JPH0658415B2 - タイロッドナット用のばね式止め座金 - Google Patents
タイロッドナット用のばね式止め座金Info
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- JPH0658415B2 JPH0658415B2 JP2093257A JP9325790A JPH0658415B2 JP H0658415 B2 JPH0658415 B2 JP H0658415B2 JP 2093257 A JP2093257 A JP 2093257A JP 9325790 A JP9325790 A JP 9325790A JP H0658415 B2 JPH0658415 B2 JP H0658415B2
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- rod
- tongue
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/334—Assembling, maintenance or repair of the bundles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は原子炉用の燃料バンドルに関するものである。
更に詳しく言えば、上部タイプレートの位置においてタ
イロッド上に取付けられたナットを固定することによっ
て燃料バンドルを一体構造物として保持するために役立
つ新規で改良された止め座金が開示される。
更に詳しく言えば、上部タイプレートの位置においてタ
イロッド上に取付けられたナットを固定することによっ
て燃料バンドルを一体構造物として保持するために役立
つ新規で改良された止め座金が開示される。
先行技術の要約 沸騰水型原子炉において使用される燃料バンドルは、通
例、炉心への装入並びに分解や検査時における炉心から
の取出しが可能な一体構造物を成している。かかる燃料
バンドルの初期組立ては放射能を伴わない普通の工程で
あり、従って通常の機械的操作によって行われる。しか
るに、かかる燃料バンドルの分解はそれに付随する放射
能から作業員を保護するために水中において遠隔状態で
行わなければならない。
例、炉心への装入並びに分解や検査時における炉心から
の取出しが可能な一体構造物を成している。かかる燃料
バンドルの初期組立ては放射能を伴わない普通の工程で
あり、従って通常の機械的操作によって行われる。しか
るに、かかる燃料バンドルの分解はそれに付随する放射
能から作業員を保護するために水中において遠隔状態で
行わなければならない。
本発明によって解決すべき問題の理解を可能にするため
には、上記のごとき燃料バンドルの一般的構造を略述す
ることが必要である。その後、先行技術において使用さ
れてきた止め座金を説明することにする。
には、上記のごとき燃料バンドルの一般的構造を略述す
ることが必要である。その後、先行技術において使用さ
れてきた止め座金を説明することにする。
上記の燃料バンドルの一般的構造は次の通りである。か
かる燃料バンドルは上部タイプレート、下部タイプレー
ト、およびそれらの間に直立状態で支持された複数の燃
料棒を含んでいる。上部タイプレート、下部タイプレー
ト、およびそれらの間に支持された燃料棒は、正方形横
断面のチャネルによって包囲されている。このチャネル
は、下部タイプレートから上部タイプレートに向かう流
体の流れを閉込めるために役立つ。燃料棒バンドルの使
用時には、下部タイプレートは中性子を減速させるため
の冷却水の流入を可能にする。他方、上部タイプレート
は冷却水および発生した蒸気の流出を可能にする。ま
た、互いに並列した状態で配置された1群の燃料バンド
ルが炉心を構成し、そして原子炉の出力を生み出す。
かる燃料バンドルは上部タイプレート、下部タイプレー
ト、およびそれらの間に直立状態で支持された複数の燃
料棒を含んでいる。上部タイプレート、下部タイプレー
ト、およびそれらの間に支持された燃料棒は、正方形横
断面のチャネルによって包囲されている。このチャネル
は、下部タイプレートから上部タイプレートに向かう流
体の流れを閉込めるために役立つ。燃料棒バンドルの使
用時には、下部タイプレートは中性子を減速させるため
の冷却水の流入を可能にする。他方、上部タイプレート
は冷却水および発生した蒸気の流出を可能にする。ま
た、互いに並列した状態で配置された1群の燃料バンド
ルが炉心を構成し、そして原子炉の出力を生み出す。
燃料バンドルを一体構造物として保持するためには、上
部タイプレートと下部タイプレートとを互いに固定しな
ければならない。そのため、一部の燃料棒の端部にねじ
を切ることによって燃料バンドルが結合状態に保たれ
る。このようにねじを切った端部を有する燃料棒は「タ
イロッド」と呼ばれている。
部タイプレートと下部タイプレートとを互いに固定しな
ければならない。そのため、一部の燃料棒の端部にねじ
を切ることによって燃料バンドルが結合状態に保たれ
る。このようにねじを切った端部を有する燃料棒は「タ
イロッド」と呼ばれている。
かかるタイロッドの機能は容易に理解することができ
る。すなわち、タイロッドはねじを切った下端部および
上端部を有している。タイロッドのねじを切った下端部
は、下部タイプレートに設けられたねじ穴と係合する。
タイロッドのねじを切った上端部は、上部タイプレート
に設けられた開口を貫通して配置される。上部タイプレ
ートの上方に突出したタイロッドの上端部にはナットが
取付けられる。先行技術に従えば、原子炉内における流
体の流れや振動の作用下でかかるナットが時間の経過に
伴って弛むのを防止するために止め座金が使用されてき
た。
る。すなわち、タイロッドはねじを切った下端部および
上端部を有している。タイロッドのねじを切った下端部
は、下部タイプレートに設けられたねじ穴と係合する。
タイロッドのねじを切った上端部は、上部タイプレート
に設けられた開口を貫通して配置される。上部タイプレ
ートの上方に突出したタイロッドの上端部にはナットが
取付けられる。先行技術に従えば、原子炉内における流
体の流れや振動の作用下でかかるナットが時間の経過に
伴って弛むのを防止するために止め座金が使用されてき
た。
従来の止め座金においては、燃料棒を取巻く1群の座金
部材が互いに連結されている。たとえば、4個のかかる
座金部材が相互に連結されていて、各々の座金部材は上
部タイプレートの上方に突出した別個の燃料棒を取巻く
ように配置される。
部材が互いに連結されている。たとえば、4個のかかる
座金部材が相互に連結されていて、各々の座金部材は上
部タイプレートの上方に突出した別個の燃料棒を取巻く
