JPH0659677A - 楽音信号処理方法 - Google Patents
楽音信号処理方法Info
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- JPH0659677A JPH0659677A JP4211664A JP21166492A JPH0659677A JP H0659677 A JPH0659677 A JP H0659677A JP 4211664 A JP4211664 A JP 4211664A JP 21166492 A JP21166492 A JP 21166492A JP H0659677 A JPH0659677 A JP H0659677A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な処理で音色を損ねることなくループ化
波形のつなぎ目をスムーズなものとする。 【構成】 図2は本実施例に楽音信号処理方法で入力さ
れる楽音波形をループ化する処理過程を示している。ま
ずサンプリングデータとしての所定周期(例えば1周
期)分の楽音波形を記憶装置から読み出し、ほぼ1周期
分の楽音波形を取り出す(P12)。次にサンプリング
データとしてのほぼ1周期分の楽音波形を整数N周期分
繰り返すと最初のサンプリングポイントと、ほぼ同一の
位相を示す最後のサンプリングポイントが得られる整数
Nを求める(P13)。次に楽音波形を整数N倍オーバ
サンプリングする(P14)。次にこの楽音波形をオー
バサンプリングした整数N回数だけ繰り返す(P1
5)。整数N回繰り返した楽音波形を、その整数の逆数
でダウンサンプリングする(P16)。
波形のつなぎ目をスムーズなものとする。 【構成】 図2は本実施例に楽音信号処理方法で入力さ
れる楽音波形をループ化する処理過程を示している。ま
ずサンプリングデータとしての所定周期(例えば1周
期)分の楽音波形を記憶装置から読み出し、ほぼ1周期
分の楽音波形を取り出す(P12)。次にサンプリング
データとしてのほぼ1周期分の楽音波形を整数N周期分
繰り返すと最初のサンプリングポイントと、ほぼ同一の
位相を示す最後のサンプリングポイントが得られる整数
Nを求める(P13)。次に楽音波形を整数N倍オーバ
サンプリングする(P14)。次にこの楽音波形をオー
バサンプリングした整数N回数だけ繰り返す(P1
5)。整数N回繰り返した楽音波形を、その整数の逆数
でダウンサンプリングする(P16)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽音波形のループ化を
行う楽音信号方法に関する。
行う楽音信号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルサンプリングされた楽
音波形をループ化する場合、図5(a)に示すように、
ディスプレイに表示される楽音波形のほぼ1周期分Lを
切り出し、切り出してきた楽音波形Lの両端近くでスム
ーズにつながることが予想されるポイントを探し出し、
探し出してきたポイント同士をつなぎ合わせる方法が取
られていた(図5(b))。しかしループ化される楽音
波形のつなぎ目がずれてしまうような場合は、つなぎ合
わせるポイントを微妙にずらす等の方法てつなぎ合わせ
直すことでスムーズなループ波形を得ようとしていた。
このようにして得られた楽音のループ波形は、高周波成
分となるつなぎ目が目立たないように、楽音発生時にロ
ーパスフィルタを通して外部へ出力される処理がなされ
ていた。
音波形をループ化する場合、図5(a)に示すように、
ディスプレイに表示される楽音波形のほぼ1周期分Lを
切り出し、切り出してきた楽音波形Lの両端近くでスム
ーズにつながることが予想されるポイントを探し出し、
探し出してきたポイント同士をつなぎ合わせる方法が取
られていた(図5(b))。しかしループ化される楽音
波形のつなぎ目がずれてしまうような場合は、つなぎ合
わせるポイントを微妙にずらす等の方法てつなぎ合わせ
直すことでスムーズなループ波形を得ようとしていた。
このようにして得られた楽音のループ波形は、高周波成
分となるつなぎ目が目立たないように、楽音発生時にロ
ーパスフィルタを通して外部へ出力される処理がなされ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の方法によると、取り出す1周期波形はつなぎ目のポイ
ントをずらすことで得た波形であるため音色が変わって
しまうという問題があった。そのため例えば得られた楽
音波形を基音として他の倍音を重ね合わせるような場
合、倍音構成が異なってしまうため所望の楽音波形が得
られないという問題があった。メモリ容量等の制約によ
り楽音データとしてサンプリングレートを高くできない
場合、サンプリングポイントがちょうど楽音波形の1周
期分を指すことは非常に希である。例えば、図5(c)
