JPH0658093A - シールド掘進機 - Google Patents
シールド掘進機Info
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- JPH0658093A JPH0658093A JP4120890A JP12089092A JPH0658093A JP H0658093 A JPH0658093 A JP H0658093A JP 4120890 A JP4120890 A JP 4120890A JP 12089092 A JP12089092 A JP 12089092A JP H0658093 A JPH0658093 A JP H0658093A
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- tail
- grease
- chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール室に均一にグリースシール材を注入す
ることができ、またシール室の急激な圧力変動に追随で
きシール作用が損なわれることがなく高いシール性を発
揮することができ、超大断面や超大深度のトンネル掘削
のような超高水圧下でのトンネル掘削に用いて好適なシ
ールド掘進機を提供することにある。 【構成】 テール部(3)の後端部の後方側に位置され
るようにシール壁(20)を設けて後方テールシール
(21)を構成するとともに、該後方テールシールの前
方に所定の間隙を隔ててシール壁(23)を設けて前方
テールシール(24)を構成し、これら前後のテールシ
ール、前記テール部、および前記セグメント(5)によ
ってシール室(25)を区画形成し、該シール室にグリ
ースシール材(G)を充填し、かつ、前記テ−ル部また
は該テール部周辺に、前記シール室に充填した前記グリ
ースシール材のうち前記テール部に接するグリースシー
ル材部分を加熱するための加熱手段(70)を設けて、
グリースシール材を流動性が良い状態に加熱保温する。
ることができ、またシール室の急激な圧力変動に追随で
きシール作用が損なわれることがなく高いシール性を発
揮することができ、超大断面や超大深度のトンネル掘削
のような超高水圧下でのトンネル掘削に用いて好適なシ
ールド掘進機を提供することにある。 【構成】 テール部(3)の後端部の後方側に位置され
るようにシール壁(20)を設けて後方テールシール
(21)を構成するとともに、該後方テールシールの前
方に所定の間隙を隔ててシール壁(23)を設けて前方
テールシール(24)を構成し、これら前後のテールシ
ール、前記テール部、および前記セグメント(5)によ
ってシール室(25)を区画形成し、該シール室にグリ
ースシール材(G)を充填し、かつ、前記テ−ル部また
は該テール部周辺に、前記シール室に充填した前記グリ
ースシール材のうち前記テール部に接するグリースシー
ル材部分を加熱するための加熱手段(70)を設けて、
グリースシール材を流動性が良い状態に加熱保温する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超大断面、超大深度、
あるいは水底(海底、湖底、河底)等の超高水圧下での
トンネル(横坑に限らず立坑、斜坑も含む)掘削に用い
て好適なシールド掘進機に関する。
あるいは水底(海底、湖底、河底)等の超高水圧下での
トンネル(横坑に限らず立坑、斜坑も含む)掘削に用い
て好適なシールド掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド掘進機のテール部には
テールシールが設けられている。このテールシールは、
シールド掘進機の後方からの地下水等の湧水や、テール
部の内周部に沿って形成されるセグメントの外周面上に
注入される裏込注入剤等がテール部を含むシールド掘進
機本体内に流入しないようにシールするものである。
テールシールが設けられている。このテールシールは、
シールド掘進機の後方からの地下水等の湧水や、テール
部の内周部に沿って形成されるセグメントの外周面上に
注入される裏込注入剤等がテール部を含むシールド掘進
機本体内に流入しないようにシールするものである。
【0003】従来、この種のシールド掘進機のテールシ
ール構造として、テール部の後端部であってテール部と
その内側のセグメントとの間に、リング状に連続させた
ワイヤブラシを、テール部から延ばしてその先端がセグ
メントの外周面に摺接するようにかつシールド掘進機の
前後方向に所定間隔をあけて2列設けることで、それら
前後のワイヤブラシの間にシール室を区画形成し、この
シール室にグリースシール材を充填して外圧に対抗する
構造としたものが知られている。
ール構造として、テール部の後端部であってテール部と
その内側のセグメントとの間に、リング状に連続させた
ワイヤブラシを、テール部から延ばしてその先端がセグ
メントの外周面に摺接するようにかつシールド掘進機の
前後方向に所定間隔をあけて2列設けることで、それら
前後のワイヤブラシの間にシール室を区画形成し、この
シール室にグリースシール材を充填して外圧に対抗する
構造としたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したワ
イヤブラシの間にシール室を区画形成し、このシール室
にグリースシール材を充填するシール構造にあっては、
地下湧水等の外圧が従来程度の低いレベルの場合には十
分対抗できるものの、掘削するトンネルの深度がきわめ
て深く外圧が非常に高くなる場合、あるいはトンネル径
が大きくトンネルの下端部にトンネル頂部の水圧と比較
して非常に大きな水圧がかかるような場合には、次のよ
うな不具合が生じることがわかった。
イヤブラシの間にシール室を区画形成し、このシール室
にグリースシール材を充填するシール構造にあっては、
地下湧水等の外圧が従来程度の低いレベルの場合には十
分対抗できるものの、掘削するトンネルの深度がきわめ
て深く外圧が非常に高くなる場合、あるいはトンネル径
が大きくトンネルの下端部にトンネル頂部の水圧と比較
して非常に大きな水圧がかかるような場合には、次のよ
うな不具合が生じることがわかった。
【0005】すなわち、グリースシール材が所定の硬度
および粘性度を有しているため、給油配管等を経てシー
ル室に供給する際シール室注入口付近の注入抵抗が大と
なり、加えて、シールド掘進機後方に非常に高い外部圧
力が作用するが、前記シール室へグリースシール材を充
填する際にそのような高い外部圧力よりもさらに高い圧
力でグリースシール材を注入しなければならず、これら
の結果、給油ポンプ側注入圧力を極めて高く設定してグ
リースシール材を注入しなければならないことから、グ
