JPH0655631B2 - 易開封性包装体 - Google Patents
易開封性包装体Info
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- JPH0655631B2 JPH0655631B2 JP61229595A JP22959586A JPH0655631B2 JP H0655631 B2 JPH0655631 B2 JP H0655631B2 JP 61229595 A JP61229595 A JP 61229595A JP 22959586 A JP22959586 A JP 22959586A JP H0655631 B2 JPH0655631 B2 JP H0655631B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は改良された易開封性包装体に関するものであ
る。さらに詳しくいえば、本発明は、密封性に優れ、か
つ耐圧力が高く、ボイルやレトルト殺菌処理に耐え、し
かも開封剥離性が良好な易開封性包装体に関するもので
ある。
る。さらに詳しくいえば、本発明は、密封性に優れ、か
つ耐圧力が高く、ボイルやレトルト殺菌処理に耐え、し
かも開封剥離性が良好な易開封性包装体に関するもので
ある。
従来、熱可塑性樹脂、特にポリオレフィン系樹脂の射出
成形容器、熱成形容器は優れた強度、耐熱性などの特徴
を生かして、多くの食品類の包装に用いられている。こ
の包装容器の最も一般的なものは、フランジ部を有する
カップ状容器に蓋材をヒートシールして内容物を密封す
るものである。この場合、容器の密封性を高めるために
ヒートシール強度を高くすると、使用時の開封性が悪く
なり実用的でない。この問題の解決のためにシール層の
樹脂の組み合わせや樹脂のブレンドの選定で対応するこ
とが試みられている、しかしながら、この相反する要求
を満足するものは得られていない。これはヒートシール
強度が樹脂そのものによる以外に、シール時の温度、圧
力、時間などのシール条件や充填物などの夾雑物による
影響などによりシール性が大きく左右されるからであ
る。
成形容器、熱成形容器は優れた強度、耐熱性などの特徴
を生かして、多くの食品類の包装に用いられている。こ
の包装容器の最も一般的なものは、フランジ部を有する
カップ状容器に蓋材をヒートシールして内容物を密封す
るものである。この場合、容器の密封性を高めるために
ヒートシール強度を高くすると、使用時の開封性が悪く
なり実用的でない。この問題の解決のためにシール層の
樹脂の組み合わせや樹脂のブレンドの選定で対応するこ
とが試みられている、しかしながら、この相反する要求
を満足するものは得られていない。これはヒートシール
強度が樹脂そのものによる以外に、シール時の温度、圧
力、時間などのシール条件や充填物などの夾雑物による
影響などによりシール性が大きく左右されるからであ
る。
他方、近年、食品類のボイル、レトルト殺菌処理が行わ
れるようになり、これに伴いより高い密封性、耐熱性、
耐圧性、耐水性を有し、かつ易開封性を有する容器が求
められるようになった。
れるようになり、これに伴いより高い密封性、耐熱性、
耐圧性、耐水性を有し、かつ易開封性を有する容器が求
められるようになった。
そこで、本出願人は、先に多層容器の層間を開封剥離層
とする新しい容器を提案したが、この容器はヒートシー
ル時のずれや、容器フランジ部への切断線(切り込み)
加工などの点で、必ずしも十分に満足しうるものではな
かった。
とする新しい容器を提案したが、この容器はヒートシー
ル時のずれや、容器フランジ部への切断線(切り込み)
加工などの点で、必ずしも十分に満足しうるものではな
かった。
本発明は、このような事情のもとで、密封性および耐圧
性に優れ、ボイルやレトルト殺菌処理に耐え、かつヒー
トシールずれの影響をうけることがなく、しかも従来の
容器に匹敵する剥離開封性を有する易開封性包装体の提
供を目的としてなされたものである。
性に優れ、ボイルやレトルト殺菌処理に耐え、かつヒー
トシールずれの影響をうけることがなく、しかも従来の
容器に匹敵する剥離開封性を有する易開封性包装体の提
供を目的としてなされたものである。
すなわち、本発明は、ヒートシール材を介してヒートシ
ールされた剥離性密封部を有する包装体において、ヒー
トシール材の両側の各包装材が、ヒートシール材との接
着力が異なるように接着され、かつヒートシール材が強
く接着された包装材のヒートシール部の内側端部がヒー
トシール材が弱く接着された包装材のヒートシール部の
内側端部より包装体の外側に位置するように熱非融着層
が形成されていることを特徴とする易開封性包装体を提
供するものである。
ールされた剥離性密封部を有する包装体において、ヒー
トシール材の両側の各包装材が、ヒートシール材との接
着力が異なるように接着され、かつヒートシール材が強
