JPH0656479B2 - 静電防止剤を含有する保護層を有する写真素子 - Google Patents
静電防止剤を含有する保護層を有する写真素子Info
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- JPH0656479B2 JPH0656479B2 JP60247898A JP24789885A JPH0656479B2 JP H0656479 B2 JPH0656479 B2 JP H0656479B2 JP 60247898 A JP60247898 A JP 60247898A JP 24789885 A JP24789885 A JP 24789885A JP H0656479 B2 JPH0656479 B2 JP H0656479B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
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- G03C1/89—Macromolecular substances therefor
- G03C1/895—Polyalkylene oxides
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は写真素子を静電防止剤を含有する親水性保護コ
ロイド層で被覆する方法並びに支持体、少なくとも一つ
の感光性ハロゲン化銀乳剤層および少なくとも一つのそ
のような親水性保護コロイド層とからなる写真素子とに
関する。
ロイド層で被覆する方法並びに支持体、少なくとも一つ
の感光性ハロゲン化銀乳剤層および少なくとも一つのそ
のような親水性保護コロイド層とからなる写真素子とに
関する。
写真素子の製造およ使用の両過程での電荷の蓄積により
大きな困難が生ずることは知られている。これら静電荷
が生ずるのは、写真素子と他の接触面例えばロールとか
その素子が走行する装置のガイド部材との間の摩擦によ
る。現像前に写真素子中に存在する静電荷はスパークを
発してこれに感光性ハロゲン化銀乳剤を暴露させ、スパ
ークにあたつた部分は現像過程で不規則なすじあるいは
線、あるいは暗点の形で眼に見えるようになる。このよ
うなすじ、線あるいは暗点は被写像の解読を誤らせる
が、特にX線診断の場合に不都合をきたす。親水性コロ
イドが本質的構成要素でない表面層すなわち最外層に適
当な静電防止作用を持たせることは、映画材料の例えば
裏張り層が特にはそうである如く、導電物質をその中に
入れても悪影響がないのであまり困難ではないのに、例
えばゼラチンの如き親水性コロイド水が本質的構成要素
である表面層に満足すべき静電防止効果を持たせること
はしばしばきわめて実現困難である。事実、あらゆる種
類の公知の電導増加物質がゼラチン表面層に使用できる
わけではない。満足すべき静電防止効果を持つていのに
拘らず、これら公知の電導増加物質の多くは使用が制御
されているが、この理由はこれら物質は塗布が困難であ
るか、あるいはその物質を加えた写真素子の写真特性お
よび/あるいは物理特性をこれら物質がそこなうからで
ある。
大きな困難が生ずることは知られている。これら静電荷
が生ずるのは、写真素子と他の接触面例えばロールとか
その素子が走行する装置のガイド部材との間の摩擦によ
る。現像前に写真素子中に存在する静電荷はスパークを
発してこれに感光性ハロゲン化銀乳剤を暴露させ、スパ
ークにあたつた部分は現像過程で不規則なすじあるいは
線、あるいは暗点の形で眼に見えるようになる。このよ
うなすじ、線あるいは暗点は被写像の解読を誤らせる
が、特にX線診断の場合に不都合をきたす。親水性コロ
イドが本質的構成要素でない表面層すなわち最外層に適
当な静電防止作用を持たせることは、映画材料の例えば
裏張り層が特にはそうである如く、導電物質をその中に
入れても悪影響がないのであまり困難ではないのに、例
えばゼラチンの如き親水性コロイド水が本質的構成要素
である表面層に満足すべき静電防止効果を持たせること
はしばしばきわめて実現困難である。事実、あらゆる種
類の公知の電導増加物質がゼラチン表面層に使用できる
わけではない。満足すべき静電防止効果を持つていのに
拘らず、これら公知の電導増加物質の多くは使用が制御
されているが、この理由はこれら物質は塗布が困難であ
るか、あるいはその物質を加えた写真素子の写真特性お
よび/あるいは物理特性をこれら物質がそこなうからで
ある。
例えば、第4級塩は、そのかぶりの影響のために、写真
素子に使用することはできない。グリセリン、酢酸カリ
ウムおよび塩化リチウムの如き吸湿材料は、その濃度が
高いと、接触する写真素子の表面層相互間の接着を引起
す。さらに、これら化合物は相対湿度が低いと効果がな
い。高分子量カルボン酸あるいはポリスチレンスルホン
酸やポリビニルスルホン酸のナトリウム塩の如き高分子
量スルホン酸は、疎水性支持体に直接施した場合には、
有利な静電防止効果を持つが、このポジチイブな効果
も、これら物質を親水性コロイド層、例えばゼラチン層
あるいは感光性ゼラチンハロゲン化銀乳剤層で使用する
場合には、殆ど完全に消滅する。クロム錯塩は親水性コ
ロイドとの反応に加わることができ、従つて制限された
条件においてのみ使用可能である。
素子に使用することはできない。グリセリン、酢酸カリ
ウムおよび塩化リチウムの如き吸湿材料は、その濃度が
高いと、接触する写真素子の表面層相互間の接着を引起
す。さらに、これら化合物は相対湿度が低いと効果がな
い。高分子量カルボン酸あるいはポリスチレンスルホン
酸やポリビニルスルホン酸のナトリウム塩の如き高分子
量スルホン酸は、疎水性支持体に直接施した場合には、
有利な静電防止効果を持つが、このポジチイブな効果
も、これら物質を親水性コロイド層、例えばゼラチン層
あるいは感光性ゼラチンハロゲン化銀乳剤層で使用する
場合には、殆ど完全に消滅する。クロム錯塩は親水性コ
ロイドとの反応に加わることができ、従つて制限された
条件においてのみ使用可能である。
米国特許第3552972号より、ヒドロキシアルキル
化脂肪属アルコールあるいはヒドロキシアルキル化アル
キルフエノールのウレタンあるいはエステルが興味ある
静電防止剤であることが知られている。しかしこれら化
合物は、水性親水性コロイド被覆組成物に加えると、組
成物の被覆性能に悪影響をおよぼしその結果静電防止性
は再現性のない従つて効果の低いものとなる。事実、こ
れら化合物をそのまま水性親水性保護コロイド被覆組成
物に加えると、通常これら被覆組成物の表面に浮いたべ
