JPH0658395A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH0658395A JPH0658395A JP20905492A JP20905492A JPH0658395A JP H0658395 A JPH0658395 A JP H0658395A JP 20905492 A JP20905492 A JP 20905492A JP 20905492 A JP20905492 A JP 20905492A JP H0658395 A JPH0658395 A JP H0658395A
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- Japan
- Prior art keywords
- shift
- output shaft
- automatic transmission
- running resistance
- detecting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に、走行抵抗全体に基づいて、最適の変速
制御を行うことを可能とすること。 【構成】 自動変速機ATの出力軸回転数を検出する回
転数検出手段cと、スロットル開度を検出するスロット
ル開度検出手段dと、出力軸のトルクを検出するトルク
検出手段eと、スロットル開度検出手段dと出力軸回転
数検出手段cからの信号に基づいて、各摩擦要素a,b
の締結および開放を行って自動変速機ATの変速を制御
する変速制御手段fと、変速制御手段fに設けられ、低
速段から高速段へ切り換えるアップシフト変速時には、
出力軸回転数と出力軸実トルクとに基づいて走行抵抗を
求め、この走行抵抗に応じて変速点を変更するアップシ
フト補正部gとを備えている。
制御を行うことを可能とすること。 【構成】 自動変速機ATの出力軸回転数を検出する回
転数検出手段cと、スロットル開度を検出するスロット
ル開度検出手段dと、出力軸のトルクを検出するトルク
検出手段eと、スロットル開度検出手段dと出力軸回転
数検出手段cからの信号に基づいて、各摩擦要素a,b
の締結および開放を行って自動変速機ATの変速を制御
する変速制御手段fと、変速制御手段fに設けられ、低
速段から高速段へ切り換えるアップシフト変速時には、
出力軸回転数と出力軸実トルクとに基づいて走行抵抗を
求め、この走行抵抗に応じて変速点を変更するアップシ
フト補正部gとを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速制御
装置に関し、特に、走行抵抗に基づいて変速制御を行う
ものに関する。
装置に関し、特に、走行抵抗に基づいて変速制御を行う
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行抵抗に基づいて変速制御を行
うようにした自動変速機の変速制御装置として、例え
ば、特開平1−9036号公報や、特開昭60−129
459号公報に記載されている装置などが知られてい
る。
うようにした自動変速機の変速制御装置として、例え
ば、特開平1−9036号公報や、特開昭60−129
459号公報に記載されている装置などが知られてい
る。
【0003】前者の従来装置は、スロットル開度,加速
度の各メンバシップ関数を定めて登坂らしさ(走行抵
抗:大)を推定し、最高段変速を禁止したものである。
度の各メンバシップ関数を定めて登坂らしさ(走行抵
抗:大)を推定し、最高段変速を禁止したものである。
【0004】また、後者の従来装置は、車両重量に応じ
て変速段を変更することにより、燃費および加速性能の
改善を図るようにしたものである。
て変速段を変更することにより、燃費および加速性能の
改善を図るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両は、実
駆動力から走行抵抗を差し引いた残りの駆動力である余
裕駆動量により加速を行って動力性能を発揮するもので
ある。そして、走行抵抗は、重量抵抗+空気抵抗+勾配
抵抗の3要素から成り立っていて、これらの抵抗全体を
考慮して変速の制御を行うのが望ましい。
駆動力から走行抵抗を差し引いた残りの駆動力である余
裕駆動量により加速を行って動力性能を発揮するもので
ある。そして、走行抵抗は、重量抵抗+空気抵抗+勾配
抵抗の3要素から成り立っていて、これらの抵抗全体を
考慮して変速の制御を行うのが望ましい。
【0006】しかしながら、上述の従来装置は、前者に
あっては、勾配抵抗のみに基づいて制御を行っている
し、後者にあっては、重量抵抗のみに基づいて制御を行
っており、そのいずれも走行抵抗全体を考慮した変速は
行ってはいない。したがって、必ずしも、常に最適の変
速制御が行えるものではなかった。
あっては、勾配抵抗のみに基づいて制御を行っている
し、後者にあっては、重量抵抗のみに基づいて制御を行
っており、そのいずれも走行抵抗全体を考慮した変速は
行ってはいない。したがって、必ずしも、常に最適の変
速制御が行えるものではなかった。
【0007】本発明は、上述のような従来の問題に着目
してなされたもので、常に、走行抵抗全体に基づいて、
最適の変速制御を行うことを可能とすることを目的とし
ている。
してなされたもので、常に、走行抵抗全体に基づいて、
最適の変速制御を行うことを可能とすることを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ア
