジ14、14間に位置するよう
に、ボルト20のヘッド部22上において、それらの孔
12内に該ボルト20の脚部24が挿通される状態で重
ね合わされる。
いて所望のベローズ製品を製造するに際しては、先ず、
第1図に示されているように、ベローズ素材10の必要
枚とフランジ14の一対とを、ベローズ素材10を重ね
合わせたものがフランジ14、14間に位置するよう
に、ボルト20のヘッド部22上において、それらの孔
12内に該ボルト20の脚部24が挿通される状態で重
ね合わされる。
また、これと同時に、前記ブレージングシート16a、
16bおよびスペーサ18a、18bを、第1図に示さ
れているように、前記ベローズ素材10、10間および
フランジ14とベローズ素材10間の重ね合わせ間隙
に、それぞれ同心的に配置し、介在せしめる。即ち、ブ
レージングシート16a、16bが、各ベローズ素材1
0、10間およびベローズ素材10と各フランジ14と
の重ね合わせ間隙に、交互に且つベローズ素材10と各
フランジ14との間の重ね合わせ間隙に径の大きいブレ
ージングシート16aが位置する状態で、重ね合わされ
るのであり、また各ベローズ素材10の重ね合わせ間隙
の、それらブレージングシート16a、16bが配置さ
れる側とは反対側の外側並びに内側周縁部に、スペーサ
18a、18bがそれぞれ配設、介在せしめられること
となるのである。
16bおよびスペーサ18a、18bを、第1図に示さ
れているように、前記ベローズ素材10、10間および
フランジ14とベローズ素材10間の重ね合わせ間隙
に、それぞれ同心的に配置し、介在せしめる。即ち、ブ
レージングシート16a、16bが、各ベローズ素材1
0、10間およびベローズ素材10と各フランジ14と
の重ね合わせ間隙に、交互に且つベローズ素材10と各
フランジ14との間の重ね合わせ間隙に径の大きいブレ
ージングシート16aが位置する状態で、重ね合わされ
るのであり、また各ベローズ素材10の重ね合わせ間隙
の、それらブレージングシート16a、16bが配置さ
れる側とは反対側の外側並びに内側周縁部に、スペーサ
18a、18bがそれぞれ配設、介在せしめられること
となるのである。
ところで、このように複数枚のベローズ素材10および
一対のフランジ14、14の重ね合わせ物が外挿される
ボルト20は、第1図に示されているように、下側の押
え板として機能し得る、厚肉円板形状を呈するヘッド部
22と、その先端部にネジ部を有する脚部24とから構
成されている。そして、該脚部24のヘッド部22側の
端部は、所定長さに亘ってボス部26とされている。
一対のフランジ14、14の重ね合わせ物が外挿される
ボルト20は、第1図に示されているように、下側の押
え板として機能し得る、厚肉円板形状を呈するヘッド部
22と、その先端部にネジ部を有する脚部24とから構
成されている。そして、該脚部24のヘッド部22側の
端部は、所定長さに亘ってボス部26とされている。
また、このようなボルト20の脚部24には、所定長さ
を有する円筒形状のガイドスリーブ28が外挿されてい
る。このガイドスリーブ28は、その内径が前記ボルト
20の脚部24に形成されたボス部26の外径に略等し
くされており、それによって該ガイドスリーブ28が、
ボルト20の脚部24に対して、その外周面と所定距離
の隙間を隔てた状態で、同心的に配設、保持され得るよ
うになっていると共に、その外径が前記ベローズ素材1
0の孔12の径と略等しくされていることによって、そ
こに外挿されるベローズ素材10およびフランジ14を
同一軸心上に配設、保持せしめ得るようになっているの
である。
を有する円筒形状のガイドスリーブ28が外挿されてい
る。このガイドスリーブ28は、その内径が前記ボルト
20の脚部24に形成されたボス部26の外径に略等し
くされており、それによって該ガイドスリーブ28が、
ボルト20の脚部24に対して、その外周面と所定距離
の隙間を隔てた状態で、同心的に配設、保持され得るよ
うになっていると共に、その外径が前記ベローズ素材1
0の孔12の径と略等しくされていることによって、そ
こに外挿されるベローズ素材10およびフランジ14を
同一軸心上に配設、保持せしめ得るようになっているの
である。
次いで、このようにボルト20の脚部24に外挿された
ガイドスリーブ28が、その中央の孔12に挿通せしめ
られた状態で重ね合わされた、ベローズ素材10および
フランジ14からなる重ね合わせ物に対して、第1図に
示されているように、その上部に厚肉円環状の押え板3
0を同心的に重ね合わせる。この押え板30は、上側の
押え板として機能するものであり、ボルト20のヘッド
部22と略同一の外径を有すると共に、その中央部にお