ように配置される。
かかる4個の座金部材のうち、2個(好ましくは最も遠
く離れた2個)はねじを切った端部を有する燃料棒(す
なわち「タイロッド」)を取巻くように配置される。
く離れた2個)はねじを切った端部を有する燃料棒(す
なわち「タイロッド」)を取巻くように配置される。
上記のごとき従来の止め座金は2つの公知機能を果た
す。
す。
第一に、それらはタイロッド自体が回転するのを防止し
なければならない。タイロッドの回転を防止するため、
各々のタイロッドの上端部には、ねじ山を中断して細長
いキー溝が設けられている。かかるキー溝は、タイロッ
ドの上端部に刻まれたねじ山に対して垂直に伸びてい
る。
なければならない。タイロッドの回転を防止するため、
各々のタイロッドの上端部には、ねじ山を中断して細長
いキー溝が設けられている。かかるキー溝は、タイロッ
ドの上端部に刻まれたねじ山に対して垂直に伸びてい
る。
各々のタイロッドの上端部を取巻く座金部材には、半径
方向に沿って内方に突出したキーが設けられている。か
かるキーは、タイロッドの上端部材の回りに座金部材を
配置した場合、キー溝内にはまり込む。2本のタイロッ
ドを取巻く座金部材同士が連結されていることを想起す
れば、いずれの座金部材も(隣接する座金部材に固定さ
れているため)自由に回転することはできない。それ
故、半径方向に沿って突出したキーの各々が2本のタイ
ロッドの上端部に設けられた細長いキー溝にはまり込む
ようにして1個の止め座金を2本のタイロッド上に装着
すれば、それらのタイロッドの相対的な回転は止め座金
によって制止されることになる。このようにしてタイロ
ッドの相対的な回転が防止されるから、タイロッドが回
転して下部タイプレートから外れることは起こり得ない
のである。
方向に沿って内方に突出したキーが設けられている。か
かるキーは、タイロッドの上端部材の回りに座金部材を
配置した場合、キー溝内にはまり込む。2本のタイロッ
ドを取巻く座金部材同士が連結されていることを想起す
れば、いずれの座金部材も(隣接する座金部材に固定さ
れているため)自由に回転することはできない。それ
故、半径方向に沿って突出したキーの各々が2本のタイ
ロッドの上端部に設けられた細長いキー溝にはまり込む
ようにして1個の止め座金を2本のタイロッド上に装着
すれば、それらのタイロッドの相対的な回転は止め座金
によって制止されることになる。このようにしてタイロ
ッドの相対的な回転が防止されるから、タイロッドが回
転して下部タイプレートから外れることは起こり得ない
のである。
先行技術のこのような特徴は、本発明においても採用さ
れている。
れている。
従来の止め座金はまた、第2の公知機能をも有してい
る。この機能は、タイロッドに対して上部タイプレート
を保持しているナットの回転を制止することである。
る。この機能は、タイロッドに対して上部タイプレート
を保持しているナットの回転を制止することである。
先行技術に従えば、タイロッドを取巻く座金部材には細
長い舌状片が設けられている。かかる舌状片は、座金部
材から半径方向に沿って外方に伸びている。このような
舌状片の機能はそれを永久的に折曲げてナットを所定の
位置に固定することにあるから、止め座金全体は延性の
比較的大きいステンレス鋼から作製される。
長い舌状片が設けられている。かかる舌状片は、座金部
材から半径方向に沿って外方に伸びている。このような
舌状片の機能はそれを永久的に折曲げてナットを所定の
位置に固定することにあるから、止め座金全体は延性の
比較的大きいステンレス鋼から作製される。
燃料バンドルの初期組立てに際しては、燃料バンドルは
放射能を帯びていないことを想起されたい。それ故、燃
料バンドルの上端に上部タイプレートを配置し、そして
タイロッドのねじを切った上端部を上部タイプレートの
上方に突出させた後、タイロッドの回りに止め座金が配
置され、そして上部タイプレートの上面に接触するまで
降下させられる。その際、止め座金に設けられたキーは
タイロッドの上端部に設けられたキー溝に沿って移動す
ることになる。次いで、タイロッドの上端部に六角ナッ
トが配置され、そして締付けられる。その結果、止め座
金は上部タイプレートと六角ナットの下面との間に捕捉
されることになる。その後、各々の座金部材から突出し
た複数の折曲げ可能な舌状片が上方に折曲げられ、次い
で締付け後の六角ナットと係合させられる。かかる舌状
片は六角ナットの側面に接触してそれの回転を防止し、
それによって上部タイプレートの上方に六角ナットを効
果的に固定するために役立つ。全ての六角ナットが取付
けられ、そして止め座金の舌状片が所定の位置に折曲げ
られた後、燃料バンドルは原子炉内に装入され、そして
動力発生のために使用される。
放射能を帯びていないことを想起されたい。それ故、燃
料バンドルの上端に上部タイプレートを配置し、そして
タイロッドのねじを切った上端部を上部タイプレートの
上方に突出させた後、タイロッドの回りに止め座金が配
置され、そして上部タイプレートの上面に接触するまで
降下させられる。その際、止め座金に設けられたキーは
タイロッドの上端部に設けられたキー溝に沿って移動す
ることになる。次いで、タイロッドの上端部に六角ナッ
トが配置され、そして締付けられる。その結果、止め座
金は上部タイプレートと六角ナットの下面との間に捕捉
されることになる。その後、各々の座金部材から突出し
た複数の折曲げ可能な舌状片が上方に折曲げられ、次い
で締付け後の六角ナットと係合させられる。かかる舌状
片は六角ナットの側面に接触してそれの回転を防止し、
それによって上部タイプレートの上方に六角ナットを効
果的に固定するために役立つ。全ての六角ナットが取付
けられ、そして止め座金の舌状片が所定の位置に折曲げ
られた後、燃料バンドルは原子炉内に装入され、そして
動力発生のために使用される。
原子炉内における燃料バンドルの実際の使用時には、燃
料バンドルに作用する重力が燃料バンドルを結合状態に
保つために役立つことを想起されたい。ところで、2種
の力がタイロッドの上端部に取付けられた六角ナットを
弛めるように作用することがある。
料バンドルに作用する重力が燃料バンドルを結合状態に
保つために役立つことを想起されたい。ところで、2種
の力がタイロッドの上端部に取付けられた六角ナットを
弛めるように作用することがある。
第一に、原子炉の運転によって振動が誘起されることは
避けられない。これは、特に上部タイプレートを通って
燃料バンドルから上方に流出する水および蒸気によって
引起こされる。
避けられない。これは、特に上部タイプレートを通って
燃料バンドルから上方に流出する水および蒸気によって
引起こされる。
