JPH0658640B2 - 電子計算機の制御方法 - Google Patents
電子計算機の制御方法Info
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- JPH0658640B2 JPH0658640B2 JP13833092A JP13833092A JPH0658640B2 JP H0658640 B2 JPH0658640 B2 JP H0658640B2 JP 13833092 A JP13833092 A JP 13833092A JP 13833092 A JP13833092 A JP 13833092A JP H0658640 B2 JPH0658640 B2 JP H0658640B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機の制御方
法、特にオペレーティングシステムの管理テーブル制御
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、ユーザプログラムは、計算機内
においては、タスクと呼ばれる仕事の単位で動作するの
が普通である。すなわちタスクとは、プログラムに付随
するデータを基に、中央処理装置や周辺装置等の資源を
利用して行なわれる仕事の最小単位である。オペレーテ
ィングシステムでは、このタスクに優先順位を与え、資
源を効率より割当てたり、タスクの実行状態を管理して
効率のよいスケジューリングを行なうために、各タスク
毎にTCB(Task Control Block)と呼ぶ管理テーブル
を設けている。 【0003】図1にこのTCBの構成図を示す。主メモ
リ1上のオペレーティングシステム10内のTCB10
0は、タスク番号=1用のTCB110、タスク番号=
2用のTCB115、というように、タスク番号=ma
x用のTCB120まで、各TCB同一容量、同一フォ
ーマットで、シーケンシャルに並んでおり、同じくオペ
レーティングシステム10内の固定番地50により先頭
アドレスが示されている。ここでタスク番号とは、オペ
レーティングシステムが、各々のタスクを識別するため
にタスクにつけた一貫番号であり、ユーザプログラムを
タスクとして生成する時に与えられる。次にTCBの詳
細構成を説明する。200は、各種資源待ちポインタで
あり、該タスクが必要とする資源が他のタスクに使われ
ている時、このポインタを使用して待ち行列につながれ
る。205は、タスクの状態(実行中,資源空き待ち
中,一時休止中,等)を示すフラグ類である。その内、
255および260は、主メモリと補助記憶メモリから
成るシステム形態(以下、DISC付きシステムと呼
ぶ)において使用されるフラグである。215は、本タ
スク起動時の起動要因を記憶するエリアである。210
および220は、システム形態が複数のコンピュータか
らなるシステム(以下マルチコンピュータシステムと呼
ぶ)において必要となる情報でコンピュータ間のリンケ
ージをとるためのエリアとして使用される。225は、
タスクの属性(タスク種別,優先順位番号,等)を記憶
しているエリアであり、その内265は、DISC付き
システムの場合のみに使用されるエリアである。230
は、タスクのワークエリアの位置を示す情報であり、そ
のタスクのストアエリアの先頭からの相対バイトアドレ
スの形でそのワークエリアの上下限アドレスが格納され
ている。235は、本タスク動作時の主メモリ上先頭ア
ドレスを示している。240は、その他の本タスクを制
御する為に必要とする情報であり、その内270は、D
ISC付きシステムの場合のみに必要な情報であり、ま
た250は、マルチコンピュータシステムの場合のみに
必要な情報である。各TCBは、以上のような構成とな
っており各々の容量は37バイトである。 【0004】ここで、このTCBの各情報をながめてみ
ると計算機のシステム形態によっては、不要な情報があ
る。210,220,250はマルチコンピュータシス
テム形態の時のみに必要な情報であり、それ以外のシス
テム形態時には不要である。更に、255,260,2
65,270は、DISC付きシステム形態の時のみ必
要な情報であり、主メモリのみで成るシステム形態(以
下、主メモリオンリーシステムと呼ぶ)では不要であ
る。すなわち、システム形態が、DISC付きシステ
ム、マルチコンピュータシステム、主メモリオンリ
ーシステムと違いがあっても、TCBは、どのシステム
形態であっても同一構成をしている。この理由を次に説
明する。 【0005】図2は、図1のTCB110の内、1バイ
トのデータ245をレジスタ10(R10)に取出す場
合の従来のプログラム例を示す。プログラム300にて
用いられる命令を簡単に説明しておく。LDR;主メモ
リからデータを1語(32ビット)読出して指定された
レジスタに設定する。LD;主メモリから1語読出して
Accレジスタに設定する。M;Accレジスタの内容とメ
モリの内容との積をAccレジスタに設定する。TTR;
Accレジスタの内容を指定されたレジスタに設定する。
AND;Accレジスタの内容とメモリの内容との論理積
をとり、結果をAccレジスタに設定する。SR;Accレ
ジスタの内容を指定ビット分だけ右へシフトする。 【0006】プログラム300では、下記の手続きを要
している。 【0007】ステップ305;TCB100の先頭アド
レスをR5レジスタに設定する。 【0008】ステップ310〜320;TCB100を
構成するタスク番号ごとのTCBのバイト数37と、デ
ータ245を含むTCB110のケース番号(1)とか
ら、TCB100におけるTCB110の相対アドレス
を求めIXR1レジスタに設定する。 【0009】ステップ325;データ245を含む1
語、すなわちTCB110の9語目を主メモリからAcc
レジスタに読出す。 【0010】ステップ330〜335;取出したAccの
内容からデータ245を切り出す。 【0011】ステップ340;切出したデータ245を
R10レジスタに設定する。 【0012】ここで、TCBの構成をシステム形態ごと
に変更し、そのシステム形態に必要な情報のみを格納し
た構成とした場合を考えてみると、図2にて示した、1
バイトのデータ245を取出すプログラム300は、T
CB110の容量が変わること、およびデータ245を
含む1語(32ビット)の位置が変わることにより、少
なくともステップ315,325,330,335の4
箇所を変更する必要がある。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】このように従来は、T
CBの構成をシステム形態ごとに違わせた場合、それを
アクセスする全てのプログラムを変更する必要が生じ
る。いいかえれば、同一データをアクセスするプログラ
ムをシステム形態毎に作る必要があり、それを避けるた
めTCBは、どのシステム形態であっても同一の構成と
なっていた。したがって、ある形態のシステムにおいて
は、TCBの容量、すなわち、主メモリを占めるオペレ
ーティングシステムの容量が不要に増大するという問題
があった。 【0014】本発明の目的は、前記の問題点を解決する
ため、主メモリに実存するTCBはシステム形態毎に違
わせ必要な情報のみを格納した構成となっているが、ア
クセスするプログラムからは、同一の構成を持つ仮想の
TCBとして見え、システム形態が変わっても、プログ
ラム変更が不要となる電子計算機の制御方法を提供する
ことにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】プログラムの変更を要す