リースシール材自体の注入が非常に困難となり、しかも
シール室内へ均一に注入することが難しい。
および粘性度を有しているため、給油配管等を経てシー
ル室に供給する際シール室注入口付近の注入抵抗が大と
なり、加えて、シールド掘進機後方に非常に高い外部圧
力が作用するが、前記シール室へグリースシール材を充
填する際にそのような高い外部圧力よりもさらに高い圧
力でグリースシール材を注入しなければならず、これら
の結果、給油ポンプ側注入圧力を極めて高く設定してグ
リースシール材を注入しなければならないことから、グ
リースシール材自体の注入が非常に困難となり、しかも
シール室内へ均一に注入することが難しい。
【0006】また、上記のように非常に高い注入圧力を
もってグリースシール材を注入するため、注入に伴って
それら注入するグリースシール材の相当量がシールド掘
進機の後方テールシールの後方外部へ漏出しやすく、こ
のためグリースシール材が高価なこともあって非常に不
経済となる。
もってグリースシール材を注入するため、注入に伴って
それら注入するグリースシール材の相当量がシールド掘
進機の後方テールシールの後方外部へ漏出しやすく、こ
のためグリースシール材が高価なこともあって非常に不
経済となる。
【0007】さらに、超大強度や超大口径シールド掘進
の場合のような超高圧下においては、シール室へのグリ
ースシール材充填後も、シール室内に充填されたグリー
スシール材全体が所定の硬度と粘性度を有しているた
め、シールド掘進機の運転に伴いシール室内に部分的か
つ急激な狭広変動が生じる際その圧力変動にグリースシ
ール材が追随できず、例えばシール室空間のうち狭めら
れる側の空間部分では注入したグリースシール材がシー
ルド掘進機の後方テールシールの後方へ一気に漏出し、
また、シール室空間のうち広げられる側の空間部分では
負の圧力変動にグリースシール材が追随できず、このた
め後方から裏込注入剤や地下湧水等が吸い込まれること
になり一気に該シール室空間に浸入してテールシール機
構を破壊し、極端な場合にはそれら浸入した裏込注入剤
等がシール室を通過してシールド掘進機内部へ浸入する
などの不具合が生じていた。
の場合のような超高圧下においては、シール室へのグリ
ースシール材充填後も、シール室内に充填されたグリー
スシール材全体が所定の硬度と粘性度を有しているた
め、シールド掘進機の運転に伴いシール室内に部分的か
つ急激な狭広変動が生じる際その圧力変動にグリースシ
ール材が追随できず、例えばシール室空間のうち狭めら
れる側の空間部分では注入したグリースシール材がシー
ルド掘進機の後方テールシールの後方へ一気に漏出し、
また、シール室空間のうち広げられる側の空間部分では
負の圧力変動にグリースシール材が追随できず、このた
め後方から裏込注入剤や地下湧水等が吸い込まれること
になり一気に該シール室空間に浸入してテールシール機
構を破壊し、極端な場合にはそれら浸入した裏込注入剤
等がシール室を通過してシールド掘進機内部へ浸入する
などの不具合が生じていた。
【0008】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、必要最小限の比較的低
い圧力でしかもシール室に均一にグリースシール材を注
入することができ、またグリースシール材が外部へ漏出
しにくく、さらにシール室の急激な圧力変動に追随でき
シール作用が損なわれることがなく高いシール性を発揮
することができ、超大断面や超大深度のトンネル掘削の
ような超高水圧下でのトンネル掘削に用いて好適なシー
ルド掘進機を提供することにある。
あり、その目的とするところは、必要最小限の比較的低
い圧力でしかもシール室に均一にグリースシール材を注
入することができ、またグリースシール材が外部へ漏出
しにくく、さらにシール室の急激な圧力変動に追随でき
シール作用が損なわれることがなく高いシール性を発揮
することができ、超大断面や超大深度のトンネル掘削の
ような超高水圧下でのトンネル掘削に用いて好適なシー
ルド掘進機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明では、テール部からこのテ−ル部の内周部
に沿ってリング状に形成されるセグメントの外周面上に
延出されて、テール部が掘進方向へ移動することに追従
して前記セグメントの外周面上を摺動するテールシール
を備えるシールド掘進機において、前記テール部の後端
部の後方側に位置されるようにシール壁を設けて後方テ
ールシールを構成するとともに、該後方テールシールの
前方に所定の間隙を隔ててシール壁を設けて前方テール
シールを構成し、これら前後のテールシール、前記テー
ル部、および前記セグメントによってシール室を区画形
成し、該シール室にグリースシール材を充填し、かつ、
前記テ−ル部または該テール部周辺に、前記シール室に
充填した前記グリースシール材のうち前記テール部に接
するグリースシール材部分を加熱するための加熱手段を
設けたことを特徴とする。
めに、本発明では、テール部からこのテ−ル部の内周部
に沿ってリング状に形成されるセグメントの外周面上に
延出されて、テール部が掘進方向へ移動することに追従
して前記セグメントの外周面上を摺動するテールシール
を備えるシールド掘進機において、前記テール部の後端
部の後方側に位置されるようにシール壁を設けて後方テ
ールシールを構成するとともに、該後方テールシールの
前方に所定の間隙を隔ててシール壁を設けて前方テール
シールを構成し、これら前後のテールシール、前記テー
ル部、および前記セグメントによってシール室を区画形
成し、該シール室にグリースシール材を充填し、かつ、
前記テ−ル部または該テール部周辺に、前記シール室に
充填した前記グリースシール材のうち前記テール部に接
するグリースシール材部分を加熱するための加熱手段を
設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】シール室注入口近傍において流動性がよい状態
でグリースシール材が供給されるので、従来のものに比
べて低い圧力で注入が行える上、シール室においてほぼ
均一に注入および補給することができる。
でグリースシール材が供給されるので、従来のものに比
べて低い圧力で注入が行える上、シール室においてほぼ
均一に注入および補給することができる。
【0011】注入後グリースシール材は、シール材室内
で冷えて常温になり、セグメントに接する部分やシール
壁構成部材であるワイヤブラシ等の先端部においては、
所定の硬度と粘性度を呈する。このため、シール機能に
関してはなんら支障がない。
で冷えて常温になり、セグメントに接する部分やシール
壁構成部材であるワイヤブラシ等の先端部においては、
