JPH0658769A - 信号処理方法及びそれを用いた変位検出装置 - Google Patents
信号処理方法及びそれを用いた変位検出装置Info
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- JPH0658769A JPH0658769A JP23128792A JP23128792A JPH0658769A JP H0658769 A JPH0658769 A JP H0658769A JP 23128792 A JP23128792 A JP 23128792A JP 23128792 A JP23128792 A JP 23128792A JP H0658769 A JPH0658769 A JP H0658769A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動物体の変位情報を高い分解能で検出する
ことができる信号処理方法及びそれを用いた変位検出装
置を得ること。 【構成】 検出手段により移動物体の変位状態を検出し
て、該変位状態に基づいて正弦波信号と余弦波信号の少
なくとも2つの信号を得て第1信号処理手段に入力し、
該第1信号処理手段は該2つの信号のうち一方の信号S
1のゼロクロス点を利用して他方の信号C1のオフセッ
ト成分を算出することにより、該信号C1に含まれるオ
フセット成分を補正していること。
ことができる信号処理方法及びそれを用いた変位検出装
置を得ること。 【構成】 検出手段により移動物体の変位状態を検出し
て、該変位状態に基づいて正弦波信号と余弦波信号の少
なくとも2つの信号を得て第1信号処理手段に入力し、
該第1信号処理手段は該2つの信号のうち一方の信号S
1のゼロクロス点を利用して他方の信号C1のオフセッ
ト成分を算出することにより、該信号C1に含まれるオ
フセット成分を補正していること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号処理方法及びそれを
用いた変位検出装置に関し、例えばロータリーエンコー
ダやリニアエンコーダ等の変位検出装置において、検出
手段で得られる移動物体に関する変位信号を適切に処理
することにより、移動物体の変位情報を高い分解能で検
出するようにしたものである。
用いた変位検出装置に関し、例えばロータリーエンコー
ダやリニアエンコーダ等の変位検出装置において、検出
手段で得られる移動物体に関する変位信号を適切に処理
することにより、移動物体の変位情報を高い分解能で検
出するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より光学式のロータリーエンコーダ
やリニアエンコーダ等においては、検出手段により移動
物体の変位情報に関する2つの位相の異なる正弦波(2
相正弦波信号、換言すれば正弦波と余弦波)を得てい
る。そしてこのときの2つの正弦波信号を用いて移動物
体の変位量や移動方向(変位方向)を検出している。
やリニアエンコーダ等においては、検出手段により移動
物体の変位情報に関する2つの位相の異なる正弦波(2
相正弦波信号、換言すれば正弦波と余弦波)を得てい
る。そしてこのときの2つの正弦波信号を用いて移動物
体の変位量や移動方向(変位方向)を検出している。
【0003】従来のエンコーダでは多くの場合、正弦波
信号と余弦波信号から分割単位に相当する位相差を有し
た複数の分割パルスを作って、移動物体に関する変位情
報の検出分解能を高めている。
信号と余弦波信号から分割単位に相当する位相差を有し
た複数の分割パルスを作って、移動物体に関する変位情
報の検出分解能を高めている。
【0004】図5は従来のエンコーダにおける2つの正
弦波信号の信号処理方法を示す要部ブロック図である。
図5の回路各部での信号波形は、例えば図6の実線で示
すようになっている。
弦波信号の信号処理方法を示す要部ブロック図である。
図5の回路各部での信号波形は、例えば図6の実線で示
すようになっている。
【0005】図5において、51,52は各々入力端子
であり、正弦波信号C1(a)と余弦波信号S1(b)
が入力される。即ち、入力端子51からの信号a(正弦
波)に対して入力端子52からは90度の位相差を有し
た信号b(余弦波)が入力される。反転回路53では信
号aに180度の位相差を持たせた信号cを得る。これ
らの3つの信号を適宜抵抗等により重み付け加算し、任
意の角度の正弦波信号を内挿している。
であり、正弦波信号C1(a)と余弦波信号S1(b)
が入力される。即ち、入力端子51からの信号a(正弦
波)に対して入力端子52からは90度の位相差を有し
た信号b(余弦波)が入力される。反転回路53では信
号aに180度の位相差を持たせた信号cを得る。これ
