JPH0655710A - 積層包装材料 - Google Patents
積層包装材料Info
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- JPH0655710A JPH0655710A JP4235216A JP23521692A JPH0655710A JP H0655710 A JPH0655710 A JP H0655710A JP 4235216 A JP4235216 A JP 4235216A JP 23521692 A JP23521692 A JP 23521692A JP H0655710 A JPH0655710 A JP H0655710A
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- Japan
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- film
- packaging material
- nylon
- laminated
- nylon film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐衝撃性に優れたナイロンフィルムを用いた
加圧加熱殺菌用包装体を、開封補助部材を更に設けずと
も、全方向に手で直線的に容易に引き裂けるようにす
る。 【構成】 二軸延伸ポリプロピレンフィルム1、ナイロ
ンフィルム2及びヒートシール性樹脂層3が順次積層さ
れた加圧加熱殺菌用包装材料において、ナイロンフィル
ム2として、芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとから
なる二軸延伸フィルムを使用する。この際、2軸延伸ポ
リプロピレンフィルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向
と、ナイロンフィルムの引き裂き性に良好な延伸方向と
を一致させるように積層する。また、ナイロンフィルム
2と、二軸延伸ポリプロピレンフィルム1又はヒートシ
ール性樹脂層3との間に、ガスバリヤー層を更に設ける
ことが好ましい。ガスバイヤー層としては、アルミニウ
ム箔、ポリ塩化ビニリデン又は酸化ケイ素からなる層を
使用することができる。
加圧加熱殺菌用包装体を、開封補助部材を更に設けずと
も、全方向に手で直線的に容易に引き裂けるようにす
る。 【構成】 二軸延伸ポリプロピレンフィルム1、ナイロ
ンフィルム2及びヒートシール性樹脂層3が順次積層さ
れた加圧加熱殺菌用包装材料において、ナイロンフィル
ム2として、芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとから
なる二軸延伸フィルムを使用する。この際、2軸延伸ポ
リプロピレンフィルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向
と、ナイロンフィルムの引き裂き性に良好な延伸方向と
を一致させるように積層する。また、ナイロンフィルム
2と、二軸延伸ポリプロピレンフィルム1又はヒートシ
ール性樹脂層3との間に、ガスバリヤー層を更に設ける
ことが好ましい。ガスバイヤー層としては、アルミニウ
ム箔、ポリ塩化ビニリデン又は酸化ケイ素からなる層を
使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食品や医薬品などを
密封保存することのできる積層包装材料に関する。より
詳しくは、この発明は、手で縦又は横方向のいずれの方
向にも直線的に容易に引き裂くことのできる易引き裂き
性を有する積層包装材料に関する。
密封保存することのできる積層包装材料に関する。より
詳しくは、この発明は、手で縦又は横方向のいずれの方
向にも直線的に容易に引き裂くことのできる易引き裂き
性を有する積層包装材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オレンジジュース等の液体食
品や微粉末の包装体として平袋やスタンディングパウチ
などが広く用いられているが、このような平袋やスタン
ディングパウチ等の包装体を製造するための積層包装材
料としては、耐衝撃性や更に包装体の起立(自立)性を
良好なものとするために、剛性の高いナイロンフィルム
を含む材料が用いられている。そのような材料の層構成
としては、以下に示すようなものが知られている: OPP/ONy/LLDPE; OPP/Al箔/ONy/LLDPE;或いは OPP/ONy/Al箔/LLDPE。
品や微粉末の包装体として平袋やスタンディングパウチ
などが広く用いられているが、このような平袋やスタン
ディングパウチ等の包装体を製造するための積層包装材
料としては、耐衝撃性や更に包装体の起立(自立)性を
良好なものとするために、剛性の高いナイロンフィルム
を含む材料が用いられている。そのような材料の層構成
としては、以下に示すようなものが知られている: OPP/ONy/LLDPE; OPP/Al箔/ONy/LLDPE;或いは OPP/ONy/Al箔/LLDPE。
【0003】ここで、ONyは二軸延伸した6−又は
6,6−ナイロンフィルムであり、LLDPEは直鎖状
低密度ポリエチレンであり、OPPは二軸延伸したポリ
プロピレンフィルムであり、Al箔はアルミニウム箔を
示している。
6,6−ナイロンフィルムであり、LLDPEは直鎖状
低密度ポリエチレンであり、OPPは二軸延伸したポリ
プロピレンフィルムであり、Al箔はアルミニウム箔を
示している。
【0004】しかし、このようなナイロンフィルムを有
する従来の積層包装材料を、LLDPEを内側にしてヒ
ートシールすることにより包装体とした場合には、内容
物を取り出す際に、手で直線的に引き裂くことが非常に
困難であるという問題があった。例えば、OPP/ON
y/LLDPEの構成を有する包装材料から形成された
包装体を横方向に引き裂いた場合、包装体の引裂き終了
端において、引き裂きの手前側では直線方向から数mm
のずれが生じ、また裏側では30〜40mmのずれが生
じるという問題があった。
する従来の積層包装材料を、LLDPEを内側にしてヒ
ートシールすることにより包装体とした場合には、内容
物を取り出す際に、手で直線的に引き裂くことが非常に
困難であるという問題があった。例えば、OPP/ON
y/LLDPEの構成を有する包装材料から形成された
包装体を横方向に引き裂いた場合、包装体の引裂き終了
端において、引き裂きの手前側では直線方向から数mm
のずれが生じ、また裏側では30〜40mmのずれが生
じるという問題があった。
【0005】このため、開封する場合にはハサミやナイ
フを用いるか、また、手で直線的に引き裂けるようにす
るために、直線カット性に優れた延伸ポリエチレン層を
更に積層することが行われている。あるいは、包装体の
外面の開封予定箇所、即ち手で引き裂く部分に、引き裂
く方向に、延伸されたフィルムからなる開封補助部材を
設けることが提案されている(特公昭53−12216
号公報)。
フを用いるか、また、手で直線的に引き裂けるようにす
るために、直線カット性に優れた延伸ポリエチレン層を
更に積層することが行われている。あるいは、包装体の
外面の開封予定箇所、即ち手で引き裂く部分に、引き裂
く方向に、延伸されたフィルムからなる開封補助部材を
設けることが提案されている(特公昭53−12216
号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハサミ
などを使用せずに、手で直線的に引き裂けるようにする
ために、延伸ポリエチレン層をONyとLLDPEとの
間に更に形成すると、製造工程数が増えて包装材料の製
造コストが増大するという問題があった。また、開封補
助部材を設けると、包装体の製造コストが増大するとい
う問題に加えて、その美観が損なわれるという問題もあ
った。
などを使用せずに、手で直線的に引き裂けるようにする
ために、延伸ポリエチレン層をONyとLLDPEとの
間に更に形成すると、製造工程数が増えて包装材料の製
造コストが増大するという問題があった。また、開封補
助部材を設けると、包装体の製造コストが増大するとい
う問題に加えて、その美観が損なわれるという問題もあ
った。
【0007】この発明は以上のような従来技術の問題点
を解決しようとするものであり、耐衝撃性に優れたナイ
ロンフィルムを用いた積層包装材料において、直線カッ
ト性のよい延伸ポリエチレン層や開封補助部材を更に設
けずとも、手で縦或いは横方向のいずれにも容易に直線
的に引き裂けるようにすることを目的とする。
を解決しようとするものであり、耐衝撃性に優れたナイ
ロンフィルムを用いた積層包装材料において、直線カッ
ト性のよい延伸ポリエチレン層や開封補助部材を更に設
けずとも、手で縦或いは横方向のいずれにも容易に直線
的に引き裂けるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明者らは、6−又
は6,6−ナイロンフィルムの代わりに芳香族系ポリア
ミドと6−ナイロンとからなる二軸延伸フィルムを使用
し、しかも2軸延伸ポリプロピレンの特定の延伸軸方向
とナイロンフィルムの特定の延伸軸方向とが一致するよ
うに積層することにより上述の目的が達成できることを
見出し、この発明を完成させるに至った。
は6,6−ナイロンフィルムの代わりに芳香族系ポリア
ミドと6−ナイロンとからなる二軸延伸フィルムを使用
し、しかも2軸延伸ポリプロピレンの特定の延伸軸方向
とナイロンフィルムの特定の延伸軸方向とが一致するよ
うに積層することにより上述の目的が達成できることを
見出し、この発明を完成させるに至った。
