JPH0659569B2 - 放電加工装置 - Google Patents
放電加工装置Info
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- JPH0659569B2 JPH0659569B2 JP1806687A JP1806687A JPH0659569B2 JP H0659569 B2 JPH0659569 B2 JP H0659569B2 JP 1806687 A JP1806687 A JP 1806687A JP 1806687 A JP1806687 A JP 1806687A JP H0659569 B2 JPH0659569 B2 JP H0659569B2
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- machining
- electrode
- time
- discharge
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、工具電極と被加工物とで形成される加工隙
間に休止時間を置きながらパルス状加工電圧を印加して
加工を行う際、加工状態の異常が検出された場合に電極
定時引上動作条件を変更することにより加工状態の異常
を回避する放電加工装置に関するものである。
間に休止時間を置きながらパルス状加工電圧を印加して
加工を行う際、加工状態の異常が検出された場合に電極
定時引上動作条件を変更することにより加工状態の異常
を回避する放電加工装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の放電加工装置を示す概略図であり、図に
おいて(1)は電極、(2)は被加工物、(3)はXク
ロステーブル、(4)はYクロステーブル、(5)は電
極(1)と被加工物(2)で形成される加工隙間にパル
ス状電流を供給する加工電源、(6)は電極(1)の上
下方向駆動を行うアクチュエータ、(7)はXクロステ
ーブルの駆動を行うアクチュエータ、(8)はYクロス
テーブルの駆動を行うアクチュエータ、(9a),(9b),(9
c)は上記アクチュエータ(6),(7),(8)に電流
を供給するサーボアンプ、(10)は加工隙間の電圧を検出
する極間電圧検出回路、(11)は電圧を印加してから放電
が発生するまでの経過時間(以下、無負荷時間Td)に
相当するパルス信号を発生する。Tdパルス発生器、(1
2)はTdパルスのパルス幅を計測するTd計測器、(13)
はTd計測器(12)の計測結果から各放電パルスを即放電
(D1)、正常放電(D2)、オープン(D3)の3種
に分類した出力信号を発生する放電波形分類器、(14),
(15),(16)は放電波形分類器(13)にて出力された信号を
3種のグループごとにカウントするカウンタ、(17)は即
放電(D1)のカウント数から加工状態が正常か異常か
を判別する加工状態判別器、(18)は(14),(15),(16)の
カウント数から電極送り制御を行う電極送り制御装置、
(19)は加工状態判別器(17)の結果から休止時間などの制
御を行う、電気条件制御装置である。
おいて(1)は電極、(2)は被加工物、(3)はXク
ロステーブル、(4)はYクロステーブル、(5)は電
極(1)と被加工物(2)で形成される加工隙間にパル
ス状電流を供給する加工電源、(6)は電極(1)の上
下方向駆動を行うアクチュエータ、(7)はXクロステ
ーブルの駆動を行うアクチュエータ、(8)はYクロス
テーブルの駆動を行うアクチュエータ、(9a),(9b),(9
c)は上記アクチュエータ(6),(7),(8)に電流
を供給するサーボアンプ、(10)は加工隙間の電圧を検出
する極間電圧検出回路、(11)は電圧を印加してから放電
が発生するまでの経過時間(以下、無負荷時間Td)に
相当するパルス信号を発生する。Tdパルス発生器、(1
2)はTdパルスのパルス幅を計測するTd計測器、(13)
はTd計測器(12)の計測結果から各放電パルスを即放電
(D1)、正常放電(D2)、オープン(D3)の3種
に分類した出力信号を発生する放電波形分類器、(14),
(15),(16)は放電波形分類器(13)にて出力された信号を
