JPH0656568U - オイルシ−ル - Google Patents
オイルシ−ルInfo
- Publication number
- JPH0656568U JPH0656568U JP004680U JP468093U JPH0656568U JP H0656568 U JPH0656568 U JP H0656568U JP 004680 U JP004680 U JP 004680U JP 468093 U JP468093 U JP 468093U JP H0656568 U JPH0656568 U JP H0656568U
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- JP
- Japan
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- oil
- inclined surface
- seal
- side inclined
- seal lip
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な密封性を維持できるオイルシ−ルを提
供すること。 【構成】 空気側傾斜面6にシ−ルリップ先端縁3aに
対して傾斜する多数の突出するリブ8を形成すると共
に、上記リブ8の上記シ−ルリップ先端縁側部分におけ
る空気側傾斜面6からの高さが他の部分よりも相対的に
低くなるように形成し、油側傾斜面7の上記シ−ルリッ
プ先端縁側部分に環状溝12を形成したオイルシ−ルに
おいて、上記油側傾斜面7の上記環状溝12に多数の突
出するリブ13を円周所定間隔にて形成してなるオイル
シ−ル。
供すること。 【構成】 空気側傾斜面6にシ−ルリップ先端縁3aに
対して傾斜する多数の突出するリブ8を形成すると共
に、上記リブ8の上記シ−ルリップ先端縁側部分におけ
る空気側傾斜面6からの高さが他の部分よりも相対的に
低くなるように形成し、油側傾斜面7の上記シ−ルリッ
プ先端縁側部分に環状溝12を形成したオイルシ−ルに
おいて、上記油側傾斜面7の上記環状溝12に多数の突
出するリブ13を円周所定間隔にて形成してなるオイル
シ−ル。
Description
【0001】
この考案は、密封性を向上させるためのリブを有するオイルシ−ルに関する。
【0002】
一般にオイルシ−ルにおいては、シ−ルリップの油側から空気側へ漏れでる油 を、再び油側へ押し戻すというポンプ作用があることが知られている。そして、 このポンプ作用を増大させてオイルシ−ルの密封作用を向上させるため、従来、 図5に示すように、互いに反対方向に傾斜した空気側傾斜面52および油側傾斜 面53からなる断面くさび状の環状シ−ルリップ51を形成したゴム製のシ−ル 部50を備え、上記空気側傾斜面52に、シ−ルリップ51の先端縁51aに対 して傾斜させた多数の断面山形のリブ54を円周方向に所定間隔毎に形成したオ イルシ−ルが公知である。 このオイルシ−ルにおいては、図6のシ−ルリップ51の先端縁51aの軸( 図示せず)に対する接触状態にて理解できるように、矢印A方向に示す軸の回転 に伴って、シ−ルリップ51の傷等の異常によって空気側55に漏れ出た油はリ ブ54に沿って(矢印X方向)強制的に油側56へ引き戻される。
【0003】
このポンプ作用を高めるために、リブ高さを高くすることが行われる場合があ るが、リブ54が軸から受ける接触抗力が大きくなってリブ54の両側のシ−ル リップ51の先端縁51aが変形し、リブ54の接触部の付け根部B部に接触幅 の小さい部分ができる場合があり、極端な場合に油漏れが生じるという新たな問 題が発生する。このような問題を解決するため、図7(実開平4−17566号 )が提案されている。すなわち、互いに反対方向に傾斜した空気側傾斜面72お よび油側傾斜面73からなる断面くさび状の環状シ−ルリップ71を形成したゴ ム製のシ−ル部材70を備え、上記空気側傾斜面72に上記シ−ルリップ先端縁 71aに対して傾斜する多数の突出するリブ74を形成すると共に、上記リブ7 4の上記シ−ルリップ先端縁71a側部分74aにおける空気側傾斜面72から の高さが他の部分74bよりも相対的に低くなるように形成し、上記油側傾斜面 73の上記シ−ルリップ先端縁71a側部分に環状溝75を形成したオイルシ− ルが知られている。このオイルシ−ルは、シ−ルリップ71の外周面に設けた環 状のガ−タスプリング79により、シ−ルリップ71の軸への締め付け力を補助 している。そして、このガ−タスプリング79の中心は、シ−ルリップ71の先 端縁71aより軸方向でリップ根元部側に所定量hだけオフセットさせている。 又、上記リブ74の高さについては詳細には次のとおりである。空気側傾斜面7 2は、リップ71の根元側の第1の面76と、リップ71の先端縁71aの近傍 の第2の面77との、二段テ−パ状に形成し、軸線O−Oに対する第1の面76 の角度αと第2の面77の角度βをα<βとしている。従って、各リブ74は、 上記第1の面76から高さが一定となるように、稜線78が第1の面76に沿っ ていることから、リブ74の高さは、シ−ルリップ71の先端縁71aに近づく に従って漸次に低くなっている。 このような構成とすることにより、リブ74の高さを高く設定してもリブ74 のシ−ルリップ先端縁側部分74aの高さを相対的に低くしてあるので、軸への 装着状態でリブ74のシ−ルリップ先端縁側部分74aの変形が抑制され、しか も空気側傾斜面72に形成した環状溝75によりシ−ルリップ71の先端縁71 a部分の剛性を弱めることができ、シ−ルリップ先端縁の軸への接触面積の安定 確保と追従性の向上が望め、ポンプ作用を良好に維持できる。 しかし、図7のオイルシ−ルにおいては、上記効果が期待できるものの、逆に軸 の偏心等によってはリップ先端縁71aとガ−タスプリング79のセンタ−のオ フセット量hの影響で、荷重を受ける箇所がリップ71の先端縁71aから空気 側傾斜面72のC部に移り、リップ先端が軸から浮き上がって軸と非接触となる 恐れがあり、この場合には密封性が低下することになる。 そこで本考案の目的は上記のような技術的課題を解決し、高いポンプ作用が得 られ良好な密封性を確保することができるオイルシ−ルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するための手段として、互いに反対方向に傾斜した空気側傾斜 面及び油側傾斜面からなる断面くさび状の環状シ−ルリップを形成したゴム製の シ−ル部材を備え、上記空気側傾斜面に上記シ−ルリップ先端縁に対して傾斜す る多数の突出するリブを形成すると共に、上記リブの上記シ−ルリップ先端縁側 部分における空気側傾斜面からの高さが他の部分よりも相対的に低くなるように 形成し、上記油側傾斜面の上記シ−ルリップ先端縁側部分に環状溝を形成したオ イルシ−ルにおいて、上記油側傾斜面の上記環状溝に多数の突出するリブを円周 所定間隔にて形成してなることを特徴とする。
【0005】
上記構成のオイルシ−ルによれば、シ−ルリップの油側傾斜面にリップ先端縁 から環状溝に延びる多数のリブを形成したため、リップに軸からの浮き上がりに 対する反力すなわち変形抵抗が大きくなり、さらにリップ圧力の大小関係を明確 にすることができることになり、高いポンプ作用を維持できるとともに、密封性 が維持できる。
【0006】
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照して説明する。 図1及び図2はこの考案にかかる一実施例であり、図1はオイルシ−ルの断面図 、図2は要部の拡大斜視図である。このオイルシ−ルは、NBR等のゴムからな る弾性部材1と金属製芯金2とが一体的に加硫接着してなる環状であり、弾性部 材1の内周部のシ−ル部材1aには、軸にそれぞれ接触して軸との間を密封する シ−ルリップ3及びダストリップ4を備えている。
【0007】 シ−ルリップ3は、その内周面に互いに反対方向に傾斜した空気側傾斜面6と 油側傾斜面7を有する断面くさび状に形成している。図1において右側が油側、 左側が空気側とされている。また、シ−ルリップ3の外周面にはシ−ルリップ3 の軸への締め付け力を補助するための環状のガ−タスプリング5を設けている。
【0008】 上記シ−ル部材1aの空気側傾斜面6は、シ−ルリップ3の根元間部側で当該 空気側傾斜面6の大部分を占める第1の面9とシ−ルリップ3の先端縁3aの近 傍の第2の面10との二段テ−パ状に形成されている。第1の面9が軸線O−O に対する傾斜角度αと第2の面10が軸線O−Oに対する傾斜角度βがα<βに なるようにしている。また、上記空気側傾斜面6には、円周方向に所定間隔にて 多数の突出したリブ8をシ−ルリップ3の先端縁3aに対して所定角度にて傾斜 して形成している。このリブ8の断面は山形である。 各リブ8は、上記第1の面9から高さが一定となるように稜線11が第1の面 9に沿っており、上記傾斜角度がα<βの関係からリブ8の高さはシ−ルリップ 3の先端縁3aに近づくにしたがって漸次に低くなっている。先端縁3aにおけ るリブ8の高さは零でもよい。これにより、リブ8の先端縁8aの高さは他の部 分8bに比べて相対的に低くなっている。
【0009】 次に、上記油側傾斜面7には、シ−ルリップ3の先端縁3aに近傍させて段差 によって形成した環状溝12を形成してシ−ルリップ3の剛性を弱めている。さ らに、上記油側傾斜面7には、シ−ルリップ3の先端縁3a側の環状溝12の軸 方向始端縁12aから環状溝12の終端縁12bに延びる多数の突出する断面山 形のリブ13を、空気側傾斜面6に形成したリブ8と軸方向で同位置に円周方向 に所定間隔にて形成している。
【0010】 図3は別の実施例であり、上記シ−ルリップ先端縁3aから油側に断面くの字 状に形成して、油側傾斜面7と環状溝12とを形成し、リップ先端縁3aから環 状溝12の終端縁12bに延びるリブ13を形成したものである。さらに図4は 別の実施例で上記リブ13の位置を空気側傾斜面6に形成したリブ8と円周方向 に位置をずらせて形成したものである。 尚、上記リブ13は、軸線O−Oに平行になるように形成してもよいし、リッ プ先端縁3aに対して所定角度にて傾斜させてもよい。さらには、上記油側傾斜 面7に形成したリブ13の長さは図2のようにリップ先端縁3aから環状溝12 の軸方向終端縁12aまでとしてもよいし、必要により環状溝12の途中までで もよく、そのうえ、上記リブ13の数、形状は任意に設定できる。
【0011】
この考案にかかるオイルシ−ルは、シ−ルリップの油側傾斜面にリップ先端縁 から環状溝に延びる多数のリブを形成したため、リップに軸からの浮き上がりに 対する反力すなわち変形抵抗を与えることができ、さらにリップ圧力の大小関係 を明確にすることができ、高いポンプ作用を維持できるとともに、リップ浮き上 がり防止による密封性の向上が達成できる。
【0012】
【図1】この考案にかかる一実施例であるオイルシ−ル
の断面図である。
の断面図である。
【図2】図1のシ−ルリップの拡大した要部の斜視図で
ある。
ある。
【図3】この考案にかかる別の実施例の図2相当図であ
る。
る。
【図4】この考案にかかるさらに別の実施例の図2相当
図である。
図である。
【図5】従来のオイルシ−ルの要部斜視図である。
【図6】図3におけるシ−ルリップの先端縁の軸に対す
る接触状態を示す図である。
る接触状態を示す図である。
【図7】従来の別のオイルシ−ルの断面図である。
1a シ−ル部材 3 シ
−ルリップ 3a シ−ルリップ先端縁 6 空
気側傾斜面 7 油側傾斜面 8、13 リ
ブ 12 環状溝
−ルリップ 3a シ−ルリップ先端縁 6 空
気側傾斜面 7 油側傾斜面 8、13 リ
ブ 12 環状溝
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに反対方向に傾斜した空気側傾斜面
及び油側傾斜面からなる断面くさび状の環状シ−ルリッ
プを形成したゴム製のシ−ル部材を備え、上記空気側傾
斜面に上記シ−ルリップ先端縁に対して傾斜する多数の
突出するリブを形成すると共に、上記リブの上記シ−ル
リップ先端縁側部分における空気側傾斜面からの高さが
他の部分よりも相対的に低くなるように形成し、上記油
側傾斜面の上記シ−ルリップ先端縁側部分に環状溝を形
成したオイルシ−ルにおいて、上記油側傾斜面の上記環
状溝に多数の突出するリブを円周所定間隔にて形成して
なることを特徴とするオイルシ−ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP004680U JPH0656568U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | オイルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP004680U JPH0656568U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | オイルシ−ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656568U true JPH0656568U (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11590613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP004680U Pending JPH0656568U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | オイルシ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656568U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003090441A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-28 | Nok Corp | オイルシール |
| JP2007132447A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Nok Corp | オイルシール |
| WO2008126478A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nok Corporation | オイルシール |
| JP2021131102A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置及び密封構造 |
| JP2021131103A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置及び密封構造 |
| JP2023013194A (ja) * | 2021-07-15 | 2023-01-26 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP004680U patent/JPH0656568U/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2023013194A (ja) * | 2021-07-15 | 2023-01-26 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 密封装置 |
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