第二に、上方に向かう流体の流れは燃料バンドルの残部
に対して上部タイプレートを押上げようとする弱い力を
及ぼす。従って、止め座金が存在しなければ、上部タイ
プレートの上方に位置する六角ナットが起こり得ること
は明らかである。しかしながら、六角ナットの側面上に
弱い制止力が加えられていれば、六角ナットの不要の回
転および弛みが起こる可能性は排除される。
に対して上部タイプレートを押上げようとする弱い力を
及ぼす。従って、止め座金が存在しなければ、上部タイ
プレートの上方に位置する六角ナットが起こり得ること
は明らかである。しかしながら、六角ナットの側面上に
弱い制止力が加えられていれば、六角ナットの不要の回
転および弛みが起こる可能性は排除される。
燃料バンドルが動力発生のために使用されると、それは
放射能を帯び、従って水中における遠隔的な取扱いが必
要となる。このような水中における遠隔的な取扱いに際
しては、従来の止め座金が燃料バンドルの分解を妨げる
ことになる。燃料バンドルの分解が必要となるのは、特
に、燃料バンドルの実用寿命の中途における原子炉の運
転休止時に個々の燃料棒の検査および(または)交換を
行うような場合である。
放射能を帯び、従って水中における遠隔的な取扱いが必
要となる。このような水中における遠隔的な取扱いに際
しては、従来の止め座金が燃料バンドルの分解を妨げる
ことになる。燃料バンドルの分解が必要となるのは、特
に、燃料バンドルの実用寿命の中途における原子炉の運
転休止時に個々の燃料棒の検査および(または)交換を
行うような場合である。
燃料バンドルを分解するためには、通例、それが水中に
沈められた炉心から取出され、原子炉収容プール内に移
され、そこにおいて再び(20フィート程度の深さで)
水中に沈められる。タイロッド上に取付けられた六角ナ
ットを取外すためには、止め座金からの舌状片をもう一
度折曲げなければならない。すなわち、専用のナット保
持ソケットを六角ナットの周囲に嵌合させるのに十分な
距離だけ、舌状片を六角ナットの側面との接触位置から
引き離さなければならないのである。このような舌状片
の折曲げは、通例、特殊な遠隔工具を用いて行われる
が、時間のかかる独立の工程を必要とするために貴重な
原子炉運転休止時間の消費をもたらすことになる。かか
る折曲げが行われた後には、燃料バンドルの分解および
検査を実施することが可能になる。
沈められた炉心から取出され、原子炉収容プール内に移
され、そこにおいて再び(20フィート程度の深さで)
水中に沈められる。タイロッド上に取付けられた六角ナ
ットを取外すためには、止め座金からの舌状片をもう一
度折曲げなければならない。すなわち、専用のナット保
持ソケットを六角ナットの周囲に嵌合させるのに十分な
距離だけ、舌状片を六角ナットの側面との接触位置から
引き離さなければならないのである。このような舌状片
の折曲げは、通例、特殊な遠隔工具を用いて行われる
が、時間のかかる独立の工程を必要とするために貴重な
原子炉運転休止時間の消費をもたらすことになる。かか
る折曲げが行われた後には、燃料バンドルの分解および
検査を実施することが可能になる。
ところで、公知のごとき金属疲労現象のため、止め座金
の舌状片を折曲げて六角ナットから引き離す際に破断の
起こる可能性がある。舌状片の破断が起こった場合に
は、それを回収して処分しなければならない。原子炉収
容プール内に遊離した放射性部品が存在することは許さ
れない。また、破断した舌状片が燃料バンドル内に入り
込むと、それは燃料バンドルと共に原子炉内に戻される
可能性がある。原子炉内に遊離した部品が存在すること
も許されない。
の舌状片を折曲げて六角ナットから引き離す際に破断の
起こる可能性がある。舌状片の破断が起こった場合に
は、それを回収して処分しなければならない。原子炉収
容プール内に遊離した放射性部品が存在することは許さ
れない。また、破断した舌状片が燃料バンドル内に入り
込むと、それは燃料バンドルと共に原子炉内に戻される
可能性がある。原子炉内に遊離した部品が存在すること
も許されない。
止め座金が再使用されると、舌状片を再び固定位置に折
曲げた場合に舌状片の破断が起こる可能性は一層大きく
なる。それ故、検査後に燃料バンドルを再び組立てる際
には、新しい止め座金が必要とされる。古い止め座金は
放射性物質として廃棄される。
曲げた場合に舌状片の破断が起こる可能性は一層大きく
なる。それ故、検査後に燃料バンドルを再び組立てる際
には、新しい止め座金が必要とされる。古い止め座金は
放射性物質として廃棄される。
発明の要約 本発明に従えば、原子炉内において使用した後の燃料バ
ンドルを水中において遠隔的に分解する際にタイロッド
上の六角ナットを遠隔的に取外すことを容易にするよう
な改良された止め座金が提供される。かかる改良された
止め座金は2個のタイロッド用座金部材を含んでいて、
それらの座金部材は互いに離隔しながら連結されてい
る。かかるタイロッド用座金部材の各々は、半径方向に
沿って内方に突出したキーを有している。これらのキー
はタイロッドの上端部に設けられた対応するキー溝には
まり込み、それによってタイロッドの回転および下部タ
イプレートからの離脱を防止する。各々の座金部材はば
ね座金から成ると共に、少なくとも1個(好ましくは2
個)の放射状に突出した舌状片を含んでいる。これらの
舌状片は細長いものであって、逆U字形に折曲げられて
いる。かかる逆U字形は座金部材の位置から出発し、そ
して固定すべき六角ナットから外方に離隔しながら上方
に伸びる。逆U字の上端において舌状片は方向を変え、
そして緩やかに傾斜しながらタイロッドに向かって伸び
ることにより、タイロッドおよび六角ナットと逆U字形
の舌状片との間に寄せ面を形成する。かかる寄せ面の末
端からは、舌状片は下方に向かって垂直に伸び、そして
タイロッドを所定の位置に保持する六角ナットの平坦な
側面の1つと係合する位置にまで達する。六角ナットを
締付けて止め座金が所定の位置に装着された場合、舌状
片は流出する水や蒸気が上部タイプレートに及ぼす振動
や上向きの力に応答して六角ナットが回転するのを防止
する。燃料バンドルの遠隔的な分解に際しては、止め座
金と六角ナットとの間の空隙内に配置されて取外すべき
六角ナットを保持するための専用ソケットを挿入する
と、止め座金に設けられた寄せ面の作用によって舌状片
は六角ナットの側面から引き離されることになる。本発
明の止め座金はばね作用を有するから、燃料バンドルの
分解後にもそれを再使用することができる。従来の止め
座金と異なり、本発明の止め座金における舌状片は弾性
変形を示すから、ソケットおよび六角ナットを取除けば
舌状片は元の形状に戻るのである。
ンドルを水中において遠隔的に分解する際にタイロッド
