JPH0655858A - インキリボン - Google Patents
インキリボンInfo
- Publication number
- JPH0655858A JPH0655858A JP4226490A JP22649092A JPH0655858A JP H0655858 A JPH0655858 A JP H0655858A JP 4226490 A JP4226490 A JP 4226490A JP 22649092 A JP22649092 A JP 22649092A JP H0655858 A JPH0655858 A JP H0655858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- fine powder
- soluble dye
- ribbon
- resin fine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 油溶性染料12、顔料10、分散剤4、ビヒ
クル64およびアクリル樹脂微粉体(粒子径1.5μ
m)10(各重量%)を均一に混合し、ナイロン基布よ
りなる16mm幅のリボン基材に約14g/m2 の塗布
量となるように塗布、含浸させてインキリボンを得た。 【効果】 紙面上でのインキの滲み、裏面への浸透が起
こらず、高品位の印字濃度を得ることができるインキリ
ボンが提供される。
クル64およびアクリル樹脂微粉体(粒子径1.5μ
m)10(各重量%)を均一に混合し、ナイロン基布よ
りなる16mm幅のリボン基材に約14g/m2 の塗布
量となるように塗布、含浸させてインキリボンを得た。 【効果】 紙面上でのインキの滲み、裏面への浸透が起
こらず、高品位の印字濃度を得ることができるインキリ
ボンが提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターの端末
機器などに利用されるインパクトプリンター、またはタ
イプライター等に使用するインキリボンに関する。
機器などに利用されるインパクトプリンター、またはタ
イプライター等に使用するインキリボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インキリボンに用いられているイ
ンキとしては、植物油、鉱物油等のビヒクルに、着色剤
として染料、カーボンブラックを加え、均一に混練、分
散させたものが一般的である。ところで、この配合の中
でカーボンブラックは退色性がないので重要な着色剤と
なっているが、プリンターのヘッドピンワイヤー摩耗に
悪影響を及ぼすことが良く知られている。
ンキとしては、植物油、鉱物油等のビヒクルに、着色剤
として染料、カーボンブラックを加え、均一に混練、分
散させたものが一般的である。ところで、この配合の中
でカーボンブラックは退色性がないので重要な着色剤と
なっているが、プリンターのヘッドピンワイヤー摩耗に
悪影響を及ぼすことが良く知られている。
【0003】このワイヤー摩耗を改良する手段として、
カーボンブラックをより硬度の低い有機顔料等に置き換
えることも考えられるが、この方法では十分な印字濃度
が得難く、また仮に顔料添加量を増加して印字濃度を十
分なものとすれば、インキが高粘度化し印字寿命を短く
する等の欠点がある。このため、印字寿命が良好な油溶
性染料を着色剤として用いることが検討されている。
カーボンブラックをより硬度の低い有機顔料等に置き換
えることも考えられるが、この方法では十分な印字濃度
が得難く、また仮に顔料添加量を増加して印字濃度を十
分なものとすれば、インキが高粘度化し印字寿命を短く
する等の欠点がある。このため、印字寿命が良好な油溶
性染料を着色剤として用いることが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この油
溶性染料は紙への親和性が小さいためにビヒクルと一緒
に紙の繊維組織中に浸透してしまい、紙面上での描線の
滲みや、裏面への浸透(裏抜け)が起こりやすく、この
油溶性染料を用いた従来のインキリボンは、初期の印字
濃度、印字品位を保つのは困難となる欠点がある。
溶性染料は紙への親和性が小さいためにビヒクルと一緒
に紙の繊維組織中に浸透してしまい、紙面上での描線の
滲みや、裏面への浸透(裏抜け)が起こりやすく、この
油溶性染料を用いた従来のインキリボンは、初期の印字
濃度、印字品位を保つのは困難となる欠点がある。
【0005】従って、本発明は、上記油溶性染料におけ
る印字寿命の良好性を損なわずに、従来の課題であった
紙面上でのインキの滲み、裏面への浸透が起こらず、か
つ高品位の印字濃度を得ることができるインキリボンを
提供することを目的としている。
る印字寿命の良好性を損なわずに、従来の課題であった
紙面上でのインキの滲み、裏面への浸透が起こらず、か
つ高品位の印字濃度を得ることができるインキリボンを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインキリボン
は、従来の課題を解決し、上記目的を達成するためにな
されたものであり、その要旨とするところは、リボン基
