JPH0655446A - 被加工物の曲面加工方法及びその装置 - Google Patents
被加工物の曲面加工方法及びその装置Info
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- JPH0655446A JPH0655446A JP21021792A JP21021792A JPH0655446A JP H0655446 A JPH0655446 A JP H0655446A JP 21021792 A JP21021792 A JP 21021792A JP 21021792 A JP21021792 A JP 21021792A JP H0655446 A JPH0655446 A JP H0655446A
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- Japan
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- mask material
- opening
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】マイクロマシン等に使用されるような被加工物
の曲面加工を高能率、高品質で行うことができるように
する。 【構成】被加工物4の表面に所要のパターンのマスク材
3を設け、該マスク材3の開口部10を被加工物4の表
面に向かって大きくなるように配設することにより、噴
射ノズル5から微粒子を含む固気2相混合噴流2をマス
ク材3上に高速噴射して、被加工物4の表面に曲面加工
をする。
の曲面加工を高能率、高品質で行うことができるように
する。 【構成】被加工物4の表面に所要のパターンのマスク材
3を設け、該マスク材3の開口部10を被加工物4の表
面に向かって大きくなるように配設することにより、噴
射ノズル5から微粒子を含む固気2相混合噴流2をマス
ク材3上に高速噴射して、被加工物4の表面に曲面加工
をする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物の曲面加工方
法及びその装置に係わり、特に微粒子と気体の固気2相
混合噴流を噴射ノズルを用いて、マスク材上から被加工
物の表面に高速噴射して曲面加工を行うようにした方法
とその装置であって、マイクロマシン等の微細加工に用
いて好適な被加工物の曲面加工方法及びその装置に関す
る。
法及びその装置に係わり、特に微粒子と気体の固気2相
混合噴流を噴射ノズルを用いて、マスク材上から被加工
物の表面に高速噴射して曲面加工を行うようにした方法
とその装置であって、マイクロマシン等の微細加工に用
いて好適な被加工物の曲面加工方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、サンドブラスト法と
その装置は、金属材料、セラミックス材料、ガラス材
料、プラスチック材料等の基材の表面に装飾用の彫り加
工やバリ取り、下地の錆落し等の加工法とその装置とし
て利用されている。例えば特開昭63−22272号に
記載されているように砥粒と気体の固気2相流を噴射ノ
ズルから被加工物に噴射するようにしたサンドブラスト
法とその装置が知られている。
その装置は、金属材料、セラミックス材料、ガラス材
料、プラスチック材料等の基材の表面に装飾用の彫り加
工やバリ取り、下地の錆落し等の加工法とその装置とし
て利用されている。例えば特開昭63−22272号に
記載されているように砥粒と気体の固気2相流を噴射ノ
ズルから被加工物に噴射するようにしたサンドブラスト
法とその装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ようなサンドブラスト法及びその装置は、微細加工には
不適当なものであって、せいぜい装飾用の彫刻加工、下
地の錆落し等の加工や電子機器部品のバリ取りとか、例
えばVTR、R−DAT、HDD等のAVCC機器のヘ
ッドチップ、スライダー等の面取りやブレンド加工に用
いられる程度であった。また、従来の方法及びその装置
では、砥粒の粒径が15μm〜数百μmと大きく、粗面
しか得ることができなかった。また、ノズルの形状も円