とべとした皮膜を生じてその組成物の正常な被覆を妨げ
予言し得ない結果に導くアルコール性溶液にして加える
場合には、これら化合物は少なくとも部分的に溶解状態
を脱する傾向があり、また被覆組成物の表面に上記の浮
いたべとべとした皮膜を形成する傾向がある。その溶解
相は、なお存在する場合はいつでも、大きなそして不規
則な液滴状をなしている。そのような液滴は親水性コロ
イド被覆組成物の親水性を妨害するので、その層中に生
ずる水をはじくスポツトあるいはコメツトのために、そ
の組成物を支持体上に塗布することは殆どできない。さ
らに、これら化合物の溶液を水性親水性コロイド被覆組
成物に加えると、しばし塗布層の乾燥過程でピンホール
が形成されるという結果になる。これらピンホールは、
写真素子の現像前に、そして勿論現像後でも既に眼に見
えるクレーター状のスポツトとなつてはつきり現われ
る。多分これらピンホールは静電防止性ウレタンあるい
はエステルが、いくつかの液滴の内部で溶解状態を局部
的に脱した場合に形成されるのである。
化脂肪属アルコールあるいはヒドロキシアルキル化アル
キルフエノールのウレタンあるいはエステルが興味ある
静電防止剤であることが知られている。しかしこれら化
合物は、水性親水性コロイド被覆組成物に加えると、組
成物の被覆性能に悪影響をおよぼしその結果静電防止性
は再現性のない従つて効果の低いものとなる。事実、こ
れら化合物をそのまま水性親水性保護コロイド被覆組成
物に加えると、通常これら被覆組成物の表面に浮いたべ
とべとした皮膜を生じてその組成物の正常な被覆を妨げ
予言し得ない結果に導くアルコール性溶液にして加える
場合には、これら化合物は少なくとも部分的に溶解状態
を脱する傾向があり、また被覆組成物の表面に上記の浮
いたべとべとした皮膜を形成する傾向がある。その溶解
相は、なお存在する場合はいつでも、大きなそして不規
則な液滴状をなしている。そのような液滴は親水性コロ
イド被覆組成物の親水性を妨害するので、その層中に生
ずる水をはじくスポツトあるいはコメツトのために、そ
の組成物を支持体上に塗布することは殆どできない。さ
らに、これら化合物の溶液を水性親水性コロイド被覆組
成物に加えると、しばし塗布層の乾燥過程でピンホール
が形成されるという結果になる。これらピンホールは、
写真素子の現像前に、そして勿論現像後でも既に眼に見
えるクレーター状のスポツトとなつてはつきり現われ
る。多分これらピンホールは静電防止性ウレタンあるい
はエステルが、いくつかの液滴の内部で溶解状態を局部
的に脱した場合に形成されるのである。
最近、写真素子の高められた高速度輸送をともなう自動
化への傾向のために、素子中の静電荷の蓄積のチヤンス
が増加しさえしてきたのに、現今では適当な静電防止
剤、すなわちサイジング装置や加工装置中で殆ど操作さ
れまた高速で処理されなければならない写真素子に課せ
られた高い要求を満足させる適当な静電防止剤を使用す
ることの重要性が大いに強調されている。激しい操作の
例は例えばカセツト中のX線フイルム素子の自動的ロー
デイングやアンローデイングに見出すことができ、この
X線フイルム素子には例え二重塗布フイルム素子があ
り、この素子はその両面に一つ以上のハロゲン化銀乳剤
層があり、この層はゼラチン保護層で被覆されている。
化への傾向のために、素子中の静電荷の蓄積のチヤンス
が増加しさえしてきたのに、現今では適当な静電防止
剤、すなわちサイジング装置や加工装置中で殆ど操作さ
れまた高速で処理されなければならない写真素子に課せ
られた高い要求を満足させる適当な静電防止剤を使用す
ることの重要性が大いに強調されている。激しい操作の
例は例えばカセツト中のX線フイルム素子の自動的ロー
デイングやアンローデイングに見出すことができ、この
X線フイルム素子には例え二重塗布フイルム素子があ
り、この素子はその両面に一つ以上のハロゲン化銀乳剤
層があり、この層はゼラチン保護層で被覆されている。
本発明の目的は、支持体、少なくとも一つの感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層および静電防止剤としてポリエチレンオ
キサイド化合物のウレタンを含有する少なくとも一つの
親水性保護コロイド層からなる写真素子を提供すること
であつて、前記親水性保護コロイド層は塗布の過程で問
題を生じず、またその写真素子が激しい操作および/あ
るいは高速加工を受ける場合でも再現性のある満足すべ
き静電防止効果を実証するものである。
ゲン化銀乳剤層および静電防止剤としてポリエチレンオ
キサイド化合物のウレタンを含有する少なくとも一つの
親水性保護コロイド層からなる写真素子を提供すること
であつて、前記親水性保護コロイド層は塗布の過程で問
題を生じず、またその写真素子が激しい操作および/あ
るいは高速加工を受ける場合でも再現性のある満足すべ
き静電防止効果を実証するものである。
本発明のいま一つの目的は、支持体と少なくとも一つの
感光性ハロゲン化銀乳剤層とからなる写真素子を、上記
ウレタン系静電防止剤を含有する少なくとも一つの親水
性保護コロイド層で被覆する方法を提供することであ
る。
感光性ハロゲン化銀乳剤層とからなる写真素子を、上記
ウレタン系静電防止剤を含有する少なくとも一つの親水
性保護コロイド層で被覆する方法を提供することであ
る。
本発明の他の目的はここに記載されたことから明らかに
なるであろう。
なるであろう。
上述した目的は以下に定義する如きウレタンを使用する
ことにより本発明に従つて達成されており、この場合そ
のウレタンは支持体、少なくとも一つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層および少なくとも一つの上記親水性保護コロ
イド層とからなる写真素子の親水性保護コロイド層中に
小液滴状に分散されている。なお上記目的を上記ウレタ
ンを使用して達成するには、少なくとも一つの前記ウレ
タンを水非混和性溶媒媒体に溶解し、得られた溶液を親
水性コロイド水例えばゼラチン水に撹拌により乳化し、
水非混和性溶媒媒体を蒸発除去して親水性コロイド水中
に平均直径1500乃至12000nmの分散小滴を形成
し、次いで親水性コロイド水をそのままあるいはさらに
親水性コロイド水を追加混合した後塗布して写真素子上
に前記親水性保護コロイド層を形成する工程を経るもの
である。
ことにより本発明に従つて達成されており、この場合そ
のウレタンは支持体、少なくとも一つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層および少なくとも一つの上記親水性保護コロ
イド層とからなる写真素子の親水性保護コロイド層中に
小液滴状に分散されている。なお上記目的を上記ウレタ
ンを使用して達成するには、少なくとも一つの前記ウレ
タンを水非混和性溶媒媒体に溶解し、得られた溶液を親
水性コロイド水例えばゼラチン水に撹拌により乳化し、
水非混和性溶媒媒体を蒸発除去して親水性コロイド水中
に平均直径1500乃至12000nmの分散小滴を形成
し、次いで親水性コロイド水をそのままあるいはさらに
親水性コロイド水を追加混合した後塗布して写真素子上
に前記親水性保護コロイド層を形成する工程を経るもの
である。
本発明に従つて分散状で使用するウレタンは次の一般式
に相当する。
に相当する。
ここでRはC6〜C18アルキル基例えばドデシル、テト
ラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル基、アリール基
好ましくはフエニル基、アルカリール基例えばノニルフ
エニル基、アラルキル基例えばベンジル、フエニルエチ
ル基、あるいはシクロアルキル基例えばシクロヘキシル
基を表わし、そしてこれらの基特にフエニル基は例えば
ニトロでさらに置換されていてもよい。yは1あるいは
2であり、R1はyが1の場合はアリール基例えばフエニ
ルあるいはナフチル基であり、yが2の場合はアリーレ
ン基例えばフエニレンあるいはナフチレン基であり、m
は0あるいは1であり、n1は4乃至8の整数であり、そ
してn2は0または4乃至8の整数であって、n2はm
が0の場合は0である。
ラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル基、アリール基
好ましくはフエニル基、アルカリール基例えばノニルフ
エニル基、アラルキル基例えばベンジル、フエニルエチ
ル基、あるいはシクロアルキル基例えばシクロヘキシル
基を表わし、そしてこれらの基特にフエニル基は例えば
ニトロでさらに置換されていてもよい。yは1あるいは
2であり、R1はyが1の場合はアリール基例えばフエニ
ルあるいはナフチル基であり、yが2の場合はアリーレ
ン基例えばフエニレンあるいはナフチレン基であり、m
は0あるいは1であり、n1は4乃至8の整数であり、そ
してn2は0または4乃至8の整数であって、n2はm
が0の場合は0である。
mが1の場合、得られる共重合体はブロツクポリマーで
あつて、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイド
ユニツトを統計的分布で含有する化合物ではない。
あつて、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイド
ユニツトを統計的分布で含有する化合物ではない。
好ましいウレタンは上記一般式で、mが0従つてn2が
0、yが1そしてRがC6〜C18アルキル基あるいはア
ルカリール基で表わされる簡単な化合物である。
0、yが1そしてRがC6〜C18アルキル基あるいはア
ルカリール基で表わされる簡単な化合物である。
上記一般式に相当するウレタンの代表例には次のような
ものがある。
ものがある。
(VII) C14H29O-(CH2-CH2O)8CONH-C6H4-NO2 (VIII) C12H25O-(CH2-CH2O)8CONH-C6H5 本発明に従つて使用されるウレタンは米国特許第355
2972号に記載された如く製造することができる。
2972号に記載された如く製造することができる。
本発明に従つて使用されるウレタンは水に難溶で写真的
に不活性である。事実、ウレタンはエチレンオキサイド
ユニツトを含有するが現像に影響する効果を持たな
い。一般に、このウレタンは非常に粘稠なシロツプ状物
質である。本発明に従つて、ウレタンを分散させるに
は、先ず一時的に水非混和性溶媒媒体に溶解し、次いで
得られた溶液を親水性コロイド水、通常は2〜20重量
%のゼラチン水溶液好ましくは5重量%のゼラチン水溶
液中に乳化する、このためにはその得られた溶液を好ま
しくはアニオン、カチオンあるいは非イオン表面活性剤
の存在下で親水性コロイド水中に加えて均質にする例え
ば撹拌する、そして最後に、平均直径1500乃至12
000nmの静電防止剤の分散小滴が親水性コロイド水溶
液中に残るように水非混和性溶媒媒体を蒸発除去すれば
よい。均質化工程の過程で生じた静電防止剤の小滴のあ
るものは、溶媒媒体の蒸発過程でおこる凝集のために、
他の小滴を犠牲にして生長することが考えられる。
に不活性である。事実、ウレタンはエチレンオキサイド
ユニツトを含有するが現像に影響する効果を持たな
い。一般に、このウレタンは非常に粘稠なシロツプ状物
質である。本発明に従つて、ウレタンを分散させるに
は、先ず一時的に水非混和性溶媒媒体に溶解し、次いで
得られた溶液を親水性コロイド水、通常は2〜20重量
%のゼラチン水溶液好ましくは5重量%のゼラチン水溶
液中に乳化する、このためにはその得られた溶液を好ま
しくはアニオン、カチオンあるいは非イオン表面活性剤
の存在下で親水性コロイド水中に加えて均質にする例え
ば撹拌する、そして最後に、平均直径1500乃至12
000nmの静電防止剤の分散小滴が親水性コロイド水溶
液中に残るように水非混和性溶媒媒体を蒸発除去すれば
よい。均質化工程の過程で生じた静電防止剤の小滴のあ
るものは、溶媒媒体の蒸発過程でおこる凝集のために、
他の小滴を犠牲にして生長することが考えられる。
ここで得られる親水性コロイド水溶液中小滴分散液(こ
こでは静電防止分散液と呼ぶ)は、写真素子の静電防止
保護層形成用の親水性コロイド被覆組成物水溶液にその
まま加えることができる。静電防止分散液を静電防止保
護層形成用親水性コロイド被覆組成物水溶液に加えるに
は、単独で加えることもできるし、あるいは艷消し剤
(例えばポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオ
ロエチレン)の如き他の添加物と一緒に加えることもで
きる。
こでは静電防止分散液と呼ぶ)は、写真素子の静電防止
保護層形成用の親水性コロイド被覆組成物水溶液にその
まま加えることができる。静電防止分散液を静電防止保
護層形成用親水性コロイド被覆組成物水溶液に加えるに
は、単独で加えることもできるし、あるいは艷消し剤
(例えばポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオ
ロエチレン)の如き他の添加物と一緒に加えることもで
きる。
静電防止分散液は大量に製造して、その静電防止効果を
