JPH0657203B2 - Nmr信号を発生する装置 - Google Patents
Nmr信号を発生する装置Info
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- JPH0657203B2 JPH0657203B2 JP1088215A JP8821589A JPH0657203B2 JP H0657203 B2 JPH0657203 B2 JP H0657203B2 JP 1088215 A JP1088215 A JP 1088215A JP 8821589 A JP8821589 A JP 8821589A JP H0657203 B2 JPH0657203 B2 JP H0657203B2
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- pulse
- nmr
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
- G01R33/4833—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明の分野は核磁気共鳴(NMR)分光法、更に具
体的に云えば、NMR信号から望ましくないスピン共鳴
応答信号を除去する方法及び装置に関する。
体的に云えば、NMR信号から望ましくないスピン共鳴
応答信号を除去する方法及び装置に関する。
核磁気共鳴(NMR)生体内燐(31P)分光法が、人間
の新陳代謝を監視する役に立つ道具であることは周知で
ある。然し、生体内燐分光法は、妥当な信号雑音比を持
つスペクトルを収集するのに、比較的長い期間を必要と
するのが難点である。時間の長さの問題は、燐分光法の
代りに、水素(1H)分光法をを利用すれば避けること
が出来る。これは、水素のNMR感度は、燐の感度の大
まかに云って15倍も大きいからである。その結果、水
素分光法のデータ収集時間は、同じ信号対雑音比を達成
しようとすれば、燐の場合のデータ収集時間より2桁又
はそれ以上も短くなる。
の新陳代謝を監視する役に立つ道具であることは周知で
ある。然し、生体内燐分光法は、妥当な信号雑音比を持
つスペクトルを収集するのに、比較的長い期間を必要と
するのが難点である。時間の長さの問題は、燐分光法の
代りに、水素(1H)分光法をを利用すれば避けること
が出来る。これは、水素のNMR感度は、燐の感度の大
まかに云って15倍も大きいからである。その結果、水
素分光法のデータ収集時間は、同じ信号対雑音比を達成
しようとすれば、燐の場合のデータ収集時間より2桁又
はそれ以上も短くなる。
然し、1H分光法が、水の様な構成成分からの非結合ス
ピン共鳴が存在すること、並びに脂質から出る様な望ま
しくない結合スピン共鳴が存在することゝ云う別の問題
に悩むことも周知である。望ましくないスピン共鳴は、
関心のあるスペクトルのピークよりも、典型的には3桁
乃至4桁も大きい。更に、この様な望ましくないスピン
共鳴は、希望する新陳代謝物質のピークと大体同じスペ
クトル位置にあり、従来のNMR方法では、所望の新陳
代謝物質のピークを検出することが事実上不可能にな
る。従って、水及び脂質の様な他の生体内の人体組織の
構成成分が存在している状態で、新陳代謝物質内の結合
水素スピンからのスピン共鳴応答を収集する方法を提供
することが非常に有利である。
ピン共鳴が存在すること、並びに脂質から出る様な望ま
しくない結合スピン共鳴が存在することゝ云う別の問題
に悩むことも周知である。望ましくないスピン共鳴は、
関心のあるスペクトルのピークよりも、典型的には3桁
乃至4桁も大きい。更に、この様な望ましくないスピン
共鳴は、希望する新陳代謝物質のピークと大体同じスペ
クトル位置にあり、従来のNMR方法では、所望の新陳
代謝物質のピークを検出することが事実上不可能にな
る。従って、水及び脂質の様な他の生体内の人体組織の
構成成分が存在している状態で、新陳代謝物質内の結合
水素スピンからのスピン共鳴応答を収集する方法を提供
することが非常に有利である。
妨害するスペクトル・ピークの周波数を中心とする帯域
幅の狭いRF励振パルスを利用し、収集された全体的な
NMR応答スペクトル中の望ましくない共鳴ピークを抑
圧する幾つかのNMR方法が提案されている。最も直接
的な方式は、予備飽和の長いRF励振パルスを用いるも
ので、これは所望のスペクトルを受信して処理する前
に、妨害信号のピーク応答(普通は水の共鳴の応答)を
抑圧する為に用いられる。一般的には“1−3−3−
1”と呼ばれる別の方式は、中間に遅延をおいた一連の
90゜RF励振パルスを利用して、望ましくないスピン
磁化を縦方向に操作すると共に、所望の共鳴のスピン磁
化を横平面へ操作し、そこで検出可能なNMR信号を発
生する様にする。こう云う方式は、抑圧される成分の周
波数か又はその近くにある所望のスピン共鳴の成分をも
抑圧し、他の周波数の望ましくないスピン共鳴成分を抑
圧しないので、制約がある。
幅の狭いRF励振パルスを利用し、収集された全体的な
NMR応答スペクトル中の望ましくない共鳴ピークを抑
圧する幾つかのNMR方法が提案されている。最も直接
的な方式は、予備飽和の長いRF励振パルスを用いるも
ので、これは所望のスペクトルを受信して処理する前
に、妨害信号のピーク応答(普通は水の共鳴の応答)を
抑圧する為に用いられる。一般的には“1−3−3−
1”と呼ばれる別の方式は、中間に遅延をおいた一連の
90゜RF励振パルスを利用して、望ましくないスピン
磁化を縦方向に操作すると共に、所望の共鳴のスピン磁
化を横平面へ操作し、そこで検出可能なNMR信号を発
生する様にする。こう云う方式は、抑圧される成分の周
波数か又はその近くにある所望のスピン共鳴の成分をも
抑圧し、他の周波数の望ましくないスピン共鳴成分を抑
圧しないので、制約がある。
望ましくない水のスピンと他の化学物質のスピンとの間
の、スピン−格子緩和時間T1及びスピン−スピン緩和
時間T2の違いを活用して、水の共鳴ピークに対して弁
別するこの他の方式も知られている。即ち、長いエコー
時間を有効に利用して、ある組織に於ける水のピークを
