JPH0657244B2 - 生体用インプラント - Google Patents
生体用インプラントInfo
- Publication number
- JPH0657244B2 JPH0657244B2 JP60192720A JP19272085A JPH0657244B2 JP H0657244 B2 JPH0657244 B2 JP H0657244B2 JP 60192720 A JP60192720 A JP 60192720A JP 19272085 A JP19272085 A JP 19272085A JP H0657244 B2 JPH0657244 B2 JP H0657244B2
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- Japan
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- implant
- biomedical implant
- linear
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- Dental Preparations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯科及び歯科の医療分野に適用する生体用イン
プラントに関するものである。
プラントに関するものである。
近年、歯科及び医科のうちとりわけ整形外科領域におい
て用いられる生体材料の進歩はめざましく、種々の新材
料が開発され、実用に供せられている。
て用いられる生体材料の進歩はめざましく、種々の新材
料が開発され、実用に供せられている。
このような生体材料としてのインプラント材には生体為
害性が少なく、生体との適合性(親和性)のよいものであ
ることが重要であり、かつ機械的強度が大きく、耐蝕
性,耐摩耗性に優れた特性が要求される。このうち主に
歯科材料として用いられる材料としてはNi-Cr 合金,Co-
Cr-Mo 合金、チタンなどの金属、セラミック材ではアル
ミナ、アパタイト、ジルコニアなどの焼結体が用いら
れ、一方歯科用材料としてはセラミックやステンレス
鋼、コバルト- クロム合金、チタン、チタン合金などが
多く使用されている。
害性が少なく、生体との適合性(親和性)のよいものであ
ることが重要であり、かつ機械的強度が大きく、耐蝕
性,耐摩耗性に優れた特性が要求される。このうち主に
歯科材料として用いられる材料としてはNi-Cr 合金,Co-
Cr-Mo 合金、チタンなどの金属、セラミック材ではアル
ミナ、アパタイト、ジルコニアなどの焼結体が用いら
れ、一方歯科用材料としてはセラミックやステンレス
鋼、コバルト- クロム合金、チタン、チタン合金などが
多く使用されている。
ところが、上記の如き材料から成るインプラントを生体
内に埋入し、長期間に亘って使用している場合、生体の
骨との接合部に緩みを生じ易い。
内に埋入し、長期間に亘って使用している場合、生体の
骨との接合部に緩みを生じ易い。
このような緩みが発生しないように人工歯根や人工骨、
人工関節などの各種インプラントを骨に対し固定、保持
させるには、 インプラントを骨組織に充分係合した状態で密着させ
る。
人工関節などの各種インプラントを骨に対し固定、保持
させるには、 インプラントを骨組織に充分係合した状態で密着させ
る。
インプラント自体にスクリューやスパイクを形成して
おき、これらにより機械的に大きな強度で固定する。
おき、これらにより機械的に大きな強度で固定する。
インプラントと骨との間に滑セメントを充填して接着
固着する。
固着する。
などの方策がとられてきた。
このうち、生体用インプラントとして最も望ましいもの
としてはに示した骨組織と十分な係合状態で接合させ
ることである。そのためには骨と接合する部分に骨細胞
の浸入を受容せしめ、骨とインプラントとの機械的係合
力を強化することが考えられている。このように骨細胞
の浸入を可能とするには受容細孔の孔径が150 〜200 μ
m以上必要であると言われている。そこで現状のインプ
ラントには表面に凹凸の刻み目を入れたり、金属粒子や
セラミック粒子などを付着せしめたり、多孔層を形成し
たものが使用されている。
としてはに示した骨組織と十分な係合状態で接合させ
ることである。そのためには骨と接合する部分に骨細胞
の浸入を受容せしめ、骨とインプラントとの機械的係合
力を強化することが考えられている。このように骨細胞
の浸入を可能とするには受容細孔の孔径が150 〜200 μ
m以上必要であると言われている。そこで現状のインプ
ラントには表面に凹凸の刻み目を入れたり、金属粒子や
セラミック粒子などを付着せしめたり、多孔層を形成し
たものが使用されている。
しかしながら、金属粒子やセラミック粒子を付着した
り、又は多孔層を形成するなどして、骨浸入のため微細
な受容孔を多数設けたものにあっては、受容孔の構造が
不均質であったり、分布にばらつきが大きいものとなり
易いなど規則正しく配置することが困難であり、そのた
め均一で所望の孔径を有する多孔層を形成したものがな
かった。
り、又は多孔層を形成するなどして、骨浸入のため微細
な受容孔を多数設けたものにあっては、受容孔の構造が
不均質であったり、分布にばらつきが大きいものとなり
易いなど規則正しく配置することが困難であり、そのた