上の六角ナットを遠隔的に取外すことを容易にするよう
な改良された止め座金が提供される。かかる改良された
止め座金は2個のタイロッド用座金部材を含んでいて、
それらの座金部材は互いに離隔しながら連結されてい
る。かかるタイロッド用座金部材の各々は、半径方向に
沿って内方に突出したキーを有している。これらのキー
はタイロッドの上端部に設けられた対応するキー溝には
まり込み、それによってタイロッドの回転および下部タ
イプレートからの離脱を防止する。各々の座金部材はば
ね座金から成ると共に、少なくとも1個(好ましくは2
個)の放射状に突出した舌状片を含んでいる。これらの
舌状片は細長いものであって、逆U字形に折曲げられて
いる。かかる逆U字形は座金部材の位置から出発し、そ
して固定すべき六角ナットから外方に離隔しながら上方
に伸びる。逆U字の上端において舌状片は方向を変え、
そして緩やかに傾斜しながらタイロッドに向かって伸び
ることにより、タイロッドおよび六角ナットと逆U字形
の舌状片との間に寄せ面を形成する。かかる寄せ面の末
端からは、舌状片は下方に向かって垂直に伸び、そして
タイロッドを所定の位置に保持する六角ナットの平坦な
側面の1つと係合する位置にまで達する。六角ナットを
締付けて止め座金が所定の位置に装着された場合、舌状
片は流出する水や蒸気が上部タイプレートに及ぼす振動
や上向きの力に応答して六角ナットが回転するのを防止
する。燃料バンドルの遠隔的な分解に際しては、止め座
金と六角ナットとの間の空隙内に配置されて取外すべき
六角ナットを保持するための専用ソケットを挿入する
と、止め座金に設けられた寄せ面の作用によって舌状片
は六角ナットの側面から引き離されることになる。本発
明の止め座金はばね作用を有するから、燃料バンドルの
分解後にもそれを再使用することができる。従来の止め
座金と異なり、本発明の止め座金における舌状片は弾性
変形を示すから、ソケットおよび六角ナットを取除けば
舌状片は元の形状に戻るのである。
発明の目的、特徴および利点 本発明の目的は、取付けおよび取外しに際して永久的な
変形を受ける舌状片の必要性を排除するような簡略化さ
れた止め座金構造を提供することにある。本発明の止め
座金は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューワー
ク市所在のインターナショナル・ニッケル・カンパニー
(International Nickel Company)製のインコネル(Incon
el) X750のごときばね材料から作製される。かかる
止め座金には、最初、タイロッド用座金部材から放射状
に突出した舌状片が設けられる。次に、これらの舌状片
の各々が逆U字形に折曲げられる。かかる逆U字形は座
金部材の位置から出発し、タイロッドの上端部および六
角ナットが占めるべき空間から外方に離隔しながら上方
に伸びる。次いで、舌状片は湾曲部を形成しながら方向
を変え、そして下方に傾斜しながらタイロッドに向かっ
て伸びる。すなわち、舌状片は緩やかに傾斜しながらタ
イロッドの上端部に近づくことにより、タイロッドおよ
び六角ナットと舌状片との間に寄せ面を形成する。かか
る寄せ面の末端からは、舌状片は下方に向かって垂直に
伸び、そしてタイロッドを所定の位置に保持する六角ナ
ットの平坦な側面の1つと係合する位置にまで達する。
なお、各々のタイロッド用座金部材は2個の舌状片を有
し、かつ各々の舌状片は上記のごとき逆U字形に折曲げ
られていることが好ましい。
変形を受ける舌状片の必要性を排除するような簡略化さ
れた止め座金構造を提供することにある。本発明の止め
座金は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューワー
ク市所在のインターナショナル・ニッケル・カンパニー
(International Nickel Company)製のインコネル(Incon
el) X750のごときばね材料から作製される。かかる
止め座金には、最初、タイロッド用座金部材から放射状
に突出した舌状片が設けられる。次に、これらの舌状片
の各々が逆U字形に折曲げられる。かかる逆U字形は座
金部材の位置から出発し、タイロッドの上端部および六
角ナットが占めるべき空間から外方に離隔しながら上方
に伸びる。次いで、舌状片は湾曲部を形成しながら方向
を変え、そして下方に傾斜しながらタイロッドに向かっ
て伸びる。すなわち、舌状片は緩やかに傾斜しながらタ
イロッドの上端部に近づくことにより、タイロッドおよ
び六角ナットと舌状片との間に寄せ面を形成する。かか
る寄せ面の末端からは、舌状片は下方に向かって垂直に
伸び、そしてタイロッドを所定の位置に保持する六角ナ
ットの平坦な側面の1つと係合する位置にまで達する。
なお、各々のタイロッド用座金部材は2個の舌状片を有
し、かつ各々の舌状片は上記のごとき逆U字形に折曲げ
られていることが好ましい。
上記のごとき舌状片の利点の1つは、水中における燃料
バンドルの遠隔的な分解に際して舌状片を六角ナットの
側面から引き離すために特殊な工具を必要としないこと
である。すなわち、かかる舌状片は六角ナットの側面と
弾性的に接触しており、従ってソケットの挿入および除
去を許す。その結果、(たとえば、燃料棒の実用寿命の
中途における原子炉の運転休止に際して検査を行うた
め)燃料バンドルを遠隔的に分解することが簡単にな
る。詳しく述べれば、舌状片がばね作用を有する結果、
ソケットを挿入して六角ナットを保持することが可能で
ある。すなわち、舌状片に設けられた寄せ面の作用によ
り、回転防止のため六角ナットに接触した舌状片は六角
ナットから引き離され、それによって六角ナットをソケ
ット内に保持することができるのである。
バンドルの遠隔的な分解に際して舌状片を六角ナットの
側面から引き離すために特殊な工具を必要としないこと
である。すなわち、かかる舌状片は六角ナットの側面と
弾性的に接触しており、従ってソケットの挿入および除
去を許す。その結果、(たとえば、燃料棒の実用寿命の
中途における原子炉の運転休止に際して検査を行うた
め)燃料バンドルを遠隔的に分解することが簡単にな
る。詳しく述べれば、舌状片がばね作用を有する結果、
ソケットを挿入して六角ナットを保持することが可能で
ある。すなわち、舌状片に設けられた寄せ面の作用によ
り、回転防止のため六角ナットに接触した舌状片は六角
ナットから引き離され、それによって六角ナットをソケ
ット内に保持することができるのである。
本発明のもう1つの利点は、原子炉の運転休止期間中に
おける貴重な時間が節約されることである。本発明の止
め座金は舌状片を六角ナットから離脱させるために特別
な工具を必要としないから、かかる目的のために使用さ