3種のグループごとにカウントするカウンタ、(17)は即
放電(D1)のカウント数から加工状態が正常か異常か
を判別する加工状態判別器、(18)は(14),(15),(16)の
カウント数から電極送り制御を行う電極送り制御装置、
(19)は加工状態判別器(17)の結果から休止時間などの制
御を行う、電気条件制御装置である。
次に動作について説明する。加工電源(5)は電極
(1)と被加工物(2)で形成される加工隙間にパルス
電圧を供給し、加工隙間に放電を発生させつつ、電極
(1)および被加工物(2)の相対位置を変化させて加
工を行うものである。電極(1)の上下動はアクチュエ
ータ(6)、被加工物(2)の移動はX,Yクロステー
ブル(3),(4)を駆動するアクチュエータ(7),
(8)によって行われる。加工中の加工隙間の電圧は極
間電圧検出回路(10)により検出され、Tdパルス発生器
(11)は電圧を印加してから放電が発生するまでの無負荷
時間Tdに相当するパルス信号を発生する。第4図は極
間波形とTdパルス信号を模式的に示したものである。
Td計測器(12)はTdパルス信号のパルス幅すなわち放
電波形個々の無負荷時間Tdを計測し、その結果から放
電波形分類器(13)は各放電パルス個々のを即放電(D
1)、正常放電(D2)、オープン(D3)の3種に分
類した出力信号を発生する。ここで、 ()D1:0<Td<T1…短絡が発生 したかあるいは加工隙間の絶縁耐力が回復 していない場合。
(1)と被加工物(2)で形成される加工隙間にパルス
電圧を供給し、加工隙間に放電を発生させつつ、電極
(1)および被加工物(2)の相対位置を変化させて加
工を行うものである。電極(1)の上下動はアクチュエ
ータ(6)、被加工物(2)の移動はX,Yクロステー
ブル(3),(4)を駆動するアクチュエータ(7),
(8)によって行われる。加工中の加工隙間の電圧は極
間電圧検出回路(10)により検出され、Tdパルス発生器
(11)は電圧を印加してから放電が発生するまでの無負荷
時間Tdに相当するパルス信号を発生する。第4図は極
間波形とTdパルス信号を模式的に示したものである。
Td計測器(12)はTdパルス信号のパルス幅すなわち放
電波形個々の無負荷時間Tdを計測し、その結果から放
電波形分類器(13)は各放電パルス個々のを即放電(D
1)、正常放電(D2)、オープン(D3)の3種に分
類した出力信号を発生する。ここで、 ()D1:0<Td<T1…短絡が発生 したかあるいは加工隙間の絶縁耐力が回復 していない場合。
()D2:T1<Td<T2…適当な時 間の無負荷電圧が存在し加工への寄与度が 最も大きい場合。
()D3:T2<Td<T3…無負荷電 圧印加時間が比較的長い場合。
である。
加工隙間における電圧波形としてはある程度より長くな
い時間を持った無負荷電圧が存在するような放電の発生
形体が望ましく、電極送り制御装置(18)はカウンタ(1
4),(15),(16)によりカウントされたD1,D2,D3
の頻度により電極サーボ送りを行う。
い時間を持った無負荷電圧が存在するような放電の発生
形体が望ましく、電極送り制御装置(18)はカウンタ(1
4),(15),(16)によりカウントされたD1,D2,D3
の頻度により電極サーボ送りを行う。
以上のような電極送り制御の他に、極間における加工ス
ラッジ濃度の上昇に伴って異常加工へ移行するのを防止
するため加工状態判別器(17)はD1の頻度により加工状
態が正常か異常かを判別し、制御装置(19)はその結果か
ら休止時間などの切り換え制御を行うことにより異常加
工の回避を行う。
ラッジ濃度の上昇に伴って異常加工へ移行するのを防止
するため加工状態判別器(17)はD1の頻度により加工状
態が正常か異常かを判別し、制御装置(19)はその結果か
ら休止時間などの切り換え制御を行うことにより異常加
工の回避を行う。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の放電加工装置は以上のように構成されているの
で、異常加工状態の判別は短絡・即放電の頻度のみで行
われ、安定加工から異常加工への変遷を適確に判別・予
測して加工条件を制御することができず、電極面積・加
工電気条件などがことなる場合については判別レベルを
