JPH0655632U - 棺冷却装置 - Google Patents
棺冷却装置Info
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- JPH0655632U JPH0655632U JP307993U JP307993U JPH0655632U JP H0655632 U JPH0655632 U JP H0655632U JP 307993 U JP307993 U JP 307993U JP 307993 U JP307993 U JP 307993U JP H0655632 U JPH0655632 U JP H0655632U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】冷凍機を使用して、遺体を収めた棺を局部的で
なく均等に冷却すると共に、冷凍機が停止しても十分な
長時間の冷却を継続できる棺冷却装置を得ようとする。 【構成】棺を収納し蓋14を密閉できる断熱性の本体部
12に、電気的に駆動される冷凍機を設けた冷却機部1
3を連結する。冷凍機の冷媒配管34は、蓄冷板24を
通りこれを冷却する。ファン25が本体部12内の空気
を蓄冷板24に接触させて冷却しつつ循環させる。
なく均等に冷却すると共に、冷凍機が停止しても十分な
長時間の冷却を継続できる棺冷却装置を得ようとする。 【構成】棺を収納し蓋14を密閉できる断熱性の本体部
12に、電気的に駆動される冷凍機を設けた冷却機部1
3を連結する。冷凍機の冷媒配管34は、蓄冷板24を
通りこれを冷却する。ファン25が本体部12内の空気
を蓄冷板24に接触させて冷却しつつ循環させる。
Description
【0001】
この考案は、遺体を納めた棺を収納して、冷却する棺冷却装置に関する。
【0002】
棺に納めた遺体の変質を防ぐ手段として、従来は、棺に多量のドライアイスを 詰め込むことが一般に行なわれていた。
【0003】 その他に、棺を外から冷却することも考えられていた。
【0004】 実開昭56−146926号公報には、図8(縦断側面図)に示すように、遺 体安置箱(棺)1の一部を仕切板2により仕切って本体3と冷却室4とに区画し 、冷却室4内にドライアイス収納部5とファン6とを設けた保冷遺体安置箱が記 載されている。これは、ドライアイスで冷却した空気を、本体3内に吹出して棺 を外面から平均的に冷却しようとするものである。
【0005】 又、実開昭55−87230号公報には、図9(縦断側面図)に示すように、 棺7を収容する箱体8の蓋9に、ファン付熱交換器10を取付け、熱交換器10 を通して冷却した空気を、ファン11により箱体8内に吹出し、棺7を冷却しよ うとする遺体保冷機が記載されている。
【0006】
従来から、一般的に行なわれている、ドライアイスを直接棺に詰込む手段では 、冷却が局部的になって均等に行なわれないと共に、空気中の湿気の凝縮のため 、棺や畳を濡らすようになる。又、炭酸ガスが部屋の空気を悪くすることになる 。
【0007】 図8の遺体安置箱も、ドライアイスを冷却源にするものであるから、ドライア イス収納部付近が強く冷却され湿気の凝縮が起きると思われるが、更に、棺を移 動させるために電源を切離しファン6が停止すると冷気の循環が止ってしまうの で、遺体冷却が行なわれなくなる。
【0008】 図9の保冷機は、ドライアイスを使用しないが、機外の冷媒供給機で冷却した 冷媒をホースにより熱交換器10に接続するものであるから、保冷機の移動が困 難であると共に、移動中は冷却ができない。
【0009】
この考案は、棺を収納する本体部と、冷凍機を設けた冷却機部とを持ち、冷凍 機により冷却される蓄冷板に接触して冷却された空気を本体部内を循環させて、 本体部内に収納した棺を冷却する棺冷却装置を得たものである。
【0010】
冷凍機を電源に接続して圧縮、液化させ、蒸発させて低温になった冷媒を蓄冷 板を通してこれを冷却する。ファンにより本体部内を循環する空気は、蓄冷板に 接触し冷却され低温となって棺を包んで流れ、棺を平均的に冷却する。
【0011】 棺を移動させるときは、冷却装置を電源から切離し冷凍機を停止させるため、 ファンも停止するが、蓄冷板は長時間にわたり低温を維持できるから、これによ り長時間にわたり棺を冷却することができ、棺の移動中も冷却を継続できる。
【0012】
図1〜図4は本考案の棺冷却装置の第一実施例を示し、図1は斜視図、図2は 蓋を開いた状態の斜視図、図3は図1のA−A断面図、図4は冷却装置の構成の 概要を示す略図である。
【0013】 第一実施例において、棺冷却装置は、本体部12の端部に冷却機部13を連結 して構成される。本体部12には蓋14の一端を蝶番15により枢着し、止具1 6で閉鎖される。本体部12と蓋14との合せ目には、気密保持のためパッキン グ(図示せず)を介在させる。17はガラスを嵌めた覗き窓である。
