JPH0659007B2 - アレーアンテナ装置 - Google Patents

アレーアンテナ装置

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JPH0659007B2
JPH0659007B2 JP22619887A JP22619887A JPH0659007B2 JP H0659007 B2 JPH0659007 B2 JP H0659007B2 JP 22619887 A JP22619887 A JP 22619887A JP 22619887 A JP22619887 A JP 22619887A JP H0659007 B2 JPH0659007 B2 JP H0659007B2
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久雄 岩崎
交二 安川
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株式会社エイ・ティ・アール光電波通信研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アンテナ素子がマトリックス形状で配置され
たアレーアンテナ装置に関する。
[従来の技術] 第3図は、移動体通信システム等で用いられる第1の従
来例のフェーズド・アレーアンテナ装置のブロック図で
あり、第4図は第3図の4個のアンテナ素子9aないし
9dの配置を示す平面図である。
第3図及び第4図において、アンテナ素子9aないし9d
が1列に互いに一定間隔離れて設けられる。送信機1は
マイクロ波帯の変調信号(以下、マイクロ波信号とい
う。)を分配器20に出力し、これに応答して分配器2
0は入力されたマイクロ波信号を4分配し、各分配され
た信号をそれぞれ移相器21aないし21dを介してアン
テナ素子9aないし9dに出力する。
以上のように構成されたフェーズド・アレーアンテナに
おいて、第4図に示すように、マイクロ波信号をアンテ
ナ素子9aないし9dの列に対して垂直な方向の前方方向
30に放射する場合、移相器21aないし21dにおける
移相量をそれぞれ同一とすることによって、アンテナ素
子9aないし9dから放射されるマイクロ波信号は同相と
なり、該マイクロ信号が前方方向30に放射させること
ができる。また、マイクロ波信号をアンテナ素子9aな
いし9dの列に対して右前方方向31に放射する場合、
移相器21aないし21dにおける移相量を移相器21a
ないし21dの順で大きくすることによって、例えばア
ンテナ素子9aから放射されるマイクロ波信号はアンテ
ナ素子9dから放射されるマイクロ波信号と比較して速
い移相で放射され、該マイクロ信号を右前方方向31に
放射させることができる。さらに、マイクロ波信号をア
ンテナ素子9aないし9dの列に対して左前方方向32に
放射する場合、移相器21aないし21dにおける移相量
を移相器21aないし21dの順で小さくすることによっ
て、例えばアンテナ素子9a から放射されるマイクロ波
信号はアンテナ素子9dから放射されるマイクロ波信号
と比較して遅い移相で放射され、該マイクロ信号が左前
方方向32に放射させることができる。
従って、4個のアンテナ素子を用いて水平面約150度
の角度で指向性を変化させることができるフェーズド・
アレーアンテナを構成することができる。
第5図は、第2の従来例であるフェーズド・アレーアン
テナのブロック図であり、第6図は第5図のアンテナ素
子9aないし9pの配置を示す図である。
第6図において、16個のアンテナ素子9aないし9pが
4行4列のマトリックス形状で互いに一定間隔離れて配
置される。送信機1は1.6GHz帯のマイクロ波信号
を分配器22に出力し、これに応答して分配器22は入
力されたマイクロ波信号を25分配し、分配された各信
号を25個の半導体レーザダイオード23aないし23y
に出力する。各半導体レーザダイオード23aないし2