所定の硬度と粘性度を呈する。このため、シール機能に
関してはなんら支障がない。
【0012】シール室の外周面側(シールド掘進機本体
のテール部内周面側)に添って、流動性を有するグリー
スシール材が充填された状態となるので、シールド掘進
機の運転に伴うシール室の部分的かつ急激な狭拡変動に
対し、グリースシール材が狭められる空間部分から広げ
られる空間部分へあるいは逆に広げられた空間部分から
狭められた空間部分へ自由に流動して移動して追随でき
る。したがって、シール室からグリースシール材が一気
に漏出したり、裏込注入剤や地下湧水等がシール室空間
に浸入したりすることがない。
のテール部内周面側)に添って、流動性を有するグリー
スシール材が充填された状態となるので、シールド掘進
機の運転に伴うシール室の部分的かつ急激な狭拡変動に
対し、グリースシール材が狭められる空間部分から広げ
られる空間部分へあるいは逆に広げられた空間部分から
狭められた空間部分へ自由に流動して移動して追随でき
る。したがって、シール室からグリースシール材が一気
に漏出したり、裏込注入剤や地下湧水等がシール室空間
に浸入したりすることがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図6を参照しながら説明する。図2は本発明の概略構成
を示す断面図であり、図中符号1は前端にカッタ部2を
備えこのカッタ部2で掘進方向前方の地山を掘削するシ
ールド掘進機本体、3はテール部、4はテールプレー
ト、5はセグメント片6が集合してリング状に組み立て
られるセグメントである。
図6を参照しながら説明する。図2は本発明の概略構成
を示す断面図であり、図中符号1は前端にカッタ部2を
備えこのカッタ部2で掘進方向前方の地山を掘削するシ
ールド掘進機本体、3はテール部、4はテールプレー
ト、5はセグメント片6が集合してリング状に組み立て
られるセグメントである。
【0014】シールド掘進機本体1のテール部3には、
該テール部3からその内周部に沿ってリング状に形成さ
れる前記セグメント5の外周面8上に延出されて、テー
ル部3が掘進方向へ移動することに追従して前記セグメ
ント5の外周面8上を摺動するテールシール10が設け
られている。
該テール部3からその内周部に沿ってリング状に形成さ
れる前記セグメント5の外周面8上に延出されて、テー
ル部3が掘進方向へ移動することに追従して前記セグメ
ント5の外周面8上を摺動するテールシール10が設け
られている。
【0015】テールシール10について説明すると、テ
ール部3の後端部にはその後方側に位置されるようにシ
ール壁20が設けられて後方テールシール21が構成さ
れている。後方テールシール21の前方には所定間隔を
あけてシール壁23が設けられて前方テールシール24
が構成されている。そして、それら両シール壁20、2
3、並びにセグメント5の外周面8およびテール部3の
間に空間が形成され、この空間はシール室25とされ
る。
ール部3の後端部にはその後方側に位置されるようにシ
ール壁20が設けられて後方テールシール21が構成さ
れている。後方テールシール21の前方には所定間隔を
あけてシール壁23が設けられて前方テールシール24
が構成されている。そして、それら両シール壁20、2
3、並びにセグメント5の外周面8およびテール部3の
間に空間が形成され、この空間はシール室25とされ
る。
【0016】また、この実施例では、前方テールシール
24の前方にさらにシール壁26が設けられてテールシ
ール27が構成され、該テールシール27と前記前方テ
ールシール24、およびセグメント5の外周面8等との
間にシール室28が区画形成されている。
24の前方にさらにシール壁26が設けられてテールシ
ール27が構成され、該テールシール27と前記前方テ
ールシール24、およびセグメント5の外周面8等との
間にシール室28が区画形成されている。
【0017】すなわち、この実施例では、シール室が前
後に2段連続して設けられている。そして、それらシー
ル室25,28には後述するようにグリースシール材G
が充填される。
後に2段連続して設けられている。そして、それらシー
ル室25,28には後述するようにグリースシール材G
が充填される。
【0018】前記シール壁20は、図1にも示すよう
に、テールプレート4の後端部に配置されるテール防水
板31と、該テール防水板31の前側に配置されかつ保
形板32で囲まれてなるワイヤブラシ33とから構成さ
れ、それらテール防水板31及びワイヤブラシ33等は
取付金具34によって保持される。なお、それらシール
壁20の前方にある他のシール壁23,26も同様な構
成であり、ここでは同一符号を付して説明を省略する。
に、テールプレート4の後端部に配置されるテール防水
板31と、該テール防水板31の前側に配置されかつ保
形板32で囲まれてなるワイヤブラシ33とから構成さ
れ、それらテール防水板31及びワイヤブラシ33等は
取付金具34によって保持される。なお、それらシール
壁20の前方にある他のシール壁23,26も同様な構
成であり、ここでは同一符号を付して説明を省略する。
【0019】テール防水板31は防水性を有しかつ弾力
性を有するゴム板あるいはウレタン板等によって形成さ
れる。また、ワイヤブラシ33はここでは狭義のワイヤ
ブラシの他バイヤスワイヤメッシュ製のブラシ等も含む
広い意味で用いている。材料としては防錆性に優れかつ
強度的にも優れるステンレス鋼線が好ましいが、単なる
鋼線や合成繊維線等でもよい。
性を有するゴム板あるいはウレタン板等によって形成さ
れる。また、ワイヤブラシ33はここでは狭義のワイヤ
ブラシの他バイヤスワイヤメッシュ製のブラシ等も含む
広い意味で用いている。材料としては防錆性に優れかつ
強度的にも優れるステンレス鋼線が好ましいが、単なる
鋼線や合成繊維線等でもよい。
【0020】また、保形板32は前記したようにワイヤ
ブラシ33の形を保持して保護するものであって、適宜
弾性を有するステンレス鋼板あるいはテフロン処理され
た鋼板等が用いられる。
ブラシ33の形を保持して保護するものであって、適宜
弾性を有するステンレス鋼板あるいはテフロン処理され
た鋼板等が用いられる。
【0021】保形板32およびテール防水板31は、周
方向に分割されて形成されている。特に、テール防水板
31は互いの周方向端部どうしがセグメント6の目地部
において重合するように鱗状に配置してシール作用をす
るように形成されるとともに、テール防水板31の先端
部分はセグメント6に摺接して摺動するように設ける。
方向に分割されて形成されている。特に、テール防水板
31は互いの周方向端部どうしがセグメント6の目地部
において重合するように鱗状に配置してシール作用をす
るように形成されるとともに、テール防水板31の先端