【0014】 図3に見るように、本体部12は、外板18、内板19の間に断熱材20を充 填した断熱性の箱で外郭を構成し、内板19の内方に空間21を介在させて内箱 22を設ける。23は内箱22を支える台である。蓋14も内外板の間に断熱材 を充填して構成される。内板19と内箱22との間の空間21内には、本体部1 2の長さ方向に長い複数個の蓄冷板24を内板19に取付けて設置する。25は 本体部の長さ方向に長い横流ファン、26aは内箱22に開設した冷風の吹出し 孔、26bは吸入孔、27はオゾン発生器である。
【0015】 冷却機部13には、通常の小型冷凍機が収納されており、冷却された冷媒によ り蓄冷板24を冷却するように配管されている。即ち、図4に示すように、モー タ28で駆動されるコンプレッサ29、モータファン30で通風されるコンデン サ31、レシーバ32、膨張弁33を配管34で接続しており、配管34は複数 の蓄冷板24に直列に挿入されている。冷却機部の側面にはモータファン30に よるコンデンサの通気を排出する通風窓35、操作パネル36、入力プラグ37 等が設けられている。
【0016】 この棺冷却装置を使用するには、蓋14を開いて本体部12内に棺を入れ、蓋 14を閉鎖する。又プラグ37を電源に接続して冷却機部13の冷凍機を運転し て、冷却、液化された冷媒を膨張弁33を通して、蓄冷板24内を通る配管中に 膨張気化させ、複数の蓄冷板を順次冷却する。この状態で横流ファン25を回転 させ、吸入孔26bから空間21内に吸入した内箱22内の空気を、蓄冷板24 に接触させ冷却して吹出し孔26aから内箱22内に吹出し、このようにして内 箱22に収納した棺を冷却する。
【0017】 蓄冷板24は、例えば、扁平金属容器内にエチレングリコールと水との混合液 を−10℃まで冷却可能な程度に調合したものである。このようにして冷却され た低温空気を内箱22内を循環させるから、内箱に収納した棺を冷却して遺体の 変質を防ぐことができる。オゾン発生器27は、循環冷気中にオゾンを混入して 殺菌、消臭作用を行なうものであるが、省略することもできる。
【0018】 本考案の特徴は、蓄冷板24を介して循環空気を冷却する点にある。蓄冷板は 、8時間程度低温を維持して、内箱22内の温度が上昇するのを阻止できるから 、棺を移動させる間、又は冷凍機の発生する騒音を葬儀の間止めたいような場合 に、冷凍機を電源から切離しても、棺を十分低温に保つことができる。
【0019】 図5〜6図は、本考案の第二実施例を示し、図5は図6のB−B線により切断 した棺冷却装置の側面図、図6は図5の左方から見た装置の端面図、図7は分解 斜視図である。第一実施例と同等部分は同符号を以て示すと共に、説明を省略し て次にこれを説明する。
【0020】 この第二実施例は、装置を上下に分離できるようにし、下段を冷却機部38、 上段を棺を収納する本体部39としたものである。冷却機部38は、コンプレッ サ、コンデンサ、モータファン、レシーバ、膨張弁等から成る冷凍機40を一端 部に設け、他部の下面に蓄冷板24を取付け、上面を格子状の多孔にしている。 本体部39は、外板18、内板19の間に断熱材20を充填し、上下を開いた枠 状部分41と、同様の断熱構造の蓋42とから成っている。蓄冷板24の付近に は、冷気循環用のファン43が設けられる。
【0021】 このように構成するから、プラグ37を電源に接続して冷凍機40を運転する と、冷媒は蓄冷板24を循環してこれを冷却する。ファン43は、多孔の冷却機 部上面から本体部39内の空気を吸引し、蓄冷板24に接触させて再び本体部内 に吹上げ、このようにして本体部39内に収納した棺を冷却する。
【0022】 プラグ37を電源から外し、棺と共に冷却装置を移動させても、蓄冷板24の ため、棺は低温に保たれる。
【0023】
(1) 本体部に収納された棺は、付属の冷凍機により冷却される蓄冷板により冷却 されるから、遺体の変質を防止できる。
【0024】 (2) 棺は、蓄冷板に接触して冷却された循環空気により冷却されるから、均等に 冷却される。
【0025】 (3) プラグを電源から外し、冷凍機が停止しても蓄冷板が低温状態を長時間維持 するから、棺を冷却装置と共に移動したり、葬儀の間冷凍機の騒音を停止させる ようにしても、その間に棺の温度を上昇させない。
【0026】 (4) オゾン発生器を設ければ、殺菌、消臭効果が得られる。
【図1】本考案の第一実施例の斜視図。
【図2】第一実施例の蓋をあけた斜視図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】冷凍機の構成を示す略図。
【図5】本考案の第二実施例を示す図6のB−B断面
