JPH0659334A - フイルム蛇行防止機構付きカメラ - Google Patents
フイルム蛇行防止機構付きカメラInfo
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- JPH0659334A JPH0659334A JP21045692A JP21045692A JPH0659334A JP H0659334 A JPH0659334 A JP H0659334A JP 21045692 A JP21045692 A JP 21045692A JP 21045692 A JP21045692 A JP 21045692A JP H0659334 A JPH0659334 A JP H0659334A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 10
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フイルムの移送時にフイルムが幅方向にずれ
るのを防ぐ。 【構成】 パトローネ10のフイルム3の中心とフイル
ム通路8の中心とがずれるように、パトローネ10を下
方にシフトする突条13を形成する。 【効果】 突条13によるシフト量ΔYによりフイルム
3には曲げ応力が発生する。この曲げ応力の反力でフイ
ルム3の側縁部3aが下側の外レール7aに押しつけら
れ、フイルム3の蛇行が防止される。これにより、アジ
マス損失を極小にすることができ、磁気ヘッドの誤動作
を防止することができる。しかも、特別な追加部品等を
必要とせずにフイルムの蛇行が防止される。
るのを防ぐ。 【構成】 パトローネ10のフイルム3の中心とフイル
ム通路8の中心とがずれるように、パトローネ10を下
方にシフトする突条13を形成する。 【効果】 突条13によるシフト量ΔYによりフイルム
3には曲げ応力が発生する。この曲げ応力の反力でフイ
ルム3の側縁部3aが下側の外レール7aに押しつけら
れ、フイルム3の蛇行が防止される。これにより、アジ
マス損失を極小にすることができ、磁気ヘッドの誤動作
を防止することができる。しかも、特別な追加部品等を
必要とせずにフイルムの蛇行が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルムを走行させた
ときに、フイルムが蛇行して幅方向にブレることがない
ようにしたカメラに関するものである。
ときに、フイルムが蛇行して幅方向にブレることがない
ようにしたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録層を有するフイルムを使用する
カメラが、例えば国際公開特許WO90/04201号
公報や同90/04202号公報で公知である。このカ
メラは、フイルムに塗布された磁気記録層からフイルム
種別やフイルム感度等のデータを読み取って撮影に供し
たり、あるいは撮影データを磁気記録層に書き込んだり
するものである。
カメラが、例えば国際公開特許WO90/04201号
公報や同90/04202号公報で公知である。このカ
メラは、フイルムに塗布された磁気記録層からフイルム
種別やフイルム感度等のデータを読み取って撮影に供し
たり、あるいは撮影データを磁気記録層に書き込んだり
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラのフ
イルムガイドの幅方向の余裕は、通常片側0.1mm程
度あるので、フイルムは給送時に最大で幅方向に0.2
mm蛇行する。磁気ヘッドをフイルムガイドを基準にし
て位置を固定すると、フイルム蛇行のために磁気ヘッド
の記録再生トラックのセンターが最大±0.1mm程度
ずれることになる。
イルムガイドの幅方向の余裕は、通常片側0.1mm程
度あるので、フイルムは給送時に最大で幅方向に0.2
mm蛇行する。磁気ヘッドをフイルムガイドを基準にし
て位置を固定すると、フイルム蛇行のために磁気ヘッド
の記録再生トラックのセンターが最大±0.1mm程度
ずれることになる。
【0004】また、記録時に対し、再生時のギャップが
トラック幅方向よりθだけ角度(アジマス)誤差を有す
る場合に、その再生出力は、次の数式1に従って減衰す
ることが知られている。
トラック幅方向よりθだけ角度(アジマス)誤差を有す
る場合に、その再生出力は、次の数式1に従って減衰す
ることが知られている。
【0005】
【数1】 これを一般にアジマス損失と言っている。
【0006】ここで、「λ」は記録波長であり、この記
録密度を1000BPI ,記録方式をトライビット方式と
すると、λ=25.4mm/(1000×1/3)=
8.5μである。また、Wはトラック幅であり、これを