部分はセグメント6に摺接して摺動するように設ける。
【0022】前記シール室25,28に充填されるグリ
ースシール材Gは、石油系主体のものあるいは樹脂材が
主体のもの等から構成されるもので、水には不溶性であ
りかつ重金属等の有害物質は使用していない。また、そ
れらグリースシール材Gには必要に応じて目止め材が混
入される。目止め材としては、繊維材のほかにシート状
片あるいは粒状体等が用いられる。また、目止め材は高
い吸水性および柔軟性と弾力性とを持ちかつ耐油性を持
つ材料で作るのが好ましく、シート状片の場合には例え
ば布状材あるいは紙状材等の裁断片等が利用される。目
止め材のより具体的な材料としては、でん粉系、セルロ
ース系、あるいは合成ポリマー系等の高吸水性樹脂材が
挙げられる。
ースシール材Gは、石油系主体のものあるいは樹脂材が
主体のもの等から構成されるもので、水には不溶性であ
りかつ重金属等の有害物質は使用していない。また、そ
れらグリースシール材Gには必要に応じて目止め材が混
入される。目止め材としては、繊維材のほかにシート状
片あるいは粒状体等が用いられる。また、目止め材は高
い吸水性および柔軟性と弾力性とを持ちかつ耐油性を持
つ材料で作るのが好ましく、シート状片の場合には例え
ば布状材あるいは紙状材等の裁断片等が利用される。目
止め材のより具体的な材料としては、でん粉系、セルロ
ース系、あるいは合成ポリマー系等の高吸水性樹脂材が
挙げられる。
【0023】前記シール室25,28にグリースシール
材Gを注入するグリースシール材供給系について説明す
ると、図1及び図3に示すように、シール室25、28
にはグリースシール材供給ノズル40(40a,40
b,40c)が、シール室25,28の最上部、中間
部、および最下部にそれぞれ位置されて配されている。
なお、それら供給ノズル40はゴミが不用意に詰まらな
いよう必要に応じて周囲を金網等で覆う構造にしてもよ
い。
材Gを注入するグリースシール材供給系について説明す
ると、図1及び図3に示すように、シール室25、28
にはグリースシール材供給ノズル40(40a,40
b,40c)が、シール室25,28の最上部、中間
部、および最下部にそれぞれ位置されて配されている。
なお、それら供給ノズル40はゴミが不用意に詰まらな
いよう必要に応じて周囲を金網等で覆う構造にしてもよ
い。
【0024】供給ノズル40は、テールプレート4に設
けられた孔を介してテールプレート4の外側に設けられ
た給油配管41に接続されている。
けられた孔を介してテールプレート4の外側に設けられ
た給油配管41に接続されている。
【0025】給油配管41は、テールプレート4の外側
に固定された断面略台形の棒状材43の内部に長手方向
に沿って穿設されて形成されている。
に固定された断面略台形の棒状材43の内部に長手方向
に沿って穿設されて形成されている。
【0026】給油配管41の前方端部は、テールプレー
ト4に厚さ方向に沿って設けられた孔を介して、テール
プレート4の内周面に固定された連結部42に接続さ
れ、該連結部42は給油配管43を介してシールド掘進
機本体よりも若干小径に設定されたリング状のヘッダパ
イプ44に接続されている。
ト4に厚さ方向に沿って設けられた孔を介して、テール
プレート4の内周面に固定された連結部42に接続さ
れ、該連結部42は給油配管43を介してシールド掘進
機本体よりも若干小径に設定されたリング状のヘッダパ
イプ44に接続されている。
【0027】給油配管43には圧力調整弁46及び圧力
計47がぞれぞれ個別に介装されている。圧力調整弁4
6は、シールド掘進機本体後方の圧力に対応させて最下
部を高く、最上部を低く、また、中間部をそれらの間の
値になるように設定される。
計47がぞれぞれ個別に介装されている。圧力調整弁4
6は、シールド掘進機本体後方の圧力に対応させて最下
部を高く、最上部を低く、また、中間部をそれらの間の
値になるように設定される。
【0028】具体的には、シールド掘進機本体1の後端
に掘進機本体の後方の外部圧力を測定する圧力センサ
が、前記グリースシール材供給ノズル40a、40b、
40cとほぼ同じ高さ位置に設けられ、これら圧力セン
サからの検出値に基づき、前記圧力調整弁46が個々に
制御され、これにより、シール室25、28の圧力が、
シールド掘進機本体1の後端部近傍の外圧(湧水あるい
は泥水の圧力または裏込注入剤の圧力)と同程度かそれ
よりも若干高くなるようになっている。
に掘進機本体の後方の外部圧力を測定する圧力センサ
が、前記グリースシール材供給ノズル40a、40b、
40cとほぼ同じ高さ位置に設けられ、これら圧力セン
サからの検出値に基づき、前記圧力調整弁46が個々に
制御され、これにより、シール室25、28の圧力が、
シールド掘進機本体1の後端部近傍の外圧(湧水あるい
は泥水の圧力または裏込注入剤の圧力)と同程度かそれ
よりも若干高くなるようになっている。
【0029】ヘッダパイプ44は、圧力調整弁46が介
装された給油配管48を介して給油ポンプ50に連結さ
れる。給油ポンプ50は、図4に示すように、グリース
シール材Gを充填する容器51の内部にピストン52が
配され、該ピストン52は容器51の中央に長手方向に
沿って設けられたガイド棒53に案内されてその長手方
向に移動自在とされた構造になっている。そして、容器
51の内部空間はピストン52により仕切られ、その内
の一方の空間55は圧力空気室、他方の空間56はグリ
ースシール材充填室とされる。また、給油ポンプの設置
は横置きに限らず縦置き、傾斜置きでもよいが、この場
合には空間55(圧力空気室)が上方位置となるように
する。
装された給油配管48を介して給油ポンプ50に連結さ
れる。給油ポンプ50は、図4に示すように、グリース
シール材Gを充填する容器51の内部にピストン52が
配され、該ピストン52は容器51の中央に長手方向に
沿って設けられたガイド棒53に案内されてその長手方
向に移動自在とされた構造になっている。そして、容器
51の内部空間はピストン52により仕切られ、その内
の一方の空間55は圧力空気室、他方の空間56はグリ
ースシール材充填室とされる。また、給油ポンプの設置
は横置きに限らず縦置き、傾斜置きでもよいが、この場
合には空間55(圧力空気室)が上方位置となるように
する。
【0030】容器51の圧力空気室側の鏡部51aには
圧力調整弁57が介装された空気配管58が接続され、
該空気配管58の先端はコンプレッサ58aに接続され
ている。また、同容器51の他方の鏡部51bには仕切
弁59が介装された排気管60が接続されている。
圧力調整弁57が介装された空気配管58が接続され、
該空気配管58の先端はコンプレッサ58aに接続され