【0009】即ち、この発明は、2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム、ナイロンフィルム及びヒートシール性樹脂
層が順次積層された積層包装材料において、該ナイロン
フィルムが芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとからな
る二軸延伸フィルムであり、且つ2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロ
ンフィルムの引き裂き性に良好な延伸方向とを一致させ
るように積層することを特徴とする積層包装材料を提供
する。
ンフィルム、ナイロンフィルム及びヒートシール性樹脂
層が順次積層された積層包装材料において、該ナイロン
フィルムが芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとからな
る二軸延伸フィルムであり、且つ2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロ
ンフィルムの引き裂き性に良好な延伸方向とを一致させ
るように積層することを特徴とする積層包装材料を提供
する。
【0010】以下、この発明を図面に基づいて詳細に説
明する。なお、図において同じ番号は同じ又は同等の構
成要素を示している。
明する。なお、図において同じ番号は同じ又は同等の構
成要素を示している。
【0011】図1は、この発明の積層包装材料の断面図
である。同図にあるように、この発明の加圧加熱用包装
材料は、二軸延伸ポリプロピレンフィルム1、ナイロン
フィルム2及びヒートシール性樹脂層3とから構成され
る。
である。同図にあるように、この発明の加圧加熱用包装
材料は、二軸延伸ポリプロピレンフィルム1、ナイロン
フィルム2及びヒートシール性樹脂層3とから構成され
る。
【0012】この発明において二軸延伸ポリプロピレン
フィルム1は、包装体としたときに最外層となる層であ
る。この二軸延伸ポリプロピレンフィルム1は、通常、
縦方向に5倍程度の延伸、横方向に10倍程度の延伸が
行われ、横方向に引き裂き易い特性を有する。
フィルム1は、包装体としたときに最外層となる層であ
る。この二軸延伸ポリプロピレンフィルム1は、通常、
縦方向に5倍程度の延伸、横方向に10倍程度の延伸が
行われ、横方向に引き裂き易い特性を有する。
【0013】この発明においてナイロンフィルム2とし
ては、前述したように、芳香族系ポリアミドと6−ナイ
ロンとからなるフィルムであり、好ましくは、芳香族系
ポリアミドと6−ナイロンとを混練して製造されたフィ
ルムを使用する。この場合、二軸延伸したフィルムを使
用することが必要で、これにより引き裂き性(直線カッ
ト性)を向上させることができる。また、2軸延伸する
場合にも、幅方向に均一な引き裂き性を付与できる押し
出しチューブラー法により二軸延伸することが好まし
い。この場合、縦方向に引き裂き易い特性を有する。
ては、前述したように、芳香族系ポリアミドと6−ナイ
ロンとからなるフィルムであり、好ましくは、芳香族系
ポリアミドと6−ナイロンとを混練して製造されたフィ
ルムを使用する。この場合、二軸延伸したフィルムを使
用することが必要で、これにより引き裂き性(直線カッ
ト性)を向上させることができる。また、2軸延伸する
場合にも、幅方向に均一な引き裂き性を付与できる押し
出しチューブラー法により二軸延伸することが好まし
い。この場合、縦方向に引き裂き易い特性を有する。
【0014】以上のように、二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム1及びナイロンフィルム2には、それぞれ引き裂
き易い方向が存在する。従って、縦方向も横方向にも同
じような引き裂き性(直線カット性)をバランスよく実
現するためには、2軸延伸ポリプロピレンフィルムの引
き裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロンフィルムの引
き裂き性に良好な延伸方向とを一致させるように積層す
る。
ィルム1及びナイロンフィルム2には、それぞれ引き裂
き易い方向が存在する。従って、縦方向も横方向にも同
じような引き裂き性(直線カット性)をバランスよく実
現するためには、2軸延伸ポリプロピレンフィルムの引
き裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロンフィルムの引
き裂き性に良好な延伸方向とを一致させるように積層す
る。
【0015】なお、この芳香族ポリアミドと6−ナイロ
ンからなるナイロンフィルム2は、従来の6−又は6,
6−ナイロンフィルムに比べ約5割も高い剛性を有する
ので、起立(自立)性に優れたスタンディングパウチも
実現することができる。
ンからなるナイロンフィルム2は、従来の6−又は6,
6−ナイロンフィルムに比べ約5割も高い剛性を有する
