JPH065948Y2 - パワ−ステアリング装置 - Google Patents

パワ−ステアリング装置

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JPH065948Y2
JPH065948Y2 JP14847786U JP14847786U JPH065948Y2 JP H065948 Y2 JPH065948 Y2 JP H065948Y2 JP 14847786 U JP14847786 U JP 14847786U JP 14847786 U JP14847786 U JP 14847786U JP H065948 Y2 JPH065948 Y2 JP H065948Y2
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steering wheel
steering
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廣和 辻
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株式会社ナブコ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラントモジュール運搬車両等の多軸車両に
おいて使用されるパワーステアリング装置、特に、電気
−油圧によって車軸装置を駆動し、指令蛇角と実際蛇角
との偏差に応じてハンドル抵抗を制御するブレーキ装置
を有するパワーステアリング装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来装置として、実開昭56−46470号公
報、特開昭59−186770号公報に開示されたもの
があり、これらにもとづく従来例を第6図に示し以下に
説明する。
第6図において、1はハンドル、2はハンドル軸、3は
蛇角指令器、4はブレーキ装置、5は車軸装置、6は蛇
角検出器、7は油圧装置、8は処理装置である。
蛇角指令器3は、ハンドル軸2に設けられハンドル1の
回転量を電気量に変換し指令蛇角として出力するもの、
例えばポテンショメータである。
ブレーキ装置4は、ハンドル軸2に設けられハンドル操
舵抵抗としてブレーキ力を与えるもの、例えば、摩擦ブ
レーキや電磁ブレーキである。
車軸装置5は、図示しない車体に回転自在に設けられて
おり、車軸5aを有する。
蛇角検出器6は、車軸装置5に設けられ、その実際蛇角
を電気量で出力するもの、例えばロータリーエンコンダ
ーである。
油圧装置7は、図示しない油圧シリンダや油圧切換弁等
から成り、処理装置8からの指令にもとづいて車軸装置
5を駆動する。
処理装置8は、蛇角指令器3からの指令蛇角により各車
軸装置5の操舵角を走行パターンによって出力すると共
に、蛇角検出器6からの実際蛇角がフィードバックされ
て指令蛇角と実際蛇角との各偏差を求め各車軸装置5の
操舵角の過不足を制御し、また、前記各偏差の最大値を
求めてその大きさに応じてブレーキ装置4のブレーキ力
を制御するようになっており、マイクロコンピュータが
使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来装置は、指令蛇角と実際蛇角との偏差に応じて
ハンドル軸2に与えるブレーキ力を制御するようになっ
ているが、ハンドル1を重たくすることによって、ハン
ドル1の操作を控えるように運転手に注意を促す程度で
しかないために、状況によって時には無理にハンドル1
を必要以上に操作することが発生する。
したがって、指令蛇角と実際蛇角との偏差がある限度を
超えると、ハンドル1をロック状態とすることが要望さ
れている。
同時に、ハンドル1をロック状態としたために危険を回
避できなくても問題となるために、このハンドルロック
状態において、逆ハンドル操作を行なおうとすると直ち
に前記ロック状態を解除しなければならない。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、上記問題を解決する本考案の技術的手段は、上
記従来のパワーステアリング装置において、 前記ハンドルに連結固定した入力軸に逆ハンドル操作を
検知するスイッチを設け、 該入力軸に同心状に出力軸を連結しその連結部には回転
方向の遊びを設定し、 該出力軸の回転量を前記蛇角指令器が電気量に変換する
構成とし、 該出力軸に前記ブレーキ装置がブレーキ力を与える構成
とし、 前記処理装置は、前記偏差が設定値を超えたとき前記ブ
レーキ力を急激に過大として出力軸をロック状態とし、
該ロック状態において前記スイッチが逆ハンドル操作を
検知すると前記過大ブレーキ力を低下させてロック解除
