JPH0656667A - α−遮断薬 - Google Patents
α−遮断薬Info
- Publication number
- JPH0656667A JPH0656667A JP4208170A JP20817092A JPH0656667A JP H0656667 A JPH0656667 A JP H0656667A JP 4208170 A JP4208170 A JP 4208170A JP 20817092 A JP20817092 A JP 20817092A JP H0656667 A JPH0656667 A JP H0656667A
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- JP
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- alkyl
- blocker
- aryl
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式
【化1】
〔式中、R1 、R2 及びR3 は同一または異なってアル
キル、R4 は水素原子、R5 はニトロ、ハロゲン化アル
キル又はシアノ、Xはビニレン又はアゾメチンで表わさ
れる基、Aはアルキレン、Bは−N( R6)( R7)又は 【化2】 (R6 及びR7 は同一又は異なってアルキル、アラルキ
ル又はアリール、R8 及びArはアリール、nは1を示
す)で表わされる基を示す〕で表わされるジヒドロピリ
ジン誘導体またはその酸付加塩を有効成分とするα−遮
断薬。 【効果】 本発明のα−遮断薬は、極めて低毒性でα−
受容器においてアドレナリンが介して生じる反応に対し
て拮抗作用を示す。
キル、R4 は水素原子、R5 はニトロ、ハロゲン化アル
キル又はシアノ、Xはビニレン又はアゾメチンで表わさ
れる基、Aはアルキレン、Bは−N( R6)( R7)又は 【化2】 (R6 及びR7 は同一又は異なってアルキル、アラルキ
ル又はアリール、R8 及びArはアリール、nは1を示
す)で表わされる基を示す〕で表わされるジヒドロピリ
ジン誘導体またはその酸付加塩を有効成分とするα−遮
断薬。 【効果】 本発明のα−遮断薬は、極めて低毒性でα−
受容器においてアドレナリンが介して生じる反応に対し
て拮抗作用を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後述の特定構造を有す
るジヒドロピリジン誘導体またはその酸付加塩を有効成
分とするα−遮断薬に関する。
るジヒドロピリジン誘導体またはその酸付加塩を有効成
分とするα−遮断薬に関する。
【0002】
【従来技術・発明が解決しようとする課題】α−遮断薬
(α-adrenergic blocking agent) はその名の通り、交
感神経のα受容器を介する反応を遮断する作用を有する
薬物である。詳細には、アドレナリン効果神経におい
て、伝達物質であるノルアドレナリン(Nad)はもと
より、循環血中に投与されたカテコールアミン(C
A)、受容器に直接作用するアドレナリン効果薬(A
d)等がα受容器と結合するのを阻止することによっ
て、それらNad、CA、Ad等の作用を減弱、消失さ
せる作用を有するものである。
(α-adrenergic blocking agent) はその名の通り、交
感神経のα受容器を介する反応を遮断する作用を有する
薬物である。詳細には、アドレナリン効果神経におい
て、伝達物質であるノルアドレナリン(Nad)はもと
より、循環血中に投与されたカテコールアミン(C
A)、受容器に直接作用するアドレナリン効果薬(A
d)等がα受容器と結合するのを阻止することによっ
て、それらNad、CA、Ad等の作用を減弱、消失さ
せる作用を有するものである。
【0003】α受容器は血管、消化器官及び瞳孔等多く
の器官に散在していることから、α受容器を遮断するこ
とによって生じる薬理作用は多岐に亘っている。具体的
には、気管支拡張、血管平滑筋弛緩、子宮弛緩、抗イン
スリン分泌抑制、腸管平滑筋収縮等であり、即ちこれら
がα−遮断薬の作用である。
の器官に散在していることから、α受容器を遮断するこ
とによって生じる薬理作用は多岐に亘っている。具体的
には、気管支拡張、血管平滑筋弛緩、子宮弛緩、抗イン
スリン分泌抑制、腸管平滑筋収縮等であり、即ちこれら
がα−遮断薬の作用である。
【0004】現在知られているα−遮断薬は、その構造
から (1)ハロキルアミン (2)イミダゾリン誘導体 (3)麦
角アルカロイド (4)ベンゾジオキサン誘導体等である。
から (1)ハロキルアミン (2)イミダゾリン誘導体 (3)麦
角アルカロイド (4)ベンゾジオキサン誘導体等である。
【0005】ところが、これらα−遮断薬の使用は目的
作用以外に好ましからぬ副作用(特に、胃腸障害、起立
性貧血等)を伴うことも否めない。
作用以外に好ましからぬ副作用(特に、胃腸障害、起立
性貧血等)を伴うことも否めない。
【0006】本発明の目的は、副作用の少ないジヒドロ
