JPH0655975B2 - 二重撚糸機におけるヒ−トセツト装置へのオ−バフイ−ド方法 - Google Patents
二重撚糸機におけるヒ−トセツト装置へのオ−バフイ−ド方法Info
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- JPH0655975B2 JPH0655975B2 JP27857585A JP27857585A JPH0655975B2 JP H0655975 B2 JPH0655975 B2 JP H0655975B2 JP 27857585 A JP27857585 A JP 27857585A JP 27857585 A JP27857585 A JP 27857585A JP H0655975 B2 JPH0655975 B2 JP H0655975B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/28—Heating or cooling arrangements for yarns
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
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- D01H13/10—Tension devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は二重撚糸機におけるヒートセット装置へのオー
バフイード方法に関するもので,更に詳しくは,撚糸さ
れた糸条を,ヒートセット装置へ送り出す際,糸条をフ
イードローラの周面に断続的に複数回接触させて糸の種
類,繊度に応じて任意の張力でヒートセット装置へ糸条
を送り出すオーバフイード方法に関するものである。
バフイード方法に関するもので,更に詳しくは,撚糸さ
れた糸条を,ヒートセット装置へ送り出す際,糸条をフ
イードローラの周面に断続的に複数回接触させて糸の種
類,繊度に応じて任意の張力でヒートセット装置へ糸条
を送り出すオーバフイード方法に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 本出願人は,特開昭60-162821号で二重撚糸機に組込ん
だ加熱装置で撚糸された糸条に直ちに熱を加えて撚止め
を施す二重撚糸機上ヒートセット方法を提案した。この
方法は,それまでの二重撚糸機で巻上がったパッケージ
に,撚止めを施すため更に別工程のバッチ式チーム工程
を通していたものを省略したもので,工程短縮の合理化
に寄与できると共に撚止めされた糸条を品質的にみても
極めて安定したものが得られる効果があった。
だ加熱装置で撚糸された糸条に直ちに熱を加えて撚止め
を施す二重撚糸機上ヒートセット方法を提案した。この
方法は,それまでの二重撚糸機で巻上がったパッケージ
に,撚止めを施すため更に別工程のバッチ式チーム工程
を通していたものを省略したもので,工程短縮の合理化
に寄与できると共に撚止めされた糸条を品質的にみても
極めて安定したものが得られる効果があった。
しかし,この方法で,機上ヒートセットする場合新たな
問題点が発生してきた。その問題点とは,ヒートセット
時における糸条に付与する張力管理の問題である。
問題点が発生してきた。その問題点とは,ヒートセット
時における糸条に付与する張力管理の問題である。
一般に糸条をヒートセットする場合,得られる糸条の物
性は糸の種類,繊度に応じて加熱温度,その時の糸条に
付与される張力の条件によって極めて敏感に影響を受け
るところから,このためヒートセットする加熱装置の温
度や糸条の張力条件についてきめ細かな管理が要求され
る。しかし,従来の二重撚糸機では,温度管理について
は,糸の種類,繊度に対応して適切に管理できるが,張
力管理の面については大きな制約があった。即ち,今こ
れを詳述すると,従来の二重撚糸機では,撚糸された糸
条を巻取装置で巻取る場合,バルーンガイドを経た糸条
をその周速が巻取速度より速い速度で回転しているフイ
ードローラの表面に摩擦接触させると,この摩擦面で糸
条はスリップを受けながら,所謂オーバフイードが行わ
れ,二重撚糸スピンドルの回転によって発生するバルー
ンが起因する糸条の高張力を低下させて巻取装置に巻取
っている。このように巻取装置へニップローラによるオ
ーバフイード方法を採用せず,フイードローラの円周面
の接触によるスリップ式のオーバフイード方法を採用し
ているのは,二重撚糸機の巻取装置は,巻取ドラムとパ
ッケージとの表面摩擦力で糸条を巻取る方法が採用され
ていて,糸条はトラバースガイドによって綾振りされな
がら,巻取チューブにパッケージとして巻取られている
が,この場合,巻取速度はこの綾振運動によってパッケ
ージの中央部と両端部とでは若干の速度差があり,この
ため,オーバフイードローラの周面に摩擦接触させるス
リップ方式であると,この速度差をスリップでカバーす
るので,オーバフイードローラと巻取装置との間糸条張
力に変動を与えず巻取りが可能である利点があるらであ
る。若し仮にニップローラ方式によるオーバフイード方
式であると,このようなことはなく張力変動となって現
れ,このため巻上パッケージの巻形状及び糸品質に悪影
響を及ぼす。ところが,この従来のフイードローラの円
周面に摩擦接触させるスリップ式のオーバフイード方法
では,いくらオーバフイード比を上げても糸条に付与さ
れる巻取張力はほぼ0.1g/dまでしか低下させること
はできなく,それ以下の張力管理は全く不可能であっ
た。その理由は,従来のフイードローラの円周面に糸条
を接触させる場合,その巻付角度に限界があったからで
ある。ここで巻付角度とは,糸条がフイードローラ円周
面に接触を始める点から,離れる点までのフイードロー
ラの中心となす角度をいい,巻取張力を低下させるに
は,この巻付角度を増加させると良い。
性は糸の種類,繊度に応じて加熱温度,その時の糸条に
付与される張力の条件によって極めて敏感に影響を受け
るところから,このためヒートセットする加熱装置の温
度や糸条の張力条件についてきめ細かな管理が要求され
る。しかし,従来の二重撚糸機では,温度管理について
は,糸の種類,繊度に対応して適切に管理できるが,張
力管理の面については大きな制約があった。即ち,今こ
れを詳述すると,従来の二重撚糸機では,撚糸された糸
条を巻取装置で巻取る場合,バルーンガイドを経た糸条
をその周速が巻取速度より速い速度で回転しているフイ
ードローラの表面に摩擦接触させると,この摩擦面で糸
条はスリップを受けながら,所謂オーバフイードが行わ
れ,二重撚糸スピンドルの回転によって発生するバルー
ンが起因する糸条の高張力を低下させて巻取装置に巻取
っている。このように巻取装置へニップローラによるオ
ーバフイード方法を採用せず,フイードローラの円周面
の接触によるスリップ式のオーバフイード方法を採用し
ているのは,二重撚糸機の巻取装置は,巻取ドラムとパ
ッケージとの表面摩擦力で糸条を巻取る方法が採用され
ていて,糸条はトラバースガイドによって綾振りされな
がら,巻取チューブにパッケージとして巻取られている
が,この場合,巻取速度はこの綾振運動によってパッケ
ージの中央部と両端部とでは若干の速度差があり,この
ため,オーバフイードローラの周面に摩擦接触させるス
リップ方式であると,この速度差をスリップでカバーす
るので,オーバフイードローラと巻取装置との間糸条張
力に変動を与えず巻取りが可能である利点があるらであ
る。若し仮にニップローラ方式によるオーバフイード方
式であると,このようなことはなく張力変動となって現
れ,このため巻上パッケージの巻形状及び糸品質に悪影
響を及ぼす。ところが,この従来のフイードローラの円
周面に摩擦接触させるスリップ式のオーバフイード方法
では,いくらオーバフイード比を上げても糸条に付与さ
れる巻取張力はほぼ0.1g/dまでしか低下させること
はできなく,それ以下の張力管理は全く不可能であっ
た。その理由は,従来のフイードローラの円周面に糸条
を接触させる場合,その巻付角度に限界があったからで
ある。ここで巻付角度とは,糸条がフイードローラ円周
面に接触を始める点から,離れる点までのフイードロー
ラの中心となす角度をいい,巻取張力を低下させるに
は,この巻付角度を増加させると良い。
しかし,巻付角度を増すと,機台起動時,巻始め,糸条
がフイードローラに巻付いて巻取りが不可能となる。し
かるに,二重撚糸機で機上ヒートセットを行う際,近
年,低収縮糸の要求から0.05g/d程度の低張力が必要
となってきたが,従来のオーバフイード方法であると上
述のように糸条張力は,0.1g/dまでであり,これ以
下にするとフイードローラに糸条が巻付いて巻取不能と
なり,このため機上ヒートセットができない欠点があっ
た。
がフイードローラに巻付いて巻取りが不可能となる。し
かるに,二重撚糸機で機上ヒートセットを行う際,近
年,低収縮糸の要求から0.05g/d程度の低張力が必要
となってきたが,従来のオーバフイード方法であると上
述のように糸条張力は,0.1g/dまでであり,これ以
下にするとフイードローラに糸条が巻付いて巻取不能と
なり,このため機上ヒートセットができない欠点があっ
た。
(目的) そこで本発明は上述の欠点を解消せんとするもので,そ
の目的とするところは,スリップ方式のオーバフイード
方法の利点を生かしつつ,撚糸された糸条をヒートセッ
ト装置へ送り出す際,所望の糸物性のヒートセット糸を
得るために,糸の種類,繊度に応じて最適の張力を付与
できる二重撚糸機に組込まれたヒートセット装置へのオ
ーバフイード方法を提供せんとするところにある。
の目的とするところは,スリップ方式のオーバフイード
方法の利点を生かしつつ,撚糸された糸条をヒートセッ
ト装置へ送り出す際,所望の糸物性のヒートセット糸を
得るために,糸の種類,繊度に応じて最適の張力を付与
できる二重撚糸機に組込まれたヒートセット装置へのオ
ーバフイード方法を提供せんとするところにある。
(構成) 本発明は上記目的を達成するため次の手段を取るもので
ある。
ある。
二重撚糸スピンドルによって撚糸された糸条を,その周
速が巻取速度より速い速度で回転するオーバフイードロ
ーラの表面に接触させた後,ヒートセットを施す加熱装
置へ送り出すに際し,オーバフイードローラと,該オー
バフイードローラと適宜な間隔を介在して配設されたガ
イドローラとの間に,撚糸された糸条を巻回して,糸条
をオーバフイードローラの周面に断続的に複数回接触さ
せて,その摩擦抵抗により走行糸条のオーバフイードロ
ーラ入口張力に比較し,出口張力を段階的に小さくして
加熱装置へ送り出すようにしたことを特徴とするもので
ある。
速が巻取速度より速い速度で回転するオーバフイードロ
ーラの表面に接触させた後,ヒートセットを施す加熱装
置へ送り出すに際し,オーバフイードローラと,該オー
バフイードローラと適宜な間隔を介在して配設されたガ
イドローラとの間に,撚糸された糸条を巻回して,糸条
をオーバフイードローラの周面に断続的に複数回接触さ
せて,その摩擦抵抗により走行糸条のオーバフイードロ
ーラ入口張力に比較し,出口張力を段階的に小さくして
加熱装置へ送り出すようにしたことを特徴とするもので
ある。
(作用機能) 本発明方法を実施する装置を装備した二重撚糸機の一例
を図面について具体的に説明すると,第1図及び第2図
において,1は二重撚糸スピンドル,2はバルーンガイ
ド,3はその周速が巻取速度より早い速度で回転するオ
ーバフイードローラで,該オーバフイードローラは,そ
の円周面に糸条Yが走行する複数条の溝(第2図では2
つの溝3a3bがある場合を示す)が設けられていて,
駆動軸4に取付けられている。
を図面について具体的に説明すると,第1図及び第2図
において,1は二重撚糸スピンドル,2はバルーンガイ
ド,3はその周速が巻取速度より早い速度で回転するオ
ーバフイードローラで,該オーバフイードローラは,そ
の円周面に糸条Yが走行する複数条の溝(第2図では2
つの溝3a3bがある場合を示す)が設けられていて,
駆動軸4に取付けられている。
5は,糸条Yが前記オーバフイードローラに断続的に接
触させるための案内を司る第1ガイドローラで,該第1
ガイドローラは前記オーバフイードローラ3と適宜な間
隔を介在して機枠6に固定したブラケット7に回転可能
に軸支されている。8は,その位置の変化で,前記オー
バフイードローラ3の円周面に対し糸条Yの接触角度を
調整する第2ガイドローラで,該ガイドローラはブラケ
ット7に穿設された長穴7aに取付けられている。9と
11は,撚糸された糸条Yの撚止めを施す加熱装置10へ
糸条を案内するガイドローラ,12は糸条Yが巻取装置へ
導入する角度を一定に保持する案内を司るガイドロッド
で,該ガイドロッドは前記機枠6に固定されている。13
はトラバースガイド,14は巻取ドラム,15は巻取チュー
ブ,16はパッケージ。
触させるための案内を司る第1ガイドローラで,該第1
ガイドローラは前記オーバフイードローラ3と適宜な間
隔を介在して機枠6に固定したブラケット7に回転可能
に軸支されている。8は,その位置の変化で,前記オー
バフイードローラ3の円周面に対し糸条Yの接触角度を
調整する第2ガイドローラで,該ガイドローラはブラケ
ット7に穿設された長穴7aに取付けられている。9と
11は,撚糸された糸条Yの撚止めを施す加熱装置10へ
糸条を案内するガイドローラ,12は糸条Yが巻取装置へ
導入する角度を一定に保持する案内を司るガイドロッド
で,該ガイドロッドは前記機枠6に固定されている。13
はトラバースガイド,14は巻取ドラム,15は巻取チュー
ブ,16はパッケージ。
本発明方法を実施する装置を装備した二重撚糸機の一例
は上述のように構成されたもので,次に糸条の走行経路
を第1図及び第2図に基づいて説明すると,二重撚糸ス
ピンドル1によって撚糸された糸条Yは,バルーンガイ
ド2を経て,オーバフイードローラ3の円周面の第1溝
3aと接触し,続いて第1ガイドローラ5を巻回して,
再び該オーバフイードローラ円周面の第2溝3bと接触
した後,第2ガイドローラ8を経て,更にガイドローラ
9によって加熱装置10へ案内される。ここで糸条は熱を
加えられ撚止めがなされてからガイドローラ11及び固定
ガイド12を介し,トラバースガイド13によって綾振りさ
れながら,巻取ドラム14に圧接された巻取チューブ15に
巻取られパッケージ16として形成される。
は上述のように構成されたもので,次に糸条の走行経路
を第1図及び第2図に基づいて説明すると,二重撚糸ス
ピンドル1によって撚糸された糸条Yは,バルーンガイ
ド2を経て,オーバフイードローラ3の円周面の第1溝
3aと接触し,続いて第1ガイドローラ5を巻回して,
再び該オーバフイードローラ円周面の第2溝3bと接触
した後,第2ガイドローラ8を経て,更にガイドローラ
9によって加熱装置10へ案内される。ここで糸条は熱を
加えられ撚止めがなされてからガイドローラ11及び固定
ガイド12を介し,トラバースガイド13によって綾振りさ
れながら,巻取ドラム14に圧接された巻取チューブ15に
巻取られパッケージ16として形成される。
ところで今オーバフイードローラ3とガイドローラ5,
8の糸条の走行状態について第2図について更に詳述す
ると,先ずバルーンガイド2を経た走行糸条Yは,オー
バフイードローラ3の第1溝3aと接触すると,オーバ
フイードローラ3の円周面の速度は糸条走行速度より早
いので,糸条Yはオーバフイードを受け入口張力に比較
し,出口張力は小さくなる。
8の糸条の走行状態について第2図について更に詳述す
ると,先ずバルーンガイド2を経た走行糸条Yは,オー
バフイードローラ3の第1溝3aと接触すると,オーバ
フイードローラ3の円周面の速度は糸条走行速度より早
いので,糸条Yはオーバフイードを受け入口張力に比較
し,出口張力は小さくなる。
次いで糸条Yはガイドローラ5を経て再びオーバフイー
ドローラの第2溝3bと接触する。ここでも走行糸条の
速度よりオーバフイードローラ3の周速が早いので,糸
条はオーバフイードを受け入口張力に比較し,出口張力
は小さくなる。
ドローラの第2溝3bと接触する。ここでも走行糸条の
速度よりオーバフイードローラ3の周速が早いので,糸
条はオーバフイードを受け入口張力に比較し,出口張力
は小さくなる。
このため,最初の第1溝3aの入口張力に比し,最終の
第2溝3bを出た出口張力は著しく小さくなる。このよ
うに段階的に糸条の走行張力を小さくすることができる
ため,従来のただ一回の接触による糸条走行張力を小さ
くする場合に比較してオーバフイードローラ3に糸条が
巻付かずに糸条の張力を小さくすることが可能である。
第2溝3bを出た出口張力は著しく小さくなる。このよ
うに段階的に糸条の走行張力を小さくすることができる
ため,従来のただ一回の接触による糸条走行張力を小さ
くする場合に比較してオーバフイードローラ3に糸条が
巻付かずに糸条の張力を小さくすることが可能である。
更にここで第2ガイドローラ8は,その位置が変更でき
るようにブラケット7の長穴7aに取付けられているの
で,オーバフイードローラ3bの円周面に接触する巻付
角度はこの第2ガイドローラ8の調整によって自由に変
更できるので,これに対応してオーバフイードローラの
最終出口張力の調整が可能となる。
るようにブラケット7の長穴7aに取付けられているの
で,オーバフイードローラ3bの円周面に接触する巻付
角度はこの第2ガイドローラ8の調整によって自由に変
更できるので,これに対応してオーバフイードローラの
最終出口張力の調整が可能となる。
(実施例) 第2図に示すような溝付オーバフイードローラを具えた
オーバフイード装置を用い次の条件下で加撚巻取りを行
い,その結果を第1表にまとめた。ここで比較のため,
従来例の場合も列挙したが,この従来例はオーバフイー
ドローラに単に一回糸条が接触する場合である。また,
本発明のオーバフイードローラに三回巻の場合,オーバ
フイードローラ3の溝は3条となり,またこの場合,第
2ガイドローラ5がもう1個付加したものとなる。
オーバフイード装置を用い次の条件下で加撚巻取りを行
い,その結果を第1表にまとめた。ここで比較のため,
従来例の場合も列挙したが,この従来例はオーバフイー
ドローラに単に一回糸条が接触する場合である。また,
本発明のオーバフイードローラに三回巻の場合,オーバ
フイードローラ3の溝は3条となり,またこの場合,第
2ガイドローラ5がもう1個付加したものとなる。
二重撚糸機の設定条件 ・供給糸 :ポリエステル延伸糸 75d/36f ・加撚数 :2500T/m ・スピンドル回転数:12000rpm ・オーバフイードローラ接糸部外径:60mm ・オーバフイード比(オーバフイードローラ周速/巻取
ドラム周速)1.12 第1表より明らかなように,本発明によるオーバフイー
ドローラに糸条を複数回断続的に接触させた場合,オー
バフイードを経た最終出口張力(この張力はヒートセッ
ト装置へ送り出す張力となるが)は0.05g/d以下の極
めて小さくすることができる。
ドラム周速)1.12 第1表より明らかなように,本発明によるオーバフイー
ドローラに糸条を複数回断続的に接触させた場合,オー
バフイードを経た最終出口張力(この張力はヒートセッ
ト装置へ送り出す張力となるが)は0.05g/d以下の極
めて小さくすることができる。
また,第3図は,オーバフイードローラの円周面に,糸
条が断続的に複数回接触する場合の巻付角度の合計した
総巻付角度を横軸にとり,一方縦軸にはオーバフイード
を経た最終出口張力を取った場合の両者の関係をグラフ
化したものである。この場合糸条の巻付角度が240°以
上はオーバフイードローラに糸条が複数回接触する領域
を示すものである。(尚この240°以上360°以下の領域
はオーバフイードローラにただ一回接触させると,機台
起動時,オーバフイードローラに糸条が巻付いて巻取不
能となる領域である。)ここで,オーバフイードローラ
巻付角度に対する糸条張力曲線は,オーバフイードロー
ラの円周面に断続的に接触するところから,本来的には
ガイドローラの位置が固定したものであると,巻付角度
は決まるので,非連続な曲線となる。
条が断続的に複数回接触する場合の巻付角度の合計した
総巻付角度を横軸にとり,一方縦軸にはオーバフイード
を経た最終出口張力を取った場合の両者の関係をグラフ
化したものである。この場合糸条の巻付角度が240°以
上はオーバフイードローラに糸条が複数回接触する領域
を示すものである。(尚この240°以上360°以下の領域
はオーバフイードローラにただ一回接触させると,機台
起動時,オーバフイードローラに糸条が巻付いて巻取不
能となる領域である。)ここで,オーバフイードローラ
巻付角度に対する糸条張力曲線は,オーバフイードロー
ラの円周面に断続的に接触するところから,本来的には
ガイドローラの位置が固定したものであると,巻付角度
は決まるので,非連続な曲線となる。
しかし,第2ガイドローラ8の位置が自由に変更できる
ので,この非連続部分の巻付角度は,第2ガイドローラ
の位置によって変わり,結果として連続的な曲線とする
ことができる。このため,このグラフより,オーバフイ
ードローラに糸条を複数回接触させると,ヒートセット
装置への送り出し張力は0.05g/d以下の極めて小さい
ものでも任意に選択することが可能であることが分る。
ので,この非連続部分の巻付角度は,第2ガイドローラ
の位置によって変わり,結果として連続的な曲線とする
ことができる。このため,このグラフより,オーバフイ
ードローラに糸条を複数回接触させると,ヒートセット
装置への送り出し張力は0.05g/d以下の極めて小さい
ものでも任意に選択することが可能であることが分る。
(効果) 本発明は上述のように,オーバフイードローラと,該オ
ーバフイードローラと適宜な間隔を介在して配設された
ガイドローラとの間に,撚糸された糸条を巻回して,糸
条がオーバフイードローラの円周面に断続的に複数回接
触するようにしたので,従来の方法に比較し,オーバフ
イードローラへの断続的接触によって走行糸条の張力を
段階的に小さくしてヒートセット装置へ送り出すことが
でき,このため糸の種類,繊度に対応して最適の状態で
張力管理が行なえると共に機台起動時,巻取チューブの
回転遅れに起因する糸条の弛みを,オーバフイードロー
ラと,ガイドローラ間で分散して吸収することができる
ため,糸条がオーバフイードローラ外周面に巻付くこと
もなく,加えてこの方法であると,巻取張力が0.05g/
d以下の低張力の管理も行えるので,加熱装置を備えな
い通常の二重撚糸機でもパッケージ巻上硬度が極めて小
さいソフト巻の場合にも十分適用できる効果を奏する。
ーバフイードローラと適宜な間隔を介在して配設された
ガイドローラとの間に,撚糸された糸条を巻回して,糸
条がオーバフイードローラの円周面に断続的に複数回接
触するようにしたので,従来の方法に比較し,オーバフ
イードローラへの断続的接触によって走行糸条の張力を
段階的に小さくしてヒートセット装置へ送り出すことが
でき,このため糸の種類,繊度に対応して最適の状態で
張力管理が行なえると共に機台起動時,巻取チューブの
回転遅れに起因する糸条の弛みを,オーバフイードロー
ラと,ガイドローラ間で分散して吸収することができる
ため,糸条がオーバフイードローラ外周面に巻付くこと
もなく,加えてこの方法であると,巻取張力が0.05g/
d以下の低張力の管理も行えるので,加熱装置を備えな
い通常の二重撚糸機でもパッケージ巻上硬度が極めて小
さいソフト巻の場合にも十分適用できる効果を奏する。
第1図は本発明方法を実施するオーバフイードに装置を
具えた二重撚糸機の概略説明図,第2図は第1図の要部
斜視図,第3図は糸条のオーバフイードローラ巻付角度
と,オーバフイードローラ最終出口張力との関係を示す
グラフでる。 1…二重撚糸スピンドル 3…オーバフイードローラ 5,8…ガイドローラ,10…加熱装置 15……巻取チューブ,16…パッケージ
具えた二重撚糸機の概略説明図,第2図は第1図の要部
斜視図,第3図は糸条のオーバフイードローラ巻付角度
と,オーバフイードローラ最終出口張力との関係を示す
グラフでる。 1…二重撚糸スピンドル 3…オーバフイードローラ 5,8…ガイドローラ,10…加熱装置 15……巻取チューブ,16…パッケージ
Claims (2)
- 【請求項1】二重撚糸スピンドルによって撚糸された糸
条を,その周速が巻取速度より速い速度で回転するオー
バフイードローラの表面に接触させた後,ヒートセット
を施す加熱装置へ送り出すに際し,オーバフイードロー
ラと,該オーバフイードローラと適宜な間隔を介在して
配設されたガイドローラとの間に,撚糸された糸条を巻
回して,糸条をオーバフイードローラの周面に断続的に
複数回接触させて,その摩擦抵抗により走行糸条のオー
バフイードローラ入口張力に比較し,出口張力を段階的
に小さくして加熱装置へ送り出すようにしたことを特徴
とする二重撚糸機におけるヒートセット装置へのオーバ
フイード方法。 - 【請求項2】オーバフイードローラは,その円周面に糸
条が走行する複数条の溝を有して成る特許請求範囲第1
項記載の二重撚糸機におけるヒートセット装置へのオー
バフイード方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27857585A JPH0655975B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 二重撚糸機におけるヒ−トセツト装置へのオ−バフイ−ド方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27857585A JPH0655975B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 二重撚糸機におけるヒ−トセツト装置へのオ−バフイ−ド方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62141136A JPS62141136A (ja) | 1987-06-24 |
| JPH0655975B2 true JPH0655975B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=17599176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27857585A Expired - Fee Related JPH0655975B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 二重撚糸機におけるヒ−トセツト装置へのオ−バフイ−ド方法 |
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| JP (1) | JPH0655975B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101393480B1 (ko) * | 2012-07-09 | 2014-05-13 | 박만현 | 펀와인더 |
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| CN103572416A (zh) * | 2012-08-10 | 2014-02-12 | 绍兴纺织机械集团有限公司 | 一种高速倍捻机 |
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1985
- 1985-12-10 JP JP27857585A patent/JPH0655975B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| KR101393480B1 (ko) * | 2012-07-09 | 2014-05-13 | 박만현 | 펀와인더 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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