とするように構成した ことである。
〔作用〕
この技術的手段によれば、実際蛇角が指令蛇角に一致し
ている状態において、ハンドルを例えば右回転させる
と、この指令蛇角にもとづいて車軸装置が駆動される
が、その実際蛇角と前記指令蛇角との間に偏差を生じ、
この偏差に応じて出力軸のブレーキ力が制御されてハン
ドルが重くなり、この偏差がさらに大きくなって設定値
を超えると、ブレーキ力が急激に過大となって出力軸が
ロック状態となり、これ以上ハンドルを右回転できな
い。
このロック状態において、ハンドルを左回転させようと
すると、つまり、逆ハンドル操作を行なおうとすると、
ハンドルに連結固定した入力軸とこの入力軸に同心状に
連結した出力軸との連結部には回転方向の遊びが存在す
るため、この遊びの分だけハンドルが左回転し、この逆
ハンドル操作がスイッチによって検知され、その検知に
もとづいて前記過大なブレーキ力が低下し、出力軸のロ
ックが解除され、ハンドルを左方向へさらに回転操作す
ることができる。
なお、上記ロック状態になった後、実際蛇角が上昇して
指令蛇角との偏差が設定値以下に低下すると、出力軸の
ブレーキ力は通常の値に低下し、ハンドル操作が可能と
なる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図〜第5図にもとづいて説
明する。なお、第1図は一実施例の全体概略構成図、第
2図は偏差に対するブレーキ力の特性図、第3図は同実
施例の作動説明用のフローチャート、第4図(a)は同
実施例の要部を示す部分断面図、第4図(b)は第4図
(a)のイーイ線断面図、第4図(c)は第4図(a)
のロ−ロ線断面図、第4図(d)は第4図(a)の平面
図、第5図は第2図とは異なる偏差とブレーキ力との特
性図である。また、従来例と同一部分については第6図
と同一符号を付してその説明を省略する。
第1図において、10はハンドル軸2に連結固定した入
力軸、20は入力軸10に設けた逆ハンドル操作検知用
のスイッチ、30は入力軸10に対し回転方向の遊びL
をもって連結する出力軸、40は出力軸30に設けた空
気ブレーキ装置、50は空気ブレーキ装置40に対し圧
力空気を給排する電気−空気圧変換器、80は各種の演
算を行なう処理装置(マイクロコンピュータ)であり、
前記出力軸30に蛇角指令器3を設けている。
入力軸10は、第4図(a)にも示すように、ハンドル
軸2へ連結固定するためのフランジ11、出力軸30へ
係合連結するための突起部12を有する。
スイッチ20は、主として第4図(a),(b)に示す
ように、入力軸10に取付けた検知板21と、取付板2
2に絶縁体23を介して固定したリミットスイッチ2
4,25と、を主な構成とする。検知板21は、押え板
26と共に入力軸10を外周から挾む形にボルト27、
ばね28で取付けており、リミットスイッチ24,25
を作動させてストッパ29に当接すると、入力軸10と
の間にスベリを生じるようにしている。第1図におい
て、24a,25aはリミットスイッチ24,25の接
点を示す。なお、検知板21とリミットスイッチ24,
25との間に遊びlが存在するが、この遊びlは上記遊
びLよりも小さい。
このスイッチ20は、第4図(b)において、入力軸1
0(ハンドル1)を例えば右回転させると、検知板21
が一方のリミットスイッチ24に当接してその接点24
aをオフからオンに切換え、このオン状態において、入
力軸10(ハンドル1)を逆に左回転させると、検知板
21がリミットスイッチ24から離れその接点24aが
オンからオフに切換わる。このオンからオフへの切換わ
りが逆ハンドル操作の検知である。
出力軸30は、主として第4図(a)に示す通り、本体
31にベアリング32を介して回動自在に支持され、中
空であってその内側にベアリング33を介して上記入力
軸10を回転自在に支持し、一端(図中で右端)の切欠
き部34に上記入力軸10の突起部12が遊嵌し、遊び
Lが存在する。
この出力軸30の他端〔第4図(a)で左端〕には、連
結具35を止めねじ35aによって固定し、この連結具
35の小径部に止めねじ35bによってウオーム36を
固定し、このウオーム36に歯合するウオームホイール
37を有する蛇角指令器3をブラケット38に固定して
いる。なお、第4図(d)において、38aは蛇角指令
器3をブラケット38に固定する止めねじ、39はブラ
ケット38の補強用の斜板である。
空気ブレーキ装置40は、主として第4図(c)に示す
通り、本体31に設置したブレーキシリンダ41と、そ
の押付力を伝達するリンク42と、上記出力軸30の外
周に固定したブレーキドラム43と、該ドラム43に当
接するブレーキシュー44と、を主な構成とする。
ブレーキシリンダ41は、シリンダ筒体41a内に一対