ので、起立(自立)性に優れたスタンディングパウチも
実現することができる。
【0016】このような芳香族系ポリアミドは、使用目
的等に応じて種々の芳香族系ポリアミドの中から選択す
ることができる。例えば、メタキシレンジアミンとアジ
ピン酸とが重縮合した半芳香族系ポリアミドを好ましく
使用することができる。芳香族系ポリアミドと6−ナイ
ロンとの配合比は、使用する芳香族系ポリアミドの種類
等により異なるが、引き裂き性と、従来の6−又は6,
6−ナイロンフィルム並みの対衝撃性とを両立させると
いう点から、芳香族系ポリアミドが10〜90重量%、
好ましくは40〜60重量%であり、6−ナイロンが9
0〜10重量%、好ましくは60〜40重量%である。
的等に応じて種々の芳香族系ポリアミドの中から選択す
ることができる。例えば、メタキシレンジアミンとアジ
ピン酸とが重縮合した半芳香族系ポリアミドを好ましく
使用することができる。芳香族系ポリアミドと6−ナイ
ロンとの配合比は、使用する芳香族系ポリアミドの種類
等により異なるが、引き裂き性と、従来の6−又は6,
6−ナイロンフィルム並みの対衝撃性とを両立させると
いう点から、芳香族系ポリアミドが10〜90重量%、
好ましくは40〜60重量%であり、6−ナイロンが9
0〜10重量%、好ましくは60〜40重量%である。
【0017】ナイロンフィルム2の厚みについては、使
用目的に応じて適宜決定することができる。
用目的に応じて適宜決定することができる。
【0018】ヒートシール性樹脂層3としては、従来か
ら包装材料のシーラント層として用いられているものと
同様の素材から構成することができ、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アイオノマー等を使用することができる。また、ヒート
シール性樹脂層3の厚みは特に限定されず、必要に応じ
て適宜決定することができる。
ら包装材料のシーラント層として用いられているものと
同様の素材から構成することができ、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アイオノマー等を使用することができる。また、ヒート
シール性樹脂層3の厚みは特に限定されず、必要に応じ
て適宜決定することができる。
【0019】この発明においては、図2(a)又は
(b)に示すように、ナイロンフィルム2と、二軸延伸
ポリプロピレンフィルム1又はヒートシール性樹脂層3
との間に、ガスバリヤー層4を設けることもできる。こ
れにより、酸素及び水蒸気を効率よく遮断することがで
き、内容物の劣化を防止することができる。このような
ガスバリヤー層4を構成する素材としては、従来から包
装材料にガスバリヤー性を付与するために用いられてい
るものを使用することができ、例えばアルミニウム箔、
ポリ塩化ビニリデン、酸化ケイ素などを好ましく使用す
ることができる。
(b)に示すように、ナイロンフィルム2と、二軸延伸
ポリプロピレンフィルム1又はヒートシール性樹脂層3
との間に、ガスバリヤー層4を設けることもできる。こ
れにより、酸素及び水蒸気を効率よく遮断することがで
き、内容物の劣化を防止することができる。このような
ガスバリヤー層4を構成する素材としては、従来から包
装材料にガスバリヤー性を付与するために用いられてい
るものを使用することができ、例えばアルミニウム箔、
ポリ塩化ビニリデン、酸化ケイ素などを好ましく使用す
ることができる。
【0020】カスバリヤー層の層厚に関しては、特に制
限はなく、使用目的に応じて適宜決定することができ
る。
限はなく、使用目的に応じて適宜決定することができ
る。
【0021】この発明の積層包装材料は、常法に従って
製造することができる。例えば、ドライラミネート法、
ノンソルベントラミネート法、押し出しラミネーション
法、ニーラムラミネーション法、ウェットラミネーショ
ン法、ホットメルトラミネーション法などにより、或い
はこれらの方法を組み合わせて夫々の層を積層すること
により製造することができる。なかでも、ドライラミネ
ート法、ノンソルベントラミネート法、押し出しラミネ
ーション法、ニーラムラミネーション法が好ましく、こ
の場合、ウレタン系接着剤を0.5〜10g/m2(ド
ライ)、好ましくは1.0〜5g/m2(ドライ)の量
で用いることにより、更に引き裂き性を向上させること
ができる。これは、ウレタン系接着剤からなる接着層が
伸びにくいために包装材料の引き裂きに追随しやすいか
らである。従って、各層間の少なくとも一つの層間の接
着をウレタン系接着剤により行うことが好ましい。
製造することができる。例えば、ドライラミネート法、
ノンソルベントラミネート法、押し出しラミネーション
法、ニーラムラミネーション法、ウェットラミネーショ
ン法、ホットメルトラミネーション法などにより、或い
はこれらの方法を組み合わせて夫々の層を積層すること
により製造することができる。なかでも、ドライラミネ
