JPH0657242A - 氷蓄熱用熱輸送媒体 - Google Patents
氷蓄熱用熱輸送媒体Info
- Publication number
- JPH0657242A JPH0657242A JP4209190A JP20919092A JPH0657242A JP H0657242 A JPH0657242 A JP H0657242A JP 4209190 A JP4209190 A JP 4209190A JP 20919092 A JP20919092 A JP 20919092A JP H0657242 A JPH0657242 A JP H0657242A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transport medium
- aqueous solution
- heat transport
- ice
- chiller unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定性に優れ、なおかつ凝固点降下が少な
く、チラーユニットの効率を向上し得る氷蓄熱用熱輸送
媒体を提供する。 【構成】 一般分子式Cn Hm OHx (ここで、n =4
〜12,x =4〜11)で表される飽和鎖式炭化水素系
多価アルコールを0.1〜30wt%含有する水溶液に
防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加剤を所定量添加したこ
とを特徴とする氷蓄熱用熱輸送媒体。
く、チラーユニットの効率を向上し得る氷蓄熱用熱輸送
媒体を提供する。 【構成】 一般分子式Cn Hm OHx (ここで、n =4
〜12,x =4〜11)で表される飽和鎖式炭化水素系
多価アルコールを0.1〜30wt%含有する水溶液に
防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加剤を所定量添加したこ
とを特徴とする氷蓄熱用熱輸送媒体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、地域冷房用の
媒体等に適用し得る氷蓄熱用熱輸送媒体に関するもので
ある。
媒体等に適用し得る氷蓄熱用熱輸送媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、氷蓄熱用熱輸送媒体として、エチ
レングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液等
が用いられていた。
レングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液等
が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの媒体
を用いて氷を作る場合、これらの媒体は、凝固点降下を
起こすという特性を持っているため、0℃で氷を作るこ
とができない。従って、氷を作るために用いるチラーユ
ニットの冷媒の蒸発温度が低くなるため、チラーユニッ
トの効率低下をもたらす(チラーユニットの効率は、冷
媒蒸発温度が高ければ高い程よい)。
を用いて氷を作る場合、これらの媒体は、凝固点降下を
起こすという特性を持っているため、0℃で氷を作るこ
とができない。従って、氷を作るために用いるチラーユ
ニットの冷媒の蒸発温度が低くなるため、チラーユニッ
トの効率低下をもたらす(チラーユニットの効率は、冷
媒蒸発温度が高ければ高い程よい)。
【0004】本発明は、係る従来の問題を克服するため
になされたものであり、その目的は、安定性に優れ、な
おかつ凝固点降下が少なく、チラーユニットの効率を向
上し得る氷蓄熱用熱輸送媒体を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、安定性に優れ、な
おかつ凝固点降下が少なく、チラーユニットの効率を向
上し得る氷蓄熱用熱輸送媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成し得る
本発明の氷蓄熱用熱輸送媒体は、一般分子式Cn HmO
Hx (ここで、n =4〜12,x =4〜11)で表され
る飽和鎖式炭化水素系多価アルコールを0.1〜30w
t%含有する水溶液に防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加
剤を所定量添加したことを特徴とする。
本発明の氷蓄熱用熱輸送媒体は、一般分子式Cn HmO
Hx (ここで、n =4〜12,x =4〜11)で表され
る飽和鎖式炭化水素系多価アルコールを0.1〜30w
t%含有する水溶液に防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加
剤を所定量添加したことを特徴とする。
【0006】このように、一般分子式Cn Hm OHx
(ここで、n =4〜12,x =4〜11)で表される飽
和鎖式炭化水素系多価アルコールを0.1〜30wt%
含有する水溶液に防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加剤を
所定量添加することにより、凝固点降下が少なく、チラ
