JPH06589A - 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 - Google Patents
複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法Info
- Publication number
- JPH06589A JPH06589A JP18733992A JP18733992A JPH06589A JP H06589 A JPH06589 A JP H06589A JP 18733992 A JP18733992 A JP 18733992A JP 18733992 A JP18733992 A JP 18733992A JP H06589 A JPH06589 A JP H06589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- boundary layer
- level
- molten metal
- inner layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複層鋳片の連続鋳造において、鋳
型内に注入した溶融金属境界層のレベル測定方法とその
レベル制御方法を提供する。 【構成】 2本のバブラー管6a,6bをその先端が境
界層3上下の表層溶鋼内および内層溶鋼内に位置するよ
うに挿入し、この2本のバブラー管を発泡させて各バブ
ラー管のその位置における背圧を測定し、この測定した
背圧の値を基として境界層レベルを求める溶融金属の境
界層レベル測定方法である。 【効果】 鋳造開始時や上下層溶融金属の流動に変動が
あった場合でも、境界層レベルは短時間で正常位置に復
帰,整定し、溶融金属が混合する問題点を回避し、境界
層レベルが安定して形成される表層シェルの精度も向上
する。
型内に注入した溶融金属境界層のレベル測定方法とその
レベル制御方法を提供する。 【構成】 2本のバブラー管6a,6bをその先端が境
界層3上下の表層溶鋼内および内層溶鋼内に位置するよ
うに挿入し、この2本のバブラー管を発泡させて各バブ
ラー管のその位置における背圧を測定し、この測定した
背圧の値を基として境界層レベルを求める溶融金属の境
界層レベル測定方法である。 【効果】 鋳造開始時や上下層溶融金属の流動に変動が
あった場合でも、境界層レベルは短時間で正常位置に復
帰,整定し、溶融金属が混合する問題点を回避し、境界
層レベルが安定して形成される表層シェルの精度も向上
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複層鋳片の連続鋳造に
おいて、鋳型内に注入した溶融金属を上下に分離する境
界層レベルの測定方法および該境界層レベルの制御方法
に関する。
おいて、鋳型内に注入した溶融金属を上下に分離する境
界層レベルの測定方法および該境界層レベルの制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造鋳型に溶融金属を供給して複層
鋳片を鋳造するに際して、鋳型に供給する溶融金属注入
量の制御方法として、例えば図5の模式図に示す複層鋳
片のプロセス制御方式がある。これはロードセルを使用
した2本ノズル方式による複層鋳片の鋳造方法が採用さ
れている。
鋳片を鋳造するに際して、鋳型に供給する溶融金属注入
量の制御方法として、例えば図5の模式図に示す複層鋳
片のプロセス制御方式がある。これはロードセルを使用
した2本ノズル方式による複層鋳片の鋳造方法が採用さ
れている。
【0003】図5において、別々に溶製された組成の異
なる溶鋼は、それぞれ表層タンディッシュ31a,内層
タンディッシュ31bから表層注入ノズル32a,内層
注入ノズル32bを介して鋳型30に注入される。
なる溶鋼は、それぞれ表層タンディッシュ31a,内層
タンディッシュ31bから表層注入ノズル32a,内層
注入ノズル32bを介して鋳型30に注入される。
【0004】注入されたそれぞれの溶鋼は、電磁ブレー
キ33によって形成される境界層34によって溶鋼制動
力を受け、鋳型内にて上下に分離されて凝固を開始す
る。鋳型30内の湯面レベル35は通常の連続鋳造にお
ける大気と接する湯面であり、境界層34は表層と内層
の分離位置,即ち内層の凝固開始点に相当するものであ
る。
キ33によって形成される境界層34によって溶鋼制動
力を受け、鋳型内にて上下に分離されて凝固を開始す
る。鋳型30内の湯面レベル35は通常の連続鋳造にお
ける大気と接する湯面であり、境界層34は表層と内層
の分離位置,即ち内層の凝固開始点に相当するものであ
る。
【0005】従って鋳片の表層シェル36aの厚みは、