め均一で所望の孔径を有する多孔層を形成したものがな
かった。
この結果、骨の増生侵入による骨との結合力も満足でき
るほど大きなものが得られず、多孔構造を備えているに
も拘らず、充分なる結合力で骨と接合して得るものでは
なかった。
るほど大きなものが得られず、多孔構造を備えているに
も拘らず、充分なる結合力で骨と接合して得るものでは
なかった。
上記の如く、インプラントの長期間使用に伴う緩み、抜
け、沈降などの発生を防ぐため、インプラントの表面上
に、金属、セラミック、高分子材等の生体害生のない材
料から成る線維状態、もしくは網状体を付着して、ほぼ
均一な孔径をもった骨受容孔を整列、配向せしめること
によって骨の均等なる増生、侵入を図り、もって最大限
の結合力をもたらすようにしたことを特徴とする。
け、沈降などの発生を防ぐため、インプラントの表面上
に、金属、セラミック、高分子材等の生体害生のない材
料から成る線維状態、もしくは網状体を付着して、ほぼ
均一な孔径をもった骨受容孔を整列、配向せしめること
によって骨の均等なる増生、侵入を図り、もって最大限
の結合力をもたらすようにしたことを特徴とする。
次に本発明に係る生体用インプラントの実施例を図によ
って具体的に説明する。
って具体的に説明する。
第1図(イ)には生体用インプラントP1の部分破断面
図を示し、このインプラントP1はセラミック、金属な
どから成る基体Bの外表面に、チタン線、アルミナ繊
維、カーボン繊維などの生体為害性の少ない線状体Wを
ピッチをつめた状態で捲回してある。このように捲回す
る線状体Wの線径としては、捲回した線間に形成される
骨受容空間Sの必要とする大きさによって種々のものが
用いられるが、骨の増生侵入を可能とする範囲が150 〜
200 μm以上であるから、約50〜500 μmの線径をもっ
た線状体Wを使用する。
図を示し、このインプラントP1はセラミック、金属な
どから成る基体Bの外表面に、チタン線、アルミナ繊
維、カーボン繊維などの生体為害性の少ない線状体Wを
ピッチをつめた状態で捲回してある。このように捲回す
る線状体Wの線径としては、捲回した線間に形成される
骨受容空間Sの必要とする大きさによって種々のものが
用いられるが、骨の増生侵入を可能とする範囲が150 〜
200 μm以上であるから、約50〜500 μmの線径をもっ
た線状体Wを使用する。
また、同図(ロ)に示したインプラントP2のように細
線を複数本たばねた線状体W1を所要のピッチで捲回して
もよく、このような線状体W1を捲回する基体B1としては
管状をしたものであってもよい。
線を複数本たばねた線状体W1を所要のピッチで捲回して
もよく、このような線状体W1を捲回する基体B1としては
管状をしたものであってもよい。
次に、同図(ハ)の如く、基体Bの表面上に網状体Nを
付着せしめたものでよい。さらに第2図(a)(b)にてそれ
ぞれ部分表面図を示すように、(a) 図ではチタン板に多
数の孔Hを規則的に穿設した網状体N1を備えたものであ
り、(b) 図では2方向から放射状に線状体を配置して成
る網状体N2を付着したものである。
付着せしめたものでよい。さらに第2図(a)(b)にてそれ
ぞれ部分表面図を示すように、(a) 図ではチタン板に多
数の孔Hを規則的に穿設した網状体N1を備えたものであ
り、(b) 図では2方向から放射状に線状体を配置して成
る網状体N2を付着したものである。
このように第1図(イ)(ロ)(ハ)及び第2図(a)
(b)に示した如く、線状体W、W1、網状体N、N1、N2
を基体B、B1の外表面に付着することによって一定の方
向をもった規則正しい配列構成となり隣接した線状W,
W1同士に均一な空間Sをもたらしめることができ、この
空間Sが骨侵入の受容孔となる。また網状体N,N1,N2を
多段に積層し、3次元網目構造を形成することもでき
る。
(b)に示した如く、線状体W、W1、網状体N、N1、N2
を基体B、B1の外表面に付着することによって一定の方
向をもった規則正しい配列構成となり隣接した線状W,
W1同士に均一な空間Sをもたらしめることができ、この
空間Sが骨侵入の受容孔となる。また網状体N,N1,N2を
多段に積層し、3次元網目構造を形成することもでき
る。
なお、基体B,B1と、これに付着する線状体W,W1、網
状体N,N1,N2の材質はセラミック同士、金属同士が望ま
しいが金属- セラミックス、金属- 高分子材、セラミッ
ク- 高分子材等のように異種の材料をも使用することが
できる。このように基体表面上に上記骨受容孔を形成す
る材料を付着する方法としては、一般的な焼結法による
接合でもよいがより高い接合強度と均質な接合を図るた
めには高温高圧による圧切接法、例えば熱間静水圧加圧
(HIP) 法により接合するとよい。
状体N,N1,N2の材質はセラミック同士、金属同士が望ま
しいが金属- セラミックス、金属- 高分子材、セラミッ
ク- 高分子材等のように異種の材料をも使用することが
できる。このように基体表面上に上記骨受容孔を形成す
る材料を付着する方法としては、一般的な焼結法による
接合でもよいがより高い接合強度と均質な接合を図るた
めには高温高圧による圧切接法、例えば熱間静水圧加圧
(HIP) 法により接合するとよい。
さらに、本発明実施例に示した、インプラントP1,P2で
は生体との接触面積の増加により、接触腐蝕、隙間腐蝕
などの腐蝕作用が増大し、同時に腐蝕速度も高くなると
予想されるので、多孔状の骨受容孔を形成する線状体、