く接着された包装材のヒートシール部の内側端部がヒー
トシール材が弱く接着された包装材のヒートシール部の
内側端部より包装体の外側に位置するように熱非融着層
が形成されていることを特徴とする易開封性包装体を提
供するものである。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。第1図
は本発明の易開封性包装体が容器と蓋材を容器フランジ
部でヒートシールした場合における剥離性開封部の1例
の部分断面図である。
は本発明の易開封性包装体が容器と蓋材を容器フランジ
部でヒートシールした場合における剥離性開封部の1例
の部分断面図である。
この第1図において、蓋材1とヒートシール材2は難剥
離性接着部4を介して接着されており、またこのヒート
シール材2は易剥離性接着部5を介して容器本体3と接
着されている。接着部4の接着力は接着部5の接着力よ
り大きく、6は熱非融着層である。この熱非融着層によ
り、蓋材のヒートシール部の内側端部は容器のヒートシ
ール部の内側端部よりもフランジ部外側に形成されてい
る。
離性接着部4を介して接着されており、またこのヒート
シール材2は易剥離性接着部5を介して容器本体3と接
着されている。接着部4の接着力は接着部5の接着力よ
り大きく、6は熱非融着層である。この熱非融着層によ
り、蓋材のヒートシール部の内側端部は容器のヒートシ
ール部の内側端部よりもフランジ部外側に形成されてい
る。
この熱非融着層の幅tは、1mm以上で、通常1〜10m
m、好ましくは2〜10mmの範囲で選ばれる。本発明包
装体においては、このような熱非融着層を設けることに
より、ボイルやレトルト殺菌処理などにおいて、高めら
れた内圧はA点に集中するため、ヒートシール面で剥離
が生じにくくなる。
m、好ましくは2〜10mmの範囲で選ばれる。本発明包
装体においては、このような熱非融着層を設けることに
より、ボイルやレトルト殺菌処理などにおいて、高めら
れた内圧はA点に集中するため、ヒートシール面で剥離
が生じにくくなる。
また、易剥離性接着部5の接着力については、適度の剥
離性を有することが必要で、その層間剥離強度は通常
1.5kg/15mm以下(引張速度300mm/min、以
下同じ)、好ましくは1.3kg/15mm以下にすること
が望ましい。一方、蓋材1とヒートシール材2との接着
部4の接着力は、該易剥離性接着部5の接着力より大き
くすることが必要で、その層間剥離強度は通常、2.0
kg/15mm以上、好ましくは2.5kg/15mm以上とす
ることが望ましい。
離性を有することが必要で、その層間剥離強度は通常
1.5kg/15mm以下(引張速度300mm/min、以
下同じ)、好ましくは1.3kg/15mm以下にすること
が望ましい。一方、蓋材1とヒートシール材2との接着
部4の接着力は、該易剥離性接着部5の接着力より大き
くすることが必要で、その層間剥離強度は通常、2.0
kg/15mm以上、好ましくは2.5kg/15mm以上とす
ることが望ましい。
蓋材1の基材については特に制限はなく、通常ボイルや
レトルト殺菌処理包装容器における蓋材に用いられる材
料を使用することができ、具体的には、単相シート、多
層シート、紙、アルミ箔およびこれらの複合材料などが
用いられる。
レトルト殺菌処理包装容器における蓋材に用いられる材
料を使用することができ、具体的には、単相シート、多
層シート、紙、アルミ箔およびこれらの複合材料などが
用いられる。
一方容器本体3の形状については特に制限は無く、通常
円、四角などのカップ状、トレー状であり、この容器の
フランジ部に沿って環状にヒートシールされる。
円、四角などのカップ状、トレー状であり、この容器の
フランジ部に沿って環状にヒートシールされる。
容器本体3の基材については特に制限はなく、ポリオレ
フィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、エラストマー、あるいはこれ
らの組み合わせを用いることができるが、これらの中で
ポリオレフィン系樹脂が好適である。また容器本体3は
単相材料からなるものであってもよいし、多層材料から
なるものであってもよく、多層材料からなる場合は、フ
ランジ部内層がポリオレフィン系樹脂であることが好ま
しい。
フィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、エラストマー、あるいはこれ
らの組み合わせを用いることができるが、これらの中で
ポリオレフィン系樹脂が好適である。また容器本体3は
単相材料からなるものであってもよいし、多層材料から
なるものであってもよく、多層材料からなる場合は、フ
ランジ部内層がポリオレフィン系樹脂であることが好ま
しい。
このポリオレフィン系樹脂としては、例えばポリプロピ
