JPH0657723U - 油圧駆動式車両の車輪駆動機構 - Google Patents
油圧駆動式車両の車輪駆動機構Info
- Publication number
- JPH0657723U JPH0657723U JP466293U JP466293U JPH0657723U JP H0657723 U JPH0657723 U JP H0657723U JP 466293 U JP466293 U JP 466293U JP 466293 U JP466293 U JP 466293U JP H0657723 U JPH0657723 U JP H0657723U
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- Japan
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- hydraulic
- drive mechanism
- hydraulic pressure
- wheel drive
- wheels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右いずれかの車輪がスリップを生じた場
合、反対側の車輪の駆動トルクを増大して、その場から
確実に脱出させることができるようにする。 【構成】 エンジン3に連動する1つの油圧ポンプ4か
ら左右の車輪1L,1Rを各別に駆動する油圧モータ2
L,2Rへの油圧供給配管5L,5Rの途中に、流量を
左右均一にするための分流・集流弁10を介在するとと
もに、分流・集流弁と油圧モータ間において、左右の油
圧供給配管5L,5R同志を適当な絞り13を持つ配管
12により互いに接続している。
合、反対側の車輪の駆動トルクを増大して、その場から
確実に脱出させることができるようにする。 【構成】 エンジン3に連動する1つの油圧ポンプ4か
ら左右の車輪1L,1Rを各別に駆動する油圧モータ2
L,2Rへの油圧供給配管5L,5Rの途中に、流量を
左右均一にするための分流・集流弁10を介在するとと
もに、分流・集流弁と油圧モータ間において、左右の油
圧供給配管5L,5R同志を適当な絞り13を持つ配管
12により互いに接続している。
Description
【0001】
この考案は、たとえばタイヤローラ等のように、不整地での走行機会が多く、 車体の左右両側または前後に配設した車輪を左右または前後一対の油圧モータを 介して各別に回転駆動するようになされている油圧駆動式車両の車輪駆動機構に 関するものである。
【0002】
図4は、従来の油圧駆動式車両の車輪駆動機構の一例を示す概略系統図であり 、同図において、1L,1Rは車体の左右両側に配設されたタイヤ車輪であって 、これら両タイヤ車輪1L,1Rは油圧モータ2L,2Rを介して各別に駆動回 転される。3はエンジンで、このエンジン3により駆動される油圧ポンプ4が設 けられている。この油圧ポンプ4と上記左右の両油圧モータ1L,1Rとは、共 通の油圧供給配管5から分岐された左右の油圧供給用配管5L,5Rおよび共通 の油圧戻り配管6に合流される左右の油圧戻し用配管6L,6Rを介してそれぞ れ接続されている。
【0003】 上記構成の油圧駆動式車両の車輪駆動機構においては、エンジン3により駆動 される油圧ポンプ4から吐出される油圧が共通の油圧供給配管5および左右の油 圧供給用配管5L,5Rを経て左右の油圧モータ2L,2Rに供給されるととも に、その戻り油が左右の油圧戻し用配管6L,6Rおよび共通の油圧戻り配管6 を経て上記油圧ポンプ4に還流されることで、左右のタイヤ車輪1L,1Rが各 別に回転駆動されて直進走行しながら、不整地の締め固めなどの所定の作業が行 なわれる。
【0004】
ところが、上記のような従来の油圧駆動式車両の車輪駆動機構によれば、上記 の直進走行状態での所定の作業時において、左右いずれかのタイヤ車輪1Lまた は1Rが、例えば凍結した地面に進入するなどして、走行負荷が他方のタイヤ車 輪1Rまたは1Lの走行負荷に比べて小さくなってスリップを生じたような場合 、左右の油圧モータ2L,2Rへ供給される圧油が不均一なものとなり、その結 果、供給圧油量が多くなる一方のタイヤ車輪1Lまたは1Rは空転し、かつ、他 方のタイヤ車輪1Rまたは1Lはその駆動力が極端に低下するために、その場か らの脱出が不可能になつてしまう。
【0005】 この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、簡単な構成を付加する のみで、左右の車輪のいずれかがスリップを発生した場合、そのスリップの発生 側とは反対側の車輪の駆動トルクを増加させて、その場から確実に脱出させるこ とができる油圧駆動式車両の車輪駆動機構を提供することを目的としている。
【0006】
上記目的を達成するために、この考案に係る油圧駆動式車両の車輪駆動機構は 、車体の左右両側に配設した車輪を各別に回転駆動する油圧モータと、エンジン により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプと上記左右の両油圧モータとを 接続する油圧供給用配管および油圧戻し用配管とを備えてなる油圧駆動式車両に おいて、上記油圧ポンプから左右の油圧モータへの油圧供給用配管の途中に、両 油圧モータへの供給油量を均一に調整する分流・集流弁を介在させるとともに、 この分流・集流弁と油圧モータ間の両油圧供給配管部分同志を適当な絞りを持つ 配管を介して互いに接続したものである。