抑圧し、ラクタートの様な他の共鳴は実質的に影響がな
い様にする。望ましくない多くの脂質の共鳴がこの方式
の影響を受け、収集されるNMR信号中で減衰する。
の、スピン−格子緩和時間T1及びスピン−スピン緩和
時間T2の違いを活用して、水の共鳴ピークに対して弁
別するこの他の方式も知られている。即ち、長いエコー
時間を有効に利用して、ある組織に於ける水のピークを
抑圧し、ラクタートの様な他の共鳴は実質的に影響がな
い様にする。望ましくない多くの脂質の共鳴がこの方式
の影響を受け、収集されるNMR信号中で減衰する。
他の方法は、読出しの前に、望ましくないスピン成分
(水)のゼロ時定数(Tnull)に等しい遅延を持つ反転
パルスを利用する。望ましくないスピン成分を抑圧する
が、こう云う方法は所望の新陳代謝物質の共鳴ピークを
も部分的に抑圧し、一般的にその他の望ましくない(脂
質)スピン共鳴を抑圧しない。
(水)のゼロ時定数(Tnull)に等しい遅延を持つ反転
パルスを利用する。望ましくないスピン成分を抑圧する
が、こう云う方法は所望の新陳代謝物質の共鳴ピークを
も部分的に抑圧し、一般的にその他の望ましくない(脂
質)スピン共鳴を抑圧しない。
現存の幾つかの方法は、同じ分子の隣合った原子の間に
存在するスカラー結合を利用することにより、非結合ス
ピン共鳴によって発生される望ましくないNMR応答信
号を抑圧する。スピンを横平面に章動させ、一続きのR
F励振パルス及び遅延の作用を受けさせることにより、
所望の結合原子によって発生されるスピン磁化を、非結
合スピンによって発生されるスピン磁化が展開するのと
は異なる形で展開させる。同質原子核分極移転方式の様
なこの種の方式は、非選択性90゜RF励振パルス及び
遅延を用いて、特定の結合定数Jを持つ全ての結合スピ
ンの位相を反転する。然し、この方法は、互いに結合さ
れた脂質の共鳴を抑圧することが出来ない。この欠点
は、脂質アルキル共鳴の様な他のある共鳴を排除しなが
ら、ラクタート共鳴の様なある結合ピークを保存するこ
とが出来る様にする同質原子核二重共鳴差分光法と呼ば
れる更に別の方法によって解決することが出来る。この
方法は、ラクタートのピーク周波数の1つに中心を持つ
選択性180゜RF励振パルスを用いて、第1の共鳴ピ
ークが結合している、ラクタート共鳴ピークの位相だけ
を反転する。こう云うことが起るのは、選択性パルスの
周波数が大体Hz以内に正確に設定されている場合だけで
あり、周波数が不正確であれば、もとのラクタートのピ
ークの位相又は振幅が歪み、その結果所望の信号成分
が、最終的なNMR信号中で互いに相殺する結果になる
ことがある。
存在するスカラー結合を利用することにより、非結合ス
ピン共鳴によって発生される望ましくないNMR応答信
号を抑圧する。スピンを横平面に章動させ、一続きのR
F励振パルス及び遅延の作用を受けさせることにより、
所望の結合原子によって発生されるスピン磁化を、非結
合スピンによって発生されるスピン磁化が展開するのと
は異なる形で展開させる。同質原子核分極移転方式の様
なこの種の方式は、非選択性90゜RF励振パルス及び
遅延を用いて、特定の結合定数Jを持つ全ての結合スピ
ンの位相を反転する。然し、この方法は、互いに結合さ
れた脂質の共鳴を抑圧することが出来ない。この欠点
は、脂質アルキル共鳴の様な他のある共鳴を排除しなが
ら、ラクタート共鳴の様なある結合ピークを保存するこ
とが出来る様にする同質原子核二重共鳴差分光法と呼ば
れる更に別の方法によって解決することが出来る。この
方法は、ラクタートのピーク周波数の1つに中心を持つ
選択性180゜RF励振パルスを用いて、第1の共鳴ピ
ークが結合している、ラクタート共鳴ピークの位相だけ
を反転する。こう云うことが起るのは、選択性パルスの
周波数が大体Hz以内に正確に設定されている場合だけで
あり、周波数が不正確であれば、もとのラクタートのピ
ークの位相又は振幅が歪み、その結果所望の信号成分
が、最終的なNMR信号中で互いに相殺する結果になる
ことがある。
発明の要約 この発明は妨害信号を選択的に抑圧することにより、自
然に発生する濃度で新陳代謝物質の生体内の陽子スペク
トルを示すNMR信号を発生する方法に関する。更に具
体的に云うと、この発明は、関心のある領域に分極磁界
を印加し、関心のある領域にRF励磁磁界パルスを印加
して、横方向磁化を発生し、新陳代謝物質の分子のスピ
ン−スピン結合定数(j)の関数である期間(TE/
2)後に、関心のある領域に第2のRF励振磁界パルス
を印加し、新陳代謝物質の分子のゼロ量子変調周波数
(ZQMF)の関数である第2の期間(t1)後に、関
心のある領域に第3のRF励振磁界パルスを印加し、そ
の結果得られるエコーNMR信号を収集し、異なる第2
の期間(t1)を用いてこのパルス順序を繰返し、収集
された1つのエコーNMR信号を収集された別のエコー
NMR信号から減算することにより、差信号を発生する
工程を含む。
然に発生する濃度で新陳代謝物質の生体内の陽子スペク
トルを示すNMR信号を発生する方法に関する。更に具
体的に云うと、この発明は、関心のある領域に分極磁界
を印加し、関心のある領域にRF励磁磁界パルスを印加
して、横方向磁化を発生し、新陳代謝物質の分子のスピ
ン−スピン結合定数(j)の関数である期間(TE/
2)後に、関心のある領域に第2のRF励振磁界パルス
を印加し、新陳代謝物質の分子のゼロ量子変調周波数
(ZQMF)の関数である第2の期間(t1)後に、関
心のある領域に第3のRF励振磁界パルスを印加し、そ
の結果得られるエコーNMR信号を収集し、異なる第2
の期間(t1)を用いてこのパルス順序を繰返し、収集
された1つのエコーNMR信号を収集された別のエコー
NMR信号から減算することにより、差信号を発生する
工程を含む。
この発明の全般的な目的は、新陳代謝物質の分子によっ
て発生されたものではないNMR信号成分を抑圧するこ
とである。第1の期間(TE/2)を分子のスピン−ス
ピン結合定数の関数として選ぶことにより、所望の信号
成分の振幅が最大になるが、望ましくない成分はそうな
らない。第2の期間(t1)を分子のゼロ量子変調周波
数(ZQMF)の関数として選ぶことにより、新陳代謝
