JPH06562B2 - 走行クレ−ンの昇降キヤレツジ駆動装置 - Google Patents

走行クレ−ンの昇降キヤレツジ駆動装置

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JPH06562B2
JPH06562B2 JP62052578A JP5257887A JPH06562B2 JP H06562 B2 JPH06562 B2 JP H06562B2 JP 62052578 A JP62052578 A JP 62052578A JP 5257887 A JP5257887 A JP 5257887A JP H06562 B2 JPH06562 B2 JP H06562B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動倉庫に於いて棚に対する入出庫作業用に
使用される走行クレーンの昇降キャレッジ駆動装置に関
するものである。
(従来の技術及びその問題点) この種の走行クレーンに於ける昇降キャレッジ駆動装置
として、両端を昇降キャレッジに係止されたチェンをキ
ャレッジ昇降経路にそってループ状に張設し、当該チェ
ンの中間部を駆動ユニットに於ける駆動歯輪に係合さ
せ、前記チェンの正逆回動により前記キャレッジを昇降
させるようにしたキャレッジ駆動装置が知られている。
このようなループチェン方式のキャレッジ駆動装置は軽
荷重用クレーンに活用されていたが、取り扱う荷の重量
アップに伴って、昇降駆動用モータの負担軽減のために
カウンターウエイトを併用しなければならない場合があ
る。このような場合、従来のループチェン方式のキャレ
ッジ駆動装置によって、昇降駆動されるキャレッジにカ
ウンターウエイトを専用のチェンを介して釣瓶方式に連
結することも出来るが、使用チェンの本数(全長)が増
加して不経済である。
また、昇降キャレッジを吊り下げるチェンは、仮に伸び
ても常に張力が作用していて緊張状態にあるが、昇降キ
ャレッジから垂下するリターン側チェンは、キャレッジ
吊り下げ用チェンの伸びや当該リターン側チェン自体の
伸びに伴い弛緩することになる。このリターン側チェン
の弛緩は、キャレッジ昇降駆動時に駆動歯輪や案内歯輪
などからチェンが外れるというような極めて重大な事故
につながる危険があり、絶対に防止しなければならない
が、従来は、リターン側チェンを昇降キャレッジに連結
する箇所に、当該リターン側チェンを引き上げて緊張さ
せるテークアップ機構を配設することが考えられてい
た。
このような構成では、当該テークアップ機構に於けるチ
ェン引き上げ用スプリングにキャレッジから垂下するリ
ターン側チェンの重量が負荷として作用することになる
ので、弾発力の大きなスプリングが必要になり、テーク
アップ機構の大型化とコストアップを招くことになる。
また、当該スプリングの弾発力調整のための操作にも大
きな操作力が必要になり、作業が困難になる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、以上のような従来の構成の問題点を解決する
ことを目的とするものであって、係る本発明のキャレッ
ジ駆動装置の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付
きで付して述べると、本発明の昇降キャレッジ駆動装置
は、昇降キャレッジ(9)の左右両端部とキャレッジ昇降
経路脇の支柱(8a)内に昇降可能に遊嵌されたカウンター
ウエイト(W)とを両端で吊り下げる2本のキャレッジ吊
り下げ用チェン(11A,12A)と、昇降キャレッジ(9)とカウ
ンターウエイト(W)とに両端が連結されて垂下するリタ
ーン側チェン(11B,12B)と、チェン駆動歯輪(17,18)と、
チェンテークアップ用可動歯輪(19,20)とを有し、 チェン駆動歯輪(17,18)とチェンテークアップ用可動歯
輪(19,20)とは、キャレッジ昇降経路の下端側に配設さ
れて、リターン側チェン(11B,12B)に係合する、 点に特徴を有する。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第1図及び第2図に於いて、1はクレーン下部
フレームであって、床面上に敷設された下部ガイドレー
ル2上を転動する駆動車輪3と従動車輪4とを備えてい
る。5は天井側に架設された上部ガイドレール6と係合
する振れ止め用垂直軸ローラ7を備えたクレーン上部フ
レームであって、前記下部フレーム1に前後一対の垂直
な支柱8a,8bを介して連結されている。9は支柱8
a,8b間で昇降可能に支持された昇降キャレッジであ
って、ランニングフォークなどの荷移載手段10が搭載
されている。
第2図及び第5図に示すように、前記昇降キャレッジ9
の前後両端にはキャレッジ吊り下げ用チェン11A,1
2Aの一端11a,12aが係止されている。一方のチ
ェン11Aは、上部フレーム5の一端内部に軸支された
案内歯輪13によって下向きに転向された後、支柱8a
内に導入されており、他方のチェン12Aは、上部フレ
ーム5の他端内部に軸支された案内歯輪14及び前記案
内歯輪13と同軸上で支承された案内歯輪15を経由し