変更することが必要であった。また、判別レベルを固定
とした場合、異常加工の回避が最適に行われない、すな
わち条件の変更が早過ぎたり遅過ぎたりすることによる
加工効率の低下、あるいは定常アーク放電による被加工
物の損傷が発生するなどの問題があった。
で、異常加工状態の判別は短絡・即放電の頻度のみで行
われ、安定加工から異常加工への変遷を適確に判別・予
測して加工条件を制御することができず、電極面積・加
工電気条件などがことなる場合については判別レベルを
変更することが必要であった。また、判別レベルを固定
とした場合、異常加工の回避が最適に行われない、すな
わち条件の変更が早過ぎたり遅過ぎたりすることによる
加工効率の低下、あるいは定常アーク放電による被加工
物の損傷が発生するなどの問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、安定加工から異常加工への変遷を適確に予測
・判別して加工条件を制御することにより、異常加工を
回避し、きわめて安定かつ効率の良い加工を行うことの
できる放電加工装置を得ることを目的とする。
たもので、安定加工から異常加工への変遷を適確に予測
・判別して加工条件を制御することにより、異常加工を
回避し、きわめて安定かつ効率の良い加工を行うことの
できる放電加工装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る放電加工装置は、加工間隙に印加するパ
ルス電圧の時間幅を第1区分時間T1、第2区分時間T
2、第3区分時間T3に分類する分類手段と、所定時間
もしくは所定パルス数中において第1区分時間T1で発
生する放電パルス数D1と第2区分時間T2で発生する
放電パルス数D2の比D1/D2を所定時間毎に計算す
る計算手段と、現在のD1/D2値と前回のD1/D2
値の比率または差分値と基準値とを比較し、その比率ま
たは差分値が基準値を超えた場合に加工状態を異常とし
て判断する加工状態判別手段と、この加工状態判別手段
より加工状態が異常である信号が出力されたとき電極定
時引上量または電極定時引上頻度を増大させるように制
御する制御手段とを備える構成としたものである。
ルス電圧の時間幅を第1区分時間T1、第2区分時間T
2、第3区分時間T3に分類する分類手段と、所定時間
もしくは所定パルス数中において第1区分時間T1で発
生する放電パルス数D1と第2区分時間T2で発生する
放電パルス数D2の比D1/D2を所定時間毎に計算す
る計算手段と、現在のD1/D2値と前回のD1/D2
値の比率または差分値と基準値とを比較し、その比率ま
たは差分値が基準値を超えた場合に加工状態を異常とし
て判断する加工状態判別手段と、この加工状態判別手段
より加工状態が異常である信号が出力されたとき電極定
時引上量または電極定時引上頻度を増大させるように制
御する制御手段とを備える構成としたものである。
[作用] この発明に係る放電加工装置は、分類手段により、加工
隙間に印加するパルス電圧の時間幅を第1区分時間T
1、第2区分時間T2、第3区分時間T3に分類し、計
算手段により、所定時間もしくは所定パルス数中におい
て第1区分時間T1で発生する放電パルス数D1と第2
区分時間T2で発生する放電パルス数D2の比D1/D
2を所定時間毎に計算する。また加工状態判別手段によ
り、現在のD1/D2値と前回のD1/D2値の比率ま
たは差分値と基準値とを比較し、その比率または差分値
が基準値を超えた場合に加工状態を異常として判断し、
更に制御手段により、加工状態判別手段より加工状態が
異常である信号が出力されたとき電極定時引上量または
電極定時引上頻度を増大させるように制御する。
隙間に印加するパルス電圧の時間幅を第1区分時間T
1、第2区分時間T2、第3区分時間T3に分類し、計
算手段により、所定時間もしくは所定パルス数中におい
て第1区分時間T1で発生する放電パルス数D1と第2
区分時間T2で発生する放電パルス数D2の比D1/D
2を所定時間毎に計算する。また加工状態判別手段によ
り、現在のD1/D2値と前回のD1/D2値の比率ま
たは差分値と基準値とを比較し、その比率または差分値
が基準値を超えた場合に加工状態を異常として判断し、
更に制御手段により、加工状態判別手段より加工状態が