ップシフト変速時に、実加速度と出力軸実トルクとに基
づいて走行抵抗を求め、この走行抵抗に応じて変速点を
変更するアップシフト補正部を変速制御手段に設けて上
述の目的を達成することとした。
ップシフト変速時に、実加速度と出力軸実トルクとに基
づいて走行抵抗を求め、この走行抵抗に応じて変速点を
変更するアップシフト補正部を変速制御手段に設けて上
述の目的を達成することとした。
【0009】すなわち、本発明の自動変速機の変速制御
装置は、図1のクレーム対応図に示すように、自動変速
機hに設けられ、所定の高速段を達成する高速段用摩擦
要素aおよび、それよりも1段低い低速段を達成する低
速段用摩擦要素bと、前記自動変速機hの出力軸回転数
を検出する回転数検出手段cと、前記自動変速機hに駆
動力を入力するエンジンのスロットル開度を検出するス
ロットル開度検出手段dと、前記出力軸のトルクを検出
するトルク検出手段eと、前記スロットル開度検出手段
dと出力軸回転数検出手段cからの信号に基づいて、各
摩擦要素a,bの締結および開放を行って自動変速機h
の変速を制御する変速制御手段fと、この変速制御手段
fに設けられ、前記低速段から高速段へ切り換えるアッ
プシフト変速時には、出力軸回転数と出力軸実トルクと
に基づいて走行抵抗を求め、この走行抵抗に応じて変速
点を変更するアップシフト補正部gとを備えている構成
とした。
装置は、図1のクレーム対応図に示すように、自動変速
機hに設けられ、所定の高速段を達成する高速段用摩擦
要素aおよび、それよりも1段低い低速段を達成する低
速段用摩擦要素bと、前記自動変速機hの出力軸回転数
を検出する回転数検出手段cと、前記自動変速機hに駆
動力を入力するエンジンのスロットル開度を検出するス
ロットル開度検出手段dと、前記出力軸のトルクを検出
するトルク検出手段eと、前記スロットル開度検出手段
dと出力軸回転数検出手段cからの信号に基づいて、各
摩擦要素a,bの締結および開放を行って自動変速機h
の変速を制御する変速制御手段fと、この変速制御手段
fに設けられ、前記低速段から高速段へ切り換えるアッ
プシフト変速時には、出力軸回転数と出力軸実トルクと
に基づいて走行抵抗を求め、この走行抵抗に応じて変速
点を変更するアップシフト補正部gとを備えている構成
とした。
【0010】なお、アップシフト補正部gは、走行抵抗
が所定の範囲内にあるときには、補正を行うことなしに
変速点を基準変速点とし、走行抵抗が所定の範囲よりも
大きいときには、変速点を基準変速点よりも高速側に変
更するようにしてもよい。
が所定の範囲内にあるときには、補正を行うことなしに
変速点を基準変速点とし、走行抵抗が所定の範囲よりも
大きいときには、変速点を基準変速点よりも高速側に変
更するようにしてもよい。
【0011】
【作用】走行時には、回転数検出手段cとスロットル開
度検出手段dとからの信号に基づいて、変速制御手段f
が、各摩擦要素a,bの締結および開放を行って、自動
変速機hの変速を制御する。
度検出手段dとからの信号に基づいて、変速制御手段f
が、各摩擦要素a,bの締結および開放を行って、自動
変速機hの変速を制御する。
【0012】そして、低速段から高速段へ切り換えるア
ップシフト時には、アップシフト補正部gが、出力軸回
転数から得られる実加速度と、出力軸トルクから得られ
る出力軸実トルクとに基づいて走行抵抗を求め、この走
行抵抗に応じて、アップシフトの変速点を変更する。
ップシフト時には、アップシフト補正部gが、出力軸回
転数から得られる実加速度と、出力軸トルクから得られ
る出力軸実トルクとに基づいて走行抵抗を求め、この走
行抵抗に応じて、アップシフトの変速点を変更する。
【0013】なお、この変速点を変更するにあたり、請
求項2に記載のように、走行抵抗が所定の範囲内にある
ときには、補正を行うことなしに変速点を基準変速点と
し、走行抵抗が所定の範囲よりも大きいときには、変速
点を基準変速点よりも高速側に変更するようにしてもよ
いし、あるいは、走行抵抗に比例して変速点を常に変更
するようにしてもよい。
求項2に記載のように、走行抵抗が所定の範囲内にある
ときには、補正を行うことなしに変速点を基準変速点と
し、走行抵抗が所定の範囲よりも大きいときには、変速
点を基準変速点よりも高速側に変更するようにしてもよ
いし、あるいは、走行抵抗に比例して変速点を常に変更
するようにしてもよい。
【0014】以上、作用の説明中の符号は図1に対応し
ている。
ている。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。
る。
【0016】まず、構成を説明する。
【0017】図2は本発明実施例の自動変速機の変速制
御装置を示す概略図であって、ATは自動変速機,Eは
エンジンで、前記自動変速機ATには、エンジンEの出
力回転がトルクコンバータTCを介して入力されるギヤ
トレーンGTが内蔵されている。
御装置を示す概略図であって、ATは自動変速機,Eは
エンジンで、前記自動変速機ATには、エンジンEの出
力回転がトルクコンバータTCを介して入力されるギヤ
トレーンGTが内蔵されている。
【0018】図3は、前記ギヤトレーンGTを示す構成
概略図であって、このギヤトレーンGTは、フロントサ
ンギヤ2s,フロントピニオンギヤ2p,フロントイン
ターナルギヤ2i,フロントキャリア2cを備えたフロ
ント遊星歯車組2と、リヤサンギヤ4s,リヤピニオン
ギヤ4p,リヤインターナルギヤ4i,リヤキャリア4