ピリジン誘導体(I)またはその酸付加塩を有効成分と
するα−遮断薬を提供することである。
ピリジン誘導体(I)またはその酸付加塩を有効成分と
するα−遮断薬を提供することである。
【0007】ところで、後記ジヒドロピリジン誘導体
(I)またはその酸付加塩は冠動脈治療剤(特開昭63
−225356号)、脳血流増加剤(特開平2−628
24号)、及び血管攣縮治療剤(特開平2−18082
6号)等として有用であることが知られている。
(I)またはその酸付加塩は冠動脈治療剤(特開昭63
−225356号)、脳血流増加剤(特開平2−628
24号)、及び血管攣縮治療剤(特開平2−18082
6号)等として有用であることが知られている。
【0008】本発明者らは、このジヒドロピリジン誘導
体(I)またはその酸付加塩に関し、更に研究を進めた
結果、当該化合物は交感神経のα−受容器における反応
を遮断する作用を有しており、臨床上α−遮断薬として
有用であることを見出した。
体(I)またはその酸付加塩に関し、更に研究を進めた
結果、当該化合物は交感神経のα−受容器における反応
を遮断する作用を有しており、臨床上α−遮断薬として
有用であることを見出した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のα−遮断薬は、
その有効成分が一般式:
その有効成分が一般式:
【0010】
【化3】
【0011】〔式中、R1 、R2 およびR3 は同一また
は異なってアルキル、シクロアルキルまたはアルコキシ
アルキルを、R4 およびR5 は同一または異なって水素
原子、ハロゲン、ニトロ、ハロゲン化アルキル、アルキ
ルスルホニル、ハロゲン化アルコキシ、アルキルスルフ
ィニル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、シア
ノ、アルコキシカルボニルまたはアルキルチオを(ただ
し、R4 およびR5 は同時に水素原子ではない)、Xは
ビニレンまたはアゾメチンで表わされる基を、Aはアル
キレンを、Bは−N(R6 ) (R7 ) または
は異なってアルキル、シクロアルキルまたはアルコキシ
アルキルを、R4 およびR5 は同一または異なって水素
原子、ハロゲン、ニトロ、ハロゲン化アルキル、アルキ
ルスルホニル、ハロゲン化アルコキシ、アルキルスルフ
ィニル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、シア
ノ、アルコキシカルボニルまたはアルキルチオを(ただ
し、R4 およびR5 は同時に水素原子ではない)、Xは
ビニレンまたはアゾメチンで表わされる基を、Aはアル
キレンを、Bは−N(R6 ) (R7 ) または
【0012】
【化4】
【0013】(R6 、R7 およびR8 は同一または異な
って水素原子、アルキル、シクロアルキル、アラルキ
ル、アリールまたはピリジルを、Arはアリールまたは
ピリジルを、nは0または1、2の整数をそれぞれ示
す)で表される基を示す〕で表されるジヒドロピリジン
誘導体〔以下、ジヒドロピリジン誘導体(I)という〕
またはその酸付加塩(通常は、薬理学的に許容される酸
付加塩)である。
って水素原子、アルキル、シクロアルキル、アラルキ
ル、アリールまたはピリジルを、Arはアリールまたは
ピリジルを、nは0または1、2の整数をそれぞれ示
す)で表される基を示す〕で表されるジヒドロピリジン
誘導体〔以下、ジヒドロピリジン誘導体(I)という〕
またはその酸付加塩(通常は、薬理学的に許容される酸
付加塩)である。
【0014】一般式(I)において、R1 、R2 および
R3 で示されるアルキルは直鎖状、分岐状のいずれでも
よく、特に炭素数1〜6の低級アルキルが好ましく、例
えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、t-ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等が挙げられ、と
りわけ炭素数1〜4のものが好ましい。これらアルキル
の末端にさらに炭素数3〜6の低級シクロアルキル(例
えば、シクロプロピルメチル、シクロブチルエチル、シ
クロペンチルメチル等)を有してもよい。
R3 で示されるアルキルは直鎖状、分岐状のいずれでも
よく、特に炭素数1〜6の低級アルキルが好ましく、例
えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、t-ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等が挙げられ、と
りわけ炭素数1〜4のものが好ましい。これらアルキル
の末端にさらに炭素数3〜6の低級シクロアルキル(例
えば、シクロプロピルメチル、シクロブチルエチル、シ
クロペンチルメチル等)を有してもよい。
【0015】R1 、R2 およびR3 で示されるシクロア
ルキルとしては、炭素数3〜6の低級シクロアルキルが