物質の分子によって発生される信号成分は振幅変調され
るが、これに対して脂質によって発生される様な他の結
合スピンによって発生される信号成分は変調されない。
その結果、差信号を発生した時、望ましくない信号成分
は相殺するが、新陳代謝物質の分子によって発生された
変調された信号は、正味の信号を生ずる。
て発生されたものではないNMR信号成分を抑圧するこ
とである。第1の期間(TE/2)を分子のスピン−ス
ピン結合定数の関数として選ぶことにより、所望の信号
成分の振幅が最大になるが、望ましくない成分はそうな
らない。第2の期間(t1)を分子のゼロ量子変調周波
数(ZQMF)の関数として選ぶことにより、新陳代謝
物質の分子によって発生される信号成分は振幅変調され
るが、これに対して脂質によって発生される様な他の結
合スピンによって発生される信号成分は変調されない。
その結果、差信号を発生した時、望ましくない信号成分
は相殺するが、新陳代謝物質の分子によって発生された
変調された信号は、正味の信号を生ずる。
この発明の更に特定の目的は、NMR信号を収集する領
域を局在化することである。3つのRF励振パルスの各
々を印加する時に、位置ぎめ用の符号化磁界勾配を印加
することが出来、RF励振パルスの周波数帯域幅は、各
々の勾配磁界の方向に沿ったスライスを選択する様に制
限する。3つの選ばれたスライスの交差する所にある関
心のある領域により、NMR信号が発生される。
域を局在化することである。3つのRF励振パルスの各
々を印加する時に、位置ぎめ用の符号化磁界勾配を印加
することが出来、RF励振パルスの周波数帯域幅は、各
々の勾配磁界の方向に沿ったスライスを選択する様に制
限する。3つの選ばれたスライスの交差する所にある関
心のある領域により、NMR信号が発生される。
この発明の上記並びにその他の目的及び利点は、以下の
説明から明らかになろう。この説明では、この発明の好
ましい実施例を例として示した図面を参照する。この実
施例は必ずしもこの発明の範囲全体を表わすものではな
く、この発明の範囲は、特許請求の範囲を基準として考
えられたい。
説明から明らかになろう。この説明では、この発明の好
ましい実施例を例として示した図面を参照する。この実
施例は必ずしもこの発明の範囲全体を表わすものではな
く、この発明の範囲は、特許請求の範囲を基準として考
えられたい。
好ましい実施例の説明 最初に第1a図について説明すると、NMR分光情報を
求めようとする分子10が示されている。分子10は、
ラクタート分子の様なAB3形分子であり、Hα(A)
半分にある中央の炭素原子との1本の結合を持つ1個の
水素原子10aと、何れもHβ(B3)半分にある端の
炭素原子と結合を夫々有する3つの水素原子10bとの
間にスカラー結合が存在する。この分子が分極磁界B0
の作用を受け、横方向RF励振磁界B1が印加される
と、多数の共振ピークを持つNMR信号がこの分子によ
って発生される。
求めようとする分子10が示されている。分子10は、
ラクタート分子の様なAB3形分子であり、Hα(A)
半分にある中央の炭素原子との1本の結合を持つ1個の
水素原子10aと、何れもHβ(B3)半分にある端の
炭素原子と結合を夫々有する3つの水素原子10bとの
間にスカラー結合が存在する。この分子が分極磁界B0
の作用を受け、横方向RF励振磁界B1が印加される
と、多数の共振ピークを持つNMR信号がこの分子によ
って発生される。
Hα(A)の水素原子10aの子核のスピンは上又は下
向きになることが出来るから、Hβ(B3)の原子10
bの核スピンは2つの異なる局部的な環境の内の一方と
出会い、従って、その共鳴のピークが二重子のスペクト
ル線に分裂し、その各々は振幅が略同様である。同じ
く、3つのβ水素原子10bは、3つのスピン全部が上
向きである場合、1つのスピンが下向きで、他の2つが
上向きである場合、2つのスピンが下向きで、1つのス
ピンが上向きである場合、又は3つのスピン全部が下向
きである場合の内の任意の1つのスピン形式をとること
が出来る。従って、α水素原子10aから見た環境は異
なる4種類があり、その共鳴が四重子のスペクトル線に
分裂し、相対的な強度は1:3:3:1になる。
向きになることが出来るから、Hβ(B3)の原子10
bの核スピンは2つの異なる局部的な環境の内の一方と
出会い、従って、その共鳴のピークが二重子のスペクト
ル線に分裂し、その各々は振幅が略同様である。同じ
く、3つのβ水素原子10bは、3つのスピン全部が上
向きである場合、1つのスピンが下向きで、他の2つが
上向きである場合、2つのスピンが下向きで、1つのス
ピンが上向きである場合、又は3つのスピン全部が下向
きである場合の内の任意の1つのスピン形式をとること
が出来る。従って、α水素原子10aから見た環境は異
なる4種類があり、その共鳴が四重子のスペクトル線に
分裂し、相対的な強度は1:3:3:1になる。
生体内ラクタート分子によって発生される変換されたN
MR信号の例が第1b図に示されている。NMR信号は
周波数領域に変換されており、その信号成分が、周波数
を表わす横軸に沿った異なる周波数の所のピーク又は
「スペクトル成分」として示されている。水の中の水素
原子核によって発生される1つのスペクトル成分が周波
数ωHに示されているが、当業者であれば、非結合共鳴
スピンによって発生されるこの他の多数の望ましくない
スペクトル成分が典型的には存在していることが理解さ
れよう。こう云う他のスペクトル成分は、ラクタートの
スペクトル成分よりも何桁も大きい場合が多い。
MR信号の例が第1b図に示されている。NMR信号は
周波数領域に変換されており、その信号成分が、周波数
を表わす横軸に沿った異なる周波数の所のピーク又は
「スペクトル成分」として示されている。水の中の水素
原子核によって発生される1つのスペクトル成分が周波
数ωHに示されているが、当業者であれば、非結合共鳴
スピンによって発生されるこの他の多数の望ましくない
スペクトル成分が典型的には存在していることが理解さ
れよう。こう云う他のスペクトル成分は、ラクタートの
スペクトル成分よりも何桁も大きい場合が多い。
図示のラクタート分子10のα水素スピン共鳴H