3yは、第7図に示すように、入力されたマイクロ波信
号で例えば0.85μmの波長を有する光を強度変調し
て、それぞれ光分配器24aないし24yに出力する。従
って、半導体レーザダイオード23aないし23yにおい
て、マイクロ波信号は電気/光交換(以下、E/O変換
という。)されて、光信号となる。
光分配器24aないし24yは、入力された光信号を16
分配して、該分配された各信号を、所定長の光ファイバ
・ケーブル25aaないし25ap、25baないし25bp、
…、25yaないし25ypを介して光合成器26aないし
26pに出力する。光合成器26aないし26pはそれぞ
れ、入力された25個の光信号を合成して光検波器7a
ないし7pに出力する。光検波器7aないし7pはそれぞ
れ、第8図に示すように、入力された光信号を検波して
マイクロ波信号に交換する。該マイクロ波信号は高出力
増幅器8aないし8pを介してアンテナ素子9aないし9p
に出力されて放射される。ここで、光検波器7aないし
7pにおいては、光信号が光/電気変換(以下、O/E変
換という。)されて1.6GHz帯のマイクロ波信号に変
換され、高出力増幅器8aないし8pにおいて所定の送信
電力に増幅されアンテナ素子9aないし9pから送信され
る。なお、25個の各半導体レーザダイオード23a な
いし23yは、所望の放射ビーム方向と1対1に対応し
ており、各光ファイバ・ケーブル25aaないし25ap、
25baないし25bp、…、25yaないし25ypの長さ
は、所望のビーム方向に対して各アンテナ素子9aない
し9pから放射される送信信号が同相となるように設定
される。
以上のように構成されたフェーズド・アレーアンテナに
おいては、一般に、上記所望のビーム方向数に等しい数
の半導体レーザダイオードが必要である。この従来例に
おいては、フェーズド・アレーアンテナとして、アンテ
ナ素子がマイクロ波信号を放射する垂直面で±60度走
査する場合を考え、各放射ビーム幅を約30度とし、第
10図に示すように、放射ビームのピーク点のレベルか
ら3dBだけ低下したレベルの位置で各放射ビームが互
いに重なるように放射ビームを走査し、1走査方向当た
り5本の放射ビームを用いているので、2次元の全方位
を走査するためには、25本の放射ビームが必要とな
り、それ故、25個の半導体レーザダイオード23aな
いし23yが用いられている。
第5図のように構成することにより、4行4列の16個
のアンテナ素子9aないし9pを用い、25本の放射ビー
ムを用いて、水平面においてほぼ全方位の指向特性を有
している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の第1の従来例においては、分配器
20と各移相器21aないし21d間及び各移相器21a
ないし21dと各アンテ素子9aないし9d間を、多数本
の同軸ケーブル又は導波管を用いて配線する必要があ
り、従って該装置が大型になり全体の重量が非常に重く
なるとともに、上記同軸ケーブル又は導波管の伝送損失
が大きいという問題点があった。この問題点を解決する
ために、分配器20及び移相器21aないし21dの回路
を、いわゆるMMICと呼ばれるモノリシック・マイク
ロ波集積回路を用いて構成する方法が提案されている。
これによって、該装置を小型・軽量化するとともに、給
電系の低損失化を図ることができるが、小さい面積の基
板内に多くの素子を形成しているため、各素子間及び各
線路間で電磁干渉が生じ、これによって、新たにアンテ
ナ素子から放射されるビーム間においてクロストークが
生じるという問題点があった。
これらの問題点を解決するために、上記アンテナ装置の
給電系の回路を光デバイスを用いて構成する上述の第2
の従来例が提案されている。しかしながら、上記第2の
従来例においては、25個の半導体レーザダイオード2
4aないし24yが用いられ、各半導体レーザダイオード
24aないし24yの変調特性において互いにバラツキが