れてきな特殊た工具の必要性が排除されると共に、(一
層重要なことには)それの使用に伴う時間が節約される
ことになる。
おける貴重な時間が節約されることである。本発明の止
め座金は舌状片を六角ナットから離脱させるために特別
な工具を必要としないから、かかる目的のために使用さ
れてきな特殊た工具の必要性が排除されると共に、(一
層重要なことには)それの使用に伴う時間が節約される
ことになる。
本発明の更にもう1つの利点は、水中において燃料バン
ドルを再び組立てる時間もまた節約されることである。
すなわち、上記のごとき止め座金は再使用することがで
きる。その上、止め座金をタイロッドの上端部に回りに
配置して六角ナットを締付ける場合、六角ナットに折曲
げ可能な舌状片を係合させるために特別な工具を使用す
ることはやはり必要でない。それ故、燃料バンドルの再
組立てに際しても時間の節約が得られるのである。
ドルを再び組立てる時間もまた節約されることである。
すなわち、上記のごとき止め座金は再使用することがで
きる。その上、止め座金をタイロッドの上端部に回りに
配置して六角ナットを締付ける場合、六角ナットに折曲
げ可能な舌状片を係合させるために特別な工具を使用す
ることはやはり必要でない。それ故、燃料バンドルの再
組立てに際しても時間の節約が得られるのである。
本発明の更にもう1つの利点は、止め座金の舌状片が折
曲げ後においても弾性状態を維持していることである。
それ故、舌状片の破断は起こらない。
曲げ後においても弾性状態を維持していることである。
それ故、舌状片の破断は起こらない。
本発明の更にもう1つの利点は、止め座金を再使用し得
ることである。それ故、検査のために燃料バンドルを分
解した場合でも止め座金を廃棄する必要はないのであ
る。
ることである。それ故、検査のために燃料バンドルを分
解した場合でも止め座金を廃棄する必要はないのであ
る。
本発明のその他の目的、特徴および利点は、添付の図面
を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによって自
ら明らかとなろう。
を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによって自
ら明らかとなろう。
発明の詳細な説明 先ず第1図を見ると、中間部を切欠いた燃料バンドルB
が斜視図によって示されている。この図中には、上部タ
イプレートUが露出状態で示されている。燃料バンドル
Bの上端はチャネルCによって包囲されており、それに
よって水および(燃料バンドルの内部において発生し
た)蒸気は上部タイプレートUを通って上方に流出する
ことになる。燃料バンドルBの下端には、下部タイプレ
ートLが略示されている。
が斜視図によって示されている。この図中には、上部タ
イプレートUが露出状態で示されている。燃料バンドル
Bの上端はチャネルCによって包囲されており、それに
よって水および(燃料バンドルの内部において発生し
た)蒸気は上部タイプレートUを通って上方に流出する
ことになる。燃料バンドルBの下端には、下部タイプレ
ートLが略示されている。
上部タイプレートUは通常のハンドルHを含んでいる。
ハンドルHは、炉心への装入および炉心からの取出しに
際して燃料バンドルBを吊上げるために使用され、また
原子炉収容プール内に燃料バンドルBを配置するために
使用される。なお、炉心および原子炉収容プールは図示
されていない。
ハンドルHは、炉心への装入および炉心からの取出しに
際して燃料バンドルBを吊上げるために使用され、また
原子炉収容プール内に燃料バンドルBを配置するために
使用される。なお、炉心および原子炉収容プールは図示
されていない。
第1図中には、典型的な燃料棒Fが示されている。燃料
棒Fは上部タイプレートUの開口16内に挿入された小
径部分14を有していて、この小径部分14は上部タイ
プレートUに対して上下に移動することができる。
棒Fは上部タイプレートUの開口16内に挿入された小
径部分14を有していて、この小径部分14は上部タイ
プレートUに対して上下に移動することができる。
原子炉内における燃料棒の使用時には、燃料棒の膨張に
よってそれらの全長が伸びるのが普通である。かかる膨
張は、18として示された可動限界までの範囲内におい
て起こり得る。それ故、本発明の舌状片は18の位置に
ある燃料棒の上端と干渉し合うことがあってはならな
い。
よってそれらの全長が伸びるのが普通である。かかる膨
張は、18として示された可動限界までの範囲内におい
て起こり得る。それ故、本発明の舌状片は18の位置に
ある燃料棒の上端と干渉し合うことがあってはならな
い。
また、上部タイプレートのハンドルHから片持ち状態で
チャネル保持部材20が突出している。かかるチャネル
保持部材20は、専用ボルト22およびチャネル保持ク
リップ24との協力下で、チャネルCを上部タイプレー
トUに対して保持すると共に、チャネルCを下部タイプ
レートLから上部タイプレートUにまでわたる所定の位
置に保持するために役立つ。それ故、本発明の舌状片は
片持ち状態のチャネル保持部材20とも干渉し合わない
ように形成されなければならない。
チャネル保持部材20が突出している。かかるチャネル
保持部材20は、専用ボルト22およびチャネル保持ク
リップ24との協力下で、チャネルCを上部タイプレー
トUに対して保持すると共に、チャネルCを下部タイプ
レートLから上部タイプレートUにまでわたる所定の位
置に保持するために役立つ。それ故、本発明の舌状片は
片持ち状態のチャネル保持部材20とも干渉し合わない
ように形成されなければならない。
更にまた、本発明の止め座金において使用される舌状片
はチャネルCの側面とも干渉し合わないように形成され
なければならない。
はチャネルCの側面とも干渉し合わないように形成され
なければならない。
上記のごとき諸条件を念頭に置きながら、本発明の止め
座金を第2Aおよび2B図に関連して説明しよう。な
お、第2A図は止め座金の初期打抜き形状を説明するた
めに使用される。また、第2B図は舌状片の1つを六角
ナットの側面と係合する位置に折曲げる操作を説明する
ために使用される。
座金を第2Aおよび2B図に関連して説明しよう。な
お、第2A図は止め座金の初期打抜き形状を説明するた
めに使用される。また、第2B図は舌状片の1つを六角
ナットの側面と係合する位置に折曲げる操作を説明する
ために使用される。
第2A図について説明すれば、第1図の燃料バンドルは
9×9のマトリクスを成しているから、燃料バンドルは
全部で8本のタイロッドTによって結合状態に保持され
ることが理解されよう。かかる8本のタイロッドを所定