cを備えたリヤ遊星歯車組4とがタンデム配置されてい
る。
概略図であって、このギヤトレーンGTは、フロントサ
ンギヤ2s,フロントピニオンギヤ2p,フロントイン
ターナルギヤ2i,フロントキャリア2cを備えたフロ
ント遊星歯車組2と、リヤサンギヤ4s,リヤピニオン
ギヤ4p,リヤインターナルギヤ4i,リヤキャリア4
cを備えたリヤ遊星歯車組4とがタンデム配置されてい
る。
【0019】また、前記ギヤトレーンGTには、インプ
ットシャフトINとフロントサンギヤ2sとを接続する
リバースクラッチR/C,インプットシャフトINとフ
ロントキャリア2cとを接続するハイクラッチH/C,
フロントキャリア2cとリヤインターナルギヤ4iとを
接続するフォワードクラッチF/C,フロントサンギヤ
2sをハウジング側に固定するブレーキバンドB/B,
フロントキャリア2cをハウジング側に固定するローア
ンドリバースブレーキL&R/Bなどの摩擦要素が設け
られている。なお、リヤキャリア4cは、アウトプット
シャフト(出力軸)OUTに結合されている。
ットシャフトINとフロントサンギヤ2sとを接続する
リバースクラッチR/C,インプットシャフトINとフ
ロントキャリア2cとを接続するハイクラッチH/C,
フロントキャリア2cとリヤインターナルギヤ4iとを
接続するフォワードクラッチF/C,フロントサンギヤ
2sをハウジング側に固定するブレーキバンドB/B,
フロントキャリア2cをハウジング側に固定するローア
ンドリバースブレーキL&R/Bなどの摩擦要素が設け
られている。なお、リヤキャリア4cは、アウトプット
シャフト(出力軸)OUTに結合されている。
【0020】さらに、前記フォワードクラッチF/Cと
リヤインターナルギヤ4iとの間にフォワードワンウエ
イクラッチF/O・Cが設けられているとともに、フロ
ントキャリア2cとハウジングとの間にローワンウエイ
クラッチL/O・Cが設けられ、かつ、フロントキャリ
ア2cとリヤインターナルギヤ4iとの間で前記フォワ
ードワンウエイクラッチF/O・Cと並列にオーバラン
クラッチO・R/Cが配置されている。
リヤインターナルギヤ4iとの間にフォワードワンウエ
イクラッチF/O・Cが設けられているとともに、フロ
ントキャリア2cとハウジングとの間にローワンウエイ
クラッチL/O・Cが設けられ、かつ、フロントキャリ
ア2cとリヤインターナルギヤ4iとの間で前記フォワ
ードワンウエイクラッチF/O・Cと並列にオーバラン
クラッチO・R/Cが配置されている。
【0021】ところで、前記ギヤトレーンGTでは、次
に示す表1のように、各種摩擦要素が自動変速機ATの
上部に設置されている液圧供給回路(変速制御手段)C
Vから供給される作動液圧としてのライン圧によって締
結および開放されることにより、各種変速段が得られる
ようになっている。
に示す表1のように、各種摩擦要素が自動変速機ATの
上部に設置されている液圧供給回路(変速制御手段)C
Vから供給される作動液圧としてのライン圧によって締
結および開放されることにより、各種変速段が得られる
ようになっている。
【0022】
【表1】 なお、この表中○印は締結状態を表し、無印は開放状態
を表す。
を表す。
【0023】また、前記フォワードワンウエイクラッチ
F/O・Cは、フロントキャリア2cに対してリヤイン
ターナルギヤ4iが正転方向の回転時にフリー、逆転方
向の回転時にロックされるとともに、前記ローワンウエ
イクラッチL/O・Cは、フロントキャリア2cの正転
方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロックされ
る。
F/O・Cは、フロントキャリア2cに対してリヤイン
ターナルギヤ4iが正転方向の回転時にフリー、逆転方
向の回転時にロックされるとともに、前記ローワンウエ
イクラッチL/O・Cは、フロントキャリア2cの正転
方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロックされ
る。
【0024】ところで、前記オーバーランクラッチO・
R/Cは、表1に示していないが、このオーバーランク
ラッチO・R/Cを締結することにより、前記フォワー
ドワンウエイクラッチF/O・Cの機能を無くしてエン
ジンブレーキが作動されるようになっている。
R/Cは、表1に示していないが、このオーバーランク
ラッチO・R/Cを締結することにより、前記フォワー
ドワンウエイクラッチF/O・Cの機能を無くしてエン
ジンブレーキが作動されるようになっている。
【0025】以上のように摩擦要素を作動させるための
ライン圧およびその供給・供給停止は、前記液圧制御回
路CVにより行われ、また、液圧制御回路CV内の図示
を省略したバルブの一部は、図2に示すATコントロー
ルユニット10(変速制御手段)および各ソレノイド1
1〜15により制御される。すなわち、ATコントロー
ルユニット10は、入力手段として、1レンジスイッ
チ,2レンジスイッチ,Dレンジスイッチ,Pレンジス
イッチ,Rレンジスイッチからなるインヒビタスイッチ
21と、車速センサ22と、油温センサ23と、アウト
プットシャフトOUTのトルクを検出するトルクセンサ
(トルク検出手段)24とを有しているとともに、エン
ジンEの駆動を制御するECCコントロールユニット3
0を介してアイドルスイッチ31,フルスロットルスイ
ッチ32,スロットルセンサ33,エンジン回転数セン
サ34からの信号を入力している。そして、これらの信
