JPH0657920B2 - 合成繊維紙の製造方法 - Google Patents
合成繊維紙の製造方法Info
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- JPH0657920B2 JPH0657920B2 JP30667889A JP30667889A JPH0657920B2 JP H0657920 B2 JPH0657920 B2 JP H0657920B2 JP 30667889 A JP30667889 A JP 30667889A JP 30667889 A JP30667889 A JP 30667889A JP H0657920 B2 JPH0657920 B2 JP H0657920B2
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- fiber
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、繊維の特性を選択することにより合成繊維自
体の有する耐薬品性、耐候性、耐熱性、不燃性、電気絶
縁性、非粘着性、通気性、通液性等の優れた特性をその
まま紙状物として生かすことのできる合成繊維紙の製造
法である。
体の有する耐薬品性、耐候性、耐熱性、不燃性、電気絶
縁性、非粘着性、通気性、通液性等の優れた特性をその
まま紙状物として生かすことのできる合成繊維紙の製造
法である。
<従来の技術> 近年、合成樹脂のめざましい発達とともに、これら合成
樹脂を主成分とした種々の合成繊維紙が開発され、広く
産業分野に利用されている。これらの合成繊維紙は、そ
の繊維の特性を選択することにより耐薬品性、耐熱性、
耐候性、電気絶縁性、非粘着性、通気性、通液性等用途
に応じた自由な選択ができるので最近その薄葉シートへ
の要求が高まっている。しかし従来から検討されている
合成樹脂のシートは、フィルム、フェルト、クロス、不
織布等のシート状加工物であり、このうちフィルムは透
気性、透液性に欠け、フェルトは薄葉物になりにくい、
クロスは孔径が大きすぎる等の欠点を有しているため、
合成繊維の薄葉シートとしての用途面で大きな制約が有
った。この様な問題を解決するために合成繊維の紙状物
が望まれている。合成繊維の紙状物は合成繊維固有の特
性である繊維の界面エネルギーが小さいため繊維間結合
力が不足し紙状物になりにくいのが実状である。
樹脂を主成分とした種々の合成繊維紙が開発され、広く
産業分野に利用されている。これらの合成繊維紙は、そ
の繊維の特性を選択することにより耐薬品性、耐熱性、
耐候性、電気絶縁性、非粘着性、通気性、通液性等用途
に応じた自由な選択ができるので最近その薄葉シートへ
の要求が高まっている。しかし従来から検討されている
合成樹脂のシートは、フィルム、フェルト、クロス、不
織布等のシート状加工物であり、このうちフィルムは透
気性、透液性に欠け、フェルトは薄葉物になりにくい、
クロスは孔径が大きすぎる等の欠点を有しているため、
合成繊維の薄葉シートとしての用途面で大きな制約が有
った。この様な問題を解決するために合成繊維の紙状物
が望まれている。合成繊維の紙状物は合成繊維固有の特
性である繊維の界面エネルギーが小さいため繊維間結合
力が不足し紙状物になりにくいのが実状である。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は、上記の様な事情に鑑みなされたもので、熱融
着以外には自己接着機能を有しない合成繊維を用いてそ
の組成のうちの100%が合成繊維からなる薄葉で均一
な紙を造る製造方法に関するものである。
着以外には自己接着機能を有しない合成繊維を用いてそ
の組成のうちの100%が合成繊維からなる薄葉で均一
な紙を造る製造方法に関するものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らは熱融着以外には自己接着機能を有しない合