材とインキとから構成されるインキリボンにおいて、該
インキが着色剤として油溶性染料を含有するとともに、
ビヒクルに不溶で、かつ油溶性染料により染色可能な樹
脂微粉体を含有することを特徴とする。
は、従来の課題を解決し、上記目的を達成するためにな
されたものであり、その要旨とするところは、リボン基
材とインキとから構成されるインキリボンにおいて、該
インキが着色剤として油溶性染料を含有するとともに、
ビヒクルに不溶で、かつ油溶性染料により染色可能な樹
脂微粉体を含有することを特徴とする。
【0007】本発明の構成について、詳細に説明する。
本発明で用いるリボン基材としては、従来と同様にポリ
アミドやポリエステル等の合成繊維、又は木綿や絹等の
天然繊維からなる織物、編物、不織布等が使用される
が、本発明では格別には限定しない。また熱プレス等を
行なって高密度化したものでも良い。
本発明で用いるリボン基材としては、従来と同様にポリ
アミドやポリエステル等の合成繊維、又は木綿や絹等の
天然繊維からなる織物、編物、不織布等が使用される
が、本発明では格別には限定しない。また熱プレス等を
行なって高密度化したものでも良い。
【0008】本発明で用いるビヒクルとしては、従来か
ら公知の高沸点の動植物油、鉱物油、合成油、高級脂肪
酸等を用いることができ、その配合比はインキ組成物全
重量に対して30〜90重量%である。
ら公知の高沸点の動植物油、鉱物油、合成油、高級脂肪
酸等を用いることができ、その配合比はインキ組成物全
重量に対して30〜90重量%である。
【0009】本発明で用いる着色剤としては、油溶性染
料を含有するものが用いられ、この油溶性染料として
は、例えば、C.I.ソルベントイエロー2、同6、同
14、同15、同16、同19、同21、C.I.ソル
ベントレッド1、同3、同8、同23、同24、同2
5、同27、同30、同49、同81、同82、同10
0、C.I.ソルベントブラック3、同5、同7、同2
2、同23等を用いることができ、また、上記油溶性染
料に有機顔料等、例えば、フタロシアニン顔料を配合し
てもよく、これらの着色剤の配合比はインキ組成物全重
量に対して3〜30重量%である。
料を含有するものが用いられ、この油溶性染料として
は、例えば、C.I.ソルベントイエロー2、同6、同
14、同15、同16、同19、同21、C.I.ソル
ベントレッド1、同3、同8、同23、同24、同2
5、同27、同30、同49、同81、同82、同10
0、C.I.ソルベントブラック3、同5、同7、同2
2、同23等を用いることができ、また、上記油溶性染
料に有機顔料等、例えば、フタロシアニン顔料を配合し
てもよく、これらの着色剤の配合比はインキ組成物全重
量に対して3〜30重量%である。
【0010】本発明で用いる樹脂微粉体としては、上記
のビヒクルに不溶で、かつ上記の油溶性染料により染色
可能なものであればよく、例えば、アクリル樹脂、ポリ
アミド樹脂、セルロース等を用いることができる。この
樹脂微粉体がビヒクルに溶解するものであると、印字さ
れた際に紙面上でのインキの滲み、裏面への浸透が起こ
り、また、該樹脂微粉体が油溶性染料に染色されないも
のであると、印字された際に濃淡のバラツキが発生し好
ましくなく、従って、本発明で用いる樹脂微粉体は上記
ビヒクルに不溶で、かつ油溶性染料により染色可能なも
のが選択される。この樹脂微粉体の粒子径は、0.2〜
2.0μmとすることが好ましい。粒子径が0.2μm
未満であると、該微粉体がビヒクルとともに紙の繊維組
織中へ浸透してしまうため目止めとしての役割を果たせ
ず、また、粒子径が2.0μmを超えた場合には、該微
粉体がリボン基材となる基布繊維の中へ入り込むことが
できず印字寿命が短くなるので好ましくない。また、こ
の樹脂微粉体の配合比は、インキ組成物全量に対して3
〜30重量%である。
のビヒクルに不溶で、かつ上記の油溶性染料により染色
可能なものであればよく、例えば、アクリル樹脂、ポリ
アミド樹脂、セルロース等を用いることができる。この
樹脂微粉体がビヒクルに溶解するものであると、印字さ
れた際に紙面上でのインキの滲み、裏面への浸透が起こ
り、また、該樹脂微粉体が油溶性染料に染色されないも
のであると、印字された際に濃淡のバラツキが発生し好
ましくなく、従って、本発明で用いる樹脂微粉体は上記
ビヒクルに不溶で、かつ油溶性染料により染色可能なも
のが選択される。この樹脂微粉体の粒子径は、0.2〜
2.0μmとすることが好ましい。粒子径が0.2μm
未満であると、該微粉体がビヒクルとともに紙の繊維組
織中へ浸透してしまうため目止めとしての役割を果たせ
ず、また、粒子径が2.0μmを超えた場合には、該微
粉体がリボン基材となる基布繊維の中へ入り込むことが
できず印字寿命が短くなるので好ましくない。また、こ
の樹脂微粉体の配合比は、インキ組成物全量に対して3
〜30重量%である。
【0011】本発明のインキリボンは、上記の油溶性染
料を含有する着色剤、ビヒクル、樹脂微粉体及び必要に
応じて分散剤等の助剤をミキサー等により均一に混合
し、好ましくはこの混合物を配合物に高剪断力を加える