異常である信号が出力されたとき電極定時引上量または
電極定時引上頻度を増大させるように制御する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図にもとずいて説明する。
第1図において(1)は電極、(2)は被加工物、(3)はXク
ロステーブル、(4)はYクロステーブル、(5)は電極(1)
と被加工物(2)で形成される加工隙間にパルス状電流を
供給する加工電源、(6)は電極(1)の上下方向駆動を行う
アクチュエータ、(7)はXクロステーブルの駆動を行う
アクチュエータ、(8)はYクロステーブルの駆動を行う
アクチュエータ、(9a),(9b),(9c)は上記アクチュエー
タ(6),(7),(8)に電流を供給するサーボアンプ、(10)
は加工隙間の電圧を検出する極間電圧検出回路、(11)は
電圧を印加してから放電が発生するまでの経過時間(以
下、無負荷時間Td)に相当するパルス信号を発生する
Tdパルス発生器、(12)はTdパルスのパルス幅を計測
するTd計測器、(13)はTd計測器(12)の計測結果から
各放電パルスを即放電(D1)、正常放電(D2)、オ
ープン(D3)の3種に分類した出力信号を発生する、
分類手段である放電波形分類器、(14),(15),(16)は放
電波形分類器(13)にて出力された信号を3種のグループ
ごとにカウントするカウンタ、(18)は(14),(15),(16)
のカウント数から電極送り制御を行う電極送り制御装
置、(20)は(14),(15),(16)のカウント数からD1/D
2(即放電パルス数/正常放電パルス数)を計算する、
第1の計算手段である第1の計算器、(21)は該D1/D
2の計算値を一旦記憶するメモリ、(22)は第1の計算器
(20)により計算されたD1/D2の最新値とメモリ(21)
に記憶された前回のD1/D2との比率を計算する、第
2の計算手段である第2の計算器、(27)は第2の計算器
(22)で計算されたD1/D2の比率から加工状態が正常
か異常かを判別する、加工状態判別手段である加工状態
判別器、(28)は該加工状態判別器(27)の結果から電極定
時引き上げ動作を切り換える、制御手段である制御装置
である。
ロステーブル、(4)はYクロステーブル、(5)は電極(1)
と被加工物(2)で形成される加工隙間にパルス状電流を
供給する加工電源、(6)は電極(1)の上下方向駆動を行う
アクチュエータ、(7)はXクロステーブルの駆動を行う
アクチュエータ、(8)はYクロステーブルの駆動を行う
アクチュエータ、(9a),(9b),(9c)は上記アクチュエー
タ(6),(7),(8)に電流を供給するサーボアンプ、(10)
は加工隙間の電圧を検出する極間電圧検出回路、(11)は
電圧を印加してから放電が発生するまでの経過時間(以
下、無負荷時間Td)に相当するパルス信号を発生する
Tdパルス発生器、(12)はTdパルスのパルス幅を計測
するTd計測器、(13)はTd計測器(12)の計測結果から
各放電パルスを即放電(D1)、正常放電(D2)、オ
ープン(D3)の3種に分類した出力信号を発生する、
分類手段である放電波形分類器、(14),(15),(16)は放
電波形分類器(13)にて出力された信号を3種のグループ
ごとにカウントするカウンタ、(18)は(14),(15),(16)
のカウント数から電極送り制御を行う電極送り制御装
置、(20)は(14),(15),(16)のカウント数からD1/D
2(即放電パルス数/正常放電パルス数)を計算する、
第1の計算手段である第1の計算器、(21)は該D1/D
2の計算値を一旦記憶するメモリ、(22)は第1の計算器
(20)により計算されたD1/D2の最新値とメモリ(21)
に記憶された前回のD1/D2との比率を計算する、第
2の計算手段である第2の計算器、(27)は第2の計算器
(22)で計算されたD1/D2の比率から加工状態が正常
か異常かを判別する、加工状態判別手段である加工状態
判別器、(28)は該加工状態判別器(27)の結果から電極定
時引き上げ動作を切り換える、制御手段である制御装置
である。
次にこの発明の実施例の動作を説明する。
第1図において、従来例同様、Td計測器(12)はTdパ
ルス信号のパルス幅すなわち放電波形個々の無負荷時間