る原因は、プログラム自身が、アクセスしようとするデ
ータの配置アドレス,サイズを直接意識している点にあ
る。本発明は、この点に注目し、従来のTCB構成にお
いてデータ1つ1つに番号をつけ、その番号単位に対応
するデータの配置アドレス,サイズを記憶した制御テー
ブルを設け、プログラムには、その番号のみを指定して
データをアクセスできる命令を提供する。 【0016】 【作用】システム形態ごとにTCB構成を変更しても、
アドレスおよびサイズを記憶した制御テーブルをシステ
ム形態ごとに用意するだけで、プログラム本体の変更を
不要とする。 【0017】 【実施例】以下、本発明の実施例を図3以降を用いて説
明する。主メモリ1上のオペレーティングシステム10
内に、システム形態ごとに構成の異なったTCB100
と、TCB内データに1番からの一貫番号をつけ、その
番号単位に対応するデータの配置アドレス,サイズ等を
記憶した制御テーブル:FDSCR600と、TCB1
00およびFDSCR600の先頭アドレス、TCBの
1ケースの容量等を記憶している制御テーブル:TDS
CR500を設け、固定番地400により、TDSCR
500の先頭アドレスを指す。ここで、FDSCR60
0は、データにつけた番号(フィールド番号と呼ぶ)=
1のFDSCR605、フィールド番号=2用のFDS
CR610、フィールド番号=max用のFDSCR6
15というようにフィールド番号順にシーケンシャルに
配置し、TDSCR500は、本発明を適用するオペレ
ーティングシステムの管理テーブルにつけた1番からの
一貫番号(テーブル番号と呼ぶ)=1用のTDSCR5
05、テーブル番号=2用のTDSCR510、テーブ
ル番号=max用のTDSCR515というようにテー
ブル番号順にシーケンシャルに配置する。TCBのテー
ブル番号は1番と決めておく。 【0018】処理装置6015は、レジスタ群6045
や、演算器6050から成る演算機構6030と、制御
機構6035と、制御メモリ6040と、メモリインタ
ーフェイス機構(メモリアドレスレジスタ:MAR60
20、メモリデータレジスタ:MDR6025)とから
構成される。処理装置6015の動作は従来と同様に概
ね以下の如きである。 【0019】制御機構6035の指令によって、次に実
行すべき命令のアドレスが演算機構6030を経由して
MAR6020に設定され、主メモリ1にアクセス要求
が出されることによって、主メモリ1から次に実行すべ
き命令が取出され、MDR6025に設定される。MD
R6025に設定された命令は、直ちに制御機構603
5に送られ、そこで解読されて、制御メモリ6040に
格納されているところの、その命令を実行するマイクロ
プログラムに制御が移される。マイクロプログラムは、
制御機構6035によって逐次、制御メモリ6040か
ら読出され、解読される。制御機構6035は、それに
基づいて演算機構6030や、メモリインターフェイ
ス、メモリ制御機構6010を制御する。 【0020】本発明に係るデータ操作命令は、マイクロ
プログラム700,800で実施し、制御メモリ604
0の中に格納する。 【0021】図4にTDSCRの詳細を示す。550
は、制御対象とする管理テーブルの先頭アドレス、56
0は、制御対象とする管理テーブルのデータアドレスお
よびサイズを記憶しているFDSCRテーブルの先頭ア
ドレス、565は、制御対象とする管理テーブル1ケー
スの容量(バイト数)、および570は制御対象とする
管理テーブルのケース数を示す。 【0022】図5にFDSCRの詳細を示す。650
は、該データがビットデータか、バイトデータかを示す
情報、660は、該データのサイズ(ビットデータの時
は、ビット数、バイトデータの時はバイト数)、670
は、該データのテーブル先頭(各ケースの先頭)からの
相対アドレス(ビットデータの場合はビットアドレス、
バイトデータの場合はバイトアドレス)を示す。 【0023】このような制御テーブルにより、アクセス
するデータを番号により管理し、一方、プログラムに対
しては、図6〜図10に示すような命令を提供する。 【0024】図6は、アクセスするデータが存在するテ
ーブルのアドレスを知るための命令;GETERの命令
フォーマット700を示す。705は、上記機能を果た
す命令であることを示すオペレーションコード(OPC
D)、710は、アクセスするデータが存在するテーブ
ルのテーブル番号(TBLN)、715はアクセスする
データが指定テーブルの何ケース目であるかを指示する
ケース番号(CSEN)、720は、求めたアドレスを
格納するレジスタの番号(REGN)を示す。 【0025】図7は、データを実際にテーブルから読出
したり、テーブルに格納する命令;LDTF/STTF
の命令フォーマット800を示す。805は、上記機能
を果たす命令であることを示すオペレーションコード
(OPCD)、810は、該データが存在するテーブル
のテーブル番号(TBLN)、815は、読出したり格
納したりするデータのフィールド番号(FLDN)、8
20は、該データが存在するテーブルのアドレス(GE
TAR命令で求めたアドレス)を格納しているレジスタ
の番号(REGN)、および825は、データを読出す
(LDTF)場合は、読出したデータを格納するレジス
タの番号、データを格納する(STTF)場合は、格納
するデータを格納しているレジスタの番号(REGN)
を示す。 【0026】図8〜図10にGETAR,LDTF,S
TTF命令の処理内容を示す。 【0027】図8(a)に、LDTF命令の処理流れ図
を、また、図8(b)に、LDTF命令におけるデータ
操作内容を示す。以下、図8(a)および図8(b)に
従って、LDTF命令の処理流れを、図3のHARD機
構と関連させ説明する。 【0028】その他の命令;STTF,GETARにつ
いては、本LDTF命令の説明から類推できるため、単
に処理流れを説明するだけとする。 【0029】図8(b)におけるA(×××)は、××
×のアドレスを示す。 【0030】ブロック1005;制御機構6035によ
り、取出された命令TBLN810と、メモリ制御機構
6010を通して得られたTDSCR500の先頭アド
レスが演算機構6030により計算され、得られた該当
TDSCRのアドレス55をレジスタ群6045のRE
Gi に格納する。51,52,53,54,55 ブロック1010;制御機構6035は、レジスタ群6
045のREGi の内容、すなわち該当TDSCRのア
ドレスをメモリ制御機構6010を経由してアクセス
し、TDSCR500のTPFDS560によりFDS
CR600の先頭アドレスを求める。ブロック101
5;制御機構6035により、取出された命令フィール
ドFLDN815と、先に得られたFDSCR600の
先頭アドレスが演算機構6030により計算され、該当
FDSCRのアドレス59を得る。得られたアドレス5
9は、レジスタ群6045のREGj に格納する。5
6,57,58,59 ブロック1020;制御機構6035は、レジスタ群6
045のREGj の内容、すなわち該当FDSCRのア
ドレス59をメモリ制御機構6010を経由してアクセ
スし、FDSCR600内のDATATYPE650に
より、該フィールドデータが、バイトデータであるの
か、ビットデータであるのかを判定する。 【0031】ブロック1025;該フィールドデータB
150がバイトデータである場合、制御機構6035に
より取出された命令フィールドREGN820が示す該
当テーブル本体100の主メモリアドレスと、REGj