ーユニットの効率を向上できる。ここで、一般分子式C
n Hm OHx (ここで、n =4〜12,x =4〜11)
で表される飽和鎖式炭化水素系多価アルコールとして
は、ソルビトール〔CH2OH(CHOH)4 CH2 O
H〕、マルチトール〔C1 2 H2 4 O1 1 〕、アラビッ
ト〔CH2 OH(CHOH)3 CH2 OH〕、エリトリ
ット〔CH2 OH(CHOH)2 CH2 OH〕、又は還
元澱粉糖化物等が好ましく用いられる。
(ここで、n =4〜12,x =4〜11)で表される飽
和鎖式炭化水素系多価アルコールを0.1〜30wt%
含有する水溶液に防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加剤を
所定量添加することにより、凝固点降下が少なく、チラ
ーユニットの効率を向上できる。ここで、一般分子式C
n Hm OHx (ここで、n =4〜12,x =4〜11)
で表される飽和鎖式炭化水素系多価アルコールとして
は、ソルビトール〔CH2OH(CHOH)4 CH2 O
H〕、マルチトール〔C1 2 H2 4 O1 1 〕、アラビッ
ト〔CH2 OH(CHOH)3 CH2 OH〕、エリトリ
ット〔CH2 OH(CHOH)2 CH2 OH〕、又は還
元澱粉糖化物等が好ましく用いられる。
【0007】また、防腐剤としては、例えば、デヒドロ
酢酸ナトリウム等が好ましい。また、防錆剤としては、
例えば、炭酸カルシウム等が好ましい。また、消泡剤と
しては、例えば、シリコーン等が好ましい。また、飽和
鎖式炭化水素系多価アルコールの含有量は、0.1〜3
0wt%の範囲が好ましい。
酢酸ナトリウム等が好ましい。また、防錆剤としては、
例えば、炭酸カルシウム等が好ましい。また、消泡剤と
しては、例えば、シリコーン等が好ましい。また、飽和
鎖式炭化水素系多価アルコールの含有量は、0.1〜3
0wt%の範囲が好ましい。
【0008】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1において、10はチラーユニットであり、チラ
ーユニット10は、冷媒圧縮機11、冷媒凝縮器12、
膨張弁13、冷媒蒸発器(製氷器)14、アキュームレ
ター15により構成されている。このチラーユニット1
0の冷媒には、R22を用いている。
る。図1において、10はチラーユニットであり、チラ
ーユニット10は、冷媒圧縮機11、冷媒凝縮器12、
膨張弁13、冷媒蒸発器(製氷器)14、アキュームレ
ター15により構成されている。このチラーユニット1
0の冷媒には、R22を用いている。
【0009】一方、冷媒蒸発器(製氷器)14に連通す
る閉管路16には、濃度30wt%のDーソルビトール
水溶液が封入されている。上記冷媒圧縮機11で圧縮さ
れた冷媒(R22)は、冷媒凝縮器12で凝縮された
後、膨張弁13を経て冷媒蒸発器(製氷器)14に至
る。この冷媒蒸発器(製氷器)14において、閉管路1
6内を循環するD−ソルビトール水溶液W1の一部が凍
結してシャーベット状の氷スラリー(D−ソルビトール
水溶液+氷)W2 となる。
る閉管路16には、濃度30wt%のDーソルビトール
水溶液が封入されている。上記冷媒圧縮機11で圧縮さ
れた冷媒(R22)は、冷媒凝縮器12で凝縮された
後、膨張弁13を経て冷媒蒸発器(製氷器)14に至
る。この冷媒蒸発器(製氷器)14において、閉管路1
6内を循環するD−ソルビトール水溶液W1の一部が凍
結してシャーベット状の氷スラリー(D−ソルビトール
水溶液+氷)W2 となる。
【0010】
【実施例】氷蓄熱用熱輸送媒体として、濃度30wt%
のエチレングリコール水溶液を用いた場合と濃度30w
t%のDーソルビトール水溶液を用いた場合のチラーユ
ニット(図1参照)の成績係数(COP)を比較し、そ
の結果を『表1』に示した。
のエチレングリコール水溶液を用いた場合と濃度30w
t%のDーソルビトール水溶液を用いた場合のチラーユ
ニット(図1参照)の成績係数(COP)を比較し、そ
の結果を『表1』に示した。
【0011】
【0012】この『表1』によれば、エチレングリコー
ル水溶液を用いた時のCOPは1.56であり、Dーソ
ルビトール水溶液を用いた時のCOPは1.90である
から、1.90/1.56=1.22となり、Dーソル
ビトール水溶液を用いた方がCOPが22%アップする
ことが分かる。
ル水溶液を用いた時のCOPは1.56であり、Dーソ
ルビトール水溶液を用いた時のCOPは1.90である
から、1.90/1.56=1.22となり、Dーソル
ビトール水溶液を用いた方がCOPが22%アップする
ことが分かる。
【0013】なお、設定条件は、以下の通りとした。 チラーユニットの冷媒凝縮器における冷媒凝縮温度
は、両者とも35℃の飽和圧力でサブクール度は10℃ チラーユニットの冷媒蒸発器(製氷器)における冷
媒蒸発温度は、熱輸送媒体の氷のできる温度(凝固点温
度)より、10℃低い温度とする。
は、両者とも35℃の飽和圧力でサブクール度は10℃ チラーユニットの冷媒蒸発器(製氷器)における冷
媒蒸発温度は、熱輸送媒体の氷のできる温度(凝固点温
度)より、10℃低い温度とする。
【0014】・各水溶液の凝固点降下温度は、図2から 30wt%のエチレングリコール水溶液の凝固点温度