レン系樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂または高
密度ポリエチレン樹脂が好適である。前者の混合樹脂に
用いられるポリプロピレン系樹脂としては、高結晶性の
プロピレン単独重合体のほかに、エチレン、ブテン−
1、ペンテン−1、3−メチルブテン−1、4−メチル
ペンテン−1などのα−オレフィンとのランダム共重合
体や、これらの混合物などが挙げられる。なお、ランダ
ム共重合体としては多段重合で得られるホモポリプロピ
レンとの混合物であってもよい。前記共重合体において
は、共重合モノマーの割合が10モル%以下のものが好
ましい。また、これらのポリプロピレン系樹脂は、メル
トインデックスが0.1〜20の範囲にあるものが好適
である。
レン系樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂または高
密度ポリエチレン樹脂が好適である。前者の混合樹脂に
用いられるポリプロピレン系樹脂としては、高結晶性の
プロピレン単独重合体のほかに、エチレン、ブテン−
1、ペンテン−1、3−メチルブテン−1、4−メチル
ペンテン−1などのα−オレフィンとのランダム共重合
体や、これらの混合物などが挙げられる。なお、ランダ
ム共重合体としては多段重合で得られるホモポリプロピ
レンとの混合物であってもよい。前記共重合体において
は、共重合モノマーの割合が10モル%以下のものが好
ましい。また、これらのポリプロピレン系樹脂は、メル
トインデックスが0.1〜20の範囲にあるものが好適
である。
一方、該混合樹脂に用いられるポリエチレン系樹脂とし
ては、低密度(高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密
度ポリエチレンなど)、中密度および中密度および高密
度ポリエチレンのいずれも使用することができ、また、
エチレン単独重合体のほかに、プロピレンや、ブテン−
1、ペンテン−1、3−メチルブテン−1、4−メチル
ペンテン−1などのα−オレフィンまたは酢酸ビニルと
の結晶性あるいは低結晶性ないし非結晶性のランダムも
しくはブロック共重合体、あるいはこれらの混合物など
を使用することができる。前記共重合体においては、共
重合モノマーの割合は20モル%以下ものが好ましい。
また、これらのポリエチレン系樹脂は、メルトインデッ
クス(MI)が0.02〜50の範囲にあり、かつ密度
が0.850〜0.980g/cm3の範囲にあるものが
好適である。
ては、低密度(高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密
度ポリエチレンなど)、中密度および中密度および高密
度ポリエチレンのいずれも使用することができ、また、
エチレン単独重合体のほかに、プロピレンや、ブテン−
1、ペンテン−1、3−メチルブテン−1、4−メチル
ペンテン−1などのα−オレフィンまたは酢酸ビニルと
の結晶性あるいは低結晶性ないし非結晶性のランダムも
しくはブロック共重合体、あるいはこれらの混合物など
を使用することができる。前記共重合体においては、共
重合モノマーの割合は20モル%以下ものが好ましい。
また、これらのポリエチレン系樹脂は、メルトインデッ
クス(MI)が0.02〜50の範囲にあり、かつ密度
が0.850〜0.980g/cm3の範囲にあるものが
好適である。
前記のポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂との
割合は、好ましくは重量基準で50:50ないしは9
7:3、さらに好ましくは60:40ないし95:5の
範囲で選ばれる。
割合は、好ましくは重量基準で50:50ないしは9
7:3、さらに好ましくは60:40ないし95:5の
範囲で選ばれる。
さらに、この樹脂混合物には、所望に応じ、その相溶性
を改善するために第3の樹脂成分を配合することができ
る。例えば不飽和カルボン酸またはその誘導体により変
性された変性ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリレート共重合体、エチレン−
プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴ
ム、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリブタジエン系
ゴム、ポリイソプレン系ゴム、アタクチックポリ−4−
メチルペンテン−1、スチレン−ブタジエンゴム、アク
リロニトリル−ブタジエンゴム、イオン架橋オレフィン
共重合体(アイオノマー)などが挙げられ、これらはそ
れぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用
いてもよい。これらの第3成分はポリプロピレン系樹脂
100重量部あたり、30重量部以下の量で用いること
が好ましい。