図。
図。
【図6】第二実施例の端面図。
【図7】第二実施例の分解斜視図。
【図8】棺冷却装置の第一の従来例を示す縦断側面図。
【図9】棺冷却装置の第二の従来例を示す縦断側面図。
1 遺体安置箱 2 仕切板 3 安置箱本体 4 冷却室 5 ドライアイス収納部 6 ファン 7 棺 8 箱体 9 蓋 10 熱交換器 11 ファン 12 本体部 13 冷却機部 14 蓋 15 蝶番 16 止具 17 覗き窓 18 外板 19 内板 20 断熱材 21 空間 22 内箱 23 台 24 蓄冷板 25 横流ファン 26a 吹出し孔 26b 吸入孔 27 オゾン発生器 28 モータ 29 コンプレッサ 30 モータファン 31 コンデンサ 32 レシーバ 33 膨張弁 34 配管 35 通風窓 36 操作パネル 37 入力プラグ 38 冷却機部 39 本体部 40 冷凍機 41 枠状部分 42 蓋 43 ファン
Claims (3)
- 【請求項1】 蓋(14)を備え、棺を収納する断熱性
の本体部(12)(39)に、冷却機部(13)(3
8)を連結し、付設の蓄冷板(24)を冷却する冷凍機
を冷却機部に設け、本体部内の空気を蓄冷板に接触させ
つつ本体部内で循環させるファン(25)(43)を付
設した棺冷却装置。 - 【請求項2】 本体部(12)の外郭を断熱性の箱状に
造り、この本体部内に空間(21)を隔てて内箱(2
2)を設け、空間(21)内に蓄冷板(24)を設け、
内箱内の空気を内箱(22)の吹出し孔(26a)、吸
入孔(26b)を通して蓄冷板に接触させつつ空間(2
1)を通して循環させる横流ファン(25)を設けた請
求項1に記載の棺冷却装置。 - 【請求項3】 冷却機部(38)と本体部(39)とか
ら成り、冷却機部(38)には、冷凍機(40)と、こ
れにより冷却される蓄冷板(24)及び上面の一部から
吸入した空気を蓄冷板に沿って上面の他部から吹出すフ
ァン(43)とを設け、本体部(39)は、冷却機部
(38)に重なる断熱性で蓋(42)で上面を閉鎖自在
の枠状に構成した請求項1に記載の棺冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP307993U JP2586733Y2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 棺冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP307993U JP2586733Y2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 棺冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655632U true JPH0655632U (ja) | 1994-08-02 |
| JP2586733Y2 JP2586733Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=11547341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP307993U Expired - Lifetime JP2586733Y2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 棺冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586733Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004052264A1 (ja) * | 2002-12-12 | 2004-06-24 | Kabushiki Kaisha Yae Kogyo | 冷却機能を有する棺桶装置 |
| JP2004261199A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-09-24 | Yae Kogyo:Kk | 棺桶冷却装置及びそのシステム |
| JP6603275B2 (ja) * | 2016-10-13 | 2019-11-06 | 株式会社クーロン | 遺体保存装置 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP307993U patent/JP2586733Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2586733Y2 (ja) | 1998-12-09 |
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