号に基づき、ライン圧ソレノイド11,ロックアップソ
レノイド12,第1シフトソレノイド13,第2シフト
ソレノイド14,タイミングソレノイド15の駆動を制
御する。なお、液圧制御回路CVは、周知の一般的な構
造のものを用いればよいので説明を省略する。
ライン圧およびその供給・供給停止は、前記液圧制御回
路CVにより行われ、また、液圧制御回路CV内の図示
を省略したバルブの一部は、図2に示すATコントロー
ルユニット10(変速制御手段)および各ソレノイド1
1〜15により制御される。すなわち、ATコントロー
ルユニット10は、入力手段として、1レンジスイッ
チ,2レンジスイッチ,Dレンジスイッチ,Pレンジス
イッチ,Rレンジスイッチからなるインヒビタスイッチ
21と、車速センサ22と、油温センサ23と、アウト
プットシャフトOUTのトルクを検出するトルクセンサ
(トルク検出手段)24とを有しているとともに、エン
ジンEの駆動を制御するECCコントロールユニット3
0を介してアイドルスイッチ31,フルスロットルスイ
ッチ32,スロットルセンサ33,エンジン回転数セン
サ34からの信号を入力している。そして、これらの信
号に基づき、ライン圧ソレノイド11,ロックアップソ
レノイド12,第1シフトソレノイド13,第2シフト
ソレノイド14,タイミングソレノイド15の駆動を制
御する。なお、液圧制御回路CVは、周知の一般的な構
造のものを用いればよいので説明を省略する。
【0026】そして、次に示す表2のように、第1・第
2シフトソレノイド13,14のON・OFFを切り換
えることにより、各変速段が得られるようになってい
る。
2シフトソレノイド13,14のON・OFFを切り換
えることにより、各変速段が得られるようになってい
る。
【0027】
【表2】 ところで、前記ATコントロールユニット10による第
1・第2シフトソレノイド13,14の切り換えは、ス
ロットルセンサ33から得られるスロットル開度および
車速センサ22から得られる車速信号などに基づいて決
定され、例えば、図4に示す車速VSP(N) とスロットル
開度TH(N) とによって決定されるシフトスケジュール
に沿って変速制御される。なお、車速センサ22は、自
動変速機ATのアウトプットシャフトOUTの回転数に
応じた信号を出力するもので、このアウトプットシャフ
トOUTの回転数NP(N)を車速VSP(N) として検出して
いる。したがって、この車速センサ22が請求の範囲の
出力軸回転数検出手段に相当する。
1・第2シフトソレノイド13,14の切り換えは、ス
ロットルセンサ33から得られるスロットル開度および
車速センサ22から得られる車速信号などに基づいて決
定され、例えば、図4に示す車速VSP(N) とスロットル
開度TH(N) とによって決定されるシフトスケジュール
に沿って変速制御される。なお、車速センサ22は、自
動変速機ATのアウトプットシャフトOUTの回転数に
応じた信号を出力するもので、このアウトプットシャフ
トOUTの回転数NP(N)を車速VSP(N) として検出して
いる。したがって、この車速センサ22が請求の範囲の
出力軸回転数検出手段に相当する。
【0028】ところで、本実施例では、図4に示すよう
に、実線で示すシフトアップスケジュールおよび点線で
示す通常時のシフトダウンスケジュールから成るノーマ
ルパターンの変速線と、一点鎖線で示すシフトアップス
ケジュールおよび二点鎖線で示すシフトダウンスケジュ
ールから成るパワーパターンの変速線とから構成されて
いる。
に、実線で示すシフトアップスケジュールおよび点線で
示す通常時のシフトダウンスケジュールから成るノーマ
ルパターンの変速線と、一点鎖線で示すシフトアップス
ケジュールおよび二点鎖線で示すシフトダウンスケジュ
ールから成るパワーパターンの変速線とから構成されて
いる。
【0029】すなわち、本実施例では、通常は、図4に
おいて、実線あるいは点線で示すノーマルパターンの変
速線に基づいて変速を行うが、パワーパターン時には、
一点鎖線あるいは二点鎖線で示すパワーパターンの変速
線に基づいて変速を行い、さらに、後述する走行抵抗F
が所定範囲外である場合には、ノーマルパターン変速線
とパワーパターン変速線との間の範囲内において適正変
速値VREA を求め、この適正変速値VREA に基づいて変
速する補正制御を行う。以下、この補正制御について、
図5のフローチャートに基づき説明するが、第1速から
第2速へのアップシフトを例にとる。
おいて、実線あるいは点線で示すノーマルパターンの変
速線に基づいて変速を行うが、パワーパターン時には、
一点鎖線あるいは二点鎖線で示すパワーパターンの変速
線に基づいて変速を行い、さらに、後述する走行抵抗F
が所定範囲外である場合には、ノーマルパターン変速線
とパワーパターン変速線との間の範囲内において適正変
速値VREA を求め、この適正変速値VREA に基づいて変
速する補正制御を行う。以下、この補正制御について、
図5のフローチャートに基づき説明するが、第1速から
第2速へのアップシフトを例にとる。
【0030】このフローチャートに示す制御は、図外の
イグニッションスイッチをONとすることでスタートす
る。
イグニッションスイッチをONとすることでスタートす
る。
【0031】ステップ101は、スロットルセンサ33
からスロットル開度TH(N) を、車速センサ22から出
力軸回転数NP(N)を、トルクセンサ24から実出力軸ト
ルクTTRU(N)を読み込むステップである。