ている。また、同容器51の他方の鏡部51bには仕切
弁59が介装された排気管60が接続されている。
【0031】他方、容器51のグリースシール材充填室
側の鏡部51bには前記給油配管48が接続されるとと
もに、グリースシール材補給管61が接続され、グリー
スシール材補給管61を介してグリースシール材Gの使
用量に応じて容器51内にグリースシール材Gが補給さ
れる構造に成っている。なお、グリースシール材補給管
61は、容器51内において前記ガイド棒53と同一軸
線上に配されかつ周囲に複数の孔62aが穿設された分
散管62に接続されている。
側の鏡部51bには前記給油配管48が接続されるとと
もに、グリースシール材補給管61が接続され、グリー
スシール材補給管61を介してグリースシール材Gの使
用量に応じて容器51内にグリースシール材Gが補給さ
れる構造に成っている。なお、グリースシール材補給管
61は、容器51内において前記ガイド棒53と同一軸
線上に配されかつ周囲に複数の孔62aが穿設された分
散管62に接続されている。
【0032】なお、この図示例では給油ポンプ50は一
つだけしか設けていないが、これに限られることなく複
数個(例えば2個)並列に設けてもよい。このように給
油ポンプ50を複数個設ける構成にすれば、グリースシ
ール材補給のため一方の給油ポンプを余儀なく休止させ
るときでも他側の給油ポンプを駆動状態に保つことがで
き、シール室25,28に絶えずグリースシール材Gを
所定圧力をもって補給し続けることが可能になる。
つだけしか設けていないが、これに限られることなく複
数個(例えば2個)並列に設けてもよい。このように給
油ポンプ50を複数個設ける構成にすれば、グリースシ
ール材補給のため一方の給油ポンプを余儀なく休止させ
るときでも他側の給油ポンプを駆動状態に保つことがで
き、シール室25,28に絶えずグリースシール材Gを
所定圧力をもって補給し続けることが可能になる。
【0033】上記したグリースシール材供給系には、グ
リースシール材Gを所定温度に加熱保温して流動性を付
与するための加熱手段が設けられている。この加熱手段
について説明すると、まず、図1に示すように前記テ−
ル部3のシール室25,28を臨む内面には、シール室
25,28に充填したグリースシール材Gのうちテール
部3に接するグリースシール材部分を加熱するヒータシ
ート70が、テール部3に沿ってリング状に設けられて
いる。このヒータシート70は、シール室25,28を
臨むテール部全域に設けてもよく、周方向あるいは前後
方向に所定間隔をあけて間隔的に設けてもよい。これら
ヒータシート70を設ける面積は、グリースシール材G
の熱容量、あるいはテール部3の熱伝導率によって設定
される。
リースシール材Gを所定温度に加熱保温して流動性を付
与するための加熱手段が設けられている。この加熱手段
について説明すると、まず、図1に示すように前記テ−
ル部3のシール室25,28を臨む内面には、シール室
25,28に充填したグリースシール材Gのうちテール
部3に接するグリースシール材部分を加熱するヒータシ
ート70が、テール部3に沿ってリング状に設けられて
いる。このヒータシート70は、シール室25,28を
臨むテール部全域に設けてもよく、周方向あるいは前後
方向に所定間隔をあけて間隔的に設けてもよい。これら
ヒータシート70を設ける面積は、グリースシール材G
の熱容量、あるいはテール部3の熱伝導率によって設定
される。
【0034】また、図5および図6に示すように前記給
油配管41、43、48回りにもヒーターシート71が
設けられ、さらにヘッダ44の回りにもヒーターシート
72が設けられている。さらに、前記給油ポンプを構成
する容器51のグリースシール材充填室側の鏡部51b
にもヒーターシート73が設けられている。そして、上
記ヒーターシート71,72,73によって、給油配管
及び給油ポンプ内に存するグリースシール材の温度が、
良好な流動性を得られるようにかつグリースシール材の
沸点以下に保つよう、例えば40〜80℃程度の範囲に
なるように加温,保温してグリースシール材に流動性を
付与する。該ヒーターシートによる温度制御方法として
は、シール室あるいは配管に温度センサを設け、該温度
センサからの出力信号に基づき、ヒーターシートをオン
オフ制御する方法や、ステップ制御する方法等がある。
油配管41、43、48回りにもヒーターシート71が
設けられ、さらにヘッダ44の回りにもヒーターシート
72が設けられている。さらに、前記給油ポンプを構成
する容器51のグリースシール材充填室側の鏡部51b
にもヒーターシート73が設けられている。そして、上
記ヒーターシート71,72,73によって、給油配管
及び給油ポンプ内に存するグリースシール材の温度が、
良好な流動性を得られるようにかつグリースシール材の
沸点以下に保つよう、例えば40〜80℃程度の範囲に
なるように加温,保温してグリースシール材に流動性を
付与する。該ヒーターシートによる温度制御方法として
は、シール室あるいは配管に温度センサを設け、該温度
センサからの出力信号に基づき、ヒーターシートをオン
オフ制御する方法や、ステップ制御する方法等がある。
【0035】前記ヒーターシート70,71,72,7
3としては、ヒーター電線を内蔵したシート状のものあ
るいは粉状の抵抗体が混入されたシート状のもの等が種
々挙げられる。また、ヒーター電線を直接給油配管に巻
回してその外側を断熱材で覆う構造にしてもよい。
3としては、ヒーター電線を内蔵したシート状のものあ
るいは粉状の抵抗体が混入されたシート状のもの等が種
々挙げられる。また、ヒーター電線を直接給油配管に巻
回してその外側を断熱材で覆う構造にしてもよい。
【0036】次に、実施例の作用について説明する。給
油ポンプ50を駆動させグリースシール材供給系を介し
て、シールド掘進機のテール部後端部のシール壁20,
23,26の間に区画形成されるシール室25,28に
グリースシール材を充填する。これにより、テール部後
端をシール構造とし、シールド掘進機後方の外圧すなわ
ち裏込注入剤や地下湧水の圧力に対向し、裏込め注入剤
等がシールド掘進機本体内に浸入しないようにする。
油ポンプ50を駆動させグリースシール材供給系を介し
て、シールド掘進機のテール部後端部のシール壁20,
23,26の間に区画形成されるシール室25,28に
グリースシール材を充填する。これにより、テール部後
端をシール構造とし、シールド掘進機後方の外圧すなわ
ち裏込注入剤や地下湧水の圧力に対向し、裏込め注入剤
等がシールド掘進機本体内に浸入しないようにする。
【0037】また、グリースシール材注入後において、
シール室25,28へのグリースシール材注入圧を、シ
ールド掘進機本体後方の外圧に対応させてシールド掘進
