JPH065746Y2 - 魚収納容器 - Google Patents

魚収納容器

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JPH065746Y2
JPH065746Y2 JP1987117049U JP11704987U JPH065746Y2 JP H065746 Y2 JPH065746 Y2 JP H065746Y2 JP 1987117049 U JP1987117049 U JP 1987117049U JP 11704987 U JP11704987 U JP 11704987U JP H065746 Y2 JPH065746 Y2 JP H065746Y2
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太郎 大城
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、魚を収納する収納容器に関し、より詳細に
言えば、例えば鮎の友釣において釣れた鮎を生かした状
態で収納携行する鮎囮缶と称される魚収納容器に関す
る。
(従来の技術) この種の魚収納容器として従来第6図に示すものが知ら
れている。
図において(20)は容器本体で、使用時、その内部に水が
貯えられて釣り上げた魚を生かした状態で収納するよう
になっている。
そして、収納されている魚が携行中に死ぬのを防止する
ため、容器本体(20)内の水中に酸素(空気)が放出され
る。
すなわち、図示されない直流電源(乾電池)と、この乾
電池により駆動されるモータ、およびモータにより作動
する酸素供給ポンプを収納した酸素供給ユニット(21)を
用意し、この酸素供給ユニット(21)におけるポンプの吐
出口にホース(22)の一端を連結するとともに、ホース(2
2)の他端に連結したフィルタ部材(23)を水中に浸漬する
ことによりなされる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の魚収納容器では、ホース(22)が収納
本体(20)の周壁(20A)の上面と蓋体(24)の周縁下面との
間から内部に挿入される状態になるから、蓋体(24)を適
正に施蓋することができない上、ホース(22)の位置決め
がなされていないために、ホース(22)に位置ずれやよじ
れが生じて、酸素の供給が妨げられるおそれを有してい
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は容器体と、該容器体を施蓋する蓋体とにより
構成する魚収納容器において、前記蓋体の蓋板部に、該
蓋板部を貫通するトンネル状の流入通路を形成すると共
に、流入通路の1次側流入通路に酸素供給ユニットより
の1次側ホースを連結し、他方流入通路の2次側流入通
路には前記容器体内に伸びる2次側ホースに連結し、か
つ、該2次側ホースを該トンネル状の流入通路近傍の容
器体の周壁内面及び底板上に連続して形成する立上がり
溝及び分岐溝に嵌合させて設けると共に、該2次側ホー
スに接続するエアー咄出チューブを周壁の内面に従って
底板上に形成された上方に開口する環状溝に嵌合して設
けたものである。
(作用) 本考案は蓋体の蓋板部に流入通路を形成することから、
酸素供給ユニットより容器体内に導入されるホースは流
入通路により位置決めされる。
また、本考案は、2次側ホースを該トンネル状の流入通
路近傍の容器体の周壁内面及び底板上に連続して形成す
る立上がり溝及び分岐溝に嵌合させて設けると共に、該
2次側ホースに接続するエアー咄出チューブを周壁の内
面に従って底板上に形成された上方に開口する環状溝に
嵌合して設けることから、2次側ホースを容器体内で遊
動することなく、安定的にエアー咄出チューブに、ひい
ては容器体内に空気を送ることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明するば、第1
図は魚収納容器の蓋体を一部破断して示す蓋体の全体斜
視図、第2図は魚収納容器の縦断面図である。
図において、(1)は魚収納容器本体を示しAこの魚収納
容器本体(1)は合成樹脂により成型された容器体(2)と蓋
体(3)とより構成され、蓋体(3)は容器体(2)に固着して
容器体(2)を被蓋している。
容器体(2)は上部開口の円筒形に形成され、周壁(2A)の
上部外面に酸素供給ユニット(4)の係止部材(4a)が係脱
自在に係止される係止部(2B)を形成し、かつ円周方向に
等間隔を有して、径外方向に張り出し、かつ上方に向け
て末広がり状に形成したリブ状の厚肉固定部(2C)(2C)…
を複数個設けている(但し、図面には2個のみ示されて
いるが、通常4〜5個程度形成する。) この厚肉固定部(2C)(2C)…には、上下方向にビス孔(2c)
が形成されている。
また、容器本体(2)には、その底板(2D)上に周壁の内面
に従って環状に形成され、かつ、上方に開口した環状溝
(5A)が形成されている。
この溝(5A)は第3図に示すように底板(2D)にリブ状の突
起(2a)(2b)を所定の幅間隔Wを有して対向させることに
よって溝状に形成され、その1部分から容器体(2)の周
壁(2A)に向けてのびる分岐溝(5B)を形成し、さらに分岐
溝(5B)に連続して立上がり溝(5c)を前記周壁(2A)の内面
に形成している。
また、蓋体(3)は円形板の蓋板部(3A)の中央に比較的大
径の開口(3B)を有し、この開口(3B)がヒンジ結合(3C)さ
れたメッシュ状の開閉板(3D)によって開閉される。
尚、この開閉板(3D)は、常時はロック片(3a)により節度
的に閉成保持されている。
メッシュ状の開閉板(3D)には魚投入用シャッター(3E)が
常時閉成状態で取り付けられている。
即ち、魚投入用シャッター(3E)は、その下面に配設した
スプリング(3e)により上方に付勢されて魚投入口を閉成
しており、魚投入時、上記スプリング(3e)に抗して魚投
入用シャッター(3E)を押し下げることにより、下方に開
放される。
蓋体(3)の周縁部下面には、下向き開口の環状溝(3F)が
形成され、シール用パッキン(図示せず)を嵌合してい
る。
そして、周縁部上面に環状の嵌合用突部(3G)を形成して
いる。
尚、上記環状溝(3F)の曲率を容器体(2)の上端部が嵌合
される大きさに設定している。
また、蓋体(2)の嵌合用突部(3G)近傍の蓋板部(3A)に
は、蓋板部(3A)の厚み方向に、該蓋板部(3A)を貫通する
トンネル状の流入通路(3H)が設けられている。
このトンネル状の流入通路(3H)は蓋板部(3A)の貫通孔(3
h)と、蓋板部(3A)の上面より上方に突出した円筒片状に
より形成した1次側流入通路(3H1)と、蓋板部(3A)の下
面より下方に突出した円筒片により形成した2次側流入
通路(3H2)とにより形成され、前記貫通孔(3h)を介して
1次側流入通路(3H1)と2次側流入通路(3H2)とが連通し
ている。
1次側及び2次側流入通路(3H1)(3H2)は蓋板部(3A)と一
体に形成されると共に、1次側、2次側流入通路の(3H
1)(3H2)の内径の大小によって、第4図、第5図に示す
如く、後述するホースを1次側,2次側流入通路(3H1)
(3H2)に内挿或いは外挿するものである。
さらに、蓋体(3)の外周面には容器体(2)に形成された厚
肉固定部(2c)(2c)…に対応する取付片(3K)(3K)…が径外
方向に突設されている。
これ取付片(3K)(3K)…には厚み方向に貫通する取付孔(3
K)が形成されている。
(6)はホースを示し、このホース(6)は第2図及び第4図
に示すように、1次側ホース(6A)と2次側ホース(6B)に
分割され、1次側ホース(6A)の一端は酸素供給ユニット
(4)の酸素供給口(4B)に連結され、他端は流入通路(3H)
の一端、即ち、1次側流入通路(3H1)に挿着する。
2次側ホース(6B)は、その一端を流入通路(3H)の他端、
即ち、2次側流入通路(3H2)に挿着すると共に、他端を
エアー咄出チューブ(7)に接続させている。
このエアー咄出チューブ(7)はゴムもしくは合成樹脂に
よってなり、その周壁に多数のエアー咄出小孔(7a)を貫
通形成してなり、前記溝(5A)に嵌合されている。
即ちエアー咄出チューブ(7)は溝(5A)に嵌合可能な外径
を有し、かつ溝(5A)の環状形態に嵌合し得る長さ寸法を
備えている。
エアー咄出チューブ(7)は、環状に形成されている溝(5
A)の1部分においてT形の接続管(7B)を介して第2次側
ホース(6B)に接続されている。
上記構成において、魚収納容器本体(1)は第2図に示す
にように組立てられる。
即ち、容器体(2)の周壁(2A)における上端部を蓋体(3)の
環状溝(3F)に嵌合するとともに、容器体(2)の厚肉固定
部(2c)(2c)…と蓋体(3)の取付片(3K)(3K)…を重合し各
々のビス孔(2c)(2c)…と取付孔(3k)(3k)…にビス(8)を
挿入して、容器体(2)に蓋体(3)を固着し、かつ容器体
(2)の上部開口が蓋体(3)によりシール状態で閉成せれた
組立状態となる。
尚、前記2次側ホース(6B)は蓋体(3)をビス(8)で固着す
る前に、あらかじめその一端を2次側流入通路(3H2)に
挿着等することはもちろんである。
また、容器体(3)内に水を収容し、かつ係止部(2B)に酸
素供給ユニット(4)の係止部材(4a)を係止させ、流入通
路(3H)を介してホース(6)を容器体(2)内に導入すること
で、水中への酸素供給が可能になり、収納される魚を積
極的に生かすことができる。
また、前記構成においては、該2次側ホース(6B)を該ト
ンネル状の流入通路(3H)近傍の容器体(2)の周壁(2A)内
面及び底板(2D)上に連続して形成する立上がり溝(5C)及
び分岐溝(5B)に嵌合させて設けると共に、該2次側ホー
ス(6B)に接続するエアー咄出チューブ(7)を周壁(2A)の
内面に従って底板(2D)上に形成された上方に開口した環
状溝(5A)に嵌合して設けたことから、2次側ホース(6B)
が容器体(2)内で遊動することなく、安定的にエアー咄
出チューブに空気を送ることができると共に、容器体
(2)内の水中には、エアー咄出チューブ(7)の多数のエア
ー咄出小孔(7a)から空気が吐き出される。
即ち、エアー咄出チューブ(7)は周壁(2A)の内面に従っ
て底板(2D)上に形成された環状溝(5A)に嵌合されている
から、エアーが容器体(2)の広い領域にわたって吐き出
され、しかも、微細な気泡として吐き出されるので酸素
の取入効率が著しく向上し、魚収納容器(1)の携行移動
中における例えばオトリ鮎の衰弱を有効に防止して、収
納時の元気な状態を確保できる。
尚、前記実施例では、1次側及び2次側流入通路(3H1)
(3H2)を円筒片に形成して設けているが、この流入通路
(3H)の形成は実施例の円筒片に限定されず、他の形状に
構成して流入通路(3H)を形成してもよい。
また、溝(5A)の形成パターンを第3図に示す如く円状環
状としているが、これを容器体(2)の周壁(2A)の形状に
よって方形環状としてもよく、任意のパターンを選択し
て採用できる。
(効果) 上記構成において、ホースは蓋体に形成されたトンネル
状の流入通路を介して容器体の内部に導入されるから、
ホースは上記流入通路により位置決めされるため、位置
ずれやよじれなどが全く生じない。したがって、酸素の
供給を常時適正に行うことができる。
また、本考案は、2次側ホースを該トンネル状の流入通
路近傍の容器体の周壁内面及び底板上に連続して形成す
る立上がり溝及び分岐溝に嵌合させて設けると共に、該
2次側ホースに接続するエアー咄出チューブを周壁の内
面に従って底板上に形成された上方に開口する環状溝に
嵌合して設けることから、2次側ホースを容器体内で遊
動することなく、安定的にエアー咄出チューブに空気を
送ることができると共に、容器体内の水中には、エアー
咄出チューブの多数のエアー咄出小孔から空気が吐き出
される。
即ち、エアー咄出チューブは周壁の内面に従って底板上
に形成された環状溝に嵌合されているから、エアーが容
器体の広い領域にわたって吐き出され、しかも、微細な
気泡として吐き出されるので酸素の取入効率が著しく向
上し、魚収納容器の携行移動中における例えばオトリ鮎
の衰弱を有効に防止して、収納時の元気な状態を確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部破断した蓋体の全体斜視図、第2図は一部
省略した魚収納容器体の縦断面図、第3図は容器体の横
断面図、第4図は要部拡大断面図、第5図は他の実施例
要部拡大断面図、第6図は従来の魚収納容器の断面図で
ある。 (2)……容器体、(2A)……周壁、(2D)……底板、(3)……
蓋体、(3A)……蓋板部、(3H)……流入通路、(3H1)……
1次側流入通路、(3H2)……2次側流入通路、(4)……酸
素供給ユニット、(5A)……環状溝、(5B)……分岐溝、(5
C)……立上がり溝、(6A)……1次側ホース、(6B)……2
次側ホース、(7)……エアー咄出チューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体と、該容器体を施蓋する蓋体とによ
    り構成する魚収納容器において、前記蓋体の蓋板部に、
    該蓋板部を貫通するトンネル状の流入通路を形成すると
    共に、該流入通路の1次側流入通路に酸素供給ユニット
    よりの1次側ホースを連結し、他方流入通路の2次側流
    入通路には前記容器体内に伸びる2次側ホースに連結
    し、かつ、該2次側ホースを該トンネル状の流入通路近
    傍の容器体の周壁内面及び底板上に連続して形成する立
    上がり溝及び分岐溝に嵌合させて設けると共に、該2次
    側ホースに接続するエアー咄出チューブを周壁の内面に
    従って底板上に形成された上方に開口する環状溝に嵌合
    して設けたことを特徴とする魚収納容器。
JP1987117049U 1987-07-30 1987-07-30 魚収納容器 Expired - Lifetime JPH065746Y2 (ja)

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JP1987117049U JPH065746Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 魚収納容器

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JPS6422264U JPS6422264U (ja) 1989-02-06
JPH065746Y2 true JPH065746Y2 (ja) 1994-02-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010791U (ja) * 1973-06-07 1975-02-04
JPS533291U (ja) * 1976-06-24 1978-01-12
JPS5448892U (ja) * 1977-09-11 1979-04-04
JPS548077U (ja) * 1977-06-18 1979-01-19
JPH0319746Y2 (ja) * 1985-12-20 1991-04-25

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