好ましく、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル等が挙げられる。また
R1 、R2 およびR3 で示されるアルコキシアルキルと
しては、炭素数の合計が3〜7のものが好ましく、例え
ばメトキシエチル、エトキシエチル、プロポキシエチ
ル、イソプロポキシエチル、ブトキシエチル、メトキシ
プロピル、2−メトキシ−1−メチルエチル、2−エト
キシ−1−メチルエチル等が挙げられる。
ルキルとしては、炭素数3〜6の低級シクロアルキルが
好ましく、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル等が挙げられる。また
R1 、R2 およびR3 で示されるアルコキシアルキルと
しては、炭素数の合計が3〜7のものが好ましく、例え
ばメトキシエチル、エトキシエチル、プロポキシエチ
ル、イソプロポキシエチル、ブトキシエチル、メトキシ
プロピル、2−メトキシ−1−メチルエチル、2−エト
キシ−1−メチルエチル等が挙げられる。
【0016】R4 およびR5 で示される置換基は同一で
も異なっていてもよく、また環上のいずれの位置に置換
していてもよいが、特にジヒドロピリジン環との結合位
置に対して2位または/および3位であるものが好まし
い。R4 およびR5 におけるハロゲンとしてはフッ素、
塩素、臭素、ヨウ素の各原子が挙げられ、とりわけフッ
素原子または塩素原子が好ましく、アルキル、シクロア
ルキルとしてはR1 〜R3 として例示したものが好まし
い。アルコキシおよびアルキルチオとしてはそれぞれ炭
素数1〜3の低級アルキルを有するものが好ましく、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシおよび
メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピル
チオがそれぞれの例として挙げられる。アルコキシカル
ボニルとしてはメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル等の炭素数2〜4のものが挙げられる。ハロゲン化物
のハロゲンも上記と同様であり、ハロゲン化アルキルは
その一部の水素原子がハロゲン化されたもの[(CF3 )
2 −CHCH2 −、CF3−CH2 −等] 、その全部の
水素原子がハロゲン化されたもの(トリフルオロメチル
等)であってもよい。また、ハロゲン化アルコキシもそ
の一部の水素原子がハロゲン化されたものであっても、
全部の水素原子がハロゲン化されたものであってもよ
い。ハロゲン化アルキルおよびハロゲン化アルコキシの
炭素数は各々1〜6、好ましくは1〜4である。アルキ
ルスルホニルおよびアルキルスルフィニルにおけるアル
キルとしては前記R1 〜R3 で例示したものが、即ち炭
素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)のものが挙げら
れる。
も異なっていてもよく、また環上のいずれの位置に置換
していてもよいが、特にジヒドロピリジン環との結合位
置に対して2位または/および3位であるものが好まし
い。R4 およびR5 におけるハロゲンとしてはフッ素、
塩素、臭素、ヨウ素の各原子が挙げられ、とりわけフッ
素原子または塩素原子が好ましく、アルキル、シクロア
ルキルとしてはR1 〜R3 として例示したものが好まし
い。アルコキシおよびアルキルチオとしてはそれぞれ炭
素数1〜3の低級アルキルを有するものが好ましく、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシおよび
メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピル
チオがそれぞれの例として挙げられる。アルコキシカル
ボニルとしてはメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル等の炭素数2〜4のものが挙げられる。ハロゲン化物
のハロゲンも上記と同様であり、ハロゲン化アルキルは
その一部の水素原子がハロゲン化されたもの[(CF3 )
2 −CHCH2 −、CF3−CH2 −等] 、その全部の
水素原子がハロゲン化されたもの(トリフルオロメチル
等)であってもよい。また、ハロゲン化アルコキシもそ
の一部の水素原子がハロゲン化されたものであっても、
全部の水素原子がハロゲン化されたものであってもよ
い。ハロゲン化アルキルおよびハロゲン化アルコキシの
炭素数は各々1〜6、好ましくは1〜4である。アルキ
ルスルホニルおよびアルキルスルフィニルにおけるアル
キルとしては前記R1 〜R3 で例示したものが、即ち炭
素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)のものが挙げら
れる。
【0017】R4 としては、シアノ、ハロゲン化アルキ
ル(特に、トリフルオロメチル)が、またR5 として
は、水素原子が好ましい。
ル(特に、トリフルオロメチル)が、またR5 として