からスロットル開度TH(N) を、車速センサ22から出
力軸回転数NP(N)を、トルクセンサ24から実出力軸ト
ルクTTRU(N)を読み込むステップである。
【0032】ステップ102は、出力軸回転数NP(N)か
ら車速VSP(N) を求める演算処理を行うステップであ
る。
ら車速VSP(N) を求める演算処理を行うステップであ
る。
【0033】ステップ103は、実加速度ACCTRU(N)
を求めるべく下記の演算式に示す演算処理を行うステ
ップである。
を求めるべく下記の演算式に示す演算処理を行うステ
ップである。
【0034】 ACCTRU(N)={VSP(N+1) −VSP(N) }/T…… ステップ104は、スロットル開速度dTHが基準速度
dTH(COMP)よりも大きいか否かを判定するステップ
で、YESでステップ117に進み、NOでステップ1
05に進む。
dTH(COMP)よりも大きいか否かを判定するステップ
で、YESでステップ117に進み、NOでステップ1
05に進む。
【0035】ステップ105は、スロットル開度TH
(N) あるいは車速VSP(N) が図4に示すノーマルパター
ンの変速線よりもアップシフト側であるか否かを判定
し、YESでステップ106に進み、NOでステップ1
01に戻る。
(N) あるいは車速VSP(N) が図4に示すノーマルパター
ンの変速線よりもアップシフト側であるか否かを判定
し、YESでステップ106に進み、NOでステップ1
01に戻る。
【0036】ステップ106は、実出力軸トルクT
TRU(N)の関数f(TTRU(N))から基準加速度ACCSTD
を読み込むステップである。なお、この関数f(T
TRU(N))は、図6に示すとおりである。
TRU(N)の関数f(TTRU(N))から基準加速度ACCSTD
を読み込むステップである。なお、この関数f(T
TRU(N))は、図6に示すとおりである。
【0037】ステップ107は、実加速度ACCTRU(N)
が基準加速度ACCSTD よりも大きいか否か、または、
スロットル開度変化ΔTHが所定の基準開度変化ΔTH
LITよりも大きいか否かを判定し、いずれか一方がYE
Sでステップ116に進み、いずれもNOであればステ
ップ108に進む。
が基準加速度ACCSTD よりも大きいか否か、または、
スロットル開度変化ΔTHが所定の基準開度変化ΔTH
LITよりも大きいか否かを判定し、いずれか一方がYE
Sでステップ116に進み、いずれもNOであればステ
ップ108に進む。
【0038】ステップ108は、実加速度ACCTRU(N)
が基準加速度ACCSTD 未満で、かつ、スロットル開度
変化ΔTHが所定の基準開度変化ΔTHLIT 未満である
か否かを判定し、YESでステップ109に進み、NO
であればステップ116に進む。
が基準加速度ACCSTD 未満で、かつ、スロットル開度
変化ΔTHが所定の基準開度変化ΔTHLIT 未満である
か否かを判定し、YESでステップ109に進み、NO
であればステップ116に進む。
【0039】ステップ109は、車両総重量W(Kg),回
転部分相当重量ΔW(Kg),基準走行抵抗Fmax を読み込
むステップである。なお、基準走行抵抗Fmax は、定常
走行におけるパワーパターンの変速値での走行抵抗であ
る。
転部分相当重量ΔW(Kg),基準走行抵抗Fmax を読み込
むステップである。なお、基準走行抵抗Fmax は、定常
走行におけるパワーパターンの変速値での走行抵抗であ
る。
【0040】ステップ110は、実出力軸トルクT
TRU(N)に基づいて得られた基準加速度f(TTRU(N)),
実加速度ACCTRU(N),車両総重量W,回転部分相当重
量ΔWに基づいて、下記の演算式により走行抵抗Fを
求める演算処理を行うステップである。
TRU(N)に基づいて得られた基準加速度f(TTRU(N)),
実加速度ACCTRU(N),車両総重量W,回転部分相当重
量ΔWに基づいて、下記の演算式により走行抵抗Fを
求める演算処理を行うステップである。
【0041】 F=f(TTRU(N))−[ACCTRU(N)/g]×(W+ΔW)…… ステップ111は、図4の変速パターンに基づいて、そ
の時のスロットル開度変化ΔTHに応じたノーマルパタ
ーンの変速線上の変速値VNORM(TH)とパワーパターンの
変速線上の変速値VPOWER(TH) とを読み込むステップで
ある。
の時のスロットル開度変化ΔTHに応じたノーマルパタ
ーンの変速線上の変速値VNORM(TH)とパワーパターンの
変速線上の変速値VPOWER(TH) とを読み込むステップで
ある。
【0042】ステップ112は、各スロットル開度変化
ΔTHごとのノーマルパターンの変速値VNORM (ΔTH)
とパワーパターンの変速値VPOWER(ΔTH) との変速値差
ΔVを演算処理するステップである。
ΔTHごとのノーマルパターンの変速値VNORM (ΔTH)
とパワーパターンの変速値VPOWER(ΔTH) との変速値差
ΔVを演算処理するステップである。
【0043】ステップ113は、下記の演算式により
適正変速値VREA を求める演算処理を行うステップであ
る。
適正変速値VREA を求める演算処理を行うステップであ
る。
【0044】 VREA =VNORM (ΔTH) +ΔV×(F/Fmax )…… ステップ114は、適正変速値VREA が所定値VLIM よ
りも大きいか否かを判定するステップで、YESでステ
ップ116に進み、NOでステップ115に進む。
りも大きいか否かを判定するステップで、YESでステ
