JPH0657770U - 車両におけるフロアのマウント構造 - Google Patents

車両におけるフロアのマウント構造

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JPH0657770U
JPH0657770U JP115193U JP115193U JPH0657770U JP H0657770 U JPH0657770 U JP H0657770U JP 115193 U JP115193 U JP 115193U JP 115193 U JP115193 U JP 115193U JP H0657770 U JPH0657770 U JP H0657770U
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vehicle width
floor panel
vehicle
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浩三 福井
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローデッキ,フラットデッキ又ワンボックス
タイプなどの車両におけるサイドフレーム1を共通化し
ながら、ワンボックスタイプのものでは、大きなステッ
プ83を取付可能として、ステップ83の乗降性を改善
する。 【構成】 サイドフレーム1を構成するロア及びアッパ
フレーム材2,3の車幅方向外部側に設ける結合フラン
ジ24,32を、ロアフレーム材2に設ける外側壁部2
2の延長方向上方に立設させ、ローデッキ,フラットデ
ッキとする場合には、フロアパネルサポート41やボデ
ィサポート7及び支持ブラケット10を使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両におけるフロアのマウント構造、詳しくは、ローデッキ及びフ ラットデッキ又ワンボックスタイプなどの各種運搬車両においてサイドフレーム を共通使用可能としたフロアのマウント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種フロアのマウント構造として、車両の車幅方向両側部に前後方向 に延びるサイドフレームを配設し、該サイドフレーム上にシルクロスを介してフ ロアパネルを支持するようにしたものは、例えば実開平1−87965号公報に おいて既に知られている。
【0003】 ところで、運搬車などの車両としては、フロアパネルがホイールハウスよりも 低いローデッキタイプ、また、フロアパネルがホイールハウスよりも高くて全体 がフラット形状とされたフラットデッキタイプ、及び、フロア全体がボックスで 覆われたワンボックスタイプなどがあり、用途によって任意タイプのものが使用 されるが、これら各種車両に用いられるフロアのマウント構造は、次のように構 成されている。
【0004】 先ず、前記ローデッキタイプの車両においては、図9で示したように、車両の 車幅方向両側部に前後方向に延びるサイドフレームAを配設すると共に、このサ イドフレームA上に車幅方向に延びるシルクロスBを取付け、該シルクロスB上 にフロアパネルCを支持するようにしている。また、前記サイドフレームAは、 外側壁部D1と、該外側壁部D1に対向される内側壁部D2とをもった断面U形 状のロアフレーム材Dと、このロアフレーム材Dの上部側を閉鎖し、前記シルク ロスBに当接される当接部E1をもったアッパフレーム材Eとで内部中空状に形 成されている。さらに、前記ロアフレーム材Dにおける両側壁部D1,D2の上 端側に、車幅方向内外方に向けて水平状に延びる結合フランジD3,D4を、ま た、前記アッパフレーム材Eにおける当接部E1の両外側部にも、車幅方向内外 方に向けて水平状に延びる結合フランジE2,E3をそれぞれ一体状に設け、こ れら各結合フランジD3,E2及びD4,E3をそれぞれ対接させて、各者間を 溶接手段などで結合一体化することにより、前記サイドフレームAを構成するの である。そして、前記アッパフレーム材Eの当接部E1を前記シルクロスBと対 接させ、両者間を固定ボルトFとナットGとで結合して、前記サイドフレームA の上部側に前記シルクロスBを直接固定することにより、このシルクロスB上に 設けられる前記フロアパネルCの高さをホイールハウスよりも低くして、ローデ ッキタイプとなすのである。