を改善するために第3の樹脂成分を配合することができ
る。例えば不飽和カルボン酸またはその誘導体により変
性された変性ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリレート共重合体、エチレン−
プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴ
ム、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリブタジエン系
ゴム、ポリイソプレン系ゴム、アタクチックポリ−4−
メチルペンテン−1、スチレン−ブタジエンゴム、アク
リロニトリル−ブタジエンゴム、イオン架橋オレフィン
共重合体(アイオノマー)などが挙げられ、これらはそ
れぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用
いてもよい。これらの第3成分はポリプロピレン系樹脂
100重量部あたり、30重量部以下の量で用いること
が好ましい。
一方、高密度ポリエチレン樹脂としては、例えばエチレ
ン単独重合体のほかに、プロピレンや、ブテン−1、ペ
ンテン−1、3−メチルブテン−1、4−メチルペンテ
ン−1などのαオレフィンとの共重合体などが挙げられ
る。この共重合体においては、共重合モノマーの割合は
10モル%以下のものが好ましい。この高密度ポリエチ
レン樹脂は、密度が0.940〜0.975g/cm3の
範囲にあるものが好ましく、また、密度や分子量分布の
異なるものの混合物であってもよい。
ン単独重合体のほかに、プロピレンや、ブテン−1、ペ
ンテン−1、3−メチルブテン−1、4−メチルペンテ
ン−1などのαオレフィンとの共重合体などが挙げられ
る。この共重合体においては、共重合モノマーの割合は
10モル%以下のものが好ましい。この高密度ポリエチ
レン樹脂は、密度が0.940〜0.975g/cm3の
範囲にあるものが好ましく、また、密度や分子量分布の
異なるものの混合物であってもよい。
これらのポリオレフィン系樹脂はそのまま用いて容器本
体を構成してもよいが、ガスバリヤー性の向上や、容器
の変形を少なくする目的で、外層に他の材料を用いた外
層体として使用してもよい。他の材料としては、例えば
エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリ
デン、ナイロン、ポリエチレンテフタレートなどの樹脂
層やアルミ蒸着層などのガスバリヤー性に優れたものが
挙げられる。また、無機充填剤10〜80重量%を含有
する樹脂層を設けたものであってもよい。このような該
複合樹脂層の作成方法としては、通常の共押出成形法の
他、ラミネート加工に慣用されている方法、例えばエキ
ストルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、
ドライラミネート、ウェットラミネートなどの方法を用
いることができる。
体を構成してもよいが、ガスバリヤー性の向上や、容器
の変形を少なくする目的で、外層に他の材料を用いた外
層体として使用してもよい。他の材料としては、例えば
エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリ
デン、ナイロン、ポリエチレンテフタレートなどの樹脂
層やアルミ蒸着層などのガスバリヤー性に優れたものが
挙げられる。また、無機充填剤10〜80重量%を含有
する樹脂層を設けたものであってもよい。このような該
複合樹脂層の作成方法としては、通常の共押出成形法の
他、ラミネート加工に慣用されている方法、例えばエキ
ストルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、
ドライラミネート、ウェットラミネートなどの方法を用
いることができる。
容器本体は、多層容器の場合、共押出多層シートを、真
空成形、圧空成形などの熱成形により得られる。なお、
容器本体の成形法としては、多層射出成形、多層射出吹
込成形、プレス成形などであってもよい。
空成形、圧空成形などの熱成形により得られる。なお、
容器本体の成形法としては、多層射出成形、多層射出吹
込成形、プレス成形などであってもよい。
容器本体の厚さは使用目的によって適宜選ばれるが、通
常20〜2000μmの範囲である。ヒートシール材2
は、容器本体3と易剥離性にヒートシールする必要があ
るために、該ヒートシール材の接着部における容器本体
の材料の種類によって、その材料が適宜選ばれる。該ヒ
ートシール材の材料としては、前記のポリプロピレン系
樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂または高密度ポ
リエチレン樹脂が好ましく用いられるが、接着部におけ
る容器本体の材質がポリプロピレン系樹脂とポリエチレ