ート法、ノンソルベントラミネート法、押し出しラミネ
ーション法、ニーラムラミネーション法が好ましく、こ
の場合、ウレタン系接着剤を0.5〜10g/m2(ド
ライ)、好ましくは1.0〜5g/m2(ドライ)の量
で用いることにより、更に引き裂き性を向上させること
ができる。これは、ウレタン系接着剤からなる接着層が
伸びにくいために包装材料の引き裂きに追随しやすいか
らである。従って、各層間の少なくとも一つの層間の接
着をウレタン系接着剤により行うことが好ましい。
【0022】なお、酸化ケイ素をガスバリヤー層4とし
て積層する場合には、一般的な真空蒸着法、イオンプレ
ーティング法、スパッタリング法、プラズマ蒸着法或い
はCVD法等により行うことができるが、好ましくはコ
ストメリットの大きい真空蒸着法により形成する。
て積層する場合には、一般的な真空蒸着法、イオンプレ
ーティング法、スパッタリング法、プラズマ蒸着法或い
はCVD法等により行うことができるが、好ましくはコ
ストメリットの大きい真空蒸着法により形成する。
【0023】なお、このようにして得られるこの発明の
積層包装材料は、従来と同様の方法により種々の形態、
例えばスタンディングパウチ、レトルト殺菌用包装体な
どに加工することができる。
積層包装材料は、従来と同様の方法により種々の形態、
例えばスタンディングパウチ、レトルト殺菌用包装体な
どに加工することができる。
【0024】
【作用】この発明の積層包装材料は、その層構成の一部
に芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとからなる二軸延
伸フィルムを有し、しかも2軸延伸ポリプロピレンフィ
ルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロンフィ
ルムの引き裂き性に良好な延伸方向とを一致させるよう
に積層するするので、縦方向及び横方向のいずれの方向
にも手で直線的に容易に引き裂くことが可能となる。
に芳香族系ポリアミドと6−ナイロンとからなる二軸延
伸フィルムを有し、しかも2軸延伸ポリプロピレンフィ
ルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロンフィ
ルムの引き裂き性に良好な延伸方向とを一致させるよう
に積層するするので、縦方向及び横方向のいずれの方向
にも手で直線的に容易に引き裂くことが可能となる。
【0025】
【実施例】以下、この発明を実施例により具体的に説明
する。
する。
【0026】実施例1 厚さ20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルム(商品
名;OP−U1:新東セロ商事株式会社製)上に、ポリ
ウレタン系接着剤(商品名;A515/A−50:武田
薬品工業株式会社製)を3g/m2で塗工し、その上に
メタキシレンジアミンとアジピン酸とが重縮合した芳香
族ポリアミドに6−ナイロンを添加し、二軸方向に延伸
した厚さ15μmのナイロンフィルム(出光石油化学株
式会社製)を積層した。この際、2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向と、ナイロン
フィルムの引き裂き性が良好な延伸方向とを一致させる
ように積層した。更に、同じポリウレタン系接着剤で、
厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィルム(商品名;
TUX−FCD:新東セロ商事株式会社製)をドライラ
ミネーション法により積層してこの発明の積層包装材料
を製造した。
名;OP−U1:新東セロ商事株式会社製)上に、ポリ
ウレタン系接着剤(商品名;A515/A−50:武田
薬品工業株式会社製)を3g/m2で塗工し、その上に
メタキシレンジアミンとアジピン酸とが重縮合した芳香
族ポリアミドに6−ナイロンを添加し、二軸方向に延伸
した厚さ15μmのナイロンフィルム(出光石油化学株
式会社製)を積層した。この際、2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムの引き裂き性の劣る延伸軸方向と、ナイロン
フィルムの引き裂き性が良好な延伸方向とを一致させる
ように積層した。更に、同じポリウレタン系接着剤で、
厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィルム(商品名;
TUX−FCD:新東セロ商事株式会社製)をドライラ
ミネーション法により積層してこの発明の積層包装材料
を製造した。
【0027】得られた包装材料を手で引き裂いたとこ
ろ、引き裂きの手前側では直線方向からのずれを0〜3
mm以内に押さえることができ、また裏側でも0〜5m
mに押さえることができ、優れた引き裂き性(直線カッ
ト性)を示した。次に引き裂き方向を90°ずらして同