これら溶鋼レベル35と境界層34の2つの層の間で成
長する凝固シェル厚で決定される。従って均一な厚みの
表層を有する複層鋳片を得るためには、タンディッシュ
31a,31bからのそれぞれの注入量を正確に制御す
る必要がある。なお図において、36bは内層シェルの
生成を示す。
これら溶鋼レベル35と境界層34の2つの層の間で成
長する凝固シェル厚で決定される。従って均一な厚みの
表層を有する複層鋳片を得るためには、タンディッシュ
31a,31bからのそれぞれの注入量を正確に制御す
る必要がある。なお図において、36bは内層シェルの
生成を示す。
【0006】上記それぞれのタンディッシュ31a,3
1bからの注入量を制御する技術として従来方法では、
先ず湯面レベルL1を湯面レベル計41によって検知し
てこれを湯面レベル調節器LCに入力し、湯面レベル設
定値L1rと比較して流量設定値Q2rを出力する。
1bからの注入量を制御する技術として従来方法では、
先ず湯面レベルL1を湯面レベル計41によって検知し
てこれを湯面レベル調節器LCに入力し、湯面レベル設
定値L1rと比較して流量設定値Q2rを出力する。
【0007】FC1は表層注湯量調節器,FC2は内層
注湯量調節器であり、上記流量設定値Q2rは内層注湯
量調節器FC2に、また表層注湯量調節器FC1には、
一定の値に定めた表層流量/内層流量の比率αが乗ぜら
れて流量設定値Q1rとして入力される。
注湯量調節器であり、上記流量設定値Q2rは内層注湯
量調節器FC2に、また表層注湯量調節器FC1には、
一定の値に定めた表層流量/内層流量の比率αが乗ぜら
れて流量設定値Q1rとして入力される。
【0008】同時に表層タンディッシュ31aおよび内
層タンディッシュ31bに取り付けられたロードセル4
2a,42bにより検出されたタンディッシュ内の溶融
金属の重量より、これを流量演算器43a,43bに入
力し、各タンディッシュ31a,31bの流量Q1,Q
2を演算し、この値をそれぞれ表層注湯量調節器FC1
および内層注湯量調節器FC2に入力する。
層タンディッシュ31bに取り付けられたロードセル4
2a,42bにより検出されたタンディッシュ内の溶融
金属の重量より、これを流量演算器43a,43bに入
力し、各タンディッシュ31a,31bの流量Q1,Q
2を演算し、この値をそれぞれ表層注湯量調節器FC1
および内層注湯量調節器FC2に入力する。
【0009】表層注湯量調節器FC1では流量設定値Q
1rと流量Q1とより、また内層注湯量調節器FC2で
は流量設定値Q2rと流量Q2とより、この両者を比較
してそれぞれストッパー駆動装置44a,44bを駆動
してストッパー45a,45bを開閉し、上記流量Q
1,Q2が流量設定値Q1r,Q2rと一致するように
調整する。
1rと流量Q1とより、また内層注湯量調節器FC2で
は流量設定値Q2rと流量Q2とより、この両者を比較
してそれぞれストッパー駆動装置44a,44bを駆動
してストッパー45a,45bを開閉し、上記流量Q
1,Q2が流量設定値Q1r,Q2rと一致するように
調整する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記注入量の
制御方法では、鋳造開始時やまた鋳造時の鋳造速度,注
入量の変化等、上下層の溶融金属の流動に大きな変動が
あった場合等に境界層レベルが上下に変動する。
制御方法では、鋳造開始時やまた鋳造時の鋳造速度,注
入量の変化等、上下層の溶融金属の流動に大きな変動が
あった場合等に境界層レベルが上下に変動する。
【0011】この境界層は表層と内層の分離位置である
とともに内層の凝固開始点に相当するものであり、境界
層が変動すると、内層の凝固開始点の変動に伴い表層の
凝固シェル厚が変動し、さらには境界層による溶鋼制動
力の限界を越えると、表層および内層の溶融金属が混合
するという不具合が生ずる。
とともに内層の凝固開始点に相当するものであり、境界
層が変動すると、内層の凝固開始点の変動に伴い表層の
凝固シェル厚が変動し、さらには境界層による溶鋼制動
力の限界を越えると、表層および内層の溶融金属が混合
するという不具合が生ずる。
【0012】表層,内層の効果的分離のためには、境界
層34は電磁ブレーキ33の中心にあることが望まし
い。従って鋳造開始時等にはできるだけ早く境界層を安
定させるとともに、また操業中にも境界層レベルに変動
が生じないように制御する必要がある。
層34は電磁ブレーキ33の中心にあることが望まし
い。従って鋳造開始時等にはできるだけ早く境界層を安
定させるとともに、また操業中にも境界層レベルに変動
が生じないように制御する必要がある。
【0013】しかしながら、実際には鋳型に注入された
溶融金属の内部にある境界層レベル位置を正確に測定す