ン系樹脂との混合樹脂である場合には、高密度ポリエチ
レン樹脂を、容器本体の材質が高密度ポリエチレン樹脂
の場合にはポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂
との混合樹脂を用いることが望ましい。また、このよう
なポリオレフィン系樹脂以外に、ポリエステル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂なども用いること
ができる。このヒートシール材2の厚さは、通常2〜3
00μm、好ましくは5〜150μmの範囲で選ばれ
る。
常20〜2000μmの範囲である。ヒートシール材2
は、容器本体3と易剥離性にヒートシールする必要があ
るために、該ヒートシール材の接着部における容器本体
の材料の種類によって、その材料が適宜選ばれる。該ヒ
ートシール材の材料としては、前記のポリプロピレン系
樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂または高密度ポ
リエチレン樹脂が好ましく用いられるが、接着部におけ
る容器本体の材質がポリプロピレン系樹脂とポリエチレ
ン系樹脂との混合樹脂である場合には、高密度ポリエチ
レン樹脂を、容器本体の材質が高密度ポリエチレン樹脂
の場合にはポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂
との混合樹脂を用いることが望ましい。また、このよう
なポリオレフィン系樹脂以外に、ポリエステル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂なども用いること
ができる。このヒートシール材2の厚さは、通常2〜3
00μm、好ましくは5〜150μmの範囲で選ばれ
る。
本発明包装体においては、ヒートシール材2は蓋材1に
接着部4を介して難剥離性に接着され、かつ容器本体3
と接着部5を介して易剥離性にヒートシールされるが、
この際熱非融着層6を設け、蓋材と容器のヒートシール
部の内側端部が難剥離性のヒートシール部の内側端部が
フランジ部外側になるように形成されていることが必要
である。その方法としては、例えば第1図に示すよう
に、ヒートシール材2に熱非融着層6をパートコートや
パターン印刷などにより設けたのち、該ヒートシール材
2を蓋材1に接着剤やヒートシールなどにより、難剥離
性ラミネートし、次いでこのものと容器本体3とを易剥
離性にヒートシールしてもよいし、あるいは、前記のよ
うにして熱非融着層6を設けたドーナツ状のフイルムか
らなるヒートシール材2を蓋材1と容器本体3との間に
はさみ、ヒートシール材2と蓋材1とを難剥離性に、一
方ヒートシール材2と容器本体3とを易剥離性にヒート
シールしてもよい。また、穴あきのシール層をもつ蓋材
1を、熱非融着層をはさんで、容器本体にヒートシール
してもよい。このヒートシール材は単層体からなるもの
であってもよいし、また多層体からなるものであっても
よい。
接着部4を介して難剥離性に接着され、かつ容器本体3
と接着部5を介して易剥離性にヒートシールされるが、
この際熱非融着層6を設け、蓋材と容器のヒートシール
部の内側端部が難剥離性のヒートシール部の内側端部が
フランジ部外側になるように形成されていることが必要
である。その方法としては、例えば第1図に示すよう
に、ヒートシール材2に熱非融着層6をパートコートや
パターン印刷などにより設けたのち、該ヒートシール材
2を蓋材1に接着剤やヒートシールなどにより、難剥離
性ラミネートし、次いでこのものと容器本体3とを易剥
離性にヒートシールしてもよいし、あるいは、前記のよ
うにして熱非融着層6を設けたドーナツ状のフイルムか
らなるヒートシール材2を蓋材1と容器本体3との間に
はさみ、ヒートシール材2と蓋材1とを難剥離性に、一
方ヒートシール材2と容器本体3とを易剥離性にヒート
シールしてもよい。また、穴あきのシール層をもつ蓋材
1を、熱非融着層をはさんで、容器本体にヒートシール
してもよい。このヒートシール材は単層体からなるもの
であってもよいし、また多層体からなるものであっても
よい。
熱非融着層としては、例えばポリアミド樹脂、ポリアミ
ド−硝化綿共重合体、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、ア
ミノアルキッド樹脂、ワックスなどを使用することがで
きる。熱非融着層の厚さは、1〜5μm程度が好まし
い。
ド−硝化綿共重合体、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、ア
ミノアルキッド樹脂、ワックスなどを使用することがで
きる。熱非融着層の厚さは、1〜5μm程度が好まし
い。
以上説明したのは、ヒートシール材と蓋材との接着力が
該ヒートシール材と容器本体との接着力より大きい場合