α(A)によるNMR信号成分が、夫々周波数ωR,ω
S,ωT及びωUに、スペクトル成分R,S,T及びU
の四重子を発生する。この各々のピークがスピン−スピ
ン結合定数Jだけ離れており、これは大体7.3Hzであ
る。β水素共鳴Hβ(B3)が、夫々周波数ωY及びω
Wに二重子のスペクトル成分V及びWを発生する。その
間の隔たりは、同じスピン−スピン結合定数Jによって
決定される。四重子の中心と二重子の中心の間の間隔が
化学シフト差と呼ばれ、これはゼロ量子変調周波数(Z
QMF)に等しい。この例では、ZQMFが2テスラで
は250Hzに等しい。非結合スピン共鳴成分P並びに非
結合脂質による共鳴成分の振幅が比較的巨大である為
に、所望の結合スピンのスペクトル成分R乃至Wのずっ
と小さい振幅が小さく見え、この為、結合スピンのスペ
クトル成分を収集しようとする試みは、不可能ではない
としても、極めて困難である。この発明は、成分R,
S,T,U,V又はWの使いものになるスペクトルを発
生しながら、望ましくないスペクトル成分を完全にでは
なくても、少なくとも部分的に抑圧する方法である。
α(A)によるNMR信号成分が、夫々周波数ωR,ω
S,ωT及びωUに、スペクトル成分R,S,T及びU
の四重子を発生する。この各々のピークがスピン−スピ
ン結合定数Jだけ離れており、これは大体7.3Hzであ
る。β水素共鳴Hβ(B3)が、夫々周波数ωY及びω
Wに二重子のスペクトル成分V及びWを発生する。その
間の隔たりは、同じスピン−スピン結合定数Jによって
決定される。四重子の中心と二重子の中心の間の間隔が
化学シフト差と呼ばれ、これはゼロ量子変調周波数(Z
QMF)に等しい。この例では、ZQMFが2テスラで
は250Hzに等しい。非結合スピン共鳴成分P並びに非
結合脂質による共鳴成分の振幅が比較的巨大である為
に、所望の結合スピンのスペクトル成分R乃至Wのずっ
と小さい振幅が小さく見え、この為、結合スピンのスペ
クトル成分を収集しようとする試みは、不可能ではない
としても、極めて困難である。この発明は、成分R,
S,T,U,V又はWの使いものになるスペクトルを発
生しながら、望ましくないスペクトル成分を完全にでは
なくても、少なくとも部分的に抑圧する方法である。
この発明の方法を実施する時は、ゼネラル・エレクトリ
ック・カンパニイから、自己遮蔽勾配を備えたGE C
SI−II作像分光計として市場で販売されている様な
2.5テスラの像分光計を用いる。
ック・カンパニイから、自己遮蔽勾配を備えたGE C
SI−II作像分光計として市場で販売されている様な
2.5テスラの像分光計を用いる。
使われるパルス順序が第2図に示されている。これは、
3つの選択性90゜RF励振パルス20,21,22を
印加して、その結果生ずるNMRエコー信号23を収集
することを含む。RF励振パルスは、4ミリ秒のロープ
3個のsin x/xパルスであって、1,500Hzの
周波数帯域幅を持っている。RF励振送信機の周波数
は、2つの結合スピンの間の2.7ppm に置かれる。磁
界勾配がx,y及びz方向に印加されて、NMR応答
を、関心が持たれる被検体の選ばれた位置に局在化す
る。更に具体的に云うと、x勾配パルス24が、第1の
RF励振パルス20が印加される間に印加されて、x軸
に沿ったスライスを選択し、y勾配パルス25が第2の
RF励振パルス21の間に印加されて、y軸に沿ったス
ライス内のスピンを選択し、z勾配パルス26が第3の
RF励振パルス22の間に印加されて、z軸に沿ったス
ライス内のスピンを選択する。その結果、NMRエコー
信号23が、3つのスライス全部の交差する所にある矩
形容積によって発生される。夫々のx,y及びz勾配パ
ルス27,28,29を用いて、周知の様にスピンの位
相戻しを行ない、y勾配ホモスポイル(homospoil )パ
ルス30が、関心のある領域の外側のスピンの位相外し
をして、それがNMR信号を発生しない様にする。
3つの選択性90゜RF励振パルス20,21,22を
印加して、その結果生ずるNMRエコー信号23を収集
することを含む。RF励振パルスは、4ミリ秒のロープ
3個のsin x/xパルスであって、1,500Hzの
周波数帯域幅を持っている。RF励振送信機の周波数
は、2つの結合スピンの間の2.7ppm に置かれる。磁
界勾配がx,y及びz方向に印加されて、NMR応答
を、関心が持たれる被検体の選ばれた位置に局在化す
る。更に具体的に云うと、x勾配パルス24が、第1の
RF励振パルス20が印加される間に印加されて、x軸
に沿ったスライスを選択し、y勾配パルス25が第2の
RF励振パルス21の間に印加されて、y軸に沿ったス
ライス内のスピンを選択し、z勾配パルス26が第3の
RF励振パルス22の間に印加されて、z軸に沿ったス
ライス内のスピンを選択する。その結果、NMRエコー
信号23が、3つのスライス全部の交差する所にある矩
形容積によって発生される。夫々のx,y及びz勾配パ
ルス27,28,29を用いて、周知の様にスピンの位
相戻しを行ない、y勾配ホモスポイル(homospoil )パ
ルス30が、関心のある領域の外側のスピンの位相外し
をして、それがNMR信号を発生しない様にする。
刺激エコー順序で発生されるNMRエコー信号を局在化
する為に磁界勾配を使う多数のこの他の方法が公知であ
って、それを用いてこの発明を実施することが出来る。
ここに述べた方法並びにその他の局在化方法の例が、ザ
・ジャーナル・オブ・マグネティック・レゾナンス誌7
2巻502頁(1987年)所載のJ.フラーム、K.
D.メルボルト及びW.ハニッケの論文、並びに同誌同
巻379頁(1987年)所載のR.キミッヒ及びD.
ヘープフェルの論文、さらに同誌70巻488頁(19
86年)所載のJ.グラノットの論文に記載されてい
る。
する為に磁界勾配を使う多数のこの他の方法が公知であ
って、それを用いてこの発明を実施することが出来る。
ここに述べた方法並びにその他の局在化方法の例が、ザ
・ジャーナル・オブ・マグネティック・レゾナンス誌7
2巻502頁(1987年)所載のJ.フラーム、K.
D.メルボルト及びW.ハニッケの論文、並びに同誌同
巻379頁(1987年)所載のR.キミッヒ及びD.