ることは困難であり、従って従来の制御方式では、湯面
の制御は行われているが、境界層レベルを正確に計測
し、またこれを連続的に制御することは行われていなか
った。
溶融金属の内部にある境界層レベル位置を正確に測定す
ることは困難であり、従って従来の制御方式では、湯面
の制御は行われているが、境界層レベルを正確に計測
し、またこれを連続的に制御することは行われていなか
った。
【0014】本発明は上記課題を解決し、複層鋳片の連
続鋳造において、鋳型内の溶融金属を上下に分離する境
界層レベルを迅速かつ正確に測定し、また該境界層レベ
ルを安定して連続的に制御する方法を提供する。
続鋳造において、鋳型内の溶融金属を上下に分離する境
界層レベルを迅速かつ正確に測定し、また該境界層レベ
ルを安定して連続的に制御する方法を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の測定方法は、表
層および内層タンディッシュから各注入ノズルを介して
鋳型内に溶融金属を注入し、注入したそれぞれの溶融金
属に電磁ブレーキによって制動力を与え、鋳型内に形成
される境界層によって表・内層金属を上下に分離指せて
複層鋳片を鋳造する連続鋳造において、2本のバブラー
管をその先端が境界層上下の表層溶鋼内および内層溶鋼
内に位置するように挿入し、前記2本のバブラー管を発
泡させて各バブラー管のその位置における背圧を測定
し、この測定した背圧の値を基として下記(1)式によ
り境界層レベルを求めることを特徴とする複層鋳片の連
続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法であ
る。
層および内層タンディッシュから各注入ノズルを介して
鋳型内に溶融金属を注入し、注入したそれぞれの溶融金
属に電磁ブレーキによって制動力を与え、鋳型内に形成
される境界層によって表・内層金属を上下に分離指せて
複層鋳片を鋳造する連続鋳造において、2本のバブラー
管をその先端が境界層上下の表層溶鋼内および内層溶鋼
内に位置するように挿入し、前記2本のバブラー管を発
泡させて各バブラー管のその位置における背圧を測定
し、この測定した背圧の値を基として下記(1)式によ
り境界層レベルを求めることを特徴とする複層鋳片の連
続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法であ
る。
【0016】
【数2】
【0017】ただし H1,H2 各バブラー管の位置 P1,P2 各バブラー管の背圧 ρ1,ρ2 表層および内層の溶鋼密度 L2 境界層レベル である。
【0018】本発明の制御方法のその1は、表層および
内層タンディッシュから各注入ノズルを介して鋳型内に
溶融金属を注入し、注入したそれぞれの溶融金属に電磁
ブレーキによって制動力を与え、鋳型内に形成される境
界層によって表・内層金属を上下に分離させて複層鋳片
を鋳造する連続鋳造設備に、表層溶鋼流量測定装置と、
内層溶鋼流量測定装置と、表・内層流量比率調節装置
と、湯面レベル計および湯面レベル調節装置、さらに境
界層レベル測定装置および境界層レベル調節装置とを有
し、表層および内層タンディッシュに設けられたストッ
パーまたはスライディングノズル開度を調節して行う湯
面レベル制御および表・内層流量比率制御に加え、境界
層レベルが目標値に一致するように表・内層流量比率を
自動調節することを特徴とする複層鋳片の連続鋳造にお
ける溶融金属の境界層レベル制御方法である。
内層タンディッシュから各注入ノズルを介して鋳型内に
溶融金属を注入し、注入したそれぞれの溶融金属に電磁
ブレーキによって制動力を与え、鋳型内に形成される境
界層によって表・内層金属を上下に分離させて複層鋳片
を鋳造する連続鋳造設備に、表層溶鋼流量測定装置と、
内層溶鋼流量測定装置と、表・内層流量比率調節装置
と、湯面レベル計および湯面レベル調節装置、さらに境
界層レベル測定装置および境界層レベル調節装置とを有
し、表層および内層タンディッシュに設けられたストッ
パーまたはスライディングノズル開度を調節して行う湯
面レベル制御および表・内層流量比率制御に加え、境界
層レベルが目標値に一致するように表・内層流量比率を
自動調節することを特徴とする複層鋳片の連続鋳造にお
ける溶融金属の境界層レベル制御方法である。
【0019】また本発明の制御方法のその2は、表層お
よび内層タンディッシュから各注入ノズルを介して鋳型
内に溶融金属を注入し、注入したそれぞれの溶融金属に
電磁ブレーキによって制動力を与え、鋳型内に形成され
る境界層によって表・内層金属を上下に分離させて複層
鋳片を鋳造する連続鋳造設備に、湯面レベル計および湯
面レベル調節装置、さらに境界層レベル測定装置および
境界層レベル調節装置とを有し、表層または内層タンデ