は、水素原子が好ましい。
【0018】R6 、R7 およびR8 で示されるアルキ
ル、シクロアルキルとしては、前記R 1 〜R3 で例示し
たものが挙げられる。アラルキルとしては、ベンジル、
α−フェニルエチル、β−フェニルエチル、γ−フェニ
ルプロピル等のフェニルC1 - 3 アルキルが挙げられ、
アリールとしてはフェニル、ナフチル等が挙げられ、こ
れらの芳香環は任意の位置に同一または異なる置換基を
有していてもよい。これら芳香環上の置換基の例として
は、例えば前記R4 およびR5 として例示したものが挙
げられる。ピリジルとしては2−ピリジル、3−ピリジ
ル、4−ピリジルが挙げられ、これらは前記R4 、R5
として例示した置換基を有していてもよい。
ル、シクロアルキルとしては、前記R 1 〜R3 で例示し
たものが挙げられる。アラルキルとしては、ベンジル、
α−フェニルエチル、β−フェニルエチル、γ−フェニ
ルプロピル等のフェニルC1 - 3 アルキルが挙げられ、
アリールとしてはフェニル、ナフチル等が挙げられ、こ
れらの芳香環は任意の位置に同一または異なる置換基を
有していてもよい。これら芳香環上の置換基の例として
は、例えば前記R4 およびR5 として例示したものが挙
げられる。ピリジルとしては2−ピリジル、3−ピリジ
ル、4−ピリジルが挙げられ、これらは前記R4 、R5
として例示した置換基を有していてもよい。
【0019】Aで示されるアルキレンとしては直鎖状ま
たは分岐状の炭素数2〜4のものが好ましく、具体的に
はエチレン、トリメチレン、テトラメチレン、1,2−
ジメチルエチレンなどが挙げられる。
たは分岐状の炭素数2〜4のものが好ましく、具体的に
はエチレン、トリメチレン、テトラメチレン、1,2−
ジメチルエチレンなどが挙げられる。
【0020】Arで示されるアリールおよびピリジルと
しては、前記R6 、R7 およびR8で例示したものが挙
げられ、同様の置換基を有していてもよい。ジヒドロピ
リジンの4位置換基である
しては、前記R6 、R7 およびR8で例示したものが挙
げられ、同様の置換基を有していてもよい。ジヒドロピ
リジンの4位置換基である
【0021】
【化5】
【0022】で表わされる環としては、Xがビニレン
(-CH=CH-)である場合はベンゼン環を、アゾメチン(-C
H=N-) の時はピリジンをそれぞれ意味し、これらはその
任意の位置でジヒドロピリジンの4位と結合していてよ
い。
(-CH=CH-)である場合はベンゼン環を、アゾメチン(-C
H=N-) の時はピリジンをそれぞれ意味し、これらはその
任意の位置でジヒドロピリジンの4位と結合していてよ
い。
【0023】置換基R4 、R5 はジヒドロピリジンの4
位に結合する炭素原子に対してオルト、メタ、パラ位の
いずれで置換してもよく、好ましくはオルト位または/
およびメタ位で置換している。
位に結合する炭素原子に対してオルト、メタ、パラ位の
いずれで置換してもよく、好ましくはオルト位または/
およびメタ位で置換している。
【0024】ジヒドロピリジン誘導体(I)またはその
酸付加塩としては、具体的には以下の表1に挙げたよう
な化合物またはその酸付加塩が例示される。
酸付加塩としては、具体的には以下の表1に挙げたよう
な化合物またはその酸付加塩が例示される。
【0025】
【表1】
【0026】ジヒドロピリジン誘導体(I)またはその
酸付加塩として、より好ましくは2−〔p−(4−ベン
ズヒドリルピペラジノ)フェニル〕エチル メチル
2,6−ジメチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート、
2−〔p−(4−ベンズヒドリルピペラジノ)フェニ
ル〕エチル メチル 2,6−ジメチル−4−(4−シ
アノ−2−ピリジル)−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボキシレートまたはそれらの酸付加塩等
が例示される。
酸付加塩として、より好ましくは2−〔p−(4−ベン
ズヒドリルピペラジノ)フェニル〕エチル メチル
2,6−ジメチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート、
2−〔p−(4−ベンズヒドリルピペラジノ)フェニ
ル〕エチル メチル 2,6−ジメチル−4−(4−シ
アノ−2−ピリジル)−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボキシレートまたはそれらの酸付加塩等
が例示される。
【0027】ジヒドロピリジン誘導体(I)は、当該ジ
ヒドロピリジン誘導体(I)を構成する任意の部分と残
余部分とを自体公知の手段、特に脱水閉環反応に付すこ
とにより製造することができる。
ヒドロピリジン誘導体(I)を構成する任意の部分と残
余部分とを自体公知の手段、特に脱水閉環反応に付すこ
とにより製造することができる。
【0028】具体的には特開昭63−107975号、
特開昭63−112560号、特開昭63−22535