が示す該当FDSCR内のDATAADDR670が演
算機構6030により加えられ、該当フィールドデータ
B150の主メモリアドレス61を得る。得られたアド
レス61は、レジスタ群6045内のREGkに格納す
る。60,61 ブロック1030,REGkにて示される該フィールド
データB150の主メモリ上アドレス以降、FDSCR
600内のDATASIZE660のバイト分のデータ
をメモリ制御機構6010を経由してアクセスし、当該
フィールドデータB150を得る。62,63 ブロック1035;得られた該データB63を、制御機
構6035により取出された命令フィールドREGD8
25に格納し処理を終了する。(REGDはレジスタ群
6045の1レジスタ)64,65 ブロック1040;該フィールドデータA160がビッ
トデータの場合は、まず、レジスタ群6045のREG
i が示す該FDSCRのアドレス59の内、DATAA
DDR部670の内容をメモリアクセス機構6010を
経由して得、演算機構6030により1/8倍すること
により、該フィールドデータA160のバイトアドレス
を求め、制御機構6035により取出された命令フィー
ルドREGN820が示す該当テーブル本体100の主
メモリアドレスとが、更に演算機構6030により加え
られ、該当フィールドデータA160の主メモリアドレ
ス61を得る。得られたアドレス61は、レジスタ群6
045内のREGkに格納する。60,61 ブロック1045;REGkにて示される該フィールド
データA160の主メモリ上アドレス61以降4バイト
分のデータをメモリ制御機構6010を経由してアクセ
スし、該当フィールドデータA160を含む4バイトの
データ67を得る。66,67 ブロック1050;REGj が示す該FDSCRのアド
レス59の内、DATAADDR部670の内容をメモ
リアクセス機構6010を経由して得、演算機構603
0により1/8倍することにより求めた該フィールドデ
ータA160のビットアドレス(1/8倍した余りがビ
ットアドレスとなる)と、FDSCR内のDATASI
ZE660(ビットデータの場合はビットサイズ)によ
り、先に求めた該データAを含む4バイトのデータ67
の内、データA160のみを、演算機構6030により
切出す。68 ブロック1055;得られた該データA160を演算機
構6030により右シフトし、(右づめ)制御機構60
35により取出された命令フィールドREGD825に
格納し、処理を終了する。(REGDは、レジスタ群6
045の1レジスタ)69,70 図9は、GETAR命令の処理流れ図である。まず指定
されたTBLNに対応するTDSCRの先頭アドレスを
求める(ステップ905)。次に求めたTDSCR内の
SIZEと指定されたCSENより該テーブルの先頭か
ら指定されたケースまでの相対アドレスを計算する(S
IZEX(CASE−1)で求まる)(ステップ91
0)。次に上記にて求めた相対アドレスとTDSCR内
のテーブル先頭アドレスを加算し、指定ケース目の絶対
アドレスを求める(ステップ915)。以上により指定
テーブルの指定ケース目の絶対アドレスが求まり、指定
されたレジスタに格納する(ステップ920)ことによ
り処理を完了する。 【0032】図10は、STTE命令の処理流れ図であ
る。1105〜1120は、LDTF命令と同様の手順
にて該データがビットデータかバイトデータかを判定す
る。バイトデータならば、指定されたテーブルのアドレ
ス(REGNの内容)と、FDSCR内のDATAAD
DRを加え、該データのバイトアドレスを求める112
5。REGDにて指定された情報をFDSCR内DAT
ASIZEにて規定されているバイト数分、上記にて求
めた該データのアドレス以降に格納し1130、処理を
終了する。ビットデータの場合は、FDSCR内のDA
TAADDR(ビット表示)より、バイトアドレス部を
求め、REGNにて示されるアドレスを加え、該データ
のバイトアドレスを求める1135。上記にて求めたバ
イトアドレス以降、4バイトの情報を一旦命令内のワー
クエリアに読出す。FDSCR内のDATAADDRと
DATASIZEにより、該データのビット位置を求
め、読出した情報から該データ部分を消去する114
5。REGDにて指定された書込みデータを上記にて消
去した部分に埋め込む1150。得られた4バイトのデ
ータを読出した時のバイトアドレス以降に再格納し11
55、処理を終了する。 【0033】以上のようにアクセスするデータ番号をつ
け、データのアドレス、サイズを記憶した制御テーブル
を設け、番号を指定してデータをアクセスする命令を設
けることにより、図2により示した図1の1バイトのデ
ータを読出す従来のプログラム300は、図11に示す
プログラム6000となる。ここで、図1のバイトのデ
ータの位置およびサイズが変更になっても、該データ用
のFDSCR内のDATASIZEおよびDATAAD
DRを変更するだけで、図11のプログラム6000本
体は変更することなく、同一のデータをアクセスするこ
とが可能となる。 【0034】さて、以上のような基本のしかけを作り、
TCBは次のような構成にする。 【0035】図12は、アクセスするプログラムから見
るTCB1500の構成を示している。図1にて示した
従来のTCB構成110において、TCB内のデータ1
つ1つに1番から44番までのフィールドをつける。こ
こで図1にて説明したように255(フィールド番号=
8,12〜17)および260(フィールド番号=2
0)および265(フィールド番号=24〜30,3
1,33,34)および270(フィールド番号=4
0)は、DISC付きシステム形態の時のみ必要な情報
であり、210(フィールド番号=18)および220
(フィールド番号=22)および250(フィールド番
号=44)は、マルチコンピュータシステム形態の時の
みに必要な情報である。このようにアクセスするプログ
ラムから見えるTCBは、システム形態にかかわらず同
一としておく。このTCB1500は、主メモリには実
存せず、仮想TCB(VTCB)と呼ぶ。 【0036】図13〜図15に主メモリに実存するTC
B(このTCBをRTCBと呼ぶ)の構成を示す。 【0037】図13はDISC付きシステム形態時のR
TCB構成を示す。図12のVTCBより、マルチコン
ピュータシステム形態のみに必要な情報(フィールド番
号=18,22,44)を取除き1ケース32バイトの
構成とする。 【0038】図14はマルチコンピュータシステム形態
時のRTCB構成を示しており、本RTCBはVTCB
と同一構成とする。 【0039】図15は主メモリオンリシステム形態時の
RTCB構成3000を示しており、VTCBよりDI
SC付システム形態およびマルチコンピュータシステム
形態時のみに必要な情報(フィールド番号=8,12〜
17,20,24〜30,31,33,34,40,1
8,22,44)を取除き1ケース26バイトの構成と
する。 【0040】FDSCRは、各々のRTCB毎に作成す
る。 【0041】図16にDISC付きシステム形態時のF
DSCRを示す。フィールド番号(FLDN)=1用の
FDSCR3005、=2用のFDSCR3010とい
うように=44用のFDSCR3050まで順に作成
し、各々のFDSCR内容はRTCB・TYPE1(図
13)を表わすように作成する。例えばFLDN=42
のFDSCR3040は、データ種別(DATATYP
E)がバイトデータ、サイズ(DATASIZE)が1
バイト、アドレス(DATAADDR)が、29バイト
目というように作成する。VTCB上には有って、この