ヘープフェルの論文、さらに同誌70巻488頁(19
86年)所載のJ.グラノットの論文に記載されてい
る。
刺激エコー・パルス順序は、遅延(TE/2)だけ離れ
た最初の1対の選択性90゜RFパルスが局在化NMR
スピン系内のスピンのポピレーションの多重量子又はそ
の代りにゼロ量子のコヒーレンスを生ずる様な順序であ
る。このスピンのポピレーションのコヒーレンスが、こ
の後の期間(t1)の間に展開し、結合スピンでは、こ
の結果、検出されるNMR信号の振幅変調が生ずる。
(水及び脂質の一部分の信号の場合の様な)他のスピン
共鳴に結合していないスピン共鳴は、多重量子挙動を生
ぜず、従って、期間(t1)の間、変調を受けない。相
異なる期間(t1)を設定して刺激エコー・パルス順序
を2回実行し、その結果得られる2つのNMRエコー信
号23の間の差を求めることにより、非結合スピン共鳴
による信号成分が相殺し、選ばれた結合スピン共鳴によ
る信号成分が差信号を生ずる様な信号が得られる。この
差信号を使って、表示の為に、所望の信号を発生する。
た最初の1対の選択性90゜RFパルスが局在化NMR
スピン系内のスピンのポピレーションの多重量子又はそ
の代りにゼロ量子のコヒーレンスを生ずる様な順序であ
る。このスピンのポピレーションのコヒーレンスが、こ
の後の期間(t1)の間に展開し、結合スピンでは、こ
の結果、検出されるNMR信号の振幅変調が生ずる。
(水及び脂質の一部分の信号の場合の様な)他のスピン
共鳴に結合していないスピン共鳴は、多重量子挙動を生
ぜず、従って、期間(t1)の間、変調を受けない。相
異なる期間(t1)を設定して刺激エコー・パルス順序
を2回実行し、その結果得られる2つのNMRエコー信
号23の間の差を求めることにより、非結合スピン共鳴
による信号成分が相殺し、選ばれた結合スピン共鳴によ
る信号成分が差信号を生ずる様な信号が得られる。この
差信号を使って、表示の為に、所望の信号を発生する。
この現象が第3a図乃至第3h図のグラフに示されてい
る。これらの図で、デカルト座標が、励振磁界B1の周
波数で、z軸の周りに回転する。特に第2図及び第3図
を見れば、パルス順序の始めに、全てのスピン磁化が、
第3a図のベクトル40で示す様に、分極磁界B0の方
向のz軸と整合している。時刻taに、この場合は回転
フレームのx軸に沿って印加された第1の選択性90゜
RF励振パルス20が、磁化を横平面(即ち、x−y平
面)へ傾け、そこで時刻tbに、種々の成分のスピン磁
化が同相になり、第3b図の41に示す様に、回転フレ
ームのy軸と整合する。こう云う種々の成分は若干異な
るラーモア周波数を持つから、それらは直ちに互いに位
相外れを開始する。このことが、送信機の周波数からの
特定の共鳴のオフセットに対するラクタート分子中のβ
水素二重子のスピン磁化V及びWについて、第3c図に
示されている。一方が他方よりも7.35Hzだけ一層速
く回転するから、最初の期間TE/2の後、それらは互
いに位相がずれている。従って、期間TE/2を適当に
選ぶことにより、第2のRF励振パルス21が発生され
る時刻tcには、スピン磁化V及びW成分は180゜位
相がずれる。云い換えれば、TE/2は、結合スピンの
完全な「j変調」を生ずる様に、次の式に従って選ばれ
る。
る。これらの図で、デカルト座標が、励振磁界B1の周
波数で、z軸の周りに回転する。特に第2図及び第3図
を見れば、パルス順序の始めに、全てのスピン磁化が、
第3a図のベクトル40で示す様に、分極磁界B0の方
向のz軸と整合している。時刻taに、この場合は回転
フレームのx軸に沿って印加された第1の選択性90゜
RF励振パルス20が、磁化を横平面(即ち、x−y平
面)へ傾け、そこで時刻tbに、種々の成分のスピン磁
化が同相になり、第3b図の41に示す様に、回転フレ
ームのy軸と整合する。こう云う種々の成分は若干異な
るラーモア周波数を持つから、それらは直ちに互いに位
相外れを開始する。このことが、送信機の周波数からの
特定の共鳴のオフセットに対するラクタート分子中のβ
水素二重子のスピン磁化V及びWについて、第3c図に
示されている。一方が他方よりも7.35Hzだけ一層速
く回転するから、最初の期間TE/2の後、それらは互
いに位相がずれている。従って、期間TE/2を適当に
選ぶことにより、第2のRF励振パルス21が発生され
る時刻tcには、スピン磁化V及びW成分は180゜位
相がずれる。云い換えれば、TE/2は、結合スピンの
完全な「j変調」を生ずる様に、次の式に従って選ばれ
る。
TE/2=n/2j こゝでは奇数1,3,5等であり、jはスピン−スピン
結合定数である。
結合定数である。
こゝで説明する好ましい実施例では、nは“1”に選ば
れており、スピン−スピン結合定数(j)は前に述べた
様に7.3Hzである。従ってTE/2は68ミリ秒にな
る。
れており、スピン−スピン結合定数(j)は前に述べた
様に7.3Hzである。従ってTE/2は68ミリ秒にな
る。
第3d図に示す様に、第2のRF励振パルス21が印加
される時刻tcにスピン磁化の種々の位相外れ成分が、
±x方向の成分と±y方向の成分に分解される。回転フ
レームのx軸に沿ってRF励振パルス21を印加した後
の時刻tdに、y成分は、第3e図の42及び43に示
す様に、±z軸に沿う様に傾く。この後の期間t1の
間、±z軸に沿った成分は変調されるが、横平面内にと
ゞまっていて傾かなかったx成分は、勾配30の存在の
もとに更に位相外れを生ずる。この勾配は、全ての多重
量子コヒーレンズを位相外れさせる(破壊する)様に作
用し、磁界の非均質性に影響されないゼロ量子コヒーレ
ンズだけが残る。その結果、第3のRF励振パルス22
が時刻teに印加される期間t1後には、±z軸に沿っ
て成分42′及び43′があるが、横平面内の成分は完
全に位相外れして、正味の磁化を発生しない。このこと
が第3f図に示されている。第3の励振パルス22が±
z軸の磁化を横平面へ戻す様に傾け、そこで最初のTE
/2期間の間に収集された位相情報が保存される。この
ことが第3G図の44及び45に示されている。従っ
て、最後のTE/2期間の間、前は位相外れであった成
分が位相戻しにより、エコーNMR信号23を発生す
る。この時点に於けるスピン磁化が第3h図に示されて
おり、この場合の横方向の磁化は、時刻tgに於けるN
MRエコー信号を発生する様に作用する。
される時刻tcにスピン磁化の種々の位相外れ成分が、
±x方向の成分と±y方向の成分に分解される。回転フ
レームのx軸に沿ってRF励振パルス21を印加した後
の時刻tdに、y成分は、第3e図の42及び43に示