成繊維のみからなる紙状物を得るため種々検討を進めた
結果、湿式抄造法を用いて合成繊維の層と自己接着機能
を有する繊維の層とを各々が別層となるよう2層以上に
抄き合せることにより合成繊維の最大の欠点である繊維
間結合力を自己接着性を有する繊維層で補佐することに
より合成繊維抄き合せ紙を作成し、その後該合成繊維抄
き合せ紙を合成繊維の軟化点以上で熱圧着して合成繊維
の繊維間を熱融着せしめた後、自己接着機能を有する繊
維の層を剥離除去することによって均一な合成繊維紙が
得られることを見いだした。
成繊維のみからなる紙状物を得るため種々検討を進めた
結果、湿式抄造法を用いて合成繊維の層と自己接着機能
を有する繊維の層とを各々が別層となるよう2層以上に
抄き合せることにより合成繊維の最大の欠点である繊維
間結合力を自己接着性を有する繊維層で補佐することに
より合成繊維抄き合せ紙を作成し、その後該合成繊維抄
き合せ紙を合成繊維の軟化点以上で熱圧着して合成繊維
の繊維間を熱融着せしめた後、自己接着機能を有する繊
維の層を剥離除去することによって均一な合成繊維紙が
得られることを見いだした。
本発明に用いられる合成繊維としては、熱可塑性合成樹
脂質のもので、主成分としては弗素系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、
ポリアクリル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリビニー
ル系樹脂などがあげられ、これらを単独もしくは2種以
上の繊維として用いることもできる。繊維長は通常1〜
20mmが好ましい。繊維径は目的とする合成繊維、紙状
物の特性により異なるが通常は50μm φ以下が好まし
い。通常繊維長が短いと均一な地合が得られるものの、
強度が弱くなり、繊維長が長いと地合は悪くなるが強度
は強くなる。また繊維径が細かいと結束し塊になり易
く、太いとシートの地合が粗くなる等の欠点が生ずる。
脂質のもので、主成分としては弗素系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、
ポリアクリル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリビニー
ル系樹脂などがあげられ、これらを単独もしくは2種以
上の繊維として用いることもできる。繊維長は通常1〜
20mmが好ましい。繊維径は目的とする合成繊維、紙状
物の特性により異なるが通常は50μm φ以下が好まし
い。通常繊維長が短いと均一な地合が得られるものの、
強度が弱くなり、繊維長が長いと地合は悪くなるが強度
は強くなる。また繊維径が細かいと結束し塊になり易
く、太いとシートの地合が粗くなる等の欠点が生ずる。
自己接着機能を有する繊維としては、通常製紙用として
用いられる木材、麻、綿、わら等からなる製紙用パルプ
があげられる。これらは、熱可塑性合成高分子を50%
以下の割合で含有していてもよい。本発明においては自
己接着機能を有する繊維と合成繊維とは溶解度係数(S
P)が1以上異なっていることが剥離性の点で好まし
い。
用いられる木材、麻、綿、わら等からなる製紙用パルプ
があげられる。これらは、熱可塑性合成高分子を50%
以下の割合で含有していてもよい。本発明においては自
己接着機能を有する繊維と合成繊維とは溶解度係数(S
P)が1以上異なっていることが剥離性の点で好まし
い。
本発明を実施するに際しては、まず湿式抄造法より、例
えば第1図に示すように合成繊維層1と自己接着機能を
有する繊維の層2からなる2層の合成繊維抄き合せ紙
〔第1図(a)〕又は3層の合成繊維抄き合せ紙〔第1図
(b)〕を作成する。この場合における合成繊維抄き合せ
紙の製造は例えば第2図に示す円網式抄紙機を用いて行