1mmとする。また、θは図8に示すようにカメラ内で
の傾きであり、最も大きい場合にはtan -1(0.7/50)=
0.8°となる。ただし、フイルム80の幅D1 は初期
値規格35.00(−0.1〜+0)mmであるが、経
時変化等によりmin 34.5mmもあり得るので、3
4.5mmとする。また、フイルム通路のフイルム幅方
向の幅D2 は35.00(−0〜+0.2)mm、給送
方向の長さD3 は50mmとする。なお、図中の符号8
1はアパーチュア,符号82は磁気ヘッドを示す。
録密度を1000BPI ,記録方式をトライビット方式と
すると、λ=25.4mm/(1000×1/3)=
8.5μである。また、Wはトラック幅であり、これを
1mmとする。また、θは図8に示すようにカメラ内で
の傾きであり、最も大きい場合にはtan -1(0.7/50)=
0.8°となる。ただし、フイルム80の幅D1 は初期
値規格35.00(−0.1〜+0)mmであるが、経
時変化等によりmin 34.5mmもあり得るので、3
4.5mmとする。また、フイルム通路のフイルム幅方
向の幅D2 は35.00(−0〜+0.2)mm、給送
方向の長さD3 は50mmとする。なお、図中の符号8
1はアパーチュア,符号82は磁気ヘッドを示す。
【0007】数式1に従って現状のカメラ内でのフイル
ムの位置の変動からアジマス損失を計算すると、Lθ=
15.3dBとなる。一般にデジタル磁気記録システムに
おいては、信頼性の上からS/N≧30dBが必要である
とされているのに対して、このアジマス損失が生じるこ
とは、信頼性を著しく損なうことを示している。
ムの位置の変動からアジマス損失を計算すると、Lθ=
15.3dBとなる。一般にデジタル磁気記録システムに
おいては、信頼性の上からS/N≧30dBが必要である
とされているのに対して、このアジマス損失が生じるこ
とは、信頼性を著しく損なうことを示している。
【0008】以上のようなフイルム蛇行やアジマス損失
は再生出力低下やオーバーライト時に前情報の消し残し
を生じ、再生時のノイズとなって誤動作の大きな原因と
なるという課題があった。
は再生出力低下やオーバーライト時に前情報の消し残し
を生じ、再生時のノイズとなって誤動作の大きな原因と
なるという課題があった。
【0009】本発明は上述のような課題を解決するため
になされたものであり、フイルムが幅方向にずれながら
移送されることがないようにしたフイルム蛇行防止機構
付きカメラを提供することを目的とする。
になされたものであり、フイルムが幅方向にずれながら
移送されることがないようにしたフイルム蛇行防止機構
付きカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のカメラは、パトローネから
引き出されたフイルムが給送されるフイルム通路の両側
に設けられ、露光位置におけるフイルムの幅方向の位置
を規制する2つのフイルムガイド部材と、前記パトロー
ネ装填位置を、前記フイルムガイド部材に対してフイル
ムの幅方向に一定量シフトさせるパトローネの位置決め
手段とから構成したものである。
に、本発明の請求項1記載のカメラは、パトローネから
引き出されたフイルムが給送されるフイルム通路の両側
に設けられ、露光位置におけるフイルムの幅方向の位置
を規制する2つのフイルムガイド部材と、前記パトロー
ネ装填位置を、前記フイルムガイド部材に対してフイル
ムの幅方向に一定量シフトさせるパトローネの位置決め
手段とから構成したものである。
【0011】また、請求項2記載のカメラは、パトロー
ネの位置決め手段を、パトローネ収納室にパトローネの
スプールの軸方向で突出させた突出部により構成したも
のである。請求項3記載のカメラは、パトローネから引
き出されたフイルムが給送されるフイルム通路の両側に
設けられ、露光位置におけるフイルムの幅方向の位置を
規制する2つのフイルムガイド部材と、フイルムを一方
のフイルムガイド部材に片寄せして磁気ヘッドに接触さ
れるフイルムの幅方向の位置を一定に維持するフイルム
片寄せ手段とからなり、フイルム片寄せ手段は、前記一
方のフイルムガイド部材をフイルム通路内に突出させ
て、この突出によるフイルムの弾性変形の反発力により
フイルムガイド部材にフイルムを片寄せするように構成
したものである。
ネの位置決め手段を、パトローネ収納室にパトローネの
スプールの軸方向で突出させた突出部により構成したも
のである。請求項3記載のカメラは、パトローネから引
き出されたフイルムが給送されるフイルム通路の両側に
設けられ、露光位置におけるフイルムの幅方向の位置を
規制する2つのフイルムガイド部材と、フイルムを一方
のフイルムガイド部材に片寄せして磁気ヘッドに接触さ
れるフイルムの幅方向の位置を一定に維持するフイルム