存在するため、上述の第7図に示すように、光信号をマ
イクロ波信号で変調した時の変調周波数、振幅レベル、
及び位相の光出力特性が異なり、さらにこの光出力特性
は周囲の環境条件で変化するために、各半導体レーザダ
イオード間の光出力特性は互いに大きく異なることにな
る。これによって、第9図に示すように、サイドローブ
・レベルが上昇するとともに、主ビームの利得の劣化、
及び放射ビーム間での周波数の相違が生じ、この結果、
隣接ビーム間に干渉が生じ、信号対雑音比が劣化して、
所定の伝送容量のマイクロ波信号を伝送することができ
なくなるという問題点があった。
この問題点を解決するために、各半導体レーザダイオー
ドの光出力特性をそろえるという方法も考えられるが、
上述のように必要な半導体レーザダイオードの個数が多
いため、該半導体レーザダイオードの単価が非常に高く
なり、これによって、アンテナ装置全体も非常に高価に
なるという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来例に比較し
て小型・軽量化並びに給電系の低損失化を行うことがで
き、かつ半導体レーザダイオード等の電気/光変換手段
の個数を大幅に減少させ安価となるアレーアンテナ装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るアレーアンテナ装置は、少なくとも1行複
数列に配置される複数M個のアンテナ素子(9a−9
p)を備えたアレーアンテナ装置において、 入力される無線信号に従って所定波長の光信号を強度変
調して変調された光信号を発生する光信号発生手段
(2)と、 上記光信号発生手段(2)によって発生された光信号
を、複数M個の光信号に分配する光分配手段(12)
と、 上記光分配手段(12)に接続される1個の入力端子
と、上記アレーアンテナ装置において設定される放射ビ
ーム方向の数と同一の複数N個の出力端子とをそれぞれ
有し、上記1個の入力端子に上記光分配手段(12)か
ら入力される光信号を選択的に切り換えて上記複数N個
の出力端子のうちの1つにそれぞれ出力する複数M個の
第1の切り換え手段(13a−13p)と、 複数N個の入力端子と、1個の出力端子とをそれぞれ有
し、上記複数N個の入力端子に入力される光信号のうち
の1つを選択的に切り換えて上記1個の出力端子にそれ
ぞれ出力する複数M個の第2の切り換え手段(6a−6
p)と、 上記複数M個の第1の切り換え手段(13a−13p)
の複数(M×N)個の出力端子と、上記複数M個の第2
の切り換え手段(6a−6p)の複数(M×N)個の入
力端子との間にそれぞれ接続され、上記複数N個の放射
ビーム方向の各々に対して1組のM本の光ファイバーケ
ーブルが対応するように設けられた複数(M×N)本の
光ファイバーケーブル(14aa−14py)と、 上記複数M個の第2の切り換え手段(6a−6p)から
それぞれ出力される複数M個の光信号をそれぞれ複数M
個の無線信号に返還してそれぞれ上記複数M個のアンテ
ナ素子(9a−9p)に出力する複数M個の光検波手段
(7a−7p)と、 上記アレーアンテナ装置において設定される複数N個の
放射ビーム方向のうち1つを選択することを示す入力信
号に応答して、上記複数(M×N)本の光ファイバーケ
ーブル(14aa−14py)のうちの上記選択された
1つの放射ビーム方向に対応する1組のM本の光ファイ
バーケーブルが、上記複数M個の第1の切り換え手段
(13a−13p)の複数M個の入力端子と、上記複数
M個の第2の切り換え手段(6a−6p)の複数M個の
出力端子との間に接続されるように、上記複数M個の第
1の切り換え手段(13a−13p)と上記複数M個の
第2の切り換え手段(6a−6p)とを連動して切り換
えるように制御する制御手段とを備え、 上記複数(M×N)本の光ファイバーケーブル(14a
a−14py)のうちの各組のM本の光ファイバーケー
ブルは、複数M個の無線信号が上記複数M個のアンテナ