のピストン41bを摺動自在に収容し、その両側に中空
のフタ体41cを設けている。なお、41dはシリンダ
室、41eは圧力空気の給排口、41fはシールリング
である。
上記ピストン41bの突出端の溝部41gにリンク42
の一端〔第4図(c)で下端〕を挿入してピン42aで
回動自在に軸着し、このリンク42の中途部を支点ピン
42bで本体31に回動自在に軸着し、さらに、リンク
42の他端〔第4図(c)で上端〕に保持板45の後端
45aをピン42cで回動自在に軸着している。この保
持板45にはブレーキシュー44が固定されている。
ブレーキドラム43は、キー43aによって出力軸30
に固定されており、その軸方向両側の環状鍔部43bの
内側に上記ブレーキシュー44が位置する。なお、第4
図(a)において、43cは出力軸30の軸方向外周に
形成されたキー溝、43dは止めねじである。
なお第4図(b)〜(d)において、49は車体(図示
せず)への取付フランジである。
次に、主として第1図〜第3図にもとづいて作動を説明
する。なお、第2図において、Sは指令蛇角と実際蛇角
との偏差であり、指令蛇角>実際蛇角のとき+(プラ
ス)偏差、指令蛇角<実際蛇角のとき−(マイナス)偏
差とし、且つ、ハンドル1を右回転させると指令蛇角が
大きくなるものとし、さらに+S1および−S1を設定
値とする。また、第2図において、Bはブレーキ力を示
し、B1はブレーキ力Bの調整下限値、B2は同調整上
限値、B3はロック用の過大値である。
今、実際蛇角が指令蛇角に一致して、その偏差Sが0で
あると、ブレーキ力Bは調整下限値B1である。
この状態において、ハンドル1を右回転させると、入力
軸10および出力軸30が追従して右回転する。このと
き、まず、検知板21がリミットスイッチ24に当接し
てその接点24aがオンし、次に、突起部12の一端が
切欠き部34の一端に係合して出力軸30が右回転し、
その回転量が蛇角指令器3によって電気量に変換され指
令蛇角として処理装置80へ伝達される。
処理装置80においては、走行パターンに従って各車軸
装置5の必要な操舵角を決定し、油圧装置7に指令を送
り、この油圧装置7が車軸装置5を駆動し、その実際蛇
角が蛇角検出器6にて検知されてフィードバックされ
る。
この車軸装置5の作動は上記ハンドル操作に対して少し
遅れるため、実際蛇角が指令蛇角よりも小さくて偏差S
が生じている。
処理装置80においては各偏差Sを求めて、その不足分
を補うように油圧装置7に対して指令を伝えると共に、
各偏差Sの最大値または平均値を求め、これに応じて電
気−空気圧変換器50に指令を与える。
該変換器50は指令に応じた圧力の空気をブレーキシリ
ンダ41に供給し、そのシリンダ出力がリンク42を介
してブレーキシュー44をブレーキドラム43に押し付
けることとなり、出力軸30にブレーキ力が付与され
る。したがって、ハンドル1が重くなる。
このとき、処理装置80においては、偏差S(最大値ま
たは平均値)が設定値S1以下かどうかを判断してお
り、仮に、S≦S1であれば、ブレーキ力BはB1≦B
≦B2の範囲であり、ハンドル1をさらに右回転可能で
ある。なお、ハンドル1を一度右回転した後そのままに
しておくと、実際蛇角が大きくなって指令蛇角に一致
し、つまり、偏差Sが0となってブレーキ力Bが調整下
限値B1となる。
また、処理装置80において、S≦S1か否かの判断を
行なった結果、S>S1つまり偏差Sが設定値S1を超
えていると、直ちに、電気−空気圧変換器50に非常増
圧指令を与えてその出力空気圧を急激に上昇させ、ブレ
ーキ力Bを過大値B3とし、出力軸30をロック状態と
する。
このロック状態においては、突起部12の一端が切欠き
部34の一端に係合しているため、通常の力ではこれ以
上ハンドル1を右回転させることができない。
このロック状態が継続し、実際蛇角が上昇して偏差Sが
設定値S1以下となると、再びブレーキ力BはB1≦B
≦B2となって、ハンドル1の右回転が可能である。
また、上記ロック状態において、ハンドル1の右回転は
できないものの、突起部12の他端と切欠き部34の他
端との間には遊びLが存在するため、この遊びLの分だ
けハンドル1を逆転(左回転)させることができる。
したがって、上記ロック状態において、状況によって逆
ハンドル操作すると、検知板21がリミットスイッチ2
4から離れその接点24aがオフし、この逆ハンドル操
作検知にもとづいて、処理装置80は電気−空気圧変換
器50に減圧指令を与え、ブレーキシリンダ41内の空
気圧が低下してブレーキ力BがB≦B2となって、上記
ロックが解除される。このときのブレーキ力Bは、逆ハ
ンドル操作によって生じた偏差Sの大きさによって、B
1≦B≦B2の範囲である。
そして、偏差Sが−(マイナス)になると、上述と同様
にブレーキ力Bが制御され、その説明を省略する。
なお、以上の説明では、ハンドル1を右回転させた後の
左回転操作(逆ハンドル操作)の検知をリミットスイッ
チ24の接点24aがオンからオフになったことで行な
っているが、もう一方のリミットスイッチ25の接点2
5aがオフからオンになったことでも検知可能である。
第5図は、別の実施例における偏差Sに対するブレーキ
力を示しており、第2図と異なるところは、ハンドルロ
ック状態において、逆ハンドル操作が検知されると、そ
の偏差Sの極性が異なるまでは逆ハンドル操作量に拘わ
らず、ブレーキ力Bを直ちに調整下限値B1まで一気に
低下させる点である。そして、逆ハンドル操作量が大き
くなって、偏差Sの極性が例えば+(プラス)から−
(マイナス)に変わると、それ以後は偏差Sに応じてブ
レーキ力Bを制御する。
なお、上記実施例においては、ブレーキ装置40を空気
ブレーキとしたが、電磁ブレーキとしても良く、また、
スイッチ20をリミットスイッチ24,25としたが、
他の電気的スイッチであっても良い。
〔効果〕
以上の実施例に示される本考案によれば、指令蛇角と実
際蛇角との偏差に応じてハンドル抵抗(ブレーキ力)を
調整できるものにおいて、一方向にハンドルを回転させ
たときその偏差が設定値を超えると、ブレーキ力を急激
に過大としてハンドルをロック状態とするため、同一方
向へのそれ以上のハンドル操作を不可能とし、しかも、
このロック状態においてハンドルを逆方向へ回転(逆ハ
ンドル操作)させようとすると、入力軸と出力軸との連
結部の回転方向の遊びが存在するため、出力軸がロック
されていても、ハンドルは前記遊びの分だけ逆方向へ回
転し、この逆ハンドル操作をスイッチが検知することに
より、ブレーキ力が低下して出力軸のロックが解除され
るため、さらにハンドルを逆方向へ回転させることがで
き、車両運転上での安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体概略構成図、第2図は
同実施例における偏差に対するブレーキ力の特性図、第
3図は同実施例の作動説明用のフローチャート、第4図
(a)は同実施例の要部を示す部分断面図、第4図
(b)は第4図(a)のイ−イ線断面図、第4図(c)
は第4図(a)のロ−ロ線断面図、第4図(d)は第4
図(a)の平面図、第5図は第2図とは異なる偏差対ブ
レーキ力特性図、第6図は従来例の説明図である。 1……ハンドル、2……ハンドル軸 3……蛇角指令器、5……車軸装置 6……蛇角検出器、7……油圧装置 10……入力軸、20……スイッチ、30……出力軸 40……ブレーキ装置、80……処理装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルの回転量を電気量に変換し指令蛇
    角として出力する蛇角指令器と、ハンドルに操舵抵抗と
    してブレーキ力を与えるブレーキ装置と、車体に回転自
    在に設けられた車軸装置と、該車軸装置の実際蛇角を電
    気量で出力する蛇角検出器と、前記車軸装置を駆動する
    油圧装置と、前記指令蛇角にもとづいて油圧装置を制御
    すると共に前記指令蛇角と実際蛇角との偏差に応じて前
    記ブレーキ装置のブレーキ力を制御する処理装置と、を
    備えたパワーステアリング装置において、 前記ハンドルに連結固定した入力軸に逆ハンドル操作を
    検知するスイッチを設け、 該入力軸に同心状に出力軸を連結しその連結部には回転
    方向の遊びを設定し、 該出力軸の回転量を前記蛇角指令器が電気量に変換する
    構成とし、 該出力軸に前記ブレーキ装置がブレーキ力を与える構成
    とし、 前記処理装置は、前記偏差が設定値を超えたとき前記ブ
    レーキ力を急激に過大として出力軸をロック状態とし、
    該ロック状態において前記スイッチが逆ハンドル操作を
    検知すると前記過大ブレーキ力を低下させてロック解除
    とするように構成した ことを特徴とするパワーステアリング装置。
JP14847786U 1986-09-26 1986-09-26 パワ−ステアリング装置 Expired - Lifetime JPH065948Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6352667U JPS6352667U (ja) 1988-04-08
JPH065948Y2 true JPH065948Y2 (ja) 1994-02-16

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