機の上部に行くに従い低く、またシールド掘進機の下部
に行くに従い高くなるように設定する。
シール室25,28へのグリースシール材注入圧を、シ
ールド掘進機本体後方の外圧に対応させてシールド掘進
機の上部に行くに従い低く、またシールド掘進機の下部
に行くに従い高くなるように設定する。
【0038】具体的には、シールド掘進機の後方に設け
た圧力センサからの検出値に基づき、前記グリースシー
ル材供給用のヘッダ44とノズル40との間に介装した
圧力調整弁46をスプール移動させることにより調整
し、前記外圧とバランスさせる。
た圧力センサからの検出値に基づき、前記グリースシー
ル材供給用のヘッダ44とノズル40との間に介装した
圧力調整弁46をスプール移動させることにより調整
し、前記外圧とバランスさせる。
【0039】ここで、この実施例の場合、シール室2
5,28は前後に2段連続して設けており、後側のシー
ル室25の圧力を外圧とほぼ一致するようバランスさせ
るとともに、前側のシール室28の圧力を後側のシール
室25とシールド掘進機の坑内圧力との中間の値になる
ように制御してもよく、また、前後のシール室25,2
8の圧力双方とも外圧とほぼ一致するように制御しても
よい。
5,28は前後に2段連続して設けており、後側のシー
ル室25の圧力を外圧とほぼ一致するようバランスさせ
るとともに、前側のシール室28の圧力を後側のシール
室25とシールド掘進機の坑内圧力との中間の値になる
ように制御してもよく、また、前後のシール室25,2
8の圧力双方とも外圧とほぼ一致するように制御しても
よい。
【0040】上記グリースシール材を充填補給する際
に、グリースシール材共給系に加熱手段を設け、グリー
スシール材Gを適宜加温して流動性がよい状態で供給す
るので、従来のものに比べて低い圧力で注入が行える
上、シール室25,28においてほぼ均一に注入および
補給することができる。
に、グリースシール材共給系に加熱手段を設け、グリー
スシール材Gを適宜加温して流動性がよい状態で供給す
るので、従来のものに比べて低い圧力で注入が行える
上、シール室25,28においてほぼ均一に注入および
補給することができる。
【0041】また、注入後においてグリースシール材
は、シール室25,28内で冷えて常温になり、セグメ
ント5外周面8に接する部分やシール壁構成部材である
ワイヤブラシ等の先端部においては、所定の硬度と粘性
度を呈する。このため、シール機能に関してはなんら支
障がない。
は、シール室25,28内で冷えて常温になり、セグメ
ント5外周面8に接する部分やシール壁構成部材である
ワイヤブラシ等の先端部においては、所定の硬度と粘性
度を呈する。このため、シール機能に関してはなんら支
障がない。
【0042】さらに、シール室25,28の外周面側
(シールド掘進機本体のテール部内周面側)に、流動性
を有するグリースシール材が充填された状態となるの
で、シールド掘進機の運転に伴うシール室25,28の
部分的かつ急激な狭拡変動に対し、グリースシール材が
狭められる空間部分から広げられる空間部分へあるいは
逆に広げられた空間部分から狭められた空間部分へスム
ーズに移動する。したがって、シール室25,28から
グリースシール材Gが狭められた空間部分から一気にシ
ール室の後方へ漏出したり、逆に広げられた空間部分に
おいてはシールド掘進機後方から裏込注入剤や地下湧水
等が負の圧力により吸い込まれてシール室内に浸入した
りすることがない。
(シールド掘進機本体のテール部内周面側)に、流動性
を有するグリースシール材が充填された状態となるの
で、シールド掘進機の運転に伴うシール室25,28の
部分的かつ急激な狭拡変動に対し、グリースシール材が
狭められる空間部分から広げられる空間部分へあるいは
逆に広げられた空間部分から狭められた空間部分へスム
ーズに移動する。したがって、シール室25,28から
グリースシール材Gが狭められた空間部分から一気にシ
ール室の後方へ漏出したり、逆に広げられた空間部分に
おいてはシールド掘進機後方から裏込注入剤や地下湧水
等が負の圧力により吸い込まれてシール室内に浸入した
りすることがない。
【0043】なお、この実施例では、テール部3および
給油配管41,43、48に限らず給油ポンプ50を構
成する容器51のグリースシール材充填側の鏡部51b
も加熱しているが、このように容器の一部を加温するこ
とにより、給油配管41,43、48に供給する系路内
のグリースシール材の流動性を一定にできるため、供給
系内のグリースシール材の圧力を調整しやすくなり、し
たがって、シール室25,28内の圧力をもさらに精度
良く制御することができる。また、給油配管41,4
3、48等の流路抵抗が下がるため、給油ポンプ50の
運転圧力を低く設定できることから、供給系システム全
体の耐久性並びに安全性の向上を図ることができる利点
も得られる。
給油配管41,43、48に限らず給油ポンプ50を構
成する容器51のグリースシール材充填側の鏡部51b
も加熱しているが、このように容器の一部を加温するこ
とにより、給油配管41,43、48に供給する系路内
のグリースシール材の流動性を一定にできるため、供給
系内のグリースシール材の圧力を調整しやすくなり、し
たがって、シール室25,28内の圧力をもさらに精度
良く制御することができる。また、給油配管41,4
3、48等の流路抵抗が下がるため、給油ポンプ50の
運転圧力を低く設定できることから、供給系システム全
体の耐久性並びに安全性の向上を図ることができる利点
も得られる。
【0044】なお、上記給油ポンプ50のグリースシー
ル材の補給方法について補足説明すると、まず、調整弁
57を閉じてコンプレッサ58aからの圧搾空気の送気
を停止するとともに、給油配管48に設けた仕切弁48
aを閉じてグリースシール材の供給を止める。
ル材の補給方法について補足説明すると、まず、調整弁
57を閉じてコンプレッサ58aからの圧搾空気の送気
を停止するとともに、給油配管48に設けた仕切弁48
aを閉じてグリースシール材の供給を止める。
【0045】そして、グリースシール材補給管61に介
装した仕切弁61aを開け、同補給管61からグリース
シール材を注入する。なお、グリースシール材を所定量
補給するとピストン52が図4中左方移動限界位置に達
し、それ以上グリースシール材を注入しようとしても、
注入できなくなる。
装した仕切弁61aを開け、同補給管61からグリース
シール材を注入する。なお、グリースシール材を所定量
補給するとピストン52が図4中左方移動限界位置に達
し、それ以上グリースシール材を注入しようとしても、
注入できなくなる。
【0046】次いで、前記仕切弁61aを閉じるととも
に、仕切弁48a、57をそれぞれ開け、コンプレッサ
ーを再び駆動させて通常の運転状態にさせる。
に、仕切弁48a、57をそれぞれ開け、コンプレッサ
ーを再び駆動させて通常の運転状態にさせる。
【0047】なお、本発明のシールド掘進機の構造は、
前記実施例に限られることなく、塙部材の形状、材質、
寸法等の具体的構成要素は、実施にあたり適宜変更可能
である。
前記実施例に限られることなく、塙部材の形状、材質、
寸法等の具体的構成要素は、実施にあたり適宜変更可能
である。
【0048】例えば、上記実施例ではグリースシール材
供給ノズル40を、シールド掘進機の高さ方向の最上
部、中間部、最下部の3箇所設けているが、これに限ら
れることなく頂部に一箇所のみとしてもよく、また上下
2箇所あるいは高さ方向を4以上複数に区切った箇所に
設けてもよい。また、上記実施例にあっては、シール壁
20,23,26をワイヤブラシ33および防水板31
によって構成しているが、これに限られることなく、ワ
イヤブラシ33のみあるいは防水板31のみによって構
成してもよい。
供給ノズル40を、シールド掘進機の高さ方向の最上
部、中間部、最下部の3箇所設けているが、これに限ら
れることなく頂部に一箇所のみとしてもよく、また上下
2箇所あるいは高さ方向を4以上複数に区切った箇所に
設けてもよい。また、上記実施例にあっては、シール壁
20,23,26をワイヤブラシ33および防水板31
によって構成しているが、これに限られることなく、ワ
イヤブラシ33のみあるいは防水板31のみによって構
成してもよい。
【0049】また、前記第実施例にあっては、シール壁
20,23,26をそれぞれ間隔をあけて3列設け、そ
れらの間にシール室25,28を構成してそこにグリー
スシール材Gを充填しているが、これに限られることな
く、シール壁を2個としそれらの間にただ一つのシール
室を設けそこにグリースシール材Gを充填する構造にし
てもよく、さらにシール壁を4個以上設け、それらの間
にグリースシール材Gを充填するシール室を設ける構造
にすることにより、より一層の超高圧に対応可能として
もよい。
20,23,26をそれぞれ間隔をあけて3列設け、そ
れらの間にシール室25,28を構成してそこにグリー
スシール材Gを充填しているが、これに限られることな
く、シール壁を2個としそれらの間にただ一つのシール
室を設けそこにグリースシール材Gを充填する構造にし
てもよく、さらにシール壁を4個以上設け、それらの間
にグリースシール材Gを充填するシール室を設ける構造
にすることにより、より一層の超高圧に対応可能として
もよい。
【0050】さらに、それらシール室20を構成するシ
ール壁の前方にさらにシール壁を設け、シール室の後方
に水圧室あるいは圧気室を設けることで、グリースシー
ル材を充填したシール室を前方から所定圧力をもって支
える構造にしてもよい。
ール壁の前方にさらにシール壁を設け、シール室の後方
に水圧室あるいは圧気室を設けることで、グリースシー
ル材を充填したシール室を前方から所定圧力をもって支
える構造にしてもよい。
【0051】また、上記実施例にあっては、グリースシ
ール材を加熱する加熱手段を、シールド掘進機のテール
部3に設けるに止まらず、給油配管および給油ポンプに
も設けているが、給油配管および給油ポンプには必ずし
も必要ではなく、テール部にのみ設けていれば足りる。
また、テール部3に加熱手段を設ける際にも、前記実施
例の如くテール部3のシール室25、28を臨む内周面
に限られることなく、シール壁との接合部に設けてもよ
い。
ール材を加熱する加熱手段を、シールド掘進機のテール
部3に設けるに止まらず、給油配管および給油ポンプに
も設けているが、給油配管および給油ポンプには必ずし
も必要ではなく、テール部にのみ設けていれば足りる。
また、テール部3に加熱手段を設ける際にも、前記実施
例の如くテール部3のシール室25、28を臨む内周面
に限られることなく、シール壁との接合部に設けてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ール部の後端部の後方側に位置されるようにシール壁を
設けて後方テールシールを構成するとともに、該後方テ
ールシールの前方に所定の間隙を隔ててシール壁を設け
て前方テールシールを構成し、これら前後のテールシー
ル、前記テール部、および前記セグメントによってシー
ル室を区画形成し、該シール室にグリースシール材を充
填し、かつ、前記テ−ル部または該テール部周辺に、前
記シール室に充填した前記グリースシール材のうち前記
テール部に接するグリースシール材部分を加熱するため
の加熱手段を設ける構造にしたから以下のような優れた
効果を奏する。
ール部の後端部の後方側に位置されるようにシール壁を
設けて後方テールシールを構成するとともに、該後方テ
ールシールの前方に所定の間隙を隔ててシール壁を設け
て前方テールシールを構成し、これら前後のテールシー
ル、前記テール部、および前記セグメントによってシー
ル室を区画形成し、該シール室にグリースシール材を充
填し、かつ、前記テ−ル部または該テール部周辺に、前
記シール室に充填した前記グリースシール材のうち前記
テール部に接するグリースシール材部分を加熱するため
の加熱手段を設ける構造にしたから以下のような優れた
効果を奏する。
【0053】シール室への注入口となる供給ノズル近傍
において流動性がよい状態でグリースシール材を供給で
きるので、従来のものに比べて低い圧力で注入が行える
上、シール室においてほぼ均一に注入および補給するこ
とができる。なお、注入後グリースシール材は、シール
材室内で冷えて常温になり、セグメントに接する部分や
シール壁構成部材であるワイヤブラシ等の先端部におい
ては、所定の硬度と粘性度を呈する。このため、シール
機能に関してはなんら支障がない。
において流動性がよい状態でグリースシール材を供給で
きるので、従来のものに比べて低い圧力で注入が行える
上、シール室においてほぼ均一に注入および補給するこ
とができる。なお、注入後グリースシール材は、シール
材室内で冷えて常温になり、セグメントに接する部分や
シール壁構成部材であるワイヤブラシ等の先端部におい
ては、所定の硬度と粘性度を呈する。このため、シール
機能に関してはなんら支障がない。
【0054】また、上記のように、従来のものに比べて
低い圧力で注入が行えるので、注入に伴って注入された
グリースシール材がシール壁を越えて外部へ漏出しにく
く、経済的に有利になる。
低い圧力で注入が行えるので、注入に伴って注入された
グリースシール材がシール壁を越えて外部へ漏出しにく
く、経済的に有利になる。
【0055】また、シール室の外周面側(シールド掘進
機本体のテール部内周面側)に、流動性を有するグリー