らの3つの信号を適宜抵抗等により重み付け加算し、任
意の角度の正弦波信号を内挿している。
【0006】図5では抵抗Rをすべて同じ値とし、位相
差45度と135度の信号d,eを得ている。これらの
信号はコンパレータ54,55,56,57によって矩
形波に変換され、パルス回路58によって90度の位相
差を有する2相矩形波信号を得る。このようにして、受
光手段から得られる正弦波信号と余弦波信号から、より
分解能の高い信号を得ている。
差45度と135度の信号d,eを得ている。これらの
信号はコンパレータ54,55,56,57によって矩
形波に変換され、パルス回路58によって90度の位相
差を有する2相矩形波信号を得る。このようにして、受
光手段から得られる正弦波信号と余弦波信号から、より
分解能の高い信号を得ている。
【0007】この他、例えば特開平3−68812号公
報では2相正弦波信号をAD変換した値をアドレスとし
てメモリ内の内挿データに出力することで高い分解能を
得るようにした位置測定信号の内挿方法を提案してい
る。
報では2相正弦波信号をAD変換した値をアドレスとし
てメモリ内の内挿データに出力することで高い分解能を
得るようにした位置測定信号の内挿方法を提案してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダやレ
ーザ干渉計等の変位検出装置において、2相正弦波信号
の位相情報から源信号を内挿し、分解能を高める方法は
2相正弦波信号にオフセット成分や振幅の差があると内
挿精度が低下するという問題点があった。
ーザ干渉計等の変位検出装置において、2相正弦波信号
の位相情報から源信号を内挿し、分解能を高める方法は
2相正弦波信号にオフセット成分や振幅の差があると内
挿精度が低下するという問題点があった。
【0009】図7,8,9は各々図5の回路各部での信
号波形を入力信号C1に振中誤差があるときの分割精度
への影響、位相差の誤差があるときの分割精度への影響
を示している。
号波形を入力信号C1に振中誤差があるときの分割精度
への影響、位相差の誤差があるときの分割精度への影響
を示している。
【0010】従来の変位検出装置ではこのオフセット成
分や振幅を電気回路中の可変抵抗等で調整していたが、
レーザの光量の経時変化や、エンコーダのディスクのぶ
れ、ディスク内でのスリット幅のばらつき等で信号のオ
フセット成分や振幅・位相差が変化してしまい、良好な
る調整ができないという問題点があった。
分や振幅を電気回路中の可変抵抗等で調整していたが、
レーザの光量の経時変化や、エンコーダのディスクのぶ
れ、ディスク内でのスリット幅のばらつき等で信号のオ
フセット成分や振幅・位相差が変化してしまい、良好な
る調整ができないという問題点があった。
【0011】本発明は移動物体に関して得られる移動信
号を適切に処理することにより、2相正弦波信号のオフ
セットや振幅差による内挿精度の低下を防止し、高い分
解能で移動物体の移動情報を検出することができるエン
コーダやレーザ干渉装置等に好適な信号処理方法及びそ
れを用いた変位検出装置の提供を目的とする。
号を適切に処理することにより、2相正弦波信号のオフ
セットや振幅差による内挿精度の低下を防止し、高い分
解能で移動物体の移動情報を検出することができるエン
コーダやレーザ干渉装置等に好適な信号処理方法及びそ
れを用いた変位検出装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理方法
は、 (イ)移動物体の変位状態に基づいて2相正弦波信号を
出力する変位検出装置において、該2つの出力信号を比
較し、該比較結果に基づいて少なくとも一方の出力信号
に含まれるオフセット成分を算出していることを特徴と
している。
は、 (イ)移動物体の変位状態に基づいて2相正弦波信号を
出力する変位検出装置において、該2つの出力信号を比
較し、該比較結果に基づいて少なくとも一方の出力信号
に含まれるオフセット成分を算出していることを特徴と
している。
【0013】(ロ)移動物体の変位状態に基づいて2相
正弦波信号を出力する変位検出装置において、該2つの
出力信号を比較し、該比較結果に基づいて該2つの出力
信号の振幅の差を算出していることを特徴としている。
正弦波信号を出力する変位検出装置において、該2つの
出力信号を比較し、該比較結果に基づいて該2つの出力
信号の振幅の差を算出していることを特徴としている。
【0014】(ハ)移動物体の変位状態に基づいて2相
正弦波信号を出力する変位検出装置において、該2つの
出力信号を比較し、該比較結果に基づいて該2つの出力
信号のうち少なくとも一方の出力信号のオフセット成分
と該2つの出力信号の振幅の差を算出していることを特
徴としている。