失うことなく長期間保存することができる。必要使用量
をいつなんどきこの大量貯蔵物から取付して写真素子の
静電防止保護層形成用親水性コロイド被覆組成物水溶液
に加えても、前記写真素子中に所要の静電防止効果を実
現することができる。
失うことなく長期間保存することができる。必要使用量
をいつなんどきこの大量貯蔵物から取付して写真素子の
静電防止保護層形成用親水性コロイド被覆組成物水溶液
に加えても、前記写真素子中に所要の静電防止効果を実
現することができる。
分散液の製造に使用する水非混和性溶媒媒体の量は、特
定静電防止剤のその媒体に対する溶解度に依存する。そ
の量は非常に広い範囲内で変動するが最少量に限定する
のが好ましく、その最少量は数回の比較試験により容易
に確立することができる。
定静電防止剤のその媒体に対する溶解度に依存する。そ
の量は非常に広い範囲内で変動するが最少量に限定する
のが好ましく、その最少量は数回の比較試験により容易
に確立することができる。
その溶液を親水性コロイド水溶液中に分散するのを助け
るために、高速撹拌機、ホモゲナイザー(一段あるいは
二段ホモゲナイザー)、コロイドミルあるいは超音波発
生機を用いることができる。
るために、高速撹拌機、ホモゲナイザー(一段あるいは
二段ホモゲナイザー)、コロイドミルあるいは超音波発
生機を用いることができる。
ウレタンを親水性コロイド水溶液に分散させるための前
記水非混和性溶媒媒体を構成する溶媒あるいは溶媒混合
物は常温(20℃)で水に対する溶解度がせいぜい25
重量%である。室温で2乃至10重量%の水に対する溶
解度を持つ溶媒が好ましい。さらに、その溶媒あるいは
溶媒混合物は低沸点溶媒、換言すれば沸点がせいぜい1
30℃の溶媒であることが好ましく、そしてまた、25
乃至80℃の温度で500乃至10mmHgの真空にするこ
とにより水性分散液から除去し得るよう充分高い蒸気圧
を持つことが好ましい。
記水非混和性溶媒媒体を構成する溶媒あるいは溶媒混合
物は常温(20℃)で水に対する溶解度がせいぜい25
重量%である。室温で2乃至10重量%の水に対する溶
解度を持つ溶媒が好ましい。さらに、その溶媒あるいは
溶媒混合物は低沸点溶媒、換言すれば沸点がせいぜい1
30℃の溶媒であることが好ましく、そしてまた、25
乃至80℃の温度で500乃至10mmHgの真空にするこ
とにより水性分散液から除去し得るよう充分高い蒸気圧
を持つことが好ましい。
水非混和性溶媒媒体の除去は蒸発により実施され、そし
て必要の時はいつでも、この除去は減圧にするかおよび
/あるいは適度の加熱をすることにより加速できる。
て必要の時はいつでも、この除去は減圧にするかおよび
/あるいは適度の加熱をすることにより加速できる。
水非混和性溶媒媒体は、好ましくは、塩化メチレン、蟻
酸エチル、蟻酸n−ブチル、酢酸エチル、酢酸n−プロ
ピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メ
チル、プロピオン酸エチル、炭酸ジエチル、四塩化炭
素、sym−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエ
タン、1,2−ジクロロプロパン、クロロフオルム、n
−ブチルアルコール、塩化アミル、ジエチルケトン、メ
チル、n−プロピルケトン、ジイソプロピルエーテル、
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、リグロイン
(沸点範囲、60〜110℃)、ベンゼン、トルエン、
およびニトロメタンからなる群から選ばれた水非混和性
溶媒あるいはその溶媒の混合物からなる。酢酸エチルか
らなる水非混和性溶媒媒体を用いて非常に良好な結果が
得られる。
酸エチル、蟻酸n−ブチル、酢酸エチル、酢酸n−プロ
ピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メ
チル、プロピオン酸エチル、炭酸ジエチル、四塩化炭
素、sym−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエ
タン、1,2−ジクロロプロパン、クロロフオルム、n
−ブチルアルコール、塩化アミル、ジエチルケトン、メ
チル、n−プロピルケトン、ジイソプロピルエーテル、
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、リグロイン
(沸点範囲、60〜110℃)、ベンゼン、トルエン、
およびニトロメタンからなる群から選ばれた水非混和性
溶媒あるいはその溶媒の混合物からなる。酢酸エチルか
らなる水非混和性溶媒媒体を用いて非常に良好な結果が
得られる。
少なくとも一つの所謂オイルフオーマーを上述の水非混
和性溶媒媒体に加えてもよい。その目的に適したオイル
フオーマーは燐酸トリクレシル、フタル酸トリブチル、
フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソオクチル、くえん酸
トリブチル、セバシン酸ジブチル、N,N−ジメチルパ
ルミチン酸アミドおよび米国特許第4430421号と
同第4430422号に記載されたものである。
和性溶媒媒体に加えてもよい。その目的に適したオイル
フオーマーは燐酸トリクレシル、フタル酸トリブチル、
フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソオクチル、くえん酸
トリブチル、セバシン酸ジブチル、N,N−ジメチルパ
ルミチン酸アミドおよび米国特許第4430421号と
同第4430422号に記載されたものである。
本発明の静電防止分散液の製造過程では、少なくとも一
つのアニオン、カチオンあるいは非イオン表面活性剤
を、ウレタン溶液を添加して分散させる親水性コロイド
水溶液中に存在させねばならない。表面活性剤は、前記
溶液を親水性コロイド水溶液中に分散させるまさにその
段階で加えるのが好ましい。
つのアニオン、カチオンあるいは非イオン表面活性剤
を、ウレタン溶液を添加して分散させる親水性コロイド
水溶液中に存在させねばならない。表面活性剤は、前記
溶液を親水性コロイド水溶液中に分散させるまさにその
段階で加えるのが好ましい。
本発明の静電防止分散液の製造に際して使用するアニオ
ン、カチオンあるいは非イオン表面活性剤の量は広い範
囲内で変動する。通常は、その量は分散すべきウレタン
の重量に対して0.5乃至20重量%の間である。
ン、カチオンあるいは非イオン表面活性剤の量は広い範
囲内で変動する。通常は、その量は分散すべきウレタン