す様に、±z軸に沿う様に傾く。この後の期間t1の
間、±z軸に沿った成分は変調されるが、横平面内にと
ゞまっていて傾かなかったx成分は、勾配30の存在の
もとに更に位相外れを生ずる。この勾配は、全ての多重
量子コヒーレンズを位相外れさせる(破壊する)様に作
用し、磁界の非均質性に影響されないゼロ量子コヒーレ
ンズだけが残る。その結果、第3のRF励振パルス22
が時刻teに印加される期間t1後には、±z軸に沿っ
て成分42′及び43′があるが、横平面内の成分は完
全に位相外れして、正味の磁化を発生しない。このこと
が第3f図に示されている。第3の励振パルス22が±
z軸の磁化を横平面へ戻す様に傾け、そこで最初のTE
/2期間の間に収集された位相情報が保存される。この
ことが第3G図の44及び45に示されている。従っ
て、最後のTE/2期間の間、前は位相外れであった成
分が位相戻しにより、エコーNMR信号23を発生す
る。この時点に於けるスピン磁化が第3h図に示されて
おり、この場合の横方向の磁化は、時刻tgに於けるN
MRエコー信号を発生する様に作用する。
同じ化学シフトだけ離れていない結合スピンは、同じ周
波数の振幅変調を受けず、この事実を利用して、ゼロ量
子変調周波数が異なる、非結合スピン及びその他の種類
の結合スピン系によって発生されるスペクトル成分を
波して除去することが出来ると云うのが、この発明の考
えである。
波数の振幅変調を受けず、この事実を利用して、ゼロ量
子変調周波数が異なる、非結合スピン及びその他の種類
の結合スピン系によって発生されるスペクトル成分を
波して除去することが出来ると云うのが、この発明の考
えである。
従って、この発明の好ましい実施例を実施する為、第2
図のエコー・パルス順序を2回実行する。最初のパスで
は、t1の値は8ミリ秒(又は2.0Tで4ミリ秒の増
分)に設定し、エコー信号23を収集してディジタル化
する。その後、遅延t1の値を10ミリ秒(又は2.0
Tで4ミリ秒の増分にして)(8+1/2×(250×
10-3)、エコー・パルス順序を若び実行する。NMR
エコー信号23を再び収集してディジタル化する。ディ
ジタル化した2つのNMR信号の振幅の算術差を計算
し、この結果得られた差信号を処理して、成分のスペク
トルを発生する。
図のエコー・パルス順序を2回実行する。最初のパスで
は、t1の値は8ミリ秒(又は2.0Tで4ミリ秒の増
分)に設定し、エコー信号23を収集してディジタル化
する。その後、遅延t1の値を10ミリ秒(又は2.0
Tで4ミリ秒の増分にして)(8+1/2×(250×
10-3)、エコー・パルス順序を若び実行する。NMR
エコー信号23を再び収集してディジタル化する。ディ
ジタル化した2つのNMR信号の振幅の算術差を計算
し、この結果得られた差信号を処理して、成分のスペク
トルを発生する。
こうして得られた差信号は、水の陽子の様な非結合スピ
ンによって発生されるスペクトル成分を抑圧している。
更に、差信号は、脂質の陽子の様な異なるゼロ量子変調
周波数と結合しているスピンによって発生されるスペク
トル成分を抑圧する。その結果、ラクタートの陽子によ
って発生されるスペクトル成分が、水及び脂質に対して
強められる。
ンによって発生されるスペクトル成分を抑圧している。
更に、差信号は、脂質の陽子の様な異なるゼロ量子変調
周波数と結合しているスピンによって発生されるスペク
トル成分を抑圧する。その結果、ラクタートの陽子によ
って発生されるスペクトル成分が、水及び脂質に対して
強められる。
第4図はこの発明のNMRパルス順序に使うのに適した
NMR装置の主な部品の簡略ブロック図である。装置全
体を400で示すが、これは汎用ミニコンピュータ40
1をディスク記憶装置403及びインターフェース装置
405に機能的に結合することによって構成される。R
F送信機402、信号平均化器404及び夫々Gx,G
y,Gz勾配コイル416,418,420を付勢する
勾配電源406,408,410が、インターフェース
装置405を介してコンピュータ401に結合される。
NMR装置の主な部品の簡略ブロック図である。装置全
体を400で示すが、これは汎用ミニコンピュータ40
1をディスク記憶装置403及びインターフェース装置
405に機能的に結合することによって構成される。R
F送信機402、信号平均化器404及び夫々Gx,G
y,Gz勾配コイル416,418,420を付勢する
勾配電源406,408,410が、インターフェース
装置405を介してコンピュータ401に結合される。
RF送信機402が、所望のラーモア周波数で発信する
RF発振器を持っている。RFパルスの周波数を変える
ことによって、感応する容積を走査する場合、これは市
場で入手し得るプログラム可能な周波数合成器を使っ
て、自動的にコンピュータから行なうことが出来る。送
信機はコンピュータ401からのパルス包絡線でゲート
して、検査する物体内の共鳴を励振するのに必要な変調
を持つRFパルスを発生する。RFパルスをNMR方法
に応じて、100ワットから数キロワットまで変化する
レベルまで、RF電力増幅器412で増幅し、送信機の
コイル424に印加する。サンプルの容積が大きけれ
ば、一層高い電力レベルが必要であり、大きなNMR周
波数帯域幅を励振する為に、持続時間の短いパルスを必
要とする場合もそうである。
RF発振器を持っている。RFパルスの周波数を変える
ことによって、感応する容積を走査する場合、これは市
場で入手し得るプログラム可能な周波数合成器を使っ
て、自動的にコンピュータから行なうことが出来る。送
信機はコンピュータ401からのパルス包絡線でゲート
して、検査する物体内の共鳴を励振するのに必要な変調
を持つRFパルスを発生する。RFパルスをNMR方法
に応じて、100ワットから数キロワットまで変化する
レベルまで、RF電力増幅器412で増幅し、送信機の
コイル424に印加する。サンプルの容積が大きけれ
ば、一層高い電力レベルが必要であり、大きなNMR周
波数帯域幅を励振する為に、持続時間の短いパルスを必
要とする場合もそうである。
NMR信号を受信機のコイル426で感知し、低雑音前
置増幅器422で増幅し、更に増幅、検波及び波する
為に、受信機414に印加する。その後信号をディジタ
ル化して、信号平均化器404で平均し、コンピュータ
401で処理する。前置増幅器422及び受信機414
は、送信の間、能動ゲート作用又は受動波作用によ
り、RFパルスから保護される。
置増幅器422で増幅し、更に増幅、検波及び波する
為に、受信機414に印加する。その後信号をディジタ
ル化して、信号平均化器404で平均し、コンピュータ