の位置に保持するためには、4個の止め座金Mが使用さ
れる。各々の止め座金Mは2本のタイロッド上にそれぞ
れ取付けられた2個の六角ナットを固定するために役立
つ。
9×9のマトリクスを成しているから、燃料バンドルは
全部で8本のタイロッドTによって結合状態に保持され
ることが理解されよう。かかる8本のタイロッドを所定
の位置に保持するためには、4個の止め座金Mが使用さ
れる。各々の止め座金Mは2本のタイロッド上にそれぞ
れ取付けられた2個の六角ナットを固定するために役立
つ。
第2A図からわかる通り、2個のタイロッド用座金部材
30および32は止め座金Mの両端に位置している。か
かるタイロッド用座金部材30および32の間には、3
個の燃料棒用座金部材34が存在している。全ての座金
部材30、32および34は連結バンド36によって相
互に連結されている。燃料棒用座金部材34および連結
バンド36の目的は、タイロッド用座金部材30および
32の相対的な回転を防止することにある。
30および32は止め座金Mの両端に位置している。か
かるタイロッド用座金部材30および32の間には、3
個の燃料棒用座金部材34が存在している。全ての座金
部材30、32および34は連結バンド36によって相
互に連結されている。燃料棒用座金部材34および連結
バンド36の目的は、タイロッド用座金部材30および
32の相対的な回転を防止することにある。
タイロッド用座金部材30および32の各々は、半径方
向に沿って内方に突出したキー40を有している。キー
40は、各々のタイロッドTの上端部44に設けられた
キー溝42にはまり込む。第1図からわかる通り、止め
座金Mが2本のタイロッドTの上端部の回りに配置され
かつそれぞれのキー40がキー溝42にははり込んだ場
合には、2本のタイロッドTはもはや自由に回転するこ
とができない。すなわち、タイロッドTの各々が止め座
金Mを介して他方のタイロッドの回転を制止する。その
結果、タイロッドTが下部タイプレート(図示せず)か
ら外れることは起こり得ないのである。
向に沿って内方に突出したキー40を有している。キー
40は、各々のタイロッドTの上端部44に設けられた
キー溝42にはまり込む。第1図からわかる通り、止め
座金Mが2本のタイロッドTの上端部の回りに配置され
かつそれぞれのキー40がキー溝42にははり込んだ場
合には、2本のタイロッドTはもはや自由に回転するこ
とができない。すなわち、タイロッドTの各々が止め座
金Mを介して他方のタイロッドの回転を制止する。その
結果、タイロッドTが下部タイプレート(図示せず)か
ら外れることは起こり得ないのである。
既に説明した通り、本発明に関連してこれまでに述べた
部分は先行技術に基づくものである。
部分は先行技術に基づくものである。
第2A図の止め座金Mは、3つの点で先行技術とは異な
っている。
っている。
第一に、止め座金Mを打抜くために使用される材料は、
アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューワーク市所在
のインターナショナル・ニッケル・カンパニー製のイン
コネルX750のごときばね材料である。先行技術にお
いては、かかる材料は延性が大きくかつばね特性の小さ
い304ステンレス鋼から成っていた。
アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューワーク市所在
のインターナショナル・ニッケル・カンパニー製のイン
コネルX750のごときばね材料である。先行技術にお
いては、かかる材料は延性が大きくかつばね特性の小さ
い304ステンレス鋼から成っていた。
第二に、先行技術においては3個の舌状片50が使用さ
れていた。図から容易にわかる通り、この場合には2個
の舌状片50が使用されており、しかもそれらの舌状片
50はチャネルC、隣接した燃料棒Fおよび上部タイプ
レートUの構成部品のいずれとも干渉し合わないように
配置されている。
れていた。図から容易にわかる通り、この場合には2個
の舌状片50が使用されており、しかもそれらの舌状片
50はチャネルC、隣接した燃料棒Fおよび上部タイプ
レートUの構成部品のいずれとも干渉し合わないように
配置されている。
第三に、第2A図の止め座金を薄板材料から打抜く場
合、材料は焼なまし状態にある。このような状態におい
ては、それを降伏強さは小さくかつ延性は大きいから、
舌状片を第2B図に示された最終形状に折曲げることは
容易である。かかる折曲げの後、材料に熱処理を施すこ
とによってそれにばね特性が付与される。それ以後にお
ける止め座金の変形は弾性変形であるから、変形が解除
されると止め座金は第2B図の形状に戻るのである。
合、材料は焼なまし状態にある。このような状態におい
ては、それを降伏強さは小さくかつ延性は大きいから、
舌状片を第2B図に示された最終形状に折曲げることは
容易である。かかる折曲げの後、材料に熱処理を施すこ
とによってそれにばね特性が付与される。それ以後にお
ける止め座金の変形は弾性変形であるから、変形が解除
されると止め座金は第2B図の形状に戻るのである。
以上、本発明の止め座金を製造するための打抜き操作を
説明したので、次に第2B図に関連して舌状片50の折
曲げ操作を説明しよう。
説明したので、次に第2B図に関連して舌状片50の折
曲げ操作を説明しよう。
第2B図には、止め座金Bの舌状片50が示されてい
る。かかる舌状片50はほぼ逆U字形に折曲げられてい
る。
る。かかる舌状片50はほぼ逆U字形に折曲げられてい
る。
最初、舌状片50は第1の屈曲部60において90゜を
越える角度で折曲げられ、それによってタイロッドTの
上端部44から離隔した位置に逆U字の外側の脚が形成
される。かかる脚は約10゜の角度で僅かに内方に向か
って伸びた後、第2の屈曲部62に達する。第2の屈曲
部62からは、舌状片50は外側に向きを変えて逆U字
の上端にまで伸びる。
越える角度で折曲げられ、それによってタイロッドTの
上端部44から離隔した位置に逆U字の外側の脚が形成
される。かかる脚は約10゜の角度で僅かに内方に向か
って伸びた後、第2の屈曲部62に達する。第2の屈曲
部62からは、舌状片50は外側に向きを変えて逆U字
の上端にまで伸びる。
逆U字の上端においては、約160゜の角度を持った屈
曲部64が設けられる。その結果、タイロッドの上端部
44に向かって伸びる部分の舌状片50は寄せ面66を
形成する。後記に詳しく説明されるごとく、この寄せ面
66は止め座金Bの上方に取付けられた六角ナット70
と舌状片50との間の空隙内にソケットを挿入するため
に役立つ。かかる寄せ面66は屈曲部68にまで達して
いる。
曲部64が設けられる。その結果、タイロッドの上端部