に示すような場合では、サンプリングから楽音波形のほ
ぼ1周期分を取り出すことは非常に難しくなる。そのた
めサンプリングポイントをずらしたり、ローパスフィル
タに通して高周波成分となるつなぎ目を除去する等の煩
雑な後処理を必要としていた。
の方法によると、取り出す1周期波形はつなぎ目のポイ
ントをずらすことで得た波形であるため音色が変わって
しまうという問題があった。そのため例えば得られた楽
音波形を基音として他の倍音を重ね合わせるような場
合、倍音構成が異なってしまうため所望の楽音波形が得
られないという問題があった。メモリ容量等の制約によ
り楽音データとしてサンプリングレートを高くできない
場合、サンプリングポイントがちょうど楽音波形の1周
期分を指すことは非常に希である。例えば、図5(c)
に示すような場合では、サンプリングから楽音波形のほ
ぼ1周期分を取り出すことは非常に難しくなる。そのた
めサンプリングポイントをずらしたり、ローパスフィル
タに通して高周波成分となるつなぎ目を除去する等の煩
雑な後処理を必要としていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するものとし、
簡単な処理で音色を損ねることなくループ化波形のつな
ぎ目をスムーズなものとすることを目的としている。
簡単な処理で音色を損ねることなくループ化波形のつな
ぎ目をスムーズなものとすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり図4に例示する通り、入
力される楽音波形の一部分を取り出しループ化データと
する楽音波形処理方法において、入力されるサンプリン
グデータとしての所定周期分の楽音波形を整数N周期分
繰り返すと、最初のサンプリングポイントとほぼ同一の
位相を示す最後のサンプリングポイントが得られる整数
Nを求め、上記所定周期分の楽音波形を上記整数N倍オ
ーバサンプリングし、該整数N倍オーバサンプリングし
た所定周期分の楽音波形を上記整数N回繰り返し、該整
数N回繰り返した楽音波形を上記整数Nの逆数でダウン
サンプリングし、該整数Nの逆数でダウンサンプリング
した楽音波形をループ化データとすることを特徴とする
楽音信号処理方法を要旨とする。
するためになされたものであり図4に例示する通り、入
力される楽音波形の一部分を取り出しループ化データと
する楽音波形処理方法において、入力されるサンプリン
グデータとしての所定周期分の楽音波形を整数N周期分
繰り返すと、最初のサンプリングポイントとほぼ同一の
位相を示す最後のサンプリングポイントが得られる整数
Nを求め、上記所定周期分の楽音波形を上記整数N倍オ
ーバサンプリングし、該整数N倍オーバサンプリングし
た所定周期分の楽音波形を上記整数N回繰り返し、該整
数N回繰り返した楽音波形を上記整数Nの逆数でダウン
サンプリングし、該整数Nの逆数でダウンサンプリング
した楽音波形をループ化データとすることを特徴とする
楽音信号処理方法を要旨とする。
【0006】
【作用】本発明の楽音処理方法では、入力される楽音波
形をループ化する際、まずサンプリングデータとしての
所定周期(例えば1周期)分の楽音波形を、整数N倍オ
ーバサンプリングする。その際、所定周期(例えば1周
期)分の楽音波形をN回繰り返すと、最初のサンプリン
グポイントとほぼ同一の位相を示す最後のサンプリング
ポイントが得られるような整数Nを求める。このように
して求めた整数Nは、N倍オーバサンプリングによりサ
ンプリングポイントがほぼ楽音波形の所定周期分を指す
ように定めればよい。次に、整数N倍オーバサンプリン
グした楽音波形をオーバサンプリングした整数N回数だ
け繰り返す。サンプリングポイントがほぼ所定周期分を
指しているので、整数N回繰り返した楽音波形を、その
整数Nの逆数でダウンサンプリングするとちょうどこの
サンプリングポイントが、所定周期を整数N倍した分を
指していることになる。サンプリングポイントがほぼ所
定周期の整数N倍したポイントとなっているので、この
所定周期を整数N倍した楽音波形をループ化データとす
ればつなぎ目をスムーズなものとすることができる。例
えば1周期分の楽音波形の場合ならば、オーバサンプリ
ングおよびダウンサンプリングしたN周期分のスムーズ
なループ化データとしての楽音波形を得ることができ
る。
形をループ化する際、まずサンプリングデータとしての
所定周期(例えば1周期)分の楽音波形を、整数N倍オ
ーバサンプリングする。その際、所定周期(例えば1周
期)分の楽音波形をN回繰り返すと、最初のサンプリン
グポイントとほぼ同一の位相を示す最後のサンプリング
ポイントが得られるような整数Nを求める。このように
して求めた整数Nは、N倍オーバサンプリングによりサ
ンプリングポイントがほぼ楽音波形の所定周期分を指す
ように定めればよい。次に、整数N倍オーバサンプリン
グした楽音波形をオーバサンプリングした整数N回数だ