正弦波信号を出力する変位検出装置において、該2つの
出力信号を比較し、該比較結果に基づいて該2つの出力
信号のうち少なくとも一方の出力信号のオフセット成分
と該2つの出力信号の振幅の差を算出していることを特
徴としている。
【0015】(ニ)移動物体の変位状態に基づいて2相
正弦波信号を出力する変位検出装置において、2つの信
号の和と差を検出することによって得られる又は3角関
数の和積の公式によって得られる2信号を新たな2相正
弦波信号とみなし、2相正弦波の位相差のずれを補正
し、該新たな2相正弦波を比較することにより2相正弦
波の振幅も補正することを特徴としている。
正弦波信号を出力する変位検出装置において、2つの信
号の和と差を検出することによって得られる又は3角関
数の和積の公式によって得られる2信号を新たな2相正
弦波信号とみなし、2相正弦波の位相差のずれを補正
し、該新たな2相正弦波を比較することにより2相正弦
波の振幅も補正することを特徴としている。
【0016】(ホ)また、本発明の変位検出装置として
は前述の構成要件(イ),(ロ),(ハ)又は(ニ)を
用いて移動物体の変位情報を検出していることを特徴と
している。
は前述の構成要件(イ),(ロ),(ハ)又は(ニ)を
用いて移動物体の変位情報を検出していることを特徴と
している。
【0017】
【実施例】図1は本発明の変位検出装置で用いている信
号処理方法の基本概念を示す実施例1の要部ブロック図
である。
号処理方法の基本概念を示す実施例1の要部ブロック図
である。
【0018】同図においてT1は検出手段であり、移動
物体(不図示)の移動量や移動方向等の変位状態を検出
して、該変位状態に応じた信号、例えば正弦波信号C1
と余弦波信号S1の位相の異なった2つの信号(2相正
弦波信号)C1,S1を出力している。
物体(不図示)の移動量や移動方向等の変位状態を検出
して、該変位状態に応じた信号、例えば正弦波信号C1
と余弦波信号S1の位相の異なった2つの信号(2相正
弦波信号)C1,S1を出力している。
【0019】図4はこのときの信号C1,S1の説明図
である。1,2は各々信号C1,S1の入力端子であ
る。
である。1,2は各々信号C1,S1の入力端子であ
る。
【0020】ここで、P1 ,P2 を2相正弦波C1,S
1の振幅、θ,Φをそれぞれ信号C1,S1のゼロ点に
おける位相、P1 cos θ,P2 sin Φを各々の信号C
1,S1のオフセット成分とすると、2つの信号C1,
S1は次式で表される。
1の振幅、θ,Φをそれぞれ信号C1,S1のゼロ点に
おける位相、P1 cos θ,P2 sin Φを各々の信号C
1,S1のオフセット成分とすると、2つの信号C1,
S1は次式で表される。
【0021】 C1=P1 cos ωt−P1 cos θ ‥‥‥(1) S1=P2 sin ωt−P2 sin Φ ‥‥‥(2) (1)式におけるゼロ点P1 ,P2 はωt=±θであ
り、これを(2)に代入すると、 S1(θ) =P2 sin θ−P2 sin Φ ‥‥‥(3) S1(−θ)=−P2 sin θ−P2 sin Φ ‥‥‥(4) となる。(3),(4)式を足すと信号S1のオフセッ
ト成分の2倍の値が得られる。即ち、 S1(θ)+S1(−θ)=−2P2 sin Φ となる。
り、これを(2)に代入すると、 S1(θ) =P2 sin θ−P2 sin Φ ‥‥‥(3) S1(−θ)=−P2 sin θ−P2 sin Φ ‥‥‥(4) となる。(3),(4)式を足すと信号S1のオフセッ
ト成分の2倍の値が得られる。即ち、 S1(θ)+S1(−θ)=−2P2 sin Φ となる。
【0022】そこでサンプルホールド回路7,8により
信号C1の2つのゼロ点P1 ,P2において、信号S1
をサンプルホールドし、それぞれのサンプルホールド値
の差の1/2を信号S1から減算するように増幅手段4
にフィードバックしている。これより信号S1のオフセ
ット成分を除去している。
信号C1の2つのゼロ点P1 ,P2において、信号S1
をサンプルホールドし、それぞれのサンプルホールド値
の差の1/2を信号S1から減算するように増幅手段4
にフィードバックしている。これより信号S1のオフセ
ット成分を除去している。
【0023】又、同様に信号S1の2つのゼロ点Q1 ,
Q2 (ωt=Φ,π+Φ)において信号C1をサンプル
ホールドし、それぞれのサンプルホールド値の差の1/
2を信号C1から減算するように増幅手段3にフィード
バックして信号C1のオフセット成分を除去している。
Q2 (ωt=Φ,π+Φ)において信号C1をサンプル
ホールドし、それぞれのサンプルホールド値の差の1/
2を信号C1から減算するように増幅手段3にフィード
バックして信号C1のオフセット成分を除去している。