筒のものが多く、ノズル径も大きく、ノズル精度も悪
い。また、固気2相流が不安定である等曲面加工を行う
ためには加工制御することが難しい。
ようなサンドブラスト法及びその装置は、微細加工には
不適当なものであって、せいぜい装飾用の彫刻加工、下
地の錆落し等の加工や電子機器部品のバリ取りとか、例
えばVTR、R−DAT、HDD等のAVCC機器のヘ
ッドチップ、スライダー等の面取りやブレンド加工に用
いられる程度であった。また、従来の方法及びその装置
では、砥粒の粒径が15μm〜数百μmと大きく、粗面
しか得ることができなかった。また、ノズルの形状も円
筒のものが多く、ノズル径も大きく、ノズル精度も悪
い。また、固気2相流が不安定である等曲面加工を行う
ためには加工制御することが難しい。
【0004】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであって、熟練を要することなく、
高能率で被加工物の表面の所要曲面加工を施すことがで
きるマイクロマシンのような製品の量産化を図ることを
目的にしている。
ためになされたものであって、熟練を要することなく、
高能率で被加工物の表面の所要曲面加工を施すことがで
きるマイクロマシンのような製品の量産化を図ることを
目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、噴射ノズル
から微粒子を含む固気2相混合噴流を高速噴射して被加
工物の表面を曲面加工する方法において、被加工物の表
面に所要のパターンのマスク材を被着して、そのマスク
材の開口部を被加工物の表面に向かって大きくすること
により固気2相混合噴流をマスク材上から高速噴射して
被加工物の表面に曲面加工を行うようにしたことを特徴
とする。
から微粒子を含む固気2相混合噴流を高速噴射して被加
工物の表面を曲面加工する方法において、被加工物の表
面に所要のパターンのマスク材を被着して、そのマスク
材の開口部を被加工物の表面に向かって大きくすること
により固気2相混合噴流をマスク材上から高速噴射して
被加工物の表面に曲面加工を行うようにしたことを特徴
とする。
【0006】また、噴射ノズルから微粒子を含む固気2
相混合噴流を高速噴射して被加工物の表面を曲面加工す
る装置において、被加工物の表面に所要のパターンのマ
スク材を設け、前記マスク材の開口部を被加工物の表面
に向かって大きくなるように配設したことを特徴とす
る。
相混合噴流を高速噴射して被加工物の表面を曲面加工す
る装置において、被加工物の表面に所要のパターンのマ
スク材を設け、前記マスク材の開口部を被加工物の表面
に向かって大きくなるように配設したことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】被加工物の表面に所要のパターンのマスク材を
被着してそのマスク材の開口部を被加工物の表面に向か
って大きくすることにより、固気2相混合噴流をマスク
材上から高速噴射させ、その開口部内で拡大流を生成さ
せ、この拡大流の流体エネルギーの作用で被加工物の表
面に曲面加工するための加工制御を行うと共に、加工効
率を高める。
被着してそのマスク材の開口部を被加工物の表面に向か
って大きくすることにより、固気2相混合噴流をマスク
材上から高速噴射させ、その開口部内で拡大流を生成さ
せ、この拡大流の流体エネルギーの作用で被加工物の表
面に曲面加工するための加工制御を行うと共に、加工効
率を高める。
【0008】
【実施例】以下、本発明の被加工物の曲面加工方法及び
その装置に係わる一実施例を図1乃至図3を参照して説
明する。ここで、図1は本発明の被加工物の曲面加工方
法及びその装置を説明する正面断面図である。図2は図
1の平面図、図3は図2のY−Y線上における側面図で
ある。
その装置に係わる一実施例を図1乃至図3を参照して説
明する。ここで、図1は本発明の被加工物の曲面加工方
法及びその装置を説明する正面断面図である。図2は図
1の平面図、図3は図2のY−Y線上における側面図で
ある。
【0009】1は被加工物の曲面加工装置であり、被加
工物4の表面に所要のパターンのマスク材3を被着さ
せ、噴射ノズル5からこのマスク材3上に微粒子と気体