RTCB・TYPE1には無いデータ(FLDN=1
8,22,44)に対するFLDN3020,303
0,3050は、内容を“0”としておき、該FLDN
に対するデータは本RTCBには無いことを明示する。 【0042】図17はマルチコンピュータシステム形態
時用のFDSCR3100を示す。RTCB・TYPE
1(図16)と同様にFLDN=1用3105からFL
DN=44用3120まで順に作成し、各々の内容はR
TCB・TYPE2(図14)を表わすように作成す
る。 【0043】図18は主メモリオンリシステム形態時用
のFDSCR3200を示す。前者と同様にFLDN=
1用3205からFLDN=44用3325まで作成
し、各々の内容はRTCB・TYPE3(図15)を表
わすように作成する。例えばFLDN=42用のFDS
CR3320は、DATATYPEとDATASIZE
は、前者と同じであるがDATAADDRは、23バイ
ト目となる。VTCB上には有って、本RTCB・TY
PE3には無いデータ(FLDN=8,12〜18,2
0,22,24〜31,33,34,40,44)に対
するFDSCR3215,3220〜3250,325
5,3260,3265〜3300,3305,331
0,3315,3325は、内容を“0”としておき、
該FLDNに対するデータは本RTCBには無いことを
明示する。 【0044】図19はシステム形態ごとのFDSCRと
RTCBの関係を示す。TCB用のTDSCR505内
のTCB先頭アドレス(TPTCB)4000は、シス
テム形態によってRTCB・TYPE1を指すか400
5、RTCB・TYPE2を指すか4010、またはR
TCB・TYPE3を指すか4015、をシステムジェ
ネレーション時に選択する。同じくTDSCR505内
のTPFDS5000も、システム形態により、500
5か5010か5015かをシステムジェネレーション
時に選択する。TDSCR505内のSIZE565
は、RTCB・TYPE1を選択した場合は、32の値
を、TYPE2を選択した場合は37の値を、TYPE
3を選択した場合は26の値を、同じくシステムジェネ
レーション時に埋め込む。 【0045】以上のようにシステム形態毎にFDSCR
を作成し、システムジェネレーション時にシステム形態
に合ったFDSCRとRTCBを選択し、アクセスする
プログラムはあくまでもVTCB構成のみを意識するこ
とにより、プログラムの変更無しに、TCBの構成を変
更することが可能となる。 【0046】本実施例においては、最小のRTCBであ
る主メモリオンリシステムの場合、TCB容量は、従来
のTCB容量に比べて1タスクにつき11バイトを削減
できることになる。 【0047】 【発明の効果】本発明による効果を下記に示す。 【0048】1)タスクを管理するオペレーティングシ
ステム内のTCBの構成をアクセスプログラムへの影響
無しに変更することが可能となった。 【0049】2)これに伴い、システム形態によっては
不要に増大していたTCBの容量、ひいては主メモリを
占めるオペレーティングシステムの容量増加を抑止する
ことができ、ユーザの使用可能な主メモリ範囲を広げる
ことが可能となった。(システム形態によって最大1タ
スクにつき11バイト削減することができ、従来のタス
ク数の最大値255個の場合で、2805バイトの容量
を削減できる)
法、特にオペレーティングシステムの管理テーブル制御
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、ユーザプログラムは、計算機内
においては、タスクと呼ばれる仕事の単位で動作するの
が普通である。すなわちタスクとは、プログラムに付随
するデータを基に、中央処理装置や周辺装置等の資源を
利用して行なわれる仕事の最小単位である。オペレーテ
ィングシステムでは、このタスクに優先順位を与え、資
源を効率より割当てたり、タスクの実行状態を管理して
効率のよいスケジューリングを行なうために、各タスク
毎にTCB(Task Control Block)と呼ぶ管理テーブル
を設けている。 【0003】図1にこのTCBの構成図を示す。主メモ
リ1上のオペレーティングシステム10内のTCB10
0は、タスク番号=1用のTCB110、タスク番号=
2用のTCB115、というように、タスク番号=ma
x用のTCB120まで、各TCB同一容量、同一フォ
ーマットで、シーケンシャルに並んでおり、同じくオペ
レーティングシステム10内の固定番地50により先頭
アドレスが示されている。ここでタスク番号とは、オペ
レーティングシステムが、各々のタスクを識別するため
にタスクにつけた一貫番号であり、ユーザプログラムを
タスクとして生成する時に与えられる。次にTCBの詳
細構成を説明する。200は、各種資源待ちポインタで
あり、該タスクが必要とする資源が他のタスクに使われ
ている時、このポインタを使用して待ち行列につながれ
る。205は、タスクの状態(実行中,資源空き待ち
中,一時休止中,等)を示すフラグ類である。その内、
255および260は、主メモリと補助記憶メモリから
成るシステム形態(以下、DISC付きシステムと呼
ぶ)において使用されるフラグである。215は、本タ
スク起動時の起動要因を記憶するエリアである。210
および220は、システム形態が複数のコンピュータか
らなるシステム(以下マルチコンピュータシステムと呼
ぶ)において必要となる情報でコンピュータ間のリンケ
ージをとるためのエリアとして使用される。225は、
タスクの属性(タスク種別,優先順位番号,等)を記憶
しているエリアであり、その内265は、DISC付き
システムの場合のみに使用されるエリアである。230
は、タスクのワークエリアの位置を示す情報であり、そ
のタスクのストアエリアの先頭からの相対バイトアドレ
スの形でそのワークエリアの上下限アドレスが格納され
ている。235は、本タスク動作時の主メモリ上先頭ア
ドレスを示している。240は、その他の本タスクを制
御する為に必要とする情報であり、その内270は、D
ISC付きシステムの場合のみに必要な情報であり、ま
た250は、マルチコンピュータシステムの場合のみに
必要な情報である。各TCBは、以上のような構成とな
っており各々の容量は37バイトである。 【0004】ここで、このTCBの各情報をながめてみ
ると計算機のシステム形態によっては、不要な情報があ
る。210,220,250はマルチコンピュータシス
テム形態の時のみに必要な情報であり、それ以外のシス
テム形態時には不要である。更に、255,260,2
65,270は、DISC付きシステム形態の時のみ必
要な情報であり、主メモリのみで成るシステム形態(以
下、主メモリオンリーシステムと呼ぶ)では不要であ
る。すなわち、システム形態が、DISC付きシステ
ム、マルチコンピュータシステム、主メモリオンリ
ーシステムと違いがあっても、TCBは、どのシステム
形態であっても同一構成をしている。この理由を次に説
明する。 【0005】図2は、図1のTCB110の内、1バイ
トのデータ245をレジスタ10(R10)に取出す場
合の従来のプログラム例を示す。プログラム300にて
用いられる命令を簡単に説明しておく。LDR;主メモ
リからデータを1語(32ビット)読出して指定された
レジスタに設定する。LD;主メモリから1語読出して
Accレジスタに設定する。M;Accレジスタの内容とメ
モリの内容との積をAccレジスタに設定する。TTR;
Accレジスタの内容を指定されたレジスタに設定する。
AND;Accレジスタの内容とメモリの内容との論理積