【0024】図1においては、信号C1(S1)をコン
パレータ13(14)によって矩形波にし、立ち上がり
エッジ検出手段15(16)により、信号C1(S1)
の立ち上がりの0クロス点でパルスを発生させる。この
パルスを用いて信号S1(C1)のサンプルホールドを
サンプルホールド手段7(5)において行なう。
パレータ13(14)によって矩形波にし、立ち上がり
エッジ検出手段15(16)により、信号C1(S1)
の立ち上がりの0クロス点でパルスを発生させる。この
パルスを用いて信号S1(C1)のサンプルホールドを
サンプルホールド手段7(5)において行なう。
【0025】又、立ち上がりエッジ検出手段17(1
8)では信号C1(S1)の立ち下がりの0クロス点で
パルスが発生し、サンプルホールド手段8(6)におけ
るサンプルホールドのタイミングを与えている。サンプ
ルホールド手段7,8(5,6)の出力を加算手段12
(11)で加え合わせて信号S1(C1)のオフセット
成分の2倍の値を得ている。これを2本の抵抗Rで分圧
し、増幅手段4(3)にフィードバックして信号S1
(C1)のオフセット成分を除去して出力端子19(2
0)より出力している。
8)では信号C1(S1)の立ち下がりの0クロス点で
パルスが発生し、サンプルホールド手段8(6)におけ
るサンプルホールドのタイミングを与えている。サンプ
ルホールド手段7,8(5,6)の出力を加算手段12
(11)で加え合わせて信号S1(C1)のオフセット
成分の2倍の値を得ている。これを2本の抵抗Rで分圧
し、増幅手段4(3)にフィードバックして信号S1
(C1)のオフセット成分を除去して出力端子19(2
0)より出力している。
【0026】尚、サンプルホールド手段7,8(5,
6)、加算手段12(11)は第1信号処理手段の一要
素を構成している。
6)、加算手段12(11)は第1信号処理手段の一要
素を構成している。
【0027】本実施例では2相正弦波信号C1,S1の
オフセット成分を上記方法によって除去している。この
とき両信号C1,S1のゼロ点は位相θ=±π/2、Φ
=0,πになる。これを(3),(4)式に代入し、減
算すると次式のように信号S1の振幅の2倍が得られ
る。
オフセット成分を上記方法によって除去している。この
とき両信号C1,S1のゼロ点は位相θ=±π/2、Φ
=0,πになる。これを(3),(4)式に代入し、減
算すると次式のように信号S1の振幅の2倍が得られ
る。
【0028】 S1(θ)−S1(−θ)=P2 sin π/2−P2 sin (−π/2) =2P2 この振幅P2 を増幅手段4の増幅率にフィードバックす
ることにより、信号S1の振幅を一定値に制御可能とし
ている。これと同様の振幅制御を信号C1についても行
ない、信号S1と信号C1の振幅を同一にして信号内挿
における振幅ずれの影響をなくしている。
ることにより、信号S1の振幅を一定値に制御可能とし
ている。これと同様の振幅制御を信号C1についても行
ない、信号S1と信号C1の振幅を同一にして信号内挿
における振幅ずれの影響をなくしている。
【0029】図1においては、減算手段9(10)では
2つのサンプルホールド手段5,6(7,8)のサンプ
ル値の差、即ち、信号C1,S1のピーク値の差、2P
1(2P2)が得られる。これを増幅手段3(4)の増
幅率にフィードバックすることにより、信号C1,S1
を同一の振幅に制御している。
2つのサンプルホールド手段5,6(7,8)のサンプ
ル値の差、即ち、信号C1,S1のピーク値の差、2P
1(2P2)が得られる。これを増幅手段3(4)の増
幅率にフィードバックすることにより、信号C1,S1
を同一の振幅に制御している。
【0030】尚、サンプルホールド手段5,6と減算手
段9(10)は第2信号処理手段の一要素を構成してい
る。
段9(10)は第2信号処理手段の一要素を構成してい
る。
【0031】本実施例では、以上のような各要素に基づ
く信号処理方法を用いて検出手段T1で検出した移動物
体の移動信号より高い分解能で移動情報を検出してい
る。
く信号処理方法を用いて検出手段T1で検出した移動物
体の移動信号より高い分解能で移動情報を検出してい
る。
【0032】図2は本発明の変位検出装置で用いている
信号処理方法にデジタル信号処理手段を適用したときの
実施例2の要部概略図である。
信号処理方法にデジタル信号処理手段を適用したときの
実施例2の要部概略図である。
【0033】本実施例において図1のサンプルホールド
手段(5,6,7,8)と同様の働きをAD変換器2
1,22とメモリ25〜28に持たせている。源信号C
1,S1はAD変換器23,24によってデジタル化さ
れるので、CPUでは源信号よりオフセット値を減算
し、信号C1,S1の増幅を演算処理によって一致させ