様な試験を行ったところ、同様に優れた引き裂き性を示
した。
ろ、引き裂きの手前側では直線方向からのずれを0〜3
mm以内に押さえることができ、また裏側でも0〜5m
mに押さえることができ、優れた引き裂き性(直線カッ
ト性)を示した。次に引き裂き方向を90°ずらして同
様な試験を行ったところ、同様に優れた引き裂き性を示
した。
【0028】実施例2 実施例1の包装材料のナイロンフィルムと二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムとの間に、厚さ9μmのアルミニウ
ム箔を実施例1で用いたものと同じ接着剤を用いて積層
する以外は実施例1と同様にして、この発明の積層包装
材料を製造した。この包装材料に対して実施例1と同様
に試験を行った。その結果、いずれの方向にも優れた引
き裂き性を示した。しかも、アルミニウム箔を層構成の
中に有するので、優れたガス特に酸素及び水蒸気バリヤ
ー性を示していた。
プロピレンフィルムとの間に、厚さ9μmのアルミニウ
ム箔を実施例1で用いたものと同じ接着剤を用いて積層
する以外は実施例1と同様にして、この発明の積層包装
材料を製造した。この包装材料に対して実施例1と同様
に試験を行った。その結果、いずれの方向にも優れた引
き裂き性を示した。しかも、アルミニウム箔を層構成の
中に有するので、優れたガス特に酸素及び水蒸気バリヤ
ー性を示していた。
【0029】実施例3 実施例1の包装材料のナイロンフィルムと低密度ポリエ
チレンフィルムとの間に、厚さ9μmのアルミニウム箔
を実施例1で用いたものと同じ接着剤を用いて積層する
以外は実施例1と同様にして、この発明の積層包装材料
を製造した。この包装材料に対して実施例1と同様に試
験を行った。その結果、いずれの方向にも優れた引き裂
き性を示した。しかも、アルミニウム箔を層構成の中に
有するので、優れたガス特に酸素及び水蒸気バリヤー性
を示していた。
チレンフィルムとの間に、厚さ9μmのアルミニウム箔
を実施例1で用いたものと同じ接着剤を用いて積層する
以外は実施例1と同様にして、この発明の積層包装材料
を製造した。この包装材料に対して実施例1と同様に試
験を行った。その結果、いずれの方向にも優れた引き裂
き性を示した。しかも、アルミニウム箔を層構成の中に
有するので、優れたガス特に酸素及び水蒸気バリヤー性
を示していた。
【0030】比較例1 ナイロンフィルムとして厚さ15μmの2軸延伸6−ナ
イロン(商品名;エンブレムRT:ユニチカ株式会社
製)を用いる以外は実施例1を繰り返すことにより加圧
加熱殺菌用包装材料を得た。この包装材料に対して実施
例1と同様に試験を行った。その結果、引裂き終了端に
おいて、引き裂きの手前側では直線方向からのずれが0
〜3mm以内に押さえることができたが、裏側では最大
で38mmものずれが生じた。また、引き裂きの方向を
90°ずらした場合には、引き裂きの手前側では直線方
向からのずれが0〜3mm以内に押さえることができた
が、裏側では最大で38mmものずれが生じた。
イロン(商品名;エンブレムRT:ユニチカ株式会社
製)を用いる以外は実施例1を繰り返すことにより加圧
加熱殺菌用包装材料を得た。この包装材料に対して実施
例1と同様に試験を行った。その結果、引裂き終了端に
おいて、引き裂きの手前側では直線方向からのずれが0
〜3mm以内に押さえることができたが、裏側では最大
で38mmものずれが生じた。また、引き裂きの方向を
90°ずらした場合には、引き裂きの手前側では直線方
向からのずれが0〜3mm以内に押さえることができた
が、裏側では最大で38mmものずれが生じた。
【0031】比較例2 実施例1において、2軸延伸ポリプロピレンフィルムの
引き裂き性の良好な延伸軸方向と、ナイロンフィルムの
引き裂き性が良好な延伸方向とを一致させるように積層
した以外は実施例1を繰り返すことにより積層包装体を
得た。この包装材料に対して同様の試験を行った。その
結果、引裂き終了端において、引き裂きの手前側では直
線方向からのずれが0〜3mm以内に押さえることがで
きたが、裏側では最大で38mmものずれが生じた。ま
た、引き裂きの方向を90°ずらした場合には、引き裂
きの手前側では直線方向からのずれが0〜3mm以内に
押さえることができたが、裏側では最大で38mmもの
ずれが生じた。
引き裂き性の良好な延伸軸方向と、ナイロンフィルムの
引き裂き性が良好な延伸方向とを一致させるように積層
した以外は実施例1を繰り返すことにより積層包装体を
得た。この包装材料に対して同様の試験を行った。その
結果、引裂き終了端において、引き裂きの手前側では直
線方向からのずれが0〜3mm以内に押さえることがで
きたが、裏側では最大で38mmものずれが生じた。ま
た、引き裂きの方向を90°ずらした場合には、引き裂
きの手前側では直線方向からのずれが0〜3mm以内に
押さえることができたが、裏側では最大で38mmもの