スシール材が充填された状態となるので、シールド掘進
機の運転に伴うシール室の部分的かつ急激な狭拡変動に
対し、グリースシール材がスムーズに流動して移動で
き、したがって急激な圧力変動により、シール室からグ
リースシール材が一気に漏出したり、裏込注入剤や地下
湧水等がシール室空間に浸入したりすることがなく、良
好なシール性が確保できる。
機本体のテール部内周面側)に、流動性を有するグリー
スシール材が充填された状態となるので、シールド掘進
機の運転に伴うシール室の部分的かつ急激な狭拡変動に
対し、グリースシール材がスムーズに流動して移動で
き、したがって急激な圧力変動により、シール室からグ
リースシール材が一気に漏出したり、裏込注入剤や地下
湧水等がシール室空間に浸入したりすることがなく、良
好なシール性が確保できる。
【0056】さらに、シール室内の圧力をシールド掘進
機の後方に設けた外圧センサからの情報に基づき制御す
る構造にすれば、外圧変動に対応させてそれにバランス
するようにシール室内の圧力を高精度で制御することが
でき、より一層シール性を向上させることができるとと
もに高価なグリースシール材の消耗量を減ずることがで
き、大断面のトンネル掘削や高水圧下でのトンネル掘削
にも好適に用いることができる。また、シール室を複数
段設けることにより超高圧の外水圧に耐えるシールド掘
進機を提供することができる。
機の後方に設けた外圧センサからの情報に基づき制御す
る構造にすれば、外圧変動に対応させてそれにバランス
するようにシール室内の圧力を高精度で制御することが
でき、より一層シール性を向上させることができるとと
もに高価なグリースシール材の消耗量を減ずることがで
き、大断面のトンネル掘削や高水圧下でのトンネル掘削
にも好適に用いることができる。また、シール室を複数
段設けることにより超高圧の外水圧に耐えるシールド掘
進機を提供することができる。
【図1】図1は本発明の一実施例の要部を示す縦断面図
である。
である。
【図2】図2は本発明の一実施例を示すシールド掘進機
全体の概略縦断面図である。
全体の概略縦断面図である。
【図3】図3は上記シールド掘進機のグリースシール材
供給系を示す概略説明図である。
供給系を示す概略説明図である。
【図4】図4は給油ポンプを示す断面図である。
【図5】図5は図2のXーX線に沿う断面図である。
【図6】図6は図2のYーY線に沿う断面図である。
1 シールド掘進機本体 3 テール部 5 セグメント 20 シール壁 21 後方テールシール 23 シール壁 24 前方テールシール 25 シール室 27 テールシール 28 シール室 31 テール防水板 32 保形板 33 ワイヤブラシ 41 給油配管 44 ヘッダパイプ 43 給油配管 48 給油配管 49 給油ポンプ 50 給油ポンプ 58a コンプレッサ 70 ヒーターシート 71 ヒーターシート 72 ヒーターシート 73 ヒーターシート
Claims (1)
- 【請求項1】 テール部からこのテ−ル部の内周部に沿
ってリング状に形成されるセグメントの外周面上に延出
されて、テール部が掘進方向へ移動することに追従して
前記セグメントの外周面上を摺動するテールシールを備
えるシールド掘進機において、 前記テール部の後端部の後方側に位置されるようにシー
ル壁を設けて後方テールシールを構成するとともに、該
後方テールシールの前方に所定の間隙を隔ててシール壁
を設けて前方テールシールを構成し、これら前後のテー
ルシール、前記テール部、および前記セグメントによっ
てシール室を区画形成し、該シール室にグリースシール
材を充填し、かつ、前記テ−ル部または該テール部周辺
に、前記シール室に充填した前記グリースシール材のう
ち前記テール部に接するグリースシール材部分を加熱す
るための加熱手段を設けたことを特徴とするシールド掘
進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120890A JPH0658093A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120890A JPH0658093A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | シールド掘進機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658093A true JPH0658093A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=14797522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4120890A Withdrawn JPH0658093A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | シールド掘進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658093A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003518599A (ja) * | 1999-12-24 | 2003-06-10 | クロス マニュファクチュアリング カンパニー (1938) リミテッド | ブラシシール |
| CN113188728A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-07-30 | 中铁隧道局集团有限公司 | 一种动态、长距离盾尾刷密封性能试验装置 |
| JP2022083156A (ja) * | 2020-11-24 | 2022-06-03 | 鹿島建設株式会社 | シール構造及びシール方法 |
| CN116298217A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-06-23 | 中铁十四局集团隧道工程有限公司 | 盾构机密封油脂动态性能测试设备及其使用方法 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4120890A patent/JPH0658093A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003518599A (ja) * | 1999-12-24 | 2003-06-10 | クロス マニュファクチュアリング カンパニー (1938) リミテッド | ブラシシール |
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