ている。
手段(5,6,7,8)と同様の働きをAD変換器2
1,22とメモリ25〜28に持たせている。源信号C
1,S1はAD変換器23,24によってデジタル化さ
れるので、CPUでは源信号よりオフセット値を減算
し、信号C1,S1の増幅を演算処理によって一致させ
ている。
【0034】図3は本発明に係る信号処理方法に3角関
数の和積の方法を利用した位相ずれの補正手段を組み合
わせた実施例3の要部ブロック図である。
数の和積の方法を利用した位相ずれの補正手段を組み合
わせた実施例3の要部ブロック図である。
【0035】エンコーダ等の変位検出装置の検出手段よ
り出力される2相正弦波信号C1,S1は一般的に次式
の用に表される。
り出力される2相正弦波信号C1,S1は一般的に次式
の用に表される。
【0036】 C1=P1 cos (ωt+θ)−B1 ‥‥‥(5) S1=P2 sin ωt−B2 ‥‥‥(6) ここで、P1 ,P2 は2相正弦波の振幅、B1 ,B2 は
それぞれのオフセット成分、θは2相正弦波信号の位相
差の90度からのずれである。
それぞれのオフセット成分、θは2相正弦波信号の位相
差の90度からのずれである。
【0037】(5),(6)式で与えられる信号C1,
S1より回路37からは信号C2,S2が出力される。
ここで信号C2,S2は C2=P cos(ωt+θ) ‥‥‥(7) S2=P sinωt ‥‥‥(8) である。
S1より回路37からは信号C2,S2が出力される。
ここで信号C2,S2は C2=P cos(ωt+θ) ‥‥‥(7) S2=P sinωt ‥‥‥(8) である。
【0038】図3において乗算器35からの出力信号C
3は、 C3=(C2+S2)(C2−S2)=C22 −S22 =P2 cos θ・cos (2ωt+θ) ‥‥‥(9) になる。
3は、 C3=(C2+S2)(C2−S2)=C22 −S22 =P2 cos θ・cos (2ωt+θ) ‥‥‥(9) になる。
【0039】一方、乗算器36からの出力信号S3は、 S3=2C2・S2=P2sin(2ωt+θ)−P2 cos θ ‥‥(10) となる。この回路35,36の後ろに再び本実施例の回
路37と同様の回路38を接続している。このとき回路
38から出力される信号C4,S4は(9),(10)
式より次の(11),(12)式のようになる。
路37と同様の回路38を接続している。このとき回路
38から出力される信号C4,S4は(9),(10)
式より次の(11),(12)式のようになる。
【0040】 S4=Pcos (2ωt+θ) ‥‥‥(11) C4=Psin (2ωt+θ) ‥‥‥(12) 即ち、本実施例ではエンコーダ等の2相正弦波信号を出
力する変位検出装置に適用すれば再現性のある振幅差、
位相差のずれ、オフセットによる電気内挿の誤差要因を
すべて排除した信号を得ることができる。
力する変位検出装置に適用すれば再現性のある振幅差、
位相差のずれ、オフセットによる電気内挿の誤差要因を
すべて排除した信号を得ることができる。
【0041】尚、本発明は前述したエンコーダの他に物
体の変位情報を光波干渉を利用して検出する複数の検出
手段を有するレーザ干渉装置にも同様に適用することが
できる。
体の変位情報を光波干渉を利用して検出する複数の検出
手段を有するレーザ干渉装置にも同様に適用することが
できる。
【0042】図10は本発明に係る信号処理方法に加減
算を利用した位相ずれの補正手段を組み合わせた実施例
4の要部ブロック図である。
算を利用した位相ずれの補正手段を組み合わせた実施例
4の要部ブロック図である。
【0043】エンコーダ等の変位検出装置の検出手段よ
り出力される2相正弦波信号C1,S1は一般的に
(5),(6)式の用に表される。
り出力される2相正弦波信号C1,S1は一般的に
(5),(6)式の用に表される。
【0044】 C1=P1 cos (ωt+θ)+B1 ‥‥‥(5) S1=P2 sin ωt+B2 ‥‥‥(6) (5),(6)式で与えられる信号C1,S2より回路
37からは実施例3と同様(7),(8)式で与えられ
るC2,S2の2信号が得られる。ここで簡単の為S
2,C2の振中を1とすると、C6,S6は(13),
(14)式で与えられる信号となる。
37からは実施例3と同様(7),(8)式で与えられ
るC2,S2の2信号が得られる。ここで簡単の為S
2,C2の振中を1とすると、C6,S6は(13),
(14)式で与えられる信号となる。
【0045】
【数1】 式(13),(14)はそれぞれ2sin (θ/2+π/
8),2cos (θ/2+π/8)の振中で位相が90°
ずれた信号を表している。
8),2cos (θ/2+π/8)の振中で位相が90°
ずれた信号を表している。
【0046】39は本発明の振中補正手段であり、これ
を用いることによって再現性のある振中差、位相差のず
れ、オフセットによる電気内挿の誤差要因をすべて排除
した信号を得ることができる。
を用いることによって再現性のある振中差、位相差のず
れ、オフセットによる電気内挿の誤差要因をすべて排除
した信号を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、2相正弦
波信号のオフセットや振幅差による内挿精度の低下を防
止し、高精度の変位情報の検出が可能なエンコーダやレ
ーザ干渉計等に好適な信号処理方法及びそれを用いた変
位検出装置を達成することができる。
波信号のオフセットや振幅差による内挿精度の低下を防
止し、高精度の変位情報の検出が可能なエンコーダやレ
ーザ干渉計等に好適な信号処理方法及びそれを用いた変
位検出装置を達成することができる。
【図1】 本発明の変位検出装置で用いている信号処理
方法の実施例1の要部ブロック図
方法の実施例1の要部ブロック図
【図2】 本発明の変位検出装置で用いている信号処理
方法の実施例2の要部ブロック図
方法の実施例2の要部ブロック図
【図3】 本発明の変位検出装置で用いている信号処理
方法の実施例3の要部ブロック図
方法の実施例3の要部ブロック図
【図4】 図1の信号C1,S1の説明図
【図5】 従来の変位検出装置で用いている信号処理方
法の要部ブロック図
法の要部ブロック図
【図6】 図5の回路各部での信号波形の説明図
【図7】 従来の問題点の説明図
【図8】 従来の問題点の説明図
【図9】 従来の問題点の説明図
【図10】実施例4の要部ブロック図
T1 検出手段 1,2 入力
端子 3,4 増幅手段 5,6,7,8 サン
プルホールド手段 9,10 減算手段 11,12 加算
手段 13,14 コンパレータ 15,16,17,18 パル
ス発生手段 19,20 出力端子
端子 3,4 増幅手段 5,6,7,8 サン
プルホールド手段 9,10 減算手段 11,12 加算
手段 13,14 コンパレータ 15,16,17,18 パル
ス発生手段 19,20 出力端子
Claims (6)
- 【請求項1】 移動物体の変位状態に基づいて2相正弦
波信号を出力する変位検出装置において、該2つの出力
信号を比較し、該比較結果に基づいて少なくとも一方の
出力信号に含まれるオフセット成分を算出していること
を特徴とする信号処理方法。 - 【請求項2】 移動物体の変位状態に基づいて2相正弦
波信号を出力する変位検出装置において、該2つの出力
信号を比較し、該比較結果に基づいて該2つの出力信号
の振幅の差を算出していることを特徴とする信号処理方
法。 - 【請求項3】 移動物体の変位状態に基づいて2相正弦
波信号を出力する変位検出装置において、該2つの出力
信号を比較し、該比較結果に基づいて該2つの出力信号
のうち少なくとも一方の出力信号のオフセット成分と該
2つの出力信号の振幅の差を算出していることを特徴と
する信号処理方法。 - 【請求項4】 移動物体の変位状態に基づいて2相正弦
波信号を出力する変位検出装置において、2つの信号の
和と差を検出することによって得られる又は3角関数の
和・積の公式によって得られる2信号を新たな2相正弦
波とみなし、2相正弦波の位相差のずれを補正し、該新
たな2相正弦波を比較することにより2相正弦波の振幅
も補正することを特徴とする信号処理方法。 - 【請求項5】 変位検出装置の出力が3相以上の正弦波
を出力し、これらを演算処理することによって2相正弦
波に変換する信号処理方法を有することを特徴とする請
求項1,2,3又は4の信号処理方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の信号処理方法を用いて
前記移動物体の変位情報を検出していることを特徴とす
る変位検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23128792A JPH0658769A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 信号処理方法及びそれを用いた変位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23128792A JPH0658769A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 信号処理方法及びそれを用いた変位検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658769A true