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆
の場合、すなわち、ヒートシール材と蓋材との接着力
が、該ヒートシール材と容器本体との接着力より小さい
場合についても、本発明に包含されることはもちろんの
ことである。
該ヒートシール材と容器本体との接着力より大きい場合
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆
の場合、すなわち、ヒートシール材と蓋材との接着力
が、該ヒートシール材と容器本体との接着力より小さい
場合についても、本発明に包含されることはもちろんの
ことである。
次に、本発明包装体が袋状である場合について説明する
と、第2図(a)、第2図(b)はそれぞれ本発明の袋状包装
体の剥離性開封部の異なった例の部分断面図であり、第
2図(a)はヒートシール材が単層体の場合、第2図(b)は
ヒートシール材が2層体の場合である。第2図(a)にお
いて、基材11はヒートシール材12と易剥離性接着部
13を介して接着されており、一方基材11′はヒート
シール材12と難剥離性接着部14を介して接着されて
いる。接着部13の接着力は、接着部14の接着力より
小さく、15は熱非融着層で、難剥離性のヒートシール
部の内側端部が易剥離性のヒートシール部の内側端部よ
りも包装体の外側に形成されている。接着部14の層間
剥離強度は前記と同様に、通常2.0kg/15mm以上、
好ましくは2.5kg/15mm以上であり、一方接着部1
3の層間隔離強度は1.5kg/15mm以下、好ましくは
1.3kg/15mm以下である。
と、第2図(a)、第2図(b)はそれぞれ本発明の袋状包装
体の剥離性開封部の異なった例の部分断面図であり、第
2図(a)はヒートシール材が単層体の場合、第2図(b)は
ヒートシール材が2層体の場合である。第2図(a)にお
いて、基材11はヒートシール材12と易剥離性接着部
13を介して接着されており、一方基材11′はヒート
シール材12と難剥離性接着部14を介して接着されて
いる。接着部13の接着力は、接着部14の接着力より
小さく、15は熱非融着層で、難剥離性のヒートシール
部の内側端部が易剥離性のヒートシール部の内側端部よ
りも包装体の外側に形成されている。接着部14の層間
剥離強度は前記と同様に、通常2.0kg/15mm以上、
好ましくは2.5kg/15mm以上であり、一方接着部1
3の層間隔離強度は1.5kg/15mm以下、好ましくは
1.3kg/15mm以下である。
袋の基材11、11′、ヒートシール材12および熱非
融着層の材料や、基材の厚さ、ヒートシール材の厚さ、
熱非融着層の幅、ヒートシール材の接着方法などは、前
記の容器の場合と同様である。また、ヒートシール材1
2が第2図(b)のように2層体からなる場合は、易剥離
性に接着する側12″に基材と剥離容易な材質のもの
を、一方難剥離性に接着する側12′には、基材と同一
な材質のものを用いれば、基材11、ヒートシール材1
2および基材11を同時にヒートシールすることによ
り、容易に剥離性開封部を形成することができるので好
ましい。
融着層の材料や、基材の厚さ、ヒートシール材の厚さ、
熱非融着層の幅、ヒートシール材の接着方法などは、前
記の容器の場合と同様である。また、ヒートシール材1
2が第2図(b)のように2層体からなる場合は、易剥離
性に接着する側12″に基材と剥離容易な材質のもの
を、一方難剥離性に接着する側12′には、基材と同一
な材質のものを用いれば、基材11、ヒートシール材1
2および基材11を同時にヒートシールすることによ
り、容易に剥離性開封部を形成することができるので好
ましい。
包装体がこのように袋状である場合でも、ボルやレトル
ト殺菌処理などにおいて、前記の容器の場合と同様に、
内圧がA点に集中するため、ヒートシール面で剥離が生
じることはない。
ト殺菌処理などにおいて、前記の容器の場合と同様に、
内圧がA点に集中するため、ヒートシール面で剥離が生
じることはない。
商品が封入されヒートシールされた本発明の包装体をボ
イルやレトルト殺菌処理する際に、内圧が上昇しても、
難剥離性層間の側に熱非融着層が設けられているため
に、内圧が第1図や第2図(a)および第2図(b)における
A点に集中することから、ヒートシール綿で剥離が起こ
りにくくなる。
イルやレトルト殺菌処理する際に、内圧が上昇しても、
難剥離性層間の側に熱非融着層が設けられているため
に、内圧が第1図や第2図(a)および第2図(b)における
A点に集中することから、ヒートシール綿で剥離が起こ
りにくくなる。
また、この包装体を開封する場合には、例えば第1図に
おいて、つまみ部を上方にもち上げることにより、易剥
離性接着部が剥離するので、容易に開封することができ
る。また第2図(a)および第2図(b)において、基材1
1、11′の非接着端部に、それぞれ反対方向の力を加