【0007】 特に、上記構成のものにおいて、上記絞りを持つ接続配管中に、締切り弁を設 けることが好ましい。
【0008】
この考案によれば、油圧ポンプから左右の油圧モータへの油圧供給用配管の途 中に介在させた分流・集流弁によって、左右の走行負荷の相違にかかわらず、左 右両油圧モータへの供給油量が均一に調整される。そして、この状態で、一方の 車輪にスリップが発生すると、左右の油圧モータの流量差に相当する圧油が絞り を持つ配管を通じて、他方の油圧供給用配管に流入することになる。そのため、 絞りを介して左右の油圧供給用配管間に圧力差が生じて、その圧力差(圧損)に より、スリップを発生していない側の車輪の駆動トルクが増大されて、車体がそ の場から脱出できることになる。
【0009】 また、スリップを避けたいような場合は、上記絞りを持つ接続配管中に設けた 締切り弁を締切ることにより、ノンスリップデフとして機能させることが可能で ある。
【0010】
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 図1はこの考案に係る油圧駆動式車両の一例となるタイヤローラの概略側面図 である。このタイヤローラは、作業者の搭乗部7を有する車体8の前後にそれぞ れ複数列のタイヤ車輪が設けられている。詳しくは、前部には、左右それぞれ2 個づつのタイヤ車輪11L,11Rが配設されているとともに、後部には、左側 に3個のタイヤ車輪1Lが、右側に2個のタイヤ車輪1Rが配設されており、後 部の各タイヤ車輪1L,1Rが駆動されるように構成されている。
【0011】 図2は、上記構成のタイヤローラにおける後部のタイヤ車輪1L,1Rの駆動 機構の概略系統図であり、同図において、図4で示す従来例と同一箇所には同一 の符号を付して、それらの詳しい説明を省略している。そして、左側の3個のタ イヤ車輪1Lおよび右側の2個のタイヤ車輪1Rの車軸15L,15Rは、それ ぞれチェーン9L,9Rを介して左右の油圧モータ2L,2Rの出力軸16L, 16Rに連動されている。
【0012】 上記左右の油圧モータ2L,2Rへの各油圧供給用配管5L,5Rと共通の油 圧供給配管5との分岐箇所には、両油圧モータ2L,2Rへの供給油量を均一に 調整する分流・集流弁10が介在されている。この分流・集流弁10は左右の油 圧供給用配管5L,5Rに油圧差が発生した場合、その油圧差を利用して左右の バルブの開度を調整して油圧流量を左右均一に分配するように作用するもので、 その具体構造は周知であるため、記載を省略する。12は上記分流・集流弁10 と油圧モータ間の左右の両油圧供給用配管5L,5R部分同志を接続する配管で あり、その途中には適当な絞り13と、例えば電磁弁のように遠隔操作スイッチ (図示省略)のON・OFFにより、上記配管12を締切・開放可能な締切り弁 14とが介在されている。
【0013】 上記のような構成のタイヤローラにおいては、エンジン3により駆動される油 圧ポンプ4から吐出される圧油が共通の油圧供給配管5、分流・集流弁10およ び左右の油圧供給用配管5L,5Rを経て左右の油圧モータ2L,2Rに均一流 量で供給されるとともに、その戻り油が左右の油圧戻し用配管6L,6Rおよび 共通の油圧戻り配管6を経て上記油圧ポンプ4に還流されることで、後部の左右 のタイヤ車輪1L,1Rが各別に回転駆動されて直進走行しながら、不整地の締 め固めなどの所定の作業が行なわれる。
【0014】 このような直進走行状態での所定の作業時において、例えば右側のタイヤ車輪 1Rが、図3に示すように、凍結地面CGに進入してその走行負荷が、不整地の 硬質地面HG上にある左側のタイヤ車輪1Lの走行負荷よりも極端に小さくなっ てスリップを生じたような場合、左右の油圧モータ2L,2Rの流量差に相当す る油が絞り13を持つ配管12を通じて、右側の油圧供給用配管5Rに流入する ことになる。そのため、絞り13を介して左右の油圧供給用配管5L,5R間に 圧力差が生じて、その圧力差(圧損)により、スリップを発生していない左側の タイヤ車輪1Lの駆動トルクが増大されて、車体をその場から確実に脱出させる ことが可能となる。
【0015】 また、上述のような作業時において、スリップを避けたいような場合は、上記 絞り13を持つ接続配管12中に設けた締切り弁14を締切ることにより、左右 の油圧モータ2L,2Rへの供給油量を常に均一に保って、ノンスリップデフと して機能させることが可能である。
【0016】 さらに、前述では、前進時の動作について説明したけれども、後進時には、6 ,6L,6Rが油圧供給用配管となり、5,5L,5Rが油圧戻し用配管となっ て、前進時と同様の動作を達成することができる。
【0017】 なお、上記実施例では、左側が3輪、右側が2輪のタイヤローラに適用したも のについて説明したが、左右の車輪数はそれに限られるものでない。 また、上記実施例では、車体の左右両側の車輪を各別に回転駆動する場合につ いて説明したが、この考案による車輪駆動機構は前後に配設した車輪を各別に回 転駆動するものに適用することができる。 さらに、上記絞り13を手元操作で可変に構成すると、走行条件の異なる場所 での使用に際して一層有効である。
【0018】
以上のように、この考案によれば、油圧ポンプから左右または前後の両油圧モ ータへの油圧供給用配管の途中に分流・集流弁を介在させることと、この分流・ 集流弁と油圧モータ間の両油圧供給配管部分同志を適当な絞りを持つ配管を介し て互いに接続することといつた簡単な構成を付加するのみの改良で、左右または 前後の車輪のいずれかがスリップを発生した場合、そのスリップの発生側とは反 対側の車輪の駆動トルクを増加させて、その場から車体を確実に脱出させること ができるという効果を有する。
【図1】この考案の一実施例によるタイヤローラの概略
側面図である。
側面図である。
【図2】同上実施例における左右の車輪の油圧駆動機構
を示す概略系統図である。
を示す概略系統図である。
【図3】同上実施例における作業時の一態様を示す概略
正面図である。
正面図である。
【図4】従来の油圧駆動式車両の車輪駆動機構の概略系
統図である。
統図である。
1L,1R 車輪 2L,2R 油圧モータ 3 エンジン 4 油圧ポンプ 5L,5R 油圧供給用配管 10 分流・集流弁 12 接続配管 13 絞り 14 締切り弁
Claims (2)
- 【請求項1】 車体の左右両側または前後に配設した車
輪を各別に回転駆動する油圧モータと、エンジンで駆動
される油圧ポンプと、この油圧ポンプと上記両油圧モー
タとを接続する油圧供給用配管および油圧戻し用配管と
を備えてなる油圧駆動式車両において、上記油圧ポンプ
から左右または前後の油圧モータへの油圧供給用配管の
途中に、両油圧モータへの供給油量を均一に調整する分
流・集流弁を介在させるとともに、この分流・集流弁と
油圧モータ間の両油圧供給用配管部分同志を適当な絞り
を持つ配管を介して互いに接続していることを特徴とす
る油圧駆動式車両の車輪駆動機構。 - 【請求項2】 上記絞りを持つ接続配管中には、締切り
弁が設けられている請求項1記載の油圧駆動式車両の車
輪駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP466293U JPH0657723U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 油圧駆動式車両の車輪駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP466293U JPH0657723U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 油圧駆動式車両の車輪駆動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657723U true JPH0657723U (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11590147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP466293U Pending JPH0657723U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 油圧駆動式車両の車輪駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657723U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003502593A (ja) * | 1999-06-11 | 2003-01-21 | マンネスマン レックスロス アクツィエンゲゼルシャフト | 静水圧駆動装置 |
| JP2014114925A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機械 |
| JP2014196778A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
| JP5978396B2 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-08-24 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0263227B2 (ja) * | 1981-11-04 | 1990-12-27 | Ricoh Kk |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP466293U patent/JPH0657723U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0263227B2 (ja) * | 1981-11-04 | 1990-12-27 | Ricoh Kk |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003502593A (ja) * | 1999-06-11 | 2003-01-21 | マンネスマン レックスロス アクツィエンゲゼルシャフト | 静水圧駆動装置 |
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| JP5978396B2 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-08-24 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
| US9945101B2 (en) | 2015-03-27 | 2018-04-17 | Komatsu Ltd. | Work vehicle |
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