て前記支柱8a内に導入されている。
支柱8a内に導入されたチェン11A,12Aの遊端に
は、当該支柱8a内に昇降可能に遊嵌されたカウンター
ウエイトWの上端部が連結され、当該カウンターウエイ
トWの下端部には、リターン側チェン11B,12Bの
一端が連結されている。
このリターン側チェン11B,12Bは、第2図、第4
図及び第5図に示すように当該支柱8aの下端と下部フ
レーム1の上面とにわたって形成された開口部16を経
由して下部フレーム1内に導かれている。そして当該下
部フレーム1内に軸支された同軸一体の駆動歯輪17,
18と同軸一体のテークアップ用可動歯輪19,20と
に夫々案内歯輪21〜26を介して係合せしめられた
後、支柱8aの内側で下部フレーム1の上面に設けられ
た開口部27より再び下部フレーム1の上方に導かれた
前記チェン11B,12Bは、支柱8aに沿う状態で遊
端部11b,12bが前記昇降キャレッジ9の支柱8a
に隣接する箇所に係止されている。
前記テークアップ用可動歯輪19,20は、リターン側
チェン11B,12Bの切断検出機構を兼用するチェー
ンテークアップ機構28を構成するものであって、当該
機構28は、前記テークアップ用可動歯輪19,20、
これら可動歯輪19,20の各々を各別に軸支する2つ
の軸受29、下部フレーム1の長さ方向(クレーン走行
方向)に移動可能に支持され且つ先端に前記軸受29が
各別に連設された2本のガイドロッド30、各ガイドロ
ッド30を各別にチェン緊張方向に付勢する2つのスプ
リング31、各ガイドロッド30に取り付けられたスイ
ッチ操作片32、及び2つのリミットスイッチ33から
構成されている。
前記2つのリミットスイッチ33は、リターン側チェン
11Bまたは12Bの切断に伴って可動歯輪19または
20がスプリング31の付勢力により一定以上移動した
ことを、夫々スイッチ操作片32を介して各別に検出す
るものである。
一方、前記キャレッジ吊り下げ用チェン11A,12A
の一端11a,12aと昇降キャレッジ9との連結箇所
には、第6図に示す吊り下げ用チェン切断検出機構34
が各々介装されている。この各吊り下げ用チェン切断検
出機構34は、昇降キャレッジ9に昇降可能に支持され
且つ上端部に前記チェン11Aまたは12Aが係止され
た昇降ガイドロッド35、この昇降ガイドロッド35を
下降方向に付勢するスプリング36、前記昇降ガイドロ
ッド35の下端部に取り付けられたスイッチ操作片3
7、及び前記チェン11Aまたは12Aの切断に伴って
昇降ガイドロッド35がスプリング36の付勢力で一定
以上下降したことを前記スイッチ操作片37を介して検
出するリミットスイッチ38から構成されている。
なお、39は前記駆動車輪3を正逆回転駆動するモー
タ、40は前記駆動歯輪17,18を正逆回転駆動する
モータである。
以上のように構成された走行クレーンは、モータ39に
よって駆動車輪3を回転させることにより下部ガイドレ
ール2にそって走行させることが出来る。そして昇降キ
ャレッジ9を目的の入出庫作業レベルまで昇降させると
きは、モータ40により駆動歯輪17,18を回転させ
る。この結果、両端11a,11b及び12a,12b
が昇降キャレッジ9に係止され且つ中間部にカウンター
ウエイトWが介装されたループ状のチェン11A,11
B及び12A,12Bが回動し、昇降キャレッジ9が支
柱8a,8bにそって昇降移動することになる。このと
きカウンターウエイトWは昇降キャレッジ9の昇降に伴
って前記支柱8a内をその全長にわたって逆方向に昇降
運動することになる。
昇降キャレッジ9が前記のようにチェン11A,11B
及び12A,12Bによって昇降駆動されるとき、リタ
ーン側チェン11B,12Bには、テークアップ機構2
8のスプリング31の付勢力が可動歯輪19,20を介
して各別に作用しており、常に略一定の張力が働いてい
る。また、可動歯輪19,20は動滑車として作用する
ので、この可動歯輪19,20がチェン11B,12B
を引っ張る長さ(テークアップ代)は可動歯輪19,2
0の移動距離の倍の長さとなる。
昇降キャレッジ9を吊り下げているチェン11Aまたは
12Aが何らかの原因で切断した場合、切れた方のチェ
ン11Aまたは12Aを昇降キャレッジ9に連結してい
る昇降ガイドロッド35がスプリング36の付勢力で下
降し、このガイドロッド35の移動をスイッチ操作片3
7を介してリミットスイッチ38が検出することになる
ので、このリミットスイッチ38の検出動作から吊り下
げ用チェン11Aまたは12Aの切断事故を検出するこ
とが出来る。
また、リターン側チェン11Bまたは12Bが何らかの
原因で切断した場合には、切れた方のチェン11Bまた
は12bを掛張している可動歯輪19または20がスプ
リング31の付勢力でガイドロツド30と共に一定距離
以上移動し、この移動をスイッチ操作片32を介してリ
ミットスイッチ33が検出することになるので、このリ
ミットスイッチ33の検出動作からリターン側チェン1
1Bまたは12Bの切断事故を検出することが出来る。
なお、上記実施例に於いて採用されたリターン側チェン
11B,12Bを緊張させるテークアップ用可動歯輪1
9,20のチェン切れ時の移動を検出する検出機構(ス
イッチ操作片32、リミットスイッチ33)や、キャレ
ッジ吊り下げ用チェン11A,12Aの切断を昇降キャ
レッジ9との連結部に於いて検出する検出機構34は、
本発明に必須のものではない。
しかしながら、実施例のようにこれらを併設するとき
は、カウンターウエイトW及び昇降キャレッジ9を吊り
下げる吊り下げ用チェン11A,12Aの切断は、昇降
キャレッジ9側のチェン切断検出機構34によって確実
に検出させ、リターン側のチェン11B,12Bの切断
は、駆動歯輪17,18から昇降キャレッジ9に至るリ
ターン側チェン11B,12Bを緊張させるためのチェ
ンテークアップ用可動歯輪19,20を利用したチェン
切断検出機構(スイッチ操作片32、リミットスイッチ
33)により確実に検出させることが出来る。
(発明の作用及び効果) 以上のように本発明による昇降キャレッジ駆動装置は、
キャレッジ昇降経路にそって上下ループ状に張設された
キャレッジ昇降駆動用チェンの中間位置にカウンターウ
エイトを介装したものであるから、カウンターウエイト
吊り下げ専用のチェンを別に使用する必要がなく、安価
に実施することが出来るようであるが、特に本発明の構
成によれば、次のような格別の作用効果が得られる。
即ち、昇降キャレッジとカウンターウエイトとに両端が
連結された垂下するリターン側チェンは、キャレッジ吊
り下げ用チェンの伸びや当該リターン側チェン自体の伸
びに伴って弛緩することになるが、このようにリターン
側チェンが弛緩する状況になったとき、当該リターン側
チェンが係合するテークアップ用可動歯輪がこのリター
ン側チェンの弛みを吸収するように動いて、当該リター
ン側チェンを常時適度に緊張させることになる。
従って、垂下しているリターン側チェンが弛緩して駆動
歯輪や案内歯輪から不測に外れる恐れは解消し、常に安
全確実に昇降キャレッジを昇降駆動させることが出来
る。
しかもリターン側チェンを昇降キャレッジ側にスプリン
グ力で引き上げて緊張させるのでははく、キャレッジ昇
降経路の下端側に配設されたテークアップ用可動歯輪に
係合させるのであるから、このテークアップ用可動歯輪
の運動方向に関係なく、当該可動歯輪をチェン緊張方向
に付勢するスプリングにはキャレッジやカウンターウエ
イトから垂下するリターン側チェンの重量が負荷として
作用することがない。従って、テークアップ用可動歯輪
をチェン緊張方向に付勢するスプリングの弾発力は小さ
くて済み、動滑車となる可動歯輪を使用してチェンを緊
張させるために可動歯輪の運動量がチェン緊張量の少な
くとも半分になることと相まって、仮に高揚程のクレー
ンであっても、テークアップ機構全体の小型化及びコス
トダウンを図ることが出来る。更に、リターン側チェン
に与える初期張力の調整も、弾発力の小さなスプリング
を使用し得るので容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーン全体の側面図、第2図は同一部切り欠
き拡大側面図、第3図はクレーン下部フレームの平面
図、第4図は要部の拡大縦断側面図、第5図はキャレッ
ジ吊り下げ用チェンの張設状態を示す斜視図、第6図は
キャレッジ吊り下げ用チェンの切断検出機構を示す側面
図である。 1…クレーン下部フレーム、3…駆動車輪、8a,8b
…支柱、9…昇降キャレッジ、11A,12A…キャレ
ッジ吊り下げ用チェン、11B,12B…リターン側チ
ェン、13〜15,21〜26…案内歯輪、16,27
…開口部、17,18…駆動歯輪、19,20…テーク
アップ用可動歯輪、28…チェンテークアップ機構、2
9…軸受、30,35…ガイドロツド、31,36…ス
プリング、32…スイッチ操作片(リターン側チェン切
断検出機構)、33…リミットスイッチ(リターン側チ
ェン切断検出機構)、34…吊り下げ用チェン切断検出
機構、37…スイッチ操作片、38…リミットスイッ
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降キャレッジ(9)の左右両端部とキャレ
    ッジ昇降経路脇の支柱(8a)内に昇降可能に遊嵌されたカ
    ウンターウエイト(W)とを両端で吊り下げる2本のキャ
    レッジ吊り下げ用チェン(11A,12A)と、昇降キャレッジ
    (9)とカウンターウエイト(W)とに両端が連結されて垂下
    するリターン側チェン(11B,12B)と、チェン駆動歯輪(1
    7,18)と、チェンテークアップ用可動歯輪(19,20)とを有
    し、 チェン駆動歯輪(17,18)とチェンテークアップ用可動歯
    輪(19,20)とは、キャレッジ昇降経路の下端側に配設さ
    れて、リターン側チェン((11B,12B)に係合する、 走行クレーンの昇降キャレッジ駆動装置。
JP62052578A 1987-03-06 1987-03-06 走行クレ−ンの昇降キヤレツジ駆動装置 Expired - Fee Related JPH06562B2 (ja)

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