6号、特開昭58−201765号、特開昭63−99
042号、特開昭63−152351号、特開昭61−
260064号に記載された製法を用いて製造される。
特開昭63−112560号、特開昭63−22535
6号、特開昭58−201765号、特開昭63−99
042号、特開昭63−152351号、特開昭61−
260064号に記載された製法を用いて製造される。
【0029】かくして製造されるジヒドロピリジン誘導
体(I)は公知の分離精製手段、例えば濃縮、抽出、ク
ロマトグラフィー、再沈澱、再結晶等を適宜用いること
により任意の純度のものとして採取できる。
体(I)は公知の分離精製手段、例えば濃縮、抽出、ク
ロマトグラフィー、再沈澱、再結晶等を適宜用いること
により任意の純度のものとして採取できる。
【0030】ジヒドロピリジン誘導体(I)は塩基性基
を有するので、公知の手段により酸付加塩とすることも
できる。かかる塩としては薬理学的に許容され得るもの
であれば特に制限されず、例えば無機酸との塩(塩酸
塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩等)、有機酸との
塩(酢酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマール酸
塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩)等が挙げられる。
を有するので、公知の手段により酸付加塩とすることも
できる。かかる塩としては薬理学的に許容され得るもの
であれば特に制限されず、例えば無機酸との塩(塩酸
塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩等)、有機酸との
塩(酢酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマール酸
塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩)等が挙げられる。
【0031】本発明の有効成分であるジヒドロピリジン
誘導体(I)またはその酸付加塩は、極めて低毒性で、
哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネ
コ、ヒト等)において、α−遮断薬としての作用が認め
られる。
誘導体(I)またはその酸付加塩は、極めて低毒性で、
哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネ
コ、ヒト等)において、α−遮断薬としての作用が認め
られる。
【0032】本発明のα−遮断薬は、薬理的に許容され
る添加剤(例えば、担体、賦形剤、希釈剤等)等、製薬
上必要な成分と適宜混合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセ
ル剤、シロップ剤、注射剤等の態様で医薬組成物とし、
経口的または非経口的に投与することができる。上記製
剤中には、適応症に応じて、有効量のジヒドロピリジン
誘導体(I)またはその酸付加塩が配合される。
る添加剤(例えば、担体、賦形剤、希釈剤等)等、製薬
上必要な成分と適宜混合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセ
ル剤、シロップ剤、注射剤等の態様で医薬組成物とし、
経口的または非経口的に投与することができる。上記製
剤中には、適応症に応じて、有効量のジヒドロピリジン
誘導体(I)またはその酸付加塩が配合される。
【0033】投与量は適応症状、投与ルート、患者の体
重あるいは年令等によっても異なるが、例えば成人患者
に経口投与する場合は、0.5〜50mg/日、特に1
〜20mg/日を1日1〜数回に分けて投与するのが望
ましい。また、静脈内投与する場合は、0.05〜5m
g/日、特に0.1〜2mg/日を1日1〜数回に分け
て投与するのが望ましい。
重あるいは年令等によっても異なるが、例えば成人患者
に経口投与する場合は、0.5〜50mg/日、特に1
〜20mg/日を1日1〜数回に分けて投与するのが望
ましい。また、静脈内投与する場合は、0.05〜5m
g/日、特に0.1〜2mg/日を1日1〜数回に分け
て投与するのが望ましい。
【0034】
【実施例・実験例・参考例】以下、実施例、参考例、実
験例を以て本発明をさらに詳しく説明するが、これらの
実施例・実験例は本発明を限定するものではない。な
お、1 H−NMR測定について、特に記載のないものは
CDCl3 を使用した。
験例を以て本発明をさらに詳しく説明するが、これらの
実施例・実験例は本発明を限定するものではない。な
お、1 H−NMR測定について、特に記載のないものは
CDCl3 を使用した。
【0035】参考例 2−〔p−(4−ベンズヒドリルピペラジノ)フェニ
ル〕エチルメチル−2,6−ジメチル−4−(3−ニト
ロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジ
カルボキシレート(化合物1)およびその塩酸塩(化合
物2)の合成:
ル〕エチルメチル−2,6−ジメチル−4−(3−ニト
ロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジ
カルボキシレート(化合物1)およびその塩酸塩(化合
物2)の合成:
【0036】100mlのナスフラスコに、3−ニトロベ
ンズアルデヒド(1.144g、7.57mmol) 、アセト酢
酸〔p−(4−ベンズヒドリルピペラジノ)フェニル〕
エチル(3.464g、7.59mmol) およびメチル 3−
アミノクロトネート(873mg、7.58mmol) を入れ、
イソプロパノール(12ml)を加え、ジムロート冷却器
を装着し、16時間加熱還流した。反応溶媒を減圧留去
し、残渣をカラムクロマトグラフィー〔シリカゲル、ク
ロロホルム:メタノール(45:1)〕およびカラムク
ロマトグラフィー〔シリカゲル、酢酸エチル:n−ヘキ
サン(2:3)〕により分離して得られた粗生成物を、
高速液体クロマトグラフィーにより精製し、標記化合物
1を2.503g得た(収率48%)。
ンズアルデヒド(1.144g、7.57mmol) 、アセト酢
酸〔p−(4−ベンズヒドリルピペラジノ)フェニル〕
エチル(3.464g、7.59mmol) およびメチル 3−
アミノクロトネート(873mg、7.58mmol) を入れ、
イソプロパノール(12ml)を加え、ジムロート冷却器
を装着し、16時間加熱還流した。反応溶媒を減圧留去
し、残渣をカラムクロマトグラフィー〔シリカゲル、ク
ロロホルム:メタノール(45:1)〕およびカラムク
ロマトグラフィー〔シリカゲル、酢酸エチル:n−ヘキ
サン(2:3)〕により分離して得られた粗生成物を、
高速液体クロマトグラフィーにより精製し、標記化合物
1を2.503g得た(収率48%)。
【0037】IRνmax KBr cm-1:1680, 15201 H−NMRδ:8.06 (1H, t, J=2Hz), 7.97 (1H, ddd,
J=8; 2; 1Hz), 7.1-7.6 (12H), 7.03 (2H, d, J=8.6H
z), 6.80 (2H, d, J=8.6Hz), 6.02 (1H, s), 5.07 (1H,
s), 4.26 (1H, s), 4.22 (2H, t, J=7Hz), 3.64 (3H,
s), 3.15 (4H, dd, J=5; 4.7Hz), 2.81 (2H, t, J=7H
z), 2.55 (4H, dd, J=5; 4.7Hz), 2.33, 2.28 (それぞ
れ 3H, s)
J=8; 2; 1Hz), 7.1-7.6 (12H), 7.03 (2H, d, J=8.6H
z), 6.80 (2H, d, J=8.6Hz), 6.02 (1H, s), 5.07 (1H,
s), 4.26 (1H, s), 4.22 (2H, t, J=7Hz), 3.64 (3H,
s), 3.15 (4H, dd, J=5; 4.7Hz), 2.81 (2H, t, J=7H
z), 2.55 (4H, dd, J=5; 4.7Hz), 2.33, 2.28 (それぞ
れ 3H, s)
【0038】この化合物1(2.124g、3.16mm
ol)を200mlのナスフラスコに入れ、セプタムラバー
を装着した。フラスコ中に塩化メチレン(100ml)を
加え、内容物を溶解後、塩化水素のガスを導入しなが
ら、室温下、30分間攪拌した。析出結晶を濾取し、標
記化合物2を約2.22g得た。
ol)を200mlのナスフラスコに入れ、セプタムラバー
を装着した。フラスコ中に塩化メチレン(100ml)を
加え、内容物を溶解後、塩化水素のガスを導入しなが
ら、室温下、30分間攪拌した。析出結晶を濾取し、標
記化合物2を約2.22g得た。
【0039】IRνmax KBr cm-1:2450, 1680, 1525,
1350.1 H−NMRδ: 13.72 (1H, brs), 8.05-7.9 (6H), 7.
82, 7.26 (4H,A2 B J=8.6Hz), 7.6-7.3 (8H), 6.28
(1H, s), 5.2-5.05 (2H), 5.01 (2H, s), 4.27 (2H, t,
J=6.5Hz), 4.3-4.1 (2H), 3.66 (3H, s), 3.65-3.45
(4H), 2.95 (2H, t, J=6.5Hz), 2.36, 2.33(それぞれ3
H, s).
1350.1 H−NMRδ: 13.72 (1H, brs), 8.05-7.9 (6H), 7.
82, 7.26 (4H,A2 B J=8.6Hz), 7.6-7.3 (8H), 6.28
(1H, s), 5.2-5.05 (2H), 5.01 (2H, s), 4.27 (2H, t,
J=6.5Hz), 4.3-4.1 (2H), 3.66 (3H, s), 3.65-3.45
(4H), 2.95 (2H, t, J=6.5Hz), 2.36, 2.33(それぞれ3
H, s).