ップ116に進み、NOでステップ115に進む。
【0045】ステップ115は、適正変速値VREA に基
づいて変速制御を行うステップであって、すなわち、図
4において、ノーマルパターンの変速値VNORM(TH)とパ
ワーパターンの変速値VPOWER(TH) との間の斜線で示す
範囲内の最適の値である適正変速値VREA に基づいて変
速制御を行うものである(斜線は1→2アップシフト時
の適正変速値VREA のみを示している)。なお、このフ
ローチャートでは、この変速制御をREA変速と称す
る。また、上記の式に示しているように、走行抵抗F
が大きければ大きいほど適正変速値VREA は小さくなる
ので、ステップ114においてNOと判定するのは、走
行抵抗Fが所定よりも大きな場合であるといえ、したが
って、ステップ114からステップ115への流れは、
請求項2に対応している。
づいて変速制御を行うステップであって、すなわち、図
4において、ノーマルパターンの変速値VNORM(TH)とパ
ワーパターンの変速値VPOWER(TH) との間の斜線で示す
範囲内の最適の値である適正変速値VREA に基づいて変
速制御を行うものである(斜線は1→2アップシフト時
の適正変速値VREA のみを示している)。なお、このフ
ローチャートでは、この変速制御をREA変速と称す
る。また、上記の式に示しているように、走行抵抗F
が大きければ大きいほど適正変速値VREA は小さくなる
ので、ステップ114においてNOと判定するのは、走
行抵抗Fが所定よりも大きな場合であるといえ、したが
って、ステップ114からステップ115への流れは、
請求項2に対応している。
【0046】ステップ116は、ノーマルパターンの変
速値VNORM(TH)に基づいて変速制御を行うステップであ
る。
速値VNORM(TH)に基づいて変速制御を行うステップであ
る。
【0047】ステップ117は、スロットル開度TH
(N) および車速Vsp(N) がパワーパターンの変速線を上
回ったか否かを判定するステップでYESでステップ1
19に進み、NOでステップ101に戻る。
(N) および車速Vsp(N) がパワーパターンの変速線を上
回ったか否かを判定するステップでYESでステップ1
19に進み、NOでステップ101に戻る。
【0048】ステップ118は、パワーパターンの変速
値VPOWER(TH) に基づいて変速制御を行うステップであ
る。
値VPOWER(TH) に基づいて変速制御を行うステップであ
る。
【0049】次に、登坂走行時の作動を説明する。
【0050】平坦路走行状態から登坂走行状態に変わっ
た場合には、通常、運転者は走行抵抗により車速が低下
するのに対応してアクセルの踏み量を増し、スロットル
開度TH(N) が増す。
た場合には、通常、運転者は走行抵抗により車速が低下
するのに対応してアクセルの踏み量を増し、スロットル
開度TH(N) が増す。
【0051】そして、出力軸回転数NP(N)に基づいて車
速値VSP(N) さらには実加速度ACCTRU(N)を求めると
ともに、この実加速度ACCTRU(N),車両重量W,回転
部分相当重量ΔWおよびトルクセンサ24で検出する出
力軸トルクTTRU(N)の関数f(TTRU(N))に基づいて、
走行抵抗Fを求め、さらに、ノーマルパターンの変速値
VNORM(TH),車速差ΔV,走行抵抗F,基準走行抵抗F
max に基づいて、適正変速値VREA を求め、この適正変
速値VREA が所定値VLIM よりも小さければ、この適正
変速値VREA に基づいて変速制御を行う。
速値VSP(N) さらには実加速度ACCTRU(N)を求めると
ともに、この実加速度ACCTRU(N),車両重量W,回転
部分相当重量ΔWおよびトルクセンサ24で検出する出
力軸トルクTTRU(N)の関数f(TTRU(N))に基づいて、
走行抵抗Fを求め、さらに、ノーマルパターンの変速値
VNORM(TH),車速差ΔV,走行抵抗F,基準走行抵抗F
max に基づいて、適正変速値VREA を求め、この適正変
速値VREA が所定値VLIM よりも小さければ、この適正
変速値VREA に基づいて変速制御を行う。
【0052】すなわち、上述のように登坂走行に対応し
てスロットル開度TH(N) を変化させる場合、通常、勾
配がよほど大きくない限りは、スロットル開速度dTH
およびスロットル開度変化ΔTHは大きくなく、また、
車速VSP(N) も低下分を補うだけであるので実加速度A
CCTRU(N)が小さな状態となっている。したがって、図
5のフローチャートにおいて、ステップ104→105
に進むことになり、さらに、上述のような走行状態であ
ることで、実加速度ACCTRU(N)が基準加速度ACC
STD 未満で、かつ、スロットル開度変化ΔTHが所定の
基準開度変化ΔTHLIT 未満であれば、ステップ109
〜113へと順に進んで、走行抵抗Fや適正変速値V
REA を求める。そして、適正変速値VREA が所定値V
LIM 以下であると、上述のように適正変速値VREA に基
づいて変速制御を行う。
てスロットル開度TH(N) を変化させる場合、通常、勾
配がよほど大きくない限りは、スロットル開速度dTH
およびスロットル開度変化ΔTHは大きくなく、また、
車速VSP(N) も低下分を補うだけであるので実加速度A
CCTRU(N)が小さな状態となっている。したがって、図
5のフローチャートにおいて、ステップ104→105
に進むことになり、さらに、上述のような走行状態であ