ことができる混練機、例えば、三本ロール、ビーズミ
ル、ボールミル等を用いて混練した後、リボン基材に塗
布、含浸させて製造する。前記分散剤等の助剤として
は、例えば、ソルビタン脂肪酸エステルなどが用いら
れ、該脂肪酸としてはラウリル酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸などが用いられる。
料を含有する着色剤、ビヒクル、樹脂微粉体及び必要に
応じて分散剤等の助剤をミキサー等により均一に混合
し、好ましくはこの混合物を配合物に高剪断力を加える
ことができる混練機、例えば、三本ロール、ビーズミ
ル、ボールミル等を用いて混練した後、リボン基材に塗
布、含浸させて製造する。前記分散剤等の助剤として
は、例えば、ソルビタン脂肪酸エステルなどが用いら
れ、該脂肪酸としてはラウリル酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸などが用いられる。
【0012】
【作用】本発明のインキリボンは、インキ中に上記の樹
脂微粉体を含有することにより、滲み等のない鮮明な印
字を可能とする。すなわち、インキに含有された樹脂微
粉体は、油溶性染料により染色されているので、印字さ
れた際に紙の繊維組織中へ浸透せず、紙面上で目止めと
しての役割を果たすために、描線の滲み、裏面への浸透
が防止される。
脂微粉体を含有することにより、滲み等のない鮮明な印
字を可能とする。すなわち、インキに含有された樹脂微
粉体は、油溶性染料により染色されているので、印字さ
れた際に紙の繊維組織中へ浸透せず、紙面上で目止めと
しての役割を果たすために、描線の滲み、裏面への浸透
が防止される。
【0013】
【実施例】以下に実施例によって、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。
【0014】実施例1 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 69重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径1.5μm) 5重量% 上記配合組成物をミキサーにて均一に混合し、三本ロー
ルにて分散した後、ナイロン66からなる16mm幅の
リボン基材に、約14g/m2 の塗布量となるように塗
布、含浸させてインキリボンを得た。このインキリボン
を市販のドットインパクトプリンター〔富士通(株)製
MB27410〕を使用して印字し、印字直後及び印字
後一週間経過後の印字濃度、描線の滲み、裏抜け、また
は印字寿命について評価した。その結果を表1に示す。
ルにて分散した後、ナイロン66からなる16mm幅の
リボン基材に、約14g/m2 の塗布量となるように塗
布、含浸させてインキリボンを得た。このインキリボン
を市販のドットインパクトプリンター〔富士通(株)製
MB27410〕を使用して印字し、印字直後及び印字
後一週間経過後の印字濃度、描線の滲み、裏抜け、また
は印字寿命について評価した。その結果を表1に示す。
【0015】なお、印字濃度の評価基準に関しては、 ◎:印字に濃淡のバラツキまたは退色が全くないもの、 ○:印字に濃淡のバラツキまたは退色が少ないもの、 △:印字に濃淡のバラツキまたは退色がやや多いもの、 ×:印字に濃淡のバラツキまたは退色が多く判読しづら
いもの、 とした。描線の滲みの評価基準に関しては、 ◎:描線の滲みが全くないもの、 ○:描線の滲みが少ないもの、 △:描線の滲みがやや多いもの、 ×:描線の滲みが多く判読しづらいもの、 とした。裏抜けの評価基準に関しては、 ◎:裏面へのインキの浸透が全くないもの、 ○:裏面へのインキの浸透が少ないもの、 △:裏面へのインキの浸透がやや多いもの、 ×:裏面へのインキの浸透が多いもの、 とした。印字寿命の評価基準に関しては、 ◎:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
長いもの、 ○:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
やや長いもの、 △:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
やや劣るもの、 ×:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
劣るもの、 とした。
いもの、 とした。描線の滲みの評価基準に関しては、 ◎:描線の滲みが全くないもの、 ○:描線の滲みが少ないもの、 △:描線の滲みがやや多いもの、 ×:描線の滲みが多く判読しづらいもの、 とした。裏抜けの評価基準に関しては、 ◎:裏面へのインキの浸透が全くないもの、 ○:裏面へのインキの浸透が少ないもの、 △:裏面へのインキの浸透がやや多いもの、 ×:裏面へのインキの浸透が多いもの、 とした。印字寿命の評価基準に関しては、 ◎:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
長いもの、 ○:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