け繰り返す。サンプリングポイントがほぼ所定周期分を
指しているので、整数N回繰り返した楽音波形を、その
整数Nの逆数でダウンサンプリングするとちょうどこの
サンプリングポイントが、所定周期を整数N倍した分を
指していることになる。サンプリングポイントがほぼ所
定周期の整数N倍したポイントとなっているので、この
所定周期を整数N倍した楽音波形をループ化データとす
ればつなぎ目をスムーズなものとすることができる。例
えば1周期分の楽音波形の場合ならば、オーバサンプリ
ングおよびダウンサンプリングしたN周期分のスムーズ
なループ化データとしての楽音波形を得ることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は、本実施例の楽音信号処理を実行する
ための装置構成を示すブロック図である。本実施例の楽
音信号処理は、計算機1、入力装置3等を用いて実行さ
れる。
説明する。図1は、本実施例の楽音信号処理を実行する
ための装置構成を示すブロック図である。本実施例の楽
音信号処理は、計算機1、入力装置3等を用いて実行さ
れる。
【0008】計算機1は、CPU5、RAM(ランダム
アクセスメモリ)7、ROM(リードオンリメモリ)
9、表示部11、操作部13等から構成される周知の汎
用計算機であり、内部に楽音波形等のデータを送るデー
タバスを備えている。CPU5は、楽音波形に対し、オ
ーバーサンプリング、アンダーサンプリング等の処理を
施すための中央処理装置である。RAM7は、処理され
る楽音波形等のデータを一時的に格納するためのリード
オンリメモリである。ROM9は、計算機1の処理プロ
グラム等が格納されるリードオンリメモリである。表示
部11は、処理される楽音波形等の各種情報を表示する
ディスプレイ装置である。操作部13は、楽音波形に対
し各種処理を施すための入力を行う装置であり、キーボ
ード、マウス等から構成される。
アクセスメモリ)7、ROM(リードオンリメモリ)
9、表示部11、操作部13等から構成される周知の汎
用計算機であり、内部に楽音波形等のデータを送るデー
タバスを備えている。CPU5は、楽音波形に対し、オ
ーバーサンプリング、アンダーサンプリング等の処理を
施すための中央処理装置である。RAM7は、処理され
る楽音波形等のデータを一時的に格納するためのリード
オンリメモリである。ROM9は、計算機1の処理プロ
グラム等が格納されるリードオンリメモリである。表示
部11は、処理される楽音波形等の各種情報を表示する
ディスプレイ装置である。操作部13は、楽音波形に対
し各種処理を施すための入力を行う装置であり、キーボ
ード、マウス等から構成される。
【0009】入力装置3は、ピアノ14等の楽器から楽
音信号を取り入れ、ディジタルデータとして計算機1に
入力する装置であり、マイク15、アンプ16、A/D
変換器17等から構成されている。マイク15は、ピア
ノ等の音源から出力される楽音を入力し、その楽音を電
気信号としてアンプ16に送るマイクロフォンである。
アンプ16は、マイク15から送られてくるアナログ信
号としての楽音信号を電気的に増幅する増幅器である。
A/D変換器17は、アンプ16から送られてくるアナ
ログ信号としての楽音信号をディジタル信号に変換する
アナログ/ディジタル変換器である。
音信号を取り入れ、ディジタルデータとして計算機1に
入力する装置であり、マイク15、アンプ16、A/D
変換器17等から構成されている。マイク15は、ピア
ノ等の音源から出力される楽音を入力し、その楽音を電
気信号としてアンプ16に送るマイクロフォンである。
アンプ16は、マイク15から送られてくるアナログ信
号としての楽音信号を電気的に増幅する増幅器である。
A/D変換器17は、アンプ16から送られてくるアナ
ログ信号としての楽音信号をディジタル信号に変換する
アナログ/ディジタル変換器である。
【0010】尚、RAM7に格納された処理後の楽音波
形は、データバスを介してメモリライタ21等により電
子楽器のメモリ23に書き込まれる。図2は、本実施例
の楽音信号処理方法により、入力される楽音波形として
のPCM(パルスコードモジュレーション)波形から1
周期分を取り出し、ループ化するループ化処理の工程を
示している。
形は、データバスを介してメモリライタ21等により電
子楽器のメモリ23に書き込まれる。図2は、本実施例
の楽音信号処理方法により、入力される楽音波形として
のPCM(パルスコードモジュレーション)波形から1
周期分を取り出し、ループ化するループ化処理の工程を
示している。
【0011】入力される楽音波形は、ピアノ14等の楽
器からサンプリングされた楽音波形でありRAM7に格
納されている。電子楽器の記憶装置に楽音データとして
格納する際は、メモリ容量を考慮して所定周期分の楽音
波形が格納され、発音時にループ化する方法がとられ
る。以下、図2に示す工程に従い、図3に示す楽音波形
の処理について説明する。