44に向かって伸びる部分の舌状片50は寄せ面66を
形成する。後記に詳しく説明されるごとく、この寄せ面
66は止め座金Bの上方に取付けられた六角ナット70
と舌状片50との間の空隙内にソケットを挿入するため
に役立つ。かかる寄せ面66は屈曲部68にまで達して
いる。
屈曲部68からは、舌状片50は下方に伸びて平坦なナ
ット保持部分69を形成している。なお、ナット保持部
分69は六角ナット70の平坦な側面72の1つと接触
するのが通例である。
ット保持部分69を形成している。なお、ナット保持部
分69は六角ナット70の平坦な側面72の1つと接触
するのが通例である。
舌状片50のナット保持部分69が六角ナット70の側
面72に力を加えていなければ、振動や流出する流体が
上部タイプレートUおよび六角ナット70に及ぼす力の
ために六角ナット70の弛みが生じることがある。
面72に力を加えていなければ、振動や流出する流体が
上部タイプレートUおよび六角ナット70に及ぼす力の
ために六角ナット70の弛みが生じることがある。
燃料バンドルの初期組立てが放射能を伴わない通常の工
程であるのに対し、個々の燃料棒の検査のために燃料バ
ンドルを分解する操作は遠隔的に行わなければならな
い。かかる操作の説明に当っては、先ず最初に、第3A
および3B図に示された従来のナット保持ソケットにつ
いて述べる必要がある。その後、第4A〜4D図を参照
しながら、第3Aおよび3B図のソケットを用いて六角
ナット70を取外す操作が説明される。
程であるのに対し、個々の燃料棒の検査のために燃料バ
ンドルを分解する操作は遠隔的に行わなければならな
い。かかる操作の説明に当っては、先ず最初に、第3A
および3B図に示された従来のナット保持ソケットにつ
いて述べる必要がある。その後、第4A〜4D図を参照
しながら、第3Aおよび3B図のソケットを用いて六角
ナット70を取外す操作が説明される。
第3A図にはソケットSが示されている。言うまでもな
いが、かかるソケットSは長いトルク軸90の末端に取
付けられている。
いが、かかるソケットSは長いトルク軸90の末端に取
付けられている。
第3Aおよび3B図に示されるごとく、ソケットSはナ
ット保持用の開口92を有している。ソケットSの内部
には溝94が設けられていて、かかる溝94は平坦部9
5を有している。六角ナット70がソケットSの内部に
収容された場合、平坦部95が六角ナット70のかど部
とかみ合うことになる。ソケットSの回りには弾性ゴム
バンド98が配置されている。六角ナット70がソケッ
トSの内部に収容された場合、溝94の平坦部95と同
じく、バンド98も六角ナット70とのかみ合いを助け
る。このように、ソケットSが六角ナット70の回りに
配置された場合、六角ナット70はソケットSによって
保持されることが理解されよう。
ット保持用の開口92を有している。ソケットSの内部
には溝94が設けられていて、かかる溝94は平坦部9
5を有している。六角ナット70がソケットSの内部に
収容された場合、平坦部95が六角ナット70のかど部
とかみ合うことになる。ソケットSの回りには弾性ゴム
バンド98が配置されている。六角ナット70がソケッ
トSの内部に収容された場合、溝94の平坦部95と同
じく、バンド98も六角ナット70とのかみ合いを助け
る。このように、ソケットSが六角ナット70の回りに
配置された場合、六角ナット70はソケットSによって
保持されることが理解されよう。
次に、第4A〜4D図を参照しながら、水中においてタ
イロッドTの上端部44の回りにソケットSを配置する
操作が説明される。最初、ソケットSは舌状片50の寄
せ面66に接触することが理解されよう。第4A図に
は、かかる接触が生じたところが示されている。なお、
この図は止め座金Mに設けられた2個の舌状片のうちの
1者のみを示していることに留意されたい。
イロッドTの上端部44の回りにソケットSを配置する
操作が説明される。最初、ソケットSは舌状片50の寄
せ面66に接触することが理解されよう。第4A図に
は、かかる接触が生じたところが示されている。なお、
この図は止め座金Mに設けられた2個の舌状片のうちの
1者のみを示していることに留意されたい。
次の第4B図を見ると、ソケットSは寄せ面66および
屈曲部68を通過したところが示されている。現在、ソ
ケットSは逆U字形の舌状片50の下方に伸びる脚から
成るナット保持部分69に接触している。舌状片50の
屈曲部68およびナット保持部分69の一部は外方に押
し除けられ、従ってタイロッドTの上端部44から引き
離されていることが理解されよう。
屈曲部68を通過したところが示されている。現在、ソ
ケットSは逆U字形の舌状片50の下方に伸びる脚から
成るナット保持部分69に接触している。舌状片50の
屈曲部68およびナット保持部分69の一部は外方に押
し除けられ、従ってタイロッドTの上端部44から引き
離されていることが理解されよう。
次の第4C図を見ると、ソケットSがタイロッドT上の
六角ナット70を捕捉する直前の状態が示されている。
現在、舌状片50のナット保持部分69は六角ナット7
0の側面72から引き離されている。なお、タイロッド
T上に設けられた寄せ面45の作用によってソケットS
は中央に配置されていることが理解されよう。
六角ナット70を捕捉する直前の状態が示されている。
現在、舌状片50のナット保持部分69は六角ナット7
0の側面72から引き離されている。なお、タイロッド
T上に設けられた寄せ面45の作用によってソケットS
は中央に配置されていることが理解されよう。
最後の第4D図を見ると、ソケットSが六角ナット70
を完全に捕捉したところが示されている。それと同時
に、バンド98がソケットS内の六角ナット70を締付
けて保持する。次いで、ソケットSを回転させれば六角
ナット70を取外すことができる。取外された六角ナッ
ト70をバンド98がソケットSの内部に保持すること
により、六角ナット70が遊離部品として落下すること
は防止される。
を完全に捕捉したところが示されている。それと同時
に、バンド98がソケットS内の六角ナット70を締付
けて保持する。次いで、ソケットSを回転させれば六角
ナット70を取外すことができる。取外された六角ナッ
ト70をバンド98がソケットSの内部に保持すること
により、六角ナット70が遊離部品として落下すること
は防止される。
第4A〜4D図には、ソケットSに対するただ1個の舌
状片50の作用が示されていることを理解されたい。実
際には、各々のタイロッドについて2個ずつの舌状片が
存在しているが、残りの舌状片も全く同様に作用するこ
とは言うまでもない。
状片50の作用が示されていることを理解されたい。実