網状体の表面には酸化物、炭化物、窒化物、炭窒化物等
の耐摩耗性、耐腐蝕性にすぐれた材料をイオンプレーテ
ィング法、容射法などの公知の方法でもって被覆してお
くとよい。
は生体との接触面積の増加により、接触腐蝕、隙間腐蝕
などの腐蝕作用が増大し、同時に腐蝕速度も高くなると
予想されるので、多孔状の骨受容孔を形成する線状体、
網状体の表面には酸化物、炭化物、窒化物、炭窒化物等
の耐摩耗性、耐腐蝕性にすぐれた材料をイオンプレーテ
ィング法、容射法などの公知の方法でもって被覆してお
くとよい。
叙上のように本発明によれば、生体用インプラントとし
て外表面に線状体、網状体から成る金属セラミックス、
高分子材等生体為害性の少ない材料を用い整列、配向し
た骨受容孔を形成したことから、平均孔径、気孔率など
がほぼ均質で、規則正しい形状をした骨受容孔をもった
ものとなり、一様な骨細胞の増生、侵入が得られること
となり、インプラントと骨との最大の機械的係合力が期
待でき、その結果、インプラントのゆるみ、抜け、沈降
などの発生を防ぐことができ、長期にわたって安定した
強固な保持性能をもとらし得る生体用インプラントを提
供することができる。
て外表面に線状体、網状体から成る金属セラミックス、
高分子材等生体為害性の少ない材料を用い整列、配向し
た骨受容孔を形成したことから、平均孔径、気孔率など
がほぼ均質で、規則正しい形状をした骨受容孔をもった
ものとなり、一様な骨細胞の増生、侵入が得られること
となり、インプラントと骨との最大の機械的係合力が期
待でき、その結果、インプラントのゆるみ、抜け、沈降
などの発生を防ぐことができ、長期にわたって安定した
強固な保持性能をもとらし得る生体用インプラントを提
供することができる。
第1図(イ)(ロ)(ハ)はそれぞれ本発明実施例によ
る生体用インプラントの部分断面図、第2図(a)
(b)は各々本発明による生体用インプラントの他の実
施例による部分平面図である。 B,B1:基体 W,W1:線状体 N,N1,N2:網状体
る生体用インプラントの部分断面図、第2図(a)
(b)は各々本発明による生体用インプラントの他の実
施例による部分平面図である。 B,B1:基体 W,W1:線状体 N,N1,N2:網状体
Claims (1)
- 【請求項1】生体用インプラントを成す基体の骨と接す
る表面上に、金属、セラミックス、プラスチック等の生
体為害性の少ない材料から成る線状体もしくは網状体を
付着せしめたことを特徴とする生体用インプラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192720A JPH0657244B2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 生体用インプラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192720A JPH0657244B2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 生体用インプラント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6253663A JPS6253663A (ja) | 1987-03-09 |
| JPH0657244B2 true JPH0657244B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=16295940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60192720A Expired - Fee Related JPH0657244B2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 生体用インプラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657244B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7727589B2 (en) | 2005-04-22 | 2010-06-01 | Tetsuya Suzuki | Method of producing esthetically pleasing ornaments from bone components |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6037734B2 (ja) * | 1978-10-12 | 1985-08-28 | 住友電気工業株式会社 | 管状臓器補綴材及びその製造方法 |
| JPS60163664A (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-26 | 呉羽化学工業株式会社 | 生体適合性複合材 |
-
1985
- 1985-08-31 JP JP60192720A patent/JPH0657244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6253663A (ja) | 1987-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |