JPH0660580B2 - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料制御装置Info
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- JPH0660580B2 JPH0660580B2 JP20559985A JP20559985A JPH0660580B2 JP H0660580 B2 JPH0660580 B2 JP H0660580B2 JP 20559985 A JP20559985 A JP 20559985A JP 20559985 A JP20559985 A JP 20559985A JP H0660580 B2 JPH0660580 B2 JP H0660580B2
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- Japan
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- region
- engine
- fuel
- boundary line
- load side
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの燃料制御装置、特に自動車用エンジ
ンにおいて該エンジンの運転領域に応じて燃料供給量を
制御する装置に関する。
ンにおいて該エンジンの運転領域に応じて燃料供給量を
制御する装置に関する。
(従来技術) 自動車用のエンジンにおいては、例えば特公昭59−1
1736号公報に示されているように、運転領域を複数
の領域に区画して、各領域毎に最適の燃料制御を行うよ
うにする場合があるが、このような運転領域に応じた燃
料制御の一例として次のような制御を行うことがある。
つかり、第4図に示すように、エンジン回転数とスロッ
トル開度とをパラメータとするエンジンの全運転領域に
おける低負荷(低スロットル開度)低回転のアイドル領
域Aを除く領域を第1,第2境界線X,Yによって高負
荷領域Bと、低負荷領域Cと、更に低負荷側のエンジン
が減速運転状態となる領域Dとに画成する。そして、高
負荷領域Bにおいては、所要の出力性能を確保しながら
良好な排気性能や燃費性能が得られるように、空燃比を
最適値に維持するフィードバック制御を行い、また低負
荷領域Cにおいては、低負荷時に不安定となり易い燃焼
状態を安定化させるために高負荷領域Bにおける燃料供
給量よりも多い一定量の燃料を常時供給するオープン制
御を行い、更に減速運転領域Dにおいては、排気性能や
燃費性能を改善するために、不必要な燃料の供給を停止
する燃料カット制御を行うのである。
1736号公報に示されているように、運転領域を複数
の領域に区画して、各領域毎に最適の燃料制御を行うよ
うにする場合があるが、このような運転領域に応じた燃
料制御の一例として次のような制御を行うことがある。
つかり、第4図に示すように、エンジン回転数とスロッ
トル開度とをパラメータとするエンジンの全運転領域に
おける低負荷(低スロットル開度)低回転のアイドル領
域Aを除く領域を第1,第2境界線X,Yによって高負
荷領域Bと、低負荷領域Cと、更に低負荷側のエンジン
が減速運転状態となる領域Dとに画成する。そして、高
負荷領域Bにおいては、所要の出力性能を確保しながら
良好な排気性能や燃費性能が得られるように、空燃比を
最適値に維持するフィードバック制御を行い、また低負
荷領域Cにおいては、低負荷時に不安定となり易い燃焼
状態を安定化させるために高負荷領域Bにおける燃料供
給量よりも多い一定量の燃料を常時供給するオープン制
御を行い、更に減速運転領域Dにおいては、排気性能や
燃費性能を改善するために、不必要な燃料の供給を停止
する燃料カット制御を行うのである。
ところで、このような燃料制御においては、上記各領域
B,C,Dを区画する第1,第2境界線X,Yは、エン
ジンのノーロードライン、即ち無負荷運転時におけるス
ロットル開度とエンジン回転数との関係を示すラインZ
を基準として設定される。つまり、フィードバック制御
領域(高負荷領域)Bとオープン制御領域(低負荷領
域)Cとの間の第1境界線XはノーロードラインZの近
傍高負荷側に、オープン制御領域Cと燃料カット領域
(減速運転領域)Dとの間の第2境界線Yはノーロード
ラインZの低負荷側に夫々設定されるのである。
B,C,Dを区画する第1,第2境界線X,Yは、エン