いてガイドスリーブ28の外径と略同一の内径を有する
孔32を備えており、該ガイドスリーブ28に外挿され
た状態で、前記重ね合わせ物の上部に同心的に配設され
ることとなる。
ガイドスリーブ28が、その中央の孔12に挿通せしめ
られた状態で重ね合わされた、ベローズ素材10および
フランジ14からなる重ね合わせ物に対して、第1図に
示されているように、その上部に厚肉円環状の押え板3
0を同心的に重ね合わせる。この押え板30は、上側の
押え板として機能するものであり、ボルト20のヘッド
部22と略同一の外径を有すると共に、その中央部にお
いてガイドスリーブ28の外径と略同一の内径を有する
孔32を備えており、該ガイドスリーブ28に外挿され
た状態で、前記重ね合わせ物の上部に同心的に配設され
ることとなる。
なお、この図から明らかなように、本実施例におけるガ
イドスリーブ28は、その長さが、ベローズ素材10お
よびフランジ14からなる重ね合わせ物よりも長く、且
つ該重ね合わせ物に押え板30を重ね合わせたものより
も短くされている。
イドスリーブ28は、その長さが、ベローズ素材10お
よびフランジ14からなる重ね合わせ物よりも長く、且
つ該重ね合わせ物に押え板30を重ね合わせたものより
も短くされている。
さらに、かかる押え板30の上部において、第1図に示
されているように、ボルト20の脚部24に外挿される
状態で、圧縮コイルスプリング34および押え板30と
同様の形状を有するスプリング押え板36を配設せしめ
ると共に、該ボルト20の脚部24の先端部にナット3
8を螺合させる。そして、ナット38を所定の締付力で
締め付けることにより、所定の押圧力を圧縮コイルスプ
リング34を介して押え板30に作用せしめ、該押え板
30とボルト20のヘッド部22との間で前記ベローズ
素材10およびフランジ14からなる重ね合わせ物を加
圧する。また、この加圧状態下において、ブレージング
シート16a、16bのろうだけが溶ける温度まで加熱
することによって、その内周部と外周部とを交互に接合
せしめ、以てそれらベローズ素材10およびフランジ1
4が一体化された接合体を得るのである。
されているように、ボルト20の脚部24に外挿される
状態で、圧縮コイルスプリング34および押え板30と
同様の形状を有するスプリング押え板36を配設せしめ
ると共に、該ボルト20の脚部24の先端部にナット3
8を螺合させる。そして、ナット38を所定の締付力で
締め付けることにより、所定の押圧力を圧縮コイルスプ
リング34を介して押え板30に作用せしめ、該押え板
30とボルト20のヘッド部22との間で前記ベローズ
素材10およびフランジ14からなる重ね合わせ物を加
圧する。また、この加圧状態下において、ブレージング
シート16a、16bのろうだけが溶ける温度まで加熱
することによって、その内周部と外周部とを交互に接合
せしめ、以てそれらベローズ素材10およびフランジ1
4が一体化された接合体を得るのである。
なお、かかるろう付け操作は、フラックス使用の有無に
拘らず実施することが可能であり、加熱のための熱源と
しては、トーチ、バッチ式炉、連続炉など、種々の形式
のものを採用することが可能である。また、ろう付け雰
囲気も特に制限を受けるものではなく、空気、不活性ガ
ス、真空等の種々の雰囲気下での操作が可能である。
拘らず実施することが可能であり、加熱のための熱源と
しては、トーチ、バッチ式炉、連続炉など、種々の形式
のものを採用することが可能である。また、ろう付け雰
囲気も特に制限を受けるものではなく、空気、不活性ガ
ス、真空等の種々の雰囲気下での操作が可能である。
さらに、前記スペーサ18a及び18b、ボルト20、
ナット38、押え板30、圧縮コイルスプリング34お
よびスプリング押え板36は、何れも耐熱鋼などの耐熱
性材料にて構成されることとなる。
ナット38、押え板30、圧縮コイルスプリング34お
よびスプリング押え板36は、何れも耐熱鋼などの耐熱
性材料にて構成されることとなる。
そして、その接合後、かかる接合体をボルト20から取
り外し、冷却した後、フランジ14、14間にそれらを
互いに離間する方向に展張力を作用させて、各重ね合わ
せ間隙を拡開することにより、所望の蛇腹状のベローズ
製品が完成するのである。
り外し、冷却した後、フランジ14、14間にそれらを
互いに離間する方向に展張力を作用させて、各重ね合わ
せ間隙を拡開することにより、所望の蛇腹状のベローズ
製品が完成するのである。
従って、このような手法によれば、ベローズ素材10、
フランジ14、ブレージングシート16およびスペーサ
18の、ボルト20に対する組付けが、ガイドスリーブ
28の外周面にて案内されることによって、容易に且つ