やや長いもの、 △:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
やや劣るもの、 ×:通常のインキリボンを使用したものより印字寿命が
劣るもの、 とした。
【0016】実施例2 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 64重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径1.5μm) 10重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
し、評価した。その結果を表1に示す。
【0017】実施例3 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 64重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径0.25μm) 10重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
し、評価した。その結果を表1に示す。
【0018】比較例1(樹脂微粉体を含有しない場合) 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 74重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
し、評価した。その結果を表1に示す。
【0019】比較例2(油溶性染料および樹脂微粉体を
含有しない場合) 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 22重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 74重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
含有しない場合) 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 22重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 74重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
【0020】比較例3(樹脂微粉体の粒子径をきわめて
小さくした場合) 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 64重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径0.15μm) 10重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
小さくした場合) 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 64重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径0.15μm) 10重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
【0021】比較例4(樹脂微粉体の粒子径をきわめて
大きくした場合) 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 64重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径5.0μm) 10重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
大きくした場合) 油溶性染料(C.I.Solvent Black 3) 12重量% 顔料(ジオキサジンバイオレット、フタロシアニンブルー) 10重量% 分散剤(ソルビタンオレイン酸エステル) 4重量% ビヒクル(フタル酸ジイソデシル) 64重量% 樹脂微粉体(アクリル樹脂、粒子径5.0μm) 10重量% 上記配合組成物を実施例1と同様にインキリボンに調製
し、評価した。その結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】上記の表1の結果から明らかなように、印
字直後の印字性能は、油溶性染料を含有しているインキ
リボン(比較例2以外)においては良好であり、描線の
滲み、裏抜けは見られない。しかし、この中で樹脂微粉
体を含有しない比較例1では、印字後一週間経過すると
染料が経時的にビヒクルとともに紙の繊維組織中へ浸透
していくため、描線の滲みや裏抜けが生じる。
字直後の印字性能は、油溶性染料を含有しているインキ
リボン(比較例2以外)においては良好であり、描線の
滲み、裏抜けは見られない。しかし、この中で樹脂微粉
体を含有しない比較例1では、印字後一週間経過すると
染料が経時的にビヒクルとともに紙の繊維組織中へ浸透
していくため、描線の滲みや裏抜けが生じる。
【0024】また、樹脂微粉体を含有しているインキリ
ボンの中でも、その微粉体の粒子径が0.2〜2.0μ
mの範囲外である比較例3および4については、印字直
後の印字性能は良好であるが、比較例3では粒子径
(0.15μm)が小さすぎるため紙面上で目止めとし
ての役割を果たせず経時的に描線の滲み、裏抜けが生じ
てしまい、また、比較例4では粒子径(5.0μm)が
大きすぎるためリボン基材となる基布繊維の中へ入り込
むことができず印字寿命が短い。
ボンの中でも、その微粉体の粒子径が0.2〜2.0μ
mの範囲外である比較例3および4については、印字直
後の印字性能は良好であるが、比較例3では粒子径
(0.15μm)が小さすぎるため紙面上で目止めとし
ての役割を果たせず経時的に描線の滲み、裏抜けが生じ
てしまい、また、比較例4では粒子径(5.0μm)が
大きすぎるためリボン基材となる基布繊維の中へ入り込
むことができず印字寿命が短い。
【0025】さらに、インキ組成の同じ実施例1と2の
比較では、樹脂微粉体含有率が多い(2倍となる)実施
例2の方が経時変化に対する安定性が良好である。さら
にまた、着色剤として顔料のみを含有する比較例2で
は、印字後一週間経過しても描線の滲みおよび裏抜けに
ついては優れているが、印字濃度および印字寿命につい
ては他の実施例および比較例に比べ劣っている。
比較では、樹脂微粉体含有率が多い(2倍となる)実施
例2の方が経時変化に対する安定性が良好である。さら
にまた、着色剤として顔料のみを含有する比較例2で
は、印字後一週間経過しても描線の滲みおよび裏抜けに
ついては優れているが、印字濃度および印字寿命につい
ては他の実施例および比較例に比べ劣っている。
【0026】
【発明の効果】本発明により、インキリボンに油溶性染
料を用いた場合における紙面上でのインキの滲み、裏面
への浸透などの従来の問題点が解決された。すなわち、
本発明によるインキリボンは、経時的にみても紙面上で
のインキの滲み、裏面への浸透がなく、かつ印字濃度お
よび印字寿命についても優れたものである。
料を用いた場合における紙面上でのインキの滲み、裏面
への浸透などの従来の問題点が解決された。すなわち、
本発明によるインキリボンは、経時的にみても紙面上で
のインキの滲み、裏面への浸透がなく、かつ印字濃度お
よび印字寿命についても優れたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 リボン基材とインキとから構成されるイ
ンキリボンにおいて、該インキが着色剤として油溶性染
料を含有するとともに、ビヒクルに不溶で、かつ油溶性
染料により染色可能な樹脂微粉体を含有することを特徴
とするインキリボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4226490A JPH0655858A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | インキリボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4226490A JPH0655858A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | インキリボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655858A true JPH0655858A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16845923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4226490A Withdrawn JPH0655858A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | インキリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655858A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09295460A (ja) * | 1996-04-30 | 1997-11-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート用インキ組成物及び熱転写シート |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4226490A patent/JPH0655858A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09295460A (ja) * | 1996-04-30 | 1997-11-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート用インキ組成物及び熱転写シート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |