JPH0655734U - 表示用積層シート - Google Patents

表示用積層シート

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JPH0655734U
JPH0655734U JP383093U JP383093U JPH0655734U JP H0655734 U JPH0655734 U JP H0655734U JP 383093 U JP383093 U JP 383093U JP 383093 U JP383093 U JP 383093U JP H0655734 U JPH0655734 U JP H0655734U
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film
colored resin
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和義 大室
輝文 岡本
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決めを容易にし、物品に対して強固に表
示マークを付す。 【構成】 表示用積層シートは、ポリエチレンテレフタ
レートなどの耐熱性を有する透光性フィルム1に、熱可
塑性ポリウレタンなどの着色樹脂層2と、この着色樹脂
層よりも30℃以上低い融点を有するホットメルト型接
着剤層3とが順次積層されている。前記フィルム1は着
色樹脂層2に対して剥離可能であり、着色樹脂層と前記
接着剤層との合計厚みは100〜120μm程度であ
る。着色樹脂層2及び前記接着剤層3だけをカッティン
グし、その他の領域の着色樹脂層及び接着剤層をフィル
ム1から剥離し、表示マークの形状に対応するフィルム
の領域を着色させる。フィルムの着色領域を物品の所定
の位置に位置決めし、フィルム面から熱を作用させて熱
接着した後、フィルムを着色樹脂層から剥離することに
より、物品に表示マークを付す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、種々の物品に表示マークを付す上で有用な表示用積層シートに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品に表示マークを付すシートとして、粘着剤層を介して、合成樹脂フ ィルムなどの基材層と、着色したフィルムまたはシート層とを積層した積層シー トが知られている。このような積層シートでは、積層シートを所望の形状にカッ ティングし、基材層を剥離して粘着剤層を物品に粘着させ、所望の表示マークを 付している。
【0003】 しかし、このような積層シートを用いる場合には、高い接着強度を維持しつつ 位置決めするのが困難である。すなわち、物品に対する粘着剤層の粘着力を小さ くすると、高い接着強度を確保できず、表示マークが物品から剥離する虞がある 。一方、粘着剤層の粘着力を大きくすると、通常、接着に際して、物品に対して 粘着剤層を面接触させるため、若干の位置ずれがあっても修正するのが煩雑であ る。特に、位置ずれを修復するため幾度となく物品に粘着させると、当初は粘着 力が大きくても、粘着剤層に付着する塵芥により、粘着力が急激に低下し、表示 マークを強固に接着させるのが困難となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、位置決めが容易であるとともに、物品に対して表示 マークを強固に付すことができる表示用積層シートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、熱を作用させない場合、ホットメルト型接着剤は接着力が発現し ないこと、表示マークに対応する着色領域だけをフィルムに残存させると、フィ ルムの透光性を利用して位置決めが容易であることに着目して鋭意検討の結果、 本考案を完成した。
【0006】 すなわち、本考案の表示用積層シートは、耐熱性を有する透光性フィルムに、 着色樹脂層と、この着色樹脂層よりも高い融点又は軟化点を有するホットメルト 型接着剤層とが順次積層されている。また、前記フィルムが着色樹脂層に対して 剥離可能である。
【0007】
【作用】
前記積層シートでは、フィルムを切断することなく、着色樹脂層及びホットメ ルト型接着剤層をカッティングすると、その他の領域の着色樹脂層及びホットメ ルト型接着剤層をフィルムから剥離でき、表示マークの形状に対応するフィルム の領域を、残存する前記着色樹脂層により着色できる。また、ホットメルト型接 着剤層は、熱を作用させない限り接着力が発現しない。そのため、着色領域以外 のフィルムの透光性を利用して、着色領域を物品の所定位置に位置決めできる。
【0008】 そして、物品の所定の位置に位置決めした後、フィルム面から熱を作用させる ことにより、ホットメルト型接着剤層を物品に熱接着できるとともに、熱接着の 後、フィルムを着色樹脂層から剥離することにより、物品に表示マークを付すこ とができる。
【0009】
【実施例】