の重量に対して0.5乃至20重量%の間である。
本発明の静電防止分散液の製造過程で使用できる適当な
表面活性剤は英国特許第1293189号と同第146
0894号、ベルギー特許第742680号および米国
特許第4292402号に記載されている。本発明の静
電防止分散液の製造過程で使用できる表面活性剤の調査
は、ゲハルド・ゲバルク著“洗滌剤と湿潤剤”、アカデ
ミー社、ベルリン(1962年)に見出すことができ
る。適当な表面活性剤の例には、N−メチルオレイタウ
ライドのナトリウム塩、ステアリン酸ナトリウム、ヘプ
タデセニルベンズイミダゾールスルホン酸のナトリウム
塩、高級脂肪族アルコールのスルホン酸ナトリウム塩例
えば2−メチルヘキサノールスルホン酸ナトリウム、ジ
イソオクチルスルホこはく酸ナトリウム、ドデシル硫酸
ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩がある。弗素化表面活性剤例えばパーフルオロカプ
リル酸アンモニウム塩を使用することが得策であるが、
その理由は英国特許第1293189号にも記載されて
いる如く、この活性剤が、写真素子の親水性保護コロイ
ド層中で艷消し剤と併用する場合、それ自身の静電防止
効果を持ち、またより顕著でさえある静電防止効果を実
証するからである。
表面活性剤は英国特許第1293189号と同第146
0894号、ベルギー特許第742680号および米国
特許第4292402号に記載されている。本発明の静
電防止分散液の製造過程で使用できる表面活性剤の調査
は、ゲハルド・ゲバルク著“洗滌剤と湿潤剤”、アカデ
ミー社、ベルリン(1962年)に見出すことができ
る。適当な表面活性剤の例には、N−メチルオレイタウ
ライドのナトリウム塩、ステアリン酸ナトリウム、ヘプ
タデセニルベンズイミダゾールスルホン酸のナトリウム
塩、高級脂肪族アルコールのスルホン酸ナトリウム塩例
えば2−メチルヘキサノールスルホン酸ナトリウム、ジ
イソオクチルスルホこはく酸ナトリウム、ドデシル硫酸
ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩がある。弗素化表面活性剤例えばパーフルオロカプ
リル酸アンモニウム塩を使用することが得策であるが、
その理由は英国特許第1293189号にも記載されて
いる如く、この活性剤が、写真素子の親水性保護コロイ
ド層中で艷消し剤と併用する場合、それ自身の静電防止
効果を持ち、またより顕著でさえある静電防止効果を実
証するからである。
本発明に従つて使用されるウレタンは、得られた静電防
止保護層の1平方メートル当り10乃至200mg、好ま
しくは50乃至100mgの量で使用される。
止保護層の1平方メートル当り10乃至200mg、好ま
しくは50乃至100mgの量で使用される。
本発明の静電防止分散液の製造に当つては習慣的にゼラ
チンが水性保護コロイドとして使用されるが、他の親水
性水透過性造膜物質、例えばゼラチン以外のプロテイン
類、セルローズ誘導体例えばヒドロキシエチル セルロ
ーズやカルボキシメチル セルローズの如きアルキルセ
ルローズ、アルギン酸やその誘導体、アラビアゴム、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンおよびそれ
らの混合物でさえ同様に使用できる。
チンが水性保護コロイドとして使用されるが、他の親水
性水透過性造膜物質、例えばゼラチン以外のプロテイン
類、セルローズ誘導体例えばヒドロキシエチル セルロ
ーズやカルボキシメチル セルローズの如きアルキルセ
ルローズ、アルギン酸やその誘導体、アラビアゴム、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンおよびそれ
らの混合物でさえ同様に使用できる。
同様に、親水性コロイド被覆組成物中の親水性コロイド
水としてゼラチンが一般に使用される。なおここで、こ
の被覆組成物には、その組成物を塗布して写真素子の静
電防止保護層を形成するに先立ち、本発明の静電防止分
散液を添加しなければならない。勿論、上述したその他
の親水性水透過性造膜物質を、ゼラチンの代わりにある
いはゼラチンと一緒にして使用することもできる。
水としてゼラチンが一般に使用される。なおここで、こ
の被覆組成物には、その組成物を塗布して写真素子の静
電防止保護層を形成するに先立ち、本発明の静電防止分
散液を添加しなければならない。勿論、上述したその他
の親水性水透過性造膜物質を、ゼラチンの代わりにある
いはゼラチンと一緒にして使用することもできる。
本発明の静電防止分散液は通常応力防止層の如き静電防
止保護層に使用できるが、白黒あるいはカラー写真フイ
ルム用感光性ハロゲン化銀乳剤層、ハレーシヨン防止層
およびNC層にも使用できる。特に、X線材料の保護層
に使用するのには興味がある。この静電防止分散液はか
ぶりを生ぜず、現像を加速せず、層から移行せず、また
層の粘着を引起さない。
止保護層に使用できるが、白黒あるいはカラー写真フイ
ルム用感光性ハロゲン化銀乳剤層、ハレーシヨン防止層
およびNC層にも使用できる。特に、X線材料の保護層
に使用するのには興味がある。この静電防止分散液はか
ぶりを生ぜず、現像を加速せず、層から移行せず、また
層の粘着を引起さない。
所望ならば、艷消し剤を静電防止分散液と一緒に静電防
止保護層形成用親水性コロイド被覆組成物に加えて、大
きさ1〜3ミクロンの不均質の分布した粒子を前記静電
防止保護層に形成するようにすることもできる。秀れた
静電防止効果を持つなめらかな層がそれによつて得られ
る。
止保護層形成用親水性コロイド被覆組成物に加えて、大
きさ1〜3ミクロンの不均質の分布した粒子を前記静電
防止保護層に形成するようにすることもできる。秀れた
静電防止効果を持つなめらかな層がそれによつて得られ
る。
他の添加物例え可塑剤、充填剤、硬化促進剤、減摩剤、
非ニユートン添加物を、静電防止保護層形成用親水性コ
ロイド被覆組成物に加えることもできる。
非ニユートン添加物を、静電防止保護層形成用親水性コ
ロイド被覆組成物に加えることもできる。
本発明に従つて、写真素子の感光性ハロゲン化銀乳剤層
の製造に使用できるハロゲン化銀には、臭化銀、沃化
銀、塩化銀あるいは混合ハロゲン化銀例えば塩化臭化銀
や臭化沃化銀がある。
の製造に使用できるハロゲン化銀には、臭化銀、沃化
銀、塩化銀あるいは混合ハロゲン化銀例えば塩化臭化銀
や臭化沃化銀がある。
本発明に従う写真素子の感光性ハロゲン化銀乳剤層は通
常の添加物例えば安定剤、かぶり防止剤、速度増加化合