良好に為され得ることから、その組付時間が有効に短縮
され得るのであり、更にろう付け後の取外しに際して
も、それらの接合体をガイドスリーブ28と共に、ボル
ト20から取り外した後、かかる接合体のみを取り外す
ことによって、その操作が容易に且つ良好に為され得
て、その取外し時間が有効に短縮され得るのである。
フランジ14、ブレージングシート16およびスペーサ
18の、ボルト20に対する組付けが、ガイドスリーブ
28の外周面にて案内されることによって、容易に且つ
良好に為され得ることから、その組付時間が有効に短縮
され得るのであり、更にろう付け後の取外しに際して
も、それらの接合体をガイドスリーブ28と共に、ボル
ト20から取り外した後、かかる接合体のみを取り外す
ことによって、その操作が容易に且つ良好に為され得
て、その取外し時間が有効に短縮され得るのである。
なお、ガイドスリーブ28を接合体から分離せしめるに
際しては、所定の器具を使っての、押し出しや抜き取り
或いは叩き出しなどの操作によって為されることとなる
が、該ガイドスリーブ28は、ボルト部材の如きヘッド
部やネジ部を有しておらず、またその長さが短いため
に、かかる取外しが容易に為され得るのであり、その取
り外しに際してフィン材(ベローズ素材)の変形などが
殆ど惹起されるようなこともないのである。また、ベロ
ーズ素材10を外挿せしめる前に、ガイドスリーブ28
の外周面に対して、適当な離型剤を塗布しておくとこと
は、かかる作業性および生産性をより向上せしめる上に
おいて有効である。
際しては、所定の器具を使っての、押し出しや抜き取り
或いは叩き出しなどの操作によって為されることとなる
が、該ガイドスリーブ28は、ボルト部材の如きヘッド
部やネジ部を有しておらず、またその長さが短いため
に、かかる取外しが容易に為され得るのであり、その取
り外しに際してフィン材(ベローズ素材)の変形などが
殆ど惹起されるようなこともないのである。また、ベロ
ーズ素材10を外挿せしめる前に、ガイドスリーブ28
の外周面に対して、適当な離型剤を塗布しておくとこと
は、かかる作業性および生産性をより向上せしめる上に
おいて有効である。
すなわち、本実施例に従えば、フィンの不揃いや変形が
なく、ろう付け状態の良好な精度の高いベローズ製品
が、極めて良好な生産性のもとに製造され得ることとな
るのである。
なく、ろう付け状態の良好な精度の高いベローズ製品
が、極めて良好な生産性のもとに製造され得ることとな
るのである。
一方、第3図は、本発明の好ましい具体例としての別の
一例を示すものである。即ち、本実施例においては、ボ
ルト20のヘッド部22を下側の押え板として用いてお
らず、その代わりに、該ヘッド部22と下側のフランジ
14との間に、耐熱性材料にて構成された下側の押え板
40を介挿せしめたものである。
一例を示すものである。即ち、本実施例においては、ボ
ルト20のヘッド部22を下側の押え板として用いてお
らず、その代わりに、該ヘッド部22と下側のフランジ
14との間に、耐熱性材料にて構成された下側の押え板
40を介挿せしめたものである。
この下側押え板40は、図から明らかなように、厚肉円
環板状を呈しており、その外径がベローズ素材10の外
径と略等しく、且つその内径がボルト20の脚部24の
外径と略等しくされている。また、該下側押え板40の
孔42は、軸方向の略半分に亘って拡径され、嵌合部4
4とされている。そして、該嵌合部44に対してガイド
スリーブ28の端部が嵌入されており、それによって該
ガイドスリーブ28が、ボルト20の脚部24に対して
同一軸心上に、位置固定に保持されているのである。
環板状を呈しており、その外径がベローズ素材10の外
径と略等しく、且つその内径がボルト20の脚部24の
外径と略等しくされている。また、該下側押え板40の
孔42は、軸方向の略半分に亘って拡径され、嵌合部4
4とされている。そして、該嵌合部44に対してガイド
スリーブ28の端部が嵌入されており、それによって該
ガイドスリーブ28が、ボルト20の脚部24に対して
同一軸心上に、位置固定に保持されているのである。
このような装置を用いた製造手法によっても、前記実施
例と同様に、精度の高いベローズ製品が、極めて良好な
生産性のもとに製造され得ることとなる。
例と同様に、精度の高いベローズ製品が、極めて良好な
生産性のもとに製造され得ることとなる。
そしてまた、本実施例においては、ベローズ素材10お
よびフランジ14の重ね合わせ物に対して加えられる、
ボルト20へのナット38の螺合に基づく加圧力が、上
下に配された押え板30、40を介して作用せしめられ
ることとなるところから、異なる口径を有するベローズ
製品を製造するに際しても、上下の押え板30、40お
よびガイドスリーブ28だけを適宜取り替えることによ
って為され得るといった利点をも有するのである。
よびフランジ14の重ね合わせ物に対して加えられる、
ボルト20へのナット38の螺合に基づく加圧力が、上
下に配された押え板30、40を介して作用せしめられ
ることとなるところから、異なる口径を有するベローズ
製品を製造するに際しても、上下の押え板30、40お
よびガイドスリーブ28だけを適宜取り替えることによ
って為され得るといった利点をも有するのである。
因みに、ベローズ素材10、フランジ14、ブレージン
グシート16およびスペーサ18として、下記に示すよ
うな材料および寸法のものを用い、20枚のベローズ素
材10を重ね合わせて、前記第一および第二の実施例に
従って製造したベローズ製品について、その組付けおよ
び取外し作業性(所要時間で示す)を測定すると共に得
られた製品の観察を行ない、その結果を下記第1表に示
した。また、これと比較するために、第4図に示されて
いるように、ガイドスリーブ28を用いることなく、そ
の脚部24の外径をベローズ素材10の口径と略同一と
したボルト20を用いたもの、更に第5図に示されてい
るように、ガイドスリーブ28を用いることなく、ボル
ト20の脚部24とベローズ素材10の孔12との間に
隙間を有するものにおいても、それぞれ、同一の条件下
においてベローズ製品を製造し、同様の検査を行なって
その結果を第1表に併せ示した。
グシート16およびスペーサ18として、下記に示すよ
うな材料および寸法のものを用い、20枚のベローズ素
材10を重ね合わせて、前記第一および第二の実施例に
従って製造したベローズ製品について、その組付けおよ
び取外し作業性(所要時間で示す)を測定すると共に得
られた製品の観察を行ない、その結果を下記第1表に示
した。また、これと比較するために、第4図に示されて
いるように、ガイドスリーブ28を用いることなく、そ
の脚部24の外径をベローズ素材10の口径と略同一と
したボルト20を用いたもの、更に第5図に示されてい
るように、ガイドスリーブ28を用いることなく、ボル
ト20の脚部24とベローズ素材10の孔12との間に
隙間を有するものにおいても、それぞれ、同一の条件下
においてベローズ製品を製造し、同様の検査を行なって
その結果を第1表に併せ示した。
なお、ろう付け操作は、何れも窒素ガス雰囲気下におい
て、600℃×3分の加熱操作を加えることにより行な
った。また、重ね合わせ物に対する加圧力は、それぞ
れ、圧縮コイルスプリング34による押圧力を10kgと
して加えた。更に、ボルト20、ナット38、ガイドス
リーブ28、押さえ板30、40および圧縮コイルスプ
リング34などの材質としては、何れも耐熱鋼(ステン
レス鋼)を採用した。
て、600℃×3分の加熱操作を加えることにより行な
った。また、重ね合わせ物に対する加圧力は、それぞ
れ、圧縮コイルスプリング34による押圧力を10kgと
して加えた。更に、ボルト20、ナット38、ガイドス
リーブ28、押さえ板30、40および圧縮コイルスプ
リング34などの材質としては、何れも耐熱鋼(ステン
レス鋼)を採用した。
(a)ベローズ素材10:アルミニウム合金(A695
1);板厚0.2mm;外径63mm;内径24mm (b)フランジ部材14:アルミニウム合金(A300
3);板厚6mm;外径63mm;内径24mm (c)ブレージングシート16a:BA12PC;板厚
0.3mm;外径63mm;内径59mm (d)ブレージングシート16b;BA12PC;板厚
0.3mm;外径28mm;内径24mm (e)スペーサ18a:ステンレス鋼(SUS27);各
寸法はブレージングシート16aと同一 (f)スペーサ18b:ステンレス鋼(SUS27);各
寸法はブレージングシート16bと同一 上記第1表から明らかなように、第一および第二の実施
例に従って製造されたベローズ製品では、何れもろう付
けが良好であり且つ品質の良好なベローズ製品を安定し
て得られることが認められるのである。一方、それに対
して、第一の比較例に従って製造されたベローズ製品に
あっては、ろう付け結果は良好であるものの、ベローズ
素材の接合体をボルト20から取り外す際に無理な力が
作用せしめられるために、フィン材の変形が惹起される
ことが認められ、更に第二の比較例に従って製造された
ものにあっては、ブレージングシート(16)とフィン
(ベローズ素材10)の不整いおよびそれによるろう付
け状態の不良が認められ、何れも良好な製品と言えるも
のではなかった。
1);板厚0.2mm;外径63mm;内径24mm (b)フランジ部材14:アルミニウム合金(A300