【0040】実施例1:錠剤 (1) 化合物2 10g (2) 直打用微粒No.209( 富士化学社製) 110g メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 20% トウモロコシデンプン 30% 乳糖 50% (3) 結晶セルロース 60g (4) CMCカルシウム 18g (5) ステアリン酸マグネシウム 2g
【0041】(1) 、(3) および(4) はいずれも予め10
0メッシュの篩に通す。この(1) 、(3) 、(4) と(2) を
それぞれ乾燥して一定含水率にまで下げた後、上記の重
量割合で混合機を用いて混合する。全質均等にした混合
末に(5) を添加して短時間(30秒間)混合し、混合末
を打錠して、1錠200mgの錠剤とした。
0メッシュの篩に通す。この(1) 、(3) 、(4) と(2) を
それぞれ乾燥して一定含水率にまで下げた後、上記の重
量割合で混合機を用いて混合する。全質均等にした混合
末に(5) を添加して短時間(30秒間)混合し、混合末
を打錠して、1錠200mgの錠剤とした。
【0042】この錠剤は、必要に応じて通常用いられる
胃溶性フィルムコーティング剤(例えば、ポリビニルア
セタールジエチルアミノアセテート)や食用性着色剤で
コーティングしてもよい。
胃溶性フィルムコーティング剤(例えば、ポリビニルア
セタールジエチルアミノアセテート)や食用性着色剤で
コーティングしてもよい。
【0043】実施例2:カプセル剤 (1) 化合物2 50g (2) 乳糖 930g (3) ステアリン酸マグネシウム 20g 上記成分をそれぞれ秤量した後均一に混合し、混合粉体
をハードゼラチンカプセルに200mgずつ充填した。
をハードゼラチンカプセルに200mgずつ充填した。
【0044】実施例3:注射剤 (1) 化合物2 5mg (2) ブドウ糖 100mg (3) 生理食塩水 10ml 上記の混合液をメンブランフィルターで濾過後、再び除
菌濾過を行い、その濾過液を無菌的にバイアルに分注
し、窒素ガスを充填した後、密封して静脈内注射剤とし
た。
菌濾過を行い、その濾過液を無菌的にバイアルに分注
し、窒素ガスを充填した後、密封して静脈内注射剤とし
た。
【0045】実施例4 化合物2 20.1gを不飽和脂肪酸モノグリセリド(花王社
製「エキセルO−95R」)とポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレート(日光ケミカル社製「TO−10
M」)の混合物(1:1)650gに加え、40℃にて溶
解、攪拌し、非ミセル型溶液を得た。かくして得られた
溶液 600g とメタケイ酸アルミン酸マグネシウム(富士
化学産業社製「ノイシリンUS2 」)370gを攪拌造粒機
にて混合した。さらにクロスカルメロースナトリウムA
型 30gを混合攪拌し、精製水 250mlを添加して造粒し
た。その後、通風乾燥機にて40℃、17時間乾燥し、
42〜200meshにて篩過し、カプセル充填用細粒 550
g を調製した。
製「エキセルO−95R」)とポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレート(日光ケミカル社製「TO−10
M」)の混合物(1:1)650gに加え、40℃にて溶
解、攪拌し、非ミセル型溶液を得た。かくして得られた
溶液 600g とメタケイ酸アルミン酸マグネシウム(富士
化学産業社製「ノイシリンUS2 」)370gを攪拌造粒機
にて混合した。さらにクロスカルメロースナトリウムA
型 30gを混合攪拌し、精製水 250mlを添加して造粒し
た。その後、通風乾燥機にて40℃、17時間乾燥し、
42〜200meshにて篩過し、カプセル充填用細粒 550
g を調製した。
【0046】実験例1 毒性 10〜11週齢の体重14〜16gの雄性マウス(一群
3〜5匹)を使用して、本発明の有効成分であるジヒド
ロピリジン誘導体(I)及びその酸付加塩のLD50値を
求めた。その結果は、少なくとも>1100mg/kg
体重であった。
3〜5匹)を使用して、本発明の有効成分であるジヒド
ロピリジン誘導体(I)及びその酸付加塩のLD50値を
求めた。その結果は、少なくとも>1100mg/kg
体重であった。
【0047】本発明において使用されるジヒドロピリジ
ン誘導体(I)およびその酸付加塩の急性毒性値は高
く、従って該化合物を有効成分とする本発明α−遮断薬
は、安全性の高い薬物であるといえる。
ン誘導体(I)およびその酸付加塩の急性毒性値は高
く、従って該化合物を有効成分とする本発明α−遮断薬
は、安全性の高い薬物であるといえる。
【0048】実験例2 下表に示す薬物を被検薬物としてそれぞれをマウスに投
与した4時間後に、アドレナリン400μg/kg体重
を注射した。その後のマウスの生存率および平均生存時
間を測定、比較した。マウスが死亡しなかった場合の生
存時間は300秒として表す。また、比較対照薬物とし
てニカルジピン、及びジヒドロエルゴトキシン・メシレ
ート(商品名ハイデルジン、三共薬品株式会社、0.3
mg/ml)を使用した。本発明のα−遮断薬〔ジヒドロピリ
ジン誘導体(I)〕、及びニカルジピンは0.3%トウ
ィーン80に溶解し経口投与した。ジヒドロエルゴトキ
シン・メシレートは生理食塩水で希釈後に腹腔内投与し
た。結果を表2に示す。
与した4時間後に、アドレナリン400μg/kg体重
を注射した。その後のマウスの生存率および平均生存時
間を測定、比較した。マウスが死亡しなかった場合の生
存時間は300秒として表す。また、比較対照薬物とし
てニカルジピン、及びジヒドロエルゴトキシン・メシレ
ート(商品名ハイデルジン、三共薬品株式会社、0.3
mg/ml)を使用した。本発明のα−遮断薬〔ジヒドロピリ
ジン誘導体(I)〕、及びニカルジピンは0.3%トウ
ィーン80に溶解し経口投与した。ジヒドロエルゴトキ
シン・メシレートは生理食塩水で希釈後に腹腔内投与し