物、コロイド硬化剤、可塑剤等を含有することができ
る。ハロゲン化銀乳剤はスペクトル増感されていても、
増感されていなくてもよい。本発明を次の実施例により
説明する。
常の添加物例えば安定剤、かぶり防止剤、速度増加化合
物、コロイド硬化剤、可塑剤等を含有することができ
る。ハロゲン化銀乳剤はスペクトル増感されていても、
増感されていなくてもよい。本発明を次の実施例により
説明する。
実施例 Kg当りゼラチン80gと硝酸銀190gに相当するハロ
ゲン化銀を含むゼラチン臭化沃化銀(沃化物、2モル
%)X線乳剤を下塗りしたポリエチレンテレフタレート
支持体の両面に塗布した。塗布量は支持体の各面の27
平方メートル当り1Kgの割合であつた。
ゲン化銀を含むゼラチン臭化沃化銀(沃化物、2モル
%)X線乳剤を下塗りしたポリエチレンテレフタレート
支持体の両面に塗布した。塗布量は支持体の各面の27
平方メートル当り1Kgの割合であつた。
静電防止保護層形成用親水性コロイド被覆組成物を5バ
ツチA乃至Eを製造した。
ツチA乃至Eを製造した。
バツチA:1当りゼラチン30gと表面活性剤として
パーフルオロカプリル酸アンモニウム塩の5%水溶液
7.5mlを含有する被覆組成物。
パーフルオロカプリル酸アンモニウム塩の5%水溶液
7.5mlを含有する被覆組成物。
バツチB:バツチAと同じ被覆組成物であるが、被覆組
成物の1当り上記化合物IXの1.5mlを撹拌しながら
添加したもの。
成物の1当り上記化合物IXの1.5mlを撹拌しながら
添加したもの。
バツチC:バツチAと同じ被覆組成物であるが、被覆組
成物の1当り上記化合物IXの10%メタノール溶液1
5mlを撹拌しながら添加したもの。
成物の1当り上記化合物IXの10%メタノール溶液1
5mlを撹拌しながら添加したもの。
バツチD:バツチAと同じ被覆組成物であるが、被覆組
成物のリーター当り5%静電防止分散液30gを撹拌し
ながら添加したもの。なおこの分散液は化合物IXを一時
的に酢酸エチルに溶解し、この溶液を5重量%ゼラチン
水溶液中に、生ずる化合物のIXの分散滴が平均約130
0nmの直径を持つように撹拌しながら乳化させ、次いで
酢酸エチルを蒸発除去して製造したものである。
成物のリーター当り5%静電防止分散液30gを撹拌し
ながら添加したもの。なおこの分散液は化合物IXを一時
的に酢酸エチルに溶解し、この溶液を5重量%ゼラチン
水溶液中に、生ずる化合物のIXの分散滴が平均約130
0nmの直径を持つように撹拌しながら乳化させ、次いで
酢酸エチルを蒸発除去して製造したものである。
バツチE:バツチDと同し被覆組成物であるが、その違
いは、撹拌を、生ずる化合物IXの分散滴が平均約800
0nmの直径を持つように実施したことである。
いは、撹拌を、生ずる化合物IXの分散滴が平均約800
0nmの直径を持つように実施したことである。
得られた5バツチA乃至Eを比較のために2回、すなわ
ちバツチ製造直後に1回目、そして2日間放置後に2回
目の試験をした。第2回の試験では、バツチAは不変の
ように見えたが、バツチBでは、静電防止化合物IXが被
覆組成物の表面に油状フイルムを形成したように見え
た。
ちバツチ製造直後に1回目、そして2日間放置後に2回
目の試験をした。第2回の試験では、バツチAは不変の
ように見えたが、バツチBでは、静電防止化合物IXが被
覆組成物の表面に油状フイルムを形成したように見え
た。
バツチCは、最初の試験では、静電防止化合物IXがメタ
ノールに溶解した分散滴からなるように見えたが、2回
目の試験では、その化合物IXは少なくとも部分的に溶解
状態を脱して被覆組成物の表面に油状フイルムを形成し
たように見えた。依然として存在する溶解相は被覆組成
物中で大きく不規則な液滴状をとつた。
ノールに溶解した分散滴からなるように見えたが、2回
目の試験では、その化合物IXは少なくとも部分的に溶解
状態を脱して被覆組成物の表面に油状フイルムを形成し
たように見えた。依然として存在する溶解相は被覆組成
物中で大きく不規則な液滴状をとつた。
バツチDとEは、最初の試験では、静電防止化合物IXの
分散滴を含むゼラチン水溶液からなるように見えた。2
回目の試験では、バツチDとEはバツチBとCとは相異
して、全く変化を示さないように見えた。
分散滴を含むゼラチン水溶液からなるように見えた。2
回目の試験では、バツチDとEはバツチBとCとは相異
して、全く変化を示さないように見えた。
上記エマルジヨン塗装した支持体の5切片の両面を、ま
だ濡れているうちに、製造後2日間放置しておいたバツ
チA,B,C,DおよびEでそれぞれ塗布した。静電防
止保護両層を被覆組成物1当り27平方メートルの割
合で塗布したが、これは、支持体の1平方メートル当り
そしてその各面にゼラチン約1.1gが存在することを意
味する。バツチB,C,DおよびEで塗布した静電防止
層それぞれの化合物IXの濃度は1平方メートル当り約7
5mgであつた。
だ濡れているうちに、製造後2日間放置しておいたバツ
チA,B,C,DおよびEでそれぞれ塗布した。静電防
止保護両層を被覆組成物1当り27平方メートルの割
合で塗布したが、これは、支持体の1平方メートル当り
そしてその各面にゼラチン約1.1gが存在することを意
味する。バツチB,C,DおよびEで塗布した静電防止
層それぞれの化合物IXの濃度は1平方メートル当り約7
5mgであつた。
バツチBとCの塗装は非常に困難であつた。そしてその
塗装が少しでみ成功したとしても、塗装結果の再現性は
極めて低いものであつた。バツチA,DおよびEの塗装
は容易で再現性のあるものであつた。
塗装が少しでみ成功したとしても、塗装結果の再現性は
極めて低いものであつた。バツチA,DおよびEの塗装
は容易で再現性のあるものであつた。
5切片を57℃と相対湿度34%で3日間貯蔵した。各
切片を切断して四つのサンプルを作つた。
切片を切断して四つのサンプルを作つた。
それぞれバツチA,B,C,DおよびEを塗布した5切
片各々のサンプルからなる第1組のサンプルを真ちゆう
に当てて摩擦した。第2組のサンプルはゴム面に、第3
組はポリビニルクロライド面に、そして第4組はタング
ステン酸カルシウムスクリーンに当てて摩擦した。摩擦
は暗所で実施した。
片各々のサンプルからなる第1組のサンプルを真ちゆう
に当てて摩擦した。第2組のサンプルはゴム面に、第3
組はポリビニルクロライド面に、そして第4組はタング
ステン酸カルシウムスクリーンに当てて摩擦した。摩擦
は暗所で実施した。
次いで20総てのサンプルを全く同じに現像して、摩擦
中に生じたスパークにより乳剤層中に生成した放電像を
目に見えるようにした。放電像を次いで評価した。この
評価を次の表Iに示すが、表中の数値は次の如く解釈し
なければならない。0は優秀、1は非常に良好、2は良
好、3は不満、4は静電防止性不充分、そして5は静電
防止効果全くなし。小数第1位までの上記整数間の中間
値は表中に見出し得る。表Iではまた、同じ切片から切
断して異なる面にあてて摩擦した四つのサンプルの値の
和を示してある。
中に生じたスパークにより乳剤層中に生成した放電像を
目に見えるようにした。放電像を次いで評価した。この
評価を次の表Iに示すが、表中の数値は次の如く解釈し
なければならない。0は優秀、1は非常に良好、2は良
好、3は不満、4は静電防止性不充分、そして5は静電
防止効果全くなし。小数第1位までの上記整数間の中間
値は表中に見出し得る。表Iではまた、同じ切片から切
断して異なる面にあてて摩擦した四つのサンプルの値の
和を示してある。
これらの結果から、平均直径8000nmの分散液滴状を
した化合物IXを含有する本発明の静電防止分散液を用い
て得られる静電防止効果が優秀であつて、比較材料の静
電防止効果よりも秀れることがわかる。これに対して、
平均直径1300nmの分散液滴状をした化合物IXを含有
する静電防止分散液を用いて得られる静電防止効果は極
めて不良である。
した化合物IXを含有する本発明の静電防止分散液を用い
て得られる静電防止効果が優秀であつて、比較材料の静
電防止効果よりも秀れることがわかる。これに対して、
平均直径1300nmの分散液滴状をした化合物IXを含有
する静電防止分散液を用いて得られる静電防止効果は極
めて不良である。
要約すれば、静電防止保護層のバツチEによる塗装は容
易で再現性があり、また得られた静電防止保護層は極め
て満足すべき静電防止効果を示した、そしてこのために
前記の得られた保護層は激しい操作および/あるいは高
速度加工を受ける写真素子に用いるのに極めて適してい
るということができる。
易で再現性があり、また得られた静電防止保護層は極め
て満足すべき静電防止効果を示した、そしてこのために
前記の得られた保護層は激しい操作および/あるいは高
速度加工を受ける写真素子に用いるのに極めて適してい
るということができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−149347(JP,A) 特開 昭59−148052(JP,A) 特開 昭57−53227(JP,A) 特開 昭54−99416(JP,A) 特公 昭54−24289(JP,B2) 特公 昭48−17882(JP,B2) 特公 平4−10054(JP,B2) 米国特許3552972(US,A)
Claims (9)
- 【請求項1】支持体と少なくとも一つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層を含む写真素子を、次の一般式: (ここでRはC6〜C18アルキル基、アリール基、アル
カリール基、アラルキル基あるいはシクロアルキル基を
表わし、そしてこれらの基はさらに置換されていてもよ
く、yは1あるいは2を表わし、R1はyが1の場合は
アリール基であり、あるいはyが2の場合はアリーレン
基であり、mは0あるいは1であり、n1は4乃至8の
整数であり、そしてn2は0または4乃至8の整数であ
つて、n2はmが0の場合は0である) に相当するウレタン系静電防止剤を含有する少なくとも
一つの親水性保護コロイド層で被覆する方法にして、前
記親水性保護コロイド層は、少なくとも一つの前記ウレ
タンを水非混和性溶媒媒体に溶解し、得られた溶液を親
水性コロイド水に撹拌により乳化し、前記水非混和性溶
媒媒体を蒸発除去して前記親水性コロイド水中に平均直
径1500nm乃至12000nmを有する分散小滴を
形成し、次いで前記親水性コロイド水をそのままあるい
はさらに親水性コロイドを追加混合した後塗布して前記
親水性保護コロイド層を形成する工程によって得ること
を特徴とする被覆方法。 - 【請求項2】前記ウレタン系静電防止剤が次の構造式: に相当する特許請求の範囲第1項記載の方法。
- 【請求項3】前記親水性コロイド水がゼラチン水である
特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の方法。 - 【請求項4】前記得られた溶液を、それを撹拌すること
により、アニオン性、カチオン性あるいは非イオン性表
面活性剤の存在下前記親水性コロイド水中に乳化する特
許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項5】前記表面活性剤が弗素化された表面活性剤
である特許請求の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項6】前記弗素化された表面活性剤がパーフルオ
ロカプリル酸アンモニウム塩である特許請求の範囲第5
項記載の方法。 - 【請求項7】前記弗素化された表面活性剤を艷消し剤と
一緒に使用する特許請求の範囲第5項または第6項記載
の方法。 - 【請求項8】支持体、少なくとも一つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層および特許請求の範囲第1項にて定義した如
き少なくとも一つのウレタンを含有する少なくとも一つ
の親水性保護コロイド層を含有する写真素子にして、前
記ウレタンが平均直径1500nm乃至12000nm
を有する分散小滴の形態で保護コロイド層中に存在する
ことを特徴とする写真素子。 - 【請求項9】前記少なくとも一つの感光性ハロゲン化銀
乳剤層がX線ハロゲン化銀乳剤層である特許請求の範囲
第8項記載の写真素子。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP84201613A EP0180668B1 (en) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | Photographic elements comprising protective layers containing antistats |
| EP84201613.1 | 1984-11-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61118747A JPS61118747A (ja) | 1986-06-06 |