ィッシュに設けられたストッパーまたはスライディング
ノズルの開度を調節することにより湯面レベルが目標値
に一致するように制御し、一方内層または表層タンディ
ッシュに設けられたストッパーまたはスライディングノ
ズルの開度を調節することにより境界層レベルが目標値
に一致するように制御することを特徴とする複層鋳片の
連続鋳造における溶融金属の境界層レベル制御方法であ
る。
よび内層タンディッシュから各注入ノズルを介して鋳型
内に溶融金属を注入し、注入したそれぞれの溶融金属に
電磁ブレーキによって制動力を与え、鋳型内に形成され
る境界層によって表・内層金属を上下に分離させて複層
鋳片を鋳造する連続鋳造設備に、湯面レベル計および湯
面レベル調節装置、さらに境界層レベル測定装置および
境界層レベル調節装置とを有し、表層または内層タンデ
ィッシュに設けられたストッパーまたはスライディング
ノズルの開度を調節することにより湯面レベルが目標値
に一致するように制御し、一方内層または表層タンディ
ッシュに設けられたストッパーまたはスライディングノ
ズルの開度を調節することにより境界層レベルが目標値
に一致するように制御することを特徴とする複層鋳片の
連続鋳造における溶融金属の境界層レベル制御方法であ
る。
【0020】
【作 用】以下本発明の境界層レベル測定方法につき詳
細に説明する。
細に説明する。
【0021】図1は、本発明の境界層レベル測定方法を
説明する複層鋳片の連続鋳造装置の断面図(a)および
模式図(b)である。
説明する複層鋳片の連続鋳造装置の断面図(a)および
模式図(b)である。
【0022】本鋳造装置による境界層レベル測定方法で
は、先ず別々に溶製された組成の異なる溶鋼は、それぞ
れタンディッシュから表層注入ノズル,内層注入ノズル
(図1では注入ノズル省略)を介して鋳型1に注入され
る。
は、先ず別々に溶製された組成の異なる溶鋼は、それぞ
れタンディッシュから表層注入ノズル,内層注入ノズル
(図1では注入ノズル省略)を介して鋳型1に注入され
る。
【0023】注入されたそれぞれの溶鋼は、電磁ブレー
キ2によって形成される境界層3によって溶鋼制動力を
受け、鋳型内にて上下に分離されて凝固を開始する。鋳
型1内の湯面レベル4は通常の連続鋳造に於ける大気と
接する湯面であり、境界層3は表層と内層の分離位置,
即ち内層の凝固開始点に相当するものである。なお5a
は表層シェル,5bは内層シェルである。
キ2によって形成される境界層3によって溶鋼制動力を
受け、鋳型内にて上下に分離されて凝固を開始する。鋳
型1内の湯面レベル4は通常の連続鋳造に於ける大気と
接する湯面であり、境界層3は表層と内層の分離位置,
即ち内層の凝固開始点に相当するものである。なお5a
は表層シェル,5bは内層シェルである。
【0024】さらに本鋳造装置においては、2本のバブ
ラー管6a,6bをその先端が境界層3上下の表層溶鋼
内および内層溶鋼内の所定の位置に挿入する。該バブラ
ー管には、Ar等の不活性ガスを供給するための減圧弁
7,定流量装置8a,8b圧力発信器9a,9bを取り
付ける。10は演算装置であり、圧力発信器9a,9b
からの圧力信号を受けて境界層レベルを算出する。
ラー管6a,6bをその先端が境界層3上下の表層溶鋼
内および内層溶鋼内の所定の位置に挿入する。該バブラ
ー管には、Ar等の不活性ガスを供給するための減圧弁
7,定流量装置8a,8b圧力発信器9a,9bを取り
付ける。10は演算装置であり、圧力発信器9a,9b
からの圧力信号を受けて境界層レベルを算出する。
【0025】次いで供給側より減圧弁を通して一定流量
の不活性ガスを送気し、2本のバブラー管6a,6bを
発泡させて、先ず圧力発信器9a,9bにより各管のそ
の位置における背圧P1,P2が測定される。背圧P
1,P2は次の(2)式および(3)式により表され
る。
の不活性ガスを送気し、2本のバブラー管6a,6bを
発泡させて、先ず圧力発信器9a,9bにより各管のそ
の位置における背圧P1,P2が測定される。背圧P
1,P2は次の(2)式および(3)式により表され
る。
【0026】
【数3】 P1=ρ1(L1−H1) ……(2)
【0027】
【数4】 P2=ρ1(L1−L2)+ρ2(L2−H2) ……(3)
【0028】次いでこの背圧P1,P2の値を演算装置
10に入力し、演算装置10では(2)式,(3)式を
連立方程式として演算し、その解として境界層レベルL
2を次の(4)のように求める。
10に入力し、演算装置10では(2)式,(3)式を
連立方程式として演算し、その解として境界層レベルL
2を次の(4)のように求める。
【0029】
【数5】
【0030】ただし上記(2),(3),(4)式にお
いて、 H1,H2 表層および内層に挿入したバブラー管