をとり、結果をAccレジスタに設定する。SR;Accレ
ジスタの内容を指定ビット分だけ右へシフトする。 【0006】プログラム300では、下記の手続きを要
している。 【0007】ステップ305;TCB100の先頭アド
レスをR5レジスタに設定する。 【0008】ステップ310〜320;TCB100を
構成するタスク番号ごとのTCBのバイト数37と、デ
ータ245を含むTCB110のケース番号(1)とか
ら、TCB100におけるTCB110の相対アドレス
を求めIXR1レジスタに設定する。 【0009】ステップ325;データ245を含む1
語、すなわちTCB110の9語目を主メモリからAcc
レジスタに読出す。 【0010】ステップ330〜335;取出したAccの
内容からデータ245を切り出す。 【0011】ステップ340;切出したデータ245を
R10レジスタに設定する。 【0012】ここで、TCBの構成をシステム形態ごと
に変更し、そのシステム形態に必要な情報のみを格納し
た構成とした場合を考えてみると、図2にて示した、1
バイトのデータ245を取出すプログラム300は、T
CB110の容量が変わること、およびデータ245を
含む1語(32ビット)の位置が変わることにより、少
なくともステップ315,325,330,335の4
箇所を変更する必要がある。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】このように従来は、T
CBの構成をシステム形態ごとに違わせた場合、それを
アクセスする全てのプログラムを変更する必要が生じ
る。いいかえれば、同一データをアクセスするプログラ
ムをシステム形態毎に作る必要があり、それを避けるた
めTCBは、どのシステム形態であっても同一の構成と
なっていた。したがって、ある形態のシステムにおいて
は、TCBの容量、すなわち、主メモリを占めるオペレ
ーティングシステムの容量が不要に増大するという問題
があった。 【0014】本発明の目的は、前記の問題点を解決する
ため、主メモリに実存するTCBはシステム形態毎に違
わせ必要な情報のみを格納した構成となっているが、ア
クセスするプログラムからは、同一の構成を持つ仮想の
TCBとして見え、システム形態が変わっても、プログ
ラム変更が不要となる電子計算機の制御方法を提供する
ことにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】プログラムの変更を要す
る原因は、プログラム自身が、アクセスしようとするデ
ータの配置アドレス,サイズを直接意識している点にあ
る。本発明は、この点に注目し、従来のTCB構成にお
いてデータ1つ1つに番号をつけ、その番号単位に対応
するデータの配置アドレス,サイズを記憶した制御テー
ブルを設け、プログラムには、その番号のみを指定して
データをアクセスできる命令を提供する。 【0016】 【作用】システム形態ごとにTCB構成を変更しても、
アドレスおよびサイズを記憶した制御テーブルをシステ
ム形態ごとに用意するだけで、プログラム本体の変更を
不要とする。 【0017】 【実施例】以下、本発明の実施例を図3以降を用いて説
明する。主メモリ1上のオペレーティングシステム10
内に、システム形態ごとに構成の異なったTCB100
と、TCB内データに1番からの一貫番号をつけ、その
番号単位に対応するデータの配置アドレス,サイズ等を
記憶した制御テーブル:FDSCR600と、TCB1
00およびFDSCR600の先頭アドレス、TCBの
1ケースの容量等を記憶している制御テーブル:TDS
CR500を設け、固定番地400により、TDSCR
500の先頭アドレスを指す。ここで、FDSCR60
0は、データにつけた番号(フィールド番号と呼ぶ)=
1のFDSCR605、フィールド番号=2用のFDS
CR610、フィールド番号=max用のFDSCR6
15というようにフィールド番号順にシーケンシャルに
配置し、TDSCR500は、本発明を適用するオペレ
ーティングシステムの管理テーブルにつけた1番からの
一貫番号(テーブル番号と呼ぶ)=1用のTDSCR5
05、テーブル番号=2用のTDSCR510、テーブ
ル番号=max用のTDSCR515というようにテー
ブル番号順にシーケンシャルに配置する。TCBのテー
ブル番号は1番と決めておく。 【0018】処理装置6015は、レジスタ群6045
や、演算器6050から成る演算機構6030と、制御
機構6035と、制御メモリ6040と、メモリインタ
ーフェイス機構(メモリアドレスレジスタ:MAR60
20、メモリデータレジスタ:MDR6025)とから
構成される。処理装置6015の動作は従来と同様に概
ね以下の如きである。 【0019】制御機構6035の指令によって、次に実
行すべき命令のアドレスが演算機構6030を経由して
MAR6020に設定され、主メモリ1にアクセス要求
が出されることによって、主メモリ1から次に実行すべ
き命令が取出され、MDR6025に設定される。MD
R6025に設定された命令は、直ちに制御機構603
5に送られ、そこで解読されて、制御メモリ6040に
格納されているところの、その命令を実行するマイクロ
プログラムに制御が移される。マイクロプログラムは、
制御機構6035によって逐次、制御メモリ6040か
ら読出され、解読される。制御機構6035は、それに
基づいて演算機構6030や、メモリインターフェイ
ス、メモリ制御機構6010を制御する。 【0020】本発明に係るデータ操作命令は、マイクロ
プログラム700,800で実施し、制御メモリ604
0の中に格納する。 【0021】図4にTDSCRの詳細を示す。550
は、制御対象とする管理テーブルの先頭アドレス、56
0は、制御対象とする管理テーブルのデータアドレスお
よびサイズを記憶しているFDSCRテーブルの先頭ア
ドレス、565は、制御対象とする管理テーブル1ケー
スの容量(バイト数)、および570は制御対象とする
管理テーブルのケース数を示す。 【0022】図5にFDSCRの詳細を示す。650
は、該データがビットデータか、バイトデータかを示す
情報、660は、該データのサイズ(ビットデータの時
は、ビット数、バイトデータの時はバイト数)、670
は、該データのテーブル先頭(各ケースの先頭)からの
相対アドレス(ビットデータの場合はビットアドレス、
バイトデータの場合はバイトアドレス)を示す。 【0023】このような制御テーブルにより、アクセス
するデータを番号により管理し、一方、プログラムに対
しては、図6〜図10に示すような命令を提供する。 【0024】図6は、アクセスするデータが存在するテ
ーブルのアドレスを知るための命令;GETERの命令
フォーマット700を示す。705は、上記機能を果た
す命令であることを示すオペレーションコード(OPC
D)、710は、アクセスするデータが存在するテーブ
ルのテーブル番号(TBLN)、715はアクセスする
データが指定テーブルの何ケース目であるかを指示する
ケース番号(CSEN)、720は、求めたアドレスを
格納するレジスタの番号(REGN)を示す。 【0025】図7は、データを実際にテーブルから読出
したり、テーブルに格納する命令;LDTF/STTF
の命令フォーマット800を示す。805は、上記機能
を果たす命令であることを示すオペレーションコード
(OPCD)、810は、該データが存在するテーブル
のテーブル番号(TBLN)、815は、読出したり格
納したりするデータのフィールド番号(FLDN)、8
20は、該データが存在するテーブルのアドレス(GE