… −13℃ 30wt%のDーソルビトール水溶液の凝固点温度
… −5℃ ・各水溶液の冷媒蒸発温度は、 30wt%のエチレングリコール水溶液の凝固点温度
… −23℃ 30wt%のDーソルビトール水溶液の凝固点温度
… −15℃ チラーユニットの冷媒圧縮機入口における冷媒ガス
の加熱度は10℃ チラーユニットの冷媒圧縮機の機械効率・モーター
効率等を掛算したら、50% 冷媒蒸発器から圧縮機入口までの圧力損失は、0.
03kg/cm2
… −13℃ 30wt%のDーソルビトール水溶液の凝固点温度
… −5℃ ・各水溶液の冷媒蒸発温度は、 30wt%のエチレングリコール水溶液の凝固点温度
… −23℃ 30wt%のDーソルビトール水溶液の凝固点温度
… −15℃ チラーユニットの冷媒圧縮機入口における冷媒ガス
の加熱度は10℃ チラーユニットの冷媒圧縮機の機械効率・モーター
効率等を掛算したら、50% 冷媒蒸発器から圧縮機入口までの圧力損失は、0.
03kg/cm2
【0015】
【発明の効果】上記のように、本発明は、一般分子式C
n Hm OHx (ここで、n =4〜12,x =4〜11)
で表される飽和鎖式炭化水素系多価アルコールを0.1
〜30wt%含有する水溶液に防腐剤、防錆剤、消泡剤
等の添加剤を所定量添加したので、凝固点降下が少な
く、チラーユニットの効率が大幅に向上するようになっ
た。
n Hm OHx (ここで、n =4〜12,x =4〜11)
で表される飽和鎖式炭化水素系多価アルコールを0.1
〜30wt%含有する水溶液に防腐剤、防錆剤、消泡剤
等の添加剤を所定量添加したので、凝固点降下が少な
く、チラーユニットの効率が大幅に向上するようになっ
た。
【図1】チラーユニットの概略図である。
【図2】各種蓄熱剤濃度(wt%)と凝固点温度(℃)
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 敬一 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内 (72)発明者 永森 茂 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】 一般分子式Cn Hm OHx (ここで、n
=4〜12,x =4〜11)で表される飽和鎖式炭化水
素系多価アルコールを0.1〜30wt%含有する水溶
液に防腐剤、防錆剤、消泡剤等の添加剤を所定量添加し
たことを特徴とする氷蓄熱用熱輸送媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209190A JPH0657242A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 氷蓄熱用熱輸送媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209190A JPH0657242A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 氷蓄熱用熱輸送媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657242A true JPH0657242A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16568846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4209190A Pending JPH0657242A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 氷蓄熱用熱輸送媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657242A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504326A (ja) * | 2003-09-02 | 2007-03-01 | アラスカ オーシャン プロダクツ | 有機冷却媒体およびその使用法 |
| JP2015063638A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | トッパン・フォームズ株式会社 | 保冷具 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP4209190A patent/JPH0657242A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504326A (ja) * | 2003-09-02 | 2007-03-01 | アラスカ オーシャン プロダクツ | 有機冷却媒体およびその使用法 |
| JP2015063638A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | トッパン・フォームズ株式会社 | 保冷具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010213 |