の固気2相混合噴流2を高速噴射させ、前記マスク材3
の開口部10を介して、被加工物4の表面を曲面加工す
るようにしたものである。
工物4の表面に所要のパターンのマスク材3を被着さ
せ、噴射ノズル5からこのマスク材3上に微粒子と気体
の固気2相混合噴流2を高速噴射させ、前記マスク材3
の開口部10を介して、被加工物4の表面を曲面加工す
るようにしたものである。
【0010】そして、この曲面加工装置1は、微粒子と
気体の固気2相混合噴流2をマスク材3上に高速噴射さ
せ、被加工物4の表面を曲面加工する長方角形を成した
噴射ノズル5を備えており、そのノズル5の上部には図
示しない固気2相混合流生成装置及び固気2相混合流供
給輸送装置が配設されている。
気体の固気2相混合噴流2をマスク材3上に高速噴射さ
せ、被加工物4の表面を曲面加工する長方角形を成した
噴射ノズル5を備えており、そのノズル5の上部には図
示しない固気2相混合流生成装置及び固気2相混合流供
給輸送装置が配設されている。
【0011】このようにして微粒子が気体中に均一に分
散された固気2相混合流6を得る方法とその装置は、本
発明者が発明し、本発明の特許出願人が平成2年9月2
5日に出願し、平成4年5月1日に公開された特開平4
−131130号(特願平2−252013号)「均一
な固気2相混合流生成方法及び粉体供給輸送装置」で得
ることができる。
散された固気2相混合流6を得る方法とその装置は、本
発明者が発明し、本発明の特許出願人が平成2年9月2
5日に出願し、平成4年5月1日に公開された特開平4
−131130号(特願平2−252013号)「均一
な固気2相混合流生成方法及び粉体供給輸送装置」で得
ることができる。
【0012】次に、マスク材3を被着した被加工物4を
載置した被加工物取付治具7を曲面加工装置1の可動台
8に固定する。この可動台8と共に被加工物4は、前
後、左右、上下に移動可能となる。前記被加工物4の材
料としてはAl2 O3 、Al2O3 −TiCを用いた。
その被加工物4の寸法は、縦L1 =5mm、横L2 =
7.8mm、厚さT1 =200μmとする。
載置した被加工物取付治具7を曲面加工装置1の可動台
8に固定する。この可動台8と共に被加工物4は、前
後、左右、上下に移動可能となる。前記被加工物4の材
料としてはAl2 O3 、Al2O3 −TiCを用いた。
その被加工物4の寸法は、縦L1 =5mm、横L2 =
7.8mm、厚さT1 =200μmとする。
【0013】また、前記噴射ノズル5は、所要の位置に
固定されている。この噴射ノズル5の材料としては、A
l2 O3 等のセラミックス材料を用いた。その噴射ノズ
ル5のノズル噴口9の寸法はW1 =200〜1000μ
m、長さL3 =9mmとする。
固定されている。この噴射ノズル5の材料としては、A
l2 O3 等のセラミックス材料を用いた。その噴射ノズ
ル5のノズル噴口9の寸法はW1 =200〜1000μ
m、長さL3 =9mmとする。
【0014】次に、被加工物4の表面に施した前記マス
ク材3だあるが、図4乃至図6を用いて詳述する。ここ
で、図4は本発明のマスク材3の正面断面図であり、図
5は図4の平面図、図6は図5のY−Y線上の側面図で
ある。
ク材3だあるが、図4乃至図6を用いて詳述する。ここ
で、図4は本発明のマスク材3の正面断面図であり、図
5は図4の平面図、図6は図5のY−Y線上の側面図で
ある。
【0015】マスク材3の所要のパターンは図7のマイ
クロカムの正面断面図に示したように、マイクロマシン
等に使用するもので、このマスク材3の所要のパターン
の寸法として微小曲面加工ができるようにパターニング
されている。この実施例ではマイクロカムの所要のパタ
ーンで形成したマスク材3を例示した。ここでは、マス
ク材3として、ステンレス材料等のメタルマスクを用い
た。
クロカムの正面断面図に示したように、マイクロマシン
等に使用するもので、このマスク材3の所要のパターン
の寸法として微小曲面加工ができるようにパターニング
されている。この実施例ではマイクロカムの所要のパタ
ーンで形成したマスク材3を例示した。ここでは、マス
ク材3として、ステンレス材料等のメタルマスクを用い
た。