【0005】 また、前記フラットデッキタイプの車両においては、図10で示したように、 前記シルクロスBに当接される当接部H1と、該当接部H1の車幅方向両側から 下方に延びる外側壁部H2及び内側壁部H3と、これら両側壁部H2,H3の下 端側に車幅方向内外方に向けて水平状に延設された結合フランジH4,H5とを もつ概略断面逆ハット形状のボディサポートHを用い、このボディサポートHを 前述したサイドフレームA上に配設し、該サイドフレームAに設けた前記各結合 フランジD3,D4及びE2,E3と、前記ボディサポートHに設けた結合フラ ンジH4,H5とを溶接手段などで結合一体化すると共に、前記ボディサポート Hの当接部H1を前記シルクロスBに当接させて、両者間を固定ボルトFとナッ トGとで結合する。そして、以上のボディサポートHを介して前記シルクロスB を前記サイドフレームAの上方高位置に支持させることにより、前記シルクロス B上に設けられる前記フロアパネルCの高さをホイールハウスよりも高くして、 フラットデッキタイプとなすのである。
【0006】 さらに、前記ワンボックスタイプの車両においては、図11で示したように、 ボックスの外側部にスライドドアが開閉可能に取付けられ、このスライドドアの 開放時にフロアパネルCへの乗降が行い易いように、該フロアパネルCの車幅方 向外側部で下方位置にステップIが設けられることから、前述したローデッキタ イプやフラットデッキタイプのものとは異なり、前記ステップIの取付空間を確 保するため、前記フロアパネルCの車幅方向長さを短くし、かつ、前記サイドフ レームA上に設けるシルクロスとして、車幅方向の長さが短いシルクロスB1を 使用し、該シルクロスB1の車幅方向外端側を、前記サイドフレームAの車幅方 向外部側に設けられる結合フランジD3,E2の先端側と位置合わせして、該各 結合フランジD3,E2と前記シルクロスB1及び前記フロアパネルCの外部側 に所定の空間を確保し、この空間に前記ステップIを取付けるのである。尚、同 図においては、前記ステップIの下部側に、前記スライドドアに支持されるロー ラJのレールKを配設し、このレールKに沿って前記ローラJを転動させながら 前記スライドドアの開閉を行うようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、以上の従来のマウント構造では、次のような問題がある。即ち、前 記ワンボックスタイプの車両においては、前記サイドフレームAに車幅方向外方 に向けて水平状に延びる結合フランジD3,E2が形成されているため、前記ス テップIの取付空間として大きな空間を確保することは困難であり、つまり、前 記ステップIは車幅方向外側端から内方側にかけて設けられるのであるが、斯か るステップIが設けられる車幅方向内方側に前記サイドフレームAが位置され、 該サイドフレームAに車幅方向外方に向けて水平状に延びる結合フランジD3, E2が形成されていることから、これら結合フランジD3,E2が邪魔になって 前記ステップIの取付空間を拡大することができないのであり、従って、車幅方 向の長さが短い小さなステップIしか取付けることができず、該ステップIによ る前記フロアパネルC側への乗降性が悪くなる不具合がある。
【0008】 そこで、以上の不具合を解決するため、前記ワンボックスタイプの車両におい ては、前記結合フランジD3,E2を車幅方向に短くしたり、また、これら各結 合フランジD3,E2を上方側に屈曲させたサイドフレームAを用い、斯かるサ イドフレームAを使用することにより、前記結合フランジD3,E2に阻害され ることなく、前記ステップIの取付空間を拡大することが考えられる。ところが 、以上のようにするときには、前記ローデッキやフラットデッキタイプで使用さ れるサイドフレームAに対し、前記ワンボックスタイプで使用されるサイドフレ ームAは形状が異なるものとなるため、2種類のサイドフレームAを用意する必 要があって、これらサイドフレームAの共通化ができなくなるのである。
【0009】 本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その目的は、ローデッキ及 びフラットデッキ又ワンボックスタイプなどの各種車両におけるサイドフレーム を共通化できながら、しかも、ワンボックスタイプのものにあっては、大きなス テップを取付けることができて、該ステップの乗降性を改善できるフロアのマウ ント構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、外側壁部22と、該外側壁部22に相対 向する内側壁部23とを有する断面U字状のロアフレーム材2と、このロアフレ ーム材2の上端開口を閉鎖し、かつ、該ロアフレーム材2における前記各側壁部 22,23の上端部に結合フランジ24,25,32,33を介して結合するア ッパフレーム材3とから成るサイドフレーム1を、車幅方向側部において前後方 向に配設し、該サイドフレーム1上にフロアパネル5をシルクロス4を介して支 持するようにした車両において、車幅方向外側方に位置する前記両フレーム材2 ,3の結合フランジ24,32を、前記外側壁部22の延長方向上方に向けて立 設させたのである。