JPH0658769A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16921243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23128792A Pending JPH0658769A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 信号処理方法及びそれを用いた変位検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658769A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998051997A1 (en) * | 1997-05-12 | 1998-11-19 | Fanuc Ltd | Offset correcting circuit for encoder |
| EP2133169A2 (en) | 2008-06-12 | 2009-12-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Displacement detecting method, correction table making method, motor control apparatus, and processing machine |
| US8912929B2 (en) | 2012-07-30 | 2014-12-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Correction value derivation apparatus, displacement amount derivation apparatus, control apparatus, and correction value derivation method |
| JP2017120182A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | Tdk株式会社 | 移動検出装置 |
| JP2017161553A (ja) * | 2017-06-22 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | 回転角度検出装置、モータシステム、画像処理装置及び回転角度検出方法 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP23128792A patent/JPH0658769A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998051997A1 (en) * | 1997-05-12 | 1998-11-19 | Fanuc Ltd | Offset correcting circuit for encoder |
| US6215426B1 (en) | 1997-05-12 | 2001-04-10 | Fanuc Ltd. | Offset correcting circuit for encoder |
| EP2133169A2 (en) | 2008-06-12 | 2009-12-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Displacement detecting method, correction table making method, motor control apparatus, and processing machine |
| US8912929B2 (en) | 2012-07-30 | 2014-12-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Correction value derivation apparatus, displacement amount derivation apparatus, control apparatus, and correction value derivation method |
| JP2017120182A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | Tdk株式会社 | 移動検出装置 |
| JP2017161553A (ja) * | 2017-06-22 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | 回転角度検出装置、モータシステム、画像処理装置及び回転角度検出方法 |
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