ジンのノーロードライン、即ち無負荷運転時におけるス
ロットル開度とエンジン回転数との関係を示すラインZ
を基準として設定される。つまり、フィードバック制御
領域(高負荷領域)Bとオープン制御領域(低負荷領
域)Cとの間の第1境界線XはノーロードラインZの近
傍高負荷側に、オープン制御領域Cと燃料カット領域
(減速運転領域)Dとの間の第2境界線Yはノーロード
ラインZの低負荷側に夫々設定されるのである。
しかし、このような境界線ないし領域の設定方法による
と次のような不具合が生じる。つまり、アイドル領域A
において、トランスミッションがニュートラルの状態で
アクセルペダルを踏込む所謂レーシング操作を行った時
に、エンジン回転数がスロットル開度に応じて上記ノー
ロードラインZ上を上昇してアイドル領域Aからオープ
ン制御領域Cに移行することになるが、この状態でエン
ジンに外部負荷として作用するエアコン用コンプレッサ
ーやパワーステアリング用オイルポンプ等が作動する
と、エンジンの運転領域が上記ノーロードラインZ上か
ら矢印(イ)方向に移動してフィードバック制御領域B
に突入することになる。また、エンジンに上記のような
外部負荷が作用している状態でレーシング操作を行った
場合にも、オープン制御領域Cからフィードバック制御
領域Bに突入することがある。そして、このような領域
の移行があった時に、燃料の制御方式がオープン制御か
らフィードバック制御に急激に変化し、またこれに伴っ
て燃料供給量が急激に減少するため、エンジン回転数が
一時的に落込む等、運転状態が著しく不安定となるので
ある。
と次のような不具合が生じる。つまり、アイドル領域A
において、トランスミッションがニュートラルの状態で
アクセルペダルを踏込む所謂レーシング操作を行った時
に、エンジン回転数がスロットル開度に応じて上記ノー
ロードラインZ上を上昇してアイドル領域Aからオープ
ン制御領域Cに移行することになるが、この状態でエン
ジンに外部負荷として作用するエアコン用コンプレッサ
ーやパワーステアリング用オイルポンプ等が作動する
と、エンジンの運転領域が上記ノーロードラインZ上か
ら矢印(イ)方向に移動してフィードバック制御領域B
に突入することになる。また、エンジンに上記のような
外部負荷が作用している状態でレーシング操作を行った
場合にも、オープン制御領域Cからフィードバック制御
領域Bに突入することがある。そして、このような領域
の移行があった時に、燃料の制御方式がオープン制御か
らフィードバック制御に急激に変化し、またこれに伴っ
て燃料供給量が急激に減少するため、エンジン回転数が
一時的に落込む等、運転状態が著しく不安定となるので
ある。
(発明の目的) 本発明は、エンジンの運転領域をノーロードラインの近
傍高負荷側に設定した境界線によって画成して、該ライ
ンの低負荷側では高負荷側の時に対して燃料供給量を増
量する制御を行う場合における上記のような不具合に対
処するもので、レーシング操作時或はアクセルペダルへ
の足乗せ操作時等に、エンジンにエアコン用コンプレッ
サー等の外部負荷が作用した場合、また外部負荷が作用
している状態で上記レーシング操作等を行った場合に、
上記境界線を越えて運転領域が移行しても、燃料供給量
が急激に減少しないようにする。これにより、上記のよ
うな運転領域の移行に伴うエンジン回転数の落ち込み等
を防止して、エンジンの運転状態を安定した状態に維持
することを目的とする。
傍高負荷側に設定した境界線によって画成して、該ライ
ンの低負荷側では高負荷側の時に対して燃料供給量を増
量する制御を行う場合における上記のような不具合に対
処するもので、レーシング操作時或はアクセルペダルへ
の足乗せ操作時等に、エンジンにエアコン用コンプレッ
サー等の外部負荷が作用した場合、また外部負荷が作用
している状態で上記レーシング操作等を行った場合に、
上記境界線を越えて運転領域が移行しても、燃料供給量
が急激に減少しないようにする。これにより、上記のよ
うな運転領域の移行に伴うエンジン回転数の落ち込み等
を防止して、エンジンの運転状態を安定した状態に維持
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明に係るエンジンの燃料制御装置は上記目的達成の
ため次のように構成したことを特徴とする。
ため次のように構成したことを特徴とする。
即ち、第1図に示すようにエンジン回転数信号S1とス
ロットル開度信号S2とを入力してエンジンの運転状態