ずれが生じた。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、耐衝撃性に優れたナ
イロンフィルムを用いた積層包装包装材料に対し、開封
補助部材を設けずとも全方向に手で直線的に容易に引き
裂ける性質を付与できた。
イロンフィルムを用いた積層包装包装材料に対し、開封
補助部材を設けずとも全方向に手で直線的に容易に引き
裂ける性質を付与できた。
【図1】図1は、この発明の積層包装材料の断面図であ
る。
る。
【図2】図2は、この発明の積層包装材料の別の態様の
断面図である。
断面図である。
1 二軸延伸ポリプロピレンフィルム 2 ナイロンフィルム 3 ヒートシール性樹脂層 4 ガスバリヤー層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 65/26 9028−3E // B29K 23:00 77:00 B29L 9:00 4F (72)発明者 松本 佳代子 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 2軸延伸ポリプロピレンフィルム、ナイ
ロンフィルム及びヒートシール性樹脂層が順次積層され
た積層包装材料において、該ナイロンフィルムが芳香族
系ポリアミドと6−ナイロンとからなる二軸延伸フィル
ムであり、且つ2軸延伸ポリプロピレンフィルムの引き
裂き性の劣る延伸軸方向と、該ナイロンフィルムの引き
裂き性に良好な延伸方向とを一致させるように積層する
ことを特徴とする積層包装材料。 - 【請求項2】 ナイロンフィルムと、2軸延伸ポリプロ
ピレンフィルム又はヒートシール性樹脂層との間に、ガ
スバリヤー層を更に設けた請求項1記載の積層包装材
料。 - 【請求項3】 ガスバリヤー層が、アルミニウム箔、ポ
リ塩化ビニリデン又は酸化ケイ素からなる請求項2記載
の積層包装材料。 - 【請求項4】 各層間の少なくとも一つの層間の接着が
ウレタン系接着剤を用いて行われた請求項1乃至3のい
ずれかに記載の積層包装材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4235216A JPH0655710A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 積層包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4235216A JPH0655710A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 積層包装材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655710A true JPH0655710A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16982805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4235216A Pending JPH0655710A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 積層包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655710A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0699491A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-12 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 易裂性ラミネートフィルム及びこれを使用した易裂性袋 |
| JPH0699490A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-12 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 易裂性フィルム及びその製造方法 |
| JPH06106691A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-04-19 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 易裂性ラミネートフィルム |
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-
1992
- 1992-08-11 JP JP4235216A patent/JPH0655710A/ja active Pending
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