TAR命令で求めたアドレス)を格納しているレジスタ
の番号(REGN)、および825は、データを読出す
(LDTF)場合は、読出したデータを格納するレジス
タの番号、データを格納する(STTF)場合は、格納
するデータを格納しているレジスタの番号(REGN)
を示す。 【0026】図8〜図10にGETAR,LDTF,S
TTF命令の処理内容を示す。 【0027】図8(a)に、LDTF命令の処理流れ図
を、また、図8(b)に、LDTF命令におけるデータ
操作内容を示す。以下、図8(a)および図8(b)に
従って、LDTF命令の処理流れを、図3のHARD機
構と関連させ説明する。 【0028】その他の命令;STTF,GETARにつ
いては、本LDTF命令の説明から類推できるため、単
に処理流れを説明するだけとする。 【0029】図8(b)におけるA(×××)は、××
×のアドレスを示す。 【0030】ブロック1005;制御機構6035によ
り、取出された命令TBLN810と、メモリ制御機構
6010を通して得られたTDSCR500の先頭アド
レスが演算機構6030により計算され、得られた該当
TDSCRのアドレス55をレジスタ群6045のRE
Gi に格納する。51,52,53,54,55 ブロック1010;制御機構6035は、レジスタ群6
045のREGi の内容、すなわち該当TDSCRのア
ドレスをメモリ制御機構6010を経由してアクセス
し、TDSCR500のTPFDS560によりFDS
CR600の先頭アドレスを求める。ブロック101
5;制御機構6035により、取出された命令フィール
ドFLDN815と、先に得られたFDSCR600の
先頭アドレスが演算機構6030により計算され、該当
FDSCRのアドレス59を得る。得られたアドレス5
9は、レジスタ群6045のREGj に格納する。5
6,57,58,59 ブロック1020;制御機構6035は、レジスタ群6
045のREGj の内容、すなわち該当FDSCRのア
ドレス59をメモリ制御機構6010を経由してアクセ
スし、FDSCR600内のDATATYPE650に
より、該フィールドデータが、バイトデータであるの
か、ビットデータであるのかを判定する。 【0031】ブロック1025;該フィールドデータB
150がバイトデータである場合、制御機構6035に
より取出された命令フィールドREGN820が示す該
当テーブル本体100の主メモリアドレスと、REGj
が示す該当FDSCR内のDATAADDR670が演
算機構6030により加えられ、該当フィールドデータ
B150の主メモリアドレス61を得る。得られたアド
レス61は、レジスタ群6045内のREGkに格納す
る。60,61 ブロック1030,REGkにて示される該フィールド
データB150の主メモリ上アドレス以降、FDSCR
600内のDATASIZE660のバイト分のデータ
をメモリ制御機構6010を経由してアクセスし、当該
フィールドデータB150を得る。62,63 ブロック1035;得られた該データB63を、制御機
構6035により取出された命令フィールドREGD8
25に格納し処理を終了する。(REGDはレジスタ群
6045の1レジスタ)64,65 ブロック1040;該フィールドデータA160がビッ
トデータの場合は、まず、レジスタ群6045のREG
i が示す該FDSCRのアドレス59の内、DATAA
DDR部670の内容をメモリアクセス機構6010を
経由して得、演算機構6030により1/8倍すること
により、該フィールドデータA160のバイトアドレス
を求め、制御機構6035により取出された命令フィー
ルドREGN820が示す該当テーブル本体100の主
メモリアドレスとが、更に演算機構6030により加え
られ、該当フィールドデータA160の主メモリアドレ
ス61を得る。得られたアドレス61は、レジスタ群6
045内のREGkに格納する。60,61 ブロック1045;REGkにて示される該フィールド
データA160の主メモリ上アドレス61以降4バイト
分のデータをメモリ制御機構6010を経由してアクセ
スし、該当フィールドデータA160を含む4バイトの
データ67を得る。66,67 ブロック1050;REGj が示す該FDSCRのアド
レス59の内、DATAADDR部670の内容をメモ
リアクセス機構6010を経由して得、演算機構603
0により1/8倍することにより求めた該フィールドデ
ータA160のビットアドレス(1/8倍した余りがビ
ットアドレスとなる)と、FDSCR内のDATASI
ZE660(ビットデータの場合はビットサイズ)によ
り、先に求めた該データAを含む4バイトのデータ67
の内、データA160のみを、演算機構6030により
切出す。68 ブロック1055;得られた該データA160を演算機
構6030により右シフトし、(右づめ)制御機構60
35により取出された命令フィールドREGD825に
格納し、処理を終了する。(REGDは、レジスタ群6
045の1レジスタ)69,70 図9は、GETAR命令の処理流れ図である。まず指定
されたTBLNに対応するTDSCRの先頭アドレスを
求める(ステップ905)。次に求めたTDSCR内の
SIZEと指定されたCSENより該テーブルの先頭か
ら指定されたケースまでの相対アドレスを計算する(S
IZEX(CASE−1)で求まる)(ステップ91
0)。次に上記にて求めた相対アドレスとTDSCR内
のテーブル先頭アドレスを加算し、指定ケース目の絶対
アドレスを求める(ステップ915)。以上により指定
テーブルの指定ケース目の絶対アドレスが求まり、指定
されたレジスタに格納する(ステップ920)ことによ
り処理を完了する。 【0032】図10は、STTE命令の処理流れ図であ
る。1105〜1120は、LDTF命令と同様の手順
にて該データがビットデータかバイトデータかを判定す
る。バイトデータならば、指定されたテーブルのアドレ
ス(REGNの内容)と、FDSCR内のDATAAD
DRを加え、該データのバイトアドレスを求める112
5。REGDにて指定された情報をFDSCR内DAT
ASIZEにて規定されているバイト数分、上記にて求
めた該データのアドレス以降に格納し1130、処理を
終了する。ビットデータの場合は、FDSCR内のDA
TAADDR(ビット表示)より、バイトアドレス部を
求め、REGNにて示されるアドレスを加え、該データ
のバイトアドレスを求める1135。上記にて求めたバ
イトアドレス以降、4バイトの情報を一旦命令内のワー
クエリアに読出す。FDSCR内のDATAADDRと
DATASIZEにより、該データのビット位置を求
め、読出した情報から該データ部分を消去する114
5。REGDにて指定された書込みデータを上記にて消
去した部分に埋め込む1150。得られた4バイトのデ
ータを読出した時のバイトアドレス以降に再格納し11
55、処理を終了する。 【0033】以上のようにアクセスするデータ番号をつ
け、データのアドレス、サイズを記憶した制御テーブル
を設け、番号を指定してデータをアクセスする命令を設
けることにより、図2により示した図1の1バイトのデ
ータを読出す従来のプログラム300は、図11に示す
プログラム6000となる。ここで、図1のバイトのデ
ータの位置およびサイズが変更になっても、該データ用
のFDSCR内のDATASIZEおよびDATAAD
DRを変更するだけで、図11のプログラム6000本
体は変更することなく、同一のデータをアクセスするこ
とが可能となる。 【0034】さて、以上のような基本のしかけを作り、