【0011】 また、前記ロアフレーム材2の外側壁部22には、前記サイドフレーム1より も車幅方向外方に設けるシルクロス4又はフロアパネルサポート41を支持する 支持ブラケット10を取付けることも行われる。
【0012】
【作用】
以上のマウント構造では、前記サイドフレーム1を構成するロア及びアッパフ レーム材2,3の車幅方向外方側に設けられる各結合フランジ24,32が、前 記ロアフレーム材2における外側壁部22の延長方向上方に向けて立設されてい るため、例えばワンボックスタイプの車両において、ステップを設けるときに、 前記各結合フランジ24,32が上方に向けて立設された分だけ、前記ステップ の取付空間を車幅方向に拡大することができ、このため、車幅方向に大きなステ ップを取付けることが可能となって、該ステップの乗降性を改善できる。
【0013】 また、以上のように、前記サイドフレーム1を構成する両フレーム材2,3の 各結合フランジ24,32を上方に向けて立設させると、ローデッキタイプの車 両において、前記サイドフレーム1上に前記シルクロス4を車幅方向に取付ける とき、前記各結合フランジ24,32が邪魔になることから、前記シルクロス4 は、その車幅方向外端部が前記各結合フランジ24,32に対し内方側に位置さ れるように、前記フロアパネル5に対し車幅方向に短い長さに形成されるのであ る。
【0014】 そして、前記ローデッキタイプの車両においては、前記サイドフレーム1の車 幅方向外方側に、つまり、以上のように、前記シルクロス4が車幅方向に短い長 さとされることにより、このシルクロス4が前記フロアパネル5と当接不能とな る前記サイドフレーム1の車幅方向外方側に、前記支持ブラケット10を介して 前記フロアパネルサポート41を取付け、このフロアパネルサポート41で前記 フロアパネル5の車幅方向外部側を補強するのである。以上のように、前記サイ ドフレーム1の車幅方向外方側に前記フロアパネルサポート41を追加し、該フ ロアパネルサポート41で前記フロアパネル5の車幅方向外部側を強化すること により、このフロアパネル5の強度低下を招いたりすることなく、ローデッキタ イプとすることができる。
【0015】 また、フラットデッキタイプの車両においては、前記サイドフレーム1上にボ ディサポートを介して前記シルクロス4を取付け、このシルクロス4を前記ボデ ィサポートで前記サイドフレーム1の上方高位置に支持させることにより、前記 シルクロス4上に設けられる前記フロアパネル5の高さを高くして、フラットデ ッキタイプとされる。このときにも、前述した場合と同様に、前記サイドフレー ム1に設けられた支持ブラケット10が使用され、該支持ブラケット10を介し て前記ボディサポートつまり前記シルクロス4及びフロアパネル5が強固に支持 される。
【0016】 以上のように、前記サイドフレーム1の車幅方向外方側に設けられる前記各結 合フランジ24,32を、前記ロアフレーム材2における外側壁部21の延長方 向上方に向けて立設することにより、前述したように、ローデッキ及びフラット デッキ又ワンボックスタイプなどの車両とする場合に、前記サイドフレーム1を 共通化することができ、しかも、ワンボックスタイプのものにあっては、前記ス テップの乗降性を改善することができる。
【0017】
【実施例】
以下本考案にかかるフロアのマウント構造を図面の実施例によって説明する。 図1は、ローデッキタイプの運搬車両を示しており、この車両に設けるマウント 構造は、車幅方向両側部に前後方向に向けて配設されたロアフレーム材2とアッ パフレーム材3とから成る内部中空状のサイドフレーム1を備え、該サイドフレ ーム1の上部側に、車幅方向に延びる複数のシルクロス4を設けると共に、この シルクロス4上に荷台となるフロアパネル5を設けて構成されている。以上のロ ーデッキタイプの車両においては、前記サイドフレーム1の上部側に前記シルク ロス4を直接固定することにより、該シルクロス4上に設けられる前記フロアパ ネル5の高さを前記ホイールハウス6よりも低くして、ローデッキタイプとされ ている。