ることで、実加速度ACCTRU(N)が基準加速度ACC
STD 未満で、かつ、スロットル開度変化ΔTHが所定の
基準開度変化ΔTHLIT 未満であれば、ステップ109
〜113へと順に進んで、走行抵抗Fや適正変速値V
REA を求める。そして、適正変速値VREA が所定値V
LIM 以下であると、上述のように適正変速値VREA に基
づいて変速制御を行う。
【0053】この適正変速値VREA は、ノーマルパター
ンの変速値VNORMよりも変速点が高速側になっているた
め、アップシフトし難くなっていて、登坂時においてア
ップシフトとシフトダウンを繰り返すハンチングが生じ
難い。
ンの変速値VNORMよりも変速点が高速側になっているた
め、アップシフトし難くなっていて、登坂時においてア
ップシフトとシフトダウンを繰り返すハンチングが生じ
難い。
【0054】なお、適正変速値VREA が所定値VLIM よ
りも大きい場合は、走行抵抗Fがさほど大きくない場合
であって、ノーマルパターンの変速値VNORMに基づいた
シフトスケジュールで変速制御を行うが、それによる不
具合は生じない。
りも大きい場合は、走行抵抗Fがさほど大きくない場合
であって、ノーマルパターンの変速値VNORMに基づいた
シフトスケジュールで変速制御を行うが、それによる不
具合は生じない。
【0055】また、登坂時の勾配が大きい場合には、通
常、アクセルを急に深く踏み込んで大きなトルクを得よ
うとする。このような場合には、スロットル開速度dT
Hが基準測度dTH(CONP)よりも大きくなって、スロッ
トル開度TH(N) あるいは車速VSP(N) が基準変速線V
(NORM)よりもアップシフト側となっていると、ステップ
104からステップ117→118への流れとなり、走
行抵抗Fに関係なく、パワーパタンの変速値VPOWER(T
H) のシフトパターンで変速を行う。
常、アクセルを急に深く踏み込んで大きなトルクを得よ
うとする。このような場合には、スロットル開速度dT
Hが基準測度dTH(CONP)よりも大きくなって、スロッ
トル開度TH(N) あるいは車速VSP(N) が基準変速線V
(NORM)よりもアップシフト側となっていると、ステップ
104からステップ117→118への流れとなり、走
行抵抗Fに関係なく、パワーパタンの変速値VPOWER(T
H) のシフトパターンで変速を行う。
【0056】以上のように、本実施例では、適正変速値
VREA を求めるにあたり、出力軸回転数NP(N)から得た
実加速度ACCTRU(N),車両重量W,回転部分相当重量
ΔWおよび検出した出力軸トルクTTRU(N)の関数f(T
TRU(N))に基づいて走行抵抗Fを求め、この走行抵抗F
に基づいて適正変速値VREA を求めるようにしているた
め、ころがり抵抗や車重や勾配抵抗などの種々の要因を
含む走行抵抗Fを的確に把握して変速を行うことにな
り、最適な変速を行うことができるという効果が得られ
る。
VREA を求めるにあたり、出力軸回転数NP(N)から得た
実加速度ACCTRU(N),車両重量W,回転部分相当重量
ΔWおよび検出した出力軸トルクTTRU(N)の関数f(T
TRU(N))に基づいて走行抵抗Fを求め、この走行抵抗F
に基づいて適正変速値VREA を求めるようにしているた
め、ころがり抵抗や車重や勾配抵抗などの種々の要因を
含む走行抵抗Fを的確に把握して変速を行うことにな
り、最適な変速を行うことができるという効果が得られ
る。
【0057】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく本発明の要旨を免脱しない範囲の設計変更などがあ
っても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
なく本発明の要旨を免脱しない範囲の設計変更などがあ
っても本発明に含まれる。
【0058】実施例では、トルク検出手段として、出力
軸のトルクを実際に検出するトルクセンサを用いた例を
示したが、例えば、出力軸の回転数からトルクを演算す
る手段を用いてもよい。この場合、センサとしては、実
施例で示した車速センサ22を適用できるため、トルク
センサ24が不要となって、構成の簡略化を図ることが
できる。
軸のトルクを実際に検出するトルクセンサを用いた例を
示したが、例えば、出力軸の回転数からトルクを演算す
る手段を用いてもよい。この場合、センサとしては、実
施例で示した車速センサ22を適用できるため、トルク
センサ24が不要となって、構成の簡略化を図ることが
できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動変速
機の変速制御装置では、変速制御手段に、低速段から高
速段へ切り換えるアップシフト変速時には、出力軸回転
数と実出力軸トルクとに基づいて走行抵抗を求め、この
走行抵抗に応じて変速点を変更するアップシフト補正部
を設けた構成としたため、勾配抵抗のみや重量抵抗のみ
ということなく、ころがり抵抗や車重や勾配抵抗などの
種々の要因を含む走行抵抗を的確に把握して変速制御を
行うことになり、最適な変速を行うことができるという
効果が得られる。
機の変速制御装置では、変速制御手段に、低速段から高
速段へ切り換えるアップシフト変速時には、出力軸回転
数と実出力軸トルクとに基づいて走行抵抗を求め、この
走行抵抗に応じて変速点を変更するアップシフト補正部
を設けた構成としたため、勾配抵抗のみや重量抵抗のみ
ということなく、ころがり抵抗や車重や勾配抵抗などの