が予め区画設定されたいずれの領域にあるかを判定する
領域判定手段1と、該判定手段1によって判定された領
域に応じて燃料供給装置2からの燃料供給量の制御を行
う燃料供給制御手段3とが備えられ、且つ上記領域判定
手段1にはノーロードラインの近傍高負荷側に位置する
境界線によって画成された領域が設定されて、この判定
手段1によって判定された領域が上記境界線の低負荷側
の時は、上記燃料制御手段3が境界線の高負荷側の時に
対して燃料供給量を増量制御するようにされた構成にお
いて、エンジンの動力伝達系に備えられたトランスミッ
ションのニュートラル状態を検出するニュートラル検出
手段4と、該検出手段4がトランスミッションのニュー
トラル状態を検出した時に、上記燃料供給制御手段3に
よる燃料制御を補正する補正手段5とを設ける。この補
正手段5は、トランスミッションがニュートラル状態に
ある時には、領域判定手段1によって判定された運転領
域が上記境界線の高負荷側の領域であっても、燃料供給
制御手段3に対して境界線の低負荷側の領域に応じた燃
料制御を行わせるように作動する。従って、トランスミ
ッションがニュートラルの状態でレーシング操作等を行
った場合において、この操作中にエンジンに外部負荷が
作用した場合、或は外部負荷が作用している状態でレー
シング操作等を行った場合に、エンジンの運転領域が上
記境界線の低負荷側から高負荷側に移行しても、燃料制
御は低負荷側の領域における供給量の増量制御が継続し
て行われることになる。
ロットル開度信号S2とを入力してエンジンの運転状態
が予め区画設定されたいずれの領域にあるかを判定する
領域判定手段1と、該判定手段1によって判定された領
域に応じて燃料供給装置2からの燃料供給量の制御を行
う燃料供給制御手段3とが備えられ、且つ上記領域判定
手段1にはノーロードラインの近傍高負荷側に位置する
境界線によって画成された領域が設定されて、この判定
手段1によって判定された領域が上記境界線の低負荷側
の時は、上記燃料制御手段3が境界線の高負荷側の時に
対して燃料供給量を増量制御するようにされた構成にお
いて、エンジンの動力伝達系に備えられたトランスミッ
ションのニュートラル状態を検出するニュートラル検出
手段4と、該検出手段4がトランスミッションのニュー
トラル状態を検出した時に、上記燃料供給制御手段3に
よる燃料制御を補正する補正手段5とを設ける。この補
正手段5は、トランスミッションがニュートラル状態に
ある時には、領域判定手段1によって判定された運転領
域が上記境界線の高負荷側の領域であっても、燃料供給
制御手段3に対して境界線の低負荷側の領域に応じた燃
料制御を行わせるように作動する。従って、トランスミ
ッションがニュートラルの状態でレーシング操作等を行
った場合において、この操作中にエンジンに外部負荷が
作用した場合、或は外部負荷が作用している状態でレー
シング操作等を行った場合に、エンジンの運転領域が上
記境界線の低負荷側から高負荷側に移行しても、燃料制
御は低負荷側の領域における供給量の増量制御が継続し
て行われることになる。
(発明の効果) このように本発明によれば、ノーロードラインの近傍高
負荷側に設定した境界線によりエンジンの運転領域を画
成し、該境界線の低負荷側の領域では高負荷側の領域の
時に対して燃料供給料を増量する制御を行うようにした
エンジンにおいて、レーシング操作時等にエアコン用コ
ンプレッサー等の外部負荷が作用し、或は外部負荷が作
用している状態でレーシング操作等を行った場合に、運
転領域が上記境界線の低負荷側から高負荷側に移行して
も、燃料制御は低負荷側の領域における供給量の増量制
御が継続して行われることになる。これにより、上記の
ような領域の移行時に燃料供給量が急激に減少すること
によるエンジン回転数の落ち込み等が防止され、このよ
うな場合のエンジンの運転状態が安定化されることにな
る。
負荷側に設定した境界線によりエンジンの運転領域を画
成し、該境界線の低負荷側の領域では高負荷側の領域の
時に対して燃料供給料を増量する制御を行うようにした
エンジンにおいて、レーシング操作時等にエアコン用コ
ンプレッサー等の外部負荷が作用し、或は外部負荷が作
用している状態でレーシング操作等を行った場合に、運
転領域が上記境界線の低負荷側から高負荷側に移行して
も、燃料制御は低負荷側の領域における供給量の増量制
御が継続して行われることになる。これにより、上記の
ような領域の移行時に燃料供給量が急激に減少すること
によるエンジン回転数の落ち込み等が防止され、このよ
うな場合のエンジンの運転状態が安定化されることにな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第2図に示すように、エンジン10には夫々吸、排気弁
11,12を介して燃焼室13に通じる吸気通路14
と、排気通路15とが設けられている。吸気通路14に
は上流側からエアフローセンサ16、スロットバルブ1
7及び燃料噴射ノズル18が備えられていると共に、上
記スロットルバルブ17をバイパスするバイパス通路1
9が設けられ、且つ該バイパス通路19には該通19を
通って燃焼室13に供給されるバイパスエア量を制御す
るバイパス制御弁20が備えられている。また、上記排
気通路15には排気ガス中の残存酸素濃度等から燃焼室
13に供給された燃料とエアの比率、即ち空燃比を検出
する空燃比センサ21が備えられ、更に燃焼室13には
点火プラグ22が備えられている。
11,12を介して燃焼室13に通じる吸気通路14
と、排気通路15とが設けられている。吸気通路14に
は上流側からエアフローセンサ16、スロットバルブ1
7及び燃料噴射ノズル18が備えられていると共に、上
記スロットルバルブ17をバイパスするバイパス通路1
9が設けられ、且つ該バイパス通路19には該通19を
通って燃焼室13に供給されるバイパスエア量を制御す
るバイパス制御弁20が備えられている。また、上記排
気通路15には排気ガス中の残存酸素濃度等から燃焼室
13に供給された燃料とエアの比率、即ち空燃比を検出
する空燃比センサ21が備えられ、更に燃焼室13には
点火プラグ22が備えられている。
一方、このエンジン10には上記燃料噴射ノズル18か
らの燃料噴射量と上記バイパス制御弁20の開度(デュ
ーティ比)とを制御するコントローラ23が備えられて
いる。このコントローラ23には、上記エアフローセン
サ16からのエア流量信号a と、スロットバルブ17の
開度を検出するスロットル開度センサ24からのスロッ
トル開度信号b と、エンジン回転数を検出する回転数セ
ンサ25からのエンジン回転数信号c と、上記空燃比セ
ンサ21からの空燃比信号d と、エアコン用コンプレッ
サーやパワーステアリング用オイルポンプ等の外部負荷
の作動を検出する負荷センサ26からの負荷信号e と、
エンジン10から当該自動車の駆動車輪への動力伝達系
に備えられたトランスミッション(図示せず)のニュー
トラル状態を検出するニュートラルセンサ27からのニ
ュートラル信号f とが入力されるようになっている。
らの燃料噴射量と上記バイパス制御弁20の開度(デュ
ーティ比)とを制御するコントローラ23が備えられて
いる。このコントローラ23には、上記エアフローセン
サ16からのエア流量信号a と、スロットバルブ17の
開度を検出するスロットル開度センサ24からのスロッ
トル開度信号b と、エンジン回転数を検出する回転数セ
ンサ25からのエンジン回転数信号c と、上記空燃比セ
ンサ21からの空燃比信号d と、エアコン用コンプレッ
サーやパワーステアリング用オイルポンプ等の外部負荷
の作動を検出する負荷センサ26からの負荷信号e と、
エンジン10から当該自動車の駆動車輪への動力伝達系
に備えられたトランスミッション(図示せず)のニュー
トラル状態を検出するニュートラルセンサ27からのニ
ュートラル信号f とが入力されるようになっている。
そして、該コントローラ23は、上記スロットル開度信
号b とエンジン回転数信号c とに基づいてエンジン10
の運転領域を判定すると共に、該領域が第4図に示すア
イドル領域Aにある時は、バイパス制御弁20に制御信
号g を出力して該弁20の開度を制御することによりバ
イパス通路19を通過するバイパスエア量を調整し、こ
れによりアイドル回転数を所定の目標アイドル回転数に
収束させるように動作する。この場合において、外部負
荷が作動している時は、コントローラ23は負荷センサ
26からの信号e を受けて目標アイドル回転数を高目に
補正し、この補正された目標アイドル回転数となるよう
に上記バイパス制御弁20の開度ないしバイパスエア量
を制御する。
号b とエンジン回転数信号c とに基づいてエンジン10
の運転領域を判定すると共に、該領域が第4図に示すア
イドル領域Aにある時は、バイパス制御弁20に制御信
号g を出力して該弁20の開度を制御することによりバ
イパス通路19を通過するバイパスエア量を調整し、こ
れによりアイドル回転数を所定の目標アイドル回転数に
収束させるように動作する。この場合において、外部負
荷が作動している時は、コントローラ23は負荷センサ
26からの信号e を受けて目標アイドル回転数を高目に
補正し、この補正された目標アイドル回転数となるよう
に上記バイパス制御弁20の開度ないしバイパスエア量
を制御する。
また、コントローラ23は、上記エア流量信号a とエン
ジン回転数信号c とに基づいて燃料噴射ノズル18から
噴射させる燃料の基本噴射量を設定すると共に、上記ス
ロットル開度信号b とエンジン回転数信号c とから判定
されるエンジン10の運転領域に応じて上記基本噴射量
を補正し、この補正した噴射量となるように燃料噴射ノ
ズル18に制御信号h を出力する。つまり、エンジン1
0の運転領域が第4図に示す第1境界線Xの高負荷側の
フィードバック制御領域Bにある時は、空燃比センサ2
1からの信号d を入力して、該信号d が示す空燃比が所
定空燃比よりリーン(希薄)な時は燃料噴射量を増量
し、また所定空燃比よりリッチ(過濃)な時は燃料噴射
量を減量するように燃料噴射ノズル18に制御信号h を
出力し、このようにして空燃比を上記所定空燃比に収束
させるように制御する。また、運転領域が第4図の第
1,第2境界線X,Y間のオープン制御領域Cにある時
は、燃料噴射量を上記フィードバック制御領域Bにおい
て噴射される量よりも多量の一定量に設定し、この量の
噴射量を維持するように燃料噴射ノズル18に制御信号
h を出力する。更に、運転領域が第4図の第2境界線Y
より低負荷側の燃料カット領域Dにある時は燃料噴射ノ
ズル18からの燃料の噴射を停止させるように制御信号
h を出力する。ここで、上記各領域B,C,Dを画成す
る第1,第2境界線X,Yは前述したようにエンジン1
0のノーロードラインZを基準として、その近傍の高負
荷側と低負荷側とに設定されている。そして、これらの
境界線X,Yによって画成された領域B,C,Dに応じ
て夫々上記のような燃料制御が行われることにより、各
領域において所要の出力性能や良好な燃焼状態を維持し
ながら排気性能や燃費性能が改善されることになる。
ジン回転数信号c とに基づいて燃料噴射ノズル18から
噴射させる燃料の基本噴射量を設定すると共に、上記ス
ロットル開度信号b とエンジン回転数信号c とから判定
されるエンジン10の運転領域に応じて上記基本噴射量
を補正し、この補正した噴射量となるように燃料噴射ノ
ズル18に制御信号h を出力する。つまり、エンジン1
0の運転領域が第4図に示す第1境界線Xの高負荷側の
フィードバック制御領域Bにある時は、空燃比センサ2
1からの信号d を入力して、該信号d が示す空燃比が所
定空燃比よりリーン(希薄)な時は燃料噴射量を増量
し、また所定空燃比よりリッチ(過濃)な時は燃料噴射
量を減量するように燃料噴射ノズル18に制御信号h を
出力し、このようにして空燃比を上記所定空燃比に収束
させるように制御する。また、運転領域が第4図の第
1,第2境界線X,Y間のオープン制御領域Cにある時
は、燃料噴射量を上記フィードバック制御領域Bにおい
て噴射される量よりも多量の一定量に設定し、この量の
噴射量を維持するように燃料噴射ノズル18に制御信号
h を出力する。更に、運転領域が第4図の第2境界線Y
より低負荷側の燃料カット領域Dにある時は燃料噴射ノ
ズル18からの燃料の噴射を停止させるように制御信号
h を出力する。ここで、上記各領域B,C,Dを画成す
る第1,第2境界線X,Yは前述したようにエンジン1
0のノーロードラインZを基準として、その近傍の高負
荷側と低負荷側とに設定されている。そして、これらの
境界線X,Yによって画成された領域B,C,Dに応じ
て夫々上記のような燃料制御が行われることにより、各
領域において所要の出力性能や良好な燃焼状態を維持し
ながら排気性能や燃費性能が改善されることになる。
然して、コントローラ23は以上のような運転領域に応
じた燃料制御に加えて次のような補正制御を行う。つま
り、ニュートラルセンサ27からのトランスミッション
がニュートラル状態にあることを示す信号f が入力され
ている場合において、エンジン10の運転領域がオープ
ン制御領域Cからフィードバック制御領域Bに移行した
時に、コントローラ23はオープン制御領域Cにおいて
行われる燃料噴射量を増量した一定量に維持する制御を
継続して行うようになっているのである。
じた燃料制御に加えて次のような補正制御を行う。つま
り、ニュートラルセンサ27からのトランスミッション
がニュートラル状態にあることを示す信号f が入力され
ている場合において、エンジン10の運転領域がオープ
ン制御領域Cからフィードバック制御領域Bに移行した
時に、コントローラ23はオープン制御領域Cにおいて
行われる燃料噴射量を増量した一定量に維持する制御を
継続して行うようになっているのである。
次に、コトローラ23の以上の動作を第3図のフローチ
ャートに従って説明する。
ャートに従って説明する。
先ず、コントローラ23は、フローチャートのステップ
P1でニュートラルセンサ27からの信号f に基づいて
トランスミッションがニュートラル状態にあるか否かを
判定し、走行時のようにニュートラル状態にない時はス
テップP2による通常の燃料制御を行う。即ち、第4図
に示す領域B,C,Dに応じてフィードバック制御、オ
ープン制御又は燃料カット制御を行う。一方、トランス
ミッションがニュートラル状態にある時は、次にステッ
プP3を実行し、運転領域が第4図の第1境界線Xをオ
ープン制御領域C側からフィードバック制御領域B側に
越えたか否かを判定する。つまり、トランスミッション
がニュートラルの状態でアクセルペダルを踏込んで所謂
レーシング操作を行った場合或はアクセルペダルの足乗
せ操作を行った場合、エンジン10にエアコン用コンプ
レッサー等の外部負荷が作用していなければ、エンジン
10の状態は第4図に示すノーロードラインZ上を推移
してオープン制御領域Cからフィードバック制御領域B
に移行することがないのであるが、レーシング操作等の
途中で外部負荷が作用した時、或は外部負荷が作用して
いる状態でレーシング操作等を行った場合においては、
運転状態が上記ノーロードラインZから矢印(イ)で示
すように高負荷側(低エンジン回転数側)に逸脱してフ
ィードバック制御領域Bに移行することになる。そこ
で、このように第1境界線Xを越えて運転領域がオープ
ン制御領域Cからフィードバック制御領域Bに移行した
場合には、コントローラ23は、ステップP4を実行
し、フィードバック制御領域Bに入ったにも拘らず、境
界線Xを越える前の制御、即ちオープン制御領域Cで行
っていた燃料噴射量を一定量に維持する制御を引き続き
行う。これにより、レーシング操作等の途中で運転領域
が移行することによる燃料制御方式の急変や燃料供給量
の急激な減少、或はこれに伴うエンジン回転数の落込み
等が防止され、このような領域移行時におけるエンジン
の運転状態が安定化されることになる。
P1でニュートラルセンサ27からの信号f に基づいて
トランスミッションがニュートラル状態にあるか否かを
判定し、走行時のようにニュートラル状態にない時はス
テップP2による通常の燃料制御を行う。即ち、第4図
に示す領域B,C,Dに応じてフィードバック制御、オ
ープン制御又は燃料カット制御を行う。一方、トランス
ミッションがニュートラル状態にある時は、次にステッ
プP3を実行し、運転領域が第4図の第1境界線Xをオ
ープン制御領域C側からフィードバック制御領域B側に
越えたか否かを判定する。つまり、トランスミッション
がニュートラルの状態でアクセルペダルを踏込んで所謂
レーシング操作を行った場合或はアクセルペダルの足乗
せ操作を行った場合、エンジン10にエアコン用コンプ
レッサー等の外部負荷が作用していなければ、エンジン
10の状態は第4図に示すノーロードラインZ上を推移
してオープン制御領域Cからフィードバック制御領域B
に移行することがないのであるが、レーシング操作等の
途中で外部負荷が作用した時、或は外部負荷が作用して
いる状態でレーシング操作等を行った場合においては、
運転状態が上記ノーロードラインZから矢印(イ)で示
すように高負荷側(低エンジン回転数側)に逸脱してフ
ィードバック制御領域Bに移行することになる。そこ
で、このように第1境界線Xを越えて運転領域がオープ
ン制御領域Cからフィードバック制御領域Bに移行した
場合には、コントローラ23は、ステップP4を実行
し、フィードバック制御領域Bに入ったにも拘らず、境
界線Xを越える前の制御、即ちオープン制御領域Cで行
っていた燃料噴射量を一定量に維持する制御を引き続き
行う。これにより、レーシング操作等の途中で運転領域
が移行することによる燃料制御方式の急変や燃料供給量
の急激な減少、或はこれに伴うエンジン回転数の落込み
等が防止され、このような領域移行時におけるエンジン
の運転状態が安定化されることになる。