以下に、添付図面を参照しつつ、本考案の実施例をより詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案の表示用積層シートの一例を示す断面図である。この表示用積層 シートは、耐熱性を有する透光性フィルム1と、このフィルムに積層された着色 樹脂層2と、この着色樹脂層に積層されたホットメルト型接着剤層3とで構成さ れている。また、前記フィルム1は着色樹脂層2に対して剥離可能である。
【0011】 前記フィルム1は、透光性を有する限り、透明または半透明であってもよい。 また、フィルムは、前記ホットメルト型接着剤層3の熱接着温度よりも高い耐熱 性を有している。このようなフィルム1としては、ポリエチレンテレフタレート 、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、ポリカーボネー トなどの熱可塑性樹脂、ポリイミドなどの熱硬化性樹脂などで形成できる。好ま しいフィルムには、耐熱性が大きくフィルム成形可能なポリマー、特にポリエチ レンテレフタレートフィルムなどが含まれる。
【0012】 フィルムの厚みは、前記着色樹脂層2およびホットメルト型接着剤層3のカッ ティングに際してフィルムが切断されない範囲であれば特に制限されないが、3 0〜150μm、好ましくは50〜125μm、さらに好ましくは75〜100 μm程度である。
【0013】 フィルムの非積層面は未処理であってもよいが、着色樹脂層からの剥離を容易 にするため、シリコーン樹脂などの離型剤で処理したり、サンドブラストなどに よりエンボス加工するのが好ましい。
【0014】 表示用積層シートがロール状である場合、前記フィルムの外面側、すなわち着 色樹脂層2が積層される面と反対側の面は、シリコーン樹脂などの離型剤で処理 したり、サンドブラストなどによりエンボス加工するのが好ましい。このような 処理やエンボス加工により、ロール状に巻き取っても、フィルムとホットメルト 型接着剤層との接着を防止できる。
【0015】 前記着色樹脂層2は、フィルム形成能を有するポリマー、例えば、ポリエチレ ン、ポリプロピレンなどのオレフィン系ポリマー、ポリエステル、ナイロン、ポ リカーボネート、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性エラストマーなどで形成でき る。好ましいポリマーには、熱可塑性ポリウレタンなどが含まれる。
【0016】 また、着色樹脂層の色相は、所望する表示マークの色に応じて適当に選択でき 、染料や顔料などの着色剤で着色された黄色、赤色、紫色、緑色、青色、黒色、 白色などのいずれであってもよい。また、着色樹脂層は単一色に限らず複数の色 により模様が施されていてもよい。さらに、着色樹脂層は、部分的に又は全体が 不透明であってもよいが、通常、透明又は半透明である場合が多い。
【0017】 前記ホットメルト型接着剤層3は、ホットメルト型接着剤に使用される種々の ポリマー、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエ ンなどのオレフィン又はジエン系ポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ リエステル、ポリアミド、熱可塑性ポリウレタンなどで形成できる。好ましいホ ットメルト型接着剤層には、種々の物品に対して高い熱接着強度を示す熱可塑性 ポリウレタンなどが含まれる。
【0018】 なお、ホットメルト型接着剤層は、接着強度を損わない範囲で、種々の添加剤 を含んでいてもよく、必要に応じて着色していてもよい。
【0019】 前記着色樹脂層とホットメルト型接着剤層とに含まれるポリマーの種類は、高 い接着強度で接合する限り異なっていてもよいが、双方の層間接着強度を高める ためには、同種又は同系統のポリマーであるのが好ましい。
【0020】 前記着色樹脂層とホットメルト型接着剤層との合計厚みは、カッティング性、 接着強度及び着色度を損わない範囲で適当に選択でき、通常、80〜150μm 、好ましくは100〜120μm程度である。前記層の合計厚みが80μm未満 であると、表示マークの隠蔽度を大きくする場合、ホットメルト型接着剤層の厚 みが相対的に小さくなり易く、接着強度が低下し易くなるとともに、接着強度を 大きくするため前記接着剤層の厚みを大きくすると、着色樹脂層による隠蔽性が 小さくなり易く、鮮明な表示ができなくなる場合がある。また、150μmを越 えると、着色樹脂層及びホットメルト型接着剤層のカッティング性が低下し易く 、着色樹脂層がシャープに切れず、カッティング領域の周縁にバリが残存し易く なる。
【0021】 前記着色樹脂層とホットメルト型接着剤層との厚みの割合は、着色度や隠蔽度 、接着強度を低下させない範囲で選択でき、着色樹脂層/ホットメルト型接着剤 層=4/1〜1/4、好ましくは3/1〜1/3、さらに好ましくは2/1〜1 /2程度である。
【0022】 前記ホットメルト型接着剤層の融点は、着色樹脂層よりも低ければよいが、着 色樹脂層よりも30℃以上、好ましくは50〜100℃低いのが好ましい。前記 接着剤層と着色樹脂層との融点の差が30℃未満であると、熱接着に伴なって着 色樹脂層がフィルムに接着し、着色樹脂層からのフィルムの円滑な剥離が損われ る場合がある。
【0023】 なお、ホットメルト型接着剤層の融点は、被着体の種類に応じて選択でき、例 えば、60〜150℃、好ましくは80〜120℃程度である。
【0024】 本考案の表示用積層シートは、例えば、次のようにして被着体である物品に表 示マークを施すことができる。すなわち、積層シートのホットメルト型接着剤層 及び着色樹脂層を、カッティング装置により、フィルムを切断することなく表示 マークに対応する形状にカッティングし、表示マークに対応しない領域のホット メルト型接着剤層及び着色樹脂層をフィルムから剥離する。
【0025】 そのため、表示マークに対応するフィルムの領域は着色し、その他の領域と透 光性を有する。また、ホットメルト型接着剤層は、熱が作用しない限り物品に対 する接着力が発現しない。従って、フィルムの透光性を利用して、フィルムの着 色領域を、被着体である物品の所定の位置に位置決めするのが容易である。
【0026】 次いで、物品の所定の位置にフィルムの着色領域を合せ、フィルム面から熱を 作用させて、ホットメルト型接着剤層を物品に熱接着させ、フィルムを着色樹脂 層から剥離することにより、物品の所定位置に位置ずれすることなく表示マーク を付すことができる。
【0027】 なお、ホットメルト型接着剤層の熱接着に際しては、種々の加熱手段、例えば 、アイロンや熱プレス法などが採用できる。
【0028】 表示用積層シートは、慣用の方法、例えば、前記フィルムに、着色した樹脂と ホットメルト型接着剤用ポリマーを順次塗布することにより形成できるとともに 、前記フィルムを構成するポリマーと、着色樹脂層を構成する着色樹脂と、ホッ トメルト型接着剤用ポリマーとを、押出し成形や共押出し成形法などを利用して フィルム成形することにより形成できる。
【0029】 本考案の表示用積層シートは、ホットメルト型接着剤が熱接着可能な広い範囲 の用途、例えば、靴、鞄、衣料、スポーツ用衣料、小物類などの繊維素材や皮素 材からなる物品、金属、プラスチックやセラミックスからなる成形品、ガラス製 品などにマーキングする上で有用である。
【0030】
【考案の効果】
本考案の表示用積層シートは、位置決めが極めて容易であるとともに、物品に 対して表示マークを強固に接合できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の表示用積層シートの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…フィルム 2…着色樹脂層 3…ホットメルト型接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/10 C 7028−5G

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性を有する透光性フィルムに、着色
    樹脂層と、この着色樹脂層よりも低い融点を有するホッ
    トメルト型接着剤層とが順次積層され、前記フィルムが
    着色樹脂層に対して剥離可能である表示用積層シート。
  2. 【請求項2】 着色樹脂層とホットメルト型接着剤層と
    の合計厚みが80〜150μm、およびホットメルト型
    接着剤層が前記着色樹脂層よりも30℃以上低い融点を
    有する請求項1記載の表示用積層シート。
  3. 【請求項3】 ポリエチレンテレフタレートフィルム
    に、着色したポリウレタン層とホットメルト型ポリウレ
    タン層とが順次積層されている請求項1記載の表示用積
    層シート。
JP1993003830U 1993-01-13 1993-01-13 表示用積層シート Expired - Lifetime JP2597773Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010060929A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toppan Printing Co Ltd 感熱ラベル
JP2015196333A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社丸仁 意匠性向上シートおよびそのシートの製造方法

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JP2010060929A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toppan Printing Co Ltd 感熱ラベル
JP2015196333A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社丸仁 意匠性向上シートおよびそのシートの製造方法

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