素子(9a−9p)から互いに同相となりかつ上記複数
N個の放射ビーム方向のうちの対応する1つの放射ビー
ム方向で放射されるようにそれぞれ所定の長さを有する
ことを特徴とする。
[作用] 以上のように構成されたアレーアンテナ装置において
は、上記制御手段は、上記アレーアンテナ装置において
設定される複数N個の放射ビーム方向のうち1つを選択
することを示す入力信号に応答して、上記複数(M×
N)本の光ファイバーケーブル(1aa−14py)の
うちの上記選択された1つの放射ビーム方向に対応する
1組のM本の光ファイバーケーブルが、上記複数M個の
第1の切り換え手段(13a−13p)の複数M個の入
力端子と、上記複数M個の第2の切り換え手段(6a−
6p)の複数M個の出力端子との間に接続されるよう
に、上記複数M個の第1の切り換え手段(13a−13
p)と上記複数M個の第2の切り換え手段(6a−6
p)とを連動して切り換えるように制御する。一方、上
記複数(M×N)本の光ファイバーケーブル(14aa
−14py)のうちの各組のM本の光ファイバーケーブ
ルは、複数M個の無線信号が上記複数M個のアンテナ素
子(9a−9p)から互いに同相となりかつ上記複数N
個の放射ビーム方向のうちの対応する1つの放射ビーム
方向で放射されるようにそれぞれ所定の長さを有する。
従って、上記アレーアンテナ装置において設定される複
数N個の放射ビーム方向のうち1つを選択することを示
す入力信号に応答して、複数M個の無線信号が上記複数
M個のアンテナ素子(9a−9p)から互いに同相とな
りかつ上記複数N個の放射ビーム方向のうちの対応する
1つの放射ビーム方向で放射される。
[実施例] 第1の実施例 第1図は本発明の第1の実施例であるアレーアンテナ装
置のブロック図であり、第1図において上述の図面と同
一のものについては同一の符号を付している。
この第1の実施例のアレーアンテナ装置が、第5図の第
2の従来例と異なるのは、 (1)送信機1から出力されるマイクロ波信号を1個の半
導体レーザダイオード2によってのみE/O変換したこ
と、 (2)上記半導体レーザダイオード2と各光分配器4aな
いし4y間に25接点の光スイッチ3を設けたこと、 (3)光分配器4aないし4yにおいて16分配した各光信
号を所定長の光ファイバ・ケーブル及び25接点の光ス
イッチ6aないし6pを介して光検波器7aないし7pに出
力するようにしたこと、並びに、 (4)キーボード10に入力されるデータに応答してスイ
ッチ制御回路11が、光スイッチ3及び6aないし6pの
切り換えを制御するようにしたことである。
この第1の実施例において、16個のアンテナ素子9a
ないし9pが第2の従来例と同様に、第6図に示すよう
に、4行4列のマトリックス形状で高いに一定間隔離れ
て配置される。送信機1は1.6GHz帯のマイクロ波
信号を半導体レーザダイオード2に出力し、これに応答
して半導体レーザダイオード2は入力されたマイクロ波
信号で波長0.85μmの光信号を強度変調し、これに
よってE/O変換された光信号を光スイッチ3の共通側
に出力する。光スイッチ3のa側ないしy側は光分配器4
aないし4yの入力端子に接続される。
光分配器4aは入力された光信号を16分配して、該分
配される各信号をそれぞれ、所定長の光ファイバ・ケー
ブル5aaないし5apを介して光スイッチ6aないし6pの
各a側に出力する。また、光分配器4bないし4yはそれ
ぞれ、同様に入力された光信号を16分配して、該分配
された各信号を、所定長の光ファイバ・ケーブル5baな
いし5bp、…、5yaないし5ypを介して光スイッチ6a
ないし6pの各b側ないしy側に出力する。光スイッチ6a
ないし6pの各共通側はそれぞれ光検波器7aないし7p
の入力端子に接続される。光検波器7aないし7pはそれ
ぞれ、第8図に示すように、入力された光信号をO/E
変換して1.6GHz帯のマイクロ波信号に変換する。
該マイクロ波信号は、高出力増幅器8aないし8pを介し
てアンテナ素子9aないし9pに出力されて放射される。
ここで、光スイッチ3及び6aないし6pは、25接点の
公知の光スイッチであり、該光スイッチ3及び6aない
し6pは、可動ファイバと接点数の本数の固定ファイバ
の組み合わせで構成される可動ファイバ方式の光スイッ
チ、もしくは1本の固定ファイバと接点数の本数の固定
ファイバの間に可動プリズムが設けられた可動プリズム
方式の光スイッチにてなる。また、光分配器4aないし
4yはそれぞれ、1個の入力端子と16個の出力端子を
有する公知のスターカプラ方式の光分配器である。
操作者が、第2の従来例と同様の25本の放射ビームの
うち放射したい所望の1本の放射ビームを選択し、該放
射ビームをキーボード10を用いて例えば対応する番号
を入力する。キーボード10に入力されたデータはスイ
ッチ制御回路11に入力され、これに応答してスイッチ
制御回路11は、スイッチ3及び6aないし6pを制御す
る。ここで、スイッチ制御回路11は、スイッチ3をa
側に切り換えたときスイッチ6aないし6pをそれぞれ各
a側に切り換え、同様に、スイッチ3をb側ないしy側に
切り換えたときそれぞれスイッチ6aないし6pをそれぞ
れ各b側ないしy側に切り換える。
スイッチ3によって選択される25個の各光分配器4a
ないし4yは、所望のビーム方向と1対1に対応してお
り、各光ファイバ・ケーブル5aaないし5ap、5baない
し5bp、…、5yaないし5ypの長さは、所望のビーム方
向に対して各アンテナ素子9aないし9pから放射される
送信信号が同相となるように設定される。
この第1の実施例においては、上述の第2の従来例と同
様に、フェーズド・アレーアンテナとして、アンテナ素
子がマイクロ波信号を放射する垂直面で±60度走査す
る場合を考え、各放射ビーム幅を約30度とし、第10
図に示すように、放射ビームのピーク点のレベルから3
dBだけ低下したレベルの位置で各放射ビームが互いに
重なるように放射ビームを走査し、1走査方向当たり5
本の放射ビームを用い、合計25本の放射ビームを用い
て2次元の全方位を走査することを可能にしている。
従って、以上のように構成されたアレイアンテナ装置に
おいて、操作者がキーボード10を用いて、25本の放
射ビームのうちの放射したい所望の放射ビームを選択す
ることによって、スイッチ制御回路11がスイッチ3及
びスイッチ6aないし6pを上述のように同一名の接点側
に切り換える。ここで、送信機1がマイクロ波信号を出
力することにより、アンテナ素子9aないし9pから所望
の上記選択された放射ビーム方向に対して同相で上記マ
イクロ波信号が放射される。
以上説明したように、1個の半導体レーザダイオード2
のみを使用し、かつこの実施例で使用される光スイッチ
3及び6aないし6pの切り換え時の伝送特性等の電気的
特性のバラツキは十分に小さいので、第2の従来例のよ
うな半導体レーザダイオードの光出力特性のバラツキに
よる上述の種々の問題点を解決することができる。すな
わち、第9図に示すようなサイドローブ・レベルの上昇
を防止することができるとともに、主ビームの利得の劣
化、及び放射ビーム間での周波数の相違を防止すること
ができるという利点がある。また、1個の半導体レーザ
ダイオードのみを用いているので、安価なアレイアンテ
ナ装置を提供することができる。さらに、以上のような
構成において、半導体レーザダイオード2から高出力増
幅器8a ないし8pまでの回路部分を集積回路化するこ
とができるので、該アレイアンテナ装置を小型・軽量化
することができるとともに、信頼性が高い装置を実現す
ることができる。
第2の実施例 第2図は本発明の第2の実施例であるアレイアンテナ装
置のブロック図であり、第2図において上述の図面と同
一のものについては同一の符号を付している。
この第2の実施例のアレイアンテナ装置が第1の実施例
のアレイアンテナ装置と異なるのは、 (1)第1の実施例の光スイッチ3、光分配器4aないし