| JPH0656479B2 true JPH0656479B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=8192496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60247898A Expired - Lifetime JPH0656479B2 (ja) | 1984-11-09 | 1985-11-05 | 静電防止剤を含有する保護層を有する写真素子 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4670376A (ja) |
| EP (1) | EP0180668B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0656479B2 (ja) |
| CA (1) | CA1261669A (ja) |
| DE (1) | DE3471768D1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EA013681B1 (ru) | 2005-05-20 | 2010-06-30 | Солвей (Сосьете Аноним) | Способ получения дихлорпропанола, способ получения эпихлоргидрина и способ получения эпоксидных смол |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3552972A (en) | 1966-11-15 | 1971-01-05 | Agfa Gevaert Ag | Antistatic layer for photographic materials |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3551152A (en) * | 1968-06-17 | 1970-12-29 | Gaf Corp | Antistatic photographic film |
| JPS498099B1 (ja) * | 1969-09-26 | 1974-02-23 | ||
| GB1293189A (en) * | 1970-06-04 | 1972-10-18 | Agfa Gevaert | Photographic silver halide element |
| JPS5399928A (en) * | 1977-02-10 | 1978-08-31 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Preparation of silver halide photosensitive material |
| JPS5424289A (en) * | 1977-07-26 | 1979-02-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of spherical diatomaceous earth carrier |
| US4175969A (en) * | 1978-03-17 | 1979-11-27 | Gaf Corporation | Antistatic photographic X-ray film having a uniform protective surface coating of surfactant oligomer of tetrafluoroethylene |
| JPS59149347A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
| US4542035A (en) * | 1984-03-16 | 1985-09-17 | The Pillsbury Company | Stable aerated frozen dessert with multivalent cation electrolyte |
| US4582781A (en) * | 1984-08-01 | 1986-04-15 | Eastman Kodak Company | Antistatic compositions comprising polymerized oxyalkylene monomers and an inorganic tetrafluoroborate, perfluoroalkyl carboxylate, hexafluorophosphate or perfluoroalkylsulfonate salt |
-
1984
- 1984-11-09 DE DE8484201613T patent/DE3471768D1/de not_active Expired
- 1984-11-09 EP EP84201613A patent/EP0180668B1/en not_active Expired
-
1985
- 1985-10-22 US US06/790,183 patent/US4670376A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-25 CA CA000493927A patent/CA1261669A/en not_active Expired
- 1985-11-05 JP JP60247898A patent/JPH0656479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3552972A (en) | 1966-11-15 | 1971-01-05 | Agfa Gevaert Ag | Antistatic layer for photographic materials |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4670376A (en) | 1987-06-02 |
| CA1261669A (en) | 1989-09-26 |
| EP0180668B1 (en) | 1988-06-01 |
| EP0180668A1 (en) | 1986-05-14 |
| DE3471768D1 (en) | 1988-07-07 |
| JPS61118747A (ja) | 1986-06-06 |
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