401で処理する。前置増幅器422及び受信機414
は、送信の間、能動ゲート作用又は受動波作用によ
り、RFパルスから保護される。
コンピュータ401が、NMRパルスのゲート作用及び
包絡線変調、前置増幅器及びRF電力増幅器の消去、及
び勾配電源に対する電圧波形を発生すると共に、走査の
間、勾配及びRFパルスの周波数を進める。コンピュー
タは、フーリエ変換、データの波作用及び記憶作用
(それら全ての動作は、ミニコンピュータによって普通
の様に行なわれ、従ってこゝでは機能しか説明しない)
の様なデータ処理をも行なう。
包絡線変調、前置増幅器及びRF電力増幅器の消去、及
び勾配電源に対する電圧波形を発生すると共に、走査の
間、勾配及びRFパルスの周波数を進める。コンピュー
タは、フーリエ変換、データの波作用及び記憶作用
(それら全ての動作は、ミニコンピュータによって普通
の様に行なわれ、従ってこゝでは機能しか説明しない)
の様なデータ処理をも行なう。
希望によっては、送信機及び受信機のRFコイルは、1
個のコイルで構成することが出来る。この代りに、電気
的に直交する2つの別々のコイルを使ってもよい。この
形式は、パルス送信の間、受信機に対するRFパルスの
漏れが減少すると云う利点がある。両方の場合に、コイ
ルの磁界は、磁石428(第4図)によって発生される
静磁界B0の方向と直交する。コイルは、RF遮蔽ケー
ス内に包込むことにより、装置の他の部分から隔離され
る。典型的な3つのRFコイルの設計が、第5a図、第
5b図及び第5c図に示されている。これら全てのコイ
ルは、x軸方向のRF磁界を発生する。第5b図及び第
5c図に示すコイルの設計は、サンプル室の軸線が主磁
界B0と平行である様な磁界の形状に適しており、これ
に対して第5a図に示す設計は、サンプル室の軸線が主
磁界B0に対して垂直な形状に用いられる。
個のコイルで構成することが出来る。この代りに、電気
的に直交する2つの別々のコイルを使ってもよい。この
形式は、パルス送信の間、受信機に対するRFパルスの
漏れが減少すると云う利点がある。両方の場合に、コイ
ルの磁界は、磁石428(第4図)によって発生される
静磁界B0の方向と直交する。コイルは、RF遮蔽ケー
ス内に包込むことにより、装置の他の部分から隔離され
る。典型的な3つのRFコイルの設計が、第5a図、第
5b図及び第5c図に示されている。これら全てのコイ
ルは、x軸方向のRF磁界を発生する。第5b図及び第
5c図に示すコイルの設計は、サンプル室の軸線が主磁
界B0と平行である様な磁界の形状に適しており、これ
に対して第5a図に示す設計は、サンプル室の軸線が主
磁界B0に対して垂直な形状に用いられる。
磁界勾配コイル416,418,420(第4図)が、
夫々勾配Gx,Gy,Gzを発生する為に必要である。
こゝで説明したNMRパルス順序では、勾配は、サンプ
ル容積にわたって単調で線形にすべきである。単調でな
い勾配磁界により、エーリアシングと呼ばれるNMR信
号データの劣化を招くが、これは重大な人為効果を招
く。非線形勾配は、データの非化学的な歪みの原因にな
る。
夫々勾配Gx,Gy,Gzを発生する為に必要である。
こゝで説明したNMRパルス順序では、勾配は、サンプ
ル容積にわたって単調で線形にすべきである。単調でな
い勾配磁界により、エーリアシングと呼ばれるNMR信
号データの劣化を招くが、これは重大な人為効果を招
く。非線形勾配は、データの非化学的な歪みの原因にな
る。
サンプル室の軸線が主磁界B0と平行である様な磁石の
形状に適した勾配コイルの設計が、第6a図及び第6b
図に示されている。勾配Gx及びGyの各々が、第6a
図に示す組300,302の様な1組のコイルによって
発生される。第6a図に示す様なコイルの組が、勾配G
xを発生する。勾配Gyを発生するコイルの組は、90
゜回転している。勾配Gzは、第6b図に示すコイル4
00及び402の様なコイルの対によって発生される。
勾配コイルの電流の比を変えることにより、感応容積を
走査する場合、各々の半分、例えば第6a図の300,
302及び第6b図の400,402は、別個の電源で
駆動して、第4図の電源406,408,410が夫々
実際には2つの電源で構成される様にすることが出来
る。
形状に適した勾配コイルの設計が、第6a図及び第6b
図に示されている。勾配Gx及びGyの各々が、第6a
図に示す組300,302の様な1組のコイルによって
発生される。第6a図に示す様なコイルの組が、勾配G
xを発生する。勾配Gyを発生するコイルの組は、90
゜回転している。勾配Gzは、第6b図に示すコイル4
00及び402の様なコイルの対によって発生される。
勾配コイルの電流の比を変えることにより、感応容積を
走査する場合、各々の半分、例えば第6a図の300,
302及び第6b図の400,402は、別個の電源で
駆動して、第4図の電源406,408,410が夫々
実際には2つの電源で構成される様にすることが出来
る。
この発明を特定の実施例及び例について説明したが、当
業者には、以上の説明からこの他の変更が考えられよ
う。従って、特許請求の範囲内で、この発明はこゝに具
体的に記載した以外の形で実施することが出来ることを
承知されたい。
業者には、以上の説明からこの他の変更が考えられよ
う。従って、特許請求の範囲内で、この発明はこゝに具
体的に記載した以外の形で実施することが出来ることを
承知されたい。
例えば、この方法は、望ましくないスピン共鳴を抑圧す
る他の方式と組合せて用いることが出来る。帯域幅が制
限されていて、望ましくないスピン共鳴に中心周波数を
持つRF励振パルスを、この発明のパルス順序を開始す
る前に、勾配パルスと一緒に印加することが出来る。こ
うすると、望ましくないスピン共鳴によって発生される
NMR信号が更に抑圧される。更に、相次ぐ順序の間、
RF励振パルスの位相を変えることにより、関心のある
領域の外側の事象が原因で起る人為効果を抑圧する為
に、位相サイクル方法をこの発明と共に用いることが出
来る。最後に、スピン磁化を180゜章動させる又は傾
けるRF励振パルスを、この発明の順序の第1及び第2
のRFパルスの中間、又は第2のTE/2期間の中央に
挿入して、共鳴外れ効果を補償することが出来る。
る他の方式と組合せて用いることが出来る。帯域幅が制
限されていて、望ましくないスピン共鳴に中心周波数を
持つRF励振パルスを、この発明のパルス順序を開始す
る前に、勾配パルスと一緒に印加することが出来る。こ
うすると、望ましくないスピン共鳴によって発生される
NMR信号が更に抑圧される。更に、相次ぐ順序の間、