TCBは次のような構成にする。 【0035】図12は、アクセスするプログラムから見
るTCB1500の構成を示している。図1にて示した
従来のTCB構成110において、TCB内のデータ1
つ1つに1番から44番までのフィールドをつける。こ
こで図1にて説明したように255(フィールド番号=
8,12〜17)および260(フィールド番号=2
0)および265(フィールド番号=24〜30,3
1,33,34)および270(フィールド番号=4
0)は、DISC付きシステム形態の時のみ必要な情報
であり、210(フィールド番号=18)および220
(フィールド番号=22)および250(フィールド番
号=44)は、マルチコンピュータシステム形態の時の
みに必要な情報である。このようにアクセスするプログ
ラムから見えるTCBは、システム形態にかかわらず同
一としておく。このTCB1500は、主メモリには実
存せず、仮想TCB(VTCB)と呼ぶ。 【0036】図13〜図15に主メモリに実存するTC
B(このTCBをRTCBと呼ぶ)の構成を示す。 【0037】図13はDISC付きシステム形態時のR
TCB構成を示す。図12のVTCBより、マルチコン
ピュータシステム形態のみに必要な情報(フィールド番
号=18,22,44)を取除き1ケース32バイトの
構成とする。 【0038】図14はマルチコンピュータシステム形態
時のRTCB構成を示しており、本RTCBはVTCB
と同一構成とする。 【0039】図15は主メモリオンリシステム形態時の
RTCB構成3000を示しており、VTCBよりDI
SC付システム形態およびマルチコンピュータシステム
形態時のみに必要な情報(フィールド番号=8,12〜
17,20,24〜30,31,33,34,40,1
8,22,44)を取除き1ケース26バイトの構成と
する。 【0040】FDSCRは、各々のRTCB毎に作成す
る。 【0041】図16にDISC付きシステム形態時のF
DSCRを示す。フィールド番号(FLDN)=1用の
FDSCR3005、=2用のFDSCR3010とい
うように=44用のFDSCR3050まで順に作成
し、各々のFDSCR内容はRTCB・TYPE1(図
13)を表わすように作成する。例えばFLDN=42
のFDSCR3040は、データ種別(DATATYP
E)がバイトデータ、サイズ(DATASIZE)が1
バイト、アドレス(DATAADDR)が、29バイト
目というように作成する。VTCB上には有って、この
RTCB・TYPE1には無いデータ(FLDN=1
8,22,44)に対するFLDN3020,303
0,3050は、内容を“0”としておき、該FLDN
に対するデータは本RTCBには無いことを明示する。 【0042】図17はマルチコンピュータシステム形態
時用のFDSCR3100を示す。RTCB・TYPE
1(図16)と同様にFLDN=1用3105からFL
DN=44用3120まで順に作成し、各々の内容はR
TCB・TYPE2(図14)を表わすように作成す
る。 【0043】図18は主メモリオンリシステム形態時用
のFDSCR3200を示す。前者と同様にFLDN=
1用3205からFLDN=44用3325まで作成
し、各々の内容はRTCB・TYPE3(図15)を表
わすように作成する。例えばFLDN=42用のFDS
CR3320は、DATATYPEとDATASIZE
は、前者と同じであるがDATAADDRは、23バイ
ト目となる。VTCB上には有って、本RTCB・TY
PE3には無いデータ(FLDN=8,12〜18,2
0,22,24〜31,33,34,40,44)に対
するFDSCR3215,3220〜3250,325
5,3260,3265〜3300,3305,331
0,3315,3325は、内容を“0”としておき、
該FLDNに対するデータは本RTCBには無いことを
明示する。 【0044】図19はシステム形態ごとのFDSCRと
RTCBの関係を示す。TCB用のTDSCR505内
のTCB先頭アドレス(TPTCB)4000は、シス
テム形態によってRTCB・TYPE1を指すか400
5、RTCB・TYPE2を指すか4010、またはR
TCB・TYPE3を指すか4015、をシステムジェ
ネレーション時に選択する。同じくTDSCR505内
のTPFDS5000も、システム形態により、500
5か5010か5015かをシステムジェネレーション
時に選択する。TDSCR505内のSIZE565
は、RTCB・TYPE1を選択した場合は、32の値
を、TYPE2を選択した場合は37の値を、TYPE
3を選択した場合は26の値を、同じくシステムジェネ
レーション時に埋め込む。 【0045】以上のようにシステム形態毎にFDSCR
を作成し、システムジェネレーション時にシステム形態
に合ったFDSCRとRTCBを選択し、アクセスする
プログラムはあくまでもVTCB構成のみを意識するこ
とにより、プログラムの変更無しに、TCBの構成を変
更することが可能となる。 【0046】本実施例においては、最小のRTCBであ
る主メモリオンリシステムの場合、TCB容量は、従来
のTCB容量に比べて1タスクにつき11バイトを削減
できることになる。 【0047】 【発明の効果】本発明による効果を下記に示す。 【0048】1)タスクを管理するオペレーティングシ
ステム内のTCBの構成をアクセスプログラムへの影響
無しに変更することが可能となった。 【0049】2)これに伴い、システム形態によっては
不要に増大していたTCBの容量、ひいては主メモリを
占めるオペレーティングシステムの容量増加を抑止する
ことができ、ユーザの使用可能な主メモリ範囲を広げる
ことが可能となった。(システム形態によって最大1タ
スクにつき11バイト削減することができ、従来のタス
ク数の最大値255個の場合で、2805バイトの容量
を削減できる)
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のTCB構成図である。
【図2】従来のTCBデータアクセスプログラム例を示
す図である。 【図3】本発明に関し設けるテーブルの全体図である。 【図4】図3の詳細を示す図である。 【図5】図3の詳細を示す図である。 【図6】図3の詳細を示す図である。 【図7】図3の詳細を示す図である。 【図8】命令の処理流れ図である。 【図9】命令の処理流れ図である。 【図10】命令の処理流れ図である。 【図11】本発明によるTCBデータアクセスプログラ
ム例を示す図である。 【図12】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図13】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図14】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図15】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図16】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【図17】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【図18】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【図19】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【符号の説明】 500…TDSCR、 600…FDSCR、 700…GETAR命令、 800…LDTF/STTF命令、 1500…仮想TCB、 2000…RTCB・TYPE1、 2100…RTCB・TYPE2、 2200…RTCB・TYPE3、 3000…FDSCR・TYPE1、 3100…FDSCR・TYPE2、 3200…FDSCR・TYPE3。
す図である。 【図3】本発明に関し設けるテーブルの全体図である。 【図4】図3の詳細を示す図である。 【図5】図3の詳細を示す図である。 【図6】図3の詳細を示す図である。 【図7】図3の詳細を示す図である。 【図8】命令の処理流れ図である。 【図9】命令の処理流れ図である。 【図10】命令の処理流れ図である。 【図11】本発明によるTCBデータアクセスプログラ
ム例を示す図である。 【図12】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図13】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図14】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図15】本発明により変更したTCBの構成図であ
る。 【図16】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【図17】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【図18】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【図19】本発明に関して設けるテーブルの実施例図で
ある。 【符号の説明】 500…TDSCR、 600…FDSCR、 700…GETAR命令、 800…LDTF/STTF命令、 1500…仮想TCB、 2000…RTCB・TYPE1、 2100…RTCB・TYPE2、 2200…RTCB・TYPE3、 3000…FDSCR・TYPE1、 3100…FDSCR・TYPE2、 3200…FDSCR・TYPE3。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ユーザプログラムから生成される仕事の単位である
ところの複数のタスクを主メモリに記憶し、該タスクを
演算処理装置上で動作させる電子計算機の制御方法にお
いて、 前記タスク各々の制御に必要な複数のデータをそれぞれ
複数のデータフィールドに格納し、かつ、格納する該複
数のデータの種類の類型にそれぞれ応じたデータフィー
ルド構成を持つタスク管理テーブルを、前記複数のタス
ク毎に複数個、前記主メモリに記憶し、 前記複数のデータ毎の前記種類の識別情報を、前記デー
タフィールド構成とは別に予め規定された仮想データフ
ィールド構成のデータフィールド情報として格納し、か
つ、該データフィールド情報各々について、当該データ
を格納する各タクス管理テーブル内でのデータフィール
ドの第1の配置情報を格納する第1の制御テーブル、及
び前記複数のタスク管理テーブル各々について、当該タ
スク管理テーブルの前記主メモリ内での第2の配置情報
を格納する第2の制御テーブルを前記主メモリに記憶
し、 前記演算処理装置は、前記複数のタスク管理テーブルの
うち1を指定して前記第2の制御テーブルを用いること
により、指定した前記タスク管理テーブルの前記第2の
配置情報を得る第1の命令、及び、特定の前記データフ
ィールド情報を指定して前記第1の制御テーブルを用い
ることにより、該特定のデータフィールド情報に係る前
記第1の配置情報を得、さらに、前記第2の配置情報を
用いて、対応する前記データの読出、書込を行う第2の
命令を実行することを特徴とする電子計算機の制御方
法。 2.前記第1の配置情報は、前記データフィールドのデ
ータ形式、配置アドレス及びサイズであり、前記第2の
命令では、当該データ形式に従って当該配置アドレス、
当該サイズの前記データを読み出す請求項1記載の電子
計算機の制御方法。 3.前記第2の配置情報は、前記複数のタスク管理テー
ブル各々について、先頭アドレス、1ケースのテーブル
サイズ、総ケース数、及び前記第1の制御テーブルの先
頭アドレスである請求項1記載の電子計算機の制御方
法。 4.前記主メモリの固定アドレス領域に前記第2の制御
テーブルの先頭アドレスを記憶するとともに、前記第1
の命令では、前記固定アドレス領域の先頭アドレスをさ
らに用いて、前記指定したタクス管理テーブルの対応す
るケースの先頭アドレスを得る請求項3記載の電子計算
機の制御方法。 5.前記第1の制御テーブルは、複数種の前記データフ
ィールド構成毎に複数個記憶されるとともに、前記演算
処理装置は、システムジェネレーション時にその時のシ
ステム形態に応じて前記複数のデータフィールド構成の
うち1を選択し、選択されたデータフィールド構成に対
応して前記第2の制御テーブルの内容を設定する請求項
1記載の電子計算機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13833092A JPH0658640B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 電子計算機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13833092A JPH0658640B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 電子計算機の制御方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7121482A Division JPS58189741A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 電子計算機の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05165656A JPH05165656A (ja) | 1993-07-02 |
| JPH0658640B2 true JPH0658640B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=15219385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13833092A Expired - Lifetime JPH0658640B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 電子計算機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658640B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100996576B1 (ko) | 2003-05-09 | 2010-11-24 | 주식회사 탑 엔지니어링 | 액정적하장치 및 액정적하방법 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13833092A patent/JPH0658640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05165656A (ja) | 1993-07-02 |
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