の位置 P1,P2 各バブラー管の背圧 ρ1,ρ2 表層および内層溶鋼密度 L2 境界層レベル である。ここでH1,H2,ρ1,ρ2の値は既知であ
り、P1,P2の値は測定値である。
いて、 H1,H2 表層および内層に挿入したバブラー管
の位置 P1,P2 各バブラー管の背圧 ρ1,ρ2 表層および内層溶鋼密度 L2 境界層レベル である。ここでH1,H2,ρ1,ρ2の値は既知であ
り、P1,P2の値は測定値である。
【0031】以上のようにして、(4)式より境界層レ
ベルL2を求めることができる。
ベルL2を求めることができる。
【0032】
【実施例】以下本発明の実施例として、複層鋳片の連続
鋳造における溶融金属の境界層レベル制御方法について
説明する。
鋳造における溶融金属の境界層レベル制御方法について
説明する。
【0033】図2は境界層レベルの制御方法を説明する
装置の一例を示す図面である。この装置では、注湯量測
定にロードセルを用いている。これは内層および表層タ
ンディッシュの重量をロードセルで測定し、その重量の
時間変化率から表層内層注湯量をそれぞれ演算で求める
ものである。なお本装置には、それぞれ前記溶融金属中
に挿入したバブラー管の背圧等から演算される(4)式
で与えられる境界層レベルL2信号を発信する境界層の
演算装置10が設けられている。
装置の一例を示す図面である。この装置では、注湯量測
定にロードセルを用いている。これは内層および表層タ
ンディッシュの重量をロードセルで測定し、その重量の
時間変化率から表層内層注湯量をそれぞれ演算で求める
ものである。なお本装置には、それぞれ前記溶融金属中
に挿入したバブラー管の背圧等から演算される(4)式
で与えられる境界層レベルL2信号を発信する境界層の
演算装置10が設けられている。
【0034】別々に溶製された組成の異なる溶鋼は、そ
れぞれ表層タンディッシュ21a,内層タンディッシュ
21bから表層注入ノズル22a,内層注入ノズル22
bを介して鋳型20に注入される。
れぞれ表層タンディッシュ21a,内層タンディッシュ
21bから表層注入ノズル22a,内層注入ノズル22
bを介して鋳型20に注入される。
【0035】注入されたそれぞれの溶鋼は、電磁ブレー
キ23によって形成される境界層24によって溶鋼制動
力を受け、鋳型内にて上下に分離されて凝固を開始す
る。鋳型20内の湯面レベル25は、通常の連続鋳造に
於ける大気と接する湯面であり、境界層24は表層と内
層の分離位置,即ち内層の凝固開始点に相当するもので
ある。
キ23によって形成される境界層24によって溶鋼制動
力を受け、鋳型内にて上下に分離されて凝固を開始す
る。鋳型20内の湯面レベル25は、通常の連続鋳造に
於ける大気と接する湯面であり、境界層24は表層と内
層の分離位置,即ち内層の凝固開始点に相当するもので
ある。
【0036】LC1は湯面レベル調節器であり、湯面レ
ベルからのレベル信号L1を受ける。FC1は表層注湯
量調節器,FC2は内層流量調節器,LC2は境界層レ
ベル調節器であり、またαは表層流量/内層流量の比率
を指令する信号である。
ベルからのレベル信号L1を受ける。FC1は表層注湯
量調節器,FC2は内層流量調節器,LC2は境界層レ
ベル調節器であり、またαは表層流量/内層流量の比率
を指令する信号である。
【0037】湯面レベル調節器LC1は湯面レベル計2
5aからの湯面レベル信号L1が設定値L1rに一致す
るように内層流量調節器FC2の流量設定値Q2rを出
力する。同時に演算器Xで流量設定値Q2rに比率αが
乗ぜられ、その結果としてのQ1rが表層注湯量調節器
FC1の設定値として与えられる。
5aからの湯面レベル信号L1が設定値L1rに一致す
るように内層流量調節器FC2の流量設定値Q2rを出
力する。同時に演算器Xで流量設定値Q2rに比率αが
乗ぜられ、その結果としてのQ1rが表層注湯量調節器
FC1の設定値として与えられる。
【0038】表層注湯量調節器FC1,内層流量調節器
FC2はロードセル26a,26b重量から流量演算器
27a,27bにより演算した流量Q1,Q2がそれぞ
れ設定値Q1r,Q2rに一致するようにストッパー駆
動装置28a,28bを駆動してストッパー29a,2
9bの開度を調節する。
FC2はロードセル26a,26b重量から流量演算器
27a,27bにより演算した流量Q1,Q2がそれぞ
れ設定値Q1r,Q2rに一致するようにストッパー駆
動装置28a,28bを駆動してストッパー29a,2
9bの開度を調節する。
【0039】一方境界層演算装置10から前記(4)式
で与えられる境界層レベルL2が出力される。境界層レ
ベル調節器LC2は、境界層レベル信号L2がその設定
値L2rに一致するように、表層流量/内層流量の比率
を指令する信号αの大きさを調整する。
で与えられる境界層レベルL2が出力される。境界層レ
ベル調節器LC2は、境界層レベル信号L2がその設定
値L2rに一致するように、表層流量/内層流量の比率
を指令する信号αの大きさを調整する。
【0040】このようにして境界層レベルL2に変動が
生じた場合は、設定値L2rと比較してα値を調整し、
その結果として表層注湯量調節器FC1によりストッパ
ー29aの開度を調節して、境界層24が設定値L2r
に一致するように各注入ノズル22a,22bからのそ
れぞれの溶鋼注入量を加減し、境界層レベル制御を行
う。
生じた場合は、設定値L2rと比較してα値を調整し、
その結果として表層注湯量調節器FC1によりストッパ
ー29aの開度を調節して、境界層24が設定値L2r
に一致するように各注入ノズル22a,22bからのそ
れぞれの溶鋼注入量を加減し、境界層レベル制御を行
う。
【0041】図3は上記図2に示す装置において、時刻
60秒の時点で湯面レベル設定値L1rを階段状に変更
したときの、実際の湯面レベルL1と境界層レベルL2
の変動を示している。湯面レベルL1は、変更されたレ
ベル−238mmに対して境界層レベル調節器LC2に
よる制御がONの場合,OFFの場合とも短時間で整定
している。
60秒の時点で湯面レベル設定値L1rを階段状に変更
したときの、実際の湯面レベルL1と境界層レベルL2
の変動を示している。湯面レベルL1は、変更されたレ
ベル−238mmに対して境界層レベル調節器LC2に
よる制御がONの場合,OFFの場合とも短時間で整定
している。
【0042】しかし境界層レベルL2は、目標値の−6
90mmに対して制御OFFの場合は目標値から大きく
外れ、プロセスの自己平衡性により目標値には復帰する
が長時間を要する。これに対し境界層レベル制御ONの
場合は、短時間のうちに整定している。
90mmに対して制御OFFの場合は目標値から大きく
外れ、プロセスの自己平衡性により目標値には復帰する
が長時間を要する。これに対し境界層レベル制御ONの
場合は、短時間のうちに整定している。
【0043】このように境界層レベル制御を取り入れる
ことにより、境界層が電磁ブレーキ帯から外れ、表内層
が混合する問題点を回避,あるいは極小に抑えることが
できる。
ことにより、境界層が電磁ブレーキ帯から外れ、表内層
が混合する問題点を回避,あるいは極小に抑えることが
できる。
【0044】図4は、構成が簡単な直接レベル制御方式
の境界層レベル制御方法を説明する装置の一例を示す図
面である。この装置では、湯面レベル調節器LC1は、
湯面レベルL1が目標値L1rに一致するように内層ス
トッパー29b開度を調節する。
の境界層レベル制御方法を説明する装置の一例を示す図
面である。この装置では、湯面レベル調節器LC1は、
湯面レベルL1が目標値L1rに一致するように内層ス
トッパー29b開度を調節する。
【0045】また境界層レベル調節器LC2は、境界層
演算装置10から出力される境界層レベルL2が目標値
L2rに一致するように表層ストッパー29a開度を調
節する。この方式は、装置構成が最も簡単で、ロードセ
ル,流量演算器等の溶鋼流量測定装置が不要であるとい
う特長を有する。
演算装置10から出力される境界層レベルL2が目標値
L2rに一致するように表層ストッパー29a開度を調
節する。この方式は、装置構成が最も簡単で、ロードセ
ル,流量演算器等の溶鋼流量測定装置が不要であるとい
う特長を有する。
【0046】
【発明の効果】本発明の境界層レベル測定方法およびレ
ベルの制御方法によれば、鋳造開始時やまた鋳造時の鋳
造速度,注入量の変化等、上下層の溶融金属の流動に大
きな変動があった場合でも、溶融金属の境界層レベルは
短時間のうちに正常の位置に復帰または整定し、表層お
よび内層の溶融金属が混合するという問題点を回避で
き、また境界層レベルが安定して形成される表層シェル
厚の精度も向上する。
ベルの制御方法によれば、鋳造開始時やまた鋳造時の鋳
造速度,注入量の変化等、上下層の溶融金属の流動に大
きな変動があった場合でも、溶融金属の境界層レベルは
短時間のうちに正常の位置に復帰または整定し、表層お
よび内層の溶融金属が混合するという問題点を回避で
き、また境界層レベルが安定して形成される表層シェル
厚の精度も向上する。
【0047】また本発明では、常に湯面レベルおよび境
界層レベルが正常の位置にあるように制御されるので、
溶融金属の注入に際して流量計は必要ではなく、装置を
簡略化することができる。
界層レベルが正常の位置にあるように制御されるので、
溶融金属の注入に際して流量計は必要ではなく、装置を
簡略化することができる。
【図1】本発明の境界層レベル測定方法を説明する複層
鋳片の連続鋳造装置の断面図(a)および模式図(b)
である。
鋳片の連続鋳造装置の断面図(a)および模式図(b)
である。
【図2】境界層レベルの制御方法を説明する装置の一例
を示す図面である。
を示す図面である。
【図3】境界層レベルの制御による効果を説明する図面
である。
である。
【図4】境界層レベル制御方法の他の例を示す装置の一
例を示す図面である。
例を示す図面である。
【図5】複層鋳片連続鋳造のプロセス制御方式の従来例
を示す図面である。
を示す図面である。
1,20 鋳型 2,23 電磁ブレーキ 3,24 境界層 4,25 湯面レベル 5a,5b 表層,内層の凝固シェル 6a,6b バブラー管 7 減圧弁 8a,8b 定流量装置 9a,9b 圧力発信器 10 境界層の演算装置 21a,21b タンディッシュ 22a,22b 注入ノズル 25a 湯面レベル計 26a,26b ロードセル 27a,27b 流量演算器 28a,28b ストッパー駆動装置 29a,29b ストッパー LC1 湯面レベル調節器 LC2 境界層レベル調節器 FC1 表層注湯量調整器 FC2 内層注湯量調整器 X 演算器
フロントページの続き (72)発明者 竹内 栄一 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 定木 淳 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (3)
- 【請求項1】 表層および内層タンディッシュから各注
入ノズルを介して鋳型内に溶融金属を注入し、注入した
それぞれの溶融金属に電磁ブレーキによって制動力を与
え、鋳型内に形成される境界層によって表・内層金属を
上下に分離指せて複層鋳片を鋳造する連続鋳造におい
て、2本のバブラー管をその先端が境界層上下の表層溶
鋼内および内層溶鋼内に位置するように挿入し、前記2
本のバブラー管を発泡させて各バブラー管のその位置に
おける背圧を測定し、この測定した背圧の値を基として
下記数1により境界層レベルを求めることを特徴とする
複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測
定方法。 【数1】 ただし H1,H2 各バブラー管の位置 P1,P2 各バブラー管の背圧 ρ1,ρ2 表層および内層の溶鋼密度 L2 境界層レベル - 【請求項2】 表層および内層タンディッシュから各注
入ノズルを介して鋳型内に溶融金属を注入し、注入した
それぞれの溶融金属に電磁ブレーキによって制動力を与
え、鋳型内に形成される境界層によって表・内層金属を
上下に分離させて複層鋳片を鋳造する連続鋳造設備に、
表層溶鋼流量測定装置と、内層溶鋼流量測定装置と、表
・内層流量比率調節装置と、湯面レベル計および湯面レ
ベル調節装置、さらに境界層レベル測定装置および境界
層レベル調節装置とを有し、表層および内層タンディッ
シュに設けられたストッパーまたはスライディングノズ
ル開度を調節して行う湯面レベル制御および表・内層流
量比率制御に加え、境界層レベルが目標値に一致するよ
うに表・内層流量比率を自動調節することを特徴とする
複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル制
御方法。 - 【請求項3】 表層および内層タンディッシュから各注
入ノズルを介して鋳型内に溶融金属を注入し、注入した
それぞれの溶融金属に電磁ブレーキによって制動力を与
え、鋳型内に形成される境界層によって表・内層金属を
上下に分離させて複層鋳片を鋳造する連続鋳造設備に、
湯面レベル計および湯面レベル調節装置、さらに境界層
レベル測定装置および境界層レベル調節装置とを有し、
表層または内層タンディッシュに設けられたストッパー
またはスライディングノズルの開度を調節することによ
り湯面レベルが目標値に一致するように制御し、一方内
層または表層タンディッシュに設けられたストッパーま
たはスライディングノズルの開度を調節することにより
境界層レベルが目標値に一致するように制御することを
特徴とする複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界