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図、第2図は
本発明実施例の構成を示すシステム図、第3図は同実施
例の作用を示すフローチャート図、第4図は本発明の対
象となる運転領域の区分を示す領域図である。 10……エンジン、23……コントローラ(領域判定手
段、燃料供給制御手段、補正手段)、24……スロット
ル開度センサ、25……エンジン回転数センサ、27…
…ニュートラルセンサ(ニュートラル検出手段)。
本発明実施例の構成を示すシステム図、第3図は同実施
例の作用を示すフローチャート図、第4図は本発明の対
象となる運転領域の区分を示す領域図である。 10……エンジン、23……コントローラ(領域判定手
段、燃料供給制御手段、補正手段)、24……スロット
ル開度センサ、25……エンジン回転数センサ、27…
…ニュートラルセンサ(ニュートラル検出手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン回転数とスロットル開度とをパラ
メータとするエンジンの運転両域を無負荷運転ラインの
近傍高負荷側に設定した境界線によって画成すると共
に、エンジン回転数信号とスロットル開度信号を入力し
て現実のエンジン運転状態が上記境界線によって画成さ
れたいずれの領域にあるかを判定する領域判定手段と、
この判定手段によって判定された領域が上記境界線の低
負荷側の時は境界線の高負荷側の時に対して燃料供給量
を増量制御する燃料供給制御手段とを備えたエンジンの
燃料制御装置であって、エンジンの出力を駆動車輪に伝
達する動力伝達系に備えられたトランスミッションのニ
ュートラル状態を検出するニュートラル検出手段と、該
検出手段によりトランスミッションのニュートラル状態
が検出された時に、上記領域判定手段によって判定され
た運転領域が上記境界線の高負荷側の領域であっても燃
料供給制御手段に境界線の低負荷側の領域に応じた燃料
制御を行わせる補正手段とを設けたことを特徴とするエ
ンジンの燃料制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20559985A JPH0660580B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20559985A JPH0660580B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263149A JPS6263149A (ja) | 1987-03-19 |
| JPH0660580B2 true JPH0660580B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=16509540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20559985A Expired - Lifetime JPH0660580B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660580B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5353512B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2013-11-27 | いすゞ自動車株式会社 | ハイブリッド自動車 |
| JP5353511B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2013-11-27 | いすゞ自動車株式会社 | ハイブリッド自動車 |
| JP6774897B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2020-10-28 | 株式会社ケーヒン | 駆動力制御装置 |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP20559985A patent/JPH0660580B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6263149A (ja) | 1987-03-19 |
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