器からサンプリングされた楽音波形でありRAM7に格
納されている。電子楽器の記憶装置に楽音データとして
格納する際は、メモリ容量を考慮して所定周期分の楽音
波形が格納され、発音時にループ化する方法がとられ
る。以下、図2に示す工程に従い、図3に示す楽音波形
の処理について説明する。
【0012】まず最初に、ピアノ14等の楽器から発生
される自然音としての楽音を入力装置3によりサンプリ
ングする(P11)。そのサンプリングしたデータは計
算機1のRAM7に一時的に格納される。次に、RAM
7に格納された楽音波形からほぼ1周期分を取り出す
(P12)。この取り出した楽音波形のほぼ1周期は、
表示部11に表示される。図3(a)に取り出したほぼ
1周期分の楽音波形が示されている。図に示される通り
サンプリングレートが低いためこのままでは1周期分を
取り出してループ化してもスムーズなループ波形とする
ことはできない。
される自然音としての楽音を入力装置3によりサンプリ
ングする(P11)。そのサンプリングしたデータは計
算機1のRAM7に一時的に格納される。次に、RAM
7に格納された楽音波形からほぼ1周期分を取り出す
(P12)。この取り出した楽音波形のほぼ1周期は、
表示部11に表示される。図3(a)に取り出したほぼ
1周期分の楽音波形が示されている。図に示される通り
サンプリングレートが低いためこのままでは1周期分を
取り出してループ化してもスムーズなループ波形とする
ことはできない。
【0013】そこで取り出したほぼ1周期分の楽音波形
をN周期繰り返すと、最初のサンプリングポイントとほ
ぼ同一の位相を示す最後のサンプリングポイントが得ら
れるような整数Nを求める(P13)。本実施例では、
図3(b)に示すように、1周期に2.25ポイントの
サンプリングポイントが含まれている。そのためこの1
周期の楽音波形を4回繰り返すことで最初のサンプリン
グポイントとほぼ同一の位相を示す最後のサンプリング
ポイントが得られる。
をN周期繰り返すと、最初のサンプリングポイントとほ
ぼ同一の位相を示す最後のサンプリングポイントが得ら
れるような整数Nを求める(P13)。本実施例では、
図3(b)に示すように、1周期に2.25ポイントの
サンプリングポイントが含まれている。そのためこの1
周期の楽音波形を4回繰り返すことで最初のサンプリン
グポイントとほぼ同一の位相を示す最後のサンプリング
ポイントが得られる。
【0014】このようにして得られた整数Nで、取り出
した楽音波形をN倍オーバサンプリングする(P1
4)。実施例では、取り出したほぼ1周期分の楽音波形
を4倍オーバーサンプリングしている。図に示すように
オーバサンプリングした最初のサンプリングポイントと
最後のサンプリングポイントとはほぼ同位相で、その間
の波長はほぼ1周期となっている。
した楽音波形をN倍オーバサンプリングする(P1
4)。実施例では、取り出したほぼ1周期分の楽音波形
を4倍オーバーサンプリングしている。図に示すように
オーバサンプリングした最初のサンプリングポイントと
最後のサンプリングポイントとはほぼ同位相で、その間
の波長はほぼ1周期となっている。
【0015】次に、P14でN倍オーバーサンプリング
した楽音波形を、N回繰り返す(P15)。実施例では
4倍オーバーサンプリングしているので、この処理で
は、P13で得られた楽音波形を4回繰り返すことにな
る。この4回繰り返した波形が、図3(c)に示されて
いる。
した楽音波形を、N回繰り返す(P15)。実施例では
4倍オーバーサンプリングしているので、この処理で
は、P13で得られた楽音波形を4回繰り返すことにな
る。この4回繰り返した波形が、図3(c)に示されて
いる。
【0016】次に、P15でN回繰り返した楽音波形を
1/N倍ダウンサンプリングする(P16)。実施例で
は1/4倍ダウンサンプリングすることになり、図3
(d)にその楽音波形が示されている。ここでサンプリ
ングポイントSとサンプリングポイントEとにより、サ
ンプリングした楽音波形のほぼ4周期分が取り出せたこ
とになる。
1/N倍ダウンサンプリングする(P16)。実施例で
は1/4倍ダウンサンプリングすることになり、図3
(d)にその楽音波形が示されている。ここでサンプリ
ングポイントSとサンプリングポイントEとにより、サ
ンプリングした楽音波形のほぼ4周期分が取り出せたこ
とになる。
【0017】次に、この4周期分の楽音波形をループ化
データとして、RAM7に格納する(P17)。得られ
た4周期分の楽音波形は波形の始点Sおよび終点Eの位
相が両方ともゼロでほぼ一致している。以上のようにし
て得られたループ化波形データとしての4周期分の楽音
波形は、メモリライタ21等を用いて電子楽器のメモリ
23に書き込まれる(P18)。
データとして、RAM7に格納する(P17)。得られ
た4周期分の楽音波形は波形の始点Sおよび終点Eの位
相が両方ともゼロでほぼ一致している。以上のようにし