えることにより、易剥離性接着部が容易に剥離する。
おいて、つまみ部を上方にもち上げることにより、易剥
離性接着部が剥離するので、容易に開封することができ
る。また第2図(a)および第2図(b)において、基材1
1、11′の非接着端部に、それぞれ反対方向の力を加
えることにより、易剥離性接着部が容易に剥離する。
次に、実施例により本発明を詳細に説明するが本発明は
これらの例によってなんら限定されるものではない。
これらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1 多層シートを用い、圧空成形により開口部径60mm、低
部径50mm、高さ25mmの多層容器を形成した。なおフ
ランジ部内層は、ポリプロピレン樹脂〔出光石油化学
(株)、出光ポリプロ E−100G、MI 0.6g
/10分〕70重量%と低密度ポリエチレン樹脂〔東洋
曹達工業(株) ペトロセン 172、MI 0.3g
/10分、密度0.920g/cm3〕30重量%からな
る混合樹脂であった。
部径50mm、高さ25mmの多層容器を形成した。なおフ
ランジ部内層は、ポリプロピレン樹脂〔出光石油化学
(株)、出光ポリプロ E−100G、MI 0.6g
/10分〕70重量%と低密度ポリエチレン樹脂〔東洋
曹達工業(株) ペトロセン 172、MI 0.3g
/10分、密度0.920g/cm3〕30重量%からな
る混合樹脂であった。
一方、蓋材として、配向ナイロン(ONY)とポリ塩化
ビニリデンからなる2層シートを蓋基材とし、ヒートシ
ール材として高密度ポリエチレン〔出光石油化学
(株)、440M、MI 0.9g/10分、密度0.
96g/cm2〕からなる厚み80μmのフイルムを用意
した。
ビニリデンからなる2層シートを蓋基材とし、ヒートシ
ール材として高密度ポリエチレン〔出光石油化学
(株)、440M、MI 0.9g/10分、密度0.
96g/cm2〕からなる厚み80μmのフイルムを用意
した。
この高密度ポリエチレンに60mmφの穴をあけ、熱非融
着層としてシリコン樹脂を5mm幅にパートコートし、こ
れを蓋材のポリ塩化ビニリデン側に接着した。このもの
の層間剥離強度は約3.0kg/15mmであった。次に、
このヒートシール材をラミネートした蓋材を第1図に示
すように、ヒートシール材が容器のフランジ面に接する
ようにしてヒートシールした。ヒートシール材をフラン
ジ面との層間剥離強度は600g/15mmであった。な
お容器には水を充填してヒートシールを行った。
着層としてシリコン樹脂を5mm幅にパートコートし、こ
れを蓋材のポリ塩化ビニリデン側に接着した。このもの
の層間剥離強度は約3.0kg/15mmであった。次に、
このヒートシール材をラミネートした蓋材を第1図に示
すように、ヒートシール材が容器のフランジ面に接する
ようにしてヒートシールした。ヒートシール材をフラン
ジ面との層間剥離強度は600g/15mmであった。な
お容器には水を充填してヒートシールを行った。
このようにして得られた包装体を120℃で30分間レ
トルト処理を行ったが、処理中にシール部が剥離するこ
とはなかった。
トルト処理を行ったが、処理中にシール部が剥離するこ
とはなかった。
また、この包装体はつまみ部を上にもち上げることによ
り、容易に密封することができた。
り、容易に密封することができた。
実施例2 実施例1と同様のポリプロピレン樹脂と低密度ポリエチ
レン樹脂とからなる混合樹脂を押出成形し、厚さ120
μの基材フイルムを得た。一方、ヒートシール材とし
て、前記の混合樹脂と実施例1で用いた高密度ポリエチ
レンとからなる厚さ80μmの積層フイルムを共押出成
形により作成した。
レン樹脂とからなる混合樹脂を押出成形し、厚さ120
μの基材フイルムを得た。一方、ヒートシール材とし
て、前記の混合樹脂と実施例1で用いた高密度ポリエチ
レンとからなる厚さ80μmの積層フイルムを共押出成
形により作成した。
この積層フイルムの該混合樹脂側に、熱非融着層として
シリコン樹脂を5mm幅にパートコートしたのち、このも
のを中心にはさんで、前記の基材フイルム2枚を重ね合
わせ、180℃でヒートシールを行い、第2図(b)に示
すような剥離性開封部を有する水が充填された袋状包装
体を作成した。積層フイルムの混合樹脂層と基材フイル
ムとの間層剥離強度は3.5kg/15mmであり、一方、
積層フイルムの高密度ポリエチレン層と基材フイルムと
の層間剥離強度は700g/15mmであった。
シリコン樹脂を5mm幅にパートコートしたのち、このも
のを中心にはさんで、前記の基材フイルム2枚を重ね合
わせ、180℃でヒートシールを行い、第2図(b)に示
すような剥離性開封部を有する水が充填された袋状包装
体を作成した。積層フイルムの混合樹脂層と基材フイル
ムとの間層剥離強度は3.5kg/15mmであり、一方、