【0018】 また、図2は、フラットデッキタイプの運搬車両を示しており、この車両に設 けるマウント構造は、前記サイドフレーム1上に所定高さのボディサポート7を 取付け、該ボディサポート7を介して前記シルクロス4とフロアパネル5とを支 持するようにしている。つまり、前記フラットデッキタイプの車両は、図1のも のに対し、前記サイドフレーム1上に前記ボディサポート7を追加することによ り、前記フロアパネル5が前記ホイールハウス6よりも高くて全体がフラット形 状とされたフラットデッキタイプとされている。
【0019】 さらに、図3は、ワンボックスタイプの車両を示しており、この車両は、前記 サイドフレーム1上のボディ8の車幅方向側部に開口部81を設けて、この開口 部81にスライドドア82を開閉可能に取付けると共に、前記開口部81には前 記スライドドアの開放時に車室内への乗降が行い易いように、前記開口部81の 下方位置にステップ83を設けている。尚、各図中、9は前記サイドフレーム1 の前部側に設けられた運転室、20は前記サイドフレーム1の前後両側に支持し た車輪である。
【0020】 前記サイドフレーム1は、図4〜図5で示したように、ロアフレーム材2とア ッパフレーム材3とで内部中空状に形成されており、また、前記ロアフレーム材 2は、底壁部21と、該底壁部21の車幅方向両側部に上方に向けて立設される 外側壁部22及び内側壁部23とをもった断面概略U形状とされ、これら両側壁 部22,23の上端側には、それぞれ結合フランジ24,25を一体状に設けて いる。一方、前記アッパフレーム材3は、前記ロアフレーム材2の上方開口側を 閉鎖し、前記シルクロス4の下面に当接される当接部31をもち、この当接部3 1の車幅両側には、それぞれ結合フランジ32,33を一体形成している。そし て、前記ロアフレーム材2とアッパフレーム材3とに設ける前記各結合フランジ 24,25及び32,33をそれぞれ対接させて、各者間を溶接手段などで結合 一体化することにより、内部中空の前記サイドフレーム1を構成するようにして いる。
【0021】 しかして、以上のようなローデッキ及びフラットデッキ又ワンボックスタイプ などの各種車両に設けるマウント構造において、前記サイドフレーム1を共通化 しながら、しかも、ワンボックスタイプのものにあっては、大きなステップ取付 空間を確保し、この空間に大きなステップ83を取付けることができて、該ステ ップ83の乗降性を改善するようにしたのである。
【0022】 即ち、本考案のマウント構造においては、図4〜図6で示したように、前記サ イドフレーム1を構成するロア及びアッパフレーム材2,3に設ける各結合フラ ンジ24,25及び32,33のうち、車幅方向外部側に位置される結合フラン ジ24,32を、それぞれ対向させた状態で前記ロアフレーム材2に設ける外側 壁部22の延長方向上方に向けて立設させたのである。このとき、前記両フレー ム材2,3の車幅方向内部側に位置される結合フランジ25,33は、それぞれ 対向状態で車幅方向内方に向けて水平状に突設される。
【0023】 また、前記フラットデッキタイプとローデッキタイプとする場合には、前記サ イドフレーム1を構成する前記ロアフレーム材2の外側壁部22に、前記サイド フレーム1よりも車幅方向外方側に位置されるシルクロス4又はフロアパネルサ ポート41を支持する支持ブラケット10が取付けられる。
【0024】 前記支持ブラケット10は、図4,図7で明らかなように、前記ローデッキタ イプとする場合に使用されるものであり、この支持ブラケット10は、前記サイ ドフレーム1の車幅方向外方側に配設される前記フロアパネルサポート41の下 面側に当接される高位の第1受部10aと、前記フラットデッキタイプとする場 合に、前記サイドフレーム1上に配設される前記ボディサポート7の下面側一部 に当接される前記第1受部10aよりも低位な第2受部10bとを備え、この第 2受部10bの下部側に、前記ロアフレーム材2における外側壁部22の外面側 に溶接手段などで固定される取付壁10cを連続状に設けて構成される。また、 前記第1受部10aには、この受部10a上に前記フロアパネルサポート41を 固定するとき、該サポート41側から固定ボルト10dを挿通するボルト挿通孔 10eが形成され、かつ、その内面側には前記固定ボルト10dを螺締するナッ ト10fが取付けられている。
【0025】 さらに、前記ボディサポート7は、前記フラットデッキタイプとする場合に使 用されるものであり、このボディサポート7は、図5,図8で明らかなように、 前記シルクロス4に当接される当接部71と、該当接部71の車幅方向両側から 下方に延びる外側壁部72及び内側壁部73とを備え、これら両側壁部72,7 3の下端側に車幅方向外内方に向けて水平状に延設された結合フランジ74,7 5を設けて全体が概略断面逆ハット形状に構成されている。前記各結合フランジ 74,75は、前記フラットデッキタイプとする場合に、前記サイドフレーム1 の車幅方向内方側に突設された前記各結合フランジ25,33の上部側と、前記 支持ブラケット10における第2受部10bの上部側とに当接され、これら当接 各部間は溶接手段により一体化される。
【0026】 また、前記ボディサポート7の当接部71には、該当接部71上に前記シルク ロス4を固定するとき、該シルクロス4側から固定ボルト76を挿通するボルト 挿通孔77が形成され、かつ、その内面側には前記固定ボルト76を螺締するナ ット78が取付けられている。
【0027】 次に、以上の構成による作用について説明する。先ず、前記ローデッキタイプ の車両においては、図4で示したように、前記サイドフレーム1を構成するアッ パフレーム材3の当接部31上に前記シルクロス4を対接させ、該シルクロス4 と前記当接部31とを固定ボルト11とナット12とで結合して、前記サイドフ レーム1の上部側に前記シルクロス4を直接固定することにより、このシルクロ ス4上に設けられる前記フロアパネル5の高さが前記ホイールハウス6よりも低 くされて、ローデッキタイプとされる。
【0028】 また、以上のようなローデッキタイプとする場合には、前記サイドフレーム1 を構成する両フレーム材2,3の車幅方向外部側に設けられる前記各結合フラン ジ24,32が、それぞれ上方に向けて立設されていることにより、前記サイド フレーム1上に前記シルクロス4を車幅方向に取付けるとき、前記各結合フラン ジ24,32が邪魔になることから、前記シルクロス4は、その車幅方向外端部 が前記各結合フランジ24,32に対し内方側に位置されるように、前記フロア パネル5に対し車幅方向に短尺に形成される。
【0029】 そして、前記ローデッキタイプの車両においては、前記サイドフレーム1の車 幅方向外方側に、つまり、以上のように、前記シルクロス4が車幅方向に短い長 さとされることにより、このシルクロス4が前記フロアパネル5と当接不能とな る前記サイドフレーム1の車幅方向外方側に、前記フロアパネルサポート41を 別途配設して、該フロアパネルサポート41で前記フロアパネル5の車幅方向外 部側を補強させる必要がある。しかして、このとき、前記支持ブラケット10の 取付壁10cを、前記サイドフレーム1におけるロアフレーム材2の外側壁部2 2に溶接手段などで固定し、かつ、前記支持ブラケット10の第1受部10aと 前記フロアパネルサポート41との間を前記固定ボルト10dとナット10fと で固定することにより、前記サイドフレーム1の車幅方向外方側に前記フロアパ ネルサポート41が取付けられ、このフロアパネルサポート41で前記フロアパ ネル5の車幅方向外部側が補強される。
【0030】 以上のように、前記サイドフレーム1の車幅方向外方側に前記フロアパネルサ ポート41を追加し、該フロアパネルサポート41で前記フロアパネル5の車幅 方向外部側を強化することにより、このフロアパネル5の強度低下を招いたりす ることなく、ローデッキタイプとすることができる。
【0031】 また、前記フラットデッキタイプの車両においては、図5で示したように、前 述したローデッキタイプの場合と同様に、前記サイドフレーム1におけるロアフ レーム材2の外部側に前記支持ブラケット10を固定すると共に、前記サイドフ レーム1上に前記ボディサポート7を配設して、該ボディサポート7における両 側壁部72,73の下端側に設けた結合フランジ74,75を、それぞれ前記サ イドフレーム1の車幅方向内方側に突設された前記各結合フランジ25,33の 上部側と、前記支持ブラケット10における第2受部10bの上部側とに当接さ せ、これら当接各部間を溶接して一体化するのである。以上のように、フラット デッキタイプとする場合には、前述したローデッキタイプの場合とは異なり、前 記シルクロス4が前記フロアパネル5の車幅方向外端近くに達するような車幅方 向に長尺とされ、斯かる長尺なシルクロス4を用いて前記フロアパネル5を支持 することにより、該フロアパネル5の取付強度が強化されるのである。