4y、並びに光ファアバ・ケーブル5aaないし5ap、5b
aないし5bp、…、5yaないし5ypが、光分配器12、
光スイッチ13aないし13p、並びに光ファイバ・ケー
ブル14aaないし14ap、14baないし14bp、…、1
4yaないし14ypにとって代わったこと、並びに、 (2)スイッチ制御回路11が、光スイッチ13aないし
13p及び6aないし6pを切り換え制御するスイッチ制
御回路6aないし6pにとって代わったことである。以
下、上記相違点について説明する。
半導体レーザダイオード2は入力されたマイクロ波信号
で強度変調された光信号を光分配器12に出力する。光
分配器12は入力される光信号を16分配して、該分配
される各信号をそれぞれ、25接点の光スイッチ13a
ないし13pの各共通側に出力する。光スイッチ13aな
いし13pの各a側ないしy側はそれぞれ、所定長の光フ
ァイバ・ケーブル14aaないし14ap、14baないし1
4bp、…、14yaないし14ypを介して光スイッチ6a
ないし6pの各a側ないしy側に接続される。
ここで、光スイッチ13aないし13pは光スイッチ6a
ないし6pと同様に、25接点の公知の光スイッチであ
る。
操作者が、第1の実施例と同様の25本の放射ビームの
うち放射したい所望の1本の放射ビームを選択し、該放
射ビームをキーボード10を用いて例えば対応する番号
を入力する。キーボード10に入力されたデータはスイ
ッチ制御回路11a に入力され、これに応答してスイッ
チ制御回路11aは、スイッチ13aないし13p及び6a
ないし6pを制御する。ここで、スイッチ制御回路11a
は、スイッチ13aないし13pをそれぞれ各a側に切り
換えたときスイッチ6aないし6pをそれぞれ各a側に切
り換え、同様に、スイッチ13ないし13pをb側ないし
y側に切り換えたときそれぞれ、スイッチ6aないし6p
をそれぞれ各b側ないしy側に切り換える。
スイッチ13aないし13p及び6aないし6pによって選
択される光ファイバ・ケーブルは、所望のビーム方向と
1対1に対応しており、各光ファイバ・ケーブル14aa
ないし14ap、14baないし14bp、…、14yaないし
14ypの長さはそれぞれ、第1の実施例における各光フ
ァイバ・ケーブル5aaないし5ap、5baないし5bp、
…、5yaないし5ypと同一のケーブル長であり、上記所
望の放射ビーム方向に対して各アンテナ素子9aないし
9pから放射される送信信号が同相となるように設定さ
れる。
以上のように構成されたアレイアンテナ装置は、上述の
第1の実施例と同様に動作し、第1の実施例と同様の作
用及び効果を有する。
他の実施例 以上の第1及び第2の実施例においては、4行4列のマ
トリックス形状で設けられた16個のアンテナを用いて
25本の放射ビームを有するアレイアンテナ装置につい
て説明したが、これに限らず、アンテナ素子の個数、及
び走査角度を変更して、ほぼ全方位に対して放射ビーム
を有するアレイアンテナ装置、もしくは一部の方位に対
して放射ビームを有するアレイアンテナ装置を実現でき
る。この場合、もちろん、アンテナ素子以外の素子及び
回路の個数並びに光スイッチの接点数が変更になること
は言うまでもない。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、少なくとも1行複
数列に配置される複数M個のアンテナ素子(9a−9
p)を備えたアレーアンテナ装置において、 入力される無線信号に従って所定波長の光信号を強度変
調して変調された光信号を発生する光信号発生手段
(2)と、 上記光信号発生手段(2)によって発生された光信号
を、複数M個の光信号に分配する光分配手段(12)
と、 上記光分配手段(12)に接続される1個の入力端子
と、上記アレーアンテナ装置において設定される放射ビ
ーム方向の数と同一の複数N個の出力端子とをそれぞれ
有し、上記1個の入力端子に上記光分配手段(12)か
ら入力される光信号を選択的に切り換えて上記複数N個
の出力端子のうちの1つにそれぞれ出力する複数M個の
第1の切り換え手段(13a−13p)と、 複数N個の入力端子と、1個の出力端子とをそれぞれ有
し、上記複数N個の入力端子に入力される光信号のうち
の1つを選択的に切り換えて上記1個の出力端子にそれ
ぞれ出力する複数M個の第2の切り換え手段(6a−6
p)と、 上記複数M個の第1の切り換え手段(13a−13p)
の複数(M×N)個の出力端子と、上記複数M個の第2
の切り換え手段(6a−6p)の複数(M×N)個の入
力端子との間にそれぞれ接続され、上記複数N個の放射
ビーム方向の各々に対して1組のM本の光ファイバーケ
ーブルが対応するように設けられた複数(M×N)本の
光ファイバーケーブル(14aa−14py)と、 上記複数M個の第2の切り換え手段(6a−6p)から
それぞれ出力される複数M個の光信号をそれぞれ複数M
個の無線信号に変換してそれぞれ上記複数M個のアンテ
ナ素子(9a−9p)に出力する複数M個の光検波手段
(7a−7p)と、 上記アレーアンテナ装置において設定される複数N個の
放射ビーム方向のうち1つを選択することを示す入力信
号に応答して、上記複数(M×N)本の光ファイバーケ
ーブル(14aa−14py)のうちの上記選択された
1つの放射ビーム方向に対応する1組のM本の光ファイ
バーケーブルが、上記複数M個の第1の切り換え手段
(13a−13p)の複数M個の入力端子と、上記複数
M個の第2の切り換え手段(6a−6p)の複数M個の
出力端子との間に接続されるように、上記複数M個の第
1の切り換え手段(13a−13p)と上記複数M個の
第2の切り換え手段(6a−6p)とを連動して切り換
えるように制御する制御手段とを備え、 上記複数(M×N)本の光ファイバーケーブル(14a
a−14py)のうちの各組のM本の光ファイバーケー
ブルは、複数M個の無線信号が上記複数M個のアンテナ
素子(9a−9p)から互いに同相となりかつ上記複数
N個の放射ビーム方向のうちの対応する1つの放射ビー
ム方向で放射されるようにそれぞれ所定の長さを有す
る。これによって、例えば半導体レーザダイオードにて
なる1個の上記光信号発生手段のみでアレイアンテナ装
置を構成でき、しかも上記第1と第2の切り換え手段の
切り換え時の伝送特性等の電気的特性のバラツキは一般
に十分に小さいので、第2の従来例のようなサイドロー
ブ・レベルの上昇を防止することができるとともに、主
ビームの利得の劣化、及び放射ビーム間での周波数の相
違を防止することができるという利点がある。
また、1個の光信号発生手段のみを用いているので、安
価なアレイアンテナ装置を提供することができる。
さらに、以上のような構成において、上記光発生手段か
ら上記光電変換手段までの回路部分を集積回路化するこ
とができるので、該アレイアンテナ装置を小型・軽量化
することができるとともに、信頼性が高い装置を実現す
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例であるアレイアンテナ装
置のブロック図、 第2図は本発明の第2の実施例であるアレイアンテナ装
置のブロック図、 第3図は第1の従来例であるアレイアンテナ装置のブロ
ック図、 第4図は第3図のアレイアンテナ装置のアンテナ素子の
配置を示す平面図、 第5図は第2の従来例であるアレイアンテナ装置のブロ
ック図、 第6図は第1図、第2図及び第5図の各アンテナ素子の
配置を示す平面図、 第7図は第1図、第2図及び第5図の各半導体レーザダ
イオードの光出力特性を示すグラフ、 第8図は第1図、第2図及び第5図の各光検波器の検波
特性を示すグラフ、 第9図は従来例における所望パターンと劣化パターンを
示す放射特性を示すグラフ、 第10図は実施例及び従来例における放射ビーム特性を
示すグラフである。 1……送信機、 2……半導体レーザダイオード、 3,6aないし6p,13aないし13p……光スイッチ、 4aないし4y,12……光分配器、 5aaないし5ap,5baないし5bp,…,5yaないし5yp,1
4aaないし14ap,14baないし14bp,…,14yaない
し14yp,……光ファイバ・ケーブル、 7aないし7p……光検波器、 8aないし8p……高出力増幅器、 9aないし9p……アンテナ素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1行複数列に配置される複数M
    個のアンテナ素子(9a−9p)を備えたアレーアンテ
    ナ装置において、 入力される無線信号に従て所定波長の光信号を強度変調
    して変調された光信号を発生する光信号発生手段(2)
    と、 上記光信号発生手段(2)によって発生された光信号
    を、複数M個の光信号に分配する光分配手段(12)
    と、 上記光分配手段(12)に接続される1個の入力端子
    と、上記アレーアンテナ装置において設定される放射ビ
    ーム方向の数と同一の複数N個の出力端子とをそれぞれ
    有し、上記1個の入力端子に上記光分配手段(12)か
    ら入力される光信号を選択的に切り換えて上記複数N個
    の出力端子のうちの1つにそれぞれ出力する複数M個の
    第1の切り換え手段(13a−13p)と、 複数N個の入力端子と、1個の出力端子とをそれぞれ有
    し、上記複数N個の入力端子に入力される光信号のうち
    の1つを選択的に切り換えて上記1個の出力端子にそれ
    ぞれ出力する複数M個の第2の切り換え手段(6a−6
    p)と、 上記複数M個の第1の切り換え手段(13a−13p)
    の複数(M×N)個の出力端子と、上記複数M個の第2
    の切り換え手段(6a−6p)の複数(M×N)個の入
    力端子との間にそれぞれ接続され、上記複数N個の放射
    ビーム方向の各々に対して1組のM本の光ファイバーケ
    ーブルが対応するように設けられた複数(M×N)本の
    光ファイバーケーブル(14aa−14py)と、 上記複数M個の第2の切り換え手段(6a−6p)から
    それぞれ出力される複数M個の光信号をそれぞれ複数M
    個の無線信号に返還してそれぞれ上記複数M個のアンテ
    ナ素子(9a−9p)に出力する複数M個の光検波手段
    (7a−7p)と、 上記アレーアンテナ装置において設定される複数N個の
    放射ビーム方向のうち1つを選択することを示す入力信
    号に応答して、上記複数(M×N)本の光ファイバーケ
    ーブル(14aa−14py)のうちの上記選択された
    1つの放射ビーム方向に対応する1組のM本の光ファイ
    バーケーブルが、上記複数M個の第1の切り換え手段
    (13a−13p)の複数M個の入力端子と、上記複数
    M個の第2の切り換え手段(6a−6p)の複数M個の
    出力端子との間に接続されるように、上記複数M個の第
    1の切り換え手段(13a−13p)と上記複数M個の
    第2の切り換え手段(6a−6p)とを連動して切り換
    えるように制御する制御手段とを備え、 上記複数(M×N)本の光ファイバーケーブル(14a
    a−14py)のうちの各組のM本の光ファイバーケー
    ブルは、複数M個の無線信号が上記複数M個のアンテナ
    素子(9a−9p)から互いに同相となりかつ上記複数
    N個の放射ビーム方向のうちの対応する1つの放射ビー
    ム方向で放射されるようにそれぞれ所定の長さを有する
    ことを特徴とするアレーアンテナ装置。
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JP4937164B2 (ja) * 2008-03-11 2012-05-23 三菱電機株式会社 光制御型マルチビームアンテナ

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