JPH065964Y2 - 車体の後部構造 - Google Patents
車体の後部構造Info
- Publication number
- JPH065964Y2 JPH065964Y2 JP1988044950U JP4495088U JPH065964Y2 JP H065964 Y2 JPH065964 Y2 JP H065964Y2 JP 1988044950 U JP1988044950 U JP 1988044950U JP 4495088 U JP4495088 U JP 4495088U JP H065964 Y2 JPH065964 Y2 JP H065964Y2
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- JP
- Japan
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- back panel
- vehicle body
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- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 3
- 101150006573 PAN1 gene Proteins 0.000 description 8
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
この考案は、車体の後部構造に関し、詳しくは、トラン
クルームを有する自動車の車体後部構造に関する。
クルームを有する自動車の車体後部構造に関する。
トランクルームを有する自動車の車体後部は、一般的に
第5図に示すような車体構造をとり、アンダボデーの後
部を構成するリヤフロアパンaによってトランクルーム
のフロアが形成されるとともに、このリヤフロアパンa
の後縁部に、トランクルームの後部壁を形成するロアバ
ックアウタパネルbが立て壁状に結合されている。上記
ロアバックアウタパネルbの上端部内面には、ロアバッ
クインナパネルcが接合され、このロアバックインナパ
ネルcとロアバックアウタパネルdとによって、トラン
クルーム開口後縁における箱断面状の敷居部dが形成さ
れている。また、トランクルームないし車体後部の剛性
を高めるために、上記ロアバックアウタパネルbの下端
部後面には、通常、ロアバックアウタパネルbと協働し
て箱状断面部を形成する略チャンネル状のクロスメンバ
パネルeが接合されている。
第5図に示すような車体構造をとり、アンダボデーの後
部を構成するリヤフロアパンaによってトランクルーム
のフロアが形成されるとともに、このリヤフロアパンa
の後縁部に、トランクルームの後部壁を形成するロアバ
ックアウタパネルbが立て壁状に結合されている。上記
ロアバックアウタパネルbの上端部内面には、ロアバッ
クインナパネルcが接合され、このロアバックインナパ
ネルcとロアバックアウタパネルdとによって、トラン
クルーム開口後縁における箱断面状の敷居部dが形成さ
れている。また、トランクルームないし車体後部の剛性
を高めるために、上記ロアバックアウタパネルbの下端
部後面には、通常、ロアバックアウタパネルbと協働し
て箱状断面部を形成する略チャンネル状のクロスメンバ
パネルeが接合されている。
ところで、車体には、振動時のきしみ音の発生や車体開
口部の変形等を防止するために、十分な剛性が確保され
ている必要があり、また、車体剛性は、車体の強度にも
大いに影響する自動車にとっては重要な要素である。上
述したような車体後部においても、十分な剛性が要求さ
れることに変わりはなく、このために上記クロスメンバ
パネルeが設けられている。 しかしながら、上記クロスメンバパネルeを設けること
によっても、車体後部の剛性が十分であるということは
なく、特に、車幅方向中央部における剛性が不足する傾
向が強い。これは、車体後部に設けられるトランスポー
トフックが、ほとんどの場合、車体後部の車幅方向中央
位置ではなく、車体後部における各種のパネルの接合部
が集まって比較的剛性が高まる側端部付近に取付けられ
ていることからも分かることである。というのは、トラ
ンスポートフックは、自動車を船積み輸送する場合等に
車両を固定するために固定ワイヤを引っ掛けるためのも
のであるが、これは中央位置に取付けることができれば
一つだけで済むが、その取付け箇所を中央位置からはず
すと、トランスポートフックに固定ワイヤを掛止して車
両を固定した時のバランスが崩れないように、二箇所に
設けなければならない。このように、トランスポートフ
ックを二つ設けねばならなくなるにもかかわらず、その
取付け箇所を中央位置からはずしているのは、固定ワイ
ヤからトランスポートフックを介して車体に及ぶ引張り
荷重に対する剛性が、中央部付近では十分でないからで
ある。 また、車体の剛性を高めるために一般的に考えられる方
法としては、新たにリインホースメントパネルを追加す
る方策が考えられ、これにより、車体後部の中央部付近
における剛性を高めて、上記のようなトランスポートフ
ックの取付け位置に制限を受けるといった問題も解決で
きる。しかしながら、このような方法では、部品点数が
増加し、この部品点数の増加に伴う車体構造の複雑化や
コストアップといった問題を招来する。 本考案は、以上のような事情のもとで考え出されたもの
であって、部品点数を増やすことなく、車体の剛性を高
めることができるように構成された車体の後部構造を提
供することをその目的する。
口部の変形等を防止するために、十分な剛性が確保され
ている必要があり、また、車体剛性は、車体の強度にも
大いに影響する自動車にとっては重要な要素である。上
述したような車体後部においても、十分な剛性が要求さ
れることに変わりはなく、このために上記クロスメンバ
パネルeが設けられている。 しかしながら、上記クロスメンバパネルeを設けること
によっても、車体後部の剛性が十分であるということは
なく、特に、車幅方向中央部における剛性が不足する傾
向が強い。これは、車体後部に設けられるトランスポー
トフックが、ほとんどの場合、車体後部の車幅方向中央
位置ではなく、車体後部における各種のパネルの接合部
が集まって比較的剛性が高まる側端部付近に取付けられ
ていることからも分かることである。というのは、トラ
ンスポートフックは、自動車を船積み輸送する場合等に
車両を固定するために固定ワイヤを引っ掛けるためのも
のであるが、これは中央位置に取付けることができれば
一つだけで済むが、その取付け箇所を中央位置からはず
すと、トランスポートフックに固定ワイヤを掛止して車
両を固定した時のバランスが崩れないように、二箇所に
設けなければならない。このように、トランスポートフ
ックを二つ設けねばならなくなるにもかかわらず、その
取付け箇所を中央位置からはずしているのは、固定ワイ
ヤからトランスポートフックを介して車体に及ぶ引張り
荷重に対する剛性が、中央部付近では十分でないからで
ある。 また、車体の剛性を高めるために一般的に考えられる方
法としては、新たにリインホースメントパネルを追加す
る方策が考えられ、これにより、車体後部の中央部付近
における剛性を高めて、上記のようなトランスポートフ
ックの取付け位置に制限を受けるといった問題も解決で
きる。しかしながら、このような方法では、部品点数が
増加し、この部品点数の増加に伴う車体構造の複雑化や
コストアップといった問題を招来する。 本考案は、以上のような事情のもとで考え出されたもの
であって、部品点数を増やすことなく、車体の剛性を高
めることができるように構成された車体の後部構造を提
供することをその目的する。
上記問題を解決するため、本考案では、次の技術的手段
を講じている。 すなわち、トランクルームのフロアを形成するリヤフロ
アパンの後縁部に、立て壁状に結合され、かつ上端部が
トランクルーム開口後縁における敷居部を形成するロア
バックパネルを設け、かつ、このロアバックパネルの下
端部外面に略チャンネル状のクロスメンバパネルを接合
して箱断面状の箱枠部を形成してなる車体の後部構造に
おいて、 上記リヤフロアパンに、上記ロアバックパネルの前方部
においてリヤフロアパンを凹ませて形成し、かつ後部側
壁が上記ロアバックパネルの立て壁部に対して前方に所
定間隔をあけて位置するタイヤウェルを設けるととも
に、 上記ロアバックパネルに上記立て壁部の下端部から折れ
曲がって前方に延びる延出部を設け、この延出部の端縁
を上記後部側壁の後面に接合して、上記ロアバックパネ
ルの上記立て壁部ないし上記延出部と上記リヤフロアパ
ンとにより形成される車幅方向に延びる箱断面状の補強
箱枠部を、上記ロアバックパネルと上記クロスメンバパ
ネルとにより形成される箱枠部と前後に重なるように設
けたことを特徴としている。
を講じている。 すなわち、トランクルームのフロアを形成するリヤフロ
アパンの後縁部に、立て壁状に結合され、かつ上端部が
トランクルーム開口後縁における敷居部を形成するロア
バックパネルを設け、かつ、このロアバックパネルの下
端部外面に略チャンネル状のクロスメンバパネルを接合
して箱断面状の箱枠部を形成してなる車体の後部構造に
おいて、 上記リヤフロアパンに、上記ロアバックパネルの前方部
においてリヤフロアパンを凹ませて形成し、かつ後部側
壁が上記ロアバックパネルの立て壁部に対して前方に所
定間隔をあけて位置するタイヤウェルを設けるととも
に、 上記ロアバックパネルに上記立て壁部の下端部から折れ
曲がって前方に延びる延出部を設け、この延出部の端縁
を上記後部側壁の後面に接合して、上記ロアバックパネ
ルの上記立て壁部ないし上記延出部と上記リヤフロアパ
ンとにより形成される車幅方向に延びる箱断面状の補強
箱枠部を、上記ロアバックパネルと上記クロスメンバパ
ネルとにより形成される箱枠部と前後に重なるように設
けたことを特徴としている。
従来、ロアバックパネルには、トランクルームの後部側
壁を形成するようにリヤフロアパンに対して立て壁状に
接合されているだけであって、これら両パネルによって
特別の車体補強構造が形成されることはなかった。本願
考案では、かかる車体後部の基本的な構造をうまく利用
して、前後二重の箱断面構造を形成して、車体後部の強
度を著しく増強させている。 すなわち、まず、上記ロアバックパネルの下端部外面
に、略チャンネル状のクロスメンバパネルを接合して車
幅方向に延びる箱断面状の箱枠部を形成する。 次に、タイヤウェルの後部側壁と、上記ロアバックパネ
ルの立て壁部ないしその下端から前方に延出する延出部
とによって、車幅方向に延びる箱断面状の補強箱枠部を
形成する。しかも、これら両箱枠部は、ロアバックパネ
ルを介して前後に二重に重なるように設けられているの
であり、その補強効果は抜群である。その結果、かかる
補強箱枠部が車幅方向中央部に形成される場合には、ト
ランスポートフックの取付け箇所を従来では困難であっ
た中央部にもってくることもでき、これにより、トラン
スポートフックの数が一つですむようになる。 また、ロアバックパネルとリアフロアパンとの間に形成
される上記補強箱枠部は、新たな部材を設けることなく
形成しており、しかも、トランクルーム内にスペアタイ
ヤの収納庫として通常設けられるタイヤウェルの後部側
壁を上記補強箱枠部の構成要素として有効に利用してお
り、タイヤウェルの形成が補強箱枠部の形成をも兼ねる
ことになっている。したがって、かかる部分に補強箱枠
部を設けるに際して製造工数の増加もほとんどない。 以上のように、本考案では、部品点数および製造工数の
増加をそれほど招くことなく、車体後部における剛性を
著しく高めることができるのである。
壁を形成するようにリヤフロアパンに対して立て壁状に
接合されているだけであって、これら両パネルによって
特別の車体補強構造が形成されることはなかった。本願
考案では、かかる車体後部の基本的な構造をうまく利用
して、前後二重の箱断面構造を形成して、車体後部の強
度を著しく増強させている。 すなわち、まず、上記ロアバックパネルの下端部外面
に、略チャンネル状のクロスメンバパネルを接合して車
幅方向に延びる箱断面状の箱枠部を形成する。 次に、タイヤウェルの後部側壁と、上記ロアバックパネ
ルの立て壁部ないしその下端から前方に延出する延出部
とによって、車幅方向に延びる箱断面状の補強箱枠部を
形成する。しかも、これら両箱枠部は、ロアバックパネ
ルを介して前後に二重に重なるように設けられているの
であり、その補強効果は抜群である。その結果、かかる
補強箱枠部が車幅方向中央部に形成される場合には、ト
ランスポートフックの取付け箇所を従来では困難であっ
た中央部にもってくることもでき、これにより、トラン
スポートフックの数が一つですむようになる。 また、ロアバックパネルとリアフロアパンとの間に形成
される上記補強箱枠部は、新たな部材を設けることなく
形成しており、しかも、トランクルーム内にスペアタイ
ヤの収納庫として通常設けられるタイヤウェルの後部側
壁を上記補強箱枠部の構成要素として有効に利用してお
り、タイヤウェルの形成が補強箱枠部の形成をも兼ねる
ことになっている。したがって、かかる部分に補強箱枠
部を設けるに際して製造工数の増加もほとんどない。 以上のように、本考案では、部品点数および製造工数の
増加をそれほど招くことなく、車体後部における剛性を
著しく高めることができるのである。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら具体的に説
明する。 第2図に示すように、トランクルームのフロアを形成す
るリヤフロアパン1の後縁部には、ロアバックアウタパ
ネル2が立て壁状に結合されている。そして、このロア
バックアウタパネル2とこれの上端部内面に結合される
ロアバックインナパネル3とにより、トランクルーム開
口後縁における箱断面状の敷居部4が形成されている。
また、上記ロアバックアウタパネル2の下端部には、ロ
アバックアウタパネル2と箱断面状の箱枠部5を形成す
る略チャンネル形状のクロスメンバパネル6が接合され
ており、これにより、車体後部の剛性アップが図られて
いる。また、本例の場合、上記ロアバックアウタパネル
2の両端縁は、左右のクォータパネル7,7の後縁にそ
れぞれ結合される各リヤエクステンションパネル8,8
にそれぞれ接合され、上記ロアバックインナパネル3の
両端縁は、左右の各ラッゲージオープニング補強パネル
9,9にそれぞれ接合されている。 さて、第1図および第2図に示すように、上記リヤフロ
アパン1の中央部には、上記ロアバックアウタパネル2
の前方部において、スペアタイヤを収容するためのタイ
ヤウェル1aが、その後部側壁1bがロアバックアウタ
パネル2の立て壁部2aに対して前方に所定間隔をあけ
て位置するようにして設けられている。一方、ロアバッ
クアウタパネル2には、立て壁部2aの下端から折れ曲
がって前方に延びる延出部2bが設けられている。そし
て、車幅方向に延びる上記後部側壁1bの後面に上記延
出部2bの端縁を接合することによりリヤフロアパン1
の後部に車幅方向に延びる箱断面状の補強箱枠部10を
形成している。その結果、ロアバックアウタパネルの補
強体として、その前後に、上記クロスメンバパネル6に
よって形成される箱枠部5と、上記補強箱枠部10とが
前後に重なるように形成されることになる。 このような箱断面状の補強箱枠部10が設けられた場合
には、これを構成するリヤフロアパン1やロアバックア
ウタパネル2に作用する力は、これら両パネル1,2が
分担して受けるようになるから、上記両パネル1,2の
剛性が高められるとともに、車体後部、特に補強箱枠部
10が設けられた箇所の剛性が非常に高まる。また、本
例では、第1図および第2図に示すように、上記補強箱
枠部10と、上記クロスメンバパネル6とロアバックア
ウタパネル2とにより形成される上記箱枠部5とが、前
後方向に重なるように補強箱枠部10を形成している。
したがって、各箱枠部10,11が相乗的に車体後部の
剛性アップに寄与する。 さらに、本例では、第2図および第3図に示すように、
ロアバックアウタパネル2に、上記延出部2bが設けら
れていない両側部において、リヤフロアパン1の下面に
端縁を接合されて、上記補強箱枠部10と連続する箱枠
部をリヤフロアパン1と協働して形成する第二延出部2
cをそれぞれ設けている。そして、この各第二延出部2
c,2cとリヤフロアパン1とが形成する上記各箱枠部
の端が、リヤフロアパン1とこの下面に接合される左右
の各サイドメンバ12,12とにより形成される前後方
向に延びる各箱枠部の後端部に続くようにしている。す
なわち、箱断面状の上記各箱枠部が平面視において門構
造を形成するように構成しているので、車体後部に作用
する前後方向の荷重に対しては極めて高い剛性を呈する
ことができるようになる。 また、上記後部側壁1bないしその周辺部の張り剛性は
補強箱枠部10の形成により十分に高められているの
で、強度上の問題を懸念することなく、第4図に示すよ
うに、タイヤウェル1aの後部側壁1bないし底壁をト
ランスポートフックブラケット11の取付け座として利
用することができるようになる。また、トランスポート
フック13の取付け位置も後部側壁1bないし車体後部
における車幅方向の中央位置に設定することができる。
したがって、本例の車体構造では、従来のようにトラン
スポートフックを二つ設ける必要がなくなる。なお、図
示するトランスポートフック13は、後面視において略
U字形状を呈するタイプのものであるが、車幅方向側面
視において略U字形状を呈するタイプのトランスポート
フックを取付けるにあたっても、タイヤウェル1aの後
部側壁1bないし底壁をその取付け座として活用するこ
とができることはいうまでもない。 また、トランスポートフック13の取付けに際しては、
トランスポートフックブラケット11やトランスポート
フック自体を上記延出部2bの端縁に接合するようにす
れば、トランスポートフック13の支持剛性をより高め
ることができる。 ところで、本考案の範囲は、上述した実施例に限定され
るものではなく、上記実施例の場合、ロアバックアウタ
パネル側に延出部を形成するようにしていたが、車体構
造に応じて、ロアバックインナパネル側に延出部を設け
るようにすることも可能である。また、本考案は、トラ
ンクルームが形成される車両であれは広汎に適用するこ
とができ、アンダボデーが単体で構成されその後方部が
リヤフロアパンを形成するように構成されるタイプの車
両、および、リヤフロアパンがセンタパンの後部に結合
されてアンダボデーが構成されるようなタイプの車両の
何れにも、問題なく本考案を適用することができる。
明する。 第2図に示すように、トランクルームのフロアを形成す
るリヤフロアパン1の後縁部には、ロアバックアウタパ
ネル2が立て壁状に結合されている。そして、このロア
バックアウタパネル2とこれの上端部内面に結合される
ロアバックインナパネル3とにより、トランクルーム開
口後縁における箱断面状の敷居部4が形成されている。
また、上記ロアバックアウタパネル2の下端部には、ロ
アバックアウタパネル2と箱断面状の箱枠部5を形成す
る略チャンネル形状のクロスメンバパネル6が接合され
ており、これにより、車体後部の剛性アップが図られて
いる。また、本例の場合、上記ロアバックアウタパネル
2の両端縁は、左右のクォータパネル7,7の後縁にそ
れぞれ結合される各リヤエクステンションパネル8,8
にそれぞれ接合され、上記ロアバックインナパネル3の
両端縁は、左右の各ラッゲージオープニング補強パネル
9,9にそれぞれ接合されている。 さて、第1図および第2図に示すように、上記リヤフロ
アパン1の中央部には、上記ロアバックアウタパネル2
の前方部において、スペアタイヤを収容するためのタイ
ヤウェル1aが、その後部側壁1bがロアバックアウタ
パネル2の立て壁部2aに対して前方に所定間隔をあけ
て位置するようにして設けられている。一方、ロアバッ
クアウタパネル2には、立て壁部2aの下端から折れ曲
がって前方に延びる延出部2bが設けられている。そし
て、車幅方向に延びる上記後部側壁1bの後面に上記延
出部2bの端縁を接合することによりリヤフロアパン1
の後部に車幅方向に延びる箱断面状の補強箱枠部10を
形成している。その結果、ロアバックアウタパネルの補
強体として、その前後に、上記クロスメンバパネル6に
よって形成される箱枠部5と、上記補強箱枠部10とが
前後に重なるように形成されることになる。 このような箱断面状の補強箱枠部10が設けられた場合
には、これを構成するリヤフロアパン1やロアバックア
ウタパネル2に作用する力は、これら両パネル1,2が
分担して受けるようになるから、上記両パネル1,2の
剛性が高められるとともに、車体後部、特に補強箱枠部
10が設けられた箇所の剛性が非常に高まる。また、本
例では、第1図および第2図に示すように、上記補強箱
枠部10と、上記クロスメンバパネル6とロアバックア
ウタパネル2とにより形成される上記箱枠部5とが、前
後方向に重なるように補強箱枠部10を形成している。
したがって、各箱枠部10,11が相乗的に車体後部の
剛性アップに寄与する。 さらに、本例では、第2図および第3図に示すように、
ロアバックアウタパネル2に、上記延出部2bが設けら
れていない両側部において、リヤフロアパン1の下面に
端縁を接合されて、上記補強箱枠部10と連続する箱枠
部をリヤフロアパン1と協働して形成する第二延出部2
cをそれぞれ設けている。そして、この各第二延出部2
c,2cとリヤフロアパン1とが形成する上記各箱枠部
の端が、リヤフロアパン1とこの下面に接合される左右
の各サイドメンバ12,12とにより形成される前後方
向に延びる各箱枠部の後端部に続くようにしている。す
なわち、箱断面状の上記各箱枠部が平面視において門構
造を形成するように構成しているので、車体後部に作用
する前後方向の荷重に対しては極めて高い剛性を呈する
ことができるようになる。 また、上記後部側壁1bないしその周辺部の張り剛性は
補強箱枠部10の形成により十分に高められているの
で、強度上の問題を懸念することなく、第4図に示すよ
うに、タイヤウェル1aの後部側壁1bないし底壁をト
ランスポートフックブラケット11の取付け座として利
用することができるようになる。また、トランスポート
フック13の取付け位置も後部側壁1bないし車体後部
における車幅方向の中央位置に設定することができる。
したがって、本例の車体構造では、従来のようにトラン
スポートフックを二つ設ける必要がなくなる。なお、図
示するトランスポートフック13は、後面視において略
U字形状を呈するタイプのものであるが、車幅方向側面
視において略U字形状を呈するタイプのトランスポート
フックを取付けるにあたっても、タイヤウェル1aの後
部側壁1bないし底壁をその取付け座として活用するこ
とができることはいうまでもない。 また、トランスポートフック13の取付けに際しては、
トランスポートフックブラケット11やトランスポート
フック自体を上記延出部2bの端縁に接合するようにす
れば、トランスポートフック13の支持剛性をより高め
ることができる。 ところで、本考案の範囲は、上述した実施例に限定され
るものではなく、上記実施例の場合、ロアバックアウタ
パネル側に延出部を形成するようにしていたが、車体構
造に応じて、ロアバックインナパネル側に延出部を設け
るようにすることも可能である。また、本考案は、トラ
ンクルームが形成される車両であれは広汎に適用するこ
とができ、アンダボデーが単体で構成されその後方部が
リヤフロアパンを形成するように構成されるタイプの車
両、および、リヤフロアパンがセンタパンの後部に結合
されてアンダボデーが構成されるようなタイプの車両の
何れにも、問題なく本考案を適用することができる。