て得られたループ化波形データとしての4周期分の楽音
波形は、メモリライタ21等を用いて電子楽器のメモリ
23に書き込まれる(P18)。
【0018】以上説明したように本実施例の楽音信号処
理方法により、簡単な処理で音色を損ねることなく4周
期分のループ化データを取り出すことが可能となった。
取り出す4周期分の波形はサンプリングポイントがほぼ
同位相のポイントを指しており、この楽音波形をループ
化してもつなぎ目でずれが生ずることがなく、スムーズ
な楽音波形とすることが可能である。
理方法により、簡単な処理で音色を損ねることなく4周
期分のループ化データを取り出すことが可能となった。
取り出す4周期分の波形はサンプリングポイントがほぼ
同位相のポイントを指しており、この楽音波形をループ
化してもつなぎ目でずれが生ずることがなく、スムーズ
な楽音波形とすることが可能である。
【0019】さらに電子楽器等で、サンプリングレート
を高く取れないような場合でも、サンプリングレートを
高くすることなくスムーズなループ化された楽音波形を
得ることができる。特に楽音のループ波形では、ピアノ
等のサンプリング音は自然音であるため、時間に対して
位相が微妙に変化しており、単に数周期繰り返しただけ
ではスムーズなループ波形を得ることはできない。しか
し本実施例の方法によれば1周期分の波形を取り出し4
倍オーバーサンプリングすることで、最初と最後のサン
プリングポイントの位相がほぼ同じとなるサンプリング
データを用いるので、容易に4周期分のスムーズなルー
プ波形データを得ることができる。
を高く取れないような場合でも、サンプリングレートを
高くすることなくスムーズなループ化された楽音波形を
得ることができる。特に楽音のループ波形では、ピアノ
等のサンプリング音は自然音であるため、時間に対して
位相が微妙に変化しており、単に数周期繰り返しただけ
ではスムーズなループ波形を得ることはできない。しか
し本実施例の方法によれば1周期分の波形を取り出し4
倍オーバーサンプリングすることで、最初と最後のサン
プリングポイントの位相がほぼ同じとなるサンプリング
データを用いるので、容易に4周期分のスムーズなルー
プ波形データを得ることができる。
【0020】尚実施例では、処理前の楽音波形として1
周期分の楽音波形を取り出したが、これは2周期かそれ
以上の整数周期の楽音波形であってもよい。また本実施
例ではNとして4を用いたが、これは要求される楽音の
質、または電子楽器のメモリ容量などにより、もっと大
きな整数を用いてより精度を高くした楽音波形を得るよ
うにすることも可能である。
周期分の楽音波形を取り出したが、これは2周期かそれ
以上の整数周期の楽音波形であってもよい。また本実施
例ではNとして4を用いたが、これは要求される楽音の
質、または電子楽器のメモリ容量などにより、もっと大
きな整数を用いてより精度を高くした楽音波形を得るよ
うにすることも可能である。
【0021】例えば、440Hz(A4)の楽音を、1
024ポイントのデータで取りたいような場合、単純に
考えて一秒間のサンプリングレートとして、440×1
024ポイントとるようにすれば良い。しかしこれで
は、サンプリングデータが膨大なものとなるため、サン
プリングレートを下げる必要がある。440と1024
との最小公倍数でサンプリングすることも考えられる
が、これでもサンプリングデータが膨大なものとなって
しまう。このように、サンプリングレートをあまり高く
とれないが、音質の良い楽音波形(スムーズな楽音波
形)が必要とされる状況は頻繁に起きており、本実施例
の方法が有効となる。
024ポイントのデータで取りたいような場合、単純に
考えて一秒間のサンプリングレートとして、440×1
024ポイントとるようにすれば良い。しかしこれで
は、サンプリングデータが膨大なものとなるため、サン
プリングレートを下げる必要がある。440と1024
との最小公倍数でサンプリングすることも考えられる
が、これでもサンプリングデータが膨大なものとなって
しまう。このように、サンプリングレートをあまり高く
とれないが、音質の良い楽音波形(スムーズな楽音波
形)が必要とされる状況は頻繁に起きており、本実施例
の方法が有効となる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の楽音信号処
理方法により、簡単な処理で音色を損ねることなくルー
プ化波形のつなぎ目をスムーズなものとすることが可能
となった。
理方法により、簡単な処理で音色を損ねることなくルー
プ化波形のつなぎ目をスムーズなものとすることが可能
となった。
【図1】 本実施例の楽音波形処理を実行するための
装置構成を示すブロック図である。
装置構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の楽音波形の処理過程を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 実施例にて処理される楽音波形を示す説明
図である。
図である。
【図4】 本発明の構成例示図である。
【図5】 従来技術の処理過程としての楽音波形を示
す説明図である。
す説明図である。
1・・・計算機、5・・・CPU、7・・・RAM、1
1・・・表示部、13・・・操作部、P13・・・整数
倍(N倍)オーバサンプリングする処理、P15・・・
その楽音波形をN回繰り返す処理、P17・・・その楽
音波形を1/N倍ダウンサンプリングする処理
1・・・表示部、13・・・操作部、P13・・・整数
倍(N倍)オーバサンプリングする処理、P15・・・
その楽音波形をN回繰り返す処理、P17・・・その楽
音波形を1/N倍ダウンサンプリングする処理
Claims (1)
- 【請求項1】 入力される楽音波形の一部分を取り出し
ループ化データとする楽音波形処理方法において、 入力されるサンプリングデータとしての所定周期分の楽
音波形を整数N周期分繰り返すと、最初のサンプリング
ポイントとほぼ同一の位相を示す最後のサンプリングポ
イントが得られる整数Nを求め、 上記所定周期分の楽音波形を上記整数N倍オーバサンプ
リングし、 該整数N倍オーバサンプリングした所定周期分の楽音波
形を上記整数N回繰り返し、 該整数N回繰り返した楽音波形を上記整数Nの逆数でダ
ウンサンプリングし、 該整数Nの逆数でダウンサンプリングした楽音波形をル
ープ化データとすることを特徴とする楽音信号処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4211664A JP2728602B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 楽音信号処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4211664A JP2728602B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 楽音信号処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659677A true JPH0659677A (ja) | 1994-03-04 |
| JP2728602B2 JP2728602B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=16609555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4211664A Expired - Lifetime JP2728602B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 楽音信号処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728602B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100697527B1 (ko) * | 2005-05-16 | 2007-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 웨이브 테이블 구성 장치 및 웨이브 테이블 음원 샘플의새로운 루프 구간을 검색하는 방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0190093U (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-14 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP4211664A patent/JP2728602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0190093U (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-14 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100697527B1 (ko) * | 2005-05-16 | 2007-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 웨이브 테이블 구성 장치 및 웨이브 테이블 음원 샘플의새로운 루프 구간을 검색하는 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2728602B2 (ja) | 1998-03-18 |
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