層レベル制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18733992A JPH06589A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18733992A JPH06589A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06589A true JPH06589A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16204273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18733992A Withdrawn JPH06589A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06589A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102853788A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-02 | 哈尔滨理工大学 | 自动检测毛细管内半径及插入金属熔体深度的装置及方法 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP18733992A patent/JPH06589A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102853788A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-02 | 哈尔滨理工大学 | 自动检测毛细管内半径及插入金属熔体深度的装置及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB2172532A (en) | Method and apparatus for starting a continuous casting installation | |
| US3941281A (en) | Control device for regulating teeming rate | |
| US4771821A (en) | Method for controlling early casting stage in continuous casting process | |
| JPH06587A (ja) | 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 | |
| JPH10263758A (ja) | 金属ストリップ鋳造方法及び装置 | |
| JPH06589A (ja) | 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 | |
| JPH06588A (ja) | 複層鋳片の連続鋳造における溶融金属の境界層レベル測定方法および境界層レベル制御方法 | |
| JPH02200362A (ja) | 連続鋳造装置におけるノズル詰まり予測方法およびノズル詰まり抑制方法 | |
| US5004040A (en) | Method of continuous casting | |
| JPH05104223A (ja) | 複層鋳片の連続鋳造における注入量制御方法 | |
| JP2771946B2 (ja) | 複層鋼板の連続鋳造における湯面レベル制御方法 | |
| JP2960225B2 (ja) | 連続鋳造設備のオートスタート制御装置 | |
| KR100513578B1 (ko) | 연속주조 공정에서 턴디쉬의 용강무게 변동에 의한 래들 슬라이드 게이트의 막힘방지 제어방법 | |
| KR102122656B1 (ko) | 연주공정에서의 배관 내 가스의 누기 예측 장치 및 그 방법 | |
| KR20130099293A (ko) | 용강의 탄소증가량 예측장치 및 그 방법 | |
| JPH07112253A (ja) | 連続鋳造装置における不活性ガス流量制御装置 | |
| JPS5978763A (ja) | 連続鋳造における鋳型内溶鋼湯面レベル制御方法 | |
| JPS6045026B2 (ja) | モ−ルド内容鋼レベル制御方法 | |
| JPH09136149A (ja) | 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法および装置 | |
| JP2001001120A (ja) | 連続鋳造方法 | |
| KR101400047B1 (ko) | 극저탄소강 주조 제어방법 | |
| JPH03243262A (ja) | 複層鋼連続鋳造における制御方法 | |
| JP3582378B2 (ja) | 連続鋳造の湯面レベル制御方法及び連続鋳造の湯面レベル制御装置 | |
| JPH0341884Y2 (ja) | ||
| JPH0790330A (ja) | アトマイズ鉄粉の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |