JPH0657339A - 熱間圧延鋼材の冷却方法 - Google Patents
熱間圧延鋼材の冷却方法Info
- Publication number
- JPH0657339A JPH0657339A JP4215147A JP21514792A JPH0657339A JP H0657339 A JPH0657339 A JP H0657339A JP 4215147 A JP4215147 A JP 4215147A JP 21514792 A JP21514792 A JP 21514792A JP H0657339 A JPH0657339 A JP H0657339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- temperature
- rolled steel
- hot
- thermometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】冶金的に望ましい冷却パターンで熱間圧延鋼材
を冷却する熱間圧延鋼材の冷却方法を提供する。 【構成】1.2mm材は中間温度計20、6.0mm材
は中間温度計22、24.0mm材は中間温度計24に
よる計測結果に基づいて、この測定温度が、冶金的に望
ましい冷却パターンから求められた温度になるようにそ
れぞれコントローラ28により冷却制御が行われた。こ
の結果、従来の巻取装置前に配置された温度計26を用
いて行った冷却制御時の温度精度(±10℃以内)が8
5%であるのに対し、95%に向上した。
を冷却する熱間圧延鋼材の冷却方法を提供する。 【構成】1.2mm材は中間温度計20、6.0mm材
は中間温度計22、24.0mm材は中間温度計24に
よる計測結果に基づいて、この測定温度が、冶金的に望
ましい冷却パターンから求められた温度になるようにそ
れぞれコントローラ28により冷却制御が行われた。こ
の結果、従来の巻取装置前に配置された温度計26を用
いて行った冷却制御時の温度精度(±10℃以内)が8
5%であるのに対し、95%に向上した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延鋼材の冷却方
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホットストリップミルの熱間圧
延鋼材の冷却制御は、巻取装置の直前に設けられた温度
計により測定された温度に基づいて、この温度が所定温
度になるように行なわれている(鉄鋼便覧圧延基礎・鋼
板 P427参照)。また、この冷却制御を仕上ミル出
側温度計と巻取前温度計とを用いて測温することにより
行う方法も知られている。ところが、仕上ミル出側温度
計、冷却スプレ及び巻取り前温度計をそれぞれ配置した
位置が離れているため、これらの温度計の測定結果に基
づく冷却制御では、温度測定時刻と温度測定された鋼材
が冷却された時刻との時間差が大きく、冷却された鋼材
を所定温度にするための適切な冷却制御が行えないとい
う問題がある。
延鋼材の冷却制御は、巻取装置の直前に設けられた温度
計により測定された温度に基づいて、この温度が所定温
度になるように行なわれている(鉄鋼便覧圧延基礎・鋼
板 P427参照)。また、この冷却制御を仕上ミル出
側温度計と巻取前温度計とを用いて測温することにより
行う方法も知られている。ところが、仕上ミル出側温度
計、冷却スプレ及び巻取り前温度計をそれぞれ配置した
位置が離れているため、これらの温度計の測定結果に基
づく冷却制御では、温度測定時刻と温度測定された鋼材
が冷却された時刻との時間差が大きく、冷却された鋼材
を所定温度にするための適切な冷却制御が行えないとい
う問題がある。
【0003】このため、巻取温度計の直前にバーニアス
プレと呼ばれるスプレを設置し、このバーニアスプレに
よって熱間圧延鋼材を、再度冷却することにより、遅れ
時間の少ない制御を行っている。
プレと呼ばれるスプレを設置し、このバーニアスプレに
よって熱間圧延鋼材を、再度冷却することにより、遅れ
時間の少ない制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冶金的な見
地から、熱間圧延鋼材の望ましい冷却パターンがある。
この望ましい冷却パターンと、上述したバーニアスプレ
によって冷却した冷却パターンとを、図4を参照して説
明する。図4では、望ましい冷却パターンを破線、バー
ニアスプレによって冷却した冷却パターンを実線で示
す。
地から、熱間圧延鋼材の望ましい冷却パターンがある。
この望ましい冷却パターンと、上述したバーニアスプレ
によって冷却した冷却パターンとを、図4を参照して説
明する。図4では、望ましい冷却パターンを破線、バー
ニアスプレによって冷却した冷却パターンを実線で示
す。
【0005】図4に示すように、バーニアスプレによる
冷却パターンは、冶金的に望ましい冷却パターンとは異
なるため、見掛上の巻取温度が一致しても鋼材の材質が
異なるという問題がある。本発明は、上記事情に鑑み、
冶金的に望ましい冷却パターンで熱間圧延鋼材を冷却す
る熱間圧延鋼材の冷却方法を提供することを目的とす
る。
冷却パターンは、冶金的に望ましい冷却パターンとは異
なるため、見掛上の巻取温度が一致しても鋼材の材質が
異なるという問題がある。本発明は、上記事情に鑑み、
冶金的に望ましい冷却パターンで熱間圧延鋼材を冷却す
る熱間圧延鋼材の冷却方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホットストリ
ップミルの冷却制御においては、図4に示す冶金的要求
冷却パターンを満たすことが、鋼の材質をコントロール
する上で重要であるという知見に基づくものである。発
明者らは、ホットストリップミルの冶金的必要冷却パタ
ーンを各種のサイズ、鋼種について検討した。この結
果、冷却ゾーン設備内に設置された複数個の温度計のう
ち、水冷却終了点に設置した温度計、または冷却ゾーン
における鋼板進行方向の最適な温度計を選択して、これ
らのうちのいずれかの温度計による測温結果に基づいて
冷却スプレを調整して冷却制御することにより、例えば
図4の破線で示す冶金的要求冷却パターンを精度良く得
ることができることを見出し、本発明をなすに至った。
ップミルの冷却制御においては、図4に示す冶金的要求
冷却パターンを満たすことが、鋼の材質をコントロール
する上で重要であるという知見に基づくものである。発
明者らは、ホットストリップミルの冶金的必要冷却パタ
ーンを各種のサイズ、鋼種について検討した。この結
果、冷却ゾーン設備内に設置された複数個の温度計のう
ち、水冷却終了点に設置した温度計、または冷却ゾーン
における鋼板進行方向の最適な温度計を選択して、これ
らのうちのいずれかの温度計による測温結果に基づいて
冷却スプレを調整して冷却制御することにより、例えば
図4の破線で示す冶金的要求冷却パターンを精度良く得
ることができることを見出し、本発明をなすに至った。
【0007】具体的には、本発明の熱間圧延鋼材の冷却
方法は、(1)冷却スプレによって冷却された熱間圧延
鋼材が復熱する位置を鋼種、寸法ごとに予め求めてお
き、(2)鋼種、寸法に応じてこの位置における熱間圧
延鋼材の表面温度が目標温度に一致するように、熱間圧
延鋼材の冷却をフィードバック制御することを特徴とす
るものである。
方法は、(1)冷却スプレによって冷却された熱間圧延
鋼材が復熱する位置を鋼種、寸法ごとに予め求めてお
き、(2)鋼種、寸法に応じてこの位置における熱間圧
延鋼材の表面温度が目標温度に一致するように、熱間圧
延鋼材の冷却をフィードバック制御することを特徴とす
るものである。
【0008】ここで、「復熱する」とは、熱間圧延鋼材
を冷却することにより板厚方向に生じる非定状温度分布
が、空冷時の定常温度分布になることをいう。
を冷却することにより板厚方向に生じる非定状温度分布
が、空冷時の定常温度分布になることをいう。
【0009】
【作用】本発明の熱間圧延鋼材の冷却方法によれば、圧
延後に冷却された熱間圧延鋼材の復熱する位置が鋼種、
寸法ごとに予め求められており、この復熱する位置にお
いて熱間圧延鋼材の表面温度が測定される。この復熱す
る位置は、水冷によって板厚断面方向に生じた非平衡状
態の温度分布から定常状態の温度分布に回復した位置で
あると共に、冷却終了点直近の位置である。このため、
断面平均温度の誤差が極めて少なくなると共に、目標温
度から異なっていることが判明した場合であっても温度
測定位置が冷却終了点直近にあるため、制御応答が向上
し温度精度が改善される。
延後に冷却された熱間圧延鋼材の復熱する位置が鋼種、
寸法ごとに予め求められており、この復熱する位置にお
いて熱間圧延鋼材の表面温度が測定される。この復熱す
る位置は、水冷によって板厚断面方向に生じた非平衡状
態の温度分布から定常状態の温度分布に回復した位置で
あると共に、冷却終了点直近の位置である。このため、
断面平均温度の誤差が極めて少なくなると共に、目標温
度から異なっていることが判明した場合であっても温度
測定位置が冷却終了点直近にあるため、制御応答が向上