た。結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】−結果− コントロールマウス(0.3%トウィーン80、また
は生理食塩水投与マウス)はアドレナリン400μg/
kg体重投与されることによって、150秒以内に死に
至った(以下、これをアドレナリン誘発型致死モデルと
いう。)。 本発明α−遮断薬による前処理は、上記アドレナリン
誘発型致死モデルに対して、保護作用を示した。 α−遮断薬であるジヒドロエルゴトキシン・メシレー
トは同様に上記モデルに対し完全に保護作用を示した。 他のジヒドロピリジン誘導体であるニカルジピンは、
上記保護作用を示さなかった。
は生理食塩水投与マウス)はアドレナリン400μg/
kg体重投与されることによって、150秒以内に死に
至った(以下、これをアドレナリン誘発型致死モデルと
いう。)。 本発明α−遮断薬による前処理は、上記アドレナリン
誘発型致死モデルに対して、保護作用を示した。 α−遮断薬であるジヒドロエルゴトキシン・メシレー
トは同様に上記モデルに対し完全に保護作用を示した。 他のジヒドロピリジン誘導体であるニカルジピンは、
上記保護作用を示さなかった。
【0051】以上の結果から、本発明のα−遮断薬はア
ドレナリンによって誘発される(致死)反応に拮抗作用
を有するものであり、この作用は公知α−遮断薬である
ジヒドロエルゴトキシン・メシレートにおいても認めら
れた(結果、)。このことから、本発明のα−遮断
薬による上記保護作用は、α−受容器遮断作用に関連す
るものと考えられる。
ドレナリンによって誘発される(致死)反応に拮抗作用
を有するものであり、この作用は公知α−遮断薬である
ジヒドロエルゴトキシン・メシレートにおいても認めら
れた(結果、)。このことから、本発明のα−遮断
薬による上記保護作用は、α−受容器遮断作用に関連す
るものと考えられる。
【0052】
【本発明の効果】本発明が有効成分とするジヒドロピリ
ジン誘導体(I)またはその酸付加塩は、極めて低毒性
で、交感神経α−受容器においてアドレナリンが介して
生じる反応に拮抗作用を有する。ゆえに、本発明のα−
遮断薬は臨床に応用されて、安全性の高い有用な薬物で
ある。
ジン誘導体(I)またはその酸付加塩は、極めて低毒性
で、交感神経α−受容器においてアドレナリンが介して
生じる反応に拮抗作用を有する。ゆえに、本発明のα−
遮断薬は臨床に応用されて、安全性の高い有用な薬物で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 昌邦 大阪府枚方市招提大谷2丁目25番1号 株 式会社ミドリ十字中央研究所内 (72)発明者 渡辺 正弘 大阪府枚方市招提大谷2丁目25番1号 株 式会社ミドリ十字中央研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は同一または異なってア
ルキル、シクロアルキルまたはアルコキシアルキルを、
R4 およびR5 は同一または異なって水素原子、ハロゲ
ン、ニトロ、ハロゲン化アルキル、アルキルスルホニ
ル、ハロゲン化アルコキシ、アルキルスルフィニル、ア
ルキル、シクロアルキル、アルコキシ、シアノ、アルコ
キシカルボニルまたはアルキルチオを(ただし、R4 お
よびR5 は同時に水素原子ではない)、Xはビニレンま
たはアゾメチンで表わされる基を、Aはアルキレンを、
Bは−N(R6 ) (R7 ) または 【化2】 (R6 、R7 およびR8 は同一または異なって水素原
子、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリール
またはピリジルを、Arはアリールまたはピリジルを、
nは0または1、2の整数をそれぞれ示す)で表される
基を示す〕で表わされるジヒドロピリジン誘導体または
その酸付加塩を有効成分とするα−遮断薬。 - 【請求項2】 R1 、R2 およびR3 は同一または異な
ってアルキル、R4は水素原子、R5 はニトロ、ハロゲ
ン化アルキルまたはシアノ、R6 およびR7は同一また
は異なってアルキル、アラルキルまたはアリール、R8
はアリール、Arはアリール、nは1である請求項1記
載のα−遮断薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208170A JPH0656667A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | α−遮断薬 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208170A JPH0656667A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | α−遮断薬 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656667A true JPH0656667A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16551822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4208170A Pending JPH0656667A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | α−遮断薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656667A (ja) |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4208170A patent/JPH0656667A/ja active Pending
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