第1図は第2図のI−I線断面図、第2図は本考案の実施
例に係る車体構造を前方から見た斜視図、第3図は第2
図のIII−III線断面図、第4図はトランスポートフック
を取付けた状態を示した断面図、第5図は従来の車体後
部構造を示した断面図である。 1……リヤフロアパン、1a……タイヤウェル、1b…
…後部側壁、2……ロアバックパネル(ロアバックアウ
タパネル)、2a……立て壁部、2b……延出部、4…
…敷居部、10……補強箱枠部。
例に係る車体構造を前方から見た斜視図、第3図は第2
図のIII−III線断面図、第4図はトランスポートフック
を取付けた状態を示した断面図、第5図は従来の車体後
部構造を示した断面図である。 1……リヤフロアパン、1a……タイヤウェル、1b…
…後部側壁、2……ロアバックパネル(ロアバックアウ
タパネル)、2a……立て壁部、2b……延出部、4…
…敷居部、10……補強箱枠部。
Claims (1)
- 【請求項1】トランクルームのフロアを形成するリヤフ
ロアパンの後縁部に、立て壁状に結合され、かつ上端部
がトランクルーム開口後縁における敷居部を形成するロ
アバックパネルを設け、かつ、このロアバックパネルの
下端部外面に略チャンネル状のクロスメンバパネルを接
合して箱断面状の箱枠部を形成してなる車体の後部構造
において、 上記リヤフロアパンに、上記ロアバックパネルの前方部
においてリヤフロアパンを凹ませて形成し、かつ後部側
壁が上記ロアバックパネルの立て壁部に対して前方に所
定間隔をあけて位置するタイヤウェルを設けるととも
に、 上記ロアバックパネルに上記立て壁部の下端部から折れ
曲がって前方に延びる延出部を設け、この延出部の端縁
を上記後部側壁の後面に接合して、上記ロアバックパネ
ルの上記立て壁部ないし上記延出部と上記リヤフロアパ
ンとにより形成される車幅方向に延びる箱断面状の補強
箱枠部を、上記ロアバックパネルと上記クロスメンバパ
ネルとにより形成される箱枠部と前後に重なるように設
けたことを特徴とする、車体の後部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988044950U JPH065964Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 車体の後部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988044950U JPH065964Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 車体の後部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150180U JPH01150180U (ja) | 1989-10-17 |
| JPH065964Y2 true JPH065964Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31271283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988044950U Expired - Lifetime JPH065964Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 車体の後部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065964Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2553801Y2 (ja) * | 1991-06-19 | 1997-11-12 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両のリヤエンドの構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59139465U (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | 富士重工業株式会社 | 自動車の車体後部構造 |
| JPS62185180U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP1988044950U patent/JPH065964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01150180U (ja) | 1989-10-17 |
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