し温度精度が改善される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例の熱間圧延鋼材の冷却
方法を行う際に使用した冷却設備の概略構成を示す概略
図である。最終仕上ミル10によって圧延された鋼材1
2は、複数の冷却スプレ14によって冷却され、コイラ
16で巻き取られる。この鋼材は、必要に応じて温度計
18、26、中間温度計20、22、24によって測温
され、この測温結果はコントローラ28に入力され、こ
れにより冷却スプレ14の冷却パターンが変更される。
する。図1は、本発明の一実施例の熱間圧延鋼材の冷却
方法を行う際に使用した冷却設備の概略構成を示す概略
図である。最終仕上ミル10によって圧延された鋼材1
2は、複数の冷却スプレ14によって冷却され、コイラ
16で巻き取られる。この鋼材は、必要に応じて温度計
18、26、中間温度計20、22、24によって測温
され、この測温結果はコントローラ28に入力され、こ
れにより冷却スプレ14の冷却パターンが変更される。
【0011】図2は、冷却熱流束1.2×106kca
l/m2 ・hrで、冷却を行った際の、冷却開始後の経
過時間(秒)と、平均温度と表面温度の差(℃)との関
係を示すグラフである。平均温度と表面温度の差が0に
近くなったときが復熱完了を示し、板厚の厚い材料程、
復熱が完了するまでに長時間を要することがわかる。こ
の板厚と復熱所要時間との関係に基づいて、本発明者
は、冷却ゾーン開始点から冶金的必要冷却パターンに復
熱時間を加味した45m、60m、75mの3点に中間
温度計1、2、3、を設置した冷却装置により、板厚が
24mm、6.0mm、1.2mmの材料を冷却して、
その冷却曲線を求めた。
l/m2 ・hrで、冷却を行った際の、冷却開始後の経
過時間(秒)と、平均温度と表面温度の差(℃)との関
係を示すグラフである。平均温度と表面温度の差が0に
近くなったときが復熱完了を示し、板厚の厚い材料程、
復熱が完了するまでに長時間を要することがわかる。こ
の板厚と復熱所要時間との関係に基づいて、本発明者
は、冷却ゾーン開始点から冶金的必要冷却パターンに復
熱時間を加味した45m、60m、75mの3点に中間
温度計1、2、3、を設置した冷却装置により、板厚が
24mm、6.0mm、1.2mmの材料を冷却して、
その冷却曲線を求めた。
【0012】図3に、板厚24.0mm材、6.0mm
材、1.2mm材のそれぞれの冷却開始から冷却終了
後、復熱完了までの表面温度と平均温度の推移を、RO
T(ランナウトテーブル)上の位置と対応させて示す。
1.2mm材は中間温度計1、6.0mm材は中間温度
計2、24.0mm材は中間温度計3のそれぞれ計測結
果に基づいて、この測定温度が冶金的必要冷却パターン
から求められた所定温度になるように、コントローラ2
8により冷却制御が行われた。
材、1.2mm材のそれぞれの冷却開始から冷却終了
後、復熱完了までの表面温度と平均温度の推移を、RO
T(ランナウトテーブル)上の位置と対応させて示す。
1.2mm材は中間温度計1、6.0mm材は中間温度
計2、24.0mm材は中間温度計3のそれぞれ計測結
果に基づいて、この測定温度が冶金的必要冷却パターン
から求められた所定温度になるように、コントローラ2
8により冷却制御が行われた。
【0013】この結果、従来の巻取装置前に配置された
温度計26(図1参照)を用いて行った冷却制御時の温
度精度(±10℃以内)が85%であるのに対し、本実
施例の方法では95%に向上した。なお、本実施例の方
法は、復熱時間後に温度測定した例であるが、板厚、材
質及び冷却パターン毎の平均温度と表面温度との差を予
め求めておき、冷却終了点の温度測定値から上記温度差
を減算した値に基づいて、この測定温度が所定温度にな
るように冷却制御を行ってもよい。この場合は、特に、
復熱に時間を要する厚い板の場合に遅れ時間がなくなる
ため有効である。
温度計26(図1参照)を用いて行った冷却制御時の温
度精度(±10℃以内)が85%であるのに対し、本実
施例の方法では95%に向上した。なお、本実施例の方
法は、復熱時間後に温度測定した例であるが、板厚、材
質及び冷却パターン毎の平均温度と表面温度との差を予
め求めておき、冷却終了点の温度測定値から上記温度差
を減算した値に基づいて、この測定温度が所定温度にな
るように冷却制御を行ってもよい。この場合は、特に、
復熱に時間を要する厚い板の場合に遅れ時間がなくなる
ため有効である。
【0014】
【発明の効果】本発明の熱間圧延鋼材の冷却方法では、
冷却された熱間圧延鋼材が復熱する位置が予め求めら