【0016】マスク材3の寸法は次の通りである。縦L
4 =9mm、横L5 =7.8mm、厚さT2 =200μ
mである。また、マスク材3の所要のパターンの形状寸
法は、前記マスク材3を用いて、その開口部10を複数
の階段状の末広がり管11で形成されており、その寸法
は次の通りである。
4 =9mm、横L5 =7.8mm、厚さT2 =200μ
mである。また、マスク材3の所要のパターンの形状寸
法は、前記マスク材3を用いて、その開口部10を複数
の階段状の末広がり管11で形成されており、その寸法
は次の通りである。
【0017】その開口部10の階段1段目の寸法は、幅
W2 =200μm、長さL6 =5mm、厚さT3 =10
0μm、また、その2段目の寸法は、幅W3 =600μ
m、長さL7 =9mm、厚さT4 =100μmとする。
W2 =200μm、長さL6 =5mm、厚さT3 =10
0μm、また、その2段目の寸法は、幅W3 =600μ
m、長さL7 =9mm、厚さT4 =100μmとする。
【0018】以上のように一実施例では、マスク材3の
複数の開口部10をマイクロカム等のマイクロマシンに
好適な形状としたが、この形状に限らず連続した直線状
又は曲線状の末広がり管であってもよい。
複数の開口部10をマイクロカム等のマイクロマシンに
好適な形状としたが、この形状に限らず連続した直線状
又は曲線状の末広がり管であってもよい。
【0019】次に、マスク材3と被加工物4との取付寸
法であるが、マスク材3と被加工物4とを、図2に示す
ように上下、左右対称になるように図示しない治具を用
いて重ね合わせ被着する。
法であるが、マスク材3と被加工物4とを、図2に示す
ように上下、左右対称になるように図示しない治具を用
いて重ね合わせ被着する。
【0020】次に、噴射ノズル5のノズル噴口9と被加
工物取付治具7に載置したマスク材3との寸法関係を表
すと、被加工物4を前記主送り方向(図1、図2で左右
方向)に噴射ノズル5のノズル噴口9の軸線aとマスク
材3の開口部10の軸線aが一致する位置になるように
所要の送りピッチPで間欠送りする。ここでは送りピッ
チP=800μmとする。
工物取付治具7に載置したマスク材3との寸法関係を表
すと、被加工物4を前記主送り方向(図1、図2で左右
方向)に噴射ノズル5のノズル噴口9の軸線aとマスク
材3の開口部10の軸線aが一致する位置になるように
所要の送りピッチPで間欠送りする。ここでは送りピッ
チP=800μmとする。
【0021】また、マスク材3の表面に投影した噴射ノ
ズル5のノズル噴口9の寸法W1 (幅)×L3 (長さ)
がマスク材3の開口部10の寸法W2 (幅)×L6 (長
さ)以上とする。また、その噴口9の先端部とマスク材
3の表面との間隔H=1〜10mmとする。
ズル5のノズル噴口9の寸法W1 (幅)×L3 (長さ)
がマスク材3の開口部10の寸法W2 (幅)×L6 (長
さ)以上とする。また、その噴口9の先端部とマスク材
3の表面との間隔H=1〜10mmとする。
【0022】次に、このようにしてマスク材3上から噴
射ノズル5を使用して、例えば粒径1〜3μmのSiC
を含む固気2相混合噴流2を1〜6kg/cm2 の噴射
圧力で被加工物4の表面に高速噴射する。そのようにす
ると、固気2相混合噴流2は、マスク材3に設けた階段
状の末広がり管11を成した開口部10から、被加工物
4の表面に向かって拡大流を形成し、この拡大流の拡散
された流体エネルギーにより被加工物4の表面には曲面
溝12の加工が施される。
射ノズル5を使用して、例えば粒径1〜3μmのSiC
を含む固気2相混合噴流2を1〜6kg/cm2 の噴射
圧力で被加工物4の表面に高速噴射する。そのようにす
ると、固気2相混合噴流2は、マスク材3に設けた階段
状の末広がり管11を成した開口部10から、被加工物
4の表面に向かって拡大流を形成し、この拡大流の拡散
された流体エネルギーにより被加工物4の表面には曲面
溝12の加工が施される。
【0023】ここでは、前記所要パターンのマスク材3
を被着した被加工物4の表面には、図7に示すようにマ
イクロカムの曲面溝12の加工が施される。その加工寸
法は、最大深さD=50μmであり、また、マスク材3
に設けた階段状の末広がり管11を成す開口部10の1
段目の寸法(幅W2 =200μm、厚さT3 =100μ
m)と2段目の寸法(幅W3 =600μm、厚さT4 =
100μm)との関係で開口部10内で生成される拡大
流の流体エネルギーの分布曲線が異なり、この1段目の
寸法と2段目の寸法を所要の寸法とすることにより、流
体エネルギー分布曲線を所要の分布曲線とすることがで
き、これにより曲面溝12の加工制御を行う。
を被着した被加工物4の表面には、図7に示すようにマ
イクロカムの曲面溝12の加工が施される。その加工寸
法は、最大深さD=50μmであり、また、マスク材3
に設けた階段状の末広がり管11を成す開口部10の1
段目の寸法(幅W2 =200μm、厚さT3 =100μ
m)と2段目の寸法(幅W3 =600μm、厚さT4 =
100μm)との関係で開口部10内で生成される拡大
流の流体エネルギーの分布曲線が異なり、この1段目の
寸法と2段目の寸法を所要の寸法とすることにより、流
体エネルギー分布曲線を所要の分布曲線とすることがで
き、これにより曲面溝12の加工制御を行う。
【0024】その結果、所要の曲面溝12の曲率半径が
得られる。また、その開口部10の2段目の幅W3 の終
端部13a、13bで被加工物4の表面にマスクを施
し、曲面溝12の加工溝幅W4 を規制するようにしてあ
る。ここではW4 =W3 =600μmとする。
得られる。また、その開口部10の2段目の幅W3 の終
端部13a、13bで被加工物4の表面にマスクを施
し、曲面溝12の加工溝幅W4 を規制するようにしてあ
る。ここではW4 =W3 =600μmとする。
【0025】また、このようにして被加工物4の表面に
衝突した前記固気2相混合噴流2(拡大流)及び被加工
物の加工屑等の塵埃は、マスク材3の開口部10に連通
する固気2相混合噴流排出口14a、14bから円滑に
外部へ排出されるようにしてある。
衝突した前記固気2相混合噴流2(拡大流)及び被加工
物の加工屑等の塵埃は、マスク材3の開口部10に連通
する固気2相混合噴流排出口14a、14bから円滑に
外部へ排出されるようにしてある。
【0026】ここでは、特にノズル噴口9を長方角形に
形成して、その噴口9とマスク材3の開口部10を同一
軸線a上に成し、ノズル噴口9の寸法をマスク材3の開
口部10の寸法より大きくすることにより、固気2相混
合噴流2を均一にマスク材3上に高速噴射させることが
できる。
形成して、その噴口9とマスク材3の開口部10を同一
軸線a上に成し、ノズル噴口9の寸法をマスク材3の開
口部10の寸法より大きくすることにより、固気2相混
合噴流2を均一にマスク材3上に高速噴射させることが
できる。
【0027】また、このように均一な固気2相混合噴流
2はマスク材3の開口部10内で軸対称の拡大流とな
り、その軸対称の拡大流がマスクで覆われていない被加
工物4の表面に衝突して、軸対称の曲面溝12の微細加
工を施す。その表面粗さは、0.1μm程度に仕上が
る。また、被加工物4の表面構造、表面性状は良質であ
る。
2はマスク材3の開口部10内で軸対称の拡大流とな
り、その軸対称の拡大流がマスクで覆われていない被加
工物4の表面に衝突して、軸対称の曲面溝12の微細加
工を施す。その表面粗さは、0.1μm程度に仕上が
る。また、被加工物4の表面構造、表面性状は良質であ
る。
【0028】その後、マスク材3を除去すると前述した
図7に示すような所要の加工が施された被加工物4を得
ることができる。図7はこの方法及びその装置を用いて
加工したマイクロカムの実施例であり、ここでは複数の
曲面溝12の加工が施される。
図7に示すような所要の加工が施された被加工物4を得
ることができる。図7はこの方法及びその装置を用いて
加工したマイクロカムの実施例であり、ここでは複数の
曲面溝12の加工が施される。
【0029】これまでの実施例では、噴射ノズル5のノ
ズル噴口9を長方角形で形成したものを例示したが、円
形であっても良く、マスクパターンの形状、被加工物4
の表面の形状に応じて異形に変更できることは勿論であ
る。また、所要のマスク材3を被加工物4に被着し、同
様の技術的思想により複数個のマイクロカムを同一被加
工物4から得られることは言うまでもなく、高能率で、
量産加工することができる。
ズル噴口9を長方角形で形成したものを例示したが、円
形であっても良く、マスクパターンの形状、被加工物4
の表面の形状に応じて異形に変更できることは勿論であ
る。また、所要のマスク材3を被加工物4に被着し、同
様の技術的思想により複数個のマイクロカムを同一被加
工物4から得られることは言うまでもなく、高能率で、
量産加工することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被加工
物の複雑なパターンの曲面加工を均一な品質で施すこと
ができ、また、その表面構造、表面性状が良質であるの
で、マイクロマシン等の好適な微細加工を高能率で施す
ことができる。
物の複雑なパターンの曲面加工を均一な品質で施すこと
ができ、また、その表面構造、表面性状が良質であるの
で、マイクロマシン等の好適な微細加工を高能率で施す
ことができる。
【図1】本発明の被加工物の曲面加工方法及び装置を説
明する正面断面図である。
明する正面断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のY−Y線上における側面図である。
【図4】本発明のマスク材の正面断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図5のY−Y線上における側面図である。
【図7】本発明の被加工物の曲面加工方法及びその装置
を用いて曲面加工を施した被加工物の正面断面図であ
る。
を用いて曲面加工を施した被加工物の正面断面図であ
る。
1 被加工物の曲面加工装置 2 固気2相混合噴流 3 マスク材 4 被加工物 5 噴射ノズル 6 固気2相混合流 7 被加工物取付治具 8 可動台 9 ノズル噴口 10 開口部 11 末広がり管 12 曲面溝 13a、13b 終端部 14a、14b 固気2相混合噴流 L1 被加工物の縦寸法 L2 被加工物の横寸法 L3 ノズル噴口の長さ L4 マスク材の縦寸法 L5 マスク材の横寸法 L6 開口部の長さ W1 ノズル噴口の幅寸法 W2 開口部(1段目)の幅 W3 開口部(2段目)の幅 W4 曲面溝の幅 H 噴射ノズルの先端部と被加工物表面との間隔 T1 被加工物の厚さ T2 マスク材の厚さ T3 開口部(1段目)の厚さ T4 開口部(2段目)の厚さ D 曲面溝の最大深さ a 軸線 P 送りピッチ
Claims (12)
- 【請求項1】 噴射ノズルから微粒子を含む固気2相混
合噴流を高速噴射して被加工物の表面を曲面加工する方
法において、 前記被加工物の表面に所要のパターンのマスク材を被着
し、該マスク材の開口部を前記被加工物の表面に向かっ
て大きくすることにより、前記固気2相混合噴流を前記
マスク材の表面上から高速噴射して前記被加工物の表面
に曲面を形成することを特徴とする被加工物の曲面加工
方法。 - 【請求項2】 前記マスク材の開口部を前記被加工物の
表面に向かって階段状の断面を成すように配し、前記固
気2相混合噴流を前記マスク材の表面上から高速噴射し
て、前記マスク材の開口部内で拡大流を生成させ、前記
拡大流の流体エネルギーにより前記被加工物の表面に曲
面を形成することを特徴とする請求項1記載の被加工物
の曲面加工方法。 - 【請求項3】 前記噴射ノズルのノズル噴口を長方角形
で形成し、このノズル噴口の前記マスク材上への投影寸
法が前記マスク材の開口部寸法より大きくすることによ
り、前記被加工物の表面に微粒子が均一に分散した前記
固気2相混合噴流を高速噴射して均一な曲面を形成する
ことを特徴とする請求項1記載の被加工物の曲面加工方
法。 - 【請求項4】 前記噴射ノズルのノズル噴口の軸線と前
記マスク材の開口部の軸線とを同一線上に設け、前記マ
スク材上から前記固気2相混合噴流を高速噴射すること
により、前記マスク材の開口部内で軸対称の拡大流を生
成させることを特徴とする請求項1記載の被加工物の曲
面加工方法。 - 【請求項5】 前記マスク材の開口部に連通する固気2
相混合噴流排出口を設け、前記固気2相混合噴流を被加
工物の表面から瞬時に外部へ排出することを特徴とする
請求項1又は請求項3記載の被加工物の曲面加工方法。 - 【請求項6】 前記マスク材の開口部の終端部を前記被
加工物の表面に被着させることにより、その終端部で被
加工物の曲面加工を規制することを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の被加工物の曲面加工方法。 - 【請求項7】 噴射ノズルから微粒子を含む固気2相混
合噴流を高速噴射して被加工物の表面を曲面加工する装
置において、 前記被加工物の表面に所要パターンのマスク材を被着す
ると共に、前記マスク材の開口部を前記被加工物の表面
に向かって大きくなるように配設したことを特徴とする
被加工物の曲面加工装置。 - 【請求項8】 前記被マスク材の開口部を前記被加工物
の表面に向かって階段状の断面を成すように配したこと
を特徴とする請求項7記載の被加工物の曲面加工装置。 - 【請求項9】 前記噴射ノズルのノズル噴口を長方角形
で成し、このノズル噴口寸法が前記マスク材の開口部寸
法より大きくしたことを特徴とする請求項7記載の被加
工物の曲面加工装置。 - 【請求項10】 前記噴射ノズルのノズル噴口の軸線と
前記マスク材の開口部の軸線とを同一線上に配したこと
を特徴とする請求項7記載の被加工物の曲面加工装置。 - 【請求項11】 前記マスク材の開口部に連通する固気
2相混合噴流排出口を設けたことを特徴とする請求項7
又は請求項8記載の被加工物の曲面加工装置。 - 【請求項12】 前記マスク材の開口部の終端部を前記
被加工物の表面に被着したことを特徴とする請求項7又
は請求項8記載の被加工物の曲面加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21021792A JPH0655446A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 被加工物の曲面加工方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21021792A JPH0655446A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 被加工物の曲面加工方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655446A true JPH0655446A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16585728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21021792A Pending JPH0655446A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 被加工物の曲面加工方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655446A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104209867A (zh) * | 2013-08-27 | 2014-12-17 | 东旭集团有限公司 | 玻璃基板表面处理的方法及系统 |
| CN106272088A (zh) * | 2016-08-11 | 2017-01-04 | 张家港市超声电气有限公司 | 太阳能电池用硅片的制绒前预处理方法和设备 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21021792A patent/JPH0655446A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104209867A (zh) * | 2013-08-27 | 2014-12-17 | 东旭集团有限公司 | 玻璃基板表面处理的方法及系统 |
| CN106272088A (zh) * | 2016-08-11 | 2017-01-04 | 张家港市超声电气有限公司 | 太阳能电池用硅片的制绒前预处理方法和设备 |
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