うことができる。すなわち第2図において、円網シリン
ダー3−2が設置されている槽に合成繊維を、また円網
シリンダー3−1及び3−3に該当する槽に自己接着機
能を有する繊維を水に各々分散させ、円網シリンダー上
を走行するフエルト4に自己接着機能を有する繊維、合
成繊維及び自己接着機能を有する繊維の順に繊維層を積
層し、ドライヤー5で乾燥した後合成繊維抄き合せ紙6
として巻き取られる。
えば第1図に示すように合成繊維層1と自己接着機能を
有する繊維の層2からなる2層の合成繊維抄き合せ紙
〔第1図(a)〕又は3層の合成繊維抄き合せ紙〔第1図
(b)〕を作成する。この場合における合成繊維抄き合せ
紙の製造は例えば第2図に示す円網式抄紙機を用いて行
うことができる。すなわち第2図において、円網シリン
ダー3−2が設置されている槽に合成繊維を、また円網
シリンダー3−1及び3−3に該当する槽に自己接着機
能を有する繊維を水に各々分散させ、円網シリンダー上
を走行するフエルト4に自己接着機能を有する繊維、合
成繊維及び自己接着機能を有する繊維の順に繊維層を積
層し、ドライヤー5で乾燥した後合成繊維抄き合せ紙6
として巻き取られる。
なお合成繊維抄き合せ紙を作製する方法としては、前記
の円網式のほかに長網式抄紙機を使用して、異種の抄紙
原料を別々にヘッドから出して積層する方法などがあ
る。この際抄紙機は2層又は多層抄きできる抄紙機が必
要である。多層抄きのできる抄紙機であればいずれの機
種でも使用できる。湿式抄造法は水を媒体としているた
め、合成繊維の一部は疎水性を有するものがあり、界面
活性剤、粘剤等を助剤として添加してもよい。
の円網式のほかに長網式抄紙機を使用して、異種の抄紙
原料を別々にヘッドから出して積層する方法などがあ
る。この際抄紙機は2層又は多層抄きできる抄紙機が必
要である。多層抄きのできる抄紙機であればいずれの機
種でも使用できる。湿式抄造法は水を媒体としているた
め、合成繊維の一部は疎水性を有するものがあり、界面
活性剤、粘剤等を助剤として添加してもよい。
このようにして得られた合成繊維抄き合せ紙は、第3図
に示す加熱圧着装置に適用され、加熱ロール7を通過さ
せて合成繊維抄き合せ紙を構成する繊維間を熱融着させ
たのち、合成繊維紙8に対して自己接着機能を有する繊
維の剥離層9を剥離除去する。この場合の加熱圧着又は
加熱融着の手段としては、通常の乾燥ロール又はホット
プレスやヒートロール等の公知の方法が適用でき、加熱
ロールに適用される。処理温度は、合成繊維の軟化点以
上に設定することが必要で合成繊維の種類により選択さ
れる、その際のニップ圧力、加圧時間当りの条件は、合
成繊維の種類、軟化点、繊維の硬さ、繊維径等により、
適宜設定すればよい。このような温度設定による熱圧着
処理により合成繊維間において熱融着による結合が生ず
る。通常は軟化点ないし軟化点より30℃程度高い温度
で熱圧着することが好ましい。
に示す加熱圧着装置に適用され、加熱ロール7を通過さ
せて合成繊維抄き合せ紙を構成する繊維間を熱融着させ
たのち、合成繊維紙8に対して自己接着機能を有する繊
維の剥離層9を剥離除去する。この場合の加熱圧着又は
加熱融着の手段としては、通常の乾燥ロール又はホット
プレスやヒートロール等の公知の方法が適用でき、加熱
ロールに適用される。処理温度は、合成繊維の軟化点以
上に設定することが必要で合成繊維の種類により選択さ
れる、その際のニップ圧力、加圧時間当りの条件は、合
成繊維の種類、軟化点、繊維の硬さ、繊維径等により、
適宜設定すればよい。このような温度設定による熱圧着
処理により合成繊維間において熱融着による結合が生ず
る。通常は軟化点ないし軟化点より30℃程度高い温度
で熱圧着することが好ましい。
熱圧着された合成繊維抄き合せ紙から自己接着機能を有
する繊維の剥離層を除去するためには、層間剥離させ除
去する方法が用いられるが、この場合、合成繊維と自己
接着機能を有する繊維とのSPの差が1以上であること
が剥離性の点で好ましい。自己接着機能を有する繊維と
して木材パルプを用いると剥離が容易にできる。
する繊維の剥離層を除去するためには、層間剥離させ除
去する方法が用いられるが、この場合、合成繊維と自己
接着機能を有する繊維とのSPの差が1以上であること
が剥離性の点で好ましい。自己接着機能を有する繊維と
して木材パルプを用いると剥離が容易にできる。
<実施例> 次に本発明を実施例により更に説明する。なお、配合比
率はすべて重量基準で表す。
率はすべて重量基準で表す。
実施例1 自己接着機能を有する繊維として木材パルプ(配合比N
BKP50部とLBKP50部)を叩解度40゜SRに
機械処理したパルプ100部を水の中に入れパルプ濃度
を0.5%にして撹拌分散し、TAPPIスタンダード
シートマシンでシート化し湿紙(A)を得た。次に合成
繊維として長さ約6mm、太さ約20μm のポリビニリデ
ンフルオライド繊維100部を水に分散して得た濃度
0.5%の分散液中にアクリル系合成粘剤(ダイヤフロ
ック社製アクリパーズPMP)を対繊維1%加えて、T
APPIスタンダードシートマシンでシート化すること
により湿紙(B)を得た。その際、湿紙(B)は予め乾
燥後の厚さが20.8μm (サンプルNo.1)及び5
8.1μm (サンプルNo.2)となるように条件設定し
て2種類の湿紙(B)となし、各々に後述のように湿紙
(A)を積層した。
BKP50部とLBKP50部)を叩解度40゜SRに
機械処理したパルプ100部を水の中に入れパルプ濃度
を0.5%にして撹拌分散し、TAPPIスタンダード
シートマシンでシート化し湿紙(A)を得た。次に合成
繊維として長さ約6mm、太さ約20μm のポリビニリデ
ンフルオライド繊維100部を水に分散して得た濃度
0.5%の分散液中にアクリル系合成粘剤(ダイヤフロ
ック社製アクリパーズPMP)を対繊維1%加えて、T
APPIスタンダードシートマシンでシート化すること
により湿紙(B)を得た。その際、湿紙(B)は予め乾
燥後の厚さが20.8μm (サンプルNo.1)及び5
8.1μm (サンプルNo.2)となるように条件設定し
て2種類の湿紙(B)となし、各々に後述のように湿紙
(A)を積層した。
次に最初にシート化した湿紙(A)を湿紙(B)に積み
重ね2層のシートにした抄き合せシートをプレス後、乾
燥し合成繊維抄き合せ紙を作成した。得られた抄き合せ
紙を160℃、2kg/cm2で熱圧着した後でパルプ層
(A)とPVDF繊維層(B)を剥離してパルプ層
(A)を剥離除去し、フッ素繊維からなる合成繊維紙を
作成した。この合成繊維紙の特性は第1表に示すように
従来になり実用上十分な強度特性を有する薄葉シートで
ある。
重ね2層のシートにした抄き合せシートをプレス後、乾
燥し合成繊維抄き合せ紙を作成した。得られた抄き合せ
紙を160℃、2kg/cm2で熱圧着した後でパルプ層
(A)とPVDF繊維層(B)を剥離してパルプ層
(A)を剥離除去し、フッ素繊維からなる合成繊維紙を
作成した。この合成繊維紙の特性は第1表に示すように
従来になり実用上十分な強度特性を有する薄葉シートで
ある。
実施例2 自己接着機能を有する繊維として木材パルプ(配合比N
BKP50部とLBKP50部)を叩解度40゜SRに
機械処理したパルプ100部を水の中に入れパルプ濃度
を0.5%にして撹拌分散し、TAPPIスタンダード
シートマシンでシート化し湿紙(A)を得た。次に合成
繊維として長さ約6mm、太さ約20μm のポリエステル
(PET)繊維100部を水に分散して得た濃度0.5
%の分散液中に合成粘剤(ダイヤフロック社製アクリパ
ーズPMP)を対繊維1%加えて、TAPPIスタンダ
ードシートマシンでシート化することにより湿紙(B)
を得た。その際、湿紙(B)は予め乾燥後の厚さが16.2
μm (サンプルNo.3)及び32.8μm (サンプルNo.
4)となるように条件設定して2種類の湿紙(B)とな
し、各々に後述のように湿紙(A)を積層した。次に最
初にシート化した湿紙(A)を湿紙(B)に積み重ね2
層のシートにした抄き合せシートをプレス後、乾燥し合
成繊維抄き合せ紙を作成した。得られた抄き合せ紙を2
25℃、10kg/cm2で熱圧着した後でパルプ層(A)
からポリエステル(PET)繊維層(B)を剥離するこ
とによりポリエステル(PET)100%からなる多孔
質の合成繊維紙を得た。この合成繊維紙の特性は第2表
に示すように従来にない実用上十分な強度を有する薄葉
シートである。
BKP50部とLBKP50部)を叩解度40゜SRに
機械処理したパルプ100部を水の中に入れパルプ濃度
を0.5%にして撹拌分散し、TAPPIスタンダード
シートマシンでシート化し湿紙(A)を得た。次に合成
繊維として長さ約6mm、太さ約20μm のポリエステル
(PET)繊維100部を水に分散して得た濃度0.5
%の分散液中に合成粘剤(ダイヤフロック社製アクリパ
ーズPMP)を対繊維1%加えて、TAPPIスタンダ
ードシートマシンでシート化することにより湿紙(B)
を得た。その際、湿紙(B)は予め乾燥後の厚さが16.2
μm (サンプルNo.3)及び32.8μm (サンプルNo.
4)となるように条件設定して2種類の湿紙(B)とな
し、各々に後述のように湿紙(A)を積層した。次に最
初にシート化した湿紙(A)を湿紙(B)に積み重ね2
層のシートにした抄き合せシートをプレス後、乾燥し合
成繊維抄き合せ紙を作成した。得られた抄き合せ紙を2
25℃、10kg/cm2で熱圧着した後でパルプ層(A)
からポリエステル(PET)繊維層(B)を剥離するこ
とによりポリエステル(PET)100%からなる多孔
質の合成繊維紙を得た。この合成繊維紙の特性は第2表
に示すように従来にない実用上十分な強度を有する薄葉
シートである。
実施例3 自己接着機能を有する繊維として木材パルプ(配合比N
BKP50部とLBKP50部)を叩解度40゜SRに
機械処理したパルプ100部を水の中に入れパルプ濃度
を0.5%にして撹拌分散し、TAPPIスタンダード
シートマシンでシート化し湿紙(A)を得た。次に合成
繊維として長さ約6mm、太さ約20μm のポリエステル
(PET)繊維100部を水に分散して得た濃度0.5
%の分散液中にアクリル系合成粘剤(ダイヤフロック社
製アクリパーズPMP)を対繊維1%加えて、TAPP
Iスタンダードシートマシンでシート化する事により湿
紙(B)を得た。この際湿紙(B)は予め乾式後の厚さ
が20.5μm (サンプルNo.5)及び35μm (サン
プルNo.6)となるように条件設定して2種類の湿紙
(B)となし、各々に後述のごとく湿紙(A)を積層し
た。次に湿紙(A)と同じパルプ100部濃度 0.5
%の液を撹拌分散しTAPPIスタンダードシートマシ
ンでシート化することにより湿紙(C)を得た。次に湿
紙(A)と湿紙(B)を積み重ねた2層のシートを湿紙
(C)の上に重ね3層抄き合せシートを得た。この際
(B)層と(C)層が接触するように積層することを条
件とする。
BKP50部とLBKP50部)を叩解度40゜SRに
機械処理したパルプ100部を水の中に入れパルプ濃度
を0.5%にして撹拌分散し、TAPPIスタンダード
シートマシンでシート化し湿紙(A)を得た。次に合成
繊維として長さ約6mm、太さ約20μm のポリエステル
(PET)繊維100部を水に分散して得た濃度0.5
%の分散液中にアクリル系合成粘剤(ダイヤフロック社
製アクリパーズPMP)を対繊維1%加えて、TAPP
Iスタンダードシートマシンでシート化する事により湿
紙(B)を得た。この際湿紙(B)は予め乾式後の厚さ
が20.5μm (サンプルNo.5)及び35μm (サン
プルNo.6)となるように条件設定して2種類の湿紙
(B)となし、各々に後述のごとく湿紙(A)を積層し
た。次に湿紙(A)と同じパルプ100部濃度 0.5
%の液を撹拌分散しTAPPIスタンダードシートマシ
ンでシート化することにより湿紙(C)を得た。次に湿
紙(A)と湿紙(B)を積み重ねた2層のシートを湿紙
(C)の上に重ね3層抄き合せシートを得た。この際
(B)層と(C)層が接触するように積層することを条
件とする。
こうして得られた3層から成る抄き合せシートをプレス
後乾燥し合成繊維抄き合せ紙を作成した。得られた合繊
繊維抄き合せ紙を225℃、10kg/cm2で熱圧着
した後でパルプ層(A)及び(C)をポリエステル(P
ET)繊維層(B)を剥離することによりポリエステル
(PET)100%からなる多孔質の合成繊維紙を得
た。この合成繊維紙の特性は第3表に示すように従来に
ない実用上十分な強度特性を有する薄葉シートである。
後乾燥し合成繊維抄き合せ紙を作成した。得られた合繊
繊維抄き合せ紙を225℃、10kg/cm2で熱圧着
した後でパルプ層(A)及び(C)をポリエステル(P
ET)繊維層(B)を剥離することによりポリエステル
(PET)100%からなる多孔質の合成繊維紙を得
た。この合成繊維紙の特性は第3表に示すように従来に
ない実用上十分な強度特性を有する薄葉シートである。
<本発明の効果> こうして作成された合成繊維紙は湿式抄造法によって得
られていることから従来の乾式不織布法で造られた合成
繊維シートに比べ薄葉で地合が均一なシートとなり広く
産業分野で用途展開が期待されるものである。
られていることから従来の乾式不織布法で造られた合成
繊維シートに比べ薄葉で地合が均一なシートとなり広く
産業分野で用途展開が期待されるものである。
第1図(a)は本発明による湿式抄造法により2層積層し
た場合の合成繊維抄き合せ紙の構成例を示すもので1は
合成繊維の層、2は自己接着機能を有する繊維の層を示
す。 第1図(b)は本発明による湿式抄造法により3層積層し
た場合の合成繊維抄き合せ紙の構成例を示すもので、2
は自己接着機能を有する繊維の層、1は合成繊維の層。 第2図は円網式湿式抄造法による多層抄き合せ装置の一
例を示すもので3−1、3−2及び3−3は円網シリン
ダー、4はフエルト、5はドライヤー、6は一次シート
を示す。 第3図は加熱圧着装置の概略を示すもので7は加熱ロー
ル、8は合成繊維紙、9は自己接着機能を有する繊維の
剥離層を示す。
た場合の合成繊維抄き合せ紙の構成例を示すもので1は
合成繊維の層、2は自己接着機能を有する繊維の層を示
す。 第1図(b)は本発明による湿式抄造法により3層積層し
た場合の合成繊維抄き合せ紙の構成例を示すもので、2
は自己接着機能を有する繊維の層、1は合成繊維の層。 第2図は円網式湿式抄造法による多層抄き合せ装置の一
例を示すもので3−1、3−2及び3−3は円網シリン
ダー、4はフエルト、5はドライヤー、6は一次シート
を示す。 第3図は加熱圧着装置の概略を示すもので7は加熱ロー
ル、8は合成繊維紙、9は自己接着機能を有する繊維の
剥離層を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】合成繊維と自己接着機能を有する繊維とを
各々が別層となるよう湿式抄造法により2層以上に抄き
合せ、乾燥して得た合成繊維抄き合せ紙を合成繊維の軟
化点以上で熱圧着して合成繊維の繊維間を熱融着させた
後、自己接着機能を有する繊維層を剥離除去することを
特徴とする合成繊維紙の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30667889A JPH0657920B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 合成繊維紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30667889A JPH0657920B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 合成繊維紙の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03167385A JPH03167385A (ja) | 1991-07-19 |
| JPH0657920B2 true JPH0657920B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17960005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30667889A Expired - Fee Related JPH0657920B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 合成繊維紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657920B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001090481A1 (fr) | 2000-05-22 | 2001-11-29 | Ricoh Company, Ltd. | Papier multicouche pelable en au moins deux feuilles minces |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5277420B2 (ja) * | 2001-01-29 | 2013-08-28 | 株式会社リコー | 感熱孔版印刷用原紙及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP30667889A patent/JPH0657920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001090481A1 (fr) | 2000-05-22 | 2001-11-29 | Ricoh Company, Ltd. | Papier multicouche pelable en au moins deux feuilles minces |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03167385A (ja) | 1991-07-19 |
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