RF励振パルスの位相を変えることにより、関心のある
領域の外側の事象が原因で起る人為効果を抑圧する為
に、位相サイクル方法をこの発明と共に用いることが出
来る。最後に、スピン磁化を180゜章動させる又は傾
けるRF励振パルスを、この発明の順序の第1及び第2
のRFパルスの中間、又は第2のTE/2期間の中央に
挿入して、共鳴外れ効果を補償することが出来る。
第1a図は多数のスペクトル成分を持つNMR信号を発
生するラクタート分子の概略構成図、第1b図は第1a
図のラクタート分子によって発生されるスペクトル成分
を示すグラフ、第2図はこの発明の好ましい実施例とし
て、NMR分光計に用いられるパルス順序を示す時間線
図、第3a図乃至第3h図は、第2図のパルス順序の種
々の段階に於けるスピン磁化を示す説明図、第4図はこ
の発明を用いたNMR装置の簡略ブロック図、第5a図
乃至第5c図は第4図のNMR装置に使うことが出来る
RFコイルの略図、第6a図及び第6b図は第4図のN
MR装置に用いられる勾配コイルの略図である。
生するラクタート分子の概略構成図、第1b図は第1a
図のラクタート分子によって発生されるスペクトル成分
を示すグラフ、第2図はこの発明の好ましい実施例とし
て、NMR分光計に用いられるパルス順序を示す時間線
図、第3a図乃至第3h図は、第2図のパルス順序の種
々の段階に於けるスピン磁化を示す説明図、第4図はこ
の発明を用いたNMR装置の簡略ブロック図、第5a図
乃至第5c図は第4図のNMR装置に使うことが出来る
RFコイルの略図、第6a図及び第6b図は第4図のN
MR装置に用いられる勾配コイルの略図である。
Claims (5)
- 【請求項1】新陳代謝物質の生体内陽子スペクトルを示
すNMR信号を発生する装置に於て、 (a)関心のある領域に分極磁界を印加する手段と、 (b)磁界勾配の存在のもとに第1のRF励振磁界パル
スを印加して、関心のある領域内に横方向の磁化を生じ
させる手段と、 (c)前記第1のパルスの印加から、新陳代謝物質の分
子のスピン−スピン結合定数(j)の関数として定めた
第1の期間(TE/2)の後に、磁界勾配の存在のもと
に第2のRF励振磁界パルスを印加して、関心のある領
域内に縦方向の磁化を生じさせる手段と、 (d)前記第2のパルスの印加から、新陳代謝物質の分
子のゼロ量子変調周波数(ZQMF)の関数として定め
た第2の期間(t1)の後に、磁界勾配の存在のもとに
第3のRF励振磁界パルスを印加して、関心のある領域
内に横方向の磁化を復元させる手段と、 (e)前記第3のパルスの印加から第3の期間(TE/
2)後に発生されるエコーNMR信号を収集する手段
と、 (f)前記第2の期間(t1)を異なる値に設定して前
記手段(a)乃至(e)を順次繰返し作動する手段と、 (g)収集された1つのエコーNMR信号を収集された
別のエコーNMR信号から減算して、差信号を発生する
手段とを含む装置。 - 【請求項2】前記の3つのRF励振磁界パルスの各々が
選択性であって、前記の3つの磁界勾配パルスが、夫々
3つのRF励振磁界パルスを印加する間、3つの方向の
各々に沿って関心のある領域に印加されることにより、
NMRエコー信号を収集する関心のある領域が局在化さ
れる請求項1記載の装置。 - 【請求項3】前記の第1の期間(TE/2)が、nを奇
数、jを新陳代謝物質の分子のスピン−スピン結合定数
として、 TE/2=n/2j で定まる値を持つ請求項1記載の装置。 - 【請求項4】前記第2の期間が、ZQMFを新陳代謝物
質の分子のゼロ量子変調周波数として、 TM=1/2ZQMF の大きさだけ異なる2つの値を持つ請求項1記載の装
置。 - 【請求項5】新陳代謝物質の分子がラクタート分子であ
る請求項1記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/181,956 US4843321A (en) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | Method for volume localized spectral editing of NMR signals produced by metabolites containing coupled spins |
| US181,956 | 1988-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0213430A JPH0213430A (ja) | 1990-01-17 |
| JPH0657203B2 true JPH0657203B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=22666519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1088215A Expired - Lifetime JPH0657203B2 (ja) | 1988-04-15 | 1989-04-10 | Nmr信号を発生する装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4843321A (ja) |
| JP (1) | JPH0657203B2 (ja) |
| CA (1) | CA1275694C (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3804924A1 (de) * | 1988-02-17 | 1989-08-31 | Philips Patentverwaltung | Verfahren zur ermittlung der spektralen verteilung der kernmagnetisierung in einem begrenzten volumenbereich und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
| NL8801588A (nl) * | 1988-06-22 | 1990-01-16 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het volumeselectief bepalen van een nmr-spectrum door middel van selectieve polarisatieoverdracht-pulssequenties. |
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