際には、各々のタイロッドについて2個ずつの舌状片が
存在しているが、残りの舌状片も全く同様に作用するこ
とは言うまでもない。
以上の説明により、上記のごときばね式の舌状片50が
本発明の止め座金の新規な特徴を成していることが理解
されよう。
本発明の止め座金の新規な特徴を成していることが理解
されよう。
第1図は本発明の改良された止め座金を装着したところ
を示す9×9マトリクス状の燃料バンドルの斜視図、第
2A図は半径方向に沿って内方に突出したキーおよび放
射状に突出した(折曲げられる前の)舌状片を有する2
個のタイロッド用座金部材と3個の燃料棒用座金部材と
を相互に連結して成る止め座金の平面図、第2B図は本
発明に従って折曲げられた1個の舌状片がタイロッド固
定用の六角ナットと係合している状態を示す詳細図、第
3A図は専用のナット保持ソケットの部分側断面図、第
3B図は第3A図のソケットをナット保持側から見た端
面図、そして第4A〜4D図は第3Aおよび3B図のソ
ケットをタイロッドの上方から挿入して第2B図の舌状
片を押し除けながら六角ナットを遠隔的に取外すところ
を示す一連の側面図である。 図中、Bは燃料バンドル、Cはチャネル、Fは燃料棒、
Hはハンドル、Lは下部タイプレート、Mは止め座金、
Sはナット保持ソケット、Tはタイロッド、Uは上部タ
イプレート、30および32はタイロッド用座金部材、
34は燃料棒用座金部材、36は連結バンド、40はキ
ー、42はキー溝、44はタイロッドの上端部、50は
舌状片、66は寄せ面、69は舌状片のナット保持部
分、70は六角ナット、そして72はそれの側面を表わ
す。
を示す9×9マトリクス状の燃料バンドルの斜視図、第
2A図は半径方向に沿って内方に突出したキーおよび放
射状に突出した(折曲げられる前の)舌状片を有する2
個のタイロッド用座金部材と3個の燃料棒用座金部材と
を相互に連結して成る止め座金の平面図、第2B図は本
発明に従って折曲げられた1個の舌状片がタイロッド固
定用の六角ナットと係合している状態を示す詳細図、第
3A図は専用のナット保持ソケットの部分側断面図、第
3B図は第3A図のソケットをナット保持側から見た端
面図、そして第4A〜4D図は第3Aおよび3B図のソ
ケットをタイロッドの上方から挿入して第2B図の舌状
片を押し除けながら六角ナットを遠隔的に取外すところ
を示す一連の側面図である。 図中、Bは燃料バンドル、Cはチャネル、Fは燃料棒、
Hはハンドル、Lは下部タイプレート、Mは止め座金、
Sはナット保持ソケット、Tはタイロッド、Uは上部タ
イプレート、30および32はタイロッド用座金部材、
34は燃料棒用座金部材、36は連結バンド、40はキ
ー、42はキー溝、44はタイロッドの上端部、50は
舌状片、66は寄せ面、69は舌状片のナット保持部
分、70は六角ナット、そして72はそれの側面を表わ
す。
Claims (3)
- 【請求項1】(a) 第1のマトリクスを成して配置された
燃料棒支持位置および第2のマトリクスを成して配置さ
れた冷却水流入用の開口を有する下部タイプレート、
(b) 前記第1のマトリクスに対応するマトリクスを成し
て配置された燃料棒支持位置および別のマトリクスを成
して配置された水および発生蒸気流出用の開口を有する
上部タイプレート、(c) 前記下部タイプレート上に支持
されながら前記上部タイプレートに向かって伸び、かつ
前記上部タイプレートと前記下部タイプレートとの間に
おいて互いに並列しながら直立した状態で配置されてい
る複数の燃料棒、並びに(d) 前記下部タイプレートの位
置から前記上部タイプレートの位置にまでわたって前記
燃料棒を包囲することにより、前記下部タイプレートと
前記上部タイプレートとの間における流体の流れを燃料
バンドル内に閉込めて冷却水流の制御および蒸気の発生
を行うために役立つチャネルを含んでいて、前記燃料棒
の一部はねじを切った上端部および下端部を有すること
によって前記上部タイプレートおよび前記下部タイプレ
ートを所定の離隔状態に維持して前記燃料棒を燃料バン
ドル内に保持するためのタイロッドを成しており、前記
下部タイプレートは前記タイロッドの下端部を受入れる
ためのねじ穴を有することによって前記タイロッドを前
記下部タイプレートに固定することができ、前記上部タ
イプレートは前記タイロッドの上端部が貫通し得る開口
を有することによって前記タイロッドの上端部に六角ナ
ットを取付けて前記上部タイプレートを所定の位置に保
持することができ、前記六角ナットの下面と前記上部タ
イプレートの上面との間には止め座金が捕捉されてお
り、前記止め座金は複数のタイロッド間に存在しかつ前
記タイロッドの相対的な回転を防止することによって前
記タイロッドを前記上部タイプレートに固定するために
役立つ手段を有しており、かつ前記止め座金は前記六角
ナットと係合して前記六角ナットの回転を制止するため
の舌状片をも有しているような原子炉用の燃料バンドル
において、(1) 各々のタイロッドを取巻く座金部材から
少なくとも1個の舌状片が放射状に突出しており、(2)
前記舌状片はばね材料から成ると共に逆U字形に折曲げ
られていて、前記逆U字の基部側の脚は前記座金部材に
結合されており、かつ前記逆U字の先端側の脚は前記六
角ナットの側面と係合する位置にまで伸びており、しか
も(3) 前記舌状片は弾性限界内において屈曲し得るよう
に形成されている結果、前記舌状片を前記六角ナットか
ら引き離すように移動させて前記タイロッドの上端部へ
の前記六角ナットの取付けおよび取外しを行い得ること
を特徴とする燃料バンドル。 - 【請求項2】各々のタイロッドを取巻く座金部材に複数
の舌状片が設けられている請求項1記載の燃料バンド
ル。 - 【請求項3】前記舌状片が前記タイロッドの上端部に対
する寄せ面を形成している結果、前記寄せ面と前記タイ
ロッドの上端部との間の空隙内にソケットを圧入するこ
とができる請求項1記載の燃料バンドル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/342,067 US4963318A (en) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | Spring lock washer for tie rod nuts |
| US342,067 | 1989-04-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02296193A JPH02296193A (ja) | 1990-12-06 |
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