れ、この位置において熱間圧延鋼材の表面温度が測定さ
れて冷却が制御されるため、冶金的要求冷却パターンを
精度よく実現できる。このため鋼材の材質制御が容易に
なり、鋼材の材質精度が向上する。
冷却された熱間圧延鋼材が復熱する位置が予め求めら
れ、この位置において熱間圧延鋼材の表面温度が測定さ
れて冷却が制御されるため、冶金的要求冷却パターンを
精度よく実現できる。このため鋼材の材質制御が容易に
なり、鋼材の材質精度が向上する。
【図1】本発明の一実施例の熱間圧延鋼材の冷却方法を
行う際に使用した冷却設備の概略構成を示す概略図であ
る。
行う際に使用した冷却設備の概略構成を示す概略図であ
る。
【図2】冷却熱流束1.2×106kcal/m2 ・h
rで冷却を行った際の、冷却開始後の経過時間(秒)と
平均温度及び表面温度の差(℃)との関係を示すグラフ
である。
rで冷却を行った際の、冷却開始後の経過時間(秒)と
平均温度及び表面温度の差(℃)との関係を示すグラフ
である。
【図3】板厚24.0mm材、6.0mm材、1.2m
m材の冷却開始から冷却終了後復熱完了間での表面温度
と平均温度の推移を、ROT上の位置と対応させて示す
グラフである。
m材の冷却開始から冷却終了後復熱完了間での表面温度
と平均温度の推移を、ROT上の位置と対応させて示す
グラフである。
【図4】冶金的な見地から望ましい冷却パターンと、バ
ーニアスプレによって冷却した冷却パターンとを示すグ
ラフであり、破線は望ましい冷却パターン、実線はバー
ニアスプレによる冷却パターンを示す。
ーニアスプレによって冷却した冷却パターンとを示すグ
ラフであり、破線は望ましい冷却パターン、実線はバー
ニアスプレによる冷却パターンを示す。
10 最終仕上ミル 12 鋼材 14 冷却スプレ 16 コイラ 20、22、24 中間温度計 28 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却スプレによって冷却された熱間圧延
鋼材が復熱する位置を鋼種、寸法ごとに予め求めてお
き、 鋼種、寸法に応じて前記位置における前記熱間圧延鋼材
の表面温度が目標温度に一致するように、前記熱間圧延
鋼材の冷却をフィードバック制御することを特徴とする
熱間圧延鋼材の冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4215147A JPH0657339A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 熱間圧延鋼材の冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4215147A JPH0657339A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 熱間圧延鋼材の冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657339A true JPH0657339A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16667459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4215147A Pending JPH0657339A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 熱間圧延鋼材の冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657339A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100496824B1 (ko) * | 2000-11-08 | 2005-06-22 | 주식회사 포스코 | 온도계를 이용한 열연강판의 냉각제어방법 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP4215147A patent/JPH0657339A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100496824B1 (ko) * | 2000-11-08 | 2005-06-22 | 주식회사 포스코 | 온도계를 이용한 열연강판의 냉각제어방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030212 |