積層フイルムの高密度ポリエチレン層と基材フイルムと
の層間剥離強度は700g/15mmであった。
この包装体を120℃で30分間レトルト処理を行った
が破袋はみられなかった。また、剥離面はきれいで容易
に開封できた。
が破袋はみられなかった。また、剥離面はきれいで容易
に開封できた。
本発明の易開封性包装体は、密封性および耐圧性に優
れ、ボイルやレトルト殺菌処理に耐え、かつヒートシー
ルずれの影響を受けることがなく、しかも従来の容器に
匹敵する剥離開封性を有するなど、優れた特徴を有し、
極めて実用的価値が高い。
れ、ボイルやレトルト殺菌処理に耐え、かつヒートシー
ルずれの影響を受けることがなく、しかも従来の容器に
匹敵する剥離開封性を有するなど、優れた特徴を有し、
極めて実用的価値が高い。
第1図は、本発明の容器状包装体における剥離性開封部
の1例の部分断面図、第2図(a)および第2図(b)は、そ
れぞれ本発明の袋状包装体における剥離性開封部の異な
った例の部分断面図であり、図中符号1は蓋材、2はヒ
ートシール材、3は容器本体、4は難剥離性接着部、5
は易剥離性接着部、6は熱非融着層、7はつまみ部、1
1および11′は基材、12はヒートシール材、12′
および12″はそれぞれ2層ヒートシール材の構成層、
13は易剥離性接着部、14は難剥離性接着部、15は
熱非融着層である。
の1例の部分断面図、第2図(a)および第2図(b)は、そ
れぞれ本発明の袋状包装体における剥離性開封部の異な
った例の部分断面図であり、図中符号1は蓋材、2はヒ
ートシール材、3は容器本体、4は難剥離性接着部、5
は易剥離性接着部、6は熱非融着層、7はつまみ部、1
1および11′は基材、12はヒートシール材、12′
および12″はそれぞれ2層ヒートシール材の構成層、
13は易剥離性接着部、14は難剥離性接着部、15は
熱非融着層である。
Claims (1)
- 【請求項1】ヒートシール材層を介してヒートシールさ
れた剥離性開封部を有する包装体において、ヒートシー
ル材の両面の各包装材が、ヒートシール材との接着力が
異なるように接着され、かつヒートシール材と強く接着
された包装材のヒートシール部の内側端部がヒートシー
ル材と弱く接着された包装材のヒートシール部の内側端
部より包装体の外側に位置するように熱非融着層が形成
されていることを特徴とする易開封性包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61229595A JPH0655631B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 易開封性包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61229595A JPH0655631B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 易開封性包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6396067A JPS6396067A (ja) | 1988-04-26 |
| JPH0655631B2 true JPH0655631B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=16894643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61229595A Expired - Lifetime JPH0655631B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 易開封性包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655631B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0471601U (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-24 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311354U (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-25 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61229595A patent/JPH0655631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6396067A (ja) | 1988-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |