JPH065615B2 - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
- Publication number
- JPH065615B2 JPH065615B2 JP18946385A JP18946385A JPH065615B2 JP H065615 B2 JPH065615 B2 JP H065615B2 JP 18946385 A JP18946385 A JP 18946385A JP 18946385 A JP18946385 A JP 18946385A JP H065615 B2 JPH065615 B2 JP H065615B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- light
- phosphor
- blue
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は自然光に近似した見え方をする光色と演色性を
有し、しかも高効率にした蛍光ランプに関する。
有し、しかも高効率にした蛍光ランプに関する。
従来、当業界において、光色および演色性ができるだけ
自然光に近い蛍光ランプの開発がなされてきた。
自然光に近い蛍光ランプの開発がなされてきた。
近年に至り、森、Thorntan、その後Koedom等の研究によ
り、三波長の単色光や狭帯域発光の組合わせにより、演
色性を左程低下させずに効率の高い蛍光ランプを得るこ
とが可能であることが示唆された。その後、さらに研究
が進み、この理論の最適波長に近いピーク波長を有する
希土類狭帯域発光の蛍光体が開発され、これらの組合わ
せ設計により高効率、高演色性蛍光ランプが実現され
た。
り、三波長の単色光や狭帯域発光の組合わせにより、演
色性を左程低下させずに効率の高い蛍光ランプを得るこ
とが可能であることが示唆された。その後、さらに研究
が進み、この理論の最適波長に近いピーク波長を有する
希土類狭帯域発光の蛍光体が開発され、これらの組合わ
せ設計により高効率、高演色性蛍光ランプが実現され
た。
そうして、現在も最も優れた蛍光ランプとされているた
とえば定格30Wの環形蛍光ランプの蛍光体の配合比は次
の第1表のとおりである。
とえば定格30Wの環形蛍光ランプの蛍光体の配合比は次
の第1表のとおりである。
この蛍光ランプは光色および演色性において自然光に近
く、好ましい見え方が得られる。しかしながら、業界の
要望に限りがなく、光色および演色性は上述の三波長蛍
光ランプに劣らず、しかもさらに高効率な蛍光ランプの
出現が要望されている。
く、好ましい見え方が得られる。しかしながら、業界の
要望に限りがなく、光色および演色性は上述の三波長蛍
光ランプに劣らず、しかもさらに高効率な蛍光ランプの
出現が要望されている。
本発明は上述の三波長蛍光ランプに比較して光色および
演色性に優るとも劣ることなく、しかも一段と効率の高
い蛍光ランプを提供することを目的とする。
演色性に優るとも劣ることなく、しかも一段と効率の高
い蛍光ランプを提供することを目的とする。
本発明は粒径2.0〜2.7μで3(Ba,Mg)0.8Al2O3:Eu2+なる
化学式を有する青色発光蛍光体10〜18wt%、粒径3.0〜
4.3μの緑色発光蛍光体40〜55wt%および粒径3.7〜4.5
μの赤色発光蛍光体45〜35wt%を配合してなる蛍光膜を
設けたことにより、青色発光蛍光体の粒径を小さくして
その発光効率を向上し、これに伴って青色発光蛍光体の
配合比を減らして光色を演色性が劣化しないようにし、
併せて効率の向上を計ったものである。
化学式を有する青色発光蛍光体10〜18wt%、粒径3.0〜
4.3μの緑色発光蛍光体40〜55wt%および粒径3.7〜4.5
μの赤色発光蛍光体45〜35wt%を配合してなる蛍光膜を
設けたことにより、青色発光蛍光体の粒径を小さくして
その発光効率を向上し、これに伴って青色発光蛍光体の
配合比を減らして光色を演色性が劣化しないようにし、
併せて効率の向上を計ったものである。
本発明の詳細を具体的に説明する。
本発明者らは上述の三波長蛍光ランプの発光効率を向上
させるため種々研究した結果、青色発光蛍光体である3
(Ba,Mg)0.8Al2O3:Eu2+の発光効率が他の蛍光体に比較
して低いことを発見した。そこで、この青色発光蛍光体
の発光効率を高めるため種々研究した結果、同じ3(Ba,M
g)0.8Al2O3:Eu2+蛍光体でも粒度が変われば発光効率も
変ることを知り、実験の結果第1図に示す関係を得た。
させるため種々研究した結果、青色発光蛍光体である3
(Ba,Mg)0.8Al2O3:Eu2+の発光効率が他の蛍光体に比較
して低いことを発見した。そこで、この青色発光蛍光体
の発光効率を高めるため種々研究した結果、同じ3(Ba,M
g)0.8Al2O3:Eu2+蛍光体でも粒度が変われば発光効率も
変ることを知り、実験の結果第1図に示す関係を得た。
実験は種々の粒径を有する上述の蛍光体をそれぞれ一定
量をとり、波長253.7nmの紫外線で等照度で照射して、
発した青色光の光量を測定した。図は横軸に蛍光体の粒
径をμの単位でとり、縦軸に発光量を相対値でとったも
ので曲線は相関を示す。このグラフから粒形の大きい程
青色発光蛍光体の発する照度は上る。これは従来からの
常識からも理解される所である。しかるに、青、緑、赤
の三色を混合して30W環形蛍光ランプに構成ししかも青
色発光蛍光体の粒径を変化させて全光束を評価すると第
2図のように明るさのピークが存在する。
量をとり、波長253.7nmの紫外線で等照度で照射して、
発した青色光の光量を測定した。図は横軸に蛍光体の粒
径をμの単位でとり、縦軸に発光量を相対値でとったも
ので曲線は相関を示す。このグラフから粒形の大きい程
青色発光蛍光体の発する照度は上る。これは従来からの
常識からも理解される所である。しかるに、青、緑、赤
の三色を混合して30W環形蛍光ランプに構成ししかも青
色発光蛍光体の粒径を変化させて全光束を評価すると第
2図のように明るさのピークが存在する。
これは青色蛍光体が他の蛍光体に比べ半分程度の大きさ
になったことの効果と考えられる。すなわち従来はほぼ
均一の大きさでそろっていたため例えば青色発光蛍光体
が発光するチャンスは青色蛍光体の比率により変化し、
比率が低いと発光量も少なくなってしまうため比率を上
げざるを得なかった。しかし青色発光蛍光体を小さくす
ることで大きい粒子の間に入り込むため、比率は小さく
ても発光チャンスは大きくなり、十分な青色発光が得ら
れる。のみならず粒子同志が密に配置できるので蛍光体
層が薄くなり、紫外線の変換によって生じる可視光も再
吸収や散乱等で失われることなく管外へ放射され、結果
的に光出力の増大をもたらすことが分った。
になったことの効果と考えられる。すなわち従来はほぼ
均一の大きさでそろっていたため例えば青色発光蛍光体
が発光するチャンスは青色蛍光体の比率により変化し、
比率が低いと発光量も少なくなってしまうため比率を上
げざるを得なかった。しかし青色発光蛍光体を小さくす
ることで大きい粒子の間に入り込むため、比率は小さく
ても発光チャンスは大きくなり、十分な青色発光が得ら
れる。のみならず粒子同志が密に配置できるので蛍光体
層が薄くなり、紫外線の変換によって生じる可視光も再
吸収や散乱等で失われることなく管外へ放射され、結果
的に光出力の増大をもたらすことが分った。
このような現象は青以外の緑や赤にも共通して起るよう
に思われるが、発明者らは実験により、青色のみに起る
ことを確めた。
に思われるが、発明者らは実験により、青色のみに起る
ことを確めた。
その理由は青色の発光効率が最も低いために小粒子化し
て重量比を減らすことが他の蛍光体ほど全体の発光量の
低下にならず、むしろ小粒子化しても粒子数があまりか
わっていないために発光表面積を減らさずにすんでいる
ためと推定している。いずれにしても青色蛍光体が一定
の粒度の所で特異的に明るくなるように蛍光体の混合比
を作ることは従来知られておらず、ランプの性能向上に
有力な手段として利用できる。そして第2図のグラフか
ら明らかなとおり、粒径が2.0〜2.7μの範囲内にあると
き、著く発光量が多いことがわかる。すなわち、この粒
度範囲の蛍光体は著く発光効率が高いことが理解でき
る。そうして、配合比は下記の第2表のものが従来と同
様な光色および演色性を得た。
て重量比を減らすことが他の蛍光体ほど全体の発光量の
低下にならず、むしろ小粒子化しても粒子数があまりか
わっていないために発光表面積を減らさずにすんでいる
ためと推定している。いずれにしても青色蛍光体が一定
の粒度の所で特異的に明るくなるように蛍光体の混合比
を作ることは従来知られておらず、ランプの性能向上に
有力な手段として利用できる。そして第2図のグラフか
ら明らかなとおり、粒径が2.0〜2.7μの範囲内にあると
き、著く発光量が多いことがわかる。すなわち、この粒
度範囲の蛍光体は著く発光効率が高いことが理解でき
る。そうして、配合比は下記の第2表のものが従来と同
様な光色および演色性を得た。
ただし、配合比の合計を100%とする。
そこで、この混合蛍光体を用い通常の方法によって蛍光
ランプに構成すれば良い。このようにして得られた蛍光
ランプは光色および演色性は従来の三波長蛍光ランプと
ほとんど変らず、しかも発光効率が著く向上した。
ランプに構成すれば良い。このようにして得られた蛍光
ランプは光色および演色性は従来の三波長蛍光ランプと
ほとんど変らず、しかも発光効率が著く向上した。
つぎに、本発明になる定格20Wの蛍光ランプおよび従来
蛍光ランプ各1種類を選びその発光効率、分光出力およ
び色度を比較した。まず、各ランプに用いた蛍光体を第
3表に示す。
蛍光ランプ各1種類を選びその発光効率、分光出力およ
び色度を比較した。まず、各ランプに用いた蛍光体を第
3表に示す。
このランプの発光効率を次に示す。
本実施例 75.2/W 従来例 66.7/W すなわち本実施例が約8.5%明るくなった。
つぎに分光出力を第3図に示す。図は横軸に波長をnmの
単位でとり、縦軸に光度を実施例の最高を100とする共
通の相対値でとったもので、曲線A(実線)は本実施
例、曲線B(破線)は従来例の分光出力曲線をそれぞれ
示す。この第3図から明らかなとおり、本実施例のもの
は従来例のものとほとんど同じ分光特性を示し、しかも
各波長の出力がほぼ一率に高くなっており、光色および
演色性がほとんど同じであることを示す。
単位でとり、縦軸に光度を実施例の最高を100とする共
通の相対値でとったもので、曲線A(実線)は本実施
例、曲線B(破線)は従来例の分光出力曲線をそれぞれ
示す。この第3図から明らかなとおり、本実施例のもの
は従来例のものとほとんど同じ分光特性を示し、しかも
各波長の出力がほぼ一率に高くなっており、光色および
演色性がほとんど同じであることを示す。
つぎに色度を第4図のxy色度表に示す。図は横軸にx値
を、縦軸にy値をとったもので、矢印は色方向を示す。
そして範囲(A)は第2表に示す蛍光体配色比による色度
のばらつき範囲を示す。そして、本発明のものの色度ば
らつき範囲(A)は従来のもののばらつき範囲とほとんど
一致している。
を、縦軸にy値をとったもので、矢印は色方向を示す。
そして範囲(A)は第2表に示す蛍光体配色比による色度
のばらつき範囲を示す。そして、本発明のものの色度ば
らつき範囲(A)は従来のもののばらつき範囲とほとんど
一致している。
なお、本発明において、青色発光蛍光体の化学組成は限
定されるが、緑色発光蛍光体と赤色発光蛍光体とは化学
組成は厳密に限定されない。また、上述の混合蛍光体に
既知の接着剤や増量剤などを加えることは自由である。
定されるが、緑色発光蛍光体と赤色発光蛍光体とは化学
組成は厳密に限定されない。また、上述の混合蛍光体に
既知の接着剤や増量剤などを加えることは自由である。
本発明の蛍光ランプは粒径2.0〜2.5μで3(Ba,Mg)0.8Al
2O3:Eu2+なる化学式を有する青色発光蛍光体10〜18w
%、粒径3.3〜4.3μの緑色発光蛍光体および粒径3.7〜4.
5μの赤色発光蛍光体45〜35wt%を配合してなる蛍光膜
を設けたので、光色および演色性は自然光のそれに近似
し、従来のものに比較して優るとも劣ることはなく、し
かも発光効率は格段に向上した。
2O3:Eu2+なる化学式を有する青色発光蛍光体10〜18w
%、粒径3.3〜4.3μの緑色発光蛍光体および粒径3.7〜4.
5μの赤色発光蛍光体45〜35wt%を配合してなる蛍光膜
を設けたので、光色および演色性は自然光のそれに近似
し、従来のものに比較して優るとも劣ることはなく、し
かも発光効率は格段に向上した。
第1図は青色発光蛍光体の粒径と発光効率との関係を示
すグラフ、第2図は各種粒径の上記青色発光蛍光体と他
の2色の蛍光体を混合被着してなるほほ同一発光色の蛍
光ランプの青色発光蛍光体の粒径とランプの全光束との
関係を示すグラフ、第3図は本発明の蛍光ランプの分光
出力を従来ランプのそれと比較して本発明の優位を示す
グラフ、第4図は本発明の蛍光ランプの発光色のばらつ
き範囲を示すxy色度表である。
すグラフ、第2図は各種粒径の上記青色発光蛍光体と他
の2色の蛍光体を混合被着してなるほほ同一発光色の蛍
光ランプの青色発光蛍光体の粒径とランプの全光束との
関係を示すグラフ、第3図は本発明の蛍光ランプの分光
出力を従来ランプのそれと比較して本発明の優位を示す
グラフ、第4図は本発明の蛍光ランプの発光色のばらつ
き範囲を示すxy色度表である。
Claims (1)
- 【請求項1】粒径2.0〜2.7μで3(Ba,Mg)0.8Al2O3:Eu
2+なる化学式を有する青色発光蛍光体10〜18wt%、粒径
3.0〜4.3μの緑色発光蛍光体40〜55wt%および粒径3.7
〜4.5μの赤色発光蛍光体45〜35wt%を配合してなる蛍
光膜を設けたことを特徴とする蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18946385A JPH065615B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18946385A JPH065615B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 蛍光ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251148A JPS6251148A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH065615B2 true JPH065615B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16241688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18946385A Expired - Lifetime JPH065615B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065615B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4817339B2 (ja) * | 2009-02-17 | 2011-11-16 | 信越化学工業株式会社 | 加熱炉のシール部材 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP18946385A patent/JPH065615B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251148A (ja) | 1987-03-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4065688A (en) | High-pressure mercury-vapor discharge lamp having a light output with incandescent characteristics | |
| GB1572214A (en) | Fluorescent lamps | |
| US4623816A (en) | Fluorescent lamp using multi-layer phosphor coating | |
| JPS6142851A (ja) | 螢光ランプ | |
| JP2003027051A (ja) | 複合蛍光体及びそれを用いた蛍光ランプ | |
| JPH0578659A (ja) | 蛍光体および蛍光ランプ | |
| JPH065615B2 (ja) | 蛍光ランプ | |
| CA1149004A (en) | Standard white fluorescent lamps employing blend | |
| JPS5821380B2 (ja) | 螢光ランプ | |
| JP3098266B2 (ja) | 発光組成物及び蛍光ランプ | |
| JPS6024151B2 (ja) | けい光灯 | |
| Rokosz et al. | Incandescent lamp color with high-intensity discharge lamps | |
| JPH06240252A (ja) | 蛍光ランプ用緑色発光蛍光体 | |
| KR930003975B1 (ko) | 형광체 및 이를 사용한 형광램프 | |
| JPS6118954B2 (ja) | ||
| JPS609047A (ja) | 螢光ランプ | |
| JP5274947B2 (ja) | 蛍光ランプ | |
| JPH038061B2 (ja) | ||
| JPH09291280A (ja) | 蛍光体および蛍光ランプ | |
| JPS6121503B2 (ja) | ||
| JPH04324241A (ja) | 蛍光ランプ | |
| JP2543207B2 (ja) | 蛍光ランプ | |
| JPS60220548A (ja) | 螢光ランプ | |
| JPH04284347A (ja) | 蛍光ランプ | |
| JPS6313254A (ja) | 蛍光高圧水銀灯 |