3);板厚6mm;外径63mm;内径24mm (c)ブレージングシート16a:BA12PC;板厚
0.3mm;外径63mm;内径59mm (d)ブレージングシート16b;BA12PC;板厚
0.3mm;外径28mm;内径24mm (e)スペーサ18a:ステンレス鋼(SUS27);各
寸法はブレージングシート16aと同一 (f)スペーサ18b:ステンレス鋼(SUS27);各
寸法はブレージングシート16bと同一 上記第1表から明らかなように、第一および第二の実施
例に従って製造されたベローズ製品では、何れもろう付
けが良好であり且つ品質の良好なベローズ製品を安定し
て得られることが認められるのである。一方、それに対
して、第一の比較例に従って製造されたベローズ製品に
あっては、ろう付け結果は良好であるものの、ベローズ
素材の接合体をボルト20から取り外す際に無理な力が
作用せしめられるために、フィン材の変形が惹起される
ことが認められ、更に第二の比較例に従って製造された
ものにあっては、ブレージングシート(16)とフィン
(ベローズ素材10)の不整いおよびそれによるろう付
け状態の不良が認められ、何れも良好な製品と言えるも
のではなかった。
従って、このことから明らかなように、前記第一実施例
および第二実施例によれば、何れも、その外径がベロー
ズ素材10の内径に略等しくされたガイドスリーブ28
を用いることによって、精度の高いベローズ製品を、極
めて良好な生産性のもとに製造することができるのであ
り、実用上極めて有効である。
および第二実施例によれば、何れも、その外径がベロー
ズ素材10の内径に略等しくされたガイドスリーブ28
を用いることによって、精度の高いベローズ製品を、極
めて良好な生産性のもとに製造することができるのであ
り、実用上極めて有効である。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これらは文字
通りの例示であり、本発明は、これらの具体例に限定し
て解釈されるべきものではない。
通りの例示であり、本発明は、これらの具体例に限定し
て解釈されるべきものではない。
例えば、前記実施例においては、ガイドスリーブ28
が、その下方端部において、ボルト20のボス部26或
いは下側押え板40の嵌合部44にて、ボルト20の脚
部24と同一軸心上に保持されていたが、その保持構造
は限定されるものではなく、その他、押え板に周溝を形
成し、該周溝にてガイドスリーブの軸方向端部を保持す
るようにすることなども可能である。そしてまた、この
ように、ガイドスリーブ28をボルト20に対して同一
軸心上に保持せしめることは、かかるベローズ素材10
の重ね合わせ物に対して作用せしめられる加圧力を均一
化せしめるに有効であり、好ましいものではあるが、本
発明の目的に関しては必ずしも必要なことではない。
が、その下方端部において、ボルト20のボス部26或
いは下側押え板40の嵌合部44にて、ボルト20の脚
部24と同一軸心上に保持されていたが、その保持構造
は限定されるものではなく、その他、押え板に周溝を形
成し、該周溝にてガイドスリーブの軸方向端部を保持す
るようにすることなども可能である。そしてまた、この
ように、ガイドスリーブ28をボルト20に対して同一
軸心上に保持せしめることは、かかるベローズ素材10
の重ね合わせ物に対して作用せしめられる加圧力を均一
化せしめるに有効であり、好ましいものではあるが、本
発明の目的に関しては必ずしも必要なことではない。
また、前記実施例においては、ボルト20へのナット3
8の螺合に基づく加圧力が、圧縮コイルスプリング34
を介して、ベローズ素材10の重ね合わせ物に対して作
用せしめられていたが、圧縮コイルスプリング34の代
わりに、皿バネなどの種々なる付勢手段を採用すること
が可能である。そしてまた、このような加圧手段は、ベ
ローズ素材10の重ね合わせ物に対して作用せしめられ
る加圧力を一層均一化せしめるに有効であるが、かかる
加圧手段を用いることなく、ボルトに対するナットの螺
合に基づく加圧力を、重ね合わせ物に対して直接作用せ
しめた場合にあっても、上述の如き本発明の優れた効果
は有効に発現され得るものである。
8の螺合に基づく加圧力が、圧縮コイルスプリング34
を介して、ベローズ素材10の重ね合わせ物に対して作
用せしめられていたが、圧縮コイルスプリング34の代
わりに、皿バネなどの種々なる付勢手段を採用すること
が可能である。そしてまた、このような加圧手段は、ベ
ローズ素材10の重ね合わせ物に対して作用せしめられ
る加圧力を一層均一化せしめるに有効であるが、かかる
加圧手段を用いることなく、ボルトに対するナットの螺
合に基づく加圧力を、重ね合わせ物に対して直接作用せ
しめた場合にあっても、上述の如き本発明の優れた効果
は有効に発現され得るものである。
さらに、ガイドスリーブ28の長さや形状および肉厚な
どは、製造するベローズ製品の形状や用いるボルトの大
きさなどによって適宜選定されるべきものであり、限定
されるものではない。そして、本発明に従えば、ベロー
ズ製品の通孔の形状が円形の他、矩形状や楕円形状或い
は星形状のものを製造するに際しても、ガイドスリーブ
を対応する形状のものに取り換えることによって、ボル
トなどを加工、交換することなく、良好な生産性のもと
に製造することが可能となるのである。
どは、製造するベローズ製品の形状や用いるボルトの大
きさなどによって適宜選定されるべきものであり、限定
されるものではない。そして、本発明に従えば、ベロー
ズ製品の通孔の形状が円形の他、矩形状や楕円形状或い
は星形状のものを製造するに際しても、ガイドスリーブ
を対応する形状のものに取り換えることによって、ボル
トなどを加工、交換することなく、良好な生産性のもと
に製造することが可能となるのである。
また、前記実施例では、ろう付け部材としてブレージン
グシートが採用されていたが、それに限定されるもので
はなく、またかかるろう付け部材は予めベローズ部材に
固着しておくようにしてもよいのである。
グシートが採用されていたが、それに限定されるもので
はなく、またかかるろう付け部材は予めベローズ部材に
固着しておくようにしてもよいのである。
更にまた、前記実施例においては、ベローズ素材10の
重ね合わせ間隙の、ブレージングシート16が介在せし
められた側とは反対側の外側並びに内側周縁部には、ス
ペーサ18が介装されており、それによってかかる重ね
合わせ物に加えられる加圧力がより有効に作用せしめら
れるようになっていたが、このようなスペーサ18は、
本発明の効果を達成する上においては、必ずしも必要な
ものではない。
重ね合わせ間隙の、ブレージングシート16が介在せし
められた側とは反対側の外側並びに内側周縁部には、ス
ペーサ18が介装されており、それによってかかる重ね
合わせ物に加えられる加圧力がより有効に作用せしめら
れるようになっていたが、このようなスペーサ18は、
本発明の効果を達成する上においては、必ずしも必要な
ものではない。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識
に基づいて、種々なる変更、改良、修正等を加えた態様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何
れも本発明の範囲内に含まれるものであることは、言う
までもないところである。
に基づいて、種々なる変更、改良、修正等を加えた態様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何
れも本発明の範囲内に含まれるものであることは、言う
までもないところである。
第1図は本発明の一実施例を説明するための縦断面図で
あり、第2図は第1図に示されている実施例において用
いられるベローズ素材の平面図である。第3図は本発明
の別の実施例を説明するための第1図に相当する図であ
る。また、第4図および第5図は、それぞれ本発明とは
異なる方法を説明するための第1図に相当する図であ
る。 10:ベローズ素材、12:孔 14:フランジ 16a、16b:ブレージングシート 20:ボルト、22:ヘッド部 24:脚部、28:ガイドスリーブ 34:圧縮コイルスプリング 38:ナット
あり、第2図は第1図に示されている実施例において用
いられるベローズ素材の平面図である。第3図は本発明
の別の実施例を説明するための第1図に相当する図であ
る。また、第4図および第5図は、それぞれ本発明とは
異なる方法を説明するための第1図に相当する図であ
る。 10:ベローズ素材、12:孔 14:フランジ 16a、16b:ブレージングシート 20:ボルト、22:ヘッド部 24:脚部、28:ガイドスリーブ 34:圧縮コイルスプリング 38:ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 種田 充絋 愛知県名古屋市港区千年3丁目1番12号 住友軽金属工業株式会社名古屋製造所内 (56)参考文献 特開 昭60−222665(JP,A) 特開 昭61−282669(JP,A) 特開 昭62−220271(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】ベローズ製品の通孔に対応する孔を中央部
分に備えた所定形状のベローズ素材の複数枚を重ね合わ
せる一方、その重ね合わせ間隙の外側周縁部の所定幅部
分と内側周縁部の所定幅部分とに重ね合わせ方向に交互
に所定のろう付け部材を介在させ、そしてかかる重ね合
わせたベローズ素材の孔にボルト部材を挿通して該ボル
ト部材にナット部材を螺合させ、該ナット部材の該ボル
ト部材に対する螺合に基づいて前記重ね合わせ物をその
重ね合わせ方向に加圧し、その加圧状態下において所定
の加熱操作を施すことにより、前記ベローズ素材が内周
部分と外周部分とで交互に接合せしめられた接合体を形
成せしめるに際して、前記ボルト部材に脱着可能に所定
長さのガイドスリーブを外挿すると共に、該ガイドスリ
ーブの周りに、前記ベローズ素材の重ね合わせ物をその
中央の孔に該ガイドスリーブが挿通させられた状態にお
いて配置せしめて、前記加圧、加熱を施すようにしたこ
とを特徴とする金属ベローズの製造方法。 - 【請求項2】前記重ね合わせ物が、前記ナット部材の前
記ボルト部材に対する螺合により、それらナット部材と
ボルト部材との間で直接加圧せしめられる特許請求の範
囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項3】前記重ね合わせ物が、前記ナット部材の前
記ボルト部材に対する螺合により、それらナット部材と
ボルト部材との間で所定の付勢手段を介して加圧せしめ
られる特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項4】前記ろう付け部材がブレージングシートか
ら構成されている特許請求の範囲第1項乃至第3項の何
れかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6375786A JPH0655347B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 金属ベロ−ズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6375786A JPH0655347B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 金属ベロ−ズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62220272A JPS62220272A (ja) | 1987-09-28 |
| JPH0655347B2 true JPH0655347B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=13238583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6375786A Expired - Lifetime JPH0655347B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 金属ベロ−ズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655347B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013039289A1 (ko) * | 2011-09-16 | 2013-03-21 | 주식회사 케이에스엠 | 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09323166A (ja) * | 1996-06-06 | 1997-12-16 | Suzuki Motor Corp | アルミニウムの接合方法 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP6375786A patent/JPH0655347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013039289A1 (ko) * | 2011-09-16 | 2013-03-21 | 주식회사 케이에스엠 | 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링 |
| CN103857492A (zh) * | 2011-09-16 | 2014-06-11 | 株式会社Ksm | 产生少量金属粉尘的波纹管焊接用冷却环 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62220272A (ja) | 1987-09-28 |
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