Tdを計測し、その結果から放電波形分類器(13)は各放
電パルス個々を即放電(D1)、正常放電(D2)、オ
ープン(D3)の3種に分類した出力信号を発生し、電
極送り制御装置(18)はカウンタ(14),(15),(16)により
カウントされたD1,D2,D3の頻度により電極サー
ボ送りを行うものである。
ルス信号のパルス幅すなわち放電波形個々の無負荷時間
Tdを計測し、その結果から放電波形分類器(13)は各放
電パルス個々を即放電(D1)、正常放電(D2)、オ
ープン(D3)の3種に分類した出力信号を発生し、電
極送り制御装置(18)はカウンタ(14),(15),(16)により
カウントされたD1,D2,D3の頻度により電極サー
ボ送りを行うものである。
一方、第1の計算器(20)は(14),(15),(16)のカウント
数D1,D2,D3からD1/D2(即放電パルス数/
正常放電パルス数)を計算する。第2の計算器(22)は該
D1/D2とメモリ(21)に一旦記憶された前回のD1/
D2との比率(以下単にD1/D2の比率εと称す)を
計算する。メモリ(21)のデータは上記の計算が終了した
のち新たなデータに更新され、次に計算に用いられる。
数D1,D2,D3からD1/D2(即放電パルス数/
正常放電パルス数)を計算する。第2の計算器(22)は該
D1/D2とメモリ(21)に一旦記憶された前回のD1/
D2との比率(以下単にD1/D2の比率εと称す)を
計算する。メモリ(21)のデータは上記の計算が終了した
のち新たなデータに更新され、次に計算に用いられる。
すなわち、第2の計算器(22)により、 D1/D2の比率ε= (D1/D2)n/(D1/D2)n−1 がもとめられる。
第5図は、加工深さに対するD1/D2の比率εの変化
を電極送り条件が異なるものについて示したものである
が、加工深さが深くなるに従い両者ともD1/D2の比
率εが急激に上昇していることがわかる。これは、加工
深さが深くなるにつれて極間でのスラッジ排出能力が低
下するためにスラッジ濃度が上昇し、その結果として加
工が不安定となるためである。εの変化は非常に大きい
ため、電極送り条件などが異なる場合についても判別レ
ベルは同一に設定できる。また、εはD1/D2の微分
値に相当するためより早く加工状態の変化を判別でき
る。
を電極送り条件が異なるものについて示したものである
が、加工深さが深くなるに従い両者ともD1/D2の比
率εが急激に上昇していることがわかる。これは、加工
深さが深くなるにつれて極間でのスラッジ排出能力が低
下するためにスラッジ濃度が上昇し、その結果として加
工が不安定となるためである。εの変化は非常に大きい
ため、電極送り条件などが異なる場合についても判別レ
ベルは同一に設定できる。また、εはD1/D2の微分
値に相当するためより早く加工状態の変化を判別でき
る。
加工異常判別器(27)はεが所定のレベルを越えたかどう
かにより加工が異常か正常かを判別し、異常の場合は電
極定時引上動作条件を制御する制御装置(28)に信号を発
し、電極定時引上動作の自動切り換えを行う。即ち、加
工状態が異常である場合には、周知の電極定時引上動作
制御、具体的には電極定時引上量、電極定時引上頻度等
を増大してスラッジ排出能力を向上させ、異常加工を回
頻させる。
かにより加工が異常か正常かを判別し、異常の場合は電
極定時引上動作条件を制御する制御装置(28)に信号を発
し、電極定時引上動作の自動切り換えを行う。即ち、加
工状態が異常である場合には、周知の電極定時引上動作
制御、具体的には電極定時引上量、電極定時引上頻度等
を増大してスラッジ排出能力を向上させ、異常加工を回
頻させる。
電極定時引上動作は電極送り制御とは独立して定期的に
電極(1)を上下動させることにより極間のスラッジを排
出するものであり、とくに無噴流加工を行う場合には不
可欠である。
電極(1)を上下動させることにより極間のスラッジを排
出するものであり、とくに無噴流加工を行う場合には不
可欠である。
第7図に本制御のフローを示す。
第8図は本制御を行った一加工例におけるD1/D2の
比率εとJUMPパラメータの変化を示したものであ
り、加工の進行に伴って順次JUMPパラメータの変更
が行われていることがわかる。
比率εとJUMPパラメータの変化を示したものであ
り、加工の進行に伴って順次JUMPパラメータの変更
が行われていることがわかる。
第6図は電極定時引上動作条件(JUMPパラメータ)
固定の場合と、この発明の自動制御を行った場合におい
て、加工時間と加工深さの関係を示したものである。J
UMPパラメータ固定の場合はJUMP量が小さいもの
ほど単位時間あたりのJUMP時間が小さくなるため加
工速度は早いが、異常加工(加工不能)となる加工深さ
が浅くなる。一方、この発明の自動制御を行ったものに
ついては異常加工に陥ることがなく、加工速度も約20
%増加している。
固定の場合と、この発明の自動制御を行った場合におい
て、加工時間と加工深さの関係を示したものである。J
UMPパラメータ固定の場合はJUMP量が小さいもの
ほど単位時間あたりのJUMP時間が小さくなるため加
工速度は早いが、異常加工(加工不能)となる加工深さ
が浅くなる。一方、この発明の自動制御を行ったものに
ついては異常加工に陥ることがなく、加工速度も約20
%増加している。
なお、上記実施例においては電極送り制御をD1,D
2,D3の頻度により行う例を示したが、第2図に示す
ように極間平均電圧検出器(23)、A−D変換器(24)など
を設けた構成として平均電圧制御による電極送り制御と
しても良い。また、D1/D2の比率ではなくD1/D
2の差分を利用して制御を行っても同様の効果を得るこ
とができる。さらにD3の頻度が少ない場合にはD3を
D2に加えた2つの区分時間で処理を行ってもよい。
2,D3の頻度により行う例を示したが、第2図に示す
ように極間平均電圧検出器(23)、A−D変換器(24)など
を設けた構成として平均電圧制御による電極送り制御と
しても良い。また、D1/D2の比率ではなくD1/D
2の差分を利用して制御を行っても同様の効果を得るこ
とができる。さらにD3の頻度が少ない場合にはD3を
D2に加えた2つの区分時間で処理を行ってもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、現在のD1/D2値と
前回のD1/D2値との比率または差分値により異常加
工を予測・判別し電極定時引上動作を自動的に切り換え
るように構成したため、異常加工が完全に回避でき、ひ
いてはきわめて安定かつ効率の良い加工を行い得る放電
加工装置が得られる効果を奏する。
前回のD1/D2値との比率または差分値により異常加
工を予測・判別し電極定時引上動作を自動的に切り換え
るように構成したため、異常加工が完全に回避でき、ひ
いてはきわめて安定かつ効率の良い加工を行い得る放電
加工装置が得られる効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例における放電加工装置の構
成を示す構成図、第2図はこの発明の他の実施例におけ
る放電加工装置の構成を示す構成図、第3図は従来の放
電加工装置の構成を示す構成図、第4図は極間波形とT
dパルス信号の模式図、第5図は加工深さにD1/D2
の比率εの変化を示した図、第6図は電極定時引上動作
条件(JUMPパラメータ)固定の場合と自動制御を行
った場合における加工時間と加工深さの関係を示した
図、第7図はこの発明の一実施例における制御フロー、
第8図はこの発明の一実施例における制御を行った一加
工例のD1/D2の比率εとJUMPパラメータの変化
を示した図である。 図において(1)は電極、(2)は被加工物、(3)はXクロス
テーブル、(4)はYクロステーブル、(5)は加工電源、
(6),(7),(8)はアクチュエータ、(9a),(9b),(9c)は
サーボアンプ、(10)は極間電圧検出回路、(11)はTdパ
ルス発生器、(12)はTdパルスのパルス幅を計測するT
d計測器、(13)は放電波形分類器、(14),(15),(16)は
カウンタ、(18)は電極送り制御装置、(20)は第1の計算
器、(21)はメモリ、(22)は第2の計算器、(23)は極間平
均電圧検出器、(24)はA−D変換器、(27)は加工状態判
別器、(28)は制御装置である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
成を示す構成図、第2図はこの発明の他の実施例におけ
る放電加工装置の構成を示す構成図、第3図は従来の放
電加工装置の構成を示す構成図、第4図は極間波形とT
dパルス信号の模式図、第5図は加工深さにD1/D2
の比率εの変化を示した図、第6図は電極定時引上動作
条件(JUMPパラメータ)固定の場合と自動制御を行
った場合における加工時間と加工深さの関係を示した
図、第7図はこの発明の一実施例における制御フロー、
第8図はこの発明の一実施例における制御を行った一加
工例のD1/D2の比率εとJUMPパラメータの変化
を示した図である。 図において(1)は電極、(2)は被加工物、(3)はXクロス
テーブル、(4)はYクロステーブル、(5)は加工電源、
(6),(7),(8)はアクチュエータ、(9a),(9b),(9c)は
サーボアンプ、(10)は極間電圧検出回路、(11)はTdパ
ルス発生器、(12)はTdパルスのパルス幅を計測するT
d計測器、(13)は放電波形分類器、(14),(15),(16)は
カウンタ、(18)は電極送り制御装置、(20)は第1の計算
器、(21)はメモリ、(22)は第2の計算器、(23)は極間平
均電圧検出器、(24)はA−D変換器、(27)は加工状態判
別器、(28)は制御装置である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】電極と被加工物を対向させた加工間隙に制
御されたパルス電圧を印加して該加工間隙に放電を発生
させ、繰り返し加工電波を供給することにより加工を行
う放電加工装置において、上記パルス時間幅を第1区分
時間T1、第2区分時間T2、第3区分時間T3に分類
する分類手段と、所定時間もしくは所定パルス数中にお
いて第1区分時間T1で発生する放電パルス数D1と第
2区分時間T2で発生する放電パルス数D2の比D1/
D2を所定時間毎に計算する計算手段と、現在のD1/
D2値と前回のD1/D2値の比率または差分値と基準
値とを比較し、その比率または差分値が基準値を超えた
場合に加工状態を異常として判断する加工状態判別手段
と、この加工状態判別手段より加工状態が異常である信
号が出力されたとき電極定時引上量または電極定時引上
頻度を増大させるように制御する制御手段とを備えてな
る放電加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1806687A JPH0659569B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1806687A JPH0659569B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 放電加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185522A JPS63185522A (ja) | 1988-08-01 |
| JPH0659569B2 true JPH0659569B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=11961302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1806687A Expired - Lifetime JPH0659569B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659569B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0785979B2 (ja) * | 1989-09-11 | 1995-09-20 | タカタ株式会社 | シートベルトリトラクタ |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP1806687A patent/JPH0659569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185522A (ja) | 1988-08-01 |
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