種々の要因を含む走行抵抗を的確に把握して変速制御を
行うことになり、最適な変速を行うことができるという
効果が得られる。
【0060】しかも、このような制御を行うにあたり、
必要な検出手段としては、従来から知られていて構造の
簡単な回転数検出手段と、スロットル開度検出手段と、
トルク検出手段だけで済むため、上述の効果を得ること
ができる装置が簡単に得られるという効果を奏する。
必要な検出手段としては、従来から知られていて構造の
簡単な回転数検出手段と、スロットル開度検出手段と、
トルク検出手段だけで済むため、上述の効果を得ること
ができる装置が簡単に得られるという効果を奏する。
【図1】本発明の自動変速機の変速制御装置を示すクレ
ーム対応図である。
ーム対応図である。
【図2】本発明実施例の自動変速機の変速制御装置の全
体を示す概略構成図である。
体を示す概略構成図である。
【図3】実施例装置のギヤトレーンを示す概略構成図で
ある。
ある。
【図4】実施例装置で用いられるシフトスケジュールを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】実施例装置のATコントロールユニットの制御
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図6】実施例装置の変速制御に用いる実出力軸トルク
TTRU(N)の関数f(TTRU(N))を示す図である。
TTRU(N)の関数f(TTRU(N))を示す図である。
h 自動変速機 a 低速段用摩擦要素 b 高速段用摩擦要素 c 回転数検出手段 d スロットル開度検出手段 e トルク検出手段 f 変速制御手段 g アップシフト補正部
Claims (2)
- 【請求項1】 自動変速機に設けられ、所定の高速段を
達成する高速段用摩擦要素および、それよりも1段低い
低速段を達成する低速段用摩擦要素と、 前記自動変速機の出力軸回転数を検出する回転数検出手
段と、 前記自動変速機に駆動力を入力するエンジンのスロット
ル開度を検出するスロットル開度検出手段と、 前記出力軸のトルクを検出するトルク検出手段と、 前記スロットル開度検出手段と出力軸回転数検出手段か
らの信号に基づいて、各摩擦要素の締結および開放を行
って自動変速機の変速を制御する変速制御手段と、 この変速制御手段に設けられ、前記低速段から高速段へ
切り換えるアップシフト変速時には、出力軸回転数と出
力軸実トルクとに基づいて走行抵抗を求め、この走行抵
抗に応じて変速点を変更するアップシフト補正部と、を
備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装
置。 - 【請求項2】 前記アップシフト補正部は、走行抵抗が
所定の範囲内にあるときには、補正を行うことなしに変
速点を基準変速点とし、走行抵抗が所定の範囲よりも大
きいときには、変速点を基準変速点よりも高速側に変更
することを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20905492A JPH0658395A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20905492A JPH0658395A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658395A true JPH0658395A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16566497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20905492A Pending JPH0658395A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658395A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009047204A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | Isuzu Motors Ltd | 車両用変速機の変速制御装置 |
| JP2019199908A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 日本精工株式会社 | 車両制御システム |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP20905492A patent/JPH0658395A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009047204A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | Isuzu Motors Ltd | 車両用変速機の変速制御装置 |
| JP2019199908A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 日本精工株式会社 | 車両制御システム |
| JP2022188037A (ja) * | 2018-05-16 | 2022-12-20 | 日本精工株式会社 | 車両制御システム |
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