片寄せ手段とからなり、フイルム片寄せ手段は、前記一
方のフイルムガイド部材をフイルム通路内に突出させ
て、この突出によるフイルムの弾性変形の反発力により
フイルムガイド部材にフイルムを片寄せするように構成
したものである。
【0012】また、請求項4記載のカメラではフイルム
通路の途中に、フイルムに設けられた磁気記録層に接触
して磁気記録もしくは再生を行う磁気ヘッドが設けられ
ており、上記のようにしてフイルムの蛇行を防止して正
確な磁気記録,磁気再生が行われるようにしてある。
通路の途中に、フイルムに設けられた磁気記録層に接触
して磁気記録もしくは再生を行う磁気ヘッドが設けられ
ており、上記のようにしてフイルムの蛇行を防止して正
確な磁気記録,磁気再生が行われるようにしてある。
【0013】
【実施例】本発明のカメラの要部を示す図2及び図3に
おいて、カメラ本体2にはフイルム3に対する露光範囲
を規定するアパーチュア4が形成され、この上下にはフ
イルム圧板5との間にフイルム3の光軸方向で位置決め
する内レール6a,6bが形成され、さらにその外側に
はフイルム幅方向の位置を規制する外レール7a,7b
が形成されている。
おいて、カメラ本体2にはフイルム3に対する露光範囲
を規定するアパーチュア4が形成され、この上下にはフ
イルム圧板5との間にフイルム3の光軸方向で位置決め
する内レール6a,6bが形成され、さらにその外側に
はフイルム幅方向の位置を規制する外レール7a,7b
が形成されている。
【0014】また、内レール6a,6b及び外レール7
a,7bからなるフイルム通路8の両側には、一方にパ
トローネ収納室9が、他方にフイルム巻取室11が設け
られている。フイルム巻取室11には巻取軸11aが設
けられており、これはフイルム3を巻き取る。
a,7bからなるフイルム通路8の両側には、一方にパ
トローネ収納室9が、他方にフイルム巻取室11が設け
られている。フイルム巻取室11には巻取軸11aが設
けられており、これはフイルム3を巻き取る。
【0015】パトローネ収納室9内には、フイルム3が
巻き取り収納されたパトローネ10が装填され、パトロ
ーネ10のスプール10aにはカメラのスプール回転軸
12が係合するようになっている。また、スプール回転
軸12の周りには環状の突条13が設けられている。こ
の突条13は、図1に示すように、パトローネ10を下
方にシフト量ΔYでずらすものであり、このシフト量Δ
Yは、フイルム3とパトローネ10のガタΔA及びフイ
ルム3の蛇行量(B−A)を考慮して数式2のように設
定される。
巻き取り収納されたパトローネ10が装填され、パトロ
ーネ10のスプール10aにはカメラのスプール回転軸
12が係合するようになっている。また、スプール回転
軸12の周りには環状の突条13が設けられている。こ
の突条13は、図1に示すように、パトローネ10を下
方にシフト量ΔYでずらすものであり、このシフト量Δ
Yは、フイルム3とパトローネ10のガタΔA及びフイ
ルム3の蛇行量(B−A)を考慮して数式2のように設
定される。
【0016】
【数2】ΔY≧ΔA+(B−A)/2
【0017】ただし、Aはフイルム3の幅であり、Bは
外レール7a,7b間の幅である。このシフト量ΔYは
通常のフイルムに対しては、例えば0.1〜0.4mm
の範囲で設定される。したがって、シフト量ΔYによっ
て、パトローネ10から引き出されたフイルム3は下側
の外レール7bで上方に押されることになる。これによ
り、フイルム3に曲げ応力が発生し、その力が反力とな
り、フイルム3が下側の外ガイド7bに押しつけられ、
その蛇行が防止される。
外レール7a,7b間の幅である。このシフト量ΔYは
通常のフイルムに対しては、例えば0.1〜0.4mm
の範囲で設定される。したがって、シフト量ΔYによっ
て、パトローネ10から引き出されたフイルム3は下側
の外レール7bで上方に押されることになる。これによ
り、フイルム3に曲げ応力が発生し、その力が反力とな
り、フイルム3が下側の外ガイド7bに押しつけられ、
その蛇行が防止される。
【0018】図3に示すように、前記フイルム圧板5に
は、アパーチュア4からやや外れた部分に図のような磁
気ヘッドユニット20が固定されている。磁気ヘッドユ
ニット20の下部には、磁気ヘッド22が固定されてお
り、この磁気ヘッド22は、そのヘッド面22aがフイ
ルム3のベース面側にストライプ状に塗布された磁気記
録層23に接触してデジタルデータの書込み、読み出し
を行う。フイルム3から読み出すデータとしては、例え
ばフイルムの種別、フイルム感度、撮影コマ数等があ
り、フイルム3に書き込むデータとしては、撮影条件を
表すデータ、例えば被写体温度,輝度,コントラスト,
撮影距離,ストロボ光量,シャッタ速度,絞り等があ
る。また、磁気記録層23としては、ストライプ状のも
のだけでなく、フイルム3のベース面全面に塗布された
透明磁気記録層であってもよい。
は、アパーチュア4からやや外れた部分に図のような磁
気ヘッドユニット20が固定されている。磁気ヘッドユ
ニット20の下部には、磁気ヘッド22が固定されてお
り、この磁気ヘッド22は、そのヘッド面22aがフイ
ルム3のベース面側にストライプ状に塗布された磁気記
録層23に接触してデジタルデータの書込み、読み出し
を行う。フイルム3から読み出すデータとしては、例え
ばフイルムの種別、フイルム感度、撮影コマ数等があ
り、フイルム3に書き込むデータとしては、撮影条件を
表すデータ、例えば被写体温度,輝度,コントラスト,
撮影距離,ストロボ光量,シャッタ速度,絞り等があ
る。また、磁気記録層23としては、ストライプ状のも
のだけでなく、フイルム3のベース面全面に塗布された
透明磁気記録層であってもよい。
【0019】また、図4に示すように、フイルム圧板5
には、磁気ヘッド22の他に、基板25が取り付けられ
ており、フイルム圧板5がこれ単独で磁気記録再生ユニ
ットとなっている。基板25には、磁気ヘッド22を駆
動するヘッドドライバIC26、再生用アンプIC27
及び変調復調、記録再生シーケンス等をコントロールす
るメインCPU28等が実装されている。また、フイル
ム圧板5には、ガイド孔29a,29b,29cが形成
されており、これらにはフイルム通路8側の位置決めピ
ン30a,30b,30cが嵌まり込む。更に、フイル
ム通路8には、ローラ31が弾性を有する支持アーム3
2を介して取り付けられている。このローラ31は、磁
気ヘッド22と相対する位置に設けられており、支持ア
ーム32により磁気ヘッド22にフイルム3の磁気記録
層23を密着させるものである。
には、磁気ヘッド22の他に、基板25が取り付けられ
ており、フイルム圧板5がこれ単独で磁気記録再生ユニ
ットとなっている。基板25には、磁気ヘッド22を駆
動するヘッドドライバIC26、再生用アンプIC27
及び変調復調、記録再生シーケンス等をコントロールす
るメインCPU28等が実装されている。また、フイル
ム圧板5には、ガイド孔29a,29b,29cが形成
されており、これらにはフイルム通路8側の位置決めピ
ン30a,30b,30cが嵌まり込む。更に、フイル
ム通路8には、ローラ31が弾性を有する支持アーム3
2を介して取り付けられている。このローラ31は、磁
気ヘッド22と相対する位置に設けられており、支持ア
ーム32により磁気ヘッド22にフイルム3の磁気記録
層23を密着させるものである。
【0020】以上のように構成された本発明のカメラの
作用を説明する。図2に示すように、カメラの裏蓋を開
け、パトローネ10からフイルム3のリーダー部の先端
をフイルム巻取室11の巻取軸11aの上まで引き出し
て裏蓋を閉じると、外レール7a,7bの間にフイルム
3がセットされる。このとき、図1に示すように、パト
ローネ10は突条13により下方に下げられており、フ
イルム通路8とパトローネ10との間にシフト量ΔYが
発生する。したがって、フイルム3はこのシフト量に応
じて曲げられ、その曲げ応力による反力でフイルム3の
側縁部3aは下側の外ガイド7bに密着するように片寄
せされる。
作用を説明する。図2に示すように、カメラの裏蓋を開
け、パトローネ10からフイルム3のリーダー部の先端
をフイルム巻取室11の巻取軸11aの上まで引き出し
て裏蓋を閉じると、外レール7a,7bの間にフイルム
3がセットされる。このとき、図1に示すように、パト
ローネ10は突条13により下方に下げられており、フ
イルム通路8とパトローネ10との間にシフト量ΔYが
発生する。したがって、フイルム3はこのシフト量に応
じて曲げられ、その曲げ応力による反力でフイルム3の
側縁部3aは下側の外ガイド7bに密着するように片寄
せされる。
【0021】これによって、フイルム3は側縁部3aが
下側の外レール7bに擦動されながら移送されるので、
フイルム3の蛇行が防止され、磁気ヘッド22のヘッド
面22aとフイルム3の磁気記録層23との位置関係は
常に一定に維持される。この結果、トラックずれが防止
されるばかりでなく、フイルム通路8内でフイルム3が
傾くことがないので、いわゆるアジマス損失が極めて少
なくなり、ノイズのない再生信号を得ることができる。
下側の外レール7bに擦動されながら移送されるので、
フイルム3の蛇行が防止され、磁気ヘッド22のヘッド
面22aとフイルム3の磁気記録層23との位置関係は
常に一定に維持される。この結果、トラックずれが防止
されるばかりでなく、フイルム通路8内でフイルム3が
傾くことがないので、いわゆるアジマス損失が極めて少
なくなり、ノイズのない再生信号を得ることができる。
【0022】なお、上記実施例では、パトローネ10を
下げることでフイルム通路8の中心とパトローネ10の
フイルム3の中心とをずらして、フイルム3に曲げ応力
を発生させ、これによる反力でフイルム3を下側の外レ
ール7bに密着させるようにして移送したが、この他に
フイルム通路8側を上方にシフトさせることで、同様に
フイルム3に曲げ応力を発生させ、これによりフイルム
3を外レール7aに密着させるようにしてもよい。この
結果、磁気ヘッド22に対するフイルム3の幅方向の位
置は一定に保たれ、トラックずれが防止される。
下げることでフイルム通路8の中心とパトローネ10の
フイルム3の中心とをずらして、フイルム3に曲げ応力
を発生させ、これによる反力でフイルム3を下側の外レ
ール7bに密着させるようにして移送したが、この他に
フイルム通路8側を上方にシフトさせることで、同様に
フイルム3に曲げ応力を発生させ、これによりフイルム
3を外レール7aに密着させるようにしてもよい。この
結果、磁気ヘッド22に対するフイルム3の幅方向の位
置は一定に保たれ、トラックずれが防止される。
【0023】更には、図5及び図6に示すように、下側
の外レール40をフイルム通路41内にΔHだけ突出さ
せ、これにより、上記実施例と同様にフイルム3に曲げ
応力を発生させて、フイルム3を外レール40に擦動さ
せてもよい。突出量ΔHは、例えば0.1〜0.4の範
囲で設定する。この場合には、図6に示すように、その
突出部42を直線状に形成したり、図7に示すように、
突出部43を曲率半径の大きい緩やかな円弧状に形成し
たりする。なお、図5,図6,図7はフイルムの曲がり
具合が分かるように、各突出部42,43の突出量を誇
張したものであり、実際にはフイルム露光に影響を与え
ることのない程度で突出されている。これらの実施例に
おいて、上記第1実施例と同一構成部材には同一符号を
付してその説明を省略している。
の外レール40をフイルム通路41内にΔHだけ突出さ
せ、これにより、上記実施例と同様にフイルム3に曲げ
応力を発生させて、フイルム3を外レール40に擦動さ
せてもよい。突出量ΔHは、例えば0.1〜0.4の範
囲で設定する。この場合には、図6に示すように、その
突出部42を直線状に形成したり、図7に示すように、
突出部43を曲率半径の大きい緩やかな円弧状に形成し
たりする。なお、図5,図6,図7はフイルムの曲がり
具合が分かるように、各突出部42,43の突出量を誇
張したものであり、実際にはフイルム露光に影響を与え
ることのない程度で突出されている。これらの実施例に
おいて、上記第1実施例と同一構成部材には同一符号を
付してその説明を省略している。
【0024】なお、上記各実施例は磁気記録のためのフ
イルム蛇行防止装置であるが、この他に撮影画面内にあ
るいは撮影画面に近接させて、例えば撮影日付や撮影デ
ータを表す文字列やバーコード等を光学的に写し込む場
合にも、本発明の実施によりフイルムの蛇行を防ぐよう
にすれば、記録された文字列やバーコードが上下にずれ
ことがない。
イルム蛇行防止装置であるが、この他に撮影画面内にあ
るいは撮影画面に近接させて、例えば撮影日付や撮影デ
ータを表す文字列やバーコード等を光学的に写し込む場
合にも、本発明の実施によりフイルムの蛇行を防ぐよう
にすれば、記録された文字列やバーコードが上下にずれ
ことがない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パトローネのフイルム中心とフイルム通路の中心とがず
れるように、パトローネ若しくはフイルム通路をシフト
させるか、又はフイルム通路のガイドレールの一方をフ
イルム通路内に突出させたから、このシフト又は突出に
よりフイルムには曲げ応力が発生し、この反力でフイル
ムの側縁部が一方のガイドレールに押しつけられ、フイ
ルムの蛇行が防止される。したがって、フイルムに形成
した磁気記録層にカメラ側の磁気ヘッドでデータ記録を
記録したり読み出したりする場合には、アジマス損失を
極小にすることができ、書き込みミスや読取りミスを防
止することができる。
パトローネのフイルム中心とフイルム通路の中心とがず
れるように、パトローネ若しくはフイルム通路をシフト
させるか、又はフイルム通路のガイドレールの一方をフ
イルム通路内に突出させたから、このシフト又は突出に
よりフイルムには曲げ応力が発生し、この反力でフイル
ムの側縁部が一方のガイドレールに押しつけられ、フイ
ルムの蛇行が防止される。したがって、フイルムに形成
した磁気記録層にカメラ側の磁気ヘッドでデータ記録を
記録したり読み出したりする場合には、アジマス損失を
極小にすることができ、書き込みミスや読取りミスを防
止することができる。
【0026】しかも上述した蛇行防止機能は、パトロー
ネ収納室とフイルム通路の相対位置関係を変更したり、
フイルム通路の一方のガイドレールをフイルム通路側に
突出させたりすることによって得られるため、特別な追
加部品等を必要とせずにフイルムの蛇行が防止される。
ネ収納室とフイルム通路の相対位置関係を変更したり、
フイルム通路の一方のガイドレールをフイルム通路側に
突出させたりすることによって得られるため、特別な追
加部品等を必要とせずにフイルムの蛇行が防止される。
【図1】本発明を実施したカメラのパトローネとフイル
ム通路との位置関係を示す正面図である。
ム通路との位置関係を示す正面図である。
【図2】カメラの裏蓋を取った状態を示す正面図であ
る。
る。
【図3】同カメラの要部を示す断面図である。
【図4】フイルム圧板とフイルム通路を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の実施例の要部を示す正面図であ
る。
る。
【図6】同実施例の突出部を拡大して示す正面図であ
る。
る。
【図7】他の実施例の突出部を拡大して示す正面図であ
る。
る。
【図8】従来のカメラでのフイルムと磁気ヘッドとの関
係を示す概略平面図である。
係を示す概略平面図である。
3 フイルム 5 圧板 7a,7b,40 外レール 8,41 フイルム通路 10 パトローネ 13 突条 22 磁気ヘッド 42,43 突出部
Claims (4)
- 【請求項1】 パトローネから引き出されたフイルムが
給送されるフイルム通路の両側に設けられ、露光位置に
おけるフイルムの幅方向の位置を規制する2つのフイル
ムガイド部材と、前記パトローネ装填位置を、前記フイ
ルムガイド部材に対してフイルムの幅方向に一定量シフ
トさせるパトローネの位置決め手段とからなることを特
徴とするフイルム蛇行防止機構付きカメラ。 - 【請求項2】 前記パトローネの位置決め手段は、パト
ローネ収納室にパトローネのスプールの軸方向で突出さ
せた突出部であることを特徴とする請求項1記載のフイ
ルム蛇行防止機構付きカメラ。 - 【請求項3】 パトローネから引き出されたフイルムが
給送されるフイルム通路の両側に設けられ、露光位置に
おけるフイルムの幅方向の位置を規制する2つのフイル
ムガイド部材と、フイルムを一方のフイルムガイド部材
に片寄せして磁気ヘッドに接触されるフイルムの幅方向
の位置を一定に維持するフイルム片寄せ手段とからな
り、フイルム片寄せ手段は、前記一方のフイルムガイド
部材をフイルム通路内に突出させて、この突出によるフ
イルムの弾性変形の反発力によりフイルムガイド部材に
フイルムを片寄せするように構成されたことを特徴とす
るフイルム蛇行防止機構付きカメラ。 - 【請求項4】 前記フイルム通路の途中に、フイルムに
設けられた磁気記録層に接触して磁気記録もしくは再生
を行う磁気ヘッドを設けたことを特徴とする請求項1も
しくは2もしくは3のいずれか記載のフイルム蛇行防止
機構付きカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21045692A JPH0659334A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | フイルム蛇行防止機構付きカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21045692A JPH0659334A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | フイルム蛇行防止機構付きカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659334A true JPH0659334A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16589641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21045692A Pending JPH0659334A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | フイルム蛇行防止機構付きカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659334A (ja) |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21045692A patent/JPH0659334A/ja active Pending
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