【0032】 そして、前記シルクロス4と前記ボディサポート7の当接部71との間を前記 固定ボルト76とナット78とで固定して、前記ボディサポート7の上部側に前 記シルクロス4とフロアパネル5とを支持させることにより、図4に示すローデ ッキタイプのものに対し、前記ボディサポート7を追加した分だけ前記フロアパ ネル5が高位となり、該フロアパネル5が前記ホイールハウス6よりも高くなっ て全体がフラット形状とされたフラットデッキタイプとされる。
【0033】 さらに、前記ワンボックスタイプの車両においては、図6で示したように、図 4で示すロアデッキタイプの場合と同様に、短尺なシルクロス4が使用され、該 シルクロス4と前記サイドフレーム1のアッパフレーム材3とが前記固定ボルト 11とナット12とを介して結合され、前記サイドフレーム1の上部側に前記シ ルクロス4を介してフロアパネル5が設けられる。
【0034】 また、以上のようなローデッキタイプとする場合には、図4,図5に示すロア 及びフラットデッキタイプのものとは異なり、前記支持ブラケット10は使用さ れることなく、前記ボックス8の外側部に設けた開口部81の下部側に、その車 幅方向外端側から前記サイドフレーム1の車幅方向外部側に設けた前記結合フラ ンジ24,32の近くにまで前記ステップ83を配設する。
【0035】 つまり、以上のマウント構造では、前記サイドフレーム1を構成するロア及び アッパフレーム材2,3の車幅方向外方側に設けられる各結合フランジ24,3 2が、前記ロアフレーム材2における外側壁部22の延長方向上方に向けて立設 されているため、前記サイドフレーム1に対する前記支持ブラケット10の取付 けを排除することにより、前記開口部81の下部側における車幅方向外端側から 前記サイドフレーム1の車幅方向外部側に設けた前記結合フランジ24,32ま での間に、大きなステップ取付空間を確保できるのであり、このため、前記開口 部81の下部側で車幅方向に前記ステップ83として大きなものを取付けること が可能となって、該ステップ83の乗降性を改善できるのである。
【0036】 尚、図6においては、前記ステップ83の下部側に、前記スライドドア82に 支持されるローラ84のレール85を配設し、このレール85に沿って前記ロー ラ84を転動させながら前記スライドドア82の開閉をスムーズに行えるように している。
【0037】 以上のように、前記サイドフレーム1の車幅方向外方側に設けられる前記各結 合フランジ24,32を、前記ロアフレーム材2における外側壁部21の延長方 向上方に向けて立設することにより、前述したようなローデッキ及びフラットデ ッキ又ワンボックスタイプなどの車両とするとき、その何れの場合にあっても、 前記サイドフレーム1を共通化することができ、しかも、ワンボックスタイプの ものにあっては、前記ステップ83の乗降性を改善することができる。
【0038】 また、前記サイドフレーム1に設ける前記各結合フランジ24,32を上方側 に立設させるに際しては、例えば前記ワンボックスタイプとするとき、その開口 部81と対向される部分だけ立設させることが好ましく、斯くするときには、前 記サイドフレーム1の強度低下を最小限に抑制することができる。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、外側壁部22と、該外側壁部22に相対向 する内側壁部23とを有する断面U字状のロアフレーム材2と、このロアフレー ム材2の上端開口を閉鎖し、かつ、該ロアフレーム材2における前記各側壁部2 2,23の上端部に結合フランジ24,25,32,33を介して結合するアッ パフレーム材3とから成るサイドフレーム1を、車幅方向側部において前後方向 に配設し、該サイドフレーム1上にフロアパネル5をシルクロス4を介して支持 するようにした車両において、車幅方向外側方に位置する前記両フレーム材2, 3の結合フランジ24,32を、前記外側壁部22の延長方向上方に向けて立設 させたから、例えばワンボックスタイプの車両において、ステップ83を設ける とき、前記各結合フランジ24,32が上方に向けて立設された分だけ、前記ス テップ83の取付空間を車幅方向に拡大することができ、このため、車幅方向に 大きなステップ83を取付けることが可能となって、該ステップ83の乗降性を 改善することができる。
【0040】 また、前記ロアフレーム材2の外側壁部22に、前記サイドフレーム1よりも 車幅方向外方に設けるシルクロス4又はフロアパネルサポート41を支持する支 持ブラケット10を使用することにより、ローデッキ及びフラットデッキ又ワン ボックスタイプなどの車両とするとき、その何れの場合にあっても、前記サイド フレーム1を共通化することができる。
【0041】 つまり、前記ローデッキタイプのものにおいては、前記サイドフレーム1を構 成する両フレーム材2,3の各結合フランジ24,32を上方に向けて立設させ ると、前記サイドフレーム1上に前記シルクロス4を車幅方向に取付けるとき、 前記各結合フランジ24,32が邪魔になることから、前記シルクロス4は、そ の車幅方向外端部が前記各結合フランジ24,32に対し内方側に位置されるよ うに、前記フロアパネル5に対し車幅方向に短尺に形成され、このように、前記 シルクロス4を車幅方向に短尺とすることにより、該シルクロス4が前記フロア パネル5と当接不能となる部分が発生するが、このとき、前記サイドフレーム1 の車幅方向外方側に、前記支持ブラケット10を介して前記フロアパネルサポー ト41を取付けることにより、該フロアパネルサポート41で前記フロアパネル 5の車幅方向外部側を補強させることができ、前記フロアパネルサポート41で 前記フロアパネル5の車幅方向外部側を強化して、このフロアパネル5の強度低 下を招いたりすることなく、ローデッキタイプとすることができる。
【0042】 さらに、前記フラットデッキタイプとする場合、つまり、前記サイドフレーム 1上にボディサポートを介して前記シルクロス4を取付け、このシルクロス4を 前記ボディサポートで前記サイドフレーム1の上方高位置に支持させることによ り、前記シルクロス4上に設けられる前記フロアパネル5の高さを高くして、フ ラットデッキタイプとする場合にも、前述した場合と同様に、前記サイドフレー ム1に設けられた支持ブラケット10を使用し、該支持ブラケット10を介して 前記ボディサポートやシルクロス4及びフロアパネル5を強固に支持することが できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローデッキタイプの車両を示す側面図。
【図2】フラットデッキタイプの車両を示す側面図。
【図3】ワンボックスタイプの車両を示す側面図。
【図4】本考案にかかるフロアのマウント構造を示し、
図1のX−X線断面図。
【図5】同マウント構造を示し、図1のY−Y線断面
図。
【図6】同マウント構造を示し、図1のZ−Z線断面
図。
【図7】支持ブラケットの斜視図。
【図8】ボディサポートの斜視図。
【図9】従来のマウント構造を示し、ローデッキスタイ
プとする場合の側面図。
【図10】同じく従来構造を示し、フラットデッキタイ
プとする場合の側面図。
【図11】同じく従来構造を示し、ワンボックスタイプ
とする場合の側面図。
【符号の説明】
1 サイドフレーム 2 ロアフレーム材 22 外側壁部 23 内側壁部 3 アッパフレーム材 24,25,32,33 結合フランジ 4 シルクロス 41 フロアパネルサポート 5 フロアパネル 10 支持ブラケット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側壁部22と、該外側壁部22に相対
    向する内側壁部23とを有する断面U字状のロアフレー
    ム材2と、このロアフレーム材2の上端開口を閉鎖し、
    かつ、該ロアフレーム材2における前記各側壁部22,
    23の上端部に結合フランジ24,25,32,33を
    介して結合するアッパフレーム材3とから成るサイドフ
    レーム1を、車幅方向側部において前後方向に配設し、
    該サイドフレーム1上にフロアパネル5をシルクロス4
    を介して支持するようにした車両において、車幅方向外
    側方に位置する前記両フレーム材2,3の結合フランジ
    24,32を、前記外側壁部22の延長方向上方に向け
    て立設していることを特徴とする車両におけるフロアの
    マウント構造。
  2. 【請求項2】 ロアフレーム材2の外側壁部22に、サ
    イドフレーム1よりも車幅方向外方に設けるシルクロス
    4又はフロアパネルサポート41を支持する支持ブラケ
    ット10を取付けている請求項1記載の車両におけるフ
    ロアのマウント構造。
JP115193U 1993-01-20 1993-01-20 車両におけるフロアのマウント構造 Pending JPH0657770U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168473A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Nippon